JP3358233B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JP3358233B2
JP3358233B2 JP11486893A JP11486893A JP3358233B2 JP 3358233 B2 JP3358233 B2 JP 3358233B2 JP 11486893 A JP11486893 A JP 11486893A JP 11486893 A JP11486893 A JP 11486893A JP 3358233 B2 JP3358233 B2 JP 3358233B2
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直樹 釜谷
改三 塚本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像レンズが内蔵され
たレンズブロックと、このレンズブロックが取付けられ
たフレームと、撮像素子が搭載された撮像素子基板及び
映像信号処理基板とを備えたビデオカメラ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防犯用やオートメーション工場用
等に使用されている、いわゆる業務用ビデオカメラ装置
において、その撮像レンズの取付手段としては、従前の
16ミリフィルムカメラに使われていたCマウントとい
うレンズマウントを用いるものが一般的であった。この
Cマウントは軸継手の一種であってリング形状をなして
おり、ビデオカメラ本体の撮像面の前方に取付けられ、
このCマウントの前部に撮像レンズを嵌合固定すること
によりビデオカメラ装置が構成されていた。
【0003】かかる業務用ビデオカメラ装置において
も、近年では小型化、軽量化等の要請が強くなってお
り、これに答えるように、撮像素子(CCD)の大きさ
が2/3インチから1/2インチ、更に1/3インチへ
と小型化されている。この場合、例えば、撮像素子CC
Dの大きさが2/3インチから1/2インチに小型化さ
れたにも係わらず、持ち合わせた補助レンズをCマウン
トでビデオカメラ本体に取付けると、その撮像素子CC
Dには撮像レンズに入力された光の一部のみが撮像され
ることになる。そのため、被写体が拡大して映し出され
ることになり、結像画面が望遠側の像になってしまうと
いう不都合が生じる。
【0004】一方、ビデオテープレコーダー(VTR)
が内蔵されたビデオカメラ装置(VTR内蔵ビデオカメ
ラ装置)において、その撮像レンズの大きさは、小型化
される撮像素子CCDに合わせて小型化が進められてお
り、小型で高倍率のズームレンズも提供されるようにな
った。しかも、省電力で動作し得るオートフォーカス機
構が付加されていて、全体として大幅に性能アップが図
られているにも係わらず、大量生産によってコストダウ
ンが実現されており、このように上記業務用ビデオカメ
ラ装置にはない多くの魅力的な点がある。
【0005】ところが、VTR内蔵ビデオカメラ装置で
は、撮像素子CCDの搭載された撮像素子基板がレンズ
ブロックに取付けられていると共に、そのレンズブロッ
クは主基板にネジ止めされていて、この主基板と撮像素
子基板とは、各基板に固定された一対のコンタクトによ
って両基板間を直接連結するようにボードツーボードコ
ネクタで連結されている。更に、撮像素子CCDの後方
に補助基板が配設されており、この補助基板も主基板に
ボードツーボードコネクタによって連結されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のビデオカメラ装置にあっては、レンズブ
ロックを主基板に取付け、この主基板でレンズブロック
を支持すると共に、この主基板を樹脂製のキャビネット
で左右から挟持する構造となっていた。そのため、レン
ズブロックが所定位置で保持されるように主基板を無理
なく且つ矛盾なく樹脂製キャビネットで押さえるのは大
変な作業であるという課題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、レンズブロックを一旦フレームに固定
し、そのフレームに基板を取付けてキャビネットで保持
する構造とすることにより、レンズブロックの保持力を
高めると共に、無理なく基板を取り付けることができる
ようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、撮像レ
ンズが内蔵されたレンズブロックと、このレンズブロッ
クの側面を囲むように配設され且つこのレンズブロック
が取付けられたフレームと、レンズブロックに固定され
且つ撮像レンズに対向するよう搭載された撮像素子を有
する撮像素子基板と、フレームに固定され且つ撮像素子
から供給される映像信号を処理する映像信号処理基板
と、この映像信号処理基板及び撮像素子基板間を接続す
る第1のコネクタとを備えたことを特徴としている。
【0009】映像信号処理基板は第2のコネクタの一方
のコンタクトを有し、この第2のコネクタの他方のコン
タクトはレンズブロックにフレキシブルプリント板を介
して接続された補助基板に設けられ、この補助基板は映
像信号処理基板が固定される側面と反対側に位置するフ
レームの側面を貫通して外方に突出する突出部を有し、
この突出部を押圧することによって他方のコンタクトを
一方のコンタクトに接続可能な構造とすることができ
る。
【0010】また、撮像素子基板と映像信号処理基板と
補助基板とのうち、いずれか一以上の基板には集積回路
が搭載され、これら集積回路の一以上にはフレームから
延出された接触片を接触させ、フレームを介して当該集
積回路の放熱を行うことができる。
【0011】更に、フレームには、レンズブロックをプ
ログラム制御するための通信プロトコル変換用基板を接
続することができる。
【0012】
【作用】本発明は、上述の如く構成したことにより、撮
像レンズを有するレンズブロックが側面を囲むフレーム
に取付けられ、このフレームに固定された映像信号処理
基板と撮像素子を有する撮像素子基板とが第1のコネク
タで接続されるため、レンズブロックがフレームによっ
て確実に保持されると共に、コネクタに加えられるスト
レスを少なくすることができる。
【0013】フレームの側面を貫通する補助基板の突出
部を押圧することにより、映像信号処理基板に設けた一
方のコンタクトと、フレキシブルプリント板を介してレ
ンズブロックに接続された補助基板に設けた他方のコン
タクトとからなる第2のコネクタを簡単且つ確実に接続
することができる。
【0014】また、フレームから延出された接触片が撮
像素子基板と映像信号処理基板と補助基板とのいずれか
の基板に搭載された集積回路に接触されるため、その集
積回路で発生した熱をフレームから放熱し、当該集積回
路の温度上昇を抑制することができる。
【0015】更に、フレームには通信プロトコル変換用
基板を接続することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1〜図5は、本発明の一実施例を示すも
のである。図1等に示す、1はレンズブロックであり、
このレンズブロック1は、一端に受光穴1aが開口され
た匣体をなすハウジングと、このハウジングに内蔵され
た撮像レンズ等から構成されている。撮像レンズとして
は、例えば、自動焦点(オートフォーカス)、電動ズー
ム(パワーズーム)、光学ファインダ(表示を含む)等
の各種の機能を付与することができる。図3に示す、2
は位置決め軸であり、この位置決め軸2の中央には位置
合わせのための突起2aが形成されている。また、3は
ネジ受軸であり、このネジ受軸3の中央にはネジ孔3a
が穿設されている。
【0018】4は、レンズブロック1の側面を囲むよう
に配設されるフレームである。このフレーム4は、レン
ズブロック1の左側面と上面の一部を囲む略逆L字形を
なす左フレーム片5と、同じくレンズブロック1の右側
面と下面を囲むL字形をなす右フレーム片6とから構成
されている。即ち、左フレーム片5は、レンズブロック
1の左側面に対向された左側面板5aと、同レンズブロ
ック1の上面の前部に展開された上面板5bと、これら
を連結する傾斜板5cとからなり、これらは1枚の板金
によって一体に形成されている。また、右フレーム片6
は、レンズブロック1の右側面に対向された右側面板6
aと、同レンズブロック1の下面に対向された下面板6
bとからなり、これらは1枚の板金によって一体に形成
されている。
【0019】これら左フレーム片5と右フレーム片6と
を複数本の固定ネジ7で締付固定することによりフレー
ム4が一体的に構成されていて、その左フレーム片5に
レンズブロック1が複数本の取付ネジ8によって締付固
定されている。そのために、左フレーム片5の左側面板
5aには位置決め用の突起2aが嵌合される位置決め孔
9が当該突起2aに対応させて複数穿設されている。更
に、左側面板5aにはレンズブロック1を左フレーム片
5にネジ止めするための挿通孔10が複数穿設されてお
り、この挿通孔10を貫通してネジ孔3aにネジ部が螺
合される取付ネジ8によってレンズブロック1が左フレ
ーム片5に固定される。
【0020】更に又、左側面板5aには、その下端部で
水平方向に折り曲げられた下部連結片11と、その後端
部で縦方向に折り曲げられた側部連結片12とを設け、
これらの連結片11,12にはネジ孔11a,12aが
それぞれ穿設されている。そして、下部連結片11の先
端には上方に折り曲げられた固定片13が形成されてい
ると共に、側部連結片12の後端には外側に折り曲げら
れた固定片14が、また、その前端には内方に折り曲げ
られた固定片15がそれぞれ形成されていて、これら固
定片13〜15にはネジ孔13a〜15aがそれぞれ穿
設されている。更に、左側面板5aには複数の窓穴16
a,16bが開口されていて、一方の窓穴16aの一部
を切り残して延出させ、この延出部を外側に折り曲げる
ことによって接触片17が形成されている。また、上面
板5bには、その側端部で下方に折り曲げられた固定片
18が形成されており、この固定片18にはネジ孔18
aが穿設されている。
【0021】右フレーム片6の右側面板6aには、その
前端で内側に折り曲げられた固定片20と、その後端で
内側に折り曲げられた固定片21と、その上端で外側に
折り曲げられた取付片22,23とが形成されていて、
これら固定片20,21及び取付片22,23にはネジ
孔20a〜23aがそれぞれ穿設されている。更に、右
側面板6aには開口窓24が開口されており、この開口
窓24の一部を切り残して延出させ、この延出部を外側
に折り曲げることによって取付片25,26が形成され
ていて、これら取付片25,26にはネジ孔25a,2
6aがそれぞれ穿設されている。
【0022】また、右フレーム片6の下面板6bには、
三脚用ネジ穴27が穿設された三脚板金28が複数の取
付ネジ29によって固定されている。そして、右フレー
ム片6を左フレーム片5に組付けるために、右側面板6
aの上角部には挿通孔30が、また下面板6bの先角部
には挿通孔31がそれぞれ穿設されている。
【0023】而して、上記構成を有する左フレーム片5
と右フレーム片6とは、図4等に示すように組み合わさ
れ、複数の固定ネジ7によって一体的に組付けられる。
即ち、右フレーム片6の右側面板6aに設けた挿通孔3
0に固定ネジ7のネジ部を貫通し、その先端を左フレー
ム片5の上面板5bに連続して設けた固定片18のネジ
孔18aに螺合させると共に、下面板6bに設けた挿通
孔31に固定ネジ7のネジ部を貫通し、その先端を下部
連結片11のネジ孔11aに螺合させ、これらの固定ネ
ジ7を締結することにより、右フレーム片6が左フレー
ム片5に組付けられる。
【0024】図3等に示す33は、撮像素子34が搭載
された撮像素子基板であり、この撮像素子基板33は複
数の取付ネジ35によってレンズブロック1に締付固定
されている。撮像素子34は、レンズブロック1に内蔵
された撮像レンズに対向するよう配設されていて、この
撮像素子34からの信号を外部に取り出すための第1の
コネクタ36の一方のコンタクト36aが撮像素子基板
33の左フレーム片5側に固定されている。37は、撮
像レンズをコントロールするための制御信号が伝達され
るフレキシブルプリント板であり、このフレキシブルプ
リント板37の一端はレンズブロック1内に導入されて
いて、その他端は補助基板38に固定されたプリント板
用コネクタ39に接続されている。
【0025】補助基板38は側方に突出する突出部38
aを有し、この突出部38aは右フレーム片6の右側面
板6aに設けたスリット40を貫通し、この突出部38
aの先端が右側面板6aの外方に突出される。この補助
基板38の突出部38aと反対側の側縁には、第2のコ
ネクタ41の一方のコンタクト41aが固定されてい
る。かかる補助基板38には、集積回路42等の必要な
電子部品が搭載されている。
【0026】また、図3等に示す44は、平板状をなす
映像信号処理基板であり、左フレーム片5の外側に複数
の取付ネジ45によって締付固定される。そのため、映
像信号処理基板44には複数の挿通孔46が穿設されて
いて、各挿通孔46に取付ネジ45のネジ部を貫通し、
左フレーム片5の側部連結片12に連続して設けた固定
片14のネジ孔14aに螺合させると共に、同様に下部
連結片11に連続して設けた固定片13のネジ孔13a
に螺合させ、これらの取付ネジ45を締結することによ
り、この映像信号処理基板44が左フレーム片5に組付
けられる。
【0027】この映像信号処理基板44には集積回路4
7及びその他の電子機器が搭載されていて、その電源回
路がシールドケース48内に収納されている。この映像
信号処理基板44には複数のコンタクト、即ち、第1の
コネクタ36の他方のコンタクト36bと、第2のコネ
クタ41の他方のコンタクト41bと、別個に設置され
るマイクロコンピュータ等と接続するためのコンタクト
49等が取付けられている。2個のコンタクト36b及
び41bは映像信号処理基板44の内側に固定されてお
り、この映像信号処理基板44を左フレーム片5に組付
けた状態では、一方のコンタクト36bは左側面板5a
の上部に設けた切欠き内を通ってレンズブロック1側に
延在され、他方のコンタクト41bは左側面板5aの下
部に設けた窓穴16bを貫通してレンズブロック1側に
延在されて、それぞれ組をなす一方のコンタクト36
a,41aに対向される。
【0028】また、映像信号処理基板44の集積回路4
7の取付部には窓穴が開口されており、組付時、この窓
穴内には左側面板5aに設けた接触片17が挿入されて
集積回路47の裏面に接触する。これにより、集積回路
47で発生した熱が接触片17に伝達され、この接触片
17から左フレーム片5に伝達されるため、集積回路4
7の温度上昇を効果的に抑制することができる。
【0029】上記構成を有するビデオカメラ装置は、例
えば、次のようにして簡単に組み立てることができる。
即ち、まず、レンズブロック1に撮像素子基板33を取
付ネジ35で取付ける。次に、レンズブロック1の位置
決め軸2の突起2aを左フレーム片5の左側面板5aの
位置決め孔9に嵌合して位置決めした後、取付ネジ8を
挿通孔10を介してネジ孔3aに螺合し、このレンズブ
ロック1を左フレーム片5に固定する。次いで、レンズ
ブロック1内に一端が導入されたフレキシブルプリント
板37の他端を補助基板38のコネクタ39に接続す
る。
【0030】次に、映像信号処理基板44を左フレーム
片5の側面に臨ませてレンズブロック1側へ押圧するこ
とにより、コンタクト36bをこれと対をなすコンタク
ト36aに嵌合して第1のコネクタ36を接続すると共
に、コンタクト41bをこれと対をなすコンタクト41
aに嵌合して第2のコネクタ41を接続する。次いで、
取付ネジ45を挿通孔46を介してネジ孔13a,14
aに螺合し、映像信号処理基板44を左フレーム片5に
固定する。
【0031】次に、レンズブロック1の右側に右フレー
ム片6を臨ませ、そのスリット40に補助基板38の突
出部38aを挿入する。しかる後、固定ネジ7を挿通孔
30及び31を介して左フレーム片5の下部連結片11
のネジ孔11a及び固定片18のネジ孔18aに螺合す
ることにより、右フレーム片6を左フレーム片5に固定
する。これにより、レンズブロック1がフレーム4に対
して正確に位置出しされ、本実施例に係わるビデオカメ
ラ装置の組立が完了する。
【0032】この場合、レンズブロック1がフレーム4
に取付けられているため、当該レンズブロック1を強固
且つ正確に支持することができる。しかも、第1のコネ
クタ36及び第2のコネクタ41によって映像信号処理
基板44と撮像素子基板33及び補助基板38との間
を、いずれも無理なく接続することができ、コネクタの
接続不良の発生を効果的に防止することができる。ま
た、例えば組立後、何らかの理由で映像信号処理基板4
4をフレーム4から外した場合にも、図5に示すように
組付けた後、補助基板38の突出部38aを指で押圧す
ることにより、レンズブロック1に余分な外力を加える
ことなく、2組のコネクタ36,41を簡単且つ確実に
接続させることができる。更に、フレーム4から突出さ
れた接触片17が集積回路47の背面に接触しているた
め、当該集積回路47で発生した熱をフレーム4側に逃
がすことができ、集積回路47の温度上昇を効果的に抑
制することができる。
【0033】図6〜図7は、上記実施例に係わるビデオ
カメラ装置を単体カメラとして譲渡等するために、幾つ
かの部品を装着した状態を示すものである。図6に示す
50は、レンズブロック1の受光穴1aの前部に取付け
られたレンズ取付具である。51は、左フレーム片5の
上面板5bに固定された三脚板金であり、三脚用ネジ穴
52が穿設されている。
【0034】図6に示す53は、カメラをプログラム制
御する際の通信プロトコル変換のための通信プロトコル
変換用基板であり、上記右フレーム片6の取付片25,
26にネジ止めされ、フレーム4の外側に配設されてい
る。この通信プロトコル変換用基板53には集積回路5
4その他の電子部品が搭載されており、これによりカメ
ラをプログラム制御するためのコンピュータの制御が可
能となる。更に、通信プロトコル変換用基板53にはコ
ントロール用の複数のスイッチ55とコネクタ56とが
取付けられていると共に、コネクタ56にはフレキシブ
ルプリント板57が連結されており、このフレキシブル
プリント板57を介してレンズブロック1内の撮像レン
ズ等に接続されている。
【0035】また、58は電源基板、59はコネクタ基
板であり、コネクタ基板59に取付けられたコネクタ6
0がパネル61を貫通して後方に突出されている。パネ
ル61にはリアパネル金具62が一体に形成されてい
て、前側から角筒状のケーシング63が装着されてい
る。そして、ケーシング63の前側にはフロントパネル
64が配置されており、このフロントパネル64は複数
の取付ネジ65によってレンズ取付具50に締付固定さ
れている。66は、レンズ取付具50の内周面に設けた
コンバージョンレンズ用ネジであり、このコンバージョ
ンレンズ用ネジ66には、必要によりワイドコンバージ
ョンレンズやテレコンバージョンレンズ等を取付けるこ
とができる。また、67はリアパネルである。
【0036】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、左フレーム片5及び右
フレーム片6間をヒンジによって揺動可能に連結し、こ
のヒンジの他側に着脱自在な係止具を設け、両フレーム
片5,6間を開閉自在に構成することができる。このよ
うに、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
できるものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像レンズが内蔵されたレンズブロックと、このレンズ
ブロックを囲むように設けられたフレームと、撮像素子
を有する撮像素子基板と、撮像素子からの映像信号を処
理する映像信号処理基板と、この映像信号処理基板及び
撮像素子基板間を接続するコネクタとを備え、レンズブ
ロックをフレームに固定すると共に、コネクタによって
映像信号処理基板及び撮像素子基板間を剛体的に連結す
る構成としたため、レンズブロックの重量をフレームで
受けることができ、当該レンズブロックをフレームによ
って強固且つ正確に保持することができると共に、コネ
クタに加えられるストレスを少なくして接続不良等の発
生を効果的に予防することができるという効果が得られ
る。
【0038】また、映像信号処理基板の組付の際に、フ
レームの側面を貫通する補助基板の突出部を押圧するこ
とにより、映像信号処理基板に設けた一方のコンタクト
と補助基板に設けた他方のコンタクトとからなる第2の
コネクタを簡単且つ確実に接続することができるという
効果が得られる。
【0039】更に、フレームから延出された接触片を、
映像信号処理基板等に搭載された集積回路に接触するこ
とにより、その集積回路で発生した熱をフレームに伝達
させ、そのフレームから放熱させて集積回路の温度上昇
を効果的に抑制することができるという効果も得られ
る。
【0040】そして、フレームには通信プロトコル変換
用基板を接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面側からの斜視図で
ある。
【図2】同、背面側からの斜視図である。
【図3】同、背面側からの分解斜視図である。
【図4】同、補助基板を取り除いた状態の背面図であ
る。
【図5】同、補助基板を取付けた状態の背面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す正面側からの斜視図
である。
【図7】図6にケーシング等を取付けた状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 レンズブロック 4 フレーム 5 左フレーム片 6 右フレーム片 11,12 連結片 13,14,15,18,20,21 固定片 17 接触片 22,23,25,26 取付片 33 撮像素子基板 34 撮像素子 36 第1のコネクタ 36a,36b コンタクト 37,57 フレキシブルプリント板 38 補助基板 38a 突出部 39,56,60 コネクタ 40 スリット 41 第2のコネクタ 41a,41b コンタクト 42,47,54 集積回路 44 映像信号処理基板 50 レンズ取付具 53 通信プロトコル変換用基板 58 電源基板 59 コネクタ基板 63 ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−151673(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像レンズが内蔵されたレンズブロック
    と、このレンズブロックの側面を囲むように配設され且
    つ当該レンズブロックが取付けられたフレームと、上記
    レンズブロックに固定され且つ上記撮像レンズに対向す
    るよう搭載された撮像素子を有する撮像素子基板と、上
    記フレームに固定され且つ上記撮像素子から供給される
    映像信号を処理する映像信号処理基板と、この映像信号
    処理基板及び上記撮像素子基板間を接続する第1のコネ
    クタとを備えたことを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 上記映像信号処理基板は第2のコネクタ
    の一方のコンタクトを有し、この第2のコネクタの他方
    のコンタクトは上記レンズブロックにフレキシブルプリ
    ント板を介して接続された補助基板に設けられ、この補
    助基板は上記映像信号処理基板が固定される側面と反対
    側に位置する上記フレームの側面を貫通して外方に突出
    する突出部を有し、この突出部を押圧することによって
    上記他方のコンタクトを一方のコンタクトに接続可能と
    したことを特徴とする請求項1記載のビデオカメラ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記撮像素子基板と上記映像信号処理基
    板と上記補助基板とのうち、いずれか一以上の基板には
    集積回路が搭載され、これら集積回路の一以上には上記
    フレームから延出された接触片を接触させ、フレームを
    介して当該集積回路の放熱を行うことを特徴とする請求
    項1又は2記載のビデオカメラ装置。
  4. 【請求項4】 上記フレームには、上記レンズブロック
    をプログラム制御するための通信プロトコル変換用基板
    が接続されたことを特徴とする請求項1記載のビデオカ
    メラ装置。
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