JP2527128B2 - 伸縮ユニット - Google Patents
伸縮ユニットInfo
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- JP2527128B2 JP2527128B2 JP5132395A JP13239593A JP2527128B2 JP 2527128 B2 JP2527128 B2 JP 2527128B2 JP 5132395 A JP5132395 A JP 5132395A JP 13239593 A JP13239593 A JP 13239593A JP 2527128 B2 JP2527128 B2 JP 2527128B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮ユニットに関す
る。さらに詳しくは、折畳式の建築足場形成のため組立
てられる伸縮ユニットの伸張状態の安定性能に係る改良
に関する。
る。さらに詳しくは、折畳式の建築足場形成のため組立
てられる伸縮ユニットの伸張状態の安定性能に係る改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伸縮ユニットとしては、例えば、
特公平4−69265号公報に記載のものが知られてい
る。
特公平4−69265号公報に記載のものが知られてい
る。
【0003】この従来の伸縮ユニットは、図8に示すよ
うに、足場板12が着脱自在に取り付けられる相対する
H形本体16と、これらH形本体16に回動自在に連結
される支柱17と、これら各部を一直線状に固定する固
定手段とからなる。図9および図10はこの伸縮ユニッ
トの連結手段および固定手段を示す。連結手段はH形本
体16の縦材15と支柱17との各先端から突出するブ
ラケット18、19両者を貫通する1本のピン20だけ
である。そして、これら両者の座屈を防止する固定手段
は、縦材15の下部外側面に突設されたピン22、この
ピン22に付設されたバネ付勢付きのストッパ23、そ
して他方の支柱17の上部外側面に取り付けられたピン
25に回動自在に係合された一端に穴26を穿設されて
いる板状固定金具24である。固定するには、この板状
固定金具24を回動させてピン22に穴26を係合さ
せ、かつ、ストッパ23で脱落防止することにより、縦
材15と支柱17との一直線状を保持し座屈を防止する
のである。また、解体の際は、ストッパ23を押して板
状固定金具24をピン22から外し、縦材15を支柱1
7に対し回動させることで折り畳むようにしている。
うに、足場板12が着脱自在に取り付けられる相対する
H形本体16と、これらH形本体16に回動自在に連結
される支柱17と、これら各部を一直線状に固定する固
定手段とからなる。図9および図10はこの伸縮ユニッ
トの連結手段および固定手段を示す。連結手段はH形本
体16の縦材15と支柱17との各先端から突出するブ
ラケット18、19両者を貫通する1本のピン20だけ
である。そして、これら両者の座屈を防止する固定手段
は、縦材15の下部外側面に突設されたピン22、この
ピン22に付設されたバネ付勢付きのストッパ23、そ
して他方の支柱17の上部外側面に取り付けられたピン
25に回動自在に係合された一端に穴26を穿設されて
いる板状固定金具24である。固定するには、この板状
固定金具24を回動させてピン22に穴26を係合さ
せ、かつ、ストッパ23で脱落防止することにより、縦
材15と支柱17との一直線状を保持し座屈を防止する
のである。また、解体の際は、ストッパ23を押して板
状固定金具24をピン22から外し、縦材15を支柱1
7に対し回動させることで折り畳むようにしている。
【0004】このような従来の伸縮ユニットでは、足場
板12上に作業者が乗るなど荷重が掛かると連結部分が
撓み易く、安定性に欠ける欠点があった。また連結手段
はブラケット18、19の両者を貫通する1本のピン2
0と1点支持であって構造的に弱くならざるを得ない。
即ちこの連結部分が点連結構造であることから、伸張状
態において荷重が掛かると応力等によって連結部分がガ
タ付いてしまい、この点からも伸張状態の安定性が低い
という問題点を有している。そして、これら両者の座屈
を防止する固定手段はストッパ付ピン22、固定金具2
4などであり複雑多岐に亘る部品の組合せであって製作
上からも使用上からも繁雑さや故障の危険にさらされる
という問題点がある。
板12上に作業者が乗るなど荷重が掛かると連結部分が
撓み易く、安定性に欠ける欠点があった。また連結手段
はブラケット18、19の両者を貫通する1本のピン2
0と1点支持であって構造的に弱くならざるを得ない。
即ちこの連結部分が点連結構造であることから、伸張状
態において荷重が掛かると応力等によって連結部分がガ
タ付いてしまい、この点からも伸張状態の安定性が低い
という問題点を有している。そして、これら両者の座屈
を防止する固定手段はストッパ付ピン22、固定金具2
4などであり複雑多岐に亘る部品の組合せであって製作
上からも使用上からも繁雑さや故障の危険にさらされる
という問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、伸張状態の安定性能が高
く、製作上、使用上の困難が少ない伸縮ユニットを提供
することを課題とする。
点を考慮してなされたもので、伸張状態の安定性能が高
く、製作上、使用上の困難が少ない伸縮ユニットを提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る伸縮ユニットは請求項1では、相対す
る1対の伸縮本体部と両伸縮本体部を連結支持する中折
れ形の支持アームとを備え、支持アームの伸縮本体部に
対する支持を中折れさせて両伸縮本体部を近接、離間さ
せる伸縮ユニットにおいて、支持アームの中折れ端部が
互いに突き合わされる形状に形成されて中折れ側部をヒ
ンジで結合され、ロック片の差し込みにより支持アーム
の中折れによる座屈を防止するロック部を設けたことを
特徴とする。
め、本発明に係る伸縮ユニットは請求項1では、相対す
る1対の伸縮本体部と両伸縮本体部を連結支持する中折
れ形の支持アームとを備え、支持アームの伸縮本体部に
対する支持を中折れさせて両伸縮本体部を近接、離間さ
せる伸縮ユニットにおいて、支持アームの中折れ端部が
互いに突き合わされる形状に形成されて中折れ側部をヒ
ンジで結合され、ロック片の差し込みにより支持アーム
の中折れによる座屈を防止するロック部を設けたことを
特徴とする。
【0007】本発明に係る伸縮ユニットは請求項2で
は、中折れ形の支持アームを連結するヒンジの回動自在
軸が、支持アームの中折れ端部より下方にあることを特
徴とする。
は、中折れ形の支持アームを連結するヒンジの回動自在
軸が、支持アームの中折れ端部より下方にあることを特
徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の手段によると、従来技術における構
造的に弱くなるおそれのある連結部およびロック部が、
本発明によれば支持アームの中折れ端部を互いに突き合
わされる形状に形成され、ロック片を有する広い面積で
結合される面結合構造とされているため、伸張状態にお
ける荷重の応力等のロック部および伸縮本体部への掛か
りが減衰されることから、伸張状態において荷重の応力
等でロック部および伸縮本体部との回動部がガタ付くこ
とがなくなり、また伸張状態の安定性能の高い伸縮ユニ
ットを提供するという課題が解決できる。また、前述従
来技術におけるように重量がかかったときの撓みがな
く、作業者に安定した足場を提供するという課題が解決
される。さらにそれら連結部およびロック部の構造は簡
単であるから、故障が少なく耐久性を向上させることが
容易である。
造的に弱くなるおそれのある連結部およびロック部が、
本発明によれば支持アームの中折れ端部を互いに突き合
わされる形状に形成され、ロック片を有する広い面積で
結合される面結合構造とされているため、伸張状態にお
ける荷重の応力等のロック部および伸縮本体部への掛か
りが減衰されることから、伸張状態において荷重の応力
等でロック部および伸縮本体部との回動部がガタ付くこ
とがなくなり、また伸張状態の安定性能の高い伸縮ユニ
ットを提供するという課題が解決できる。また、前述従
来技術におけるように重量がかかったときの撓みがな
く、作業者に安定した足場を提供するという課題が解決
される。さらにそれら連結部およびロック部の構造は簡
単であるから、故障が少なく耐久性を向上させることが
容易である。
【0009】請求項2の手段によると、足場を組み立て
使用後の解体時にロック片を抜き取るだけで支持アーム
の上部が下部に対して自重で中折れするから解体作業が
一層容易になる。
使用後の解体時にロック片を抜き取るだけで支持アーム
の上部が下部に対して自重で中折れするから解体作業が
一層容易になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る伸縮ユニットの実施例を
図1〜図7に基いて説明する。
図1〜図7に基いて説明する。
【0011】図1,図2は、本発明に係る伸縮ユニット
の第1実施例を示すものである。
の第1実施例を示すものである。
【0012】第1実施例を表す図面に示すように、本発
明の伸縮ユニットは折畳式の建築用足場に組込むのに好
適なもので、伸張状態において水平に配置された伸縮本
体部1,2に対し支持アーム3が直交する垂直方向に配
設された支持形態となる。
明の伸縮ユニットは折畳式の建築用足場に組込むのに好
適なもので、伸張状態において水平に配置された伸縮本
体部1,2に対し支持アーム3が直交する垂直方向に配
設された支持形態となる。
【0013】この実施例の伸縮本体部1,2は、1対2
本で構成されるもので、ロッド形,バー形,板形,筒形
等その形状の選択が自由なものである。即ち、建築用足
場に組込んだ際に、板状の足場板としたりロッド形の足
場板取付部材としたりすることができる。この伸縮本体
部1,2の相対する面には、支持アーム3を回動可能に
連結する軸4を支承する軸受けフランジ5が夫々固着さ
れている。
本で構成されるもので、ロッド形,バー形,板形,筒形
等その形状の選択が自由なものである。即ち、建築用足
場に組込んだ際に、板状の足場板としたりロッド形の足
場板取付部材としたりすることができる。この伸縮本体
部1,2の相対する面には、支持アーム3を回動可能に
連結する軸4を支承する軸受けフランジ5が夫々固着さ
れている。
【0014】支持アーム3は、軽量性を考慮して角筒形
に形成されたもので、両端部31,32が前記軸4に連
結され、中途部が長さ方向へ直交する面で上下に切断さ
れている。この切断された支持アーム3の上部3a,下
部3bはヒンジ6で連結されており、支持アーム3の全
体構造が中折れ形になっている。なお、これ等の上部3
a,下部3bの切断面である中折れ端部33,34は、
伸張状態において離間せず互いに突き合わされるように
しておくのがよい。
に形成されたもので、両端部31,32が前記軸4に連
結され、中途部が長さ方向へ直交する面で上下に切断さ
れている。この切断された支持アーム3の上部3a,下
部3bはヒンジ6で連結されており、支持アーム3の全
体構造が中折れ形になっている。なお、これ等の上部3
a,下部3bの切断面である中折れ端部33,34は、
伸張状態において離間せず互いに突き合わされるように
しておくのがよい。
【0015】支持アーム3の中折れ側部には、支持アー
ム3の中折れ端部33,34の突き合わせ状態(支持ア
ーム3の伸張状態)を保持するロック部7が設けられて
いる。ロック部7は、前記ヒンジ6とは反対側の中折れ
側部に支持アーム3の上部3aと下部3bに袋状に付設
されたロック溝71と、このロック溝71に差し込み可
能なロック片72とからなる。なお、ロック溝71およ
びロック片72ともに上方拡開形のテーパをつけた楔形
に形成しておくとよい。ロック部7が支持アーム3の上
下に密着しガタを来さず作業者に安定感を与えるからで
ある。ロック溝71は、支持アーム3の上部3a,下部
3bに分割固着された上部71a,下部71bからな
る。また、ロック溝71は、図2に示すように、その上
下にロック片72が突出するようにロック片72よりも
短く形成され、ロック片72を打ち上げて抜き取る作業
を容易にすると共に、支持アーム3への当接面積を広く
確保してロック機能を高めておくのがよい。
ム3の中折れ端部33,34の突き合わせ状態(支持ア
ーム3の伸張状態)を保持するロック部7が設けられて
いる。ロック部7は、前記ヒンジ6とは反対側の中折れ
側部に支持アーム3の上部3aと下部3bに袋状に付設
されたロック溝71と、このロック溝71に差し込み可
能なロック片72とからなる。なお、ロック溝71およ
びロック片72ともに上方拡開形のテーパをつけた楔形
に形成しておくとよい。ロック部7が支持アーム3の上
下に密着しガタを来さず作業者に安定感を与えるからで
ある。ロック溝71は、支持アーム3の上部3a,下部
3bに分割固着された上部71a,下部71bからな
る。また、ロック溝71は、図2に示すように、その上
下にロック片72が突出するようにロック片72よりも
短く形成され、ロック片72を打ち上げて抜き取る作業
を容易にすると共に、支持アーム3への当接面積を広く
確保してロック機能を高めておくのがよい。
【0016】このような実施例によると、図1の2点鎖
線に画かれるように、支持アーム3をヒンジ6を介して
中折れ端部33,34から2つ折りにして上部3a,下
部3bを水平に平行な状態とすれば、両伸縮本体部1,
2を近接させて収縮状態(建築用足場の折畳状態)とす
ることができる。また、図1の実線に画かれるように、
支持アーム3をヒンジ6を介して中折れ端部33,34
を突き合わせ上部3a,下部3bを垂直に直立した状態
とすれば、両伸縮本体部1,2を離間させて伸張状態
(建築用足場の組立て状態)とすることができる。即
ち、このような収縮状態,伸張状態の変換では、摺動動
作が行われないため、摺動摩擦による各部の摩耗損傷が
なく長期使用が可能となり、摺動抵抗がなく変換が円滑
となる。そしてこの伸縮ユニットの運搬に当たっては容
易に体積を小さくし、現場ではクレーンやホイスト装置
を使って伸縮本体部1を吊り上げ、同時にロック部7を
ロックするという簡単な作業だけで組立てることができ
る。
線に画かれるように、支持アーム3をヒンジ6を介して
中折れ端部33,34から2つ折りにして上部3a,下
部3bを水平に平行な状態とすれば、両伸縮本体部1,
2を近接させて収縮状態(建築用足場の折畳状態)とす
ることができる。また、図1の実線に画かれるように、
支持アーム3をヒンジ6を介して中折れ端部33,34
を突き合わせ上部3a,下部3bを垂直に直立した状態
とすれば、両伸縮本体部1,2を離間させて伸張状態
(建築用足場の組立て状態)とすることができる。即
ち、このような収縮状態,伸張状態の変換では、摺動動
作が行われないため、摺動摩擦による各部の摩耗損傷が
なく長期使用が可能となり、摺動抵抗がなく変換が円滑
となる。そしてこの伸縮ユニットの運搬に当たっては容
易に体積を小さくし、現場ではクレーンやホイスト装置
を使って伸縮本体部1を吊り上げ、同時にロック部7を
ロックするという簡単な作業だけで組立てることができ
る。
【0017】すなわち伸張状態においては、ロック部7
の上部71a,下部71bが接合一体化されたロック溝
71にロック片72を差し込むことにより、支持アーム
3の中折れ端部33,34からの2つ折りを阻止するこ
とができる。ロック溝71に差し込まれたロック片72
は、支持アーム3の中折れ側部に広い面積で当接する面
結合構造となるため、支持アーム3の2つ折りを阻止し
ての伸張状態の保持が強固となり、荷重の応力等が掛か
ってもガタ付かず伸張状態が安定する。さらにロック片
72が楔形であれば、ロック溝71から不測に離脱する
ことがないため、伸張状態の保持が確実になる。なお、
必要ならば、ロック溝71に差し込まれたロック片72
の頭部72aを打圧して、ロック片71をロック溝7
1,支持アーム3に強固に圧接させることも可能であ
る。
の上部71a,下部71bが接合一体化されたロック溝
71にロック片72を差し込むことにより、支持アーム
3の中折れ端部33,34からの2つ折りを阻止するこ
とができる。ロック溝71に差し込まれたロック片72
は、支持アーム3の中折れ側部に広い面積で当接する面
結合構造となるため、支持アーム3の2つ折りを阻止し
ての伸張状態の保持が強固となり、荷重の応力等が掛か
ってもガタ付かず伸張状態が安定する。さらにロック片
72が楔形であれば、ロック溝71から不測に離脱する
ことがないため、伸張状態の保持が確実になる。なお、
必要ならば、ロック溝71に差し込まれたロック片72
の頭部72aを打圧して、ロック片71をロック溝7
1,支持アーム3に強固に圧接させることも可能であ
る。
【0018】なお、伸張状態から収縮状態に変換(解
体)する場合には、ロック溝71からロック片72を引
抜くことになるが、必要ならばロック片72の下端部7
2bを打上げることになる。
体)する場合には、ロック溝71からロック片72を引
抜くことになるが、必要ならばロック片72の下端部7
2bを打上げることになる。
【0019】図3は、本発明に係る伸縮ユニットの第2
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0020】中折れ形の支持アーム3の上部3aと下部
3bとには各々ヒンジ6の片側6aと6bとが固定さ
れ、その上方にある片側6aは支持アーム3の中折れ端
部33、34より下方に伸び、下方にある他の片側6b
と回動自在軸61を介して連結されている。このように
回動自在軸61は支持アーム3の中折れ端部33、34
より下方に配置されているため、足場の解体時にロック
片を抜き取るだけで支持アームの上部が下部に対して自
重で中折れすることになり、解体作業が一層容易にな
る。
3bとには各々ヒンジ6の片側6aと6bとが固定さ
れ、その上方にある片側6aは支持アーム3の中折れ端
部33、34より下方に伸び、下方にある他の片側6b
と回動自在軸61を介して連結されている。このように
回動自在軸61は支持アーム3の中折れ端部33、34
より下方に配置されているため、足場の解体時にロック
片を抜き取るだけで支持アームの上部が下部に対して自
重で中折れすることになり、解体作業が一層容易にな
る。
【0021】図4は、本発明に係る伸縮ユニットの第3
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0022】この実施例では、前述の第1実施例におい
て、ロック部7のロック片72に2股構造を形成する突
出部72cを設けてある。
て、ロック部7のロック片72に2股構造を形成する突
出部72cを設けてある。
【0023】このような実施例によると、ロック片72
がロック溝71に差し込まれた状態で突出部72cでロ
ック溝71挟み付けることができるため、ロック片72
のロック溝71からの離脱をより確実に防止することが
できる。
がロック溝71に差し込まれた状態で突出部72cでロ
ック溝71挟み付けることができるため、ロック片72
のロック溝71からの離脱をより確実に防止することが
できる。
【0024】図5は、本発明に係る伸縮ユニットの第4
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0025】この実施例では、前述の第1実施例におい
て、ロック部7のロック片72の頭部72aに外側へ突
出した顎部72dを設け、この顎部72dに孔72eを
設けてある。
て、ロック部7のロック片72の頭部72aに外側へ突
出した顎部72dを設け、この顎部72dに孔72eを
設けてある。
【0026】このような実施例によると、顎部72dを
打圧してロック片72をロック溝71から簡単に引抜く
ことができ、孔72eに支持アーム3等に連結されたロ
ープ等を結び付けて紛失を防止することができる。
打圧してロック片72をロック溝71から簡単に引抜く
ことができ、孔72eに支持アーム3等に連結されたロ
ープ等を結び付けて紛失を防止することができる。
【0027】図6は、本発明に係る伸縮ユニットの第5
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0028】この実施例では、前述の第1実施例におい
て、支持アーム3が円筒形からなるものを考慮して、ロ
ック部7の全体を湾曲構造としてある。
て、支持アーム3が円筒形からなるものを考慮して、ロ
ック部7の全体を湾曲構造としてある。
【0029】図7は、本発明に係る伸縮ユニットの第6
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0030】この実施例では、支持アーム3の中折れ端
部33,34に平板な当板35,36を固着してある。
部33,34に平板な当板35,36を固着してある。
【0031】このような実施例によると、支持アーム3
の中折れ端部33,34の突き合わせの面積が当板3
5,36によって拡大されるため、荷重の応力等に対す
る受強度が高くなりロック部7への掛かり減衰が増大さ
れる。
の中折れ端部33,34の突き合わせの面積が当板3
5,36によって拡大されるため、荷重の応力等に対す
る受強度が高くなりロック部7への掛かり減衰が増大さ
れる。
【0032】なお、この実施例の変形としては、当板3
5,36を凹凸形のある嵌合構造の突き合わせとするこ
とも可能である。このような変形例によると、荷重の応
力等が大きくなっても、支持アーム3の中折れ端部3
3,34の突き合わせのズレを確実に防止することがで
きる。
5,36を凹凸形のある嵌合構造の突き合わせとするこ
とも可能である。このような変形例によると、荷重の応
力等が大きくなっても、支持アーム3の中折れ端部3
3,34の突き合わせのズレを確実に防止することがで
きる。
【0033】さらに、支持アーム3をロッド形のような
に柱形にし、図7に示す第6実施例を不要にする実施例
とすることも可能である。
に柱形にし、図7に示す第6実施例を不要にする実施例
とすることも可能である。
【0034】さらに、伸縮本体部1,2を垂直に配設し
て横方向へ配置する実施例とすることも可能である。な
お、この実施例では、ロック部7のロック片72をロッ
ク溝71に差し込む際に頭部72aを打圧すると、ロッ
ク片72を横方向から差し込むにもかかわらず不測に離
脱することがない。
て横方向へ配置する実施例とすることも可能である。な
お、この実施例では、ロック部7のロック片72をロッ
ク溝71に差し込む際に頭部72aを打圧すると、ロッ
ク片72を横方向から差し込むにもかかわらず不測に離
脱することがない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係る伸縮ユニット
は、請求項1の手段によると、ロック部がロック片を有
する広い面積で結合される面結合構造となっているため
伸張状態の保持が確実になる上、支持アームの中折れ端
部を互いに突き合わされる形状に形成されているため、
伸張状態における荷重の応力等のロック部および伸縮本
体部への掛かりが減衰されることから、伸張状態におい
て荷重の応力等でロック部および伸縮本体部との回動部
がガタ付くことがなくなり、伸張状態の安定性能を高め
る効果がある。また連結部およびロック部の構造が簡単
であるため故障が少なく丈夫に構成することができ、製
造が容易でコストを下げる効果がある。
は、請求項1の手段によると、ロック部がロック片を有
する広い面積で結合される面結合構造となっているため
伸張状態の保持が確実になる上、支持アームの中折れ端
部を互いに突き合わされる形状に形成されているため、
伸張状態における荷重の応力等のロック部および伸縮本
体部への掛かりが減衰されることから、伸張状態におい
て荷重の応力等でロック部および伸縮本体部との回動部
がガタ付くことがなくなり、伸張状態の安定性能を高め
る効果がある。また連結部およびロック部の構造が簡単
であるため故障が少なく丈夫に構成することができ、製
造が容易でコストを下げる効果がある。
【0036】また本発明に係る伸縮ユニットは、請求項
2の手段によると、足場の解体時にロック片を抜き取る
だけで支持アームの上部が下部に対して自重で中折れ
し、解体作業を一層容易にする効果がある。
2の手段によると、足場の解体時にロック片を抜き取る
だけで支持アームの上部が下部に対して自重で中折れ
し、解体作業を一層容易にする効果がある。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伸縮ユニットの第1実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る伸縮ユニットの第2実施例を示す
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図4】本発明に係る伸縮ユニットの第3実施例を示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図5】本発明に係る伸縮ユニットの第4実施例を示す
要部の斜視図である。
要部の斜視図である。
【図6】本発明に係る伸縮ユニットの第5実施例を示す
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図7】本発明に係る伸縮ユニットの第6実施例を示す
要部の断面図である。
要部の断面図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】図8の従来例の伸縮ユニットの連結部を示す要
部の正面図である。
部の正面図である。
【図10】図8の従来例の伸縮ユニットの連結部を屈曲
させた所を示す正面図である。
させた所を示す正面図である。
1,2 伸縮本体部 3 支持アーム 31,32 両端部 33,34 中折れ端部 6 ヒンジ 7 ロック部 72 ロック片
Claims (2)
- 【請求項1】 相対する1対の伸縮本体部と両伸縮本体
部を連結支持する中折れ形の支持アームとを備え、支持
アームの伸縮本体部に対する支持を中折れさせて両伸縮
本体部を近接、離間させる伸縮ユニットにおいて、支持
アームの中折れ端部が互いに突き合わされる形状に形成
されて中折れ側部をヒンジで結合され、ロック片の差し
込みにより支持アームの中折れによる座屈を防止するロ
ック部が設けられていることを特徴とする伸縮ユニッ
ト。 - 【請求項2】 中折れ形の支持アームを連結するヒンジ
の回動自在軸が、支持アームの中折れ端部より下方にあ
ることを特徴とする請求項1の伸縮ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132395A JP2527128B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 伸縮ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132395A JP2527128B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 伸縮ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322972A JPH06322972A (ja) | 1994-11-22 |
JP2527128B2 true JP2527128B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=15080393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5132395A Expired - Lifetime JP2527128B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 伸縮ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527128B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60177248A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-11 | Hitachi Ltd | イオンマイクロアナライザ |
JPH0352429Y2 (ja) * | 1987-07-20 | 1991-11-13 | ||
JPH0469265A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-04 | Sharp Corp | プリンタ用ロール紙の巻き込み防止装置 |
JPH0734747Y2 (ja) * | 1991-06-24 | 1995-08-09 | 株式会社テージーケー | 自動車の室温検出用アスピレータ |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP5132395A patent/JP2527128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06322972A (ja) | 1994-11-22 |
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