JP2007166290A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続端子に関する接続作業における作業性の向上を図る。
【解決手段】 内部に所定のレンズ及び撮像素子79を有する撮像ブロック77が配置されたカメラ筐体5と、該カメラ筐体の内部に配置され回路基板56を有する基板ユニット54とを設け、上記回路基板に接続端子14、14、14を設け、上記基板ユニットに係合部61、62を設け、カメラ筐体の内部に基板ユニットの係合部が係合されるユニット用係合部72、73を設け、カメラ筐体の内部に接続コネクター38cを配置し、上記回路基板と接続コネクターを接続手段64によって接続した。
【選択図】図21

Description

本発明は撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、回路基板を有する基板ユニットに係合部を設けて組立性の向上を図る技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の動画撮影や静止画撮影を行うことができる撮像装置がある。
撮像装置には、被写体の像を取り込むための撮影レンズ、フォーカス機能やズーム機能等の各種の機能を発揮する各種のレンズ、撮影時に必要な各種の操作を行うための撮影用釦、撮影時や撮影した画像の再生時に画像を表示する表示画面等が設けられている。
このような撮像装置にあっては、各種の外部機器、例えば、コンピューター機器、電源供給用の機器、プリンター、スキャナー等の各種の機器に接続を行うためのUSB(Universal Serial Bus)端子等の各種の接続端子が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
従来の撮像装置には、例えば、接続端子にフレキシブルプリント配線板等の接続手段の一端部が接続され、接続端子が予め撮像装置の外筐を構成するパネルの内面側に取り付けられ、各パネル同士を組み付けて外筐を組み立てる際に接続手段の他端部を外筐内に配置された接続コネクターに接続するようにしたものがある。
特開平5―114443号公報
ところが、上記した従来の撮像装置にあっては、外筐を組み立てる際に接続手段の他端部を接続コネクターに接続するため、接続手段の他端部を接続コネクターに接続するときの大きな作業空間が必要となり、その分、作業性が悪いという問題がある。
また、大きな作業空間を確保するためには、接続手段の長さを長くする必要があり、通信の高速化が阻害されたり、電磁ノイズが発生し易いという不具合を生じるおそれがある。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、接続端子に関する接続作業における作業性の向上を図ることを課題とする。
本発明撮像装置は、上記した課題を解決するために、内部に所定のレンズ及び撮像素子を有する撮像ブロックが配置されたカメラ筐体と、該カメラ筐体の内部に配置され回路基板を有する基板ユニットとを設け、上記回路基板に接続端子を設け、上記基板ユニットに係合部を設け、カメラ筐体の内部に基板ユニットの係合部が係合されるユニット用係合部を設け、カメラ筐体の内部に接続コネクターを配置し、上記回路基板と接続コネクターを接続手段によって接続したものである。
従って、本発明撮像装置にあっては、接続手段が接続コネクターに接続された状態で基板ユニットの係合部がユニット用係合部に係合されてカメラ筐体の内部に配置可能となる。
本発明撮像装置は、内部に所定のレンズ及び撮像素子を有する撮像ブロックが配置されたカメラ筐体と、該カメラ筐体の内部に配置され回路基板を有する基板ユニットとを備え、上記回路基板に接続端子を設け、上記基板ユニットに係合部を設け、カメラ筐体の内部に基板ユニットの係合部が係合されるユニット用係合部を設け、カメラ筐体の内部に接続コネクターを配置し、上記回路基板と接続コネクターを接続手段によって接続したことを特徴とする。
従って、基板ユニットを固定する前の状態において、カメラ筐体内に保持することができるため、接続手段の接続コネクターに接続するときの作業空間が小さくて済み、その分、作業性の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記基板ユニットに固定部を設け、上記カメラ筐体に基板ユニットの固定部を固定するユニット用固定部を設けた、カメラ筐体の組立時に、同時にカメラ筐体のユニット用固定部に基板ユニットの固定部を固定するようにしたので、撮像装置の組立作業が簡略化され、撮像装置の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記基板ユニットに回路基板を保持する保持ベースと該保持ベースに保持された回路基板を保持ベースの反対側から押さえる押さえ部材とを設け、回路基板をその厚み方向に直交する方向へ所定範囲内において移動可能としたので、接続端子に所定の接続ケーブルが接続される場合に該接続ケーブルから接続端子に負荷が付与されたときに、回路基板が保持ベース及び押さえ部材に対して移動され、接続端子の回路基板からの外れを防止することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、上記接続手段としてフレキシブルプリント配線板を用い、該フレキシブルプリント配線板を屈曲させ、屈曲により生じる付勢力を上記係合部と基板ユニットのユニット用係合部との接触圧が高くなる方向へ付与するようにしたので、基板ユニットのユニット用係合部からの脱落を、別に脱落防止手段を設けることなく防止することができる。
請求項5に記載した発明にあっては、上記接続端子としてUSB(Universal Serial Bus)2.0以上の端子を用いたので、接続手段が短くできることにより、接続端子の適正な使用状態を確保することができる。
請求項6に記載した発明にあっては、上記接続端子としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子を用いたので、接続手段が短くできることにより、接続端子の適正な使用状態を確保することができる。
以下に、本発明撮像装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。以下に示した最良の形態は、本発明撮像装置を静止画撮影及び動画撮影を行うことができるビデオカメラに適用したものである。
尚、本発明は携帯電話やコンピューター機器に組み込まれたカメラ装置やスチルカメラ等の動画撮影又は静止画撮影の機能を有する各種の撮像装置に適用することができる。
以下の説明においては、撮影者側から見た状態で前後上下左右の各方向を示し、被写体側を前方、撮影者側を後方とする。
撮像装置(ビデオカメラ)1は、本体部2と該本体部2に回動自在(開閉自在)かつ回転自在に支持された表示部3とから成る(図1乃至図3参照)。
本体部2は外筐4と該外筐4内に配置された所要の各部とを有し、外筐4はカメラ筐体5と該カメラ筐体5に対してスライド可能な収納蓋6とから成る。
カメラ筐体5の内部空間はズームレンズやフォーカスレンズ等の各種のレンズや後述するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を有する撮像ブロックが配置される撮像ブロック配置部5aとして形成されている(図4参照)。
カメラ筐体5は、第1のパネル7、第2のパネル8、第3のパネル9、第4のパネル10及び円筒パネル11が互いに結合されて成り(図1乃至図4参照)、例えば、第1のパネル7は左側面部7aと下面部7bを構成し、第2のパネル8は右側面部8aを構成し、第3のパネル9は上面部9aを構成し、第4のパネル10は後面部10aを構成し、円筒パネル11は第1のパネル7と第2のパネル8と第3のパネル9が結合された状態において、その前端部に結合される。
第1のパネル7の左側面部7aは、前端部及び下端部を除く部分が平板状に形成された平板部7cとして形成され、該平板部7cに複数の操作釦12、12、・・・が配置されている(図3及び図5参照)。操作釦12、12、・・・は、例えば、逆光補正を行う逆光補正用釦、画像のブレを補正するブレ補正釦、被写体の目が赤く撮影される所謂赤目撮影を防止する赤目防止釦、色調の相違を補正するホワイトバランス釦等として機能する。平板部7cにはスピーカー孔7d、7d、・・・が形成されている。平板部7cにおけるスピーカー孔7d、7d、・・・の近傍には、ネジ挿入孔7eが形成されている。平板部7cの後端部の外面には上下に離隔してゴムパッド13、13、13が取り付けられている。
第1のパネル7の左側面部7aの下端部には開閉蓋7fが設けられ(図3及び図5参照)、左側面部7aの開閉蓋7fが設けられた位置には横長の配置孔7gが形成されている(図5参照)。第1のパネル7には、配置孔7gの左右の位置にそれぞれネジ挿入用孔7h、7hが形成されている。開閉蓋7fを開閉することにより接続端子14、14、14が露出される。接続端子14、14、14は、例えば、USB(Universal Serial Bus)2.0端子、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、電源供給用の端子等である。
第1のパネル7の左側面部7aの下端部における後端部の外面には位置決め突部15が設けられている。位置決め突部15は第1のパネル7とは別部材で形成されている。位置決め突部15は表示部3に形成された後述する位置決め凹部に挿入されて表示部3の第1のパネル7に対する位置決めを行う機能を有するが、第1のパネル7が表面塗装されているため、位置決め凹部を形成する壁面に接触する可能性を有する位置決め突部15を別部材で形成し表面塗装を施さないことにより、塗装剥がれを回避することができる。
第1のパネル7の下面部7bの一端部にはネジ挿通孔7iが形成されている(図4参照)。
第2のパネル8の右側面部8aには、図6に示すように、右方へ突出された枠状を為す収納用リブ16が設けられ、該収納用リブ16によって右方へ開口された浅い凹状を為す媒体収納部17が形成される。従って、右側面部8aはカメラ筐体5の外面側に形成された媒体収納部17とカメラ筐体5の内部空間、即ち、撮像ブロック配置部5aとを仕切る仕切壁として機能する。
収納用リブ16の上下に位置する部分には、それぞれ前後方向へ延びるスライド溝16a、16aが形成されている(図7参照)。右側面部8aには挿通孔8bが形成され、該挿通孔8bは蓋部材18によって閉塞される(図6参照)。
第2のパネル8の右側面部8aには、その前端部に前後方向を向く基板19が取り付けられている(図6参照)。基板19には所定の機能を発揮する光が入射され又は出射される受発光部19a、19aが配置され、該受発光部19a、19aとしては、例えば、自動撮影時にリモートコントロール装置から出射された光が入射される受光体や夜間等に撮影可能な赤外光が出射される発光体等が用いられている。
第2のパネル8の右側面部8aには、基板19の真下の位置に保持板金20が取り付けられている。保持板金20には保持孔20aが形成されている。
第3のパネル9の左側縁には切欠9bが形成されている(図4参照)。第3のパネル9の上面には飾りパネル21が取り付けられる。飾りパネル21は熱伝導性が高く軽量な材料、例えば、アルミニウムによって形成されている。
飾りパネル21は縦長の略矩形状に形成され、前端部に音声用孔21a、21a、・・・が形成されている。第3のパネル9の音声用孔21a、21a、・・・の真下に位置する部分には音声入力孔9cが形成され、その真下の位置に図示しないマイクが配置されている。従って、撮影時における音声は、飾りパネル21の音声用孔21a、21a、・・・及び第3のパネル9の音声入力孔9cを介してマイクに入力される。
飾りパネル21の左側縁には下方へ突出された被取付片21bが設けられている。被取付片21bは第3のパネル9の切欠9bからカメラ筐体5の内部へ突出される。
第4のパネル10の下端部にはバッテリー装着凹部10bが形成されている(図4参照)。
バッテリー装着凹部10bにはバッテリー22が取り付けられる(図3参照)。バッテリー22が取り付けられた部分の上方の部分は後方へ突出され、この突出された部分がビューファインダー部23として設けられている。
ビューファインダー部23の右方には操作ブロック24が取り付けられている(図1乃至図4参照)。操作ブロック24には操作スイッチ25、25、・・・が設けられている。操作スイッチ25、25、・・・としては、例えば、撮影モードと再生モードを切り替えるモード切替スイッチ、電源のオンオフを行う電源スイッチ、撮影の開始及び停止を行う撮影スイッチ、ズーミングを行うズームスイッチ等が設けられている。
円筒パネル11には、外嵌状に飾りリング26が取り付けられる。飾りリング26は熱伝導性が高く軽量な材料、例えば、アルミニウムによって形成されている。円筒パネル11の内部には、その前端部にレンズシャッター27が配置されている(図1及び図2参照)。
表示部3は本体部2に図5に示すA方向へ回動自在(開閉自在)かつ図5に示すB方向へ回転自在に支持されている。
表示部3は、図5に示すように、表示筐体28と該表示筐体28に保持された表示パネル29とを有し、表示筐体28の表示パネル29が設けられた側である第1の面30が平面状に形成され、第1の面30の反対側の第2の面31(図1参照)が緩やかな略円弧面状に形成されている。従って、表示筐体28は上下方向における中央部の厚みが厚く上下両端部の厚みが薄くされている。第1の面30の下端部における後端部には位置決め凹部30aが形成されている(図4及び図5参照)。
表示パネル29の表面(画像表示面)は第1の面30より第2の面31側に稍凹んだ位置にある。従って、表示筐体28の表示パネル29が配置された部分は配置凹部28aとして形成されている。
表示部3は本体部2に対して、例えば、0°(閉塞状態)から90°(開放状態)まで回動可能とされ、閉塞状態においては図示しない付勢バネによって本体部2に接する方向(図5に示すA1方向)へ付勢され、開放状態においては同じ図示しない付勢バネによって本体部2から離隔する方向(図5に示すA2方向)へ付勢される。
表示部3は第1の面30が左側面部7aに対向して閉じた状態にあるときに、図8に示すように、第1の面30が上下両側に位置するゴムパッド13、13に接し、上下方向における中央に位置するゴムパッド13は表示筐体28の配置凹部28aに位置される。このとき第1の面30に形成された位置決め凹部30aに左側面部7aに設けられた位置決め突部15が挿入され、表示部3の本体部2に対する位置決めが行われる。
従って、表示部3の本体部2に対する位置決めを第1の面30に形成された位置決め凹部30aと左側面部7aに設けられた位置決め突部15によって行うため、表示部3の本体部2に対する位置決めを行うために左側面部7aの上下両端部からそれぞれ左方へ突出する位置決め部を設ける必要がなく、その分、撮像装置1の高さを低くすることが可能となり小型化を図ることができる。
表示部3は第2の面31が左側面部7aに対向して閉じた状態にあるときに、図9に示すように、第2の面31が上下方向における中央に位置するゴムパッド13に接する。このとき略円弧面状に形成された第2の面31が左側面部7aに設けられた位置決め突部15から退避して位置される。
従って、表示部3が位置決め突部15と接触することがなく、第2の面31の傷付きを防止することができる。
また、第2の面31は位置決め突部15と接触しないような任意の形状に形成すればよく、撮像装置1の設計の自由度の向上を図ることができる。
カメラ筐体5の右側面部8aに形成された媒体収納部17には所定の記録媒体ドライブ、例えば、ハードディスクドライブ32が配置され、該ハードディスクドライブ32は内蓋33によって密閉された状態で収納蓋6によって媒体収納部17に収納される(図6、図10及び図11参照)。
ハードディスクドライブ32は扁平な横長の略矩形状に形成され、長手方向における一端部からフレキシブルプリント配線板34が導出されている。
ハードディスクドライブ32の上下両側部にはそれぞれダンパー35、35が取り付けられる。ダンパー35、35はゴム等の衝撃や振動を吸収し易い材料によって形成され、前後に延びる嵌合部36、36と該嵌合部36、36の前後両端部からそれぞれ直交する同じ方向へ突出された押さえ部37、37、・・・とから成る。嵌合部36、36にはそれぞれ前後に延びる嵌合溝36a、36aが形成され、該嵌合溝36a、36aの外側の部分は外側保持部36b、36bとして設けられ、嵌合溝36a、36aの内側の部分は内側保持部36c、36cとして設けられている。
ダンパー35、35は嵌合溝36a、36aにそれぞれハードディスクドライブ32の上下両端部が嵌合されて該ハードディスクドライブ32に取り付けられる。
ハードディスクドライブ32にダンパー35、35が取り付けられた状態においては、押さえ部37、37、・・・によってハードディスクドライブ32の前後両側面における上下両端部が押さえられる(図11参照)。
媒体収納部17を形成する右側面部8aの直ぐ内側、即ち、カメラ筐体5の内部空間である撮像ブロック配置部5aには、左右方向を向く状態で制御回路基板38が配置されている(図10乃至図12参照)。制御回路基板38にはハードディスクドライブ32の駆動のための駆動用回路や撮像ブロックの各部に対する動作制御を行う動作用回路等が形成され、複数の電子部品38a、38a、・・・やハードディスクドライブ32との接続用の接続用コネクター38bが搭載されている。制御回路基板38の下端部には、接続用コネクター38bが搭載された面と反対側の面に、接続端子14、14、14との接続用の接続コネクター38cが搭載されている(図10及び図11参照)。
ハードディスクドライブ32はダンパー35、35が取り付けられた状態において、媒体収納部17に配置される(図10及び図11参照)。このときハードディスクドライブ32に接続されたフレキシブルプリント配線板34が、図6及び図11に示すように、右側面部8aに形成された挿通孔8bに挿通されて制御回路基板38の接続用コネクター38bに接続される。フレキシブルプリント配線板34が接続用コネクター38bに接続されると、挿通孔8bが蓋部材18によって閉塞される(図10及び図11参照)。
フレキシブルプリント配線板34は、図11に示すように、所定の状態に屈曲された状態で媒体収納部17に収納され、挿通孔8bに挿通された部分が蓋部材18によって挿通孔8bの開口縁に押し付けられて保持される。
このようにフレキシブルプリント配線板34は一部が蓋部材18によって挿通孔8bの開口縁に押し付けられて保持されるため、フレキシブルプリント配線板34の接続用コネクター38bからの抜けを防止することができる。
また、撮像ブロック配置部5aに配置された撮像ブロックの駆動時には、振動や発熱、特に、CCDや制御回路基板38に発熱が生じ易いが、撮像ブロック配置部5aと媒体収納部18が仕切壁として機能する右側面部8aによって仕切られているため、撮像ブロックや制御回路基板38に発生した熱や振動がハードディスクドライブ32に伝達され難く、該ハードディスクドライブ32の動作の信頼性の向上を図ることができる。
逆に、ハードディスクドライブ32の駆動時にも該ハードディスクドライブ32に振動や発熱が生じ得るが、仕切壁として機能する右側面部8aによって、これらの振動や発熱が撮像ブロックに伝達され難い。
また、ハードディスクドライブ32の駆動時には、ハードディスクの回転に伴う音が発生することがあるが、この音が仕切壁として機能する右側面部8aによって遮断され、発生した音が撮像ブロック配置部5aに配置されたマイクに異音として伝達され難い。
さらに、仕切壁として機能する右側面部8aに形成された挿通孔8bは蓋部材18によって閉塞されるため、媒体収納部18と撮像ブロック配置部5aとの間の遮蔽性が高く、両者間の振動、熱、音の伝達の抑制率の向上を図ることができる。
内蓋33は左方に開口された浅い箱状を為し、図6に示すように、矩形状に形成された平板部33aと該平板部33aの外周縁から左方へ突出された周縁部33bとが一体に形成されて成る。
収納蓋6は左方及び後方に開口された浅い箱状に形成され、図6、図10及び図11に示すように、主面部39と該主面部39の前縁から左方へ突出された前面部40と主面部39の上下両側縁からそれぞれ左方へ突出された側面部41、41とを有している。
主面部39の内面には前後に延びるリブ39a、39aが設けられ、該リブ39a、39aは上下に離隔して位置されている。
前面部40には透過孔40aが形成され、該透過孔40aの前側開口縁に前面部40の表面より稍後方に位置する段差面部40bが設けられている。段差面部40bには赤外光の透過が可能なカバー42が取り付けられている。
前面部40の下端部には前方へ突出された保持突部43が設けられ、該保持突部43に保持孔43aが形成されている。
側面部41、41の左端部における内面にはそれぞれ前後に延びるスライド突条41a、41aが設けられている。
ハードディスクドライブ32が媒体収納部17に配置された状態において、内蓋33は周縁部33bの先端縁が収納用リブ16の先端縁に突き当てられて取り付けられハードディスクドライブ32を密閉する。ハードディスクドライブ32が内蓋33に密閉された状態において、収納蓋6が後方へスライドされて媒体収納部17を閉塞しカメラ筐体5に取り付けられる。
収納蓋6のスライドは、スライド突条41a、41aがそれぞれ収納用リブ16、16のスライド溝16a、16aに摺動されることにより行われる。収納蓋6がスライドされてカメラ筐体5に取り付けられたときには、前面部40に取り付けられたカバー42の直ぐ後側に、基板19に配置された受発光部19a、19aが位置され、該受発光部19a、19aの一部が透過孔40aに位置される(図11参照)。
逆に、収納蓋6を前方へスライドし内蓋33を取り外すことにより、ハードディスクドライブ32を外筐4内から取り出すことが可能である。
尚、収納蓋6のカメラ筐体5への固定は、例えば、収納蓋6に形成された図示しないネジ挿通孔に取付ネジを挿通しカメラ筐体5にネジ止めすることにより行うことができる。
上記のように撮像装置1にあっては、収納蓋6をスライドしてカメラ筐体5に取り付けハードディスクドライブ32を媒体収納部17に収納すると同時に受発光部19a、19aが収納蓋6によって閉塞されるため、撮像装置1の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
また、収納蓋6をスライドしてカメラ筐体5に取り付けることによりハードディスクドライブ32を媒体収納部17に収納することができるため、ハードディスクドライブ32の外筐4内への内蔵を容易に行うことができる。
さらに、ハードディスクドライブ32の交換や修理が収納蓋6や内蓋33を取り外すことにより行うことが可能であるため、メンテナンス性の向上を図ることができる。
尚、ハードディスクドライブ32は、一般に、衝撃による影響を受け易く特に取扱いに注意を要するデバイスであることが知られているが、上記のように、収納蓋6をカメラ筐体5に取り付けてハードディスクドライブ32を媒体収納部17に収納するようにすれば、撮像装置1の他の組立工程が完了した後の最終工程においてハードディスクドライブ32の組付を行うことができるため、ハードディスクドライブ32の不良や故障の発生を防止することができる。
収納蓋6の外面は、撮影時に使用者の掌100が宛われるグリップ部44とされる(図13参照)。
収納蓋6が後方へスライドされてカメラ筐体5に取り付けられた状態においては、収納蓋6のリブ39a、39aが内蓋33の平板部33aに接する(図10及び図11参照)。従って、内蓋33は収納蓋6によって押さえられ、媒体収納部17内でのハードディスクドライブ32及び内蓋33のガタツキを防止することができる。
尚、上記には、収納蓋6の内面に内蓋33の外面側に突出するリブ39a、39aを設けた例を示したが、逆に、内蓋33の外面に収納蓋6の内面側に突出するリブを設けて媒体収納部17内でのハードディスクドライブ32及び内蓋33のガタツキを防止することも可能である。
上記のように、内蓋33を設けることにより、使用者がグリップ部44を把持して撮影を行うときに、ハードディスクドライブ32から把持した掌100までの距離が遠くなり、ハードディスクドライブ32の駆動時に発生する熱の掌100への伝達を抑制することが可能となり、使い勝手の向上を図ることができる。
また、内蓋33を設けることにより、その外側に位置する収納蓋6の形状を、例えば、把持し易い形状等に自由に設計することが可能となるため、設計の自由度の向上を図ることができる。
収納蓋6がカメラ筐体5に取り付けられた状態においては、リブ39a、39aによって収納蓋6の内面と内蓋33の外面との間に一定の隙間(空気層)17aが形成される(図10及び図11参照)。従って、撮像装置1内で発生する振動や熱がグリップ部を把持した掌100に伝達され難く、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
収納蓋6がカメラ筐体5に取り付けられた状態においては、収納蓋6の保持突部43とカメラ筐体5に取り付けられた保持板金20とが重ね合わされる(図11参照)。保持突部43の保持孔43aと保持板金20の保持孔20aにはストラップ45が挿通され(図13参照)、使用者はストラップ45を使用することが可能となる。
ハードディスクドライブ32に取り付けられたダンパー35、35は、図10に示すように、内側保持部36c、36cの左右方向における幅H1が外側保持部36b、36bの左右方向における幅H2より大きくされている。例えば、内側保持部36c、36cの幅H1が約5mmとされ外側保持部36b、36bの幅H2が約3mmとされている。
撮像装置1においては、カメラ筐体5の撮像ブロック配置部5aに配置された各部は固定された状態にあり、媒体収納部17に配置されたハードディスクドライブ32はダンパー35、35に保持され内蓋33及び第2のパネル8とは接触しない状態とされている。また、ハードディスクドライブ32は内蓋33に密閉された状態にあり、その外側に収納蓋6が隙間17aを間にして位置されている。
従って、撮像装置1においては、収納蓋6を下側にして落下した場合に比し表示部3を下側にして落下した場合の方がハードディスクドライブ32に伝達される衝撃力が大きいことが想定される。
そこで、上記のようなハードディスクドライブ32に伝達されると想定される衝撃力の相違を考慮して、上記したように、ダンパー35、35の内側保持部36c、36cの幅H1が外側保持部36b、36bの幅H2より大きくされている。
このように内側保持部36c、36cと外側保持部36b、36bの幅H1、H2を異ならせることにより、ダンパー35、35の左右方向における幅を最適化した上でハードディスクドライブ32に付与される衝撃力を抑制することが可能となり、撮像装置1の左右方向における幅を最小化することができると共にハードディスクドライブ32の動作の信頼性を確保することができる。
尚、ダンパー35、35の内側保持部36c、36cの幅H1と外側保持部36b、36bの幅H2の大きさは上記した例に限られることはなく、落下方向の相違や撮像装置1の各部の重量に基づいてハードディスクドライブ32に付与される衝撃力の大きさを考慮して任意の値に設定することが可能である。例えば、ハードディスクドライブ32に付与される衝撃力の各部の重量による影響等を考慮して、収納蓋6を下側にして落下した場合に比し表示部3を下側にして落下した場合の方がハードディスクドライブ32に伝達される衝撃力が小さいことが想定される場合には、内側保持部36c、36cの幅H1を外側保持部36b、36bの幅H2より小さくすることも可能である。
第1のパネル7の左側面部7aの内面には円環状に形成された配置用リブ7jが設けられ、該配置用リブ7jはスピーカー孔7d、7d、・・・を囲む位置に設けられている(図14及び図15参照)。左側面部7aの内面には、配置用リブ7jの直ぐ外側にネジ止めボス7k、7kが設けられている。
カメラ筐体5の内部には接地用板金46が固定され(図14及び図16参照)、該接地用板金46はカメラ筐体5の内部に設けられた図示しない接地回路に接続されている。接地用板金46には取付片46aが設けられ、該取付片46aには螺孔46bが形成されている。
第1のパネル7の配置用リブ7jの内側には略円板状に形成されたスピーカー47が配置される。
スピーカー47は押さえ用板金48によって押さえられた状態で第1のパネル7に取り付けられる(図14及び図15参照)。押さえ用板金48はバネ性を有する導電性材料、例えば、SUS(ステンレス鋼)によって形成され、斜め方向に延びる押さえ部49と該押さえ部49の長手方向における一端部から左方へ突出された連続部50と該連続部50の左端から上方へ突出された被取付部51とから成る。押さえ部49の長手方向における両端部にはそれぞれネジ挿通孔49a、49aが形成され、中央部には左方へ突出された打出状のバネ押さえ部49bが設けられている。被取付部51の先端部にはネジ孔51aが形成されている。
押さえ用板金48は、第1の取付ネジ52、52がそれぞれネジ挿通孔49a、49aに挿通され第1のパネル7のネジ止めボス7k、7kに螺合されることにより第1のパネル7の左側面部7aの内面に取り付けられる。押さえ用板金48が左側面部7aに取り付けられた状態においては、バネ押さえ部49bがスピーカー47の後面の中央部に弾接され、スピーカー47が保持される。
押さえ用板金48が左側面部7aに取り付けられた状態において、左側面部7aの外面側からネジ挿入孔7eに第2の取付ネジ53が挿入され、該第2の取付ネジ53が押さえ用板金48のネジ孔51aを挿通されて接地用板金46の螺孔46bに螺合される。従って、第2の取付ネジ53によって押さえ用板金48の被取付部51と接地用板金46の取付片46aとが面接触される。
従って、スピーカー47が静電気を帯びたときには、この静電気がスピーカー47から押さえ用板金48及び接地用板金46を介して接地回路へ速やかに流れ該接地回路から放出される。
上記のように、撮像装置1にあっては、スピーカー47の押さえとスピーカー47の帯電の防止を図るためにバネ押さえ部49bを有する押さえ用板金48を用いたので、押さえ用板金48とスピーカー47の間にゴムブッシュ等のクッションを必要とせず、その分、部品点数の削減を図ることができる。
また、バネ押さえ部49bは押さえ用板金48の一部を打出状の突部とすることにより形成されるため、押さえ用板金48の加工が容易であり、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、第2の取付ネジ53によって押さえ用板金48と接地用板金46が接続されると共にカメラ筐体5の内部に固定された接地用板金46に第2のパネル7が取り付けられるため、押さえ用板金48と接地用板金46の接続及び第2のパネル7の組付を同時に行うことができ、撮像装置1の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
カメラ筐体5の内部には基板ユニット54が取り付けられる(図16参照)。
基板ユニット54は、図17乃至図19に示すように、保持ベース55と、該保持ベース55に保持される回路基板56と、保持ベース55の反対側から回路基板56を押さえる押さえ部材57と、回路基板56及び押さえ部材57を保持する保持フレーム58とを有している。
保持ベース55は、図17に示すように、基体部59と該基体部59から左方へ突出された端子配置部60と基体部59の後面から突出された第1の係合部61と基体部59の右側面から突出された第2の係合部62とを有している。
基体部59には前後に離隔して上方へ突出された挿入ピン59a、59aが設けられている。
端子配置部60には前後に隣接して配置用凹部60a、60a、60aが形成され、該配置用凹部60a、60a、60aは上方及び左方に開口されている。端子配置部60の下面には、前後に離隔して係止爪60b、60bが設けられている(図19参照)。
第1の係合部61は、図17に示すように、基体部59の後面における左端寄りの位置から突出され略L字状に形成されている。第1の係合部61の先端部には前方へ突出された係合爪61aが設けられている。
第2の係合部62は基体部59の右側面における前端部から突出され略L字状に形成されている。第2の係合部62の先端部には左方へ突出された係合爪62aが設けられている。
回路基板56には前後に離隔してピン挿通孔56a、56aが形成され、該ピン挿通孔56a、56aの径(図20に示すS2)は基体部59の挿入ピン59a、59aの径(図20に示すS1)より大きくされている。回路基板56上にはコネクター63が搭載され、該コネクター63に接続手段として機能するフレキシブルプリント配線板64の一端部が接続されている。フレキシブルプリント配線板64は回路基板56から右方へ突出されている。回路基板56の下面の左端部には、上記接続端子14、14、14が前後に並んで搭載されている。接続端子14、14、14は回路基板56上に形成された回路を介してフレキシブルプリント配線板64に接続されている。
押さえ部材57は、上下方向を向く押さえ面部65と、該押さえ面部65の左縁の前後両端部からそれぞれ下方へ突出された被固定部66、66と、押さえ面部65の右縁から下方へ突出されさらに右方へ突出された固定部67と、押さえ面部65の稍上方に位置する浮き防止部68とを有している。押さえ面部65には前後に離隔してピン挿入孔65a、65aが形成され、被固定部66、66にはそれぞれネジ用螺孔66a、66aが形成され、固定部67の先端部には挿入孔67aが形成されている。ピン挿入孔65a、65aの径(図20に示すS3)は回路基板56のピン挿入孔56a、56aの径S2より小さくされている。
保持フレーム58は上下方向を向く保持面部69と該保持面部69の左縁から下方へ突出された端子挿入部70と該端子挿入部70の下縁から右方へ突出された係止部71、71とを有している。
端子挿入部70には前後に並んで端子挿入孔70a、70a、70aが形成され、該端子挿入孔70a、70a、70aはそれぞれ接続端子14、14、14の外形状に対応した形状に形成されている。
係止部71、71はそれぞれ端子挿入部70の下縁における前後両端部から右方へ突出されている(図19参照)。係止部71、71にはそれぞれ係止孔71a、71aが形成されている。
基板ユニット54は、以下のようにして組み立てられる。
先ず、保持ベース55の基体部59上に回路基板56を載置し、挿入ピン59a、59aをそれぞれピン挿通孔56a、56aに挿入する。接続端子14、14、14はそれぞれ保持ベース55の端子配置部60、60、60に配置される。端子配置部60、60、60に配置された接続端子14、14、14は、それぞれ端子配置部60、60、60を形成する各面との間に一定の隙間を有した状態で配置される。
次に、回路基板56上に押さえ部材57を載置し、挿入ピン59a、59aをピン挿入孔65a、65aに挿入する。
次いで、保持フレーム58を保持ベース55、回路基板56及び押さえ部材57に対して右方へスライドさせる。保持フレーム58を右方へスライドさせると、図19に示すように、係止部71、71の係止孔71a、71aの開口縁にそれぞれ保持ベース55の係止爪60b、60bが係止され、保持フレーム58と保持ベース55が結合される。保持フレーム58の端子挿入孔70a、70a、70aに対応して、それぞれ接続端子14、14、14の先端部が配置され、保持フレーム58の保持面部69の一部が押さえ部材57の浮き防止部68の下側に位置される(図18参照)。保持面部69の一部が浮き防止部68の下側に位置されることにより、保持フレーム58の浮きが防止される。
以上のようにして組み立てられた基板ユニット54は、回路基板56が保持ベース55の基体部59と押さえ部材57の押さえ面部65とによって押さえられるが、上記したように、回路基板56のピン挿通孔56a、56aの径S2が保持ベース55の挿入ピン59a、59aの径S1より大きくされているため、回路基板56はピン挿通孔56a、56aと挿入ピン59a、59aの寸法差(S2−S1)の範囲内で保持ベース55及び押さえ部材57に対して移動可能とされる。
カメラ筐体5の内部における下端部には2つのユニット用係合部72、73とユニット用固定部74が設けられている(図21参照)。ユニット用係合部72、73にはそれぞれ係合孔72a、73aが形成され、ユニット用固定部74には螺孔74aが形成されている。
基板ユニット54はフレキシブルプリント配線板64の先端部が制御回路基板38の接続コネクター38cに接続され、保持ベース55の第1の係合部61と第2の係合部62がそれぞれユニット用係合部72、73の係合孔72a、73aに挿入される。第1の係合部61と第2の係合部62がそれぞれ係合孔72a、73aに挿入されると、それぞれ係合爪61a、62aがユニット用係合部72、73に係合されて基板ユニット54がカメラ筐体5の内部で保持される(図16参照)。このとき固定部67の先端部がユニット用固定部74に重ね合わされた状態とされる。
基板ユニット54がカメラ筐体5の内部で保持された状態においては、図22に示すように、フレキシブルプリント配線板64が所定の状態に屈曲され、フレキシブルプリント配線板64が屈曲される前の元の状態に戻ろうとすることにより生じる移動力が左方(図16及び図22に示す矢印F方向)へ作用する。このフレキシブルプリント配線板64の移動力は基板ユニット54に対して左方への付勢力として付与され、ユニット用係合部72、73に対する第1の係合部61と第2の係合部62の接触圧が高くなる。
従って、基板ユニット54のユニット用係合部72、73からの脱落を、別に脱落防止手段を設けることなく防止することができる。
上記のように、撮像装置1にあっては、基板ユニット54を固定する前の状態において、カメラ筐体5内に保持することができるため、予め第1のパネル7に基板ユニット54を取り付けて保持し第1のパネル7と第2のパネル8等との結合作業の際にフレキシブルプリント配線板64を接続コネクター38cに接続する場合に比し、フレキシブルプリント配線板64の接続コネクター38cに接続するときの作業空間が小さくて済み、その分、作業性の向上を図ることができる。
また、フレキシブルプリント配線板64の接続コネクター38cに接続するときの作業空間が小さくて済むため、その分、フレキシブルプリント配線板64の長さを短くすることができ、通信の高速化及び電磁ノイズの発生の防止を図ることができる。
特に、接続端子14としてUSB2.0以上の端子やHDMI端子を用いた場合には、通信速度等との関係により規格上一定以下の長さにする必要があり、これらの各端子の適正な使用状態を確保することができる。
上記のように基板ユニット54が保持された状態において、第1のパネル7が第2のパネル8、第3のパネル9、第4のパネル10及び円筒パネル11に組み付けられる。このとき、図21に示すように、取付ネジ75が第1のパネル7に形成されたネジ挿通孔7i及び基板ユニット54の固定部67に形成された挿入孔67aを挿通され、ユニット用固定部74に形成された螺孔74aに螺合される。
第1のパネル7が第2のパネル8等に組み付けられたときには、図5に示すように、基板ユニット54の端子配置部60の先端部が第1のパネル7に形成された配置孔7gに嵌合される。この状態でネジ部材76、76がそれぞれネジ挿入用孔7h、7hを挿通され押さえ部材57に形成されたネジ用螺孔66a、66aに螺合される。
このように取付ネジ75が固定部67の挿入孔67aを挿通されてユニット用固定部74の螺孔74aに螺合され、ネジ部材76、76がそれぞれ押さえ部材57のネジ用螺孔66a、66aに螺合されることにより、基板ユニット54が第1のパネル7に固定される。
撮像装置1にあっては、上記のように、第1のパネル7の第2のパネル8等への結合時に基板ユニット54が第1のパネル7に固定されるため、撮像装置1の組立作業が簡略化され、撮像装置1の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
上記のように、回路基板56はピン挿通孔56a、56aと挿入ピン59a、59aの寸法差の範囲において保持ベース55及び押さえ部材57に対して移動可能とされている。従って、接続端子14、14、14に所定の接続ケーブルが接続される場合に該接続ケーブルから接続端子14、14、14に負荷が付与されたときに、回路基板56が保持ベース55及び押さえ部材57に対して移動されるため、接続端子14、14、14と回路基板56の結合部分の半田の剥がれが生じ難く、接続端子14、14、14の回路基板56からの外れを防止することができる。
カメラ筐体5の撮像ブロック配置部5aには撮像ブロック77が配置され(図16参照)、該撮像ブロック77は鏡筒78と該鏡筒78内に配置されたズームレンズやフォーカスレンズ等の所定のレンズと鏡筒78の後面部に配置された撮像素子79、例えば、CCDとを有している(図23参照)。
撮像ブロック77の直ぐ後側には制御基板80が配置されている。制御基板80は撮像素子79の駆動回路や後面にタイミングジェネレーター等の所定のチップ部品80a、80a、・・・を有している。制御回路基板80の中央部には孔80bが形成され、前面に孔80bを覆うようにして撮像素子79が取り付けられている。
制御基板80の後面にはシールドケース81が取り付けられる(図23及び図24参照)。シールドケース81は横長の略矩形状に形成された遮蔽面部81aと該遮蔽面部81aの左右両端縁からそれぞれ前方へ突出された被取付片部81b、81bとを有している。シールドケース81は被取付片部81b、81bが制御基板80に取り付けられている。被取付部81b、81bは、例えば、制御基板80に半田付けにより取り付けられ、この半田付けされた部分が制御基板80に形成されたアース用のパターンに接続されている。
シールドケース81は制御基板80の上方側に搭載されたチップ部品80a、80a、・・・、例えば、タイミングジェネレーター等を遮蔽している。従って、シールドケース81によりタイミングジェネレーター等のチップ部品80a、80a、・・・から放射される電磁ノイズが遮蔽されて不要輻射の防止が図られる。
シールドケース81の遮蔽面部81aの前後両面には、それぞれ伝熱シート82、83が貼着され、前側の伝熱シート82が制御基板80の上方側に搭載されたチップ部品80a、80a、・・・に面接触されている。
制御基板80の孔80bには伝熱クッション84が配置され、該伝熱クッション84は撮像素子79に面接触されている。
制御基板80の下方側に搭載されたチップ部品80a、80a、・・・上には伝熱クッション85が配置されている。
カメラ筐体5の撮像ブロック配置部5aには撮像ブロック77の一部を覆うようにして放熱用板金86が配置されている。放熱用板金86は後面部87と該後面部87の左縁から前方へ突出された側面部88と後面部87の上縁から前方へ突出された上面部89とを有している。
後面部87の中央部には前方へ突出された打出状の接触突部87aが設けられている。
上面部89の前端部には直角に折り曲げられた接続部89aが設けられ、該接続部89aは左右方向を向くように位置されている。
撮像ブロック配置部5aに放熱用板金86が配置された状態においては、後面部87の接触突部87aが伝熱クッション84に面接触され、後面部87の接触突部87aの上下両側の部分がそれぞれ伝熱シート83と伝熱クッション85に面接触される。上面部89の接続部89aは、例えば、ネジ止めにより、上記飾りパネル21の被取付片21bに結合される。
撮像ブロック77の駆動時には、撮像素子79及び制御基板80に搭載されたチップ部品80a、80a、・・・が発熱する。撮像素子79に発生した熱は、伝熱クッション84から放熱用板金86の後面部87を経て上面部89の接続部89aに伝達され、該接続部89aから飾りパネル21に伝達されて大気中に放出される。また、チップ部品80a、80a、・・・に発生した熱は、伝熱シート82、シールドケース81、伝熱シート83又は伝熱クッション85から放熱用板金86の後面部87を経て上面部89の接続部89aに伝達され、該接続部89aから飾りパネル21に伝達されて大気中に放出される。
このように撮像装置1にあっては、撮像素子79及びチップ部品80a、80a、・・・に発生した熱が、通常の撮影状態において下方に位置する放熱用板金86から上方に位置する飾りパネル21に伝達されて放出されるため、放熱効率の向上を図ることができる。
また、チップ部品80a、80a、・・・に発生した熱がシールドケース81を介して放熱用板金86に伝達されて放出されるように構成しているため、シールドケース81が電磁ノイズの遮蔽手段及び熱の伝達手段として機能するため、部品点数の増大を来たすことなく簡単な構造により電磁ノイズの遮蔽及び熱の放出を行うことができる。
尚、撮像素子79及びチップ部品80a、80a、・・・に発生した熱は飾りパネル21から放出されるが、該飾りパネル21にはマイクへの音声の入力用の複数の音声用孔21a、21a、・・・が形成されているため、撮像素子79及びチップ部品80a、80a、・・・に発生した熱が音声用孔21a、21a、・・・を形成する面からも放出される。音声用孔21a、21a、・・・が形成されている分、飾りパネル21の放熱面積が大きくされており、放熱効率の向上を図ることができる。
また、飾りパネル21はアルミニウムによって形成されているため、撮像装置1の軽量化及び放熱効率の向上を図ることができる。
撮像ブロック77の右方には、上記制御回路基板38が配置されている(図12参照)。
制御回路基板38には放熱板90が取り付けられている。放熱板90はベース面部90aと該ベース面部90aの上下両端縁にそれぞれ設けられた被取付面部90b、90bとベース面部90aから前方へ突出された接続面部90cとを有している。放熱板90は被取付面部90b、90bが制御回路基板38に取り付けられ、接続面部90cが、例えば、ネジ止めにより、上記飾りリング26に結合されている。
放熱板90のベース面部90aと制御回路基板38に搭載された電子部品38a、38a、・・・との間には図示しない伝熱シートが配置され、該伝熱シートの両面がそれぞれ電子部品38a、38a、・・・と放熱板90のベース面部90aに面接触されている。
撮像装置1の駆動時には、制御回路基板90に搭載された電子部品38a、38a、・・・が発熱する。電子部品38a、38a、・・・に発生した熱は、伝熱シートから放熱板90のベース面部90aを経て接続面部90cに伝達され、該接続面部90cから飾りリング26に伝達されて大気中に放出される。
このように撮像装置1にあっては、電子部品38a、38a、・・・に発生した熱を飾りリング26から放出し、撮像素子79及びチップ部品80a、80a、・・・に発生した熱を飾りパネル21から放出するようにしており、2系統の伝熱経路を有しているため、放熱効率の向上を図ることができる。
また、飾りリング26はアルミニウムによって形成されているため、撮像装置1の軽量化及び放熱効率の向上を図ることができる。
尚、上記に示した前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の適用においては、これらの方向に限定されることはない。
また、上記に示した本発明に係る構造や構成は、各種の電子機器に適用することが可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図25と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、撮像装置を示す斜視図である。 撮像装置を図1とは別の方向から見た状態で示す斜視図である。 表示部が開放された状態で示す撮像装置の斜視図である。 一部を分解して示す撮像装置の斜視図である。 表示部及び開閉蓋を開放した状態を示す拡大斜視図である。 ハードディスクドライブ、内蓋及び収納蓋を分解して示す撮像装置の斜視図である。 第2のパネルの収納用リブの一部を断面にして示す拡大斜視図である。 表示部が閉塞された状態を示す拡大背面図である。 表示部が図8とは反対側にされたときに閉塞された状態を示す拡大背面図である。 内部構造の一部を示す拡大縦断面図である。 内部構造の一部を示す拡大横断面図である。 第2のパネル、操作ブロック及びバッテリーを取り外した状態で示す撮像装置の斜視図である。 掌に把持された状態を示す撮像装置の斜視図である。 スピーカーの取付構造を示す拡大分解斜視図である。 スピーカーの取付構造を示す拡大斜視図である。 第1のパネル及びバッテリーを取り外した状態で示す撮像装置の斜視図である。 図18乃至図20と共に基板ユニットを示すものであり、本図は、拡大分解斜視図である。 拡大斜視図である。 図8とは異なる方向から見た状態で示す拡大斜視図である。 保持ベース、回路基板及び押さえ部材の位置関係を示す概略拡大平面図である。 基板ユニットをユニット用係合部から分離した状態を示す拡大斜視図である。 基板ユニットがユニット用係合部に係合された状態を示す概略拡大背面図である。 撮像ブロック及び放熱用板金等を示す拡大分解斜視図である。 撮像ブロックに制御基板等が取り付けられた状態を示す拡大斜視図である。 撮像ブロック及び放熱用板金等を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1…撮像装置、5…カメラ筐体、14…接続端子、32…ハードディスクドライブ(記録媒体)、33…内蓋、38c…接続コネクター、54…基板ユニット、55…保持ベース、56…回路基板、57…押さえ部材、61…第1の係合部、62…第2の係合部、64…フレキシブルプリント配線板(接続手段)、67…固定部、72…ユニット用係合部、73…ユニット用係合部、74…ユニット用固定部、77…撮像ブロック、79…撮像素子

Claims (6)

  1. 内部に所定のレンズ及び撮像素子を有する撮像ブロックが配置されたカメラ筐体と、
    該カメラ筐体の内部に配置され回路基板を有する基板ユニットとを備え、
    上記回路基板に接続端子を設け、
    上記基板ユニットに係合部を設け、
    カメラ筐体の内部に基板ユニットの係合部が係合されるユニット用係合部を設け、
    カメラ筐体の内部に接続コネクターを配置し、
    上記回路基板と接続コネクターを接続手段によって接続した
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記基板ユニットに固定部を設け、
    上記カメラ筐体に基板ユニットの固定部を固定するユニット用固定部を設け、
    カメラ筐体の組立時に、同時にカメラ筐体のユニット用固定部に基板ユニットの固定部を固定するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記基板ユニットに回路基板を保持する保持ベースと該保持ベースに保持された回路基板を保持ベースの反対側から押さえる押さえ部材とを設け、
    回路基板をその厚み方向に直交する方向へ所定範囲内において移動可能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記接続手段としてフレキシブルプリント配線板を用い、
    該フレキシブルプリント配線板を屈曲させ、屈曲により生じる付勢力を上記係合部と基板ユニットのユニット用係合部との接触圧が高くなる方向へ付与するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記接続端子としてUSB(Universal Serial Bus)2.0以上の端子を用いた
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 上記接続端子としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)端子を用いた
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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