JP2915965B2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JP2915965B2
JP2915965B2 JP13704790A JP13704790A JP2915965B2 JP 2915965 B2 JP2915965 B2 JP 2915965B2 JP 13704790 A JP13704790 A JP 13704790A JP 13704790 A JP13704790 A JP 13704790A JP 2915965 B2 JP2915965 B2 JP 2915965B2
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JP
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芳浩 田嶋
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Dantani Sangyo KK
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Dantani Sangyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホームバー,キッチン用キャビネット等の
収納箱における扉装置に関する。
従来の技術 本出願人は、先に、前面の扉が二重構造の側板パネル
の間に出入自在に収納された収納箱を特願平1-233723号
として提案した。しかし、このものは扉を出し入れする
際に扉が内側板あるいは外側板に接触し、扉の表面が傷
つく虞れがあった。
発明が解決すべき課題 本発明の目的は、扉パネルを開けた時にデッドスペー
スが生じず、体裁も良く、扉パネルを摺動させて収納間
隙に出し入れする際にがたつかず、扉パネルの表面が傷
つく心配がなく、しかも、側板パネルと扉パネルとの組
立及び調整が容易な扉装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を達成するために、観音開きでき
る一対の扉パネルと、外側板、主内側板及び該主内側板
の前端に沿って設けられた副内側板を備えると共に、外
側板と内側板及び副内側板との間に、その前面から扉パ
ネルが出入り自在に収納される収納空間を有する側板パ
ネルと、天板パネルと、背板とから成る収納箱における
扉装置であって、扉パネルの下部両側面を挟持案内する
少くとも一対の案内ローラを、側板パネルの収納空間内
に配設したことを特徴とする構成を有する。
作用 副内側板を外した状態で収納空間内に扉パネルを枢着
すると共に、位置調整を行った後、副内側板に取り付け
る。
扉パネルを解放した時には該パネルを収納空間に収納
隠蔽し、収納空間に出入する際は、案内ローラーによっ
て扉パネルをその両面から支え、扉パネルの揺動を抑制
して側板への接触を防ぐ。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
収納箱Aは第2図乃至第4図のごとく、左右一対の扉
パネル1、2枚の側板パネル2、天板3及び背板4から
構成された底板のない形状をなす。
扉パネル1は収納箱Aの前面に取り付けられ、通常、
枠材の両面に化粧板を固着したフラッシュパネルより成
り、出来るだけ軽量に作ることが好ましい。この例で
は、パーティクルボードを枠材とし、その両面に化粧合
板を貼着して高さが2230mm、幅が527mmの扉を作成し
た。
扉パネル1は側板パネル2に観音開きとなる様にスラ
イド蝶番10を用いて2枚一組で開閉及び摺動自在に取り
付けられる。
扉パネル1の自由端の裏面長手方向には、二重構造の
側板パネル2の間に扉1を収納した時に、内側板2bと扉
パネル1の間に生ずる間隙を覆う幅の化粧材6が固着さ
れる(第5図,第6図参照)。
なお、化粧材6には把手用の欠き込み7(第7図参
照)を形成すると扉パネル1の引き出しが容易になって
好ましい。この例では無垢材から作成した幅が40mmの化
粧材6を扉パネル1の裏面前端部の長さ全体に渡って取
り付けた。
また、扉パネル1の両面下縁には、第1図に示すよう
に全長に亘って切り込み16が形成されている。
側板パネル2は前面が開放した枠材8の両面に外側板
2a及び内側板2bの2枚の化粧板を固着した二重構造にな
っており、外側板2aと内側板2bとの間に収納空間13が形
成されている。この例では枠材8の厚さを60mmとし、そ
の両面にフラッシュ構造の外側板2aと内側板2bとを固着
して厚さが100mmの二重構造の側板パネル2を作成し
た。
そして、外側板2aの所定の位置には、複数の収納箱A
を並置した時、隣接する側板パネル2が連結可能な用に
連結孔5が設けられ、外側板2aの内面にはスライド蝶番
10が取り付けられる。
扉パネル1はスライド蝶番10に開閉自在に固定される
と共に、側板パネル2の収納空間13に出し入れ可能な構
成となっている。スライド蝶番10は、第8図に示すよう
に、蝶番が一方向に移動可能な構成の金具であり、その
取り付け本数は扉パネル1の大きさや重量により決定さ
れるが、この実施例では4本のスライド蝶番10を外側板
の長さ方向に対してほぼ均等な位置に取り付けた。
また、内側板2bは、第5図及び第6図に示す如くスラ
イド蝶番10に取り付けられた扉パネル1の取付け位置の
微調整が可能な様に、縦方向に主内側板14とその前端に
沿って設けられた副内側板15とに二分割されている。そ
して、収納箱の入り口側に取付けられる副内側板15は、
扉パネル1を取付けた後に枠材8に取り付けられる。な
お、内側板2bを主内側板14と副内側板15とに二分割する
場合の比率として主:副=7:1程度であれば充分であ
る。
また、収納空間13の底部には第1図に示すように地板
17が装着され、地板17の上面には対向する一対の案内ロ
ーラ18が垂直軸廻わりに回動可能に取り付けられてい
る。この案内ローラ18の一方が外側板2a寄りに位置する
と共に、他方が内側板2b寄りに位置しており、第9図に
示すように、2つの案内ローラ18の間には扉パネル挿入
間隙19が形成される。また、案内ローラ18はそれぞれ扉
パネル1の下部両側面の切り込み16に係合し、扉パネル
1の摺動時に回動してこれを挟持案内する。
天板パネル3は板材又は枠材に化粧板を固着した構成
で、対向して設置された側板パネル2の枠材8上面に箱
の内側からボルト9などを用いて固着される。なお、前
面には化粧縁を取り付けて側板パネル2との納まりを良
くしても良い。この例では天板パネル3は枠材の両面に
化粧板を固着したフラッシュ構成とし、前面には化粧縁
を取り付けた。背板4は内側面が化粧された化粧板で、
箱の内側から側板パネル2の枠材8にボルト9などを用
いて固定される。また、この例では背板4を高さ方向で
二分割し、取扱いと施工をし易くした。
この収納箱Aを組立るには、前面の開口した枠材8に
外側板2aが固着された側板パネル2を対向する位置に立
設する。
なお、外側板2aの内側の所定の位置には、予めスライ
ド蝶番10を取り付け、連結孔5を設けておく。次いで背
板4を側板パネル2の枠材8の内側に合わせて取り付け
る。その場合、ボルト9止めすると組立て分解が容易で
ある。
次に天板パネル3を枠材8の上面に載置し、箱の内側
からボルト9などを用いて取りつける。
続いて枠材8に主内側板14を取り付けて二重構造の側
板パネル2とする。そして側板パネル2の外側板2aの内
側に取り付けられたスライド蝶番10に扉パネル1の端部
を固着して、二重構造の側板パネル2の間に扉パネル1
を出し入れ、開閉自在に組立る。
扉パネル1の開閉状態を微調整して確認後、最後に副
内側板15を主内側板14に並べて取り付け、底板のない収
納箱Aの組立てを完了する。
なお、収納箱Aを横方向に連結するには、まず外側板
2aの対向する位置に設けた連結孔5に外側板2aの内側か
らボルトを通して締結する作業を行なった後、上記の順
序で収納箱Aの組立を行なう。また、各部材をボルト5
によって締結するに、予め各部材の所定の位置にボルト
孔を設けておくと同時に鬼目ナットを埋め込んでおく
と、各部材を強固に締結できて好ましい。
収納箱Aの内部には、用途に応じて棚板11、流し台、
テレビ台、電子レンジ12などの固定機器だけでなく、底
部にキャスター等の回動輪を取り付けた折り畳み式ワゴ
ンテーブル、AV機器用可動キャビネット、椅子などの可
動機類が設置可能な様に棚板等を取り付け、不要時には
内部に収納して、扉パネル1を閉じれば内部が見えない
様に構成しておく。
扉パネル1を開放する時は、スライド蝶番10を中心と
して扉パネル1を第5図の矢印C方向へ、側板パネル2
と平行になるまで回動させ、次にスライド蝶番10を摺動
させて扉パネル1を側板パネル2の収納空間13内に、化
粧材16が内側板2bの端面に当接するまで押し込む。この
時、案内ローラ18は扉パネル1の切り込み16に係合し、
扉パネル1の摺動に伴って回動しながらこれを案内し、
扉パネル1の摺動を抑制する。
扉パネルを閉じる時は、これと逆の動作を行なえばよ
い。
発明の効果 以上に述べたように、本考案の扉装置は扉パネルを側
板間の収納空間に全面的に収納する構成としたので、観
音開きの扉パネルを開けた時に収納箱の前方に生じるデ
ッドスペースの発生をなくして室内空間を有効に利用す
ることができ、扉パネルが外面から見えず体裁が良く、
収納空間の底面に案内ローラを設けたので、扉パネルが
出し入れの際にがたつかず、側板に接触しないため、扉
パネルの表面が傷つく心配がない。
また、副内側板を外した状態で、扉パネルを側板パネ
ルに位置決めして枢着すると共に、開閉状態の微調整を
行い、その後、副内側板を取り付けることができるの
で、扉パネルの組立が格段に容易となり、作業効率が高
まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す扉装置の要部縦断面図、
第2図は同上の実施例に係る収納箱の正面図、第3図は
収納箱の背面図、第4図は収納箱の側面図、第5図は扉
パネル閉塞時の収納箱のb−b線断面図、第6図は扉パ
ネル開放時の収納箱のb−b線断面図、第7図は収納箱
のa−a線断面図、第8図は収納箱の分解斜視図、第9
図は案内ローラの平面図である。 A……収納箱、1……扉パネル、2……側板パネル、2a
……外側板、2b……内側板、3……天板パネル、4……
背板、5……連結孔、6……化粧材、7……欠き込み、
8……枠材、9……ボルト、10……スライド蝶番、11…
…棚板、12……電子レンジ、13……収納空間、14……主
内側板、15……副内側板、16……切り込み、17……地
板、18……案内ローラ、19……挿入間隙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05D 15/58 E05D 15/48 E06B 3/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観音開きできる一対の扉パネルと、外側
    板、主内側板及び該主内側板の前端に沿って設けられた
    副内側板を備えると共に、前記外側板と前記内側板及び
    副内側板との間に、その前面から前記扉パネルが出入り
    自在に収納される収納空間を有する側板パネルと、天板
    パネルと、背板とから成る収納箱における扉装置におい
    て、前記扉パネルの下部両側面を挟持案内する少くとも
    一対の案内ローラを、前記側板パネルの収納空間内に配
    設したことを特徴とする扉装置。
JP13704790A 1990-05-29 1990-05-29 扉装置 Expired - Lifetime JP2915965B2 (ja)

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