JPH0851291A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JPH0851291A
JPH0851291A JP6184290A JP18429094A JPH0851291A JP H0851291 A JPH0851291 A JP H0851291A JP 6184290 A JP6184290 A JP 6184290A JP 18429094 A JP18429094 A JP 18429094A JP H0851291 A JPH0851291 A JP H0851291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heat
mounting
housing
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6184290A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Tsutsui
達也 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6184290A priority Critical patent/JPH0851291A/ja
Publication of JPH0851291A publication Critical patent/JPH0851291A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の小型化および分解・組立作業の簡素化
を図る。 【構成】 アッパーカバー7内に電子部品102〜10
4に押圧接触する第2熱伝導性ゴム105〜107を設
け、これら第2熱伝導性ゴム105〜107とアッパー
カバー7との間に熱伝達板44を介装した。このため、
電子部品102〜104からの発生熱が第2熱伝導性ゴ
ム105〜107を介して熱伝達板44に伝わり、この
熱伝達板44からカメラ筐体を介して大気中に放散され
るから、効果的な熱放散構造を得るために従来必要とし
たカメラ筐体の外形寸法を短縮することができる。ま
た、熱放散構造としてヒートシンクを必要とせず、カメ
ラ筐体内に熱放散用の構成部品を収納することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラ等
の撮像装置に使用して好適な電子機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年におけるビデオカメラは、単一撮像
板式のビデオカメラのみならず3撮像板式のカラービデ
オカメラが多用されている。
【0003】これは、色分解プリズムを使って3原色に
分け、各々に光電変換素子を付けて撮像するものであ
る。
【0004】従来、この種のビデオカメラには、前後方
向に開口する筐体と、この筐体の前方開口部に装着され
光軸方向に開口する貫通孔を有するフロントパネルと、
このフロントパネルの貫通孔に挿通固定されレンズ筒被
取付基準面をその前方開口端面に有するレンズマウント
リングと、このレンズマウントリング内に取り付けられ
撮影レンズを内蔵するレンズ筒と、このレンズ筒の後方
に設けられかつ筐体の後方開口部に装着されたリアパネ
ルと、このリアパネルとレンズマウントリングとの間に
設けられかつ筐体内に収納され近赤外線の波長より大き
い波長の光を遮断する光学フィルタと、この光学フィル
タの後方に設けられ撮影レンズによる光学像を三原色に
分解する色分解プリズムと、この色分解プリズムに固定
され各色の成分光を受光する3板式の固体撮像素子と、
これら固体撮像素子の後方に設けられ筐体外に露呈する
操作スイッチを有する操作パネルとを備えたものが採用
されている。
【0005】このように構成されたビデオカメラにおい
ては、カメラ使用による温度上昇によって固体撮像素子
を含む電子部品に故障が発生したり、その性能が劣化し
たりすることを防止する必要から、カメラ筐体の壁板あ
るいは各種電子部品付きのヒートシンクから熱放散させ
る構造とし、カメラ筐体内の温度上昇を抑制することが
行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者にあっ
ては、効果的な熱放散構造を得るためにカメラ筐体の外
形寸法を相当大きい寸法に設定する必要が生じ、カメラ
全体が大型化するという問題があった。
【0007】一方、後者にあっては、ヒートシンクがカ
メラ筐体外に露呈するものであるため、カメラ分解・組
立に際してヒートシングが障害となり、カメラ分解・組
立作業を面倒なものにするという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、機器の小型化を図ることができると共に、分解
・組立作業の簡素化を図ることができる電子機器を提供
するものである。
【0009】本発明の別の発明(請求項2)は、機器の
小型化および分解・組立作業の簡素化を図ることができ
ると共に、コストの低廉化を図ることができる電子機器
を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器
は、筐体内に電子部品に押圧接触する熱伝導性ゴムを設
け、この熱伝導性ゴムと筐体との間に熱伝達板を介装し
たものである。
【0011】請求項2に係る電子機器は、電子部品と筐
体間およびマウント基板と筐体間に共通の熱伝導性ゴム
を介装したものである。
【0012】
【作用】本発明においては、筐体内の電子部品から発生
した熱が熱伝導性ゴムを介して熱伝達板に伝わり、この
熱伝達板から筐体を介して大気中に放散される。
【0013】請求項2においては、電子部品から発生し
た熱が熱伝導性ゴムを介して筐体外に放散されると共
に、この熱伝導性ゴムによってベース基板に対するマウ
ント基板の電気的接続と機械的接続が確実に行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明および本発明の別の発明の構成
等を図1〜図20に示す実施例によって詳細に説明す
る。
【0015】同図において、符号Mで示すものは撮像装
置としてのビデオカメラで、全体が略直方体の外観を呈
する本体1と、この本体1の前面部に着脱自在に設けら
れ撮影レンズ2aを内蔵するレンズ筒2とによって構成
されている。
【0016】「ビデオカメラMの本体1」このビデオカ
メラMの本体1は、前後方向に開口するカメラ筐体3
と、このカメラ筐体3の前方開口部に装着され光軸方向
に開口する貫通孔4aを有する前面板4と、この前面板
4の後方に設けられかつ前記カメラ筐体3の後方開口部
に装着され外部に露呈する複数のコネクタ50,51を
有する後面板52と、この後面板52の前方に設けられ
前記カメラ筐体3の右方側壁一部を構成する操作パネル
70とからなる例えばアルミ等の金属ケースを外筐とす
るカメラ機器本体である。
【0017】〔カメラ筐体3〕このカメラ筐体3は、各
々が互いに対向する左右2つの側板5およびこれら両側
板5に連接する天井板6を有する断面視略コ字状のアッ
パーカバー7と、このアッパーカバー7の下方開口部を
閉塞するロウパネル8とからなり、内部には左右方向に
所定の間隔をもって並列する信号処理用のマウント基板
9,9aおよびこれらマウント基板9,9aとDC−D
Cコンバータユニット100等を搭載するベース基板と
してのマザーボード10が収納されている。
【0018】このカメラ筐体3のアッパーカバー7に
は、前記両側板5のうち右側側板の後方端部において側
方に開口するパネル取付用窓5aが切欠き形成されてい
る。
【0019】このアッパーカバー7には、前記両側板5
の下方側縁において前後方向に所定の間隔をもって位置
し取付ねじa1,a2が挿通するねじ挿通孔5b,5cお
よび前記両側板5の後方端縁において側方に開口し取付
ねじa3が挿通するねじ挿通孔5dが設けられている。
【0020】また、このアッパーカバー7の天井板6に
は、カバー中央部前方において上下方向に開口する三脚
取付用の貫通孔6aおよびカバー後方端縁において上下
方向に開口し取付ねじa4が挿通するねじ挿通孔6bが
設けられている。
【0021】一方、このカメラ筐体3のロウパネル8に
は、パネル両側部において左右方向に開口し前記取付ね
じa1〜a3とAが螺合するねじ孔11a〜11dおよび
前後方向に開口し取付ねじb,cが螺合するねじ孔11
e,11fを有し前後方向に延在する取付部11が設け
られている。
【0022】このロウパネル8の取付部11には、前記
アッパーカバー7(側板5)の内側面一部が対接する第
1受け面101aおよび後述する熱伝達板の内側面一部
が対接する第2受け面101bを有する切欠き101が
形成されている。
【0023】また、このロウパネル8の前後端縁には、
取付ねじEが螺合する基板固定用のねじ孔8Aを有し左
右方向に並列する一対のスタット8Bが設けられてい
る。
【0024】〔前面板4〕この前面板4は全体が後方
(裏側)に開口する有底角箱状のフロントパネルによっ
て形成されており、パネル開口端部の上方端縁裏側には
上下方向に開口し取付ねじdが螺合する2つのねじ孔1
2aを有し後方に突出するステー取付片12が一体に設
けられている。
【0025】この前面板4には、円周方向に所定の間隔
をもって位置し取付ねじe,fが挿通する上下2組のね
じ挿通孔4b,4cおよびこれら各組の両ねじ挿通孔4
b,4c間に位置し後方に突出する位置決めピン4d,
4eが設けられている。
【0026】また、この前面板4の下方角部には、前後
方向に開口し取付ねじbが挿通するねじ挿通孔4fが設
けられている。
【0027】さらに、この前面板4の裏面両側部には、
前記ねじ挿通孔4fの上方に位置し取付ねじB,Cが螺
合するねじ孔4g,4hが設けられている。
【0028】13は光軸方向に開口するレンズ取付用の
ねじ部13aをその内周面に有するレンズマウントリン
グで、前記前面板4内に設けられ、かつ前記貫通孔4a
に挿通固定されており、後方開口端部には前記位置決め
ピン4d,4eが臨むピン孔14a,14bおよび前記
取付ねじe,fが螺合するねじ孔14c,14dを有す
る突出片付きのフランジ14が設けられている。
【0029】このレンズマウントリング13のフランジ
14には、前記両左方ねじ孔14c間と前記両右方ねじ
孔14d間の周方向中央部に位置し取付ねじgが螺合す
るねじ孔14eおよびこれら各ねじ孔14eの近傍に位
置し後方に突出する位置決めピン14f,14gが設け
られている。
【0030】また、このレンズマウントリング13のフ
ランジ14には、リング裏側開口下方一部を閉塞する平
面視略弓形状のカバー片15が固定されている。
【0031】このカバー片15の外周縁には、前記取付
ねじgが挿通するねじ挿通孔16aを有する取付部16
が一体に設けられている。
【0032】17は前記カバー片15の上方端縁に対接
する段差面17aをその下方端縁に有するプリズムベー
スで、円板の下方一部を弓形に切り欠くことにより形成
され前後方向に開口する平面視矩形状の貫通窓18aを
有するベース片18と、このベース片18の外周縁下方
両側部に一体に設けられ前記各位置決めピン14f,1
4gが臨むピン孔19aおよび前記取付ねじfが挿通す
るねじ挿通孔19bを有するフランジ片19とからな
り、前記フランジ14の裏側端面に固定されている。
【0033】20は前記撮影レンズ2aの撮影による光
学像を赤色(R),緑色(G)および青色(B)の三原
色の成分光に分解する色分解プリズムで、屈折率1.7
06の屈折率をもつ3つの第1プリズム20a〜第3プ
リズム20cからなり、前記プリズムベース17の裏側
端面に前記第1プリズム20aの光入射面を前記貫通窓
18aの開口面に対接させて固定されている。
【0034】21は前記プリズムベース17の貫通窓1
8a内に臨む光学フィルタで、前記色分解プリズム20
の各プリズムのうち第1プリズム20aの光入射面に接
着されている。
【0035】22はレンズ透過光を一部遮断するマスク
で、前記レンズ筒2の後方に設けられ、かつ前記貫通窓
18a内に臨み前記光学フィルタ21のフィルタ面に接
着されており、前記色分解プリズム20の基準位置すな
わち前記第3プリズム20cの光透過面前方位置には縦
横寸法が各々6.2mmと6.6mmの寸法からなる開
口部22aが設けられている。
【0036】23〜25は後述する3つ固体撮像素子に
対応する第1バイアス基板〜第3バイアス基板で、ベー
ス板23a〜25aおよびフレキシブル基板23b〜2
5bからなり、前記各プリズム20a〜20cに取付片
26〜28を介して固定されている。
【0037】これら第1バイアス基板23〜第3バイア
ス基板25のうち第3バイアス基板25のフレキシブル
基板25bには、先方端部に前記マウント基板9のうち
最右方のマウント基板9a上のコネクタ29に接続する
コネクタ30を有する延在部31が設けられている。
【0038】32〜34はR,G,Bの各色の成分光を
受光する1/3インサイズの第1CCD撮像素子〜第3
CCD撮像素子で、前記各プリズム20a〜20cと前
記各取付片26〜28との間に設けられ、かつ前記各バ
イアス基板23〜25に半田付け固定されている。
【0039】35は信号処理系から光学系への熱移動を
遮断するための遮熱板で、前記前面板4の裏面側に固定
されており、全体が前記バイアス基板25と前記マウン
ト基板9,9aとの間に臨む基部片36と、この基部片
36の左右側縁に連接しかつ前方に突出する側部片3
7,38と、これら側部片37,38の上方に位置し前
記バイアス基板23に対向する上部片39とからなる例
えばリン青銅等の良熱伝導性材料によって形成されてい
る。
【0040】この遮熱板35の側部片37,38のうち
側部片37は前記基部片36の上下方向寸法と同一の上
下方向寸法をもつ単一の側部片によって構成されてお
り、前方端縁には前記取付ねじBが挿通するねじ挿通孔
40aを有し前記ねじ孔4gの開口周縁に対接する第1
取付片40が一体に設けられている。
【0041】一方、側部片38は各々が上下方向に並列
する2つの側部片によって構成されており、各前方端縁
には前記取付ねじCが挿通するねじ挿通孔41aを有し
前記ねじ孔4hの開口周縁に対接する第2取付片41が
一体に設けられている。
【0042】42は熱放散・回路基板押圧用の第1熱伝
導性ゴムで、前後方向に延在する基部42aと、この基
部42aの両側方に突出する4つの側部42b〜42e
とからなり、前記マウント基板9,9aの上方端面と前
記天井板6の裏面間および前記DC−DCコンバータユ
ニット100の上方端面と前記天井板6の裏面間に介装
されている。
【0043】この第1熱伝導性ゴム42は、全体が例え
ばシリコーンにアルミナを混入してなる平面視略キ字状
の弾性変形可能な導電部材によって形成されている。
【0044】43は下方に開口する断面視略コ字状のス
テーで、前記マウント基板9,9aの上方に設けられ、
かつ前記アッパーカバー7内に収納されており、前後両
方端縁には左右方向に所定の間隔をもって位置し前記取
付ねじdおよび取付ねじhが各々挿通するねじ挿通孔4
3a,43bが設けられている。
【0045】このステー43の略中央部および後方端部
には、前記貫通孔6aに対応するねじ孔43cおよび前
記第1熱伝導性ゴム42が挿通する平面視略キ字状の開
口部43dが設けられている。
【0046】また、このステー43の前後端部左側側縁
には、取付ねじDが螺合する2つのねじ孔43eが設け
られており、右側部下方端面には取付ねじFが螺合する
ねじ孔43Aを有し下方に突出する取付片43Bが一体
に設けられている。
【0047】44は熱放散用の熱伝達板で、前記取付ね
じDが挿通するねじ挿通孔45aを有する基部片45
と、この基部片45の左側端縁に垂設され前記アッパー
カバー7の側板5に対接する3つの側部片46〜48と
からなり、このうち基部片45の自由端縁が前記ステー
43の片側端縁に固定され、かつ各側部片46〜48の
自由端縁が前記側板5の下方端縁および前記取付部11
の上方端縁によって挾持されている。
【0048】この熱伝達板44は全体が断面視略逆L字
状のりん青銅板によって形成されており、各側部片46
〜48には前記マウント基板9,9aのうち最左側方の
マウント基板上の電子部品102〜104に押圧接触す
る第2熱伝導性ゴム105〜107が両面テープ(図示
せず)によって貼付されている。
【0049】これら第2熱伝導性ゴム105〜107
は、全体が前記第1熱伝導性ゴム42と同様に例えばシ
リコーンにアルミナを混入してなる平面視矩形状の弾性
変形可能な導電性部材によって形成されている。
【0050】〔後面板52〕この後面板52は、前記コ
ネクタ50,51が挿通する取付孔53a,53bを有
する板金製のリアシャーシ53と、このリアシャーシ5
3に被冠され外部に露呈する表示部54aを有する合成
樹脂製のリアカバー54と、このリアカバー54の前方
に前記リアシャーシ53を介して設けられかつ前記マウ
ント基板9に接続されたマウント基板55とからなるリ
アパネルによって構成されている。
【0051】この後面板52のリアシャーシ53は、前
記取付孔53a,53bを有する基部板53Aおよびこ
の基部板53Aに連接し各々が互いに対向する側部板5
3Bからなる断面視略コ字状のシャーシによって形成さ
れている。
【0052】このうちリアシャーシ53の基部板53A
の上方端縁には、シャーシ左右方向に所定の間隔をもっ
て位置し前記取付ねじhが螺合するねじ孔56aを有す
る取付片56およびこの取付片56の左右側方に各々が
左右方向に所定の間隔をもって並列し前記取付ねじa4
が螺合するねじ孔57aを有する取付片57が折り曲げ
形成されており、これら取付片56,57のうち左右両
取付片57の下方において前後方向に開口し前記リアカ
バー54をシャーシ(基部板)面方向に移動規制するた
めの位置決め孔58が設けられている。
【0053】また、このリアシャーシ53の下方端縁に
は、各々が左右方向に所定の間隔をもって並列し前記取
付ねじcが挿通するねじ挿通孔59aを有する取付片5
9が折り曲げ形成されている。
【0054】そして、このリアシャーシ53の基部板5
3Aの右側側縁には、前記右側部板53Bの上方に位置
し前記取付ねじa3が螺合するねじ孔60aを有する取
付片60が折り曲げ形成されている。
【0055】さらに、このリアシャーシ53には、前記
基部板53Aの両方側縁略中央部においてシャーシ表裏
面に開口し取付ねじiが螺合するねじ孔61が設けられ
ている。
【0056】さらにまた、このリアシャーシ53の基部
板53Aには、前記両取付片59の上方に位置し前記コ
ネクタ51のアース端子51aに当接するコネクタ位置
決め(回転防止)用の突出片62が切り起こし形成され
ている。
【0057】一方、後面板52のリアカバー54は、前
記リアシャーシ53の基部板53Aに対向する主面板5
4Aおよびこの主面板54Aの各端縁に連接し前記両側
部板53Bに対向する枠状の側面板54Bからなる有底
角箱状のカバーによって形成されている。
【0058】このリアカバー54の主面板54Aには、
カバー表裏面に開口し前記取付ねじiおよび前記コネク
タ50,51が挿通するねじ挿通孔63と開口窓64,
65が設けられている。
【0059】また、この主面板54Aの上方端縁には、
前記位置決め孔58に遊嵌するカバー移動規制片66が
一体に突設されている。
【0060】そして、このリアカバー54の側面板54
Bの端縁には、前記カメラ筐体3の後方開口部内面およ
び前記操作パネル70の縁部に対接する縁部67,68
が一体に設けられている。
【0061】〔操作パネル70〕この操作パネル70
は、外部に露呈する表示部71aおよび前後方向に所定
の間隔をもって並列する突出片71b,71cを有する
側面板71と、この側面板71の裏側に設けられ前記両
突出片71b,71cのうち前方の突出片71bに対接
する突出片72aを有する弾性変形可能なシールド板7
2と、このシールド板72と前記側面板71との間に介
装され表裏面に突出し前記マウント基板9a上の押釦ス
イッチ73を押圧可能なスイッチ押圧子74を有するゴ
ム製のスイッチ板75とからなり、前記パネル取付用窓
5a内に装着されている。
【0062】この操作パネル70の側面板71は、縦横
方向に所定の間隔をもって位置し表裏面に開口する複数
の貫通孔76を有するプラスチック板によって形成され
ている。
【0063】この側面板71には、前記パネル取付用窓
5aの裏側開口端縁と前記右取付部11の後方端縁に対
接する第1縁部71Aと第2縁部71Bおよび前記リア
カバー54の縁部68に対接する第3縁部71Cが一体
に設けられている。
【0064】また、この側面板71の上方端縁裏側には
前後方向に所定の間隔をもって並列し前記カメラ筐体3
内に突出する取付ピン77が一体に設けられており、後
方端縁下側角部には表裏面に開口し前記取付ねじAが挿
通するねじ挿通孔78が設けられている。
【0065】一方、シールド板72の前方端縁上側部に
は前記側板5の内面と前記フレキシブル基板25bの延
在部31との間に介在し前記コネクタ29に対して前記
コネクタ30を押圧可能な弾性片としての切り起こし片
79aを有し前後方向に延在する延在部79が一体に設
けられており、前方端縁下側部には前記取付ねじa2
挿通するねじ挿通孔80aを有する取付片80が突設さ
れている。
【0066】このシールド板72の上方端縁には前記右
側側板5の内面に押圧接触する突子81aを有する折曲
片81が一体に設けられており、この折曲片81の下方
には前後方向に所定の間隔をもって位置し前記取付ピン
77が挿通するピン孔82が設けられている。
【0067】また、このシールド板72には、前記各貫
通孔76に対応し表裏面に開口する複数の貫通窓83お
よび同じく表裏面に開口し前記取付ねじAが挿通するね
じ挿通孔84が設けられている。
【0068】そして、このシールド板72は、前記ピン
孔82に前記取付ピン77を挿通させこのピン挿通端部
を熱溶融することにより前記側面板71に対して一体化
されており、前記パネル取付用窓5aの開口部を閉塞す
るような位置に位置付けられている。
【0069】また、操作パネル70のスイッチ板75
は、前記貫通孔76および前記貫通窓83を閉塞する平
面視略矩形状のスイッチ板によって形成されている。
【0070】このスイッチ板75のスイッチ押圧子74
は、前記貫通孔76を挿通する平面視略矩形状の操作部
74aおよび前記貫通窓83を挿通する平面視略円形状
の押圧部74bによって形成されている。
【0071】なお、前記側面板71の突出片71bと前
記シールド板72の突出片72aには、前記取付ねじF
が挿通するねじ挿通孔71H,72Hが設けられてい
る。
【0072】「ビデオカメラMのレンズ筒2」このビデ
オカメラMのレンズ筒2は、前後方向に連接し各口径が
互いに異なる大小2つの筒体2b,2cによって形成さ
れている。
【0073】このレンズ筒2の両筒体2b,2cのうち
後方の筒体2cの外周面には、前記レンズマウントリン
グ13のねじ部13aに螺合するねじ部85が設けられ
ており、リング側開口端面には前記レンズマウントリン
グ13のレンズ側開口端面に対接する偏平なレンズ筒取
付面(図示せず)が形成されている。
【0074】このように構成されたビデオカメラにおい
て、最左側マウント基板9上の電子部品102〜104
およびマザーボード10上のDC−DCコンバータユニ
ット100から発生する熱は、次に示すようにして放散
される。
【0075】先ず、各電子部品102〜104からの発
生熱は、各第2熱伝導性ゴム105〜107を介して熱
伝達板44に伝わり、この熱伝達板44の側部片46〜
48からアッパーカバー7の側板5を介して大気中に放
散される。
【0076】このとき、熱伝達板44の基部片45がス
テー43に一部対接するため、このステー43に各電子
部品102〜104からの発生熱が伝わり、このステー
43から前面板4およびリアシャーシ53を介して大気
中に放散される。
【0077】一方、DC−DCコンバータユニット10
0からの発生熱は、第1熱伝導性ゴム42の基部42a
を介してアッパーカバー7の天井板6に伝わり、この天
井板6から大気中に放散される。
【0078】したがって、本実施例においては、効果的
な熱放散構造を得るために従来必要としたカメラ筐体3
の外形寸法を短縮することができる。
【0079】また、本実施例においては、熱放散構造と
してヒートシンクを必要とせず、カメラ筐体3内に熱放
散用の構成部品を収納することができる。
【0080】さらに、本実施例においては、第2熱伝導
性ゴム105〜107および熱伝達板44が各電子部品
102〜104と側板5に面接触すると共に、第1熱伝
導性ゴム42が天井板6とDC−DCコンバータユニッ
ト100に面接触するから、これら各接触面を増大させ
ることができる。
【0081】この場合、第1熱伝導性ゴム42および第
2熱伝導性ゴム105〜107は、圧縮変形して天井板
6,DC−DCコンバータユニット100と熱伝達板4
4,電子部品102〜104に密接することになる。
【0082】この他、本実施例において、天井板6とマ
ウント基板9,9a間に第1熱伝導性ゴム42の側部4
2bを介在するから、マザーボード10に対するマウン
ト基板9,9aの電気的接続と機械的接続を確実に行う
ことができる。
【0083】また、本実施例においては、遮熱板35の
基部片36および上部片39によって信号処理系から光
学系への熱移動が一部遮断される。
【0084】このとき、信号処理系からの発生熱は、遮
熱板35に一部滞留するが、各側部片37,38の第1
取付片40と第2取付片41が前面板4に対接するた
め、この前面板4から大気中に放散される。
【0085】したがって、本実施例においては、光学系
の温度上昇を抑制することができるから、信号処理系で
発生した熱による再生画質の低下発生を防止することが
できる。
【0086】なお、本実施例においては、3撮像板式の
カラービデオカメラに適用する例を示したが、本発明は
これに限定適用されるものではなく、単一撮像板式のビ
デオカメラにも実施例と同様に適用可能である。
【0087】また、本発明においては、ビデオカメラ以
外に例えばビデオテープレコーダ,テレビジョン,ラジ
オあるいは各種測定器等の電子機器に適用しても実施例
と同様の効果を奏する。
【0088】この他、本発明における各構成部品の形状
や個数等は、前述した実施例に限定されるものでないこ
とは勿論である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、筐
体内に電子部品に押圧接触する熱伝導性ゴムを設け、こ
の熱伝導性ゴムと筐体との間に熱伝達板を介装したの
で、筐体内の電子部品から発生した熱が熱伝導性ゴムを
介して熱伝達板に伝わり、この熱伝達板から筐体を介し
て大気中に放散される。
【0090】したがって、効果的な熱放散構造を得るた
めに従来必要とした筐体の外形寸法を短縮することがで
きるから、機器の小型化を図ることができる。
【0091】また、筐体内に熱放散用の構成部品を収納
することができるから、分解・組立作業の簡素化を図る
こともできる。
【0092】さらに、熱伝導性ゴムおよび熱伝達板が電
子部品と筐体に接触するから、これら接触面を増大させ
ることができ、熱放散効率を高めることができるといっ
た利点もある。
【0093】請求項2において、電子部品と筐体間およ
びマウント基板と筐体間に共通の熱伝導性ゴムを介装し
たので、電子部品から発生した熱が熱伝導性ゴムを介し
て筐体外に放散されると共に、この熱伝導性ゴムによっ
てベース基板に対するマウント基板の電気的接続と機械
的接続が確実に行われる。
【0094】したがって、熱伝導性ゴムを熱放散用の構
成部品およびマウント基板の電気的・機械的部品として
兼用することができるから、部品点数を削減することが
でき、コストの低廉化を図ることができる。
【0095】また、請求項2において、効果的な熱放散
構造を得るために従来必要とした筐体の外形寸法を短縮
することができるから、機器の小型化を図ることができ
る。
【0096】さらに、筐体内に熱放散用の構成部品を収
納することができるから、分解・組立作業の簡素化を図
ることもできる。
【0097】この他、熱伝導性ゴムが機器筐体と電子部
品に接触することは、この接触面を増大させることがで
きるから、熱放散効率を高めることができるといった利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る電子機器がビデオカメラで
ある場合の要部を示す分解斜視図。
【図2】本発明における電子機器がビデオカメラである
場合の要部を示す断面図。
【図3】(A)および(B)は本発明における電子機器
がビデオカメラである場合の熱伝達板を示す正面図と側
面図。
【図4】本発明の別の発明に係る電子機器がビデオカメ
ラである場合の要部を示す断面図。
【図5】本発明における電子機器がビデオカメラで場合
の全体を示す分解斜視図。
【図6】本発明における電子機器がビデオカメラである
場合の遮熱板の取付状態を示す分解斜視図。
【図7】本発明における電子機器がビデオカメラである
場合の操作パネル取付構造の一部を示す断面図。
【図8】本発明における電子機器がビデオカメラである
場合の操作パネルを示す分解斜視図。
【図9】(A)および(B)は操作パネルの側面板を示
す正面図と背面図。
【図10】(A)および(B)は図9(A)のA−A線
断面図とB−B線断面図。
【図11】(A)〜(C)は操作パネルのスイッチ板を
示す正面図と断面図と背面図。
【図12】(A)および(B)は操作パネルのシールド
板を示す正面図と底面図。
【図13】(A)および(B)は図12(A)のA−A
線断面図とB−B線断面図。
【図14】本発明における電子機器がビデオカメラであ
る場合のリアパネルを示す分解斜視図。
【図15】(A)〜(C)はリアパネルのリアカバーを
示す正面図と断面図(正面図のB−B線断面図)と背面
図。
【図16】(A)および(B)はリアパネルのリアカバ
ーを示す左側面図と右側面図。
【図17】(A)および(B)はリアパネルのリアカバ
ーを示す平面図と底面図。
【図18】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す正面図と背面図。
【図19】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す左側面図と右側面図。
【図20】(A)および(B)はリアパネルのリアシャ
ーシを示す平面図と底面図。
【符号の説明】
3…カメラ筐体 5…側板 6…天井板 7…アッパーカバー 9,9a…マウント基板 10…マザーボード 42…第1熱伝導性ゴム 42a…基部 42b〜42e…側部 43…ステー 44…熱伝達板 100…DC−DCコンバータユニット 102〜104…電子部品 105〜107…第2熱伝導性ゴム M…ビデオカメラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を内蔵する筐体を備えた電子機
    器において、前記筐体内に前記電子部品に押圧接触する
    熱伝導性ゴムを設け、この熱伝導性ゴムと前記筐体との
    間に熱伝達板を介装したことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 電子部品を実装してなるベース基板およ
    びこのベース基板の部品実装面方向に所定の間隔をもっ
    て並列する複数のマウント基板を内蔵する筐体を備えた
    電子機器において、前記電子部品と前記筐体間および前
    記マウント基板と前記筐体間に共通の熱伝導性ゴムを介
    装したことを特徴とする電子機器。
JP6184290A 1994-08-05 1994-08-05 電子機器 Pending JPH0851291A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184290A JPH0851291A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184290A JPH0851291A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0851291A true JPH0851291A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16150747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6184290A Pending JPH0851291A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0851291A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001223925A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sony Corp ビデオカメラ
JP2004207384A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Ikeda Electric Co Ltd 電子部品ユニットの放熱構造
JP2006140673A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Canon Inc 監視カメラ
GB2431776A (en) * 2005-10-25 2007-05-02 Camdeor Technology Co Ltd Heat dissipator for a surveillance camera
US8369703B2 (en) * 2009-10-23 2013-02-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Moving picture camera and electronic device including the same
JP2018067901A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2018093030A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 三菱電機株式会社 電子機器および電子機器の製造方法
WO2023112720A1 (ja) * 2021-12-17 2023-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 配線器具

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001223925A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sony Corp ビデオカメラ
JP2004207384A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Ikeda Electric Co Ltd 電子部品ユニットの放熱構造
JP2006140673A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Canon Inc 監視カメラ
GB2431776A (en) * 2005-10-25 2007-05-02 Camdeor Technology Co Ltd Heat dissipator for a surveillance camera
GB2431776B (en) * 2005-10-25 2009-02-04 Camdeor Technology Co Ltd Heat dissipator for a surveillance camera
US8369703B2 (en) * 2009-10-23 2013-02-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Moving picture camera and electronic device including the same
JP2018067901A (ja) * 2016-10-17 2018-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2018093030A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 三菱電機株式会社 電子機器および電子機器の製造方法
WO2023112720A1 (ja) * 2021-12-17 2023-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 配線器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7275833B2 (en) Cooling system and projection-type image display apparatus using the same
US7645981B2 (en) Image pickup device mounting structure for saving space in an optical device
US20030071975A1 (en) Optical device and projector
US7188956B2 (en) Optical device and rear projector
PL182027B1 (pl) Urzadzenie telew izyjne z tylna projekcja PL PL
CN113917769B (zh) 投影光机以及投影设备
JP2007166291A (ja) 撮像装置
TWM577525U (zh) 電子裝置及其攝像模組
JPH0851291A (ja) 電子機器
CN219065974U (zh) 一种投影光机及投影设备
JP2011097158A (ja) カメラモジュール実装構造
JP2007166290A (ja) 撮像装置
JP2007166292A (ja) 撮像装置
JP2003046815A (ja) ビデオカメラ装置
JP3358233B2 (ja) ビデオカメラ装置
JP2006208719A (ja) プロジェクタ
JPH07162724A (ja) 撮像装置の操作パネル取付構造
JP3631270B2 (ja) 電子機器
JPH07162726A (ja) リアパネル
JP3772176B2 (ja) 電子機器
JP4101567B2 (ja) 携帯端末装置
CN215416242U (zh) 投影光机的光机壳、投影光机以及投影仪
JPH104510A (ja) カメラ
JPH05284412A (ja) カメラの光学ブロック
JP2023106172A (ja) 撮像装置