JP6861334B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本開示は、電子機器内部で発生する熱を外装筐体に伝達し、放熱させることができる放熱構造を有する電子機器に関する。
近年、電子機器の一例であるデジタルカメラにおいて、高精細の静止画像だけでなく、4K60Pなどに対応した、より高精細な動画を撮影することが求められている。動画画像の高精細化によって、処理するデータ量は膨大になる。したがってデジタルカメラは、高画素の静止画像データや動画データを処理するために、より高速処理できる信号処理LSIなどが必要となる。そのためデジタルカメラの消費電力は大きくなり発熱の問題が顕著になっている。
放熱構造を有する電子機器の例として、特許文献1には、撮像素子の放熱に対して撮像素子の前面および背面に放熱板を取り付けることが記載されている。
特開2011−229046号公報
本開示は、撮像装置内部で発生する熱を外装筐体に伝達し、放熱させることができる放 熱構造を有する撮像装置を提供することを目的とする。
本開示にかかる撮像装置は、電子部品と、前記電子部品を包み込み、外装を構成する外装筐体と、前記電子部品から発生する熱を前記外装筐体に伝える放熱フレームと、を備える。前記外装筐体は、トップケースと、フロントケースと、リアケースと、を含み、前記放熱フレームは、互いに独立した第1放熱フレームと、第2放熱フレームと、第3放熱フレームと、を含む。前記トップケースと前記第1放熱フレーム、前記フロントケースと前記第2放熱フレーム、及び前記リアケースと前記第3放熱フレームのそれぞれは、機械的に固定されることで一体的に形成されており、前記トップケースと、前記フロントケースと、前記リアケースの材料は、熱伝導性の高い金属材料である。
本開示にかかる撮像装置は、撮像装置内部で発生する熱を外装筐体に効率的に伝達し、放熱させるのに有効であり、熱の均熱化が図れる。
図1Aは、実施の形態1にかかるデジタルカメラの外観図である。 図1Bは、実施の形態1にかかるデジタルカメラの外観図である。 図2は、実施の形態1にかかるデジタルカメラの分解斜視図である。 図3は、デジタルカメラのフロントユニットの締結状態を示す斜視図である。 図4は、デジタルカメラのトップユニットの締結状態を示す斜視図である。 図5は、デジタルカメラのフロントユニットとトップユニットの締結状態を示す斜視図である。 図6は、デジタルカメラのリアユニットの締結状態を示す斜視図である。 図7は、実施の形態1にかかるデジタルカメラのA1−A1による断面を示す図である。 図8は、実施の形態1にかかるデジタルカメラのB1−B1による断面を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜8を用いて、実施の形態1について説明する。実施の形態1では、電子機器の一例としてデジタルカメラを挙げる。
[1−1.外観]
図1A及び図1Bは、実施の形態1に係るデジタルカメラの外観図である。図1Aは、前面図であり、図1Bは、背面図である。
本実施の形態に係るデジタルカメラ100は、レンズ交換式のデジタルカメラであって、マウント101に様々な種類の交換レンズを取り付けて撮影を楽しむことができる。マウント101の内周の一部には、複数の電気接点102が円弧状に設けられている。交換レンズがマウント101に取り付けられると、電気接点102を介して、デジタルカメラと交換レンズの通信が可能になる。デジタルカメラは、交換レンズから交換レンズ固有の情報を取得するとともに、撮影条件に応じて、交換レンズの動作を制御する。レンズ取外しボタン103を押しながら、交換レンズを回転させると、交換レンズをマウント101から取り外すことができる。
デジタルカメラ100は、いわゆる一眼レフ方式のデジタルカメラではないので、交換レンズからの入射光を撮像素子または光学ビューファインダーのいずれに導くかを切り換える可動式ミラーを備えない。したがって、マウント101の内部にある、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサで構成される撮像素子104は、デジタルカメラ100の被写体側から直視され得る。ただし、撮像素子104の前面には、付着した塵埃を除去するための超音波フィルターや入射光の高周波成分を除去するための光学ローパスフィルターが配されている。
デジタルカメラ100の上面には、撮影を指示するためのシャッターボタン105、撮影に関する各種設定を行うためのモードダイヤル106及びモードダイヤル107等の操作部材が配されている。また、デジタルカメラの上面には、発光量の大きい外部ストロボ装置等を取り付けることができるホットシュー109が設けられている。デジタルカメラの左右には、ストラップを取り付けるための金具110が設けられている。
デジタルカメラ100の背面には、可動式モニター111が配されている。可動式モニター111には、液晶モニター等の平面ディスプレイが採用される。可動式モニター111には、撮像素子104に結像した入射光に基づく画像が表示される。図1Bに示す状態は、可動式モニター111が閉じられた状態であり、可動式モニター111の表示面は、デジタルカメラ側に向いている。可動式モニター111は、X軸を中心に図1Bの手前側に回転して開くことができる。また、可動式モニター111は、Y軸を中心に回転することができる。したがって、撮影条件に応じて、可動式モニター111の位置を、最も表示面を視認しやすいように調整することができる。
デジタルカメラ100は、可動式モニター111に加えて、電子ビューファインダー112をも備える。電子ビューファインダー112は、小型液晶モニターと接眼光学系によって構成され、可動式モニター111と同様に、撮像素子104に結像した入射光に基づく画像を表示する。電子ビューファインダー112は、覗き込むタイプのファインダーであるから、外光が明るすぎて可動式モニター111の視認が難しい状況であっても、電子ビューファインダー112によって明瞭な画像を視認することができる。電子ビューファインダー112の近傍には、アイセンサー113が配されている。アイセンサー113は、電子ビューファインダー112に対する接眼を検知する。アイセンサー113が電子ビューファインダー112に対する接眼を検知すると、撮像素子104に結像した入射光に基づく画像の表示を、可動式モニター111から電子ビューファインダー112に切り換える。
デジタルカメラ100の背面には、十字キーを含む各種操作ボタン114、操作ダイヤル115等の操作部材が配されている。これらの操作部材によって、ユーザは、撮影、再生等の詳細設定を行うことができる。デジタルカメラの背面から見て右側面には、メモリカードを挿入することができるスロットが設けられている。このスロットは、カバー116によって隠蔽されている。
[1−2.全体構成]
図2は、実施の形態1に係るデジタルカメラの分解斜視図である。デジタルカメラ100は、フロントユニット1、トップユニット2、リアユニット3、メインPCB(Printed Circuit Board)4で構成される。なお、図2では、リアユニットに含まれる釦等の必要部品の一部が省略されている。
フロントユニット1は、フロントケース10と、フロントグリップ13と、マウントユニット14と、フロント放熱フレーム11(第2放熱フレーム)と、を有する。フロントケース10はデジタルカメラ100の外装の一部を構成する筐体である。フロントケース10の材料は、Al(アルミニウム)やMg(マグネシウム)等の放熱性の高い金属である。フロントグリップ13とマウントユニット14は、フロントケース10に装着されている。フロント放熱フレーム11には、フロント放熱フレームネジ締結部15(ネジ孔)が設けられている。フロントケース10とフロント放熱フレーム11とは、フロント放熱フレームネジ締結部15にフロント放熱フレーム固定ネジ12を差し込むことにより一体的に形成される。つまりフロントケース10とフロント放熱フレーム11とは、機械的に固定されることにより、一体となる。フロント放熱フレーム11にはバッテリー収納ケース16及びバッテリー収納ケース17が取り付けられている。バッテリー収納ケース16及びバッテリー収納ケース17にはバッテリーが格納される。
トップユニット2はトップケース20とトップ放熱フレーム21(第1放熱フレーム)とを有する。トップケース20はデジタルカメラ100の外装の一部を構成する。トップケース20の材料は、AlやMg等の放熱性の高い金属である。トップケース20とトップ放熱フレーム21とは、トップ放熱フレーム固定ネジ22により一体的に形成される。つまりトップケース20とトップ放熱フレーム21とは、機械的に固定されることにより、一体となる。
リアユニット3はリアケース30とリア放熱フレーム31(第3放熱フレーム)とを有する。リアケース30はデジタルカメラ100の外装の一部を構成する筐体である。リアケース30の材料は、AlやMg等の放熱性の高い金属である。リアケース30とリア放熱フレーム31とは、リア放熱フレーム固定ネジ32により一体的に形成される。つまりリアケース30とリア放熱フレーム31とは、機械的に固定されることにより、一体となる。
フロント放熱フレーム11とリア放熱フレーム31の間には、LSIなどの電子部品を搭載したメインPCB4が配置される。メインPCB4には、発熱量の大きいLSIから構成されるCPU40が搭載されている。CPU40から発生する熱は、放熱部材としての放熱パッド41を介してフロント放熱フレーム11に放出される。また、メインPCB4の、CPU40が搭載された面の裏面側には放熱部材としての放熱パッド42が配置されている。CPU40から発生する熱を、放熱パッド42により裏面からも放熱する。これによりCPU40から発生する熱は、放熱パッド42を介してリア放熱フレーム31に放出される。放熱パッド41及び放熱パッド42は高い放熱効果を発揮する放熱シートや放熱シリコーンゴム等で形成されている。放熱パッド41及び放熱パッド42の材料としては、2W/m・K以上の熱伝導率を示す材料が好ましい。また放熱パッド41及び放熱パッド42の材料としては、例えばシリコーンゴムやアクリル系樹脂、α‐オレフィン系樹脂など、種々のゴムや樹脂が挙げられる。
メインPCB4に搭載されたほかの発熱を伴う部品としては、電源IC43や電源IC45が挙げられる。電源IC43の熱は、放熱部材としての放熱パッド44を介してリア放熱フレーム31に放出される。電源IC45の熱は、放熱部材としての放熱パッド46を介してリア放熱フレーム31に放出される。なお、メインPCB4にはSDカード用コネクタ47、外部接続端子48も搭載される。放熱パッド44及び放熱パッド46の材料は、放熱パッド41及び放熱パッド42と同様である。
トップ放熱フレーム21とフロント放熱フレーム11とは、フロントユニット1とトップユニット2が組み立てられた状態でフロント放熱フレーム/トップ放熱フレーム固定ネジ50により機械的に固定される。このようにトップ放熱フレーム21とフロント放熱フレーム11とが固定されることで、フロント放熱フレーム11に当接している発熱量の大きいCPU40の熱を、トップ放熱フレーム21を介してトップケース20側にも効率的に放出する。
なお、フロント放熱フレーム11、トップ放熱フレーム21、リア放熱フレーム31の材料は、放熱性の高い金属であるCu(銅)やAl等である。
[1−3.放熱経路]
図3はデジタルカメラのフロントユニットの締結状態を示す斜視図である。図3に示されるようにフロントユニット1ではフロントケース10にフロント放熱フレーム固定ネジ12によりフロント放熱フレーム11が締結されている。つまりフロントケース10はフロント放熱フレーム11と機械的固定手段により一体的に形成されている。なお、領域41aは放熱パッド41が配置される領域である。
図4はデジタルカメラのトップユニットの締結状態を示す斜視図である。図4に示されるようにトップユニット2ではトップケース20にトップ放熱フレーム固定ネジ22によりトップ放熱フレーム21が締結されている。つまりトップケース20はトップ放熱フレーム21と機械的固定手段により一体的に形成されている。
図5はデジタルカメラのフロントユニットとトップユニットの締結状態を示す斜視図である。図5に示されるように、図3のフロントケース10にフロント放熱フレーム11を締結した部材と図4のトップケース20にトップ放熱フレーム21を締結した部材とがフロント放熱フレーム/トップ放熱フレーム固定ネジ50によって締結されている。具体的には、フロント放熱フレーム11とトップ放熱フレーム21とがフロント放熱フレーム/トップ放熱フレーム固定ネジ50により一体的に形成されている。このことで、後述する放熱経路がフロント放熱フレーム11からトップ放熱フレーム21に接続されることになる。
図6はデジタルカメラのリアユニットの締結状態を示す斜視図である。図6に示されるようにリアユニット3においてリアケース30にリア放熱フレーム固定ネジ32によりリア放熱フレーム31が締結されている。つまりリアケース30はリア放熱フレーム31と機械的固定手段により一体的に形成されている。なお、リア放熱フレーム31上には放熱パッド42、放熱パッド44、及び放熱パッド46が配置されている。
次に図7、図8を用いて、放熱経路などについて説明する。
図7の紙面下方は、デジタルカメラ100の前面図を示す。図7の紙面上方は、図7のデジタルカメラ100の前面図におけるA1−A1線による断面図を示す。図7に示すようにフロント放熱フレーム11の形状は、バッテリー49の形状に沿った形状である。フロント放熱フレーム11、リア放熱フレーム31は、CPU40など電子部品を搭載した基板(メインPCB4など)を挟み込むように配置されている。また、フロント放熱フレーム11、リア放熱フレーム31とCPU40は熱伝導性の高い材料で形成された放熱パッド41及び放熱パッド42を介して当接する。
図7において2つの放熱経路(放熱経路A及び放熱経路B)を示す。放熱経路Aにおいて、CPU40の熱は放熱パッド41を介してフロント放熱フレーム11に伝達される。次にフロント放熱フレーム11に伝達された熱は熱伝導性の高い金属材料で形成されるフロントケース10に放出される。放熱経路Bにおいて、CPU40の熱は、メインPCB4の裏面(CPU40が搭載された面と反対の面)に配置された放熱パッド42を介してリア放熱フレーム31にも伝達される。次にリア放熱フレーム31に伝達された熱は熱伝導性の高い金属材料で形成されるリアケース30に放出される。
図8の紙面右側は、デジタルカメラの背面図を示す。図8の紙面左側は、図8のデジタルカメラ100の背面図におけるB1−B1線による断面図である。図8に示すように熱を発生するファインダーモジュール5の裏面には放熱パッド52が配置され、放熱パッド52はファインダーモジュール放熱フレーム51に当接する。完成組立状態で放熱パッド52とトップ放熱フレーム21が当接し、ファインダーモジュール5の熱をトップ放熱フレーム21へ放出する。また、フロント放熱フレーム11の被写体方向の前方に撮像素子104などを搭載したマウントユニット14が配置されている。放熱パッド52の材料は、放熱パッド41及び放熱パッド42の材料と同じである。
図8において2つの放熱経路(放熱経路B及び放熱経路C)を示す。放熱経路Bは上記した放熱経路Bと同じである。放熱経路Cでは、放熱経路Aにおいてフロント放熱フレーム11に伝達された一部の熱は、フロント放熱フレーム11と機械的に固定されたトップ放熱フレーム21に伝達される。次にトップ放熱フレーム21に伝達された熱は熱伝導性の高い金属材料で形成されるトップケース20に放熱される。
以上のように本開示のデジタルカメラ100は3つの放熱経路(放熱経路A、放熱経路B、及び放熱経路C)を有し、3つの放熱経路(放熱経路A、放熱経路B、及び放熱経路C)を用いることで、2つの放熱経路を用いた構成に比べて電子部品(CPU40、電源IC43及び電源IC45など)からの熱を均等に放出することができる。そのため、放熱効果が高く、熱を外観の空気層と接する金属筐体(フロントケース10、トップケース20、リアケース30)へ均等に導くことができる。このことでCPU40などの電子部品の高発熱によるデジタルカメラ100の誤動作を低減可能である。
[1−4.まとめ]
以上のように、本実施の形態において、電子機器の一例であるデジタルカメラ100は、電子部品(例えばCPU40、電源IC43、電源45)と、電子部品を包み込み、外装を構成する外装筐体(フロントケース10、トップケース20、リアケース30)と、電子部品から発生する熱を外装筐体に伝える放熱フレーム(フロント放熱フレーム11、トップ放熱フレーム21、リア放熱フレーム31)とを備える。フロント放熱フレーム11と、トップ放熱フレーム21と、リア放熱フレーム31とは、互いに独立した部材である。フロントケース10とフロント放熱フレーム11とは、機械的固定手段(フロント放熱フレーム固定ネジ12)により機械的に固定され、一体的に形成されている。トップケース20とトップ放熱フレーム21とは、機械的固定手段(トップ放熱フレーム固定ネジ22)により機械的に固定され、一体的に形成されている。リアケース30とリア放熱フレーム31とは、機械的固定手段(リア放熱フレーム固定ネジ32)により機械的に固定され、一体的に形成されている。
これにより、電子機器内部で発生する熱を外装筐体に効率的に伝達し、放熱させるのに有効であり、熱の均熱化が図れる。
フロントケース10と、トップケース20と、リアケース30のそれぞれは、分割された部材である。フロントケース10と、トップケース20と、リアケース30の材料は、熱伝導性の高い金属材料である。これにより、電子機器内部で発生する熱を効率的に放熱させるのに有効である。
電子機器は、電子部品を搭載した基板(メインPCB4など)をさらに備え、フロント放熱フレーム11とリア放熱フレーム31とは、基板を挟み込むように配置されている。これにより、電子機器内部で発生する熱を外装筐体に効率的に伝達し、放熱させるのに有効であり、熱の均熱化が図れる。
放熱フレーム(フロント放熱フレーム11、リア放熱フレーム31)と電子部品は熱伝導性の高い材料(放熱パッド41、放熱パッド42放熱パッド46)を介して当接する。これにより、電子機器内部で発生する熱を外装筐体に効率的に伝達し、放熱させるのに有効であり、熱の均熱化が図れる。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示における実装の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
そこで、以下、他の実施の形態についてまとめて説明する。
実施の形態1では、可動式ミラーを備えないレンズ交換式デジタルカメラに本開示の放熱構造を適用した場合を例示したが、可動式ミラーを備えるいわゆる一眼レフ方式のデジタルカメラであっても適用することができるし、レンズ交換式でないデジタルカメラであっても適用することができる。
実施の形態1では、撮像素子104はCMOSイメージセンサとして説明したが、これに限定されず、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやNMOS(n‐Channel Metal‐Oxide Semiconductor)イメージセンサなど、他のイメージセンサを用いてもよい。
本開示は、放熱効率をより向上させた電子機器を提供することができるので、デジタルカメラ等の撮像装置に適用することができる。具体的には、デジタルカメラ、ムービー、カメラ機能付き携帯電話機、スマートフォンなどの電子機器に、本開示は適用可能である。
1 フロントユニット
2 トップユニット
3 リアユニット
4 メインPCB
10 フロントケース
11 フロント放熱フレーム
12 フロント放熱フレーム固定ネジ
20 トップケース
21 トップ放熱フレーム
22 トップ放熱フレーム固定ネジ
30 リアケース
31 リア放熱フレーム
32 リア放熱フレーム固定ネジ
40 CPU
41,42,44,46,52 放熱パッド
43,45 電源IC
50 フロント放熱フレーム/トップ放熱フレーム固定ネジ
100 デジタルカメラ

Claims (4)

  1. 電子部品と、
    前記電子部品を包み込み、外装を構成する外装筐体と、
    前記電子部品から発生する熱を前記外装筐体に伝える放熱フレームと、を備え、
    前記外装筐体は、トップケースと、フロントケースと、リアケースと、を含み、
    前記放熱フレームは、互いに独立した第1放熱フレームと、第2放熱フレームと、第3放熱フレームと、を含み、
    前記トップケースと前記第1放熱フレーム、前記フロントケースと前記第2放熱フレーム、及び前記リアケースと前記第3放熱フレームのそれぞれは、機械的に固定されることで一体的に形成されており、
    前記トップケースと、前記フロントケースと、前記リアケースの材料は、熱伝導性の高い金属材料である、撮像装置。
  2. 前記トップケースと、前記フロントケースと、前記リアケースのそれぞれは、分割された部材ある、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記電子部品を搭載した基板をさらに備え、
    前記第2放熱フレームと前記第3放熱フレームとは、前記基板を挟み込むように配置されている、請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記第2放熱フレームと前記電子部品とは熱伝導性の高い材料で形成された放熱部材を介して当接し、
    前記第3放熱フレームと前記電子部品とは熱伝導性の高い材料で形成された他の放熱部材を介して当接する、請求項2記載の撮像装置。
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