JP3956079B2 - 光ファイバ型光電センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバ型光電センサに係り、特に、センサに外力が加わっても、投・受光素子と光ファイバとの間の相対位置に誤差が生じることがなく、センサ精度を高めた光ファイバ型光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、工場のFA等では、物体の有無や位置を検出するために、光電センサ、近接センサ、超音波センサ等の種々のセンサが使用されるが、測定距離や検知精度の面で光電センサ、特に光ファイバ型光電センサが広く使用されている。
【0003】
上記光ファイバ型光電センサは、図7に示すように、制御盤に取り付けられるDINレール1に対して測定対象の異なる複数の光電スイッチ2a,2b,2c,2d…2nが多数密接させて整列配置されており、各光電スイッチ2には、この前端面に光ファイバ3,4が接続され、後端面には信号線や電力線を内蔵したケーブル5が接続されている。
【0004】
そして、各光電スイッチ2a,2b,2c,2d…2nにおいて、光ファイバ3,4先端のセンサヘッド部3a,4aで物体の有無や位置を検出すれば、ケーブル5を通じて制御機器にその検出信号が送られる。
【0005】
この光ファイバ型光電センサ2は、図8,図9に示すように、DINレール1に取り付けられるレール装着溝6aを備え、かつ上面に開口6bを設けた絶縁樹脂からなるセンサケース6と、このセンサケース6内に収容されるセンサ基板7、並びにセンサ基板7に実装される投・受光素子8,9と、センサ基板7及び投・受光素子8,9を保持する機能を備え、センサケース6の上面開口6bを介して内部に収容固定されるベース10と、投・受光素子8,9に光ファイバ3,4を対峙させるように、センサケース6に取り付ける光ファイバホルダ11とから構成されている。
【0006】
更に、センサ基板7を取り付けたベース10に対して、表示ユニット12や押しボタン13、スライドスイッチ14がベース10及びセンサ基板7の上縁に沿って取り付けられており、それらを覆うように開閉式カバー15がセンサケース6のヒンジ部に開閉自在に取り付けられている。
【0007】
次に、センサ基板7をベース10に取り付ける構造を図10を基に説明すると、ベース10に位置決め機能を兼用したカシメ用ボス10aが左右2箇所に形成され、センサ基板7の取付孔7a内にカシメ用ボス10aを挿入した後、カシメ用ボス10aの先端を熱カシメ加工することにより、ベース10に対してセンサ基板7を取り付けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の光ファイバ型光電センサ2は、図9に示すように、投・受光素子8,9を支持するベース10はセンサケース6内に収容支持されるとともに、光ファイバ3,4は、センサケース6に取り付けられる光ファイバホルダ11に保持されているため、投・受光素子8,9と投光素子側および受光素子側光ファイバ3,4は、それぞれ別体のホルダ部材(ベース10と光ファイバホルダ11)により支持されており、全体剛性が低下する傾向があるとともに、特にカバー15の開閉操作やスイッチ類の操作の度にベース10と光ファイバホルダ11との間にずれが生じやすく、このことにより投・受光素子8,9と光ファイバ3,4との間にの相対位置に変動が生じ、センサ精度を低下させるという問題点が指摘されている。すなわち、検出対象物や検出距離などの検出条件が一定であっても受光素子9の受光量が変動してしまう。
【0009】
更に、図10に示すように、ベース10に対してセンサ基板7はカシメ加工により取り付けられているが、センサ基板7の取付作業性を考慮して、カシメ用ボス10aの径に対してセンサ基板7の取付孔7aの径がやや大径に開設されており、そのため、カシメ加工後、センサ基板7がベース10に対してぐらつきが生じやすく、このこともセンサ精度を低下させる原因の一つとされている。
【0010】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、光ファイバ型光電センサにおいて、全体剛性を高め、かつセンサに加わる外力により投・受光素子と光ファイバとの位置関係を常に適正に保つことにより、センサ精度を高めることができる光ファイバ型光電センサを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明の光ファイバ型光電センサは、絶縁樹脂からなるセンサケースと、該センサケース内に収容されるセンサ基板並びにこのセンサ基板に実装される投・受光素子と、上記投・受光素子に対応して設けられる光ファイバと、上記センサケース内に収容される光ファイバ保持機構とからなる光ファイバ型光電センサであって、上記センサ基板及び投・受光素子が、センサケース上面の開口を通してセンサケース内に収容固定される一体型ベースに取り付けられるとともに、該一体型ベースの一部をなす上記光ファイバ保持機構を介して光ファイバが投・受光素子に対峙するように一体型ベースに保持されていることを特徴とする。
【0012】
そして、以上の構成によれば、センサケース内に収容固定される一体型ベースに、投・受光素子及びこれと対峙する光ファイバが取り付けられているため、従来構造のように、投・受光素子と、光ファイバとを別体ホルダにより支持する構成のものに比べ、全体剛性を高めることができるとともに、カバーの開閉操作やスイッチの操作により、センサに外力が加わっても、投・受光素子と光ファイバとの位置関係に変動が生じることがない。
【0013】
この発明の一実施形態においては、センサケース上面の開口を通してセンサケース内に内挿される一体型ベースの少なくとも一方側面には、一体型ベースの挿入方向に沿ってセンサケースの内側面との間に凹凸嵌合状の支持機構が設けられている。
【0014】
そして、以上の構成によれば、一体型ベースとセンサケースとの間には、一体型ベースの挿入方向に沿って凹凸嵌合状の支持機構が設けられているため、全体剛性をより強化できるとともに、支持機構のガイド作用により、センサケース内への一体型ベースの組付作業を円滑に行なうことができる。
【0015】
この発明の一実施形態においては、一体型ベースのファイバ保持部には、ファイバクランプが上下動可能に内挿され、クランプレバーによりファイバクランプを押し下げ、光ファイバをクランプ保持する。
【0016】
そして、このような構成によれば、一体型ベース内に上下動可能に挿入されたファイバクランプを押し下げることにより、光ファイバの光軸と投・受光素子の光軸を一致させた状態で強固に保持することができる。
【0017】
この発明の一実施形態においては、一体型ベースに取り付けられるセンサ基板は、センサ基板の対角線上に設けた少なくとも2点の固定ポイントを介して一体型ベースにネジ止め固定されている。
【0018】
そして、このような構成によれば、センサ基板の対角線上に位置する少なくとも2点の固定ポイントで一体型ベースにネジ止め固定されているため、一体型ベースに対してセンサ基板を強固に固定することができ、センサに加わる外力により、一体型ベースとセンサ基板との間にずれが生じることがなく、投・受光素子の取付姿勢が微妙に変化するというような不具合を解消でき、投・受光素子と光ファイバとの位置関係を常に適正に維持できる。
【0019】
この発明の一実施形態においては、一体型ベースには、センサ基板を所定箇所に位置決めできるロケート用ボスが設けられ、このロケート用ボスがセンサ基板のロケート孔に挿入された後、センサ基板が一体型ベースに前記ネジ止め固定されるとともにロケート用ボスがカシメ加工されている。
【0020】
そして、このような構成によれば、一体型ベースのロケート用ボスをセンサ基板のロケート孔に挿入させることにより、簡単にセンサ基板を位置決めでき、ロケート用ボスの先端をカシメ加工することにより、ネジ止め固定とカシメ固定とを兼用でき、センサ基板をより強固に一体型ベースに固定することができる。
【0021】
以上の各実施態様は任意に組み合わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光ファイバ型光電センサの実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明に係る光ファイバ型光電センサの一実施形態を示す側面図、図2は同センサの分解斜視図、図3は同センサの構成を示す断面図、図4は同センサにおける投・受光素子と光ファイバとの関係を示す一部破断要部斜視図、図5は同センサにおけるセンサ基板を一体型ベースに取り付ける状態を示す説明図、図6は同センサにおけるセンサ基板を一体型ベースに取り付けた状態を示す斜視図である。
【0024】
図1乃至図3において、本発明に係る光ファイバ型光電センサ20は、偏平で略直方形状のセンサケース30と、このセンサケース30内に収容固定される一体型ベース40と、一体型ベース40に支持されるセンサ基板50並びに投光素子60、受光素子61と、光ファイバ3,4を一体型ベース40に保持させるためのファイバ保持機構70、及び電力線,信号線を内蔵するケーブル5をセンサ基板50側に接続するためのコネクタ80とから大略構成されている。尚、図2では、センサケース30の上面を蓋する開閉式カバー90は図示されておらず、図3ではセンサ基板50が図示されていない。
【0025】
更に詳しくは、センサケース30は、絶縁樹脂の射出成形体から構成され、図7に示すように、DINレール1に光ファイバ型光電センサ20を多数密接させて整列配置させる必要があるため、このセンサケース30の底面には、レール装着溝31にレール装着具31aが取り付けられている。また、センサケース30上面には、一体型ベース40を収容固定するための開口32が形成され、センサケース30の前端面30aには、光ファイバ3,4を挿通させるための挿通孔33,34が形成され、また、センサケース30の後端面30bには、コネクタ80を収容するための凹部35が設けられている。
【0026】
上記センサケース30の両側面には、隣接する光電センサ間で光通信を行なうための光通信用窓36が設けられており、かつセンサケース30の内壁面には、上下に延びる支持凸条37が設置され、上面開口32の後端側には、図2では図示しない開閉カバー体90を開閉自在に支持する軸受孔38が設けられている。
【0027】
次に、センサケース30内部に収容固定される一体型ベース40は、これも絶縁樹脂の射出成形体から構成され、この一体型ベース40は、センサ基板50並びにLED(発光ダイオード)等の投光素子60、PD(フォトダイオード)等の受光素子61が取付固定されている。上記センサ基板50には、電源回路、遅延回路、タイミング制御回路、駆動回路等の各種回路、並びに投光素子60、受光素子61の各端子ピンが実装されている。
【0028】
更に、一体型ベース40は、ホルダ機能をもつフロント側ブロック部40aと、センサケース30の上面開口32を覆う上縁フランジ40bと、フロント側ブロック部40aと上縁フランジ40b間に連接され、センサ基板50を支持する基板取付部40cとを備えている。上記フロント側ブロック部40aの両側面には、センサケース30の支持凸条37と凹凸嵌合する受け凹条41が上下方向に沿って形成されており、また、フロント側ブロック部40aには、図3,図4に明示するように、投光素子60、受光素子61、また、所望ならば、PD等からなるAPC(オートパワーコントロール)用受光素子62をそれぞれ収容する素子収容スペース42a,42b,42cが形成されており、投光素子60と受光素子61に対峙するように、光ファイバ3,4の各挿通孔43a,43bが開設されている。
【0029】
また、一体型ベース40の上縁フランジ40bには、表示ユニット63を収容する収容凹部44が凹設され、また、押しボタンスイッチ45並びにセンサ基板50の切り替えスイッチ51を臨ませるガイド孔46が細長状に形成されている。
【0030】
次に、光ファイバ3,4の保持機構70は、ファイバクランプ71とクランプレバー72とから構成されており、一体型ベース40のフロント側ブロック部40aに設けられたスペース内にファイバクランプ71を挿入し、操作レバー72を図2中矢印方向に操作することにより、ファイバクランプ71を下方に押し下げ、投光素子側光ファイバ3をファイバクランプ71下縁の円弧状爪部71aにより、また、受光素子側光ファイバ4を長円孔の上縁爪部71bでそれぞれクランプすることにより、両光ファイバ3,4を強固にクランプ固定している。
【0031】
尚、センサ基板50に電力を供給するとともに、外部の制御機器との信号の入出力を行なうためにコネクタ80が設けられている。そして、このコネクタ80は、プラグ側コネクタ81とソケット側コネクタ82とから構成されており、プラグ側のコネクタ81は、制御基板50の端子ランド52にプラグ側コネクタ81の各端子ピン81aが半田付け等により実装され、ソケット側コネクタ82は、センサケース30のリヤ側端面30bの凹部35に係止部材82aのバネ性により、着脱自在に装着され、プラグ側コネクタ81の端子ピン81aをソケット孔82bに挿入して、ソケット側コネクタ82内部の図示しない端子とケーブル5の電力線及び信号線が接続される。
【0032】
本発明では、一体型ベース40のフロント側ブロック部40aに投・受光素子60,61を取り付けるとともに、これと対応する光ファイバ3,4も一体型ベース40のフロント側ブロック部40aに組み付ける。すなわち、図4に示すように、一体型ベース40のフロント側ブロック部40aの素子収容部42a,42bに投光素子60、受光素子61がそれぞれ収容固定され、この投光素子60、受光素子61に対峙するように、光ファイバ3,4もファイバ保持機構70を介して一体型ベース40のフロント側ブロック部40aに固定されている。
【0033】
従って、投・受光素子と光ファイバとをそれぞれ別個のホルダで保持する従来構造のものに比べ、一体型ベース40に双方を支持固定した構成であるため、開閉カバー90の開閉操作や、押しボタンスイッチ45やスライドスイッチ51の操作により、センサ20に外力が加わっても、投・受光素子60,61と、光ファイバ3,4との間で相互位置の変動が生じることがなく、センサ精度を良好に維持できる。
【0034】
また、センサケース30内に一体型ベース40を収容固定するという構成であり、全体剛性を高めることができ、このことも外力に対する投・受光素子60,61と光ファイバ3,4との間の変動を抑えることに効果がある。
【0035】
更に、本実施形態においては、一体型ベース40をセンサケース30内に挿入固定する構造として、センサケース30の内壁面に上下方向に延びる支持凸条37を設け、これと対応するように、一体型ベース40のフロント側ブロック部40aの両側面に受け凹条41を形成するという構成であるため、受け凹条41をセンサケース30の支持凸条37に沿って凹凸嵌合状態にして一体型ベース40を下方に押し下げれば、一体型ベース40を所定ポジションに簡単に挿入固定できるとともに、支持凸条37と受け凹条41との凹凸嵌合により、センサケース30内に一体型ベース40を強固に固定することができ、強固な剛性を保証できる。
【0036】
次いで、図5,図6は、一体型ベース40の基板取付部40cにセンサ基板50を取り付ける構造を示すもので、図5は取付前の状態、図6はセンサ基板50を一体型ベース40に取り付けた後の状態をそれぞれ示している。
【0037】
すなわち、図5に示すように、一体型ベース40の基板取付部40cには、対角線上の2箇所にネジ孔47が設けられているとともに、基板取付部40cの上下2箇所にロケート用ボス48が突設形成されている。
【0038】
一方、センサ基板50には、上記ネジ孔47に対応する位置にネジ53の挿通孔54、挿通用切欠き55が形成されているとともに、ロケート用ボス48を挿通させるロケート孔56が開設されている。
【0039】
そして、図示するように、一体型ベース40のロケート用ボス48をセンサ基板50のロケート孔56に挿通するように一体型ベース40の基板取付部40cにセンサ基板50を位置決めした後、ネジ53を挿通孔54、挿通用切欠き55を通して一体型ベース40のネジ孔47に締め付け固定することにより、図6に示すように、一体型ベース40の基板取付部40cに簡単かつ強固にセンサ基板50を取付固定することができる。
【0040】
従って、ロケート用ボス48により、センサ基板50を一体型ベース40に簡単に位置決めすることができ、更に、センサ基板50は、対角線上に位置するネジ止め固定部で強固にネジ止め固定されるため、一体型ベース40に対してセンサ基板50を強固に固定できる。更に、ロケート用ボス48の先端をカシメ加工することにより、ビス固定部に加えてカシメ固定部48aを併用することにより、より強固な固定が可能となる。
【0041】
このように、本実施形態による光ファイバ型光電センサ20は、一体型ベース40に投・受光素子60,61と光ファイバ3,4を一体に組み付ける構造を採用することにより、強固な剛性を確保でき、センサ20に外力が加わっても、投・受光素子60,61と、光ファイバ3,4の相対位置に変動が生じることがなく、センサ精度を高めることができるという利点がある。
【0042】
更に、一体型ベース40にセンサ基板50をネジ53を介して取り付けることにより、一体型ベース40に対してセンサ基板50を強固に固定でき、更に、ネジ固定に加えてカシメ固定を併用することにより、より強固なセンサ基板50の取り付けを達成でき、このことも光ファイバ型光電センサ20の剛性強化と、センサ精度の向上に有効である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る光ファイバ型光電センサは、一体型ベースに投・受光素子、並びに光ファイバを保持させるという構成であるため、光電センサの全体剛性を高めることができ、投・受光素子と光ファイバとの間の位置関係を常に適正に維持でき、センサ精度を高めることができ、しかも、部品の共用化により、製作コストを低減化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光ファイバ型光電センサの一実施形態を示す側面図である。
【図2】 図1に示す光ファイバ型光電センサの構成を示す分解斜視図である。
【図3】 図1に示す光ファイバ型光電センサの内部構成を示す断面図である。
【図4】 図1に示す光ファイバ型光電センサにおける投・受光素子と光ファイバとの関係を示す一部破断要部斜視図である。
【図5】 図1に示す光ファイバ型光電センサにおけるセンサ基板の取付状態を示す説明図である。
【図6】 図1に示す光ファイバ型光電センサにおける一体型ベースにセンサ基板を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図7】 光電センサを多数並列装着したセンサシステムを示す説明図である。
【図8】 従来の光ファイバ型光電センサの構成を示す分解斜視図である。
【図9】 従来の光ファイバ型光電センサの内部構成を示す断面図である。
【図10】 従来の光ファイバ型光電センサにおけるセンサ基板の取付構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 DINレール
2 ケーブル
3,4 光ファイバ
20 光ファイバ型光電センサ
30 センサケース
31 レール装着溝
32 開口
33,34 光ファイバ挿通孔
37 支持凸条
40 一体型ベース
40a フロント側ブロック部
40b 上縁フランジ部
40c 基板取付部
41 受け用凹条
42a,42b,42c 素子収容凹部
43a,43b 光ファイバ挿通孔
45 押しボタンスイッチ
47 ネジ孔
48 ロケート用ボス
50 センサ基板
51 スライドスイッチ
52 端子孔
53 ネジ
54 挿通孔
55 挿通用切欠き
56 ロケート孔
70 ファイバ保持機構
71 ファイバクランプ
72 クランプレバー
80 コネクタ
81 プラグ側コネクタ
82 ソケット側コネクタ
90 開閉式カバー
Claims (5)
- 絶縁樹脂からなるセンサケースと、該センサケース内に収容されるセンサ基板並びにこのセンサ基板に実装される投・受光素子と、上記投・受光素子に対応して設けられる光ファイバと、上記センサケース内に収容される光ファイバ保持機構とからなる光ファイバ型光電センサであって、上記センサ基板及び投・受光素子が、センサケース上面の開口を通してセンサケース内に収容固定される一体型ベースに取り付けられるとともに、該一体型ベースの一部をなす上記光ファイバ保持機構を介して光ファイバが投・受光素子に対峙するように一体型ベースに保持されていることを特徴とする光ファイバ型光電センサ。
- センサケース上面の開口を通してセンサケース内に内挿される一体型ベースの少なくとも一方側面には、一体型ベースの挿入方向に沿ってセンサケースの内側面との間に凹凸嵌合状の支持機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ型光電センサ。
- 一体型ベースのファイバ保持部には、ファイバクランプが上下動可能に内挿され、クランプレバーによりファイバクランプを押し下げ、光ファイバをクランプ保持したことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ型光電センサ。
- 一体型ベースに取り付けられるセンサ基板は、センサ基板の対角線上に設けた少なくとも2点の固定ポイントを介して一体型ベースにネジ止め固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバ型光電センサ。
- 一体型ベースには、センサ基板を所定箇所に位置決めできるロケート用ボスが設けられ、このロケート用ボスがセンサ基板のロケート孔に挿入された後、センサ基板が一体型ベースに前記ネジ止め固定されるとともにロケート用ボスがカシメ加工されていることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ型光電センサ。
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