JP2502676B2 - 収納部の構造 - Google Patents

収納部の構造

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JP2502676B2
JP2502676B2 JP11754288A JP11754288A JP2502676B2 JP 2502676 B2 JP2502676 B2 JP 2502676B2 JP 11754288 A JP11754288 A JP 11754288A JP 11754288 A JP11754288 A JP 11754288A JP 2502676 B2 JP2502676 B2 JP 2502676B2
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岩市 奥平
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Matsushita Electric Works Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、部屋の一部を利用して収納部用枠組み体を
配設して収納部を構成するようにした発明に関する。
[従来の技術] 従来の収納部は、全体を箱状に一体に形成するととも
に箱状の前方開口部の上下にレールを設け、このレール
に扉の上下の走行部をはめ込み、扉を開閉するような構
造となっていた。そして、この全体を箱状に形成した収
納部を部屋に設置していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記の構造の収納部にあっては、全体を箱状に一体に
形成するため、部材点数が増大しコストが高くなり、ま
た部屋の天井などとの間に隙間ができて見苦しいという
問題があった。
そこで本発明者は本発明に至る過程で、部屋の一部に
収納部用枠組み体を組み込んで収納部用枠組み体の前部
に扉を取り付けることを考えた。このようにすれば、部
屋の壁の一部を収納部の後面部として利用でき、また部
屋に収まりよく収納部を形成することが可能となるもの
である。しかしながら、部屋によっては天井高さが異な
り、また収納部用枠組み体を床に設置して取り付ける
際、設置した位置から背方の壁の位置までの長さの違い
やあるいは部屋によって天井高さが違うので、現場ごと
に長さの違う枠材を組み立てなければならないという新
たな問題が生じることが判明した。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したもので
あって、その目的とするところは部屋の一部を利用して
簡単な構成で収納部を形成でき、しかも現場ごとに収納
部用枠組み体を設置する位置から背方の壁までの長さが
異なったり、あるいは現場ごとに天井高さが異なって
も、簡単な構成で対応して部屋に設置できる収納部の構
造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の収納部の構造は、前縦枠1と前縦枠1との間
の上部に前横枠2を架設して前枠体3を構成し、この前
枠体3から後方に向けて後部枠4を突設して収納部用枠
組み体5を構成し、前縦枠3と後部枠4とにそれぞれ寸
法調整部15と寸法調整部15よりも細かい調整をするため
の微調整部16を設けて前縦枠1及び後部枠2の長手方向
の寸法調整自在とし、収納部用枠組み体5の前枠体3を
床6と天井7との間に立設し、後部枠2を前枠体3の後
方に位置する壁8に当接し、前枠体3に扉10を取り付け
て成ることを特徴とするものであって、このような構成
を採用することで、上記した本発明の目的を達成したも
のである。
[作用] すなわち、本発明にあっては、収納部用枠組み体5の
前枠体3を床6と天井7との間に立設し、後部枠4を前
枠体3の後方に位置する壁8に当接し、前枠体3に扉10
を取り付けることで、簡単な構成で部屋の一部を利用し
て収納部を形成することができるようになったものであ
る。しかも現場ごとに収納部用枠組み体を設置する位置
から背方の壁までの長さが異なったり、あるいは現場ご
とに天井高さが異なっていても、前縦枠3と後部枠4と
にそれぞれ設けた寸法調整部15と微調整部16とを調整す
ることで現場における設置条件の違いに対応するもので
ある。
[実施例] 以下本発明を実施例により詳述する。前縦枠1と前縦
枠1との間の上部に複数段に前横枠2を架設して前枠体
3を構成してある。すなわち添付図面の実施例において
は、前縦枠1は長尺の前縦枠本体1aと短尺の上縦枠部1b
とで構成してあり、前縦枠本体1aの上端部と上縦枠部1b
の下端部とを連結部材12により連結してあり、そしてこ
のように前縦枠本体1aの上端部と上縦枠部1bの下端部と
を連結部材12により連結して構成した2本の前縦枠1の
間の上部に上下2段に前横枠2を架設して前枠体3を構
成しているのである。この前枠体3から後方に向けて後
部枠4を突設して収納部用枠組み体5を構成してある。
すなわち添付図面の実施例においては、連結部材12に後
部枠4の前端部を連結することで後部枠4を前枠体3か
ら後方に突出させてある。ここで連結部材12は第8図に
示すように連結部材本体12aの下面前部に下連結部12bを
突設し、連結部材本体12bの上面後部に上連結部12cを突
設し、連結部材本体12aの側面に側連結部12dを突設し、
連結部材本体12aの後面部に後連結部12eを突設してあ
る。そして下連結部12bに筒状をした前縦枠本体1aの上
部を被嵌してボルト、ナットやねじ具のような固着具に
より固着し、上連結部12cに筒状をした上縦枠部1bの下
部を被嵌して固着具により固着し、側連結部12dに筒状
をした下段の前横枠2の側端部を被嵌して固着具により
固着し、後連結部12eに筒状をした後部枠4の前端部を
被嵌して固着具により固着してある。また上縦枠部1bの
上部は上連結部材13の下面後部に突設した下向き連結部
13aに被嵌してあって固着具により固着してあり、上段
の前横枠2の側端部が上連結部材13の側面に突設した横
向き連結部13bに被嵌して固着具により固着してある。
上縦枠部1bにはあらかじめ斜補強枠14aと後部水平枠14b
とで略直角三角形状に枠組み固着してあり、後部水平枠
14bを後部枠4の上面に重ね、ボルト、ナットのような
固着具により固着してあって、上縦枠部1bを補強してあ
る。前縦枠本体1aの下部には第7図に示すように寸法調
整部15と寸法調整部15よりも細かい寸法調整をすること
ができる微調整部16とが設けてある。寸法調整部15は筒
状をした縦枠本体1aにスライド体17をスライド自在には
め込み、縦枠本体1aの下部に挿入孔18を穿孔し、またス
ライド体17に複数のねじ孔19または孔を穿孔し、挿入孔
18から挿入したねじ具20を任意のねじ孔19または孔に挿
入してスライド体17を縦枠本体1aの端部から任意の突出
状態で固定できるようにすることで構成してある。微調
整部16は、スライド体17の端部から突設した外周に雄ね
じ部21を有するねじ棒22と、プレート40から突設した外
周に前記雄ねじ部21とは逆ねじの関係となった雄ねじ部
23を有するねじ棒24と、孔の上部内壁に雌ねじ部25を設
けると共に孔の下部内壁に上記雌ねじ部25とは逆ねじの
関係となった雌ねじ部26とを設けた回転体27とにより構
成してあり、回転体27の上部の雌ねじ部26を雄ねじ部23
に螺合し、回転体27の下部の雌ねじ部26を雄ねじ部25が
螺合してあって、回転体27を回転することでプレート40
の移動量を連続して微調整できるようになっている。後
部枠4の後部にも同様の寸法調整部15と微調整部16とが
第6図に示すように設けてある。
上記のような構成の収納部用枠組み体5は前枠体3を
床6と天井7との間に立設し、後部枠4を前枠体3の後
方に位置する壁8に当接して収納部用枠組み体5を部屋
に配設するものである。この場合、プレート40を床6に
載置した状態で縦枠本体1aに設けた寸法調整部15及び微
調整部16を調整して上縦枠部1bの上部の上連結部材13を
天井7に押し当て、また後部枠4に設けた寸法調整部15
及び微調整部16を調整して後部枠4の後端に位置するプ
レート40を壁8に押し当てるものである。ここで、必要
に応じて床6に載置しているプレート40を釘、ビス等の
固着具により固着し、また壁8に押し当てているプレー
ト40を壁8に固着具により固着してもよいものである。
前枠体3の上部の上段の前横枠2の下面部側には上段
のレール9が固着され、また下段の前横枠2の上面部側
には下段のレール9が固着される。そして、前枠体3の
上部に上下に多段に設けたレール9に扉10の上部に上下
に多段に設けたランナ11をそれぞれ走行自在に取付けて
扉10をレール9に吊り下げてある。扉10は添付図面の実
施例では複数枚のパネル28を蝶番部29で折り畳み自在に
連結した折り畳み扉であって、各パネル28の両端のうち
一方の端部側の裏面の上部に上下2段にランナ11が設け
てある。すなわちパネル28の裏面の上部に水平回動自在
にヒンジ体30を上下2段に突出させ、水平回動自在の各
ヒンジ体30の先端部を固定ブロック31に固定し、この上
下の固定ブロック31にわたって軸32を上下に貫装させ、
軸32の上部と下部とにランナ11を回転自在に取り付けて
ある。そして、上下段のランナ11をそれぞれ上下段のレ
ール9に第3図に示すように走行自在に嵌め込み、上下
段のランナ11を介して上下段のレール9に扉10の荷重が
かかるようになっている。また前縦枠1にはアーム33が
取り付けてあり、このアーム33に棚板(図示せず)を載
設するものである。なお、アーム33は着脱自在とし、ア
ーム33を前縦枠1の上下の複数箇所のうち任意の箇所に
取り付け自在としておくと、棚板の位置を変更できるも
のである。
上記のような収納部にあっては、部屋の壁を収納部の
側壁としてもよく、また収納部の側壁として別のパネル
を前縦枠1の側部や後部枠4の側部に沿って取り付けて
もよい。ただしいずれの場合も部屋の壁が収納部の後面
を構成している。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように前縦枠と前縦枠との
間の上部に前横枠を架設して前枠体を構成し、この前枠
体から後方に向けて後部枠を突設して収納部用枠組み体
を構成し、収納部用枠組み体の前枠体を床と天井との間
に立設し、後部枠を前枠体の後方に位置する壁に当接
し、前枠体に扉を取り付けてあるので、簡単な構成で部
屋の一部を利用して収納部を形成できるものであり、ま
た現場ごとに収納部用枠組み体を設置する位置から背方
の壁までの長さが異なったり、あるいは現場ごとに天井
高さが異なっていても、前縦枠と後部枠とにそれぞれ設
けた寸法調整部と微調整部とを調整することで現場にお
ける設置条件の違いに対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一部分解斜視図、第2図は同上の扉を
省略した状態の断面図、第3図は同上のランナをレール
に嵌め込んでいる状態の断面図、第4図は同上の扉の背
方から見た斜視図、第5図は同上のランナ部分の拡大斜
視図、第6図(a)(b)は同上の後部枠に設けた寸法
調整部と微調整部の斜視図及び一部破断した側面図、第
7図(a)(b)は同上の前縦枠に設けた寸法調整部と
微調整部の斜視図及び一部破断した側面図、第8図
(a)(b)(c)は同上に用いる連結部材の平面図、
正面図及び側面図、第9図は上連結部材の斜視図であっ
て、1は前縦枠、2は前横枠、3は前枠体、4は後部
枠、5は収納部用枠組み体、6は床、7は天井、8は
壁、10は扉、15は寸法調整部、16は微調整部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前縦枠と前縦枠との間の上部に前横枠を架
    設して前枠体を構成し、この前枠体から後方に向けて後
    部枠を突設して収納部用枠組み体を構成し、前縦枠と後
    部枠とにそれぞれ寸法調整部と寸法調整部よりも細かい
    調整をするための微調整部を設けて前縦枠及び後部枠の
    長手方向の寸法調整自在とし、収納部用枠組み体の前枠
    体を床と天井との間に立設し、後部枠を前枠体の後方に
    位置する壁に当接し、前枠体に扉を取り付けて成ること
    を特徴とする収納部の構造。
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