JP2004145019A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体光の入射光軸と平行な方向の厚みが薄く、小型化が可能なカメラを提供する。
【解決手段】この電子カメラ1には、折り曲げ光学系を内蔵するレンズ鏡筒10と、レンズ鏡筒10の左側と右側に配される電気基板ユニット5および電源ユニット5と、レンズ鏡筒10の後側に配されるLCDユニット9と、電源ユニット5とLCDユニット9の上部に配されるストロボユニットとが内蔵され、上記電気基板ユニット5は、3枚の基板が重畳された状態で配置され、その厚み方向の占有スペースは、レンズ鏡筒10とLCDユニット9とを合わせた厚みと略同等である。したがって、カメラ内への上記各構成ユニットをデットスペースの少ない状態で収納することができ、カメラのさらなる薄型化が可能になる。
【選択図】  図16

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラの構造、特に内蔵されるレンズ鏡筒と電気部材の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子カメラに関して特許文献1に開示されたものは、プリズムにより取り込まれる第1の光軸に沿った被写体光束を第1の光軸と直交する第2の光軸方向に折り曲げて、複数のレンズ群からなる光学系に上記被写体光束を入射させる、所謂、折り曲げ光学系を持つレンズ鏡筒を内蔵する電子カメラに関するものである。この電子カメラにおいては、上記レンズ鏡筒の左右両側に跨った状態で切り欠きを有する電気配線基板が配置されており、上記電気配線基板の後方で上記レンズ鏡筒の左側に電源用電池を配置し、上記レンズ鏡筒の後方で上記電気配線基板の右側にLCD表示部を配置することにより、カメラの小型化、薄型化を図っている。
【0003】
また、特許文献2に開示されたものは、やはり折り曲げ光学系を持つレンズ鏡筒を内蔵する電子カメラに関するものである。上記電子カメラにおいては、上記レンズ鏡筒の左右両側に上記第2の光軸に対して対向する状態でズーム,フォーカス駆動用モータが配置されており、やはり、カメラの小型化、薄型化を図ったものである。
【0004】
【特許文献1】
特許文献1は、特開2000−10165号公報である。
【0005】
【特許文献2】
特許文献2は、特開平11−84209号公報である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された電子カメラのようにレンズ鏡筒を略中央に配置し、その両側にわたって上記電気配線基板を配置すると、レンズ鏡筒を避けるように上記電気配線基板を切り欠かなければならず、十分な電装配置スペースの確保するためには、カメラの略全面にわたって上記電気配線基板を広げる必要があり、カメラのさらなる薄型化を実現する上で障害となっていた。
【0007】
一方、特許文献2に開示された電子カメラは、上記レンズ鏡筒の両側に駆動源としての上記駆動モータが配置されているため、上記駆動モータとこれらの制御回路とを効率的に接続するためには、上記特許文献1の場合と同様に上記レンズ鏡筒の両側に電気配線基板を配置する必要が生じ、結果として上記特許文献1と同様の問題を有していた。
【0008】
本発明は、上述の事情に鑑み、カメラの薄型化を図りつつ、効率的な電気的な接続を可能にするカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のカメラは、略直方体形状を有するレンズ鏡筒と、上記レンズ鏡筒の長手方向に沿った略一直線領域に配される複数の駆動源と、上記レンズ鏡筒の側方に隣接して配され、上記レンズ鏡筒の厚さ方向に複数の電気基板が重畳配置される電気基板ユニットとを具備しており、上記複数の駆動源は、上記レンズ鏡筒の上記電気基板ユニット側の端部に配され、上記電気基板ユニットに接続される。
【0010】
本発明の請求項2記載のカメラは、請求項1記載のカメラにおいて、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒の厚さ内に少なくとも2枚の電気基板が重畳配置されたものである。
【0011】
本発明の請求項3記載のカメラは、請求項1、または、2記載のカメラにおいて、上記レンズ鏡筒の後部に配置される表示手段を有し、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒と上記表示手段とを合わせた厚み部分内に全ての電気基板が配される。
【0012】
本発明の請求項4記載のカメラは、略直方体形状を成し、該直方体形状の厚さ方向である第1の光軸に沿って入射した被写体光を上記第1の光軸に交差し、上記レンズ鏡筒の長手方向である第2の光軸に向けて反射する反射光学部材を有するレンズ鏡筒と、上記レンズ鏡筒の幅方向の一端部であって、長手方向に沿った略直線状の領域に配置される複数の駆動源と、上記レンズ鏡筒の幅方向の上記一端部側に隣接して上記レンズ鏡筒の厚さ方向に複数枚の電気基板が重畳配置され、上記複数の駆動源が接続される電気基板ユニットとを具備しており、上記でき基板ユニットに上記複数の駆動源が接続される。
【0013】
本発明の請求項5記載のカメラは、請求項4記載のカメラにおいて、上記レンズ鏡筒の幅方向の他端側に隣接して配置され、上記レンズ鏡筒の厚さと略同じ厚さを有する電源ユニットと、上記レンズ鏡筒と上記電源ユニットとの後部に配置される表示手段とを具備しており、上記電源ユニットおよび上記表示手段は、上記電気基板ユニットに接続される。
【0014】
本発明の請求項6記載のカメラは、請求項5記載のカメラにおいて、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒と上記表示手段とを合わせた厚み部分内に配置される。
【0015】
本発明の請求項7記載のカメラは、請求項6記載のカメラにおいて、上記レンズ鏡筒は、該レンズ鏡筒の上部にカメラ後側に斜辺を有する略三角形状を成し、上記反射光学部材を保持する保持枠と、上記保持枠が固定され、略直方体形状を成す固定枠とを有し、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒の長手方向の全体にわたって配置されており、上記電源ユニットは、上記固定枠と略同等の長さを有しており、この電源ユニットの上部であって、上記保持枠の側方にストロボユニットが配される。
【0016】
本発明の請求項8記載のカメラは、請求項7記載のカメラにおいて、上記表示手段は、上記固定枠と電源ユニットとを合わせた広さと略同じ投影面積を有しており、さらに、上記表示手段と電源ユニットの上方で、かつ、上記ストロボユニットと上記保持枠の後方にストロボ用コンデンサが配置される。
【0017】
本発明の請求項9記載のカメラは、請求項8記載のカメラにおいて、上記電気基板ユニットは、カメラのグリップ側に配置される。
【0018】
本発明の請求項10記載のカメラは、請求項4記載のカメラにおいて、上記レンズ鏡筒の上部にカメラ後側に斜辺を有する略三角柱形状を成し、上記反射光学部材を保持する保持枠と、上記保持枠が固定され、略直方体形状を成す固定枠と、上記固定枠内で上記第2の光軸方向に変位するレンズ群とを有しており、上記複数の駆動源は、上記レンズ群を駆動するためのレンズ用駆動源と、被写体からの光量を調節するための光量調節用駆動源であり、上記レンズ用駆動源は、上記固定枠に固定され、上記光量調節用駆動源は、上記保持枠に固定される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である電子カメラを前方から見た外観を示す斜視図であり、図2は、上記電子カメラを背面側から見たときの外観を示す斜視図である。図3は、上記電子カメラを右手でホールドした状態を背面側から見たときの外観を示す斜視図である。
【0020】
なお、以下の説明において、図1に示すように被写体光束の入射方向である第1の光軸O1 に沿った方向をZ方向とし、電子カメラの被写体側方向のZ(+)方向を前方、カメラ背面側方向のZ(−)方向を後方とする。Z方向に垂直な方向で上下方向をY方向とし、Y(+)方向を上方向、Y(−)方向を下方向とする。Z方向に垂直な方向で左右方向をX方向とし、カメラを被写体側からみてX(+)方向を右方向、X(−)方向を左方向とする。
【0021】
図1に示すように本実施形態の電子カメラ1は、所謂、デジタルカメラであり、外装部材としての前カバー2および後カバー3、さらに、後カバー3の背面に固着される透明板4を有し、上記前カバー2と、後カバー3内に収納される主要構成ユニットとして、後述する図5に示すようにレンズ鏡筒10と、電気基板ユニット5と、電源ユニット6と、ストロボユニット7と、ストロボチャージ用コンデンサ8と、表示手段であるLCDユニット9と、金属補強板24等を有している。
【0022】
上記前カバー2には、その前面部に被写体光束を取り込むための撮影窓部2aと、ストロボ発光窓部2bが配置されており、また、その上面部には、操作部材としてのレリーズスイッチ操作釦26と、パワースイッチ操作釦27が配置されている。また、前カバー2の左側面部には、回動操作可能な操作部材としてのモードセレクトダイヤル25と、開閉可能なカードスロット蓋2dとが配置され、さらに、その底面部には、電池蓋2cが配置され、クレードルコネクタ93のためのコネクタ開口部(図示せず)が配置される。
【0023】
上記後カバー3には、その背面部にLCD開口窓部3aが設けられる。後カバー3の背面部には、透明部材である透明板4が貼付され、その透明板4を介してLCD開口窓部3aが観察される。
【0024】
上記透明板4には、図2に示すようにその背面部上方部にテレ,ワイド切り換えスイッチ操作用のズームレバー28と、その下側位置にメニュースイッチ操作釦29aと入力確認用のOKスイッチ操作釦29bとが配置されている。
【0025】
図3に示すように本実施形態の電子カメラ1においては、上記前カバー2,後カバー3,透明板4の左側(図3上では、右側)をグリップ部とする。そのグリップ部を右手でホールドした状態では、親指の指先をA方向、または、B方向にずらしながらズームレバー28を操作してテレ,ワイド切り換えを行ったり、メニュースイッチ操作釦29aとOKスイッチ操作釦29bを操作してメニュー選択,OK操作を行うことができる。さらに、親指、または、人差し指でモードセレクトダイヤル25を回動操作してモード選択を行うことが可能である。さらに、右手人差し指によりパワースイッチ操作釦27、または、レリーズスイッチ操作釦26を操作して、パワースイッチのオンオフ操作やレリーズ操作が可能である。
【0026】
上述のように電子カメラ1の前,後カバー外装部材上の操作釦の配置によれば、上記左側(図3では右側)のカメラグリップ部の上方部周辺にスイッチ操作釦であるパワースイッチ操作釦27,レリーズスイッチ操作釦26,モードセレクトダイヤル25,ズームレバー28,メニュースイッチ操作釦29a,OKスイッチ操作釦29b等がまとめて配置されているのでグリップした手で各釦の操作がしすくなっている。
また、このようにカメラグリップ部の上方部周辺に操作部を配置することにより上記電子カメラ1では、後述するLCD表示板15は、カメラ背面部の広い範囲の表示面を確保することができ、観察し易くなっている。
【0027】
ここで、本実施形態の電子カメラ1の電気回路について、図4のブロック構成図を用いて説明する。
本実施形態の電子カメラ1においては、制御手段であるCPU170が内蔵されており、上記CPU170により本電子カメラ1の各制御要素全体が制御される。まず、撮影光学系111を通過した被写体の画像は、上記CPU170の制御のもとで撮像素子であるCCD55で電気信号に変換される。CCD55で変換された電気信号は、撮像回路113でアナログ画像信号に変換された後に、A/D変換回路114によってテジタル画像信号に変換される。そして、このデジタル画像信号は、例えば、外部メモリである着脱可能なフラッシュメモリカード,スマートメモリカード等の記録媒体としての記録メディアカード(メモリカード)120にインターフェース(I/F)121を介して記録される。なお、記録メディアカード120は、メディアスロット21に着脱可能である。
【0028】
また、電子カメラ1の電気回路には、処理速度の早い内蔵メモリ130や画像処理回路140が設けられており、該内蔵メモリ130は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)等が適用され、各画像処理における作業用メモリとして、或いは、一時的な画像記憶手段の高速バッファとして利用される。また、上記画像処理回路140は、A/D変換回路114によりデジタル化された画像データに基づいてRGB信号への変換、画素数の変換、データの圧縮、伸長などの処理を行う。
【0029】
さらに、電子カメラ1には、前述した画像表示用LCD表示板15(液晶表示装置)が搭載されているが、このLCD表示板15には、メモリカード120に記録された画像の確認や、撮影しようとする被写体画像が表示される。LCD表示板15に表示される画像は、内蔵メモリ130からの画像情報が、一旦、ビデオメモリ151に取り込まれた後、ヒデオ出力回路152にてヒデオ画像に変換されて表示される画像である。また、ヒデオ出力回路152は、ヒデオ出力用の外部端子153を介して外部表示装置にヒデオ画像を出力することも可能である。
【0030】
上記CPU170は、上記レリーズ釦26の操作による撮影開始信号を取り込み、CCD55により撮像を行ったり、上記モードセレクトダイヤル25,メニュースイッチ操作釦29a,OKスイッチ操作釦29bの操作による操作部173の各種モードの設定信号を取り込み、撮影モードの設定を行う。その設定モードは、モードLCD172に表示される。また、CPU170の制御に基づいて、被写体の撮像時における光量が不足している場合にはストロボユニット7のストロボ発光管14をオンにし、ストロボ撮影が行われる。
【0031】
さらに、CPU170には、撮影光学系の合焦駆動およびズーム駆動を行うレンズ駆動源である第1,2ステップモータ53,54がドライバ171を介して接続されており、上記モータによるレンズ駆動が行われる。
【0032】
また、CPU170には、被写体光量調整装置であって、NDフィルタユニットを駆動するためのNDフィルタ用ソレノイド51およびシャッタユニットを駆動するためのシャッタ用ソレノイド52がドライバ171を介して接続されており、上記ソレノイドによる光量調整駆動が行われる。
【0033】
また、CPU170には、撮影光学系の進退移動のリセット位置を検出するための検出手段であるフォトリフレクタ(以下、PRと記載する)86,87が接続されている。上記撮影光学系111のリセット駆動時のリセット位置検出が行われる。
【0034】
外部インターフェース(外部I/F)161は、外部入出力端子160に接続され、外部機器とのデータの入出力を行う。この外部入出力端子160には、例えば、パーソナルコンピュータ等が接続され、メモリカード120内の画像をパーソナルコンピュータ等に転送し、また、パーソナルコンピュータ等から画像データが取り込まれる。
【0035】
また、本電子カメラ1の各制御要素には電源ユニット6の電池12からの電力が電源部180を介して供給され、駆動される。なお、電池12は、電源部180の制御により充電可能である。
【0036】
なお、上記図4のブロック構成図に示される電気基板ユニット5内に記載される主な電装部品が後述する電気基板ユニット5の第1,第2,第3基板18,19,20上に実装されるものとする。
【0037】
本実施形態の電子カメラ1において、上記前カバー2と、後カバー3内に収納される主要構成ユニットは、図5の本実施形態の電子カメラに収納される各構成ユニットの分解斜視図に示すようにレンズ鏡筒10と、電気基板ユニット5と、電源ユニット6と、ストロボユニット7と、ストロボチャージ用コンデンサ8と、表示手段であるLCDユニット9と、金属補強板24とであるが、以下、上記各構成ユニットについて、上記図5等を用いて説明する。
【0038】
上記レンズ鏡筒10は、カメラ装着状態でX,Y平面に沿った前面部をもち、長手方向がY方向であって、Z方向に比較的薄い厚みをもつ略直方体形状の外形を有し、このレンズ鏡筒10の外形上の長手方向は、光軸O2 方向に沿っているものとする。
【0039】
上記レンズ鏡筒10の上方部に第1の光軸O1 (Z方向)に沿った被写体光束を取り込むための折り曲げ光学系を形成する反射光学部材のプリズム33が収納される保持枠として第1の保持部材31と、第1の保持部材31が連結固定され、撮影レンズ系が収納される枠部材としての固定枠32とを有している。なお、レンズ鏡筒上方側の第1保持部材の後部には、三角柱形状部を形成する傾斜面31c(図6)が設けられる。
【0040】
このレンズ鏡筒10においては、上記プリズム33により取り込まれた第1の光軸O1 方向の被写体光束が第2の光軸O2方向に反射され、固定枠32に収納される撮影レンズ系(後述)を介して撮像素子であるCCD55の結像面に結像され、被写体像の撮像信号に変換される。なお、レンズ鏡筒10の内部構造の詳細は後で説明する。
【0041】
上記CCD55は、固定枠32の下部に配置される撮像素子用電気基板のCCD基板56上に実装される。なお、CCD基板56には、撮像素子接続用フレキシブルプリント基板(以下、FPCと記載)であるCCD接続用FPC57が接続されている。このCCD接続用FPC57は、コネクタ59を有しており、後述する第1基板18側に接続結合される。
【0042】
上記電気基板ユニット5は、後述する図4の電子カメラの電気回路に示される電気基板ユニット内の各電装品が実装される3枚の制御用電気基板である第1基板18と第2基板19と第3基板20とを有してなる。上記第1基板18,第2基板19,第3基板20は、FPC22,23により連結接続され(図19)、XY面に沿った面をZ方向に3枚重ねた状態でカメラ内に収納される(図20)。また、上記第1基板18には、上記制御回路用電装品が実装される他にCCD接続用のCCD接続FPC57が接続され、さらに、LCD接続用のLCD接続FPC58がコネクタ59を介して接続結合される(図19)。また、上記第3基板20には、記録メディアスロット21が実装されており、さらに、上記第3基板20の下部には、接続用FPC91を介して接続されるクレードルコネクタ基板92が配置される。上記コネクタ基板92には、クレードルコネクタ93が実装される。
【0043】
上記電源ユニット6は、電池ケース11と、電池ケース11に挿入して収納されるカメラ電源用電池12とからなり、XY面に広がる平面を有し、Z方向の厚みが比較的に薄い直方体形状を有する。
【0044】
上記ストロボユニット7は、ストロボ本体13と、ストロボ本体13の反射傘13a内部に支持されるストロボ発光管14とからなる(図18)。
【0045】
上記LCDユニット9は、X,Y平面に沿った表示面を有する液晶表示板であるLCD表示板15と、LCD表示板15の上側位置に配置され、X方向に延びるLCD照明用光源16と、LCD照明用光源16の下部に配置され、略LCD表示板15の反表示面側を覆う導光板17とを有してなる。
【0046】
上記LCD照明用光源16は、蛍光放電発光管、または、LEDチップ群よりなる。
【0047】
上記導光板17は、Y方向に肉厚が変化する部材であって、LCD照明用光源16側である上方が厚肉で形成され、下方が薄肉で形成される。
【0048】
上記LCD表示板15は、上記LCD照明用光源16とともに接続用FPC58の接続コネクタ59を介して第1基板18側にコネクタ接続される。
【0049】
上記補強板24は、金属製部材であって電源ユニット6の電池ケース11の前面壁部とレンズ鏡筒10の前面壁部にビス等により固着される。この補強板24の上方部折り曲げ部には、ストロボユニット7のストロボ本体13が保持される。
【0050】
次に、上記レンズ鏡筒10の構成の詳細について、図6〜図12(A),(B)を用いて説明する。
【0051】
図6は、上記レンズ鏡筒を背面側から見た分解斜視図である。図7は、上記レンズ鏡筒を前面側から見たワイド状態での縦断面図である。図8は、図7のC−C断面図であり、図9は、図7のD−D断面図である。図10は、上記レンズ鏡筒の1群枠部(NDフィルタユニット部)まわりの分解斜視図であり、図11は、2群枠部(シャッタユニット部)まわりの分解斜視図である。図12(A)は、図11のE−E矢視図であり、シャッタ開状態を示す。図12(B)は、図11のE−E矢視図であり、シャッタ閉状態を示す。
【0052】
上記レンズ鏡筒10は、図6,7等に示すように上方の一部が三角柱形状を成す第1の保持枠である1群枠31と、直方体形状を成す枠部材である固定枠32とを有しており、上記1群枠31の内部には、反射光学部材のプリズム33と、1群レンズ34と、光量調整手段であるNDフィルタユニット47と、フィルタ用駆動源(光量調節用駆動源)であるNDフィルタ用ロータリーソレノイド(以下、ソレノイドと記載)51と、シャッタ用駆動源(光量調節用駆動源)であるシャッタ用ソレノイド52等が内蔵される。
【0053】
さらに、上記固定枠32の内部には、光軸O2 に沿った状態で光量調整手段(シャッタ手段)であるシャッタユニット48、その下方に進退可能な第2の保持枠である2群枠38に保持されるズーム用レンズ群の2群レンズ35、さらに、進退可能な第3の保持枠である3群枠39に保持されるズーム用レンズ群の3群レンズ36、さらに、固定枠32の下方開口部32bに保持される4群レンズ37と、CCD基板56上に実装され、被写体光束の結像位置に位置する撮像素子のCCD55が順に配置されている。また、第2の光軸O2 (すなわち、Y方向)に沿った左右に両端が固定枠32に固定保持される吊り軸41および回転止め軸42と、2群枠38を進退駆動するズーム,フォーカス駆動用である第1レンズ用駆動源の第1ステップモータ53と、3群枠39を進退駆動するズーム,フォーカス駆動用である第2レンズ用駆動源の第2ステップモータ54と、さらに、上記2群枠38と3群枠39の間に挿入される圧縮バネ46等が内蔵される。そして、固定枠32の部材組込用の背面側開口部32gには、金属板製の固定蓋89が装着、固定される。
【0054】
上記第1の保持枠31は、直方体形状外形部とその後面側の一部に収納されるプリズム33の外形に沿った傾斜面31cをもつ軸方向がX方向に沿った三角柱形状の外形部分とからなる外形を有し、上記プリズム33,上記1群レンズ34,上記NDフィルタユニット47,上記ソレノイド51,52等を収納し、固定枠32の上部側にビスによりビス挿通穴31fとビスネジ穴32fとにより締結、結合される。
【0055】
上記プリズム33は、1群枠31の前面開口部31aに挿入、固着される。光軸O1 に沿って入射した被写体光束は、このプリズム33によって角度90°折り曲げられ、第2の光軸O2 (Y方向)に沿って下方開口部31bに向けて反射される。
【0056】
上記1群レンズ34は、1群枠31の下方開口部31bの下部側に挿入、保持される。
【0057】
上記NDフィルタユニット47は、1群枠31の下面側に組み込まれ、被写体光量を調整するために光軸O1 と光軸O2 とを含む光軸面と略直交する方向に移動可能な光量調整部材であるNDフィルタ67を有している。
【0058】
上記NDフィルタ用ソレノイド51とシャッタ用ソレノイド52とは、ユニット化された状態で1群枠31内のプリズム33の左側に第1の光軸O1 に沿って並列して配置される。それぞれの出力軸51a,52aは、1群枠31の下方の光軸O2 方向に突出して配置される(図10)。上記NDフィルタ用ソレノイド51の出力軸51aには、ピニオン61が固着される。一方、シャッタ用ソレノイド52の出力軸52aには、駆動力伝達部材であるシャッタ駆動アーム71が固着されている。上記シャッタ駆動アーム71のアーム部先端には、2群レンズの進退移動位置に対応した所定の長さの中空軸部材で形成される軸部72が固着されている。上記ソレノイドが正転,逆転駆動されて、上記出力軸51a,52aが回動駆動されると、上記ピニオン61、または、上記シャッタ駆動アーム71は、それぞれ開位置と閉位置との2つの回動位置に回動駆動される。なお、ピニオン61や軸部72によって駆動されるNDフィルタユニット47やシャッタユニット48の構造,動作等については後述する。
【0059】
上記2群枠38は、中央上部に開口部38aと、Y方向に沿って貫通する2つのガイド孔38cと、ガイド孔38cの反対側に回転止め切り欠き38gと、リードネジ挿入用切り欠き38dと、レバー回動軸孔38eと、4本の段付きピン38bと、Z方向両端面に係止突起38f等を有している(図11)。また、2群枠38には、ズームレンズとなる2群レンズ35の他に開口部38a側上面に上記シャッタユニット48が配置される。そして、上記レバー軸孔38eには、セクタ駆動レバー43が回動可能に嵌入される。この2群枠38は、ガイド孔38cと切り欠き38gとにそれぞれ摺動自在に嵌入する吊り軸41および回転止め軸42により光軸O2 に沿って進退移動可能に支持される。
【0060】
上記シャッタユニット48は、光軸O1 および光軸O2 とを含む光軸面に直交する方向に開閉移動可能な2枚の遮蔽部材である第1,第2セクタ74,76を有しており、その構造の詳細は、後述する。
【0061】
上記3群枠39は、Y方向に沿って貫通する2つのガイド孔39bと、ガイド孔39bに対向した回転止め切り欠き39cと、リードネジ挿入用切り欠き39dとを有しており、中央開口部にズーム,フォーカスレンズとなる3群レンズ36が装着されている。
【0062】
上記第1ステップモータ53は、モータ本体と、リードネジ軸81が固着されるロータ部53cと、他の軸を支持するための軸受け部53aがその先端部に設けられるコイル部53bとを有してなる(図9)。
【0063】
また、第2ステップモータ54は、モータ本体と、リードネジ軸83が固着されるロータ部54cと、他の軸を支持するための軸受け部54aがその先端部にもうけられるコイル部54bとを有してなる(図9)。
【0064】
上記第1,第2ステップモータ53,54は、図6,7に示すようにモータ取り付け板85を介して固定枠32の左側壁部32k内側に固定支持される。すなわち、上記第1,第2ステップモータ53,54は、固定枠32の2,3群枠38,39の配設位置の左側であって、かつ、上記ソレノイド51,52の下方の光軸O2 と平行な直線領域の下,上位置に互いにリードネジ軸を対向させ、ロータ部53cとコイル部53b、および、ロータ部54cとコイル部54bが光軸O1 と光軸O2 とを含む光軸面に沿った状態で上記モータ取り付け板85の上下端に取り付けられる。上記ステップモータ53,54は、上記モータ取り付け板85を位置決めピン32pに位置決めされてビス49により左側壁部32k内側に固定することによって固定枠32に装着される。
【0065】
上記ステップモータ装着支持状態では、下方にリードネジ軸81を上方に向けて第1ステップモータ53が位置し、上方にリードネジ軸83を下方に向けて第2ステップモータ54が位置しており、かつ、それらのリードネジ軸81,83の各先端部は、それぞれ他方のステップモータ54,53の軸受け部54a,53aに回転可能に嵌入させて支持される。
【0066】
したがって、上記ステップモータ53,54の取り付け状態でリードネジ軸81,83は、光軸O1 と光軸O2 とを含む光軸面に平行な状態で、かつ、光軸O2 に平行な状態で配置される。そして、リードネジ軸81,83は、光軸O方向に並列して配置される。また、上記ソレノイド51,52と上記ステップモータ53,54とは、レンズ鏡筒10の左側方壁部の光軸O2 に平行な1つの直線領域上に配置されることになる。
【0067】
上記リードネジ軸81には、2群枠駆動ナット82が螺合、嵌入され、リードネジ軸83には、3群枠駆動ナット84が螺合、嵌入される。上記螺合された2群枠駆動ナット82の下面には、リードネジ軸81を跨いで挿入される2群枠38の切り欠き38dの上面部38h(図11)が圧縮バネ46の付勢力で当接し、上方向に付勢される。また、上記螺合された3群枠駆動ナット84の上面には、リードネジ軸83を跨いで挿入される3群枠39の切り欠き39dの下面部39hが圧縮バネ46の付勢力で当接し、下方向に付勢される(図7)。このようにして各駆動ナット82,84の移動により、2,3群枠38,39が進退駆動されるとともに各駆動ナット82,84と各リードネジ軸81,83との螺合ガタが一方向に寄せられる。
【0068】
したがって、ステップモータ53によりリードネジ軸81が回転されると、2群枠駆動ナット82を介して2群枠38が光軸O2 に沿って図7のワイド位置(リセット位置)からテレ位置の間を進退駆動される。同様にステップモータ54によりリードネジ軸83が回転されると、3群枠駆動ナット84を介して3群枠39が光軸O2 に沿って図7のワイド位置(リセット位置)からテレ位置の間を進退駆動される。なお、ステップモータ53,54によるレンズ群位置リセット処理動作時には、上記ステップモータ53,54の駆動によって、2群枠38と3群枠39がリセット方向に移動し、上記各リセット位置に到達すると、PR86,87(図4)により上記リセット位置到達が検出され、上記リセット処理が終了する。
【0069】
上記レンズ鏡筒10においては、レンズ群,ステップモータ等の各構成部材を組み込む場合、上記固定枠32の背面側に設けられる開口部32gを通して上記レンズ群,ステップモータ等が挿入され、組み付けが行われる。組み込み終了後、上記開口部32gには金属板の固定蓋(図示せず)が装着され、ビスにより固定枠32側に固定され、密閉状態とする。
【0070】
なお、上記レンズ鏡筒10の固定枠32には、図6に示すように固定枠直方体の厚み方向と直交する面(XY平面)に沿った前側壁部に前記2,3群枠リセット位置検出用PR86、または、PR87が挿入可能な挿入孔32h,32iが設けられる。上記挿入孔32hと32iの位置は、2,3群枠38,39が移動軌跡上のリセット位置にあるときの被検出面が対向する位置とする。
【0071】
上記NDフィルタユニット47は、1群枠31の下面と固定枠32の上面間に配置され、図10の分解斜視図に示すようにNDフィルタ用ソレノイド51の出力ピニオン61aに噛合するアイドルギヤ62と、アイドルギヤ62に噛合するNDフィルタ駆動ギヤ63と、1群枠31に取り付けられ、上記ギヤを保持する地板64と、両端にピン穴65a,65bが設けられるフィルタ駆動アーム65と、中央開口部66a,ピン穴66b,X方向の長孔66cが設けられるNDフィルタ傷防止用シート66と、ピン穴67b,X方向の長孔67cが設けられるNDフィルタ67と、カシメピン68とを有してなる。
【0072】
上記フィルタ駆動アーム65の一端のピン孔65aは、フィルタ駆動ギヤ63の駆動ピン63aに嵌入し、フィルタ駆動ギヤ63に一体支持される。上記カシメピン68は、上記NDフィルタ67のピン孔67bおよび上記NDフィルタ傷防止用シート66のピン孔66bに回動可能に嵌入した状態で、上記フィルタ駆動アーム65のピン孔65bにカシメ固定される。また、NDフィルタ傷防止用シート66とNDフィルタ67とは、その長孔66cと67cが1群枠31のガイドピン31eに摺動自在に嵌入して支持される。NDフィルタ67は、光軸O2 に直交する平面に沿ってX方向にスライド移動可能に支持される。なお、NDフィルタ67の下面の固定枠32の開口部32a側には、中央開口部78aを有するNDフィルタ保護シート79付きの支持シート78が配置されている(図6)。
【0073】
上述した構成を有するNDフィルタユニット47による光量調整動作においては、NDフィルタ用ソレノイド51が図10の下方から見て時計回りに回動駆動されると、フィルタ駆動ギヤ63を介してフィルタ駆動アーム65が図10の下から見て時計回りに回動駆動される(NDフィルタの進入駆動方向)。そして、NDフィルタ傷防止用シート66とNDフィルタ67と一体でX(+)方向(すなわち、光軸O1 ,光軸O2 を含む光軸面、すなわち、YZ平面に直交する方向)にスライドし、NDフィルタ67が固定枠32の開口部32aより退避した位置から開口部32aを覆う進入位置に移動し、減少した被写体光量が2群レンズ35側に入射する状態になる。逆に、NDフィルタ用ソレノイド51が図10の下から見て反時計回りに回動駆動されると、NDフィルタ傷防止用シート66とNDフィルタ67とは、上記移動方向とは逆の方向(X(−)方向)にスライドし、NDフィルタ67が固定枠32の開口部32aから退避した退避位置に移動し、被写体光束の全入射光量が2群レンズ35側に入射する状態になる。
【0074】
上記シャッタユニット48は、図11に示すように2群枠38の上部に装着されるユニットであり、中央開口部73a,4つの支持孔73b,逃げ用円弧溝73c,対向する両折り曲げ部の係止孔73dが設けられたシャッタ蓋73と、X方向の直進ガイド長孔74b,Z方向の係合孔である係合長孔74cおよび遮蔽部が設けられた第1セクタ74と、シャッタ開口径を与える開口部75a,取り付け長孔75b,逃げ用円弧溝75cが設けられた第1羽根シート75と、X方向の直進ガイド長孔76b,Z方向の係合孔である係合長孔76cおよび遮蔽部が設けられる第2セクタ76と、上記開口部75aよりも大径に形成された開口部77a,取り付け長孔77b,逃げ用円弧溝77cが設けられる第2羽根シート77と、Y方向に沿った回動軸部43a,被駆動長孔43b,2本の係合軸であるセクタ駆動ピン43c,43dが設けられるセクタ駆動部材のセクタ駆動レバー43とを有してなる。なお、上記第1,2羽根シート75,77に2つずつ設けられた取り付け長穴75b,77bは、それぞれ一方が段付きピン38bに位置決めとして嵌合し、他方が若干のガタをもつように形成される。
【0075】
上記セクタ駆動レバー43は、その回動軸部43aを2群枠38のシャッタレバー回動軸孔38eに貫通させ、その軸部先端に抜け止め用止めリング45を係止する。そのセクタ駆動レバー43装着状態で2群枠38の上方側から第2羽根シート77,第2セクタ76,第1羽根シート75,第1セクタ74の順で2群枠38の段付きピン38bに挿入させる。その際、セクタ駆動レバー43の一方のセクタ駆動ピン43cを下方から順に逃げ用円弧溝77c,75cと係合長孔74cに挿通させ、同時に他方のセクタ駆動ピン43dを係合長孔76cに挿通させる。最後にシャッタ蓋73を上から被せて2群枠38の係止突起部38fに係止孔73dを係合させてシャッタユニット48の装着状態とする。なお、この状態で上記セクタ駆動ピン43cが逃げ用円弧溝77aに挿通される。上記セクタ駆動レバー43の被駆動長孔43bには、後述するシャッタ駆動アーム71の軸部72が摺動自在に嵌入するので、シャッタ駆動アーム71によりセクタ駆動レバー43が回動駆動され、上記シャッタユニット48のセクタ74,76がスライド駆動される。
【0076】
上記軸部72は、シャッタ駆動アーム71の回動軸中心から所定距離離間した位置に光軸O2 に平行な方向に延出する状態でシャッタ駆動アーム71に固着され、その長さは、組み付け状態で2群枠38が光軸O2 方向に進退移動した場合でも常に軸部72がセクタ駆動レバー43の被駆動長孔43bに常に嵌入した係合状態にあるような長さに設定されている。
【0077】
上記シャッタ駆動アーム71は、組み込み状態で第2ステップモータ54の位置する光軸O2 と直交する平面上で略同一領域にあるが、第2ステップモータ54は、軸部72の揺動軌跡を避けた位置に配置される。同時に、上記軸部72の揺動軌跡は、吊り軸41の位置を避けた領域にある。
【0078】
また、シャッタユニット48は、2群枠38の上面に沿って配置されており、2群枠38と一体的に光軸O2 方向に進退移動する。したがって、上記第1,2セクタ74,76は、常に光軸O2 に直交する平面に沿って保持され、その平面上をスライド移動する。
【0079】
上述した構成を有するシャッタユニット48のシャッタ開閉動作にて、図12(B)に示すシャッタ閉状態から図12(A)のシャッタ開状態にする場合、シャッタ用ソレノイド52の出力軸52aを反時計回り(図12(B)上)に駆動すると、シャッタ駆動アーム71の軸部72を介してセクタ駆動レバー43が時計回りに回動駆動される。セクタ駆動レバー43の時計回りの回動により図12(A)に示すようにセクタ駆動ピン43c,43dにより第1セクタ74と第2セクタ76がそれぞれX(+)、または、X(−)方向(すなわち、光軸O1 と光軸O2 を含む光軸面に直交する方向)にスライド駆動され、羽根シートの開口部75aを開放するシャッタ開放状態(最大開口径)となる。
【0080】
また、図12(A)に示すシャッタ開状態からシャッタ閉状態にする場合、シャッタ用ソレノイド52の出力軸52aを時計回り(図12(A)上)に駆動すると、シャッタ駆動アーム71の軸部72を介してセクタ駆動レバー43が反時計回りに回動駆動される。セクタ駆動レバー43の反時計回りの回動により図12(B)に示すようにセクタ駆動ピン43c,43dにより第1セクタ74と第2セクタ76がそれぞれX(−)方向、または、X(+)方向(すなわち、光軸O1 と光軸O2 を含む光軸面に直交する方向)にスライド駆動され、羽根シートの開口部75aを閉鎖するシャッタ閉状態となる。
【0081】
次に、上述した各構成ユニットの前,後カバー2,3内への収納状態について図13〜図21等を用いて説明する。
なお、図13は、本実施形態の電子カメラを正面側から見た図であって、内部に収納される各構成ユニットの配置を破線で示す。図14は、上記カメラ内部に収納される各構成ユニットの収納時のブロック状態を前方左側から見た図であり、図15は、上記カメラ内部に収納される各構成ユニットの収納時のブロック状態を前方右側から見た図である。図16は、図13のF−F断面図であって、XZ面上の各構成ユニットの配置状態を示す。図17は、図16のG−G断面図であって、第2の光軸O2 を通るYZ面上の各構成ユニットの配置状態を示す。図18は、図16のH−H断面図であって、YZ面上の上記ストロボユニット,電源ユニット,LCDユニットの配置状態を示す。図19は、上記電気基板ユニットの展開図である。図20は、図13のF−F断面の一部を示しており、レンズ鏡筒と電気基板ユニットの収納配置状態を示す。図21は、図20のI−I断面図であって、レンズ鏡筒と電気基板ユニットの第3基板とのリード線の接続状態を示す。
【0082】
本実施形態のカメラ1においては、まず、前カバー2の内部中央にレンズ鏡筒10を配し、レンズ鏡筒10の右側に隣接した状態で電源ユニット6が配され、レンズ鏡筒10の左側に隣接した状態で電気基板ユニット5が配される。さらに、ストロボユニット7が電源ユニット6の上部に固定され、ストロボチャージ用コンデンサ8がストロボユニット7の後方からレンズ鏡筒10の上部傾斜面31cの後方まで進入した状態で固着される。
【0083】
一方、LCDユニット9は、後カバー3の内部にLCD表示板15の表示面をLCD開口窓部3aに対向させた状態で固定配置される。
【0084】
レンズ鏡筒10,電気基板ユニット5,電源ユニット6を収納した状態の上記前カバー2と、LCDユニット9が固定された上記後カバー3とを合わせ、ビスにより締結することによって一体化し、電子カメラ1として完成する。
【0085】
上記収納状態では、レンズ鏡筒10のプリズム33の入射開口部31aが前カバー2の撮影窓2aに対向して配置され、ストロボユニット7の発光部がストロボ発光窓2bの後方に位置決めされる。また、図13,16,17,18に示すようにLCDユニット9のLCD表示板15のXY占有面積は、電池ユニット6とレンズ鏡筒10の双方のZ方向投影面積に略等しくなっている。また、電池ユニット6とレンズ鏡筒10とLCDユニット9とのZ方向の厚みスペ−スを合わせた寸法は、電気基板ユニット5の重畳された第1,2,3基板18,19,20のトータルのZ方向厚みスペ−スに略等しくなっている。また、レンズ鏡筒10のZ方向の厚みスペ−ス内に第2,3基板19,20の複数の基板が重畳されている。なお、レンズ鏡筒10の後部にLCDユニット9を配さない場合は、電気基板ユニットをレンズ鏡筒10のZ方向厚みスペ−ス内に配すればよい。
【0086】
また、図17に示すようにレンズ鏡筒10の下方部には、CCD55とCCD基板56が僅かに後方側に突出して配置されている。一方、LCDユニット9は、導光板17の肉厚の薄い側を下方側にした状態でレンズ鏡筒10と対向させて配置される。また、レンズ鏡筒10の背面側と導光板17の上記薄肉部分との間ににできる僅かな隙間部の挿通路S1 にCCD接続用FPC57を挿通させる。
【0087】
したがって、レンズ鏡筒10とLCDユニット9との間に無駄なスペースが生じることなく、また、レンズ鏡筒10とLCDユニット9の下面部を略一致させた状態で配置できる。上述のようにレンズ鏡筒10とLCDユニット9の下面部をレンズ鏡筒10の下面部に略一致させて配置することから、略同一高さとなるLCDユニット9と電源ユニット6の上部にストロボユニット9およびストロボチャージ用コンデンサ8を配置することができ、さらに、上記コンデンサ8の先端部をLCDユニット9の上方、かつ、レンズ鏡筒10の上方傾斜面31cの背面部側に進入させて配置することができる。
【0088】
また、LCD表示板15の表示面をレンズ鏡筒10と電源ユニット6とを合わせたXY平面に対応させた十分に広い表示面とすることが可能であり、撮影画面やメニュー画面の観察をしやすい電子カメラを提供することができる。
【0089】
しかも、電源ユニット6と上記コンデンサ8とストロボユニット7とを上述のようにまとめて配置することができので電気的なロスを抑えることができる。
【0090】
上記電気基板ユニット5は、前述したように第1,2,3基板18,19,20がFPC22,23で連結接続され(図19)、図16,20に示すように3枚重ね状態でレンズ鏡筒10の左側に隣接して配置され、かつ、上記電気基板ユニット5がレンズ鏡筒10の長手方向であるY方向の全体にわたって配されている。
【0091】
したがって、電気基板ユニット5の配置スペ−スが一箇所にまとまり、他の構成ユニットの配置に影響を与えることなく収納することができ、カメラのコンパクト化に効果を奏する。
【0092】
また、図21に示すようにレンズ鏡筒10の第1群枠31の左側壁部に配置されるNDフィルタ用ソレノイド51,シャッタ用ソレノイド52の接続用リード線51b,52b、および、レンズ鏡筒10の固定枠32の左側壁部に配置される第1,2ステップモータ53,54の接続用リード線53b,54bを上記第3基板20に接続する場合、上述のように上記第3基板20がレンズ鏡筒10の左側に隣接していることから上記各接続用リード線が長くならず、リード線の布線作業がやりやすく、各構成ユニットの配置の邪魔にならない。また、リード線による電気的雑音発生も抑えられる。
【0093】
さらに、上記電気基板ユニット5に対してリード線接続されるNDフィルタ用ソレノイド51,シャッタ用ソレノイド52および第1,2ステップモータ53,54は、すべてレンズ鏡筒10内に固定した状態で支持されていることからリード線が固定支持される。したがって、従来の電子カメラのように接続FPCを可動状態でレンズ鏡筒内を這わせ回すなど不安定な構造を必要とせず、断線等の危惧も極めて少なくなる。
【0094】
なお、上記電子カメラ1においては、ソレノイド51,52、または、ステップモータ53,54と電気基板ユニット5とがリード線により接続される例を示したが、これに限らずリード線に代えて接続用FPCを適用して両者を接続するように構成しても同様の効果を奏する。
【0095】
ところで、一般にデジタルカメラなどでは、小型化のために集積度の高いICを用い、また、これらを用いて高速処理が行われている。この集積度の高さと高速処理とが相まって、使用中に非常に高温となってしまう。一方、電源に用いられる電池は、充電可能な2次電池が用いられているが、たとえば、リチウムイオン電池などは、高温下にさらされると、電池性能が劣化し、充電池としての寿命が短くなってしまう。また、上述したICから発せられる熱の温度は、この電池の劣化を招いてしまう。
【0096】
これに対し、本実施形態によれば、レンズ鏡筒を挟んで電気基板ユニットと電源ユニットを配置しているため、電気基板ユニットに実装された電気部品から発生する熱が電源ユニットに伝達されることがなく、電池の劣化を防止することも可能である。
【0097】
【発明の効果】
上述のように本発明の請求項1、または、2に記載のカメラによると、略直方体形状をしたレンズ鏡筒の側方に隣接して、電気基板を重畳配置することで、カメラの薄型化を図ることができる。また、レンズ鏡筒内に配される駆動源を電気基板ユニット側に配するので両者の接続を簡便に行うことができる。
【0098】
本発明の請求項3に記載のカメラによると、請求項1、または、2記載のカメラの効果に加えて、さらに電気基板ユニットの全てを表示手段とレンズ鏡筒とを合わせた厚み部分に配することにより必要な電装スペースを確保しつつ、カメラ内部のスペースを有効に利用して、カメラの小型化、薄型化を可能にする。
【0099】
本発明の請求項4に記載のカメラによると、略直方体形状をしたレンズ鏡筒の側方に隣接して、電気基板を重畳配置することで、力メラの薄型化を図ることができ、また、レンズ鏡筒内に配される駆動源を電気基板ユニット側に配するので、両者の接続を簡便に行うことができる。
【0100】
本発明の請求項5に記載のカメラによると、請求項4記載のカメラの効果に加えて、さらにレンズ鏡筒を挟んで、その両側に電源ユニットと、電気基板ユニットとを配置することで、縦横寸法および厚みが過度に大きくなることが避けられ、小型で薄型のカメラを提供することができる。
【0101】
本発明の請求項6に記載のカメラによれば、請求項5記載のカメラの効果に加えて、さらに電気基板ユニットをレンズ鏡筒と表示手段とを合わせた厚み部分内に重畳配置することで、必要な電装スペースを確保しつつ、薄型のカメラを提供することができる。
【0102】
本発明の請求項7に記載のカメラによれば、請求項6記載のカメラの効果に加えて、さらに電気基板ユニットをレンズ鏡筒の長手方向全体にわたって配置することで電装配置スペースを確保することができる。
【0103】
本発明の請求項8に記載のカメラによれば、請求項7記載のカメラの効果に加えて、さらに電源ユニットとストロボユニットとストロボ用コンデンサを集中配置することで、電気的なロスを抑えることができ、さらに、反射光学部材の形状に合わせて形成される略三角形状を持つ保持枠の後方のスペースにストロボ用コンデンサを配して上記スペースを有効利用することができる。
【0104】
本発明の請求項9に記載のカメラによれば、請求項8記載のカメラの効果に加えて、さらに電気基板ユニットが配される側をカメラのグリップ部とすることで表示手段及びレンズ鏡筒から離れた位置にグリップ部が形成でき、ホールドし易いカメラを提供することができる。
【0105】
本発明の請求項10に記載のカメラによれば、請求項4記載のカメラの効果に加えて、さらに電気基板ユニツトに接続される駆動源が固定されているため、電気基板ユニツトと駆動源との接続を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子カメラを前方から見た外観を示す斜視図である。
【図2】上記図1の電子カメラを背面側から見たときの外観を示す斜視図である。
【図3】上記図1の電子カメラを右手でホールドした状態を背面側から見たときの外観を示す斜視図である。
【図4】上記図1の電子カメラの電気回路のブロック構成図である。
【図5】上記図1の電子カメラに収納される各構成ユニットの分解斜視図である。
【図6】上記図1の電子カメラのレンズ鏡筒を背面側から見た分解斜視図である。
【図7】上記図1の電子カメラのレンズ鏡筒を前面側から見たワイド状態での縦断面図である。
【図8】上記図7のC−C断面図である。
【図9】上記図7のD−D断面図である。
【図10】上記図1の電子カメラにおけるレンズ鏡筒の1群枠部(NDフィルタユニット部)まわりの分解斜視図である。
【図11】図1の電子カメラにおけるレンズ鏡筒の2群枠部(シャッタユニット部)まわりの分解斜視図である。
【図12】上記図11のE−E矢視図であって、図12(A)は、シャッタ開状態を示し、図12(B)は、シャッタ閉状態を示す。
【図13】上記図1の電子カメラを正面側から見た図であって、内部に収納される各構成ユニットの配置を破線で示す。
【図14】上記図1の電子カメラの内部に収納される各構成ユニットの収納時のブロック状態を前方左側から見た図である。
【図15】上記図1の電子カメラの内部に収納される各構成ユニットの収納時のブロック状態を前方右側から見た図である。
【図16】上記図13のF−F断面図である。
【図17】上記図16のG−G断面図である。
【図18】上記図16のH−H断面図である。
【図19】上記図1の電子カメラに内蔵される電気基板ユニットの展開図である。
【図20】上記図13のF−F断面の一部を示しており、レンズ鏡筒と電気基板ユニットの収納配置状態を示す。
【図21】上記図20のI−I断面図である。
【符号の説明】
5 …電気基板ユニット
6 …電源ユニット
7 …ストロボユニット
8 …ストロボチャージ用コンデンサ
(ストロボ用コンデンサ)
9 …LCDユニット(表示手段)
10 …レンズ鏡筒
18 …第1基板(電気基板)
19 …第2基板(電気基板)
20 …第3基板(電気基板)
31 …第1の保持枠(保持枠)
32 …固定枠
51 …NDフィルタ用ソレノイド
(駆動源,光量調節用駆動源)
52 …シャッタ用ソレノイド
(駆動源,光量調節用駆動源)
53 …第1ステップモータ
(駆動源,レンズ用駆動源)
54 …第2ステップモータ
(駆動源,レンズ用駆動源)
O1 …第1の光軸
O2 …第2の光軸

Claims (10)

  1. 略直方体形状を有するレンズ鏡筒と、
    上記レンズ鏡筒の長手方向に沿った略一直線領域に配される複数の駆動源と、
    上記レンズ鏡筒の側方に隣接して配され、上記レンズ鏡筒の厚さ方向に複数の電気基板が重畳配置される電気基板ユニットと、
    を具備し、上記複数の駆動源は、上記レンズ鏡筒の上記電気基板ユニット側の端部に配され、上記電気基板ユニットに接続されることを特徴とするカメラ。
  2. 上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒の厚さ内に少なくとも2枚の電気基板が重畳配置されたものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記レンズ鏡筒の後部に配置される表示手段を有し、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒と上記表示手段とを合わせた厚み部分内に全ての電気基板が配されることを特徴とする請求項1、または、2に記載のカメラ。
  4. 略直方体形状を成し、該直方体形状の厚さ方向である第1の光軸に沿って入射した被写体光を上記第1の光軸に交差し、上記レンズ鏡筒の長手方向である第2の光軸に向けて反射する反射光学部材を有するレンズ鏡筒と、
    上記レンズ鏡筒の幅方向の一端部であって、長手方向に沿った略直線状の領域に配置される複数の駆動源と、
    上記レンズ鏡筒の幅方向の上記一端部側に隣接して上記レンズ鏡筒の厚さ方向に複数枚の電気基板が重畳配置され、上記複数の駆動源が接続される電気基板ユニットと、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  5. 上記レンズ鏡筒の幅方向の他端側に隣接して配置され、上記レンズ鏡筒の厚さと略同じ厚さを有する電源ユニットと、
    上記レンズ鏡筒と上記電源ユニットとの後部に配置される表示手段と、
    を具備し、上記電源ユニットおよび上記表示手段は、上記電気基板ユニットに接続されることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒と上記表示手段とを合わせた厚み部分内に配置されることを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. 上記レンズ鏡筒は、該レンズ鏡筒の上部にカメラ後側に斜辺を有する略三角形状を成し、上記反射光学部材を保持する保持枠と、上記保持枠が固定され、略直方体形状を成す固定枠とを有し、上記電気基板ユニットは、上記レンズ鏡筒の長手方向の全体にわたって配置されており、上記電源ユニットは、上記固定枠と略同等の長さを有しており、この電源ユニットの上部であって、上記保持枠の側方にストロボユニットが配されることを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 上記表示手段は、上記固定枠と電源ユニットとを合わせた広さと略同じ投影面積を有しており、さらに、上記表示手段と電源ユニットの上方で、かつ、上記ストロボユニットと上記保持枠の後方にストロボ用コンデンサが配置されることを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
  9. 上記電気基板ユニットは、カメラのグリップ側に配置されることを特徴とする請求項8に記載のカメラ。
  10. 上記レンズ鏡筒は、該レンズ鏡筒の上部にカメラ後側に斜辺を有する略三角柱形状を成し、上記反射光学部材を保持する保持枠と、上記保持枠が固定され、略直方体形状を成す固定枠と、上記固定枠内で上記第2の光軸方向に変位するレンズ群とを有しており、上記複数の駆動源は、上記レンズ群を駆動するためのレンズ用駆動源と、被写体からの光量を調節するための光量調節用駆動源であり、上記レンズ用駆動源は、上記固定枠に固定され、上記光量調節用駆動源は、上記保持枠に固定されることを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
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