JPH0352429Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352429Y2
JPH0352429Y2 JP1987111567U JP11156787U JPH0352429Y2 JP H0352429 Y2 JPH0352429 Y2 JP H0352429Y2 JP 1987111567 U JP1987111567 U JP 1987111567U JP 11156787 U JP11156787 U JP 11156787U JP H0352429 Y2 JPH0352429 Y2 JP H0352429Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinets
shape
gap
cabinet
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987111567U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6416841U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987111567U priority Critical patent/JPH0352429Y2/ja
Publication of JPS6416841U publication Critical patent/JPS6416841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352429Y2 publication Critical patent/JPH0352429Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はシステムキツチン装置の改良に関す
る。
<従来の技術> 旧来の台所は、各個別の流し台、調理台、ガス
台等を能率の良いL型やコ型に配列していたが、
現今はシステムキツチンと称して第4図に示すよ
うに、ワークトツプと称される天板を除いた構成
の流し台3′、調理台4′、ガスこんろ台5′、補
助調理台6′等を壁面の角部に沿つてL型に配列
し、該L型配列のキヤビネツト類2′の上面を、
天板1′で被覆して構成している。尚、キヤビネ
ツト類2′の配列は他のコ型の場合もある。
該天板1′は予めキヤビネツト類2′の配列に適
応したL型、コ型等に一枚板で或は一枚板状に適
所で連接させて成型、作成されている。
該天板の成型は、工業生産上、無段階寸法では
なく、一例として第4図中のキヤビネツト類2′、
の可動例である調理台4′、ガスこんろ台5′、補
助調理台6′の長さlで示す基準寸法に所定の余
裕寸法a(通常100〜150m/m)を加えた寸法で
成型され、台所自体の建築設計上の寸法誤差や、
前記配列の寸法誤差に対応するようになつてい
る。
又、前記調理台4′は隅部用としてその前面は、
扉4′aを除いては前板で閉塞されて直角に隣接
する流し台3′の右側面に接して隠れる部分とな
つている。尚、図中、4′bは網棚その他の棚で
扉4′aに附設され、その開閉に伴つて回転して
内外方へ出・没するようになつていて隅角部を有
効に使用するようになつている。上記の構成にお
いて、キヤビネツト類2′を配設し、図中最右端
の補助調理台6′と、隣接すべき壁面又は他の厨
房家具たとえば冷蔵庫との間に設計誤差等で予期
せぬ間隙cが生じピツタリ嵌まらない不都合が生
ずると、該間隙cの前面を隠蔽するフイラーFを
附設し、l+aの天板1′を必要寸法即ちl+c
に切断して対応していた。
又、第5図に示す従来例は、システムキツチン
で吊戸棚7′で前記同様の空間誤差で生じた隙間
c′を覆うフイラーF′を附設して対応していた状態
を示す。
尚、間隙がL型配列の両端或は第4図中の左端
に生じた場合或はコ型配列の場合も前記同様手段
でフイラーにより間隙を閉塞していた。
尚、上記手段でフイラーを使用できるのは、第
4図中tで示すキヤビネツトの奥行寸法以内の寸
法に限られる。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来例においては、隣接家具等と面一、延
長状に附設するフイラーは、幅が狭く外観上、そ
の製作、仕上げに手間を要し、とりわけ間隙が50
(m/m)〜40(m/m)以下ではその製作仕上げ
のみならずその取付けも容易ではなく両側のキヤ
ビネツトを損傷せずに取付けるのは困難であつ
た。さらにフイラーで閉塞した間隙は収納に使用
することもできず全くの無駄な空間であつた。
<考案の目的> 本考案は上記従来技術の欠点を除去し種々の原
因による誤差で生じるどのような隙間寸法に対し
ても容易簡単に対応が可能なキツチンシステムを
提供しようとするものである。
<問題点を解決する為の手段> 直角壁面に配置したキヤビネツト類が直角に接
する隅部を隙間調整用の空間として利用し、誤差
で生じた隙間寸法だけキヤビネツト類を、その配
置を変えずに該隅部から生じた隙間側へ移動させ
て隙間を塞ぎ、そのために反対側である隅部に隙
間寸法分の空間を設け、該隅部側のキヤビネツト
前面板に扉と並んで化粧板を貼設し、全キヤビネ
ツト類上面に天板を被せる。
<実施例> 以下、図示する実施例により、本考案を詳細に
説明する。
第1図は本考案システムキツチンの斜視図で、
第2図はその要部拡大分解斜視図であり、前記従
来例と同じ構成で示され図中、1は天板、2はキ
ヤビネツト類で3は流し台、4は調理台、5はガ
スこんろ台、6は補助調理台を示し、固定キヤビ
ネツトである流し台3に対し、該調理台4、ガス
こんろ台5、補助調理台6が可動側のキヤビネツ
トである。図中、右端の補助調理台6の側面が図
示しない隣接家具等との隙間をなくして移動させ
密接したことにより可動側キヤビネツト左端と、
直角壁面と、流し台側面とに間に図中、鎖線で示
す空間Aが前記隙間の寸法に等しい寸法cの長さ
で生じている。
天板1は、予めキヤビネツト類2と同型のL型
で且つ可動側がl+aのものをl+cに切断した
ものであり、5aはこんろ取付孔であつて天板右
端の切断端から即ち調理台6の右端からその穿設
位置が決定されている。調理台4は、前面に扉4
aを有し、その前面板11は通常その全体が流し
台の右側面板に接しているが可動側キヤビネツト
の移動でc寸法だけ露出して調節部7を形成して
いる。4bは扉背面に附設した網棚その他の棚で
扉の回動に伴つて内外方へ出・没して隅部でのキ
ヤビネツト内の有効利用を計つている。8は化粧
板で、調節部7に貼設され他の扉と同様の外観体
裁を整えている。天板1はキヤビネツト類2の開
放上面を被覆して取り付けられる。
上記構成に係るL型配置のシステムキツチンの
一体化は、第2図に示すように隣合う流し台3と
調理台4を利用して流し台3の側面板9に取付孔
10を穿設し、これと対応する位置に前記調節部
7寄りの調理台4の前面板11に前記c寸法即ち
調理台の移動と対応する横長孔12を穿設し、取
付けねじ14を取付孔10、横長孔12に挿貫し
てその突出外端をナツト17で緊締して連結す
る。図中13,15,16は座金を示す。
第3図は本考案システムキツチンの他の実施例
である吊戸棚装置を示し、前記同様、吊戸棚1
8,19,25、換気扇24がL型に構成され、
吊戸棚19、換気扇24、吊戸棚25が可動側で
あり、吊戸棚24と隣接壁面その他との間に隙間
が生じた場合、その隙間をなくして該可動側の吊
戸棚等を移動させて隅角部に生じた隙間寸法e′の
空間20を底面の化粧板23で閉塞し且つ通常は
吊戸棚18の側面に接して隠れている吊戸棚19
が移動して露出した前面板調節部19bに化粧板
22を貼設して成る。
尚、本考案システムキツチンの実施例はL型の
一他端流し台側でも又、コ型構成の場合にも適用
できることは勿論である。
<考案の効果> 上記の構成、作用に係る本考案のシステムキツ
チンは、L型あるいはコ型構成の複合キヤビネツ
ト類の可動側キヤビネツトをスライドする事によ
り各種の原因で生じた誤差を無くして反対側隅部
に空間を設けて化粧板を貼り付けるだけのきわめ
て簡単な作業で所定のシステムキツチンが構成さ
れる。従つて従来は誤差に対して附設作業が極め
て難しかつた狭小間隙へのフイラーに反し、どの
ような小寸の化粧板でも対応出来る構成である。
又、隅部にできた空間はデツトスペースとなる事
なく各種配管に利用でき、ことに中、高層の集合
住宅での設備配管用の空間として見込んで利用す
れば従来のように不必要なキヤビネツトの切欠加
工が不要となり、化粧板貼設による施工々事費の
みならず全体的な費用の低減をも図れる実用的価
値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案システムキツチンの実施例で
ある床面上のL型配置状態を示す分解斜視図、第
2図は、同上要部拡大分解斜視図、第3図は、他
の実施例の吊戸棚を示す斜視図、第4図及び第5
図は、従来例のシステムキツチンを示す斜視図で
ある。 1……天板、2……キヤビネツト類、A……空
間、4……調理台、7……調整部、8……化粧
板、10……取付孔、12……横長孔、14……
取付ネジ、17……ナツト、18……左吊戸棚、
19……右吊戸棚、20……隙間空間、22……
化粧板、23……化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈曲状に隣り合う壁面に沿つてL型、コ型等の
    屈曲状に配設される流し台、調理台等の複数で成
    る屈曲状キヤビネツト類の一方を可動側とすると
    共に、その前面に他方側キヤビネツト類の側面に
    接する調節部を設け、隣接すべき他の家具又は壁
    面との間に寸法、あるいは設計誤差にて生じた隙
    間を上記可動側のキヤビネツト類の移動により塞
    ぎ、上記キヤビネツト類の隅角部に生じた空間を
    天板あるいは化粧板で塞ぐと共に、上記調節部に
    は移動幅に応じた化粧板を貼設するようにしたこ
    とを特徴とするシステムキツチン装置。
JP1987111567U 1987-07-20 1987-07-20 Expired JPH0352429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111567U JPH0352429Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987111567U JPH0352429Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6416841U JPS6416841U (ja) 1989-01-27
JPH0352429Y2 true JPH0352429Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=31349723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987111567U Expired JPH0352429Y2 (ja) 1987-07-20 1987-07-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0352429Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527128B2 (ja) * 1993-05-12 1996-08-21 株式会社東京共栄商会 伸縮ユニット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505147A (ja) * 1973-05-17 1975-01-20
JPS5248018B2 (ja) * 1973-11-05 1977-12-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248018U (ja) * 1975-09-29 1977-04-05
JPS5825879Y2 (ja) * 1979-11-13 1983-06-03 松下電器産業株式会社 厨房家具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS505147A (ja) * 1973-05-17 1975-01-20
JPS5248018B2 (ja) * 1973-11-05 1977-12-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6416841U (ja) 1989-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0352429Y2 (ja)
JPS58192509A (ja) 室内装飾方法
JP2534817B2 (ja) 吊戸棚
JP4598283B2 (ja) 化粧板の取付構造
US3999824A (en) Cabinet soffit assembly
US6224175B1 (en) Cabinet door with log frame
JPS6211476Y2 (ja)
JP4096160B2 (ja) 間口調整機能付き棚
JP2824436B2 (ja) 収納箱及びその組立て方法
KR200243147Y1 (ko) 붙박이장롱식 드레스룸
JPH0412142Y2 (ja)
JPH0345616Y2 (ja)
JPH067083Y2 (ja) コーナー型湯沸場ユニット
JPH0339070Y2 (ja)
JPS5825879Y2 (ja) 厨房家具
KR920006448Y1 (ko) 씽크대의 걸레받이판
JPS5930804Y2 (ja) システムキツチンのガス器具用キヤビネツト
KR100601414B1 (ko) 다용도 붙박이장
JPH0226352Y2 (ja)
JPH0719298Y2 (ja) キッチンユニット
KR0136443Y1 (ko) 조립식 붙박이장
JPS6032490Y2 (ja) 組込式レンジ装置
JPS621963Y2 (ja)
JP3089045U (ja) 埋め込み型収納家具
JPS6024238Y2 (ja) 洗面化粧台