JP2824436B2 - 収納箱及びその組立て方法 - Google Patents

収納箱及びその組立て方法

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JP2824436B2
JP2824436B2 JP1233723A JP23372389A JP2824436B2 JP 2824436 B2 JP2824436 B2 JP 2824436B2 JP 1233723 A JP1233723 A JP 1233723A JP 23372389 A JP23372389 A JP 23372389A JP 2824436 B2 JP2824436 B2 JP 2824436B2
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芳浩 田嶋
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段谷産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、居間や食堂兼居間などに設置してホーム
パーティーなどに利用出来る機能的な収納箱の構成及び
その施工方法に関する。
[従来の技術] 従来、日本の住宅では台所と食堂と居間はそれぞれが
一応独立した空間となっているか、台所と食堂が同一空
間にあり居間だけが独立した空間とした構成がほとんど
であった。
ところで、近時台所、食堂、居間を一つの空間に入れ
てしまうか、食堂と居間を一空間に納め、台所だけを一
応独立した空間にする部屋構成が提案されている。
これは、生活様式の変化に対応するもので、ホームパ
ーティーなど多くの人を自宅に招待するための大きな空
間を必要とすることにある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、多くのお客を招待してのパーティーでは、
当然多量の料理を作ることになるが、普段は数人の料理
を作る空間と設備しかない台所では大変な作業となる。
かといって普段は使用しない台所を予め大きく作ってお
くことは土地や住宅価格の高い現在に於いてはなかなか
出来ることではなかった。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記従来技術における問題点を解決する
ためになされたもので、その特徴とする処は、観音開き
できる一対の扉と、収納箱を隣接させたときに収納箱間
相互で連結可能な如く連結穴が穿設されている外側板が
枠材に固着されている側板パネルと、該側板パネルおよ
び主内側板と該主内側板と相隣る鉛直面で着脱自在な副
内側板からなる内側板で構成され扉を収納するための内
部空間を有する二重構造の側板パネルと、天板パネル
と、背板の5面部材からなる収納箱また、側板パネル及
び内側板からなる二重構造の側板パネルに扉を収納した
ときに内側板と扉間に生じる隙間を覆う幅の化粧材が、
扉の突合わせ側端部裏面鉛直方向全長に亘って固着され
ている前記収納箱さらに、枠材にスライド蝶番が取付け
られた外側板が固着されている側板パネルを対向させて
立設し、次いで、背板を前記枠材に内側からボルトによ
って締結した後、天板パネルを前記枠材の上に内側から
ボルトによって取付け、然る後、主内側板を前記枠材に
取付けた後、扉をスライド蝶番に取付け、扉の取付け状
態を微調整し、その後、副内側板を主内側板にだぼ合せ
などによって突合わせ枠材に取付けるようにした収納箱
の組立て方法にある。
以下、この発明を実施例になる図面を参照しながら詳
述する。
[実施例] 第1図はこの発明の代表的な実施例となる収納箱の正
面図で、第2図はその背面図、第3図はその側面図、第
4図はそのB−B断面図、第5図は第4図で扉を開いた
状態、第6図はそのA−A断面図、第7図は組立て過程
を示している。
収納箱の外観は第1図、第2図、第3図のごとく、前
面に開閉自在の扉1、2枚の側板パネル2、天板パネル
3、背板4の5面部材から構成された底板のない形状
で、その収納箱の側板パネル2を隣接させた時、相互の
側板パネル2が連結可能な様に連結穴5が設けられた構
成となっている。
扉1は通常、枠材の両面に化粧板を固着した構造で、
出来るだけ軽量に作ることが好ましい。この例では、パ
ーティクルボードを枠材とし、その両面に化粧合板を貼
着して高さが2230mm、幅が527mmの扉を作成した。
扉1は側板パネル2に観音開きとなる様にスライド蝶
番10を用いて2枚一組で開閉及び収納自在に取り付けら
れる。
扉1の前側端部裏面長手方向には二重構造の側板パネ
ル2の間に扉1を収納した時に内側板2′と扉1間に生
じる隙間を覆う幅の化粧材6が固着され(第4図、第5
図参照)る。
なお、化粧材6には把手用の欠き込み7(第6図参
照)を形成すると扉1の引出しが容易になって好まし
い。この例では無垢材から作成した幅が40mmの化粧材6
を扉1の裏面前端部の長さ全体に渡って取付けた。
側板パネル2は前面が開放した枠材8の両面に外側板
と内側板2′の化粧板を固着した二重構造になってい
る。この例では枠材8の厚さを60mmとし、その両面にフ
ラッシュ構造の外側板と内側板2′を固着して厚さが10
0mmの二重構造側板パネル2を作成した。
そして、外側化粧板の内側の所定の位置には予め連結
用の穴5が設けられる(第3図参照)と共にスライド蝶
番金具10が取り付けられる。
扉1はスライド蝶番10に開閉自在に固定され、側板パ
ネル2が形成する二重構造の空間部に出し入れ可能な構
成となっている(第5図参照)。この例に用いられるス
ライド蝶番10としては、第7に示す様な形状で、蝶番が
一方向に移動可能な構成の金具である。
取り付け本数としては扉1の大きさや重量により決定
されるが、この例では4本のスライド蝶番10を外側板の
長さ方向に対してほぼ均等な位置に取り付けた。
内側板2′を主内側板2′−1と副内側板2′−2に
二分割する場合の比率としては主:副=7:1程度であれ
ば充分である。なお、内側板2′はスライド蝶番10に取
り付けられた扉1の取付け位置の微調整が可能な様に縦
方向に主内側板2′−1と副内側板2′−2に二分割さ
れ、収納箱の入口側に取り付けられる副内側板2′−2
は扉1を取り付けた後に枠材8に取り付けられる。
天板パネル3は板材又は枠材に化粧板を固着した構成
で、対向して設置されるた側板パネル2の枠材8上面に
箱の内側からボルト9などを用いて固着される。なお、
前面には化粧縁を取り付けて側板パネル2との納まりを
良くしても良い。この例では天板パネル3は枠材の両面
に化粧板を固着したフラッシュ構成とし、前面には化粧
縁を取り付けた。
背板4は内側面が化粧された化粧板で、箱の内側から
側板パネル2の枠材8にボルト9などを用いて固定され
る。この例では背板4を高さ方向で二分割し、取り扱い
と施工をし易くした。
次ぎに、この発明の収納箱を組立るには、前面の開口
した枠材8に外側板が固着された側板パネル2を対向す
る位置に立設する。なお、外側板の内側の所定の位置に
は、予めスライド蝶番10を取り付け、連結穴5を設けて
おく。ついで背板4を側板パネル2の枠材8の内側に合
せて取り付ける。その場合、ボルト9止めすると組立て
分解が容易である。次ぎに天板パネル3を枠材8の上面
に載置し、箱の内側からボルト9などを用いて取れつけ
る。続いて枠材8に主内側板2′−1を取り付けて二重
構成の側板パネル2とする。そして側板パネル2の外側
板の内側に取り付けられたスライド蝶番10に扉1の端部
を固着して二重構造の側板パネル2の間に扉1を出し入
れ、開閉自在に組立る。
扉1の開閉状態を微調整して確認後、最後に副内側板
2′−2を主内側板2′−1に並べて取り付け、底板の
ない収納箱の組立てを完了する。
なお、この発明の収納箱を横方向に連結するには、ま
ず、外側板の対向する位置に設けた連結穴5に外側板の
内側からボルトを通して締結する作業を行なった後、上
記の順序で収納箱の組立てを行なう。また、各部材をボ
ルト5によって締結するに予め各部材の所定の位置にボ
ルト穴を設けておくと同時に鬼目ナットを埋め込んでお
くと各部材を強固に締結できて好ましい。
収納箱の内部は、棚板11、流し台、テレビ台、電子レ
ンジ12などの固定機器だけでなく、底部にキャスターな
どの可動輪を取り付けた折り畳み式のワゴンテーブル、
AV機器用可動キャビネット、椅子などの可動機器類が設
置可能な様に棚板などを取り付け、不要時には内部に収
納して、扉1を閉じれば内部が見えない様に構成してお
く。
[作 用] この発明において、収納箱を底板のない5面部材から
構成しているのは、床面を底板として利用するととも
に、底部にキャスター等の可動輪を取り付けた可動製の
機器類を収納箱に容易に収納したり取り出して利用出来
る様にするためである。
また、扉を側板パネル間に全面的に収納する構成とし
たのは、扉を開けた時に生じる扉によるデッドスペース
の発生を亡くして室内空間を出来るだけ広く利用できる
様にするためである。
さらに、側板パネルの内側板を2分割して主側板と副
側板にしたのは、スライド蝶番に扉を取り付けた後に取
り付け位置の微調整を容易にして扉の動きを滑らかにす
るためである。
内部にはそれぞれ異なる機能が付与出来る様にした収
納箱の外観を同一にし、収納箱を相互に連結可能とした
のは、設置スペースに応じて必要な機能を有する収納箱
を選んで設置できるとともに、扉を閉じた状態では扉に
壁面の一部としての機能を持たせるためである。
各収納箱を箱の内側からボルトやネジを用いて組立可
能としたのは、収納箱が室内の床から天井にほぼ達する
高さであっても室内で箱の組立てを可能とするためであ
る。
[効 果] 本発明での収納箱は請求項1記載の様に底板のない5
面部材から構成しているので、床面を底板として利用で
出来るとともに、底部にキャスター等の可動輪を取り付
けた可動製の機器類を収納箱に容易に収納したり取り出
して利用出来る。
また、請求項2記載の様に、扉を側板パネル間に全面
的に収納する構成としたで、扉を開けた時に生じる扉に
よるデッドスペースの発生が亡く、室内空間を広く利用
できる。
さらに、請求項6記載の様に、側板パネルの内側板を
2分割して主側板と副側板としたので、スライド蝶番に
扉を取り付けた後に取り付け位置の微調整が容易で扉の
動きを滑らかにすることが出来る。
そして請求項1及び4記載の様に内部にはそれぞれ異
なる機能が付与出来る様にした収納箱の外観を同一に
し、収納箱を相互に連結可能としたのは、設置スペース
に応じて必要な機能を有する収納箱を選んで設置できる
とともに、扉を閉じた状態では扉に壁面の一部としての
機能を持たせるためである。
さらに、請求項6記載のごとく各収納箱を箱の内側か
らボルトやネジにより組立可能としたので、収納箱の高
さを室内の床から天井にほぼ達する高さとしても室内で
箱の組立てが可能であるなどの効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の代表的な実施例となる収納箱の正面
図で、第2図はその背面図、第3図はその側面図、第4
図はそのB−B断面図、第5図は第4図で扉を開いた状
態、第6図はそのA−A断面図、第7図は組立て過程を
示している。 1……扉、2……側板パネル 2′……内側板、3……天板パネル 4……背板、5……連結穴 6……化粧材、7……欠き込み 8……枠材、9……ボルト 10……スライド蝶番、11……棚板 12……電子レンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 87/00 A47B 77/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観音開きできる一対の扉(1)と、収納箱
    を隣接させたときに収納箱間相互で連結可能な如く連結
    穴(5)が穿設されている外側板が枠材(8)に固着さ
    れている側板パネル(2)と、該側板パネル(2)およ
    び主内側板(2′−1)と該主内側板(2′−1)と相
    隣る鉛直面で着脱自在な副内側板(2′−2)からなる
    内側板(2′)で構成され扉(1)を収納するための内
    部空間を有する二重構造の側板パネルと、天板パネル
    (3)と、背板(4)の5面部材からなることを特徴と
    する収納箱。
  2. 【請求項2】側板パネル(2)及び内側板(2′)から
    なる二重構造の側板パネルに扉(1)を収納したときに
    内側板(2′)と扉(1)間に生じる隙間を覆う幅の化
    粧材(6)が、扉(1)の突合わせ側端部裏面鉛直方向
    全長に亘って固着されている請求項1に記載の収納箱。
  3. 【請求項3】枠材(8)にスライド蝶番(10)が取付け
    られた外側板が固着されている側板パネル(2)を対向
    させて立設し、次いで、背板(4)を前記枠材(8)に
    内側からボルト(9)によって締結した後、天板パネル
    (3)を前記枠材(8)の上に内側からボルト(9)に
    よって取付け、然る後、主内側板(2′−1)を前記枠
    材(8)に取付けた後、扉(1)をスライド蝶番(10)
    に取付け、扉(1)の取付け状態を微調整し、その後、
    副内側板(2′−2)を主内側板(2′−1)にだぼ合
    せなどによって突合わせた後、枠材(8)に取付けるよ
    うにしたことを特徴とする収納箱の取立て方法。
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