JP3382075B2 - モニタ装置 - Google Patents

モニタ装置

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JP3382075B2
JP3382075B2 JP30180895A JP30180895A JP3382075B2 JP 3382075 B2 JP3382075 B2 JP 3382075B2 JP 30180895 A JP30180895 A JP 30180895A JP 30180895 A JP30180895 A JP 30180895A JP 3382075 B2 JP3382075 B2 JP 3382075B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示器を回路基板
とともにハウジング内に納装したモニタ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドアホンシステムにおいて、
玄関先などに設けた子器にTVカメラを設けて来訪者を
撮像し、室内に設けた親器の表示器にTVカメラで撮像
した画像を表示することによって来訪者を確認するもの
が提供されている。親器には表示器のほか、表示器を駆
動するための駆動回路や子器との通話を可能にするため
の電子回路を実装した回路基板が設けられる。つまり、
親器のハウジング内には表示器とともに回路基板が納装
される。
【0003】ところで、親器のハウジング内において
は、表示器と回路基板とを定位置に固定することが必要
であり、図11に示すような構造によって表示器と回路
基板とを固定しているのが現状である。ここに、表示器
としては電子銃からの電子の放射方向に沿った画面を有
するフラットパネルブラウン管(以下、偏平ブラウン管
という)を用いている。
【0004】すなわち、ハウジング1は、一面が開口し
た箱状のボディ10と、ボディ10の開口側に結合され
たカバー20とにより形成され、ボディ10の後壁(図
の下壁)の内側面に沿ってプリント基板よりなる回路基
板2が配置される。また、偏平ブラウン管3はカバー2
0に設けた表示窓21に画面が露出するように配置され
る。回路基板2は、ボディ10の後壁の内側面に突設さ
れた基板固定突起12′の先端部に設けた係止爪12
a′によってボディ10の後壁からの浮き上がりが禁止
されている。つまり、ボディ10の後壁の内側面には図
示しないボスが突設され、ボスによってボディ10の後
壁と回路基板2との距離が保たれた状態で、基板固定突
起12′の係止爪12a′により回路基板2の浮き上が
りが防止されるのである。
【0005】一方、偏平ブラウン管3は、ボディ10の
後壁の内側面に突設された表示器固定突起15,15′
が裏面の複数箇所に当接し、またカバー20の前壁の内
側面に突設された保持リブ26が前面の複数箇所に当接
することによって固定されている。つまり、表示器固定
突起15,15′と保持リブ26との間で偏平ブラウン
管3が挟持されることにより、偏平ブラウン管3の表裏
方向への移動が禁止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、回路基
板2と偏平ブラウン管3とは、ボディ10ないしカバー
20に突設された突起によりハウジング内の定位置に固
定されることになる。ここに、偏平ブラウン管3をハウ
ジング1内でがたつきなく保持するには、表示器固定突
起15,15′が重要であって、表示器固定突起15,
15′の位置を優先すると回路基板2には表示器固定突
起15,15′を挿通するための透孔35が必要になる
ことがある。つまり、回路基板2の固定のために基板固
定突起12′を設け、また偏平ブラウン管3の固定のた
めに表示器固定突起15,15′を設けていると、回路
基板2には基板固定突起12′を挿通するための固定用
切欠31のほかに表示器固定突起15,15′を挿通す
るための透孔35も必要になり、結果的に回路基板2の
上で電子部品を配置するスペースが低減することにな
る。逆に言えば、回路基板2に実装される電子回路の規
模が同じであれば、透孔35の存在によって回路基板2
の基板面積が大きくなって結果的にハウジング1が大型
化するおそれもある。
【0007】また、基板固定突起12′に近接して表示
器固定突起15′を設けている部位では、図12に示す
ように、基板固定突起12′と表示器固定突起15′と
の両方を固定用切欠31に挿通すればよいが、基板固定
突起12′は可撓性を利用して係止爪12a′を固定用
切欠31に係合させるのであるから、基板固定突起1
2′と表示器固定突起15′とは基板固定突起12′の
撓み量程度には離間させる必要がある。したがって、固
定用切欠31の幅W1 は、基板固定突起12′および表
示器固定突起15′を通すことのできる幅に上記距離を
加算した程度になる。その結果、固定用切欠31の幅W
1 が比較的大きくなり、回路基板2の上での固定用切欠
31の専有スペースが大きくなるという問題が生じる。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、回路基板や表示器の固定のためにハ
ウジングに設ける突起の個数を従来よりも低減させ、結
果的に回路基板において突起の挿通のために用いられる
部分の面積を低減して回路基板の小型化を図ることがで
きるようにしたモニタ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、画像表示用の表示器と、表示器
の駆動回路を含む電子回路を実装した回路基板とをハウ
ジング内に備え、ハウジングの内側面には回路基板に穿
孔された固定用切欠に挿通されるとともに表示器の各側
面と裏面とに跨る部位に合致する形状の保持切欠を形成
した先端部を表示器に当接させて表示器をハウジング内
の定位置に位置決めする固定突起が突設され、前記固定
突起の基部と先端部との間の中間部には回路基板に設け
た固定用切欠の周部に係合することによりハウジングの
内側面からの回路基板の浮き上がりを防止する係止爪が
設けられているのである。
【0010】この構成によれば、固定突起において表示
器の各側面と裏面とに跨る部位に合致する形状の保持切
欠が形成された先端部に表示器が当接して表示器が位置
決めされるから、表示器は固定突起によって裏面側が位
置決めされるだけでなく横方向にも位置決めされ、ハウ
ジングに対する表示器の位置決め精度が高くなる。ま
た、固定突起の基部と先端部との間の中間部に設けた係
止爪が回路基板に設けた固定用切欠の周部に係合するこ
とによって回路基板の浮き上がりが防止されるのであ
り、固定突起は回路基板の固定と表示器の位置決めとの
両方の機能を有することになる。しかも、1つの固定突
起が2つの機能を兼ね備えるから、固定用切欠は回路基
板に係止爪を係脱させる際の固定突起の撓み量に対応で
きるだけの寸法を有していればよく、表示器を固定する
ための突起と回路基板を固定するための突起とを個別に
設けていた従来構成に比較すれば、回路基板の上でこれ
らの突起を挿通するために専有されるスペースが低減
し、結果的に回路基板における電子部品の実装スペース
を確保しやすくなる。つまり、回路基板の面積が同じで
あれば従来構成に比較して規模の大きい電子回路を実装
することが可能になり、電子回路の規模が同じであれば
回路基板を小型化することが可能になる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、固定突起は表示器の各側面と裏面とに跨がる部位
に先端部が当接する形で一対設けられ、保持切欠は各固
定突起の先端部にそれぞれ形成されている。この構成を
採用すれば、請求項1の発明と同様に、表示器は裏面側
が固定突起によって位置決めされるだけでなく、横方向
についても固定突起によって位置決めされるから、ハウ
ジングに対して表示器を所定の位置に位置決めすること
ができる。このことは、表示器の位置誤差の少ない製品
を提供できるということであり、また、製造工程におい
ては表示器の位置決めが容易であって組立作業の効率の
向上につながる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明において、表示器は電子銃からの電子の放射
方向に沿った画面を有するフラットパネルブラウン管で
あることを特徴とする。この種の表示器を用いることに
よって、高輝度かつ高解像度であるというブラウン管の
特性を活かしながらもハウジングの薄型化が可能にな
る。
【0013】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、フラットパネルブラウン管のバルブは画面を形成
するフェイス部の一部から電子銃が収納されるネック部
が突設された形状を有し、ハウジングの内側面には、ネ
ック部の両側方においてフェイス部に当接することによ
りフェイス部からネック部に向かう向きへのフラットパ
ネルブラウン管の移動を禁止する一対の位置決め突起が
突設されている。
【0014】このような位置決め突起を設けることによ
って、表示器(フラットパネルブラウン管)の位置決め
が一層容易になり、製品の品質向上につながるとともに
製造時の組立作業の効率が向上する。請求項5の発明で
は、請求項3の発明において、ハウジングは、一面が開
口した箱状に形成され回路基板を保持するボディと、ボ
ディの開口側に結合されフラットパネルブラウン管の画
面を露出させる表示窓が開口したカバーとにより形成さ
れ、カバーの表示窓の周部の内側面と固定突起との間で
フラットパネルブラウン管のフェイス部を挟持する。
【0015】この構成では、表示器(フラットパネルブ
ラウン管)をボディとカバーとにより挟持することによ
って表示器のがたつきが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図10に本発明の実施
形態を示す。本実施形態ではモニタ装置として図10に
示すようなドアホンシステムの親器Xを例示する。ただ
し、以下の実施形態は、本発明の適用を制限するもので
はなく、本発明の技術思想はTV放送用の受像機やコン
ピュータ装置のディスプレイ装置などにも適用可能であ
る。
【0017】ドアホンシステムは、親器Xに信号線Ls
を介して子器Yを接続することにより構成され、親器X
には電源線Lpを介して商用電源が供給されている。子
器YにはTVカメラYaおよび通話用のマイクロホンY
bやスピーカYcが内蔵され、親器Xから信号線Lsを
介して電源が供給されている。ここに、親器Xと子器Y
との間では、音声信号と映像信号とを伝送し電源を供給
する必要があるから、音声信号および映像信号は異なる
周波数帯域を占めるように変調される。この種の技術は
周知のものであって、2線式の信号線Lsを用いて音声
信号と映像信号とを伝送するとともに電源を供給するこ
とができるのである。
【0018】親器Xのハウジング1は、ともに合成樹脂
成形品である前面(図1の左面)が開口した箱状のボデ
ィ10および後面が開口した箱状のカバー20からな
り、ボディ10とカバー20とはボディ10の後面から
ボス10aに挿通されカバー20の内側面に突設された
ボス20aに螺合する組立ねじ19によって結合され
る。カバー20の上部には矩形状の表示窓21が開口
し、カバー20の前面における表示窓21の周部には他
の部分から凹んだフィルタ取付凹所21aが形成され
る。フィルタ取付凹所21aの両側部にはフィルタ29
の両側部に設けた突起を係合させる係着孔21bが形成
されている。このフィルタ29は後述する偏平ブラウン
管3の画面への映り込みを抑制するとともに偏平ブラウ
ン管3を保護する機能を有する。
【0019】ハウジング1内には、従来の技術として説
明した表示器としての偏平ブラウン管3と、偏平ブラウ
ン管3の駆動回路や音声通話のための通話回路などを含
む電子回路を実装したプリント基板よりなる回路基板2
a,2b,2cとが納装される。回路基板2aは主とし
て回路部分(電源回路、偏平ブラウン管3の駆動回路、
通話回路)が実装され、ボディ10の後壁の内側面のほ
ぼ全面に沿うように配置される。また、回路基板2bは
主として子器YのTVカメラで撮像した画像を偏平ブラ
ウン管3に表示するための映像回路が実装され、ボディ
10の左側の周壁に沿うように配置される。さらに、回
路基板2cは主としてスイッチ4a,4bが実装され、
カバー20の前壁の内側面の一部に沿うように配置され
る。
【0020】回路基板2aは、ボディ10の後壁の内側
面において組立ねじの挿入位置に突設されたボス10a
の先端部に形成されている段部11bに載置されること
によってボディ10の後壁との距離が保たれる。また、
ボディ10の後壁の内側面の下部(図1における下部)
に突設された取付フック11に回路基板2aの下端縁が
係止されるともに、ボディ10の後壁の内側面の上部に
突設された固定突起12が回路基板2aの上部に形成さ
れた固定用切欠31に挿通されかつ固定突起12の下面
の中間部に形成した係止爪12aが固定用切欠31の周
縁に係止されることによって、回路基板2aのボディ1
0の後壁からの浮き上がりが防止されている。つまり、
回路基板2aはボス10aと取付フック11および固定
突起12とによりボディ10の後壁に一定の距離を保っ
た状態で固定される。
【0021】また、回路基板2aはボス10aに係合す
ることによって左右方向の位置固定がなされるととも
に、取付フック11と固定突起12との間で回路基板2
aの一部を挟んでいることによって上下方向の位置固定
がなされる。ここにおいて、固定突起12は取付フック
11からの係止爪12aの距離が可変となるように可撓
性を有し、回路基板2aに形成した固定用切欠31は係
止爪12aが回路基板2aとの係合状態を解除する程度
に撓むことができる幅に形成されている。つまり、固定
用切欠31の上下方向の幅は、固定突起12における係
止爪12aの先端を含む部位の上下方向の幅よりも大き
く設定される。また、固定突起12の先端側の下面の一
部は先端部から基部に向かって上面との距離を広げるよ
うに傾斜し、傾斜部位の下端に形成された段差が係止爪
12aとして機能する。したがって、回路基板2aの下
端縁を取付フック11に係止した後に、固定用切欠31
に固定突起12を挿通して回路基板2aをボディ10の
後壁に押しつけるようにすれば、回路基板2aを取付フ
ック11と固定突起12とによってボディ10に固定す
ることができる。
【0022】回路基板2bは、ボディ10の左側の側壁
に設けた保持リブ13aと、保持リブ13aに離間して
ボディ10の後壁に突設された保持リブ13bとの間に
挟持されることによってボディ10に固定される。回路
基板2cは、カバー20の前壁の内側面に形成されたス
トッパ片22aの先端部に設けた受部22dに周部が係
止されるとともに、カバー20の内側面に形成したボス
23に回路基板2cを通して螺合するタッピンねじ(図
示せず)を用いることによりカバー20に固定される。
受部22dは断面L字状に形成され横片とストッパ片2
2aとの間で回路基板2cの一部を係止する。回路基板
2cにはモニタ起動用のスイッチ4aと、通話の開始と
終了とを指示するスイッチ4bと、通話中であることを
表示する表示ランプ(図示せず)とが実装されている。
スイッチ4aの操作釦4cはハウジング1の前面右側に
露出し、操作釦4cが押操作されるたびに子器YのTV
カメラにより撮像された画像が偏平ブラウン管3の画面
に表示する状態と表示しない状態とを選択する。また、
スイッチ4bの操作部となるスイッチハンドル24はハ
ウジング1の前面の下部に配置され、スイッチハンドル
24が押操作されるたびに通話状態と非通話状態とが選
択される。また、上述した表示ランプはスイッチハンド
ル24の裏面側に配置され、通話中には表示ランプが点
灯してスイッチハンドル24の一部に透光部として形成
された表示マーク24aを照光するようになっている。
【0023】スイッチハンドル24はカバー20の前面
下部に形成されたハンドル窓25に挿着されており、カ
バー20の前壁の後面にはハンドル窓25の周縁の要所
からストッパ片22a〜22cが延設されている。ハン
ドル窓25の上部側に延設されているストッパ片22
a,22bはスイッチハンドル24の枢支部を位置決め
する機能を有し、ハンドル窓25の下部側に延設されて
いるストッパ片22a,22cはスイッチハンドル24
の押し込み量を規制する機能を有する。ここに、ストッ
パ片22aは、上述した受部22dを設けるためにハン
ドル窓25の上部から下部に跨がって連続するように形
成されている。スイッチハンドル24の上縁には後面側
に凸となるように湾曲した一対のばね片24bが形成さ
れ、各ばね片24bに隣接して止め片24cが形成され
る。しかして、ばね片24bと止め片24cとの間にス
トッパ片22a,22bの一部を位置させることによっ
て、スイッチハンドル24が左右にがたつかないように
位置規制するとともに、ばね片24bの先端部をカバー
20の前壁の後面に当接させることによって、スイッチ
ハンドル24の下部を前方に付勢することができる。ス
イッチハンドル24の下部後面には、スイッチハンドル
24の前方への移動を規制するために、ハンドル窓25
の下縁に係止される抜止片24dが形成される。
【0024】ところで、子器Yで撮像された映像を表示
するためにハウジング1には表示器としての偏平ブラウ
ン管3が納装されている。偏平ブラウン管3のバルブ
は、電子銃を納装したネック部3aと、電子銃からの電
子の放射方向(つまりネック部3aの軸方向)に沿った
画面を有するフェイス部3bとを備える。ここに、フェ
イス部3bは前壁が平板状であり、後壁がネック部3a
から離れるに従って前壁に近づくように湾曲した形状に
形成され、後壁の内側面に蛍光物質が塗布されている。
また、ネック部3aはフェイス部3bの一部から突出す
る形に設けられている。
【0025】偏平ブラウン管3は以下の構成によってハ
ウジング1内の定位置に固定される。すなわち、上述し
た固定突起12は偏平ブラウン管3のフェイス部3bの
各側面と後面とに跨がる部位で一対突設されており、各
固定突起12の先端部にはそれぞれ偏平ブラウン管3の
各側面から後面に跨がる部位の形状に合致した保持切欠
12bが形成されている。また、ボディ10の後壁の他
の部位にはフェイス部3bの各側面から裏面に跨がる部
位で一対の保持突起14が突設され、保持突起14の先
端部には、固定突起12と同様に、フェイス部3bの各
側面から裏面に跨がる部位の形状に合致する形状の保持
切欠14aが形成されている。したがって、固定突起1
2および保持突起14により、偏平ブラウン管3は左右
方向に移動しないように位置決めされる。
【0026】さらに、ボディ10の後壁には、フェイス
部3bにおけるネック部3a側の周面(つまりフェイス
部3bの下面)にネック部3aの両側で当接する一対の
位置決め突起15が突設されている。また、ボディ10
の後壁には、フェイス部3bの裏面の上部に当接可能な
一対の支持突起16も突設されている。したがって、位
置決め突起15および支持突起16により偏平ブラウン
管3の上下方向への移動が防止される。
【0027】加えて、カバー20の前壁の内側面にもフ
ェイス部3bの周囲を囲むように複数箇所に保持リブ2
6が突設され、フェイス部3bが一層確実に移動規制さ
れるようになっている。また、フェイス部3bの前面に
はカバー20の前壁の内側面が当接し固定突起12や保
持突起14との間でフェイス部3bを挟持することによ
り、偏平ブラウン管3の前後方向の移動が規制される。
【0028】以上説明したように、ボディ10およびカ
バー20によって偏平ブラウン管3の位置固定がなされ
るのであって、ボディ10とカバー20とを結合すれば
偏平ブラウン管3が固定されるから、別途に固定用部材
を設ける場合に比較すると、部品点数を低減することが
できるとともに組立作業が容易になるのである。しか
も、ボディ10に設けた構造によって偏平ブラウン管3
の上下左右の移動規制がなされているから、組立時にお
いてボディ10に偏平ブラウン管3を納装するだけで偏
平ブラウン管3を所定の位置に位置決めすることがで
き、製品ごとの偏平ブラウン管3の位置のばらつきが少
なくなる。また、偏平ブラウン管3の位置決めに寄与す
る固定突起12は、中間部に係止爪12aを有すること
によって回路基板2aの固定にも兼用されているから、
固定突起12が回路基板2aに挿通されるとは言え、2
機能を兼ね備えることによって各機能別に突起を設ける
場合に比較すると、回路基板2aにおいて電子部品を実
装することのできる面積が大きくなる。このことは、回
路規模が同じであれば回路基板2aの小型につながり、
回路基板2aに同じ大きさのものを用いるのであれば回
路規模を大きくして高機能化につながる。偏平ブラウン
管3を固定する構造の要部を図9に示す。
【0029】ところで、子器Yとの通話のためにハウジ
ング1にはマイクロホン(図示せず)およびスピーカ5
も納装されている。マイクロホンは、ハウジング1の上
下方向の中間部の左側部に配置され、カバー20の前壁
の内側面に突設された円筒状の保持筒28に圧入される
とともに、ボディ10の後壁の内側面に突設された抜止
リブ17の先端がマイクロホンの後面に当接することに
よってハウジング1内に保持される。また、カバー20
の前壁において保持筒28に囲まれた部位にはマイクロ
ホンに音波を入射させるための透孔28aが形成されて
いる。
【0030】一方、スピーカ5には一般的なダイナミッ
ク形コーンスピーカを用いており、電磁石を用いて電気
信号を機械振動に変換する変換機構を納装した円筒状の
ヘッド部5aと、ヘッド部5aから拡開する形状に形成
されコーンを保持するフレーム部5bとを備える。ここ
に、ヘッド部5aおよびフレーム部5bは金属により形
成される。このスピーカ5はハウジング1の下部内に納
装されるのであって、ハウジング1の下壁にはスピーカ
5からの音をハウジング1の外部に取り出すために多数
個の音出孔18が穿孔されている。
【0031】ところで、ボディ10の後壁には下壁との
間にスピーカ5のフレーム部5bを挟持することができ
る取付突片32が突設されている。この取付突片32の
先端部にはヘッド部5aを受ける半円状の受け溝32a
が形成されている。さらに、取付突片32の一側部には
ボディ10の下壁に向かって突出する押片32bが突設
されている。取付突片32は可撓性を有し、押片32b
とボディ10の下壁との距離はスピーカ5のフレーム部
5bの中央部の厚み寸法よりも若干小さく設定されてい
る。したがって、スピーカ5のフレーム部5bが取付突
片32とボディ10の下壁との間で弾性的に挟持される
ことによりスピーカ5はボディ10に固定されるのであ
る。
【0032】さらに、カバー20の前壁には下壁との間
にスピーカ5のフレーム部5bの周部を挟持することが
できる取付突片33が突設されている。この取付突片3
3も可撓性を有し、カバー20の下壁と取付突片33と
の距離はスピーカ5のフレーム部5bの周部の厚み寸法
よりも若干小さく設定されている。したがって、スピー
カ5のフレーム部5bの周部が取付突片33とカバー2
0の下壁との間で弾性的に挟持されることによりスピー
カ5がカバー20に固定されるのである。
【0033】加えて、ボディ10の周壁の先端縁にはボ
ディ10にカバー20を結合する際にボディ10の周壁
を取付突片32に向かって撓ませることができるように
傾斜した押圧面34が形成されている。したがって、ボ
ディ10にカバー20を結合すれば、ボディ10の周壁
が取付突片32との距離を縮める向きに撓むことによっ
て、スピーカ5のフレーム部5bが一層強固に固定さ
れ、結果的にスピーカ5とハウジング1とを密着させる
ことができる。ここに、スピーカ5がハウジング1に密
着していないときには、いわゆるびびり音が発生する
が、上述のようにスピーカ5がハウジング1に密着して
いることにより、びびり音の発生が防止される。
【0034】ところで、ハウジング1の下面には偏平ブ
ラウン管3の明るさを調節するためのスライドスイッチ
41aを操作するつまみ41bと、音量調整用のスライ
ドスイッチ42aを操作するつまみ42bとが露出す
る。また、ハウジング1の後面側には電源線を接続する
ための端子ブロック43および子器Yや外部スピーカを
接続するための端子台44が配置される。端子ブロック
43はボディ10の後壁に形成した角筒状の端子保持筒
45に挿着される。端子保持筒45は、ボディ10の後
面側に一部が突出するとともに、突出部位の一側面に切
欠45aを有する。端子保持筒45の後部の内側には端
子ブロック43の後方への移動を規制する段差部45b
が形成され、また端子保持筒45の前端縁には前方に突
出するとともに端子ブロック43の前方への移動を規制
する係止フック45cが突設されている。ここに端子ブ
ロック45は、鎖錠ばねのばね力を利用して電線を保持
する速結端子をケースに納装したものであって、段差部
45bと係止フック45cとにより位置決めした形で端
子保持筒45に挿着される。この状態で、ケースに設け
た電線挿入孔43aが切欠45aから露出する。つま
り、電源線はボディ10の後面に沿って配線されること
になる。ボディ10の後面には凹陥部46が形成されて
おり、端子保持筒45の後端はボディ10の後面のうち
凹陥部46の形成されていない部分の後面とほぼ一致す
る。また、凹陥部46内にはL字状の張力止め47が突
設され、端子ブロック43と電源線との接続部位への張
力の作用を抑制できるようにしてある。
【0035】ハウジング1を壁面などの取付面に取り付
けるには取付金具50を用いる。取付金具50は両側縁
に各一対の引掛片51を突設した形状に形成され、壁面
に直付けする際に用いる木ねじを挿通する取付孔52
や、埋込型の配線器具などの施工時に用いるスイッチボ
ックスに固定するためのねじを挿通する取付孔53や、
壁パネルのような板材に穿孔した施工孔の周部を取付金
具50との間で挟持するための挟み金具を取り付ける金
具取付孔54などが設けられる。取付金具50の引掛片
51は、取付金具50に対してハウジング1を相対的に
スライドさせることで凹陥部46の側壁に形成された引
掛片48に係合するのであって、取付金具50を壁面な
どに固定しておけば、取付金具50を用いてハウジング
1を施工面に固定することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、画像表示用の表示器
と、表示器の駆動回路を含む電子回路を実装した回路基
板とをハウジング内に備え、ハウジングの内側面には回
路基板に穿孔された固定用切欠に挿通されるとともに
示器の各側面と裏面とに跨る部位に合致する形状の保持
切欠を形成した先端部を表示器に当接させて表示器をハ
ウジング内の定位置に位置決めする固定突起が突設さ
れ、前記固定突起の基部と先端部との間の中間部には回
路基板に設けた固定用切欠の周部に係合することにより
ハウジングの内側面からの回路基板の浮き上がりを防止
する係止爪が設けられているものであり、固定突起にお
いて表示器の各側面と裏面とに跨る部位に合致する形状
の保持切欠が形成された先端部に表示器が当接して表示
器が位置決めされるから、表示器は固定突起によって裏
面側が位置決めされるだけでなく横方向にも位置決めさ
れ、ハウジングに対する表示器の位置決め精度が高くな
るという利点があり、しかも、固定突起は回路基板の固
定と表示器の位置決めとの両方の機能を有するから、固
定用切欠は回路基板に係止爪を係脱させる際の固定突起
の撓み量に対応できるだけの寸法を有していればよく、
表示器を固定するための突起と回路基板を固定するため
の突起とを個別に設けていた従来構成に比較すれば、回
路基板の上でこれらの突起を挿通するために専有される
スペースが低減し、結果的に回路基板における電子部品
の実装スペースを確保しやすくなるという利点がある。
つまり、回路基板の面積が同じであれば従来構成に比較
して規模の大きい電子回路を実装することが可能にな
り、電子回路の規模が同じであれば回路基板を小型化す
ることが可能になるという利点を有する。
【0037】請求項2の発明では、固定突起は表示器の
各側面と裏面とに跨がる部位に先端部が当接する形で一
対設けられ、保持切欠は各固定突起の先端部にそれぞれ
形成されているのであって、請求項1の発明と同様に、
表示器は裏面側が固定突起によって位置決めされるだけ
でなく、横方向についても固定突起によって位置決めさ
れるから、ハウジングに対して表示器を所定の位置に位
置決めすることができる。つまり、表示器の位置誤差の
少ない製品を提供できるということであり、また、製造
工程においては表示器の位置決めが容易であって組立作
業の効率の向上につながるという利点がある。
【0038】請求項3の発明では、表示器は電子銃から
の電子の放射方向に沿った画面を有するフラットパネル
ブラウン管であり、高輝度かつ高解像度であるというブ
ラウン管の特性を活かしながらもハウジングの薄型化が
可能になるという利点を有する。請求項4の発明では、
フラットパネルブラウン管のバルブは画面を形成するフ
ェイス部の一部から電子銃が収納されるネック部が突設
された形状を有し、ハウジングの内側面には、ネック部
の両側方においてフェイス部に当接することによりフェ
イス部からネック部に向かう向きへのフラットパネルブ
ラウン管の移動を禁止する一対の位置決め突起が突設さ
れているものであるから、フラットパネルブラウン管の
位置決めが一層容易になり、製品の品質向上につながる
とともに製造時の組立作業の効率が向上するという利点
がある。
【0039】請求項5の発明では、ハウジングは、一面
が開口した箱状に形成され回路基板を保持するボディ
と、ボディの開口側に結合されフラットパネルブラウン
管の画面を露出させる表示窓が開口したカバーとにより
形成され、カバーの表示窓の周部の内側面と固定突起と
の間でフラットパネルブラウン管のフェイス部を挟持す
るのであって、フラットパネルブラウン管をボディとカ
バーとにより挟持することによってフラットパネルブラ
ウン管がたつきが防止されるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の縦断面図である。
【図2】実施形態の正面図である。
【図3】実施形態の背面図である。
【図4】実施形態の一部破断した下面図である。
【図5】実施形態のカバーを外した状態の正面図であ
る。
【図6】実施形態に用いるカバーの背面図である。
【図7】実施形態の断面図である。
【図8】実施形態の断面図である。
【図9】実施形態の要部の断面図である。
【図10】実施形態をドアホンシステムに用いた構成例
を示す図である。
【図11】従来例を示す断面図である。
【図12】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2a 回路基板 3 フラットパネルブラウン管 3a フェイス部 3b ネック部 10 ボディ 12 固定突起 12a 係止爪 12b 保持切欠 15 位置決め突起 20 カバー 21 表示窓 31 固定用切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−57483(JP,U) 実開 昭62−1480(JP,U) 実開 昭59−154979(JP,U) 実開 昭64−3379(JP,U) 実開 昭51−160526(JP,U) 実開 平1−167775(JP,U) 実開 昭59−144975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/12 - 7/14 H05K 5/00 - 5/06 H04N 5/64 - 5/645

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示用の表示器と、表示器の駆動回
    路を含む電子回路を実装した回路基板とをハウジング内
    に備え、ハウジングの内側面には回路基板に穿孔された
    固定用切欠に挿通されるとともに表示器の各側面と裏面
    とに跨る部位に合致する形状の保持切欠を形成した先端
    部を表示器に当接させて表示器をハウジング内の定位置
    に位置決めする固定突起が突設され、前記固定突起の
    部と先端部との間の中間部には回路基板に設けた固定用
    切欠の周部に係合することによりハウジングの内側面か
    らの回路基板の浮き上がりを防止する係止爪が設けられ
    て成ることを特徴とするモニタ装置。
  2. 【請求項2】 固定突起は表示器の各側面と裏面とに跨
    がる部位に先端部が当接する形で一対設けられ、保持切
    欠は各固定突起の先端部にそれぞれ形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のモニタ装置。
  3. 【請求項3】 表示器は電子銃からの電子の放射方向に
    沿った画面を有するフラットパネルブラウン管であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のモニタ装
    置。
  4. 【請求項4】 フラットパネルブラウン管のバルブは画
    面を形成するフェイス部の一部から電子銃が収納される
    ネック部が突設された形状を有し、ハウジングの内側面
    には、ネック部の両側方においてフェイス部に当接する
    ことによりフェイス部からネック部に向かう向きへのフ
    ラットパネルブラウン管の移動を禁止する一対の位置決
    め突起が突設されて成ることを特徴とする請求項3記載
    のモニタ装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングは、一面が開口した箱状に形
    成され回路基板を保持するボディと、ボディの開口側に
    結合されフラットパネルブラウン管の画面を露出させる
    表示窓が開口したカバーとにより形成され、カバーの表
    示窓の周部の内側面と固定突起との間でフラットパネル
    ブラウン管のフェイス部を挟持することを特徴とする請
    求項3記載のモニタ装置。
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