JP3072293U - 光センサホルダ - Google Patents

光センサホルダ

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JP3072293U JP2000002056U JP2000002056U JP3072293U JP 3072293 U JP3072293 U JP 3072293U JP 2000002056 U JP2000002056 U JP 2000002056U JP 2000002056 U JP2000002056 U JP 2000002056U JP 3072293 U JP3072293 U JP 3072293U
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/06Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
    • G11B15/08Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓以外からホルダに光が入射されるのを防止
するためには、複数の部品が必要となり、また、組立工
程の煩雑化が避けられなかった。 【解決手段】 フォトセンサ43a2,43a3を収納
可能な開口61aを背面側に備えるとともに、センサ部
Aを前面側上部にて外部に対面させることの可能な窓6
1bを有する樹脂製のホルダ本体61と、センサ部Aを
覆い隠すように開口61aに取り付け可能な樹脂製の蓋
体62と、ホルダ本体61の頂点と蓋体62の頂点との
間に一体的に構成され、自らが撓むことにより、ホルダ
本体61の上方とホルダ本体61の開口61a側との間
で蓋体62を移動させることの可能な樹脂製アーム63
とを備える光センサホルダ60を適用するため、部品点
数の増加や組立工程の煩雑化を伴うことなく、窓61b
からの光のみをセンサ部Aにて検出させることが可能と
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、光センサホルダに関し、特に、所定の光を検出する光センサを所定 位置にて保持する光センサホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光センサホルダとして、特開昭60−217545号公報に開示された 光センサホルダが知られている。 この光センサホルダでは、ホルダの背面側に形成された開口から光センサを挿 入し、光センサに設けられたセンサ部を窓に対面させることで同センサ部を露光 可能とする。そして、ホルダの背面側開口にプリント配線基板をネジ止め固定す ることにより、窓以外からホルダの内部に光が入射されるのを防止している。 また、別の光センサホルダとして、実開平4−111019号公報に開示され た光センサホルダが知られており、ホルダの窓にフードを設けることで、センサ 部の先端の真正面から入射される光のみを検出可能としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の光センサホルダにおいては、次のような課題があった。 前者の場合、窓以外からホルダに光が入射されるのを防止するために、プリン ト基板をネジ止め固定しなければならないことから、複数の部品が必要となり、 また、組立工程の煩雑化が避けられない。 後者の場合、窓以外からホルダに入射される光を考慮していないため、窓以外 から光が入射された場合には、光センサが光を誤検出するおそれがある。 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、部品点数の増加や組立工程 の煩雑化を伴うことなく、所定方向からの光のみを入射させることの可能な光セ ンサホルダの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、光センサを挿入可能な開 口を背面側に備え、同光センサに設けられたセンサ部を前面側にて外部に対面さ せることの可能な窓を有するホルダ本体と、上記センサ部を背面側から覆い隠す ように、上記開口に取り付け可能な蓋体と、上記ホルダ本体と蓋体とを連結する 連結体とを具備する構成としてある。 上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、ホルダ本体の背面側 に備えられた開口から光センサを挿入し、この光センサに設けられたセンサ部を 同ホルダ本体に設けられた窓に対面させて同センサ部を露光させる。 そして、連結体を介して上記ホルダ本体に連結された蓋体を上記開口に取り付 けることで、上記センサ部を背面側から覆い隠し、上記窓以外から同ホルダ本体 の内部に光が入射されないようにする。
【0005】 このため、当該光センサホルダにおいては、上記窓のみから光が入射され、こ の入射光を上記センサ部が検出することになる。従って、上記窓以外から入射さ れた光を上記センサ部が誤検出するおそれがなくなる。 また、上記ホルダ本体と蓋体とは、上記連結体によって連結されているため、 個別に部品を用意する必要なく、部品点数が増加したり、同蓋体の同ホルダ本体 への組み付け作業が煩雑化することも防ぐことができる点で本考案は有用となる 。
【0006】 上記光センサが収納されたホルダ本体を所定場所に配置するための付加構成の 一例として、請求項2にかかる考案は、上記請求項1に記載の光センサホルダに おいて、上記ホルダ本体は、基板に取付可能な脚構造を備える構成としてある。 上記のように構成した請求項2にかかる考案において、上記光センサを収納し たホルダ本体は、脚構造を基板に取り付けることにより、同基板上に固定される 。 このように、上記ホルダ本体に脚構造を設けると、基板への取り付けが容易と なる点で有用となるが、かかる構成は一例にすぎず、同ホルダ本体は、上記光セ ンサを収納して窓以外から光が入射されないようにすることができれば良いとの 観点から、個別に用意された取付部材を用いたり、基板側に取付構造を形成する ことも可能である。また、本考案にかかるホルダ本体は、基板上に固定される場 合に限定されるものではないため、例えば、キャビネットに固定されるものであ っても良い。
【0007】 上記脚構造の構成例として、請求項3にかかる考案は、上記請求項2に記載の 光センサホルダにおいて、上記脚構造は、上記ホルダ本体から離間する側に同方 向へ略平行に延設され、上記基板に形成された取付孔に係合可能なツメを先端側 の互いに離間する側に備えて互いに近接する方向へ可撓性を有する一対の脚部を 具備する構成としてある。 上記のように構成した請求項3にかかる考案において、上記ホルダ本体から離 間する側に同方向へ略平行に延設された一対の脚部における先端側の互いに離間 する側に形成されたツメを、上記基板に形成された取付孔の開口縁部に押し付け ることにより、各脚部を互いに近接する方向へ撓ませつつ、同脚部を同取付孔に 挿通させる。 そして、上記ツメが上記取付孔を通過して上記基板の反対面に突出すると、各 脚部が互いに離間する方向へ復元し、同ツメは、同取付孔の反対面側における開 口縁部に係合される。
【0008】 この場合における上記ホルダ本体の付加構成の一例として、請求項4にかかる 考案は、上記請求項3に記載の光センサホルダにおいて、上記ホルダ本体には、 上記基板に対して位置決めできるように、上記脚部の延設される側に向けて一体 的に突設され、同基板に形成された位置決め孔に挿入可能な位置決めピンが備え られる構成としてある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案において、上記脚部を基板に取り 付ける際、上記ホルダ本体の底面から上記脚部の延設される側に向けて一体的に 突設された位置決めピンを、同基板に形成された位置決め孔に挿入する。 すると、上記位置決めピンが上記位置決め孔の形成された場所に位置決めされ ることにより、上記ホルダ本体の位置決めが行われる。
【0009】 上記連結体の構成例として、請求項5にかかる考案は、上記請求項1〜請求項 4のいずれかに記載の光センサホルダにおいて、上記連結体は、上記ホルダ本体 の背面側へ撓むことができるように可撓性を有する構成としてある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案において、上記蓋体は、上記ホル ダ本体の背面側へ撓むことが可能な連結体によって上記ホルダ本体と連結される ため、例えば、当該光センサホルダを成形する際には、上記ホルダ本体、連結体 および蓋体を略同一平面上に配列させることが可能となる。これは、上記光セン サが上記ホルダ本体に挿入された際、上記蓋体を同ホルダ本体の背面側に移動さ せて同ホルダ本体の開口に取り付けることができれば良いためである。 すると、当該光センサホルダを成形するための型構造を簡素化させることが可 能となる点で請求項5は有用となる。
【0010】 また、上記蓋体を上記ホルダ本体の開口に取り付ける際、上記センサ部を確実 に覆い隠すことができるように、付加構成を設けることも可能である。その一例 として、請求項6にかかる考案は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の 光センサホルダにおいて、上記ホルダ本体の開口奥面には、背面側へ突設される 位置決めピンが形成され、上記蓋体には、同位置決めピンを挿通させて位置決め を行うことの可能な位置決め孔が形成される構成としてある。 上記のように構成した請求項6にかかる考案において、上記蓋体を上記ホルダ 本体の開口に取り付ける際、同ホルダ本体の開口奥面から背面側へ突設される位 置決めピンを、同蓋体に形成された位置決め孔に挿通させることにより、同蓋体 の位置決めを行う。 すると、上記開口に取り付けられた蓋体がずれることによって同開口に隙間が 生じ、この開口から同ホルダ本体の内部に光が入射されるのを防ぐことができる 。
【0011】 さらに、上記光センサには、通常、一対の金属端子が備えられており、各金属 端子は、互いに絶縁された状態で上記ホルダ本体に収納される必要がある。そこ で、各金属端子を互いに絶縁された状態で収納するための付加構成として、請求 項7にかかる考案は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光センサホル ダにおいて、上記ホルダ本体の開口奥面には、上記光センサが備える一対の金属 端子を同ホルダ本体の内部を幅方向へ離間させるように、同ホルダ本体の内部を 幅方向に仕切る仕切り板が背面側に向けて形成される構成としてある。 上記のように構成した請求項7にかかる考案において、上記ホルダ本体の開口 奥面から背面側に向けて形成され、同ホルダ本体の内部を幅方向に仕切る仕切り 板を介在させつつ、一対の金属端子を収納することにより、各金属端子を同ホル ダ本体の幅方向へ互いに離間させて短絡を防止することができる点で有用となる 。
【0012】 当該光センサホルダの具体的な構成例として、請求項8にかかる考案は、背面 側に形成される光センサを挿入可能な開口と、同光センサに設けられたセンサ部 を前面側上部にて外部に対面させることの可能な窓と、同光センサが備える一対 の金属端子を同ホルダ本体の内部を幅方向へ離間させるように、背面側に向けて 形成された同ホルダ本体の内部を幅方向に仕切る仕切り板と、同開口の奥方から 背面側へ突設された位置決めピンと、基板に対して位置決めできるように底面か ら一体的に突設され、同基板に形成された位置決め孔に挿入可能な位置決めピン とを備える樹脂製のホルダ本体と、上記位置決めピンを挿通させて位置決めを行 うことの可能な位置決め孔を備えるとともに、上記センサ部を背面側から覆い隠 すように上記開口に取り付け可能な樹脂製の蓋体と、上記ホルダ本体の頂点と上 記蓋体の頂点との間に一体的に構成され、自らが撓むことにより、上記ホルダ本 体の上方と同ホルダ本体の開口側との間で、上記蓋体を移動させることの可能な 樹脂製アームと、上記ホルダ本体から離間する側に同方向へ略平行に延設され、 上記基板に形成された取付孔に係合可能なツメを先端側の互いに離間する側に備 えて互いに近接する方向へ可撓性を有する一対の脚部を具備する脚構造とを具備 する構成としてある。 すなわち、上記具体的な構成として、本考案にかかる光センサホルダを実現さ せることが有用となる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、部品点数の増加や組立工程の煩雑化を伴うこと なく、所定方向からの光のみを入射させることの可能な光センサホルダを提供す ることができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、ホルダ本体を所定場所に配置するため の構成を同ホルダと一体的に形成することができる。 さらに、請求項3にかかる考案によれば、簡単な構成をホルダ本体に付加する だけで脚構造を形成することができる。 さらに、請求項4にかかる考案によれば、ホルダ本体を基板上における所望の 場所に配置することができる。
【0014】 さらに、請求項5にかかる考案によれば、当該光センサホルダを成形するため の型構造を簡素化させることができる。 さらに、請求項6にかかる考案によれば、蓋体とホルダ本体の開口との間に形 成された隙間から光が入射されるのを確実に防ぐことができる。 さらに、請求項7にかかる考案によれば、光センサに備えられた金属端子を絶 縁させつつホルダ本体に収納することができる。 さらに、請求項8にかかる考案によれば、部品点数の増加や組立工程の煩雑化 を伴うことなく、所定方向からの光のみを入射させることの可能な光センサホル ダを具体的な構成として実現することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本考案の実施形態を説明する。 図1は、本考案の一実施形態にかかるビデオデッキの主要構成をブロック図に より示している。 同図に示すように、所定のプログラム実行環境を有するマイコン10が備えら れており、このマイコン10には、チューナ20、ビデオIC30およびテープ メカ40などが接続されている。
【0016】 チューナ20は、マイコン10から指示された受信周波数に基づいて対応する テレビジョン放送を受信し、所定の信号処理を施してビデオIC30に放送信号 を出力している。また、ビデオIC30では、チューナ20から入力された放送 信号に基づいてビデオテープに記録するためのビデオ信号を生成するとともに、 ビデオテープから再生されたビデオ信号に基づいて出力端子から出力するための 映像信号および音声信号を生成している。 テープメカ40には、ビデオテープに対してビデオ信号の記録再生などを行う 各種ヘッド41、ビデオテープを走行させるテープ駆動機構42およびビデオテ ープの走行状況を検出する各種センサ43が備えられている。
【0017】 ここにいう各種センサの一例として、ビデオテープの始端および終端を検出す るテープ端センサ43aが備えられている。 また、テープ端センサ43aには、図2に示すように、テープ駆動機構42に 備えられたリール台42a,42bの間に配置されたセンサLED43a1と、 リール台42a側のテープ経路を介してセンサLED43a1と反対の側に配置 された終端センサとしてのフォトセンサ43a2と、リール台42b側のテープ 経路を介してセンサLED43a1と反対の側に配置された始端センサとしての フォトセンサ43a3とが備えられている。この意味で、フォトセンサ43a2 ,43a3は、本考案にいう光センサを構成する。 ビデオテープの始端と終端には、透明なリーダテープが設けられているため、 テープ位置が始端もしくは終端に達することでリーダテープがセンサLED43 a1とフォトセンサ43a2,43a3との間に位置すると、センサLED43 a1から照射された光がリーダテープを透過してフォトセンサ43a2,43a 3に達するため、テープ端センサ43aがオンとなる。すると、マイコン10は 、テープ端センサ43aがオンになったことを検出してテープ位置が始端もしく は終端に達したものと判定し、テープメカ40にビデオテープの走行停止を指示 する。
【0018】 ここで、フォトセンサ43a2,43a3は、図3に示すように、センサ部A をセンサLED43a1に対向させつつ、基板50に取り付けられた光センサホ ルダ60に収容されており、基板50に向けて突出される金属端子B,Bが基板 上に形成されたプリント配線にハンダ付けされている。 光センサホルダ60には、図4〜図6に示すように、フォトセンサ43a2, 43a3を収納可能な開口61aを背面側に備えるとともに、センサ部Aを前面 側上部にて外部に対面させることの可能な窓61bを有する樹脂製のホルダ本体 61と、センサ部Aを覆い隠すように開口61aに取り付け可能な樹脂製の蓋体 62と、ホルダ本体61の頂点と蓋体62の頂点との間に一体的に構成され、自 らが撓むことにより、ホルダ本体61の上方とホルダ本体61の開口61a側と の間で蓋体62を移動させることの可能な樹脂製アーム63とを備えている。こ の意味で、樹脂製アーム63は、本考案にいう連結体を構成する。
【0019】 かかる構成により、図7に示すように、窓61bにセンサ部Aを対面させつつ 、金属端子B,Bを下方へ配向させてホルダ本体61の開口61aからフォトセ ンサ43a2,43a3を収納する。そして、図8に示すように、樹脂製アーム 63をホルダ本体61の背面側に撓ませつつ、蓋体62をホルダ本体61の開口 61aに向けて移動させる。 開口61aの奥面には、背面側に向けて位置決めピン61cが突設されている ことから、図9に示すように、この位置決めピン61cを蓋体62に形成された 位置決め孔62aに差し込むことで、蓋体62は、センサ部Aを背面側から覆い 隠すように位置決めさせつつ開口61aに取り付けられる。 このため、センサ部Aでは、窓61bを介してホルダ本体61に入射される光 だけが検出されるようになり、ホルダ本体61の背面側からは光が入射されない ようになる。従って、センサLED43a1から照射された光がキャビネットの 内壁などで反射することによって背面側からホルダ本体61に入射され、センサ 部Aが反射光を誤検出するのを防止できる。
【0020】 従来の光センサホルダ70は、図10〜図12に示すように、フォトセンサ4 3a2,43a3を収納可能な開口71aを背面側に備えるとともに、センサ部 Aを前面側上部から露出可能な窓71bを備える樹脂製のホルダ本体71だけで 構成されているため、図13に示すように、センサ部Aを窓71bに対面させつ つ、フォトセンサ43a2,43a3をホルダ本体71に収納した場合、ホルダ 本体71の背面側が開放されていた。 このため、センサLED43a1から照射された光がキャビネットの内壁など で反射することにより、背面側からホルダ本体71に入射されると、センサ部A が反射光を誤検出する場合があったが、上述した本実施形態にかかる光センサホ ルダ60では、このような不具合が解消される点で有用となる。 また、センサ部Aをホルダ本体の背面側から覆い隠す蓋体62は、樹脂製アー ム63を介してホルダ本体61と一体的に形成されていることから、部品点数が 増えない点でも有用となる。
【0021】 なお、ホルダ本体61の下部には、基板50への取り付けが可能な脚構造61 dが形成されている。脚構造61dは、ホルダ本体61から離間する側に同方向 へ略平行に一対の脚部61d1,61d1が延設されている。各脚部61d1は 、互いに近接する方向へ撓めるようになっており、各脚部61d1の先端側には 、互いに離間する側に向けて基板50に形成された取付孔51の各開口縁部を基 板50の厚み方向へ挟み込むことの可能なツメ61d2,61d3が設けられて いる。 かかる構成により、図14に示すように、脚部61d1は、ツメ61d3が取 付孔51の開口縁部に押し当られ、互いに近接する方向へ撓みながら底面が基板 50の上面に当接するまで取付孔51に差し込まれる。そして、各脚部61d1 に形成されたツメ61d3が基板50の反対面に突出すると、各脚部61d1, 61dが互いに離間する側へ復元するため、ツメ61d2,61d3は、取付孔 51の開口縁部を基板50の厚み方向へ挟み込む。
【0022】 このとき、ホルダ本体61の底面から下方へ突設された位置決めピン61eは 、図3に示すように、基板50に形成された位置決め孔52に差し込まれるため 、ホルダ本体61の位置決めが同時に行われる。また、フォトセンサ43a2, 43a3がホルダ本体61に収納される際、フォトセンサ43a2,43a3の 金属端子B,Bの下端がホルダ本体61の底面から下方へ突出するため、この突 出する金属端子B,Bは、基板50に設けられた端子取付孔53,53に挿通さ れ、基板50の下面側にてハンダ付けされる。 ここで、ホルダ本体61の下部には、図6に示すように、各金属端子B,Bを 挿通可能な端子位置決め孔61f,61fが形成されており、フォトセンサ43 a2,43a3をホルダ本体61に収納する際、この端子位置決め孔61f,6 1fに各金属端子B,Bを挿通させることで下方に突出する各金属端子B,Bの 下端位置を決めている。さらに、開口61aの奥面には、背面側に向けてホルダ 本体61の内部を幅方向に仕切る仕切り板61gが形成されており、仕切り板6 1gを介して各金属端子B,Bを配置することで短絡を防止している。
【0023】 次に、本実施形態にかかる光センサホルダ60にフォトセンサ43a2,43 a3を収納して基板50に取り付ける際の手順について説明する。 作業者は、仕切り板61gを介して各金属端子B,Bを配置しつつ、各金属端 子B,Bの下端を端子位置決め孔61f,61fに挿通させ、フォトセンサ43 a2,43a3を開口61aからホルダ本体61に収納する。 そして、蓋体62を開口61aの側に押し下げることで、樹脂製アーム63を 背面側に撓ませ、位置決め孔62aに位置決めピン61cを挿通させて蓋体62 の位置決めを行いつつ、蓋体62を開口61aに取り付ける。
【0024】 フォトセンサ43a2,43a3をホルダ本体61に収納した後、このホルダ 本体61を基板50に取り付ける。 すなわち、位置決めピン61eを位置決め孔52に差し込んでホルダ本体61 の位置決めを行いながら、各脚部61d1は、ツメ61d2,61d3が取付孔 51の開口縁部に押し当られ、互いに近接する方向へ撓みながら底面が基板50 の上面に当接するまで取付孔51に差し込まれる。すると、各脚部61d1に形 成されたツメ61d2,61d3が取付孔51の開口縁部を基板50の厚み方向 へ挟み込む。
【0025】 このとき、ホルダ本体61の下端から突出される金属端子B,Bは、端子取付 孔53,53に挿通され、基板50の下面側にてハンダ付けされる。 このように、フォトセンサ43a2,43a3を収納可能な開口61aを背面 側に備えるとともに、センサ部Aを前面側上部にて外部に対面させることの可能 な窓61bを有する樹脂製のホルダ本体61と、センサ部Aを覆い隠すように開 口61aに取り付け可能な樹脂製の蓋体62と、ホルダ本体61の頂点と蓋体6 2の頂点との間に一体的に構成され、自らが撓むことにより、ホルダ本体61の 上方とホルダ本体61の開口61a側との間で蓋体62を移動させることの可能 な樹脂製アーム63とを備える光センサホルダ60を適用するため、部品点数の 増加や組立工程の煩雑化を伴うことなく、窓61bからの光のみをセンサ部Aに て検出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるビデオデッキの主要構成を
示すブロック図である。
【図2】テープ端センサの主要構成を示す説明図であ
る。
【図3】光センサホルダの基板への取付状況を示す部分
断面図である。
【図4】光センサホルダを前面から見た際の構成を示す
平面図である。
【図5】光センサホルダを側面から見た際の構成を示す
側面図である。
【図6】光センサホルダを背面から見た際の構成を示す
平面図である。
【図7】光センサホルダにフォトセンサを収納する際の
状況を示す破断断面図である。
【図8】蓋体をホルダ本体の開口に向けて移動させてい
る途中の状況を示す破断断面図である。
【図9】蓋体をホルダ本体の開口に取り付けた際の状況
を示す破断断面図である。
【図10】従来例にかかる光センサホルダを前面から見
た際の構成を示す平面図である。
【図11】従来例にかかる光センサホルダを側面から見
た際の構成を示す側面図である。
【図12】従来例にかかる光センサホルダを背面から見
た際の構成を示す平面図である。
【図13】従来例にかかる光センサホルダにフォトセン
サを収納する際の状況を示す側面図である。
【図14】光センサホルダを基板に取り付ける際の状況
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
43a…テープ端センサ 43a1…センサLED 43a2,43a3…フォトセンサ 50…基板 51…取付孔 52…位置決め孔 53…端子取付孔 60…光センサホルダ 61…ホルダ本体 61a…開口 61b…窓 61c…位置決めピン 61d…脚構造 61d1…脚部 61d2,61d3…ツメ 61e…位置決めピン 61f…端子位置決め孔 61g…仕切り板 62…蓋体 62a…位置決め孔 63…樹脂製アーム A…センサ部 B…金属端子

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光センサを挿入可能な開口を背面側に備
    え、同光センサに設けられたセンサ部を前面側にて外部
    に対面させることの可能な窓を有するホルダ本体と、 上記センサ部を背面側から覆い隠すように、上記開口に
    取り付け可能な蓋体と、 上記ホルダ本体と蓋体とを連結する連結体とを具備する
    ことを特徴とする光センサホルダ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の光センサホルダに
    おいて、 上記ホルダ本体は、基板に取付可能な脚構造を備えるこ
    とを特徴とする光センサホルダ。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の光センサホルダに
    おいて、 上記脚構造は、上記ホルダ本体から離間する側に同方向
    へ略平行に延設され、上記基板に形成された取付孔に係
    合可能なツメを先端側の互いに離間する側に備えて互い
    に近接する方向へ可撓性を有する一対の脚部を具備する
    ことを特徴とする光センサホルダ。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の光センサホルダに
    おいて、 上記ホルダ本体には、上記基板に対して位置決めできる
    ように、上記脚部の延設される側に向けて一体的に突設
    され、同基板に形成された位置決め孔に挿入可能な位置
    決めピンが備えられることを特徴とする光センサホル
    ダ。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の光センサホルダにおいて、 上記連結体は、上記ホルダ本体の背面側へ撓むことがで
    きるように可撓性を有することを特徴とする光センサホ
    ルダ。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の光センサホルダにおいて、 上記ホルダ本体の開口奥面には、背面側へ突設される位
    置決めピンが形成され、 上記蓋体には、同位置決めピンを挿通させて位置決めを
    行うことの可能な位置決め孔が形成されることを特徴と
    する光センサホルダ。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の光センサホルダにおいて、 上記ホルダ本体の開口奥面には、上記光センサが備える
    一対の金属端子を同ホルダ本体の内部を幅方向へ離間さ
    せるように、同ホルダ本体の内部を幅方向に仕切る仕切
    り板が背面側に向けて形成されることを特徴とする光セ
    ンサホルダ。
  8. 【請求項8】 背面側に形成される光センサを挿入可能
    な開口と、同光センサに設けられたセンサ部を前面側上
    部にて外部に対面させることの可能な窓と、同光センサ
    が備える一対の金属端子を同ホルダ本体の内部を幅方向
    へ離間させるように、背面側に向けて形成された同ホル
    ダ本体の内部を幅方向に仕切る仕切り板と、同開口の奥
    方から背面側へ突設された位置決めピンと、基板に対し
    て位置決めできるように底面から一体的に突設され、同
    基板に形成された位置決め孔に挿入可能な位置決めピン
    とを備える樹脂製のホルダ本体と、 上記位置決めピンを挿通させて位置決めを行うことの可
    能な位置決め孔を備えるとともに、上記センサ部を背面
    側から覆い隠すように上記開口に取り付け可能な樹脂製
    の蓋体と、 上記ホルダ本体の頂点と上記蓋体の頂点との間に一体的
    に構成され、自らが撓むことにより、上記ホルダ本体の
    上方と同ホルダ本体の開口側との間で、上記蓋体を移動
    させることの可能な樹脂製アームと、 上記ホルダ本体から離間する側に同方向へ略平行に延設
    され、上記基板に形成された取付孔に係合可能なツメを
    先端側の互いに離間する側に備えて互いに近接する方向
    へ可撓性を有する一対の脚部を具備する脚構造とを具備
    することを特徴とする光センサホルダ。
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