JPH0734747Y2 - 自動車の室温検出用アスピレータ - Google Patents

自動車の室温検出用アスピレータ

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JPH0734747Y2
JPH0734747Y2 JP4759691U JP4759691U JPH0734747Y2 JP H0734747 Y2 JPH0734747 Y2 JP H0734747Y2 JP 4759691 U JP4759691 U JP 4759691U JP 4759691 U JP4759691 U JP 4759691U JP H0734747 Y2 JPH0734747 Y2 JP H0734747Y2
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JP
Japan
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aspirator
frame
detecting
operation panel
room temperature
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JP4759691U
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JPH05505U (ja
Inventor
久寿 広田
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TGK Co Ltd
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TGK Co Ltd
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、オートエアコンによ
る車室内の気温制御などを行うのに必要な、車室内の気
温検出を行うための自動車の室温検出用アスピレータに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の室温検出用アスピレー
タには、車室内の空気を吸い込むためのファンを回転駆
動するモータと上記ファンによって生じる空気流の気温
を検知するための気温センサとがアスピレータフレーム
に取り付けられており、図6に示されるように、アスピ
レータフレーム91は、車室内に面する操作盤92に取
り付けられている。そして、モータを電源に接続するた
めの2つの接点と気温センサを制御回路に接続するため
の2つの接点の合計4つの接点を有するカプラ93が、
アスピレータフレーム91の後端から後方に伸び出した
コード94の端部に取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近年の自動車のエアコ
ンなどの操作部は、操作スイッチ全体が一つのプリント
基板化されていて、操作盤92の背後に設けられたプリ
ント基板95に設けられた一セットのカプラ96を介し
て制御回路と接続されている。
【0004】しかしながらアスピレータは、基板化され
た操作スイッチ類からは独立して操作スイッチ類と同じ
操作盤92に取り付けられていて、カプラ93も独立し
てコード94の先端に取り付けられている。したがっ
て、操作スイッチ類とアスピレータとで配線が全く異な
る2系統になっていて、取り扱い及び組立作業等がはな
はだ煩雑である。
【0005】そこで本考案は、カプラ配線がシンプルで
取り扱い及び組立等が容易な自動車の室温検出用アスピ
レータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の自動車の室温検出用アスピレータは、車室
内の空気を吸い込むためのファンを回転駆動するモータ
と上記ファンによって生じる空気流の気温を検知するた
めの気温センサとをアスピレータフレームに取り付けた
自動車の室温検出用アスピレータにおいて、上記モータ
を電源に接続するための接続端子と上記気温センサを制
御回路に接続するための接続端子とを、上記車室内の操
作盤の背後に設けられたプリント基板に形成された配線
に直接接続されるように上記アスピレータフレームの外
面に突設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】モータを電源に接続するための接続端子と気温
センサを制御回路に接続するための接続端子とがアスピ
レータフレームの外面から突出していて、プリント基板
に形成された配線に直接接続される。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は本
考案の第1の実施例を示しており、図2は、そのアスピ
レータ10を車室内の操作盤30から取り外した状態を
示している。
【0009】図中、11は、車室内の空気を吸入孔12
からシリンダ状のアスピレータフレーム13内に吸い込
むためのファンであり、モータ14によって回転駆動さ
れる。モータ14はアスピレータフレーム13内に固定
されており、アスピレータフレーム13内に吸い込まれ
た空気は、アスピレータフレーム13の側面に穿設され
た排出孔16から排出される。そして、アスピレータフ
レーム13内の吸入孔12と排出孔16との間には、フ
ァン11によって吸入孔12からアスピレータフレーム
13内に吸い込まれた空気流の気温を検出するためのサ
ーミスタ(気温センサ)17が取り付けられている。
【0010】アスピレータフレーム13の外側面には、
4本の板ばね状の接続端子20(20a,20b)が、
後方に向けて少し外方に開いて90度間隔で突設されて
いる。そして、そのうちの2本の接続端子20aは、モ
ータ14の電力入力端子14aに接続され、他の2本の
接続端子20bはサーミスタ17に接続されている。
【0011】操作盤30は車室の前面に設けられてお
り、その背後にはその操作盤30に設けられた操作スイ
ッチなどのための配線を施したプリント基板31が、操
作盤30と平行に設けられている。
【0012】そして、操作盤30の裏面に形成された位
置ぎめガイド32にアスピレータフレーム13前端の位
置ぎめボス23が係合して、このボス23部が操作盤3
0とプリント基板31との間に挟み込まれる。また、ア
スピレータフレーム13の前端面にはゴム製のパッキン
24が配置されていて、操作盤30の裏面との間に挟み
込まれる。
【0013】したがって、アスピレータフレーム13が
操作盤30とプリント基板31との間でガタつかないよ
う弾性的に固定されると共に、操作盤30に穿設された
空気通過孔34とアスピレータフレーム13内とが、側
方への空気洩れなく気密的に連通する。
【0014】プリント基板31には、アスピレータフレ
ーム13を差し込むための孔35が穿設されている。そ
して、プリント基板31上には、制御回路(図示せず)
への接続を行うための電気端子40aとプラスチック製
のケース40bとからなるカプラ40が後方に向けて立
設されている。
【0015】また、カプラ40の電気端子40aに接続
されたプリント基板31面上の配線38のうち4つの配
線の端部は、孔35の周縁部に90度間隔で広幅に配置
されている。
【0016】このように構成されたアスピレータ10を
操作盤30に取り付ける際には、アスピレータ10のボ
ス23部分を操作盤30とプリント基板31との間に挟
み込むだけで、アスピレータフレーム13が安定状態に
固定される。
【0017】そしてそれと同時に、アスピレータ10の
4つの接続端子20が、プリント基板31側の配線38
に接触する位置に導かれる。したがって、そこで接続端
子20と配線38とを各々はんだ付けすることによって
それらが確実に電気的に接続され、アスピレータ10の
各接続端子20が、配線38を介してカプラ40の電気
端子40aに接続される。
【0018】そこで、このカプラ40を図示されていな
い制御回路側のカプラと接続することによって、操作盤
30の回路が制御回路に接続されると同時に、モータ1
4の電力入力端子14aが電源に接続され、サーミスタ
17が温度検出信号処理回路に接続される。
【0019】したがって、アスピレータ10を取り付け
る際に、その電気的接続のためにプリント基板31から
独立した特別な配線などを必要とせず、また特別な配線
作業を全く必要としない。
【0020】図3は本考案の第2の実施例を示してお
り、アスピレータ10の接続端子20をアスピレータフ
レーム13の外面に4本平行に並べて配置したものであ
る。このように、接続端子20の配列などは設計上の必
要に応じて変えることができる。
【0021】また図4は本考案の第3の実施例を示して
おり、アスピレータ10の接続端子20が、プリント基
板31のプリント配線38に直接圧接されるようにした
ものであり、このようにすることによって、接続端子2
0のばね力がアスピレータ10を弾性的に固定する役目
も果たす。
【0022】図5は本考案の第4の実施例を示してお
り、操作盤30の操作スイッチ43などのための配線を
施したプリント基板31の後方に、それと平行に制御回
路を配線したプリント基板41を配置し、そのプリント
基板41と操作盤30との間にアスピレータ10を挟着
固定したものである。
【0023】そしてこの実施例の場合には、アスピレー
タフレーム13の後端部から接続端子20が後方に真直
に突出されていて、プリント基板41に形成されたスル
ーホールの接続端子と接触している。
【0024】なお図5において、44はIC等の電子部
品、45は、2つのプリント基板31,41間を電気的
に接続する一対のカプラである。
【0025】
【考案の効果】本考案の自動車の室温検出用アスピレー
タによれば、アスピレータから突設された接続端子が、
プリント基板に形成された配線に直接接続されて、その
間で電気的接続が行われるので、アスピレータのために
専用のカプラ配線などを設ける必要がなくて、配線構造
がシンプルであり、取り扱い及び組み立てが非常に容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面断面図である。
【図2】第1の実施例のアスピレータを取り外した状態
の斜視図である。
【図3】第2の実施例のアスピレータの斜視図である。
【図4】第3の実施例の側面断面図である。
【図5】第4の実施例の側面断面図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
11 ファン 13 アスピレータフレーム 14 モータ 17 サーミスタ(気温センサ) 20 接続端子 30 操作盤 31 プリント基板 38 配線 41 プリント基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内の空気を吸い込むためのファンを回
    転駆動するモータと上記ファンによって生じる空気流の
    気温を検知するための気温センサとをアスピレータフレ
    ームに取り付けた自動車の室温検出用アスピレータにお
    いて、上記モータを電源に接続するための接続端子と上
    記気温センサを制御回路に接続するための接続端子と
    を、上記車室内の操作盤の背後に設けられたプリント基
    板に形成された配線に直接接続されるように上記アスピ
    レータフレームの外面に突設したことを特徴とする自動
    車の室温検出用アスピレータ。
JP4759691U 1991-06-24 1991-06-24 自動車の室温検出用アスピレータ Expired - Lifetime JPH0734747Y2 (ja)

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JP4759691U JPH0734747Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車の室温検出用アスピレータ

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JP4759691U JPH0734747Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車の室温検出用アスピレータ

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JPH05505U JPH05505U (ja) 1993-01-08
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JP4759691U Expired - Lifetime JPH0734747Y2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 自動車の室温検出用アスピレータ

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JP2527128B2 (ja) * 1993-05-12 1996-08-21 株式会社東京共栄商会 伸縮ユニット
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JP7263790B2 (ja) * 2019-01-17 2023-04-25 株式会社デンソー 空調操作装置

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JPH05505U (ja) 1993-01-08

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