JPS638278Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS638278Y2
JPS638278Y2 JP1981111605U JP11160581U JPS638278Y2 JP S638278 Y2 JPS638278 Y2 JP S638278Y2 JP 1981111605 U JP1981111605 U JP 1981111605U JP 11160581 U JP11160581 U JP 11160581U JP S638278 Y2 JPS638278 Y2 JP S638278Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal frame
horizontal frames
attachment
groove
locking groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981111605U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5817037U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11160581U priority Critical patent/JPS5817037U/ja
Publication of JPS5817037U publication Critical patent/JPS5817037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS638278Y2 publication Critical patent/JPS638278Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は立体収納棚に係り、詳しくは、床面か
ら天井までにわたる居住空間を収納庫として最大
限に活用でき、しかも収納する物品の種類、形
状、数量等に応じて、収納区画の大きさや数を自
由に変更できる立体収納棚に係る。
従来、個人住宅その他の居住用建築物にあつて
は、台所、居間、その他の場所に、たんす類、整
理キヤビネツト、サイドボード、物置、書庫その
他種々の収納手段を用いて、衣類、食料品食器、
書類、その他種々の物品を収納整理することが行
なわれている。
これら従来の収納手段は、その収納部分の形
状、大きさ、構造等を、のちに変更することが困
難な場合が多いため、収納できる物品の範囲が限
定されているうえに、設置場所が壁際等に限られ
ている。また、木製等の収納手段にあつては、重
量が大きいため取扱い上不便であり、しかも材料
費、加工費とも高価であつた。さらに、これまで
の収納手段は設置した場合に、天井との間に大き
な空間が形成されるにもかかわらず、このオーブ
ンスペースが有効に利用されることにほとんどな
かつた。
本考案は上記問題点の解決を目的とし、具体的
には、設置場所の床面から天井までにわたる高さ
を有した立体収納棚であつて、相互に着脱自在の
Al製部材を所望の構造に組立て結合することに
よつて、収納区画の大きさを自由に選択、変更で
きる収納棚を提案する。
以下、図面にもとづいて本考案について詳しく
説明する。
まず、第1図は本考案の一つの実施例に係る収
納棚の斜視図であり、第2図a及びbはそれぞれ
第1図の収納棚の支柱及び横枠の断面図であり、
第3図a,b及びcはそれぞれ第1図のA−A線
上の断面図、B−B線上の断面図及びC−C線上
の断面図であり、第4図a,b及びcはそれぞれ
引き戸、開き戸、及び固定パネルの取り付け状態
の説明図である。
まず、第1図において符号1は立体収納棚本体
を示し、この本体1は多面構造であり、支柱2、
横枠3等のAl部材を組合わせ結合して成る枠体
と、後述するような開閉手段、棚板、支切板等か
ら構成される。これら支柱2、横枠3は押出し成
形されたAl材から成る中空状のもので、同一寸
法の支柱2を所望本数(本実施例では4本)所望
の配置で床面5aと天井5b間に直立させ、さら
に、これら各支柱2の上下両端部間及び各支柱間
の所望高さ部分には、支柱と直角に横枠3を差渡
し固定して多面構造の枠体を形成する。
これをさらに詳しく説明すると、第2図aに示
すように、互いに隣り合う各支柱同士の対向面2
aには、その長手方向全長にわたつてネジ係止溝
4を形成する一方、ネジ係止溝4の両側部には、
その全長にわたつて後述するブラケツトを着座す
るための凹部4aを形成する。
次に横枠3は第2図bに示すように、その上下
両側面3aの長手方向全長にわたつて溝6が形成
され、この溝6はネジ7の係止と後述する収納部
の開閉機構の取り付け部を兼用する。
すなわち、溝6は図示するように段付状に構成
し、その奥部にはネジ7を係止するための係止溝
6aを形成する一方、その開口部6b側には広幅
部6cを形成し、さらに開口部6bには側面3a
のAl材を溝に向つて延長した開口端部6dを形
成する。
上記のような構成の支柱2及び横枠3を組立結
合する場合は、各支柱間に横枠3の両端部を当接
したうえでL字ブラケツト8を用いてネジ止めす
るのが好ましい。すなわち、まず、L字ブラケツ
ト8の一片8aを支柱2の凹部4a内に着座さ
せ、この一片8aをネジ7aによつて支柱2に螺
着する一方、L字ブラケツトの他片8bは、ネジ
7bによつて横枠3に螺着する。この場合、各ネ
ジ7a,7bはそれぞれ係止溝4,6a内に強固
に係止されるので、支柱と横枠との結合も強固に
保持される。
なお、他片8bを横枠3に螺着する場合は、開
口端部6dの内側に座金9を挿入して、この座金
9とブラケツトの他片8bとの間で座金9を挾持
した状態で、ネジ7bにより締付け固定する。
このように構成すると、横枠3は支柱2の対向
面2aに対しては、いずれの高さにおいても整合
可能であり、横枠の設置高さは自由に変更でき
る。
次に、符号10は横枠3の内側面3bの全長に
わたつて一体形成されたネジ受け部材であり、各
収納部区画を支切る棚板11を支承したり、支切
板12をネジ止めするネジ受けの役割を果すもの
である。すなわち、ネジ受け部材10は、第2図
a,bに示すように、中空体であつて、横枠3の
内側面3bの全長にわたつて一体形成され、その
下面はその長手方向全長にわたつて開口してい
る。
上記したような支柱と横枠から成る骨格に対し
ては、棚板、内部の支切り板、種々の開閉手段、
固定パネル、その他の板材を自由に選択して取付
けることができるが、その取付け方法は次に述べ
るように極めて簡便である。
すなわち、まず、引き戸、開き戸、引出し等の
開閉手段及び目隠しパネル、透明パネル等の固定
パネルを取付ける場合には、これらを支承するた
めのアタツチメントを交換するのみで、自由に着
脱取換え自在となる。
まず、第3図aに示すような引き戸13を取付
ける場合には、第4図aに示すようなアタツチメ
ント14を上下の横枠3に取付け、これら上下の
アタツチメント14間で引き戸13を支承するよ
う構成する。アタツチメント14は、押出成形さ
れたAl材から成るもので、横枠の開口端部6d
と係合するアンカー部14a、レール14b、そ
してその支切り板14cから一体形成する。
次に、第3図bに示す開き戸15を取り付ける
場合には、第4図bに示す如きアタツチメント1
6を用いる。アタツチメント16は、アタツチメ
ント14と同様なアンカー部16aと平板16b
及び戸当り16cから成る一体押出成形された
Al材である。開き戸15をこれに取付ける場合
には、開き戸15の支柱側の一辺を支柱に開閉自
在に枢着し、戸を閉じた場合に戸板が戸当り16
cに突当つて静止できるよう構成する。
次に、第3図cに示すような引出し17を取付
ける場合は、いわゆる嵌め殺し形式の固定パネル
18を図示するように配置し、そこに形成される
挿入口19内に引出し17を出入れ自在に挿入す
る。固定パネル18は第4図cに示すような形状
の異なる上下アタツチメント20,21及び押し
ぶち22を用いて固定する。これを詳しく説明す
ると、上部アタツチメント20及び下部アタツチ
メント21はともにアンカー20a,21a及び
平板20b,21bを有する点で共通している
が、上部アタツチメント20は、平板20bの両
端部から突板20cが突出している構造である。
これに対し下部アタツチメント21は、その平板
21bの内側(図面右側)端部に突板21cを突
出させ、さらに係止突条21dを突板21cの外
側(図面左側)に直角に突出形成する一方、平板
21bの内側には、押しぶち22の座21eが一
体形成されている点が異なつている。
このような構成であると、固定パネル18を取
付ける場合、予め、上下横枠3に係合固定してお
いた上下アタツチメント20,21間に固定パネ
ル18を嵌込んだのち、固定パネル18と下部ア
タツチメント21との間に押しぶち22を押し入
れて固定すれば十分である。固定パネルを取外す
場合は、押しぶち22を引き抜くだけでよい。
なお、これらのアタツチメント14,16,2
0,21を横枠3に取付ける場合は、支柱と横枠
との結合前に横枠の開口端部6dに対して各アタ
ツチメントのアンカー部14a,16a,20
a,21aを係合させて嵌入すればよい。
なお、横枠の端部にL字ブラケツトが取付けら
れている場合には、ブラケツトの厚みが、アタツ
チメントの装着を妨害するので、ブラケツトの他
片の8bの長さ分だけ、アタツチメントの長さを
短縮する必要がある。
次に、棚板11は横枠3のネジ受け部材10の
上面10aに載置するだけでよく、また支切板1
2は、第2図bに示すようにL字ブラケツト23
を介してネジ24により固定すればよい。また、
支切板12の角部にはネジ受け部材10と整合す
るよう切欠(図示せず)を形成しておくのが好ま
しい。このように構成すると、支切板12は収納
部内部の所望ケ所に設置することができる。
なお、開閉手段、固定パネル、棚板及び支切板
は木材、ガラス、プラスチツク、その他いずれの
材質であつてもよい。
なお、この収納棚は、その下面にキヤスター等
を取着して、移動自在に構成することができ、ま
た床面と天井面に対してL字ブラケツトを用いて
上下両端部に位置する横枠3を固定することもで
きる。
以上詳しく説明した通り、本考案は家屋内部に
おいて、設置場所の床面から天井面までにわたる
高さを有した立体収納棚であつて、支柱に対する
横枠の設置高さを自由に調節することができるの
で、室内の空間を収納庫として最大限に活用でき
ると同時に収納物の種類に応じて収納区画の大き
さや段数を自由に調整することが可能で、しか
も、各収納区画に対して種々の開閉手段、固定パ
ネル等の着脱が容易であるため、一つの収納区画
に対して多数の開閉手段が取付け可能であり、物
品の出し入れ上極めて便利である。
また、開閉手段や固定パネル、棚板、支切り板
等の板材は目隠パネル、ガラス板等の透明板その
他種々の材料を使用可能であるから、収納する物
品の種類に応じてこれを使い分けることができ
る。
従つて、この収納棚は、飾り棚、物置、本棚、
食器入れ、書類入れ、その他種々の用途に使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係る収納棚の
斜視図、第2図a及びbはそれぞれ第1図の収納
棚の支柱及び横枠の断面図、第3図a,b及びc
はそれぞれ第1図のA−A線上の断面図、B−B
線上の断面図及びC−C線上の断面図、第4図
a,b及びcはそれぞれ引き戸、開き戸及び固定
パネルの取り付け状態の説明図である。 符号1……立体収納棚本体、2……支柱、2a
……対向面、3……横枠、3a……両側面、3b
……内側面、4……係止溝、4a……凹部、5a
……床面、5b……天井、6……溝、6a……係
止溝、6b……開口部、6c……広幅部、6d…
…開口端部、7,7a,7b……ネジ、8……L
字ブラケツト、8a……一片、8b……他片、9
……座金、10……ネジ受け部材、11……棚
板、12……支切板、13……引き戸、14……
アタツチメント、14a……アンカー部、14b
……レール、14c……支切板、15……開き
戸、16……アタツチメント、16a……アンカ
ー部、16b……平板、16c……戸当り、17
……引き出し、18……固定パネル、19……挿
入口、20,21……アタツチメント、20a,
21a……アンカー部、20b,21b……平
板、20c,21c……突板、21d……係止突
条、21e……座、22……押しぶち、23……
L字ブラケツト、24……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱間に横枠を着脱自在に取付けて多面構造の
    枠体を構成し、この枠体の横枠間に、引戸、開き
    戸、パネル、棚板、支切板等のアクセサリーを着
    脱自在に取付けて成る立体収納棚において、隣接
    支柱間ではその各対向面の長手方向に沿つて係止
    溝を設けて、この係止溝にL字状ブラケツトの一
    片をねじ止めしかつこのL字状ブラケツトの他片
    に横枠をねじ止めし、一方において、隣接横枠間
    ではその対向面の長手方向に沿つて溝を設けて、
    この溝に前記アクセサリーを取付けるためのアタ
    ツチメントを嵌合係止し、更に、前記各横枠の内
    側面にその全長にわたり、棚板等を受ける受け部
    材を設けて成ることを特徴とする立体収納棚。
JP11160581U 1981-07-29 1981-07-29 立体収納棚 Granted JPS5817037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11160581U JPS5817037U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 立体収納棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11160581U JPS5817037U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 立体収納棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817037U JPS5817037U (ja) 1983-02-02
JPS638278Y2 true JPS638278Y2 (ja) 1988-03-12

Family

ID=29905946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11160581U Granted JPS5817037U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 立体収納棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5817037U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857316U (ja) * 1971-11-02 1973-07-21
JPS4890923U (ja) * 1972-02-03 1973-11-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5817037U (ja) 1983-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4171150A (en) Mountable storage furniture
US8231187B2 (en) Hinge bracket for a pocket door
JP3525943B2 (ja) キャビネット組立体
US6152553A (en) Modular furniture construction system
US5097771A (en) Wall-mounted shelf unit
US20110115351A1 (en) Modular Case Goods and Components
US9504323B1 (en) Drawer slide structure
US7464946B2 (en) Collapsible storage device/entertainment center
US6904719B2 (en) Storage attachment for deck railing
US20110088332A1 (en) Modular Closet Unit
US10702059B2 (en) Box carcass assembly method
US3250582A (en) Structure for furniture, enclosures and the like
US4735471A (en) Adjustable height bookcase
JPS638278Y2 (ja)
JP5055073B2 (ja) ワゴンユニット
KR101649160B1 (ko) 평면부재를 이용한 입체형 엔틱 콘솔 및 이의 제조방법
JP3232302U (ja) 移動型ダブル折り畳みデスク収納箱体
US10874210B1 (en) Modular closet door and hinge system
JPH078335A (ja) 家具および家具の製造方法
JPS5853869Y2 (ja) 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル
JPH10179299A (ja) 吊下げ棚
JP3633524B2 (ja) レール部材を用いた棚用オプション取付装置
KR200266673Y1 (ko) 조립식 수납 선반
JPS6322957Y2 (ja)
JP3478421B2 (ja) 収納構造