JP2566154Y2 - 電気掃除機の手元部 - Google Patents

電気掃除機の手元部

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JP2566154Y2
JP2566154Y2 JP7733291U JP7733291U JP2566154Y2 JP 2566154 Y2 JP2566154 Y2 JP 2566154Y2 JP 7733291 U JP7733291 U JP 7733291U JP 7733291 U JP7733291 U JP 7733291U JP 2566154 Y2 JP2566154 Y2 JP 2566154Y2
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JP
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case
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JP7733291U
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直行 尾原
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホースの吸い込み側に
設けた手元部に、表示部や操作スイッチを配し、かつこ
れらの制御回路基板を支持板で保持して内蔵させた電気
掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機の本体と床ノズル間に
接続されるホースの手元部に操作部を設けた電気掃除機
が主流となっている。
【0003】従来、この種の電気掃除機には特開平3−
29631号公報に示すように、通気路を通過する塵埃
の量をセンサーで検知してその量を手元部で表示させ、
ファンモータの入力を制御するものがあり、その構成
は、図6〜図7に示すようになっていた。すなわち図6
において手元部41は、吸い込み通路42と一体に形成
したケース下43と表示部および操作スイッチ部を設け
たケース上44とから構成され、収納部45には表示プ
リント基板46と制御プリント基板47が支持板48に
保持され、また、電源プリント基板49が直接ケース下
43に取りつけられている。そして、対抗して設けた発
光素子50、受光素子51の組合せからなる塵埃検知セ
ンサー52で、吸い込み通路42内を通過する塵埃の量
に応じて発光素子50から受光素子51に到達する光の
量が変化して受光素子51の出力が変化し、この出力を
制御プリント基板47の制御部に入力し、表示プリント
基板46の表示素子の制御やファンモータの回転制御を
するようになっていた。
【0004】また、図7に示すように、ケース上44と
ケース下43との合わせ部53には、外部からの静電気
からマイコン等の制御部品を保護するため、絶縁板54
を、各々のケースとプリント基板の間に挿入して組み立
てていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の電気
掃除機の手元部の構成では絶縁板54が必要でコストが
高くなるばかりでなく、挿入する作業が複雑で組み立て
性を著しく悪化させ、生産性の悪いものとなっていた。
さらに新しい機能を付加させようとすると、電子部品の
占めるスペースはいっそう大きくなって、ケースとプリ
ント基板とが近くなり、合わせ部53と静電気に弱い電
子部品との配置関係の改善や、合わせ部53でのケース
のインロー壁の構成では十分な沿面距離および空間距離
を確保できないものであった。
【0006】本考案は上記課題を解決するもので、安価
で小型で、かつ、外部からの静電気障害に強い電気掃除
機の手元部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の電気掃除機の手
元部は上記目的を達成するために、吸い込み通路と一体
に構成したケース下およびケース上と、このケース上お
よびケース下とで形成する収納部と、この収納部に上面
に表示プリント基板、下面に制御プリント基板を保持す
る支持板とを備え、前記支持板に前記ケース上とケース
下の合わせ部を遮蔽して、前記プリント基板の合わせ部
と相対する全域を覆う側壁を形成して構成する。
【0008】また、ケースの合わせ部には、相互に重な
り合うインロー壁部を設け、側壁はインロー壁部の内側
合わせ面を覆い、かつこの内側合わせ面に対して側壁端
面とインロー壁部の外側合わせ面が同一方向に位置する
よう構成する。
【0009】
【作用】本考案の電気掃除機の手元部は上記した構成に
より、側壁により合わせ部と相対するプリント基板の全
域が覆われているので、合わせ部を通過して外部から侵
入する静電気により電子部品が破壊するのを防止でき
る。そして、ケースに設けたインロー壁部と側壁を組み
合わせて構成することにより、少ないスペースで大きな
沿面距離を得ることができるので手元部を小型にするこ
とができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図5を参照
しながら説明する。
【0011】図において、1は図示しないファンモー
タ、吸塵室を内蔵した電気掃除機の本体で、この本体1
に接続部2を介して、先端に手元部3を設けたホース4
を接続し、手元部3には延長管5を介して床ノズル6が
取りつけてある。
【0012】そして、手元部3は吸い込み通路6と一体
に構成したケース下7とケース上8とで構成され、この
ケース上8とケース下7とで収納部9とハンドル部10
を形成している。また、先端側には尾錠11によって延
長管5を着脱自在に取りつける挿入部12を設けパッキ
ン13で気密し、後端側にはホース4を接着固定してあ
る。そしてケース上8とケース下7との合わせ部14に
は、一点鎖線で示す様に各ケースから相互に重なり合う
インロー壁部15を形成し、前側をビス15で締めつ
け、後ろ側をホース押さえ15aで挟んで一体に固定し
てある。
【0013】また、前記収納部9には上面に表示プリン
ト基板17、下面に制御プリント基板18を保持する支
持板19と、電源プリント基板20、および対抗して設
けた発光素子21と受光素子22の組合せからなる塵埃
検知センサー23を収めてある。
【0014】そして、表示プリント基板17には、図2
に示すように表示素子24とタクトスイッチ25が、制
御プリント基板18にはマイコン26が搭載してあり、
それぞれ半田面を向かい合わせて支持板19に設けた爪
27により保持され、ケーブル28により互いに短距離
で電気的に結合されている。
【0015】また、ケース上8には表示素子24と相対
する位置に開口29を、タクトスイッチ25と相対する
位置に押しボタン部30を形成し、これらを覆う表示シ
ート31を貼り付けてある。
【0016】次に本考案による支持板19に設けた側壁
32およびケース上8とケース下7との合わせ部14に
設けたインロー壁部15の構成について具体的に説明す
る。
【0017】側壁32は表示プリント基板17、制御プ
リント基板18上に搭載した電子部品が、ケース上8と
ケース下7との合わせ部14と相対する全域を覆って形
成してあり、さらに電源プリント基板20上の電子部品
をも覆って形成してある。そして側壁32の下方の一部
には、図3に示すようにケース下7に設けた保持リブ3
3と係合する脚部34を一体に構成し、脚部34以外の
部分は図4に示すように肉厚を0.3mm位に薄くして
ある。
【0018】さらにインロー壁部15は、内側にケース
下7に形成した壁35と、外側にケース上8に形成した
壁36とで構成し、側壁32がインロー壁部15の内側
合わせ面37を覆って、さらに端面38が約5mm下方
まで位置する大きさにしてある。そして内側合わせ面3
7に対して端面38と外側合わせ面39は同一方向に位
置させている。
【0019】次に上記構成に於ける動作、作用について
説明する。ファンモータを動作させ、塵埃の吸い込みを
開始すると、吸い込み通路6内の光の透過率が通過する
塵埃の量に応じて変化するので、発光素子21から受光
素子22に到達する光量が変わり、受光素子22の出力
電圧が変化する。この受光素子22からの出力電圧を制
御プリント基板18のマイコン26が検知し、塵埃の量
に応じて表示素子24の表示レベル制御やファンモータ
の回転制御等を行う。
【0020】そして表示プリント基板17が上面に配置
され、使用者に見やすく表示素子24を表示でき、タク
トスイッチ25も使いやすい手元に位置している。
【0021】また、制御プリント基板18を表示プリン
ト基板17の下側に2層構造にして配置し、さらにその
下に電源プリント基板20を設けて無駄な空間をなくし
て、電子回路部品を収めてあるので手元部3を小型にで
き操作性が良い。
【0022】また、支持板19に側壁32と一体に設け
た脚部34がケース下7に設けた保時リブ33と係合し
ているので、表示プリント基板17のタクトスイッチ2
5が受ける操作力を脚部34で支えられ、表示プリント
基板17および支持板19が大きくたわむことがなく、
十分な強度が得られる。
【0023】そして、側壁32によってマイコン26等
の電子部品は、ケース上8とケース下7との合わせ部ま
での空間距離を確保できているので、別部品を介在させ
なくても外部から人体等によって生ずる静電気障害に対
して十分な強度を得られる。さらに側壁32の脚部34
以外の部分は肉厚を0.3mm位に薄くしてあるので、
側壁32と電子部品が当接して電子部品を変形させたり
しにくく、また、ケース下7に組み込む際少し圧接しな
がらでも組み立てられるので小型にでき、逆テーパの形
に強制することもできるので成形で構成できない部分に
壁を構成して沿面距離を確保することができるものであ
る。
【0024】また、表示プリント基板17および制御プ
リント基板18を支持板19とユニット化して輸送する
際、重要部品である受光素子22やマイコン26等の部
品が側壁32があることによって、静電気で壊れにくく
なりまた、折れ曲がったりすることもなくなるので、品
質の安定した商品を提供できる。
【0025】さらに合わせ部に設けたインロー壁部15
の内側合わせ面37に対して端面38と外側合わせ面3
9は同一方向に位置させているので、内側合わせ面37
から外側合わせ面39までの沿面距離と、内側合わせ面
37から端面38までの空間距離とを合わせた距離で静
電気に対して防衛効果を発揮できるので、小さなスペー
スで済み手元部3を小型にすることができる。
【0026】なお、上記実施例では、側壁32を各プリ
ント基板の全域に渡って形成したが、電子部品が合わせ
部14より十分な距離で奥まって配置される場所を除い
ても良く、要は合わせ部14と相対する位置に配置され
る電子部品を覆う全域に形成されれば良い。
【0027】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によれば支持板にケースの合わせ部を遮蔽して、プリ
ント基板の合わせ部と相対する全域を覆う側壁を形成し
たので、別部品を使用することなく静電気に対する強度
を確実に得ることができるため、安価で生産性が高くか
つ品質の優れた電気掃除機の手元部を提供することがで
きる。
【0028】また、ケースの合わせ部に設けたインロー
壁部の内側合わせ面に対して、側壁端面とインロー壁部
の外側合わせ面が同一方向に位置するよう構成したので
手元部を小型にでき使い勝手の良いもとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の手元部の全体構造を示す断
面図
【図2】同支持板およびプリント基板の構成を示す分解
斜視図
【図3】同手元部の支持板とケース下との関係を示す断
面図
【図4】同手元部のケース上とケース下との合わせ部の
状態を示す断面図
【図5】同手元部を備えた電気掃除機の全体構造を示す
斜視図
【図6】従来の電気掃除機の手元部の全体構成を示す部
分断面図
【図7】同手元部の絶縁板の状態を示す断面図
【符号の説明】
3 手元部 6 吸い込み通路 7 ケース下 8 ケース上 9 収納部 14 合わせ部 15 インロー壁部 17 表示プリント基板 18 制御プリント基板 19 支持板 32 側壁 37 内側合わせ面 38 側壁端面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸い込み通路と一体に構成したケース下
    および、ケース上と、このケース上およびケース下とで
    形成する収納部と、この収納部に上面に表示プリント基
    板、下面に制御プリント基板を保持する支持板とを備
    え、前記支持板にケース上とケース下の合わせ部を遮蔽
    して、前記プリント基板の合わせ部と相対する全域を覆
    う側壁を形成した電気掃除機の手元部。
  2. 【請求項2】 ケースの合わせ部には、相互に重なり合
    うインロー壁部を設け、側壁はインロー壁部の内側合わ
    せ面を覆い、かつこの内側合わせ面に対して側壁端面と
    インロー壁部の外側合わせ面が同一方向に位置するよう
    構成した請求項1記載の電気掃除機の手元部。
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JPH0531758U JPH0531758U (ja) 1993-04-27
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