JPH0319149Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0319149Y2 JPH0319149Y2 JP384584U JP384584U JPH0319149Y2 JP H0319149 Y2 JPH0319149 Y2 JP H0319149Y2 JP 384584 U JP384584 U JP 384584U JP 384584 U JP384584 U JP 384584U JP H0319149 Y2 JPH0319149 Y2 JP H0319149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- case
- window
- rotary switch
- thumb rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 10
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の分野》
この考案は、ケース内のローターを手操作で回
転させて表示された数字を切換えていくサムロー
タリースイツチに関する。
転させて表示された数字を切換えていくサムロー
タリースイツチに関する。
《考案の背景》
従来の代表的なサムロータリースイツチの概略
構成を第1図に示している。箱形のケース1内に
ローター2が収納されていて、ケース1の窓部1
aにローター2の周面に付されている多数の数字
のうちの1つが露呈する。このローター2を回転
させ、窓部1aの数字表示を切換える。ローター
2の回転操作のために、ローター2のフランジ状
周面には歯車状突起3が形成されていて、この歯
車状突起3が窓部1aの一側の溝1bからケース
1の外方に突出している。この歯車状突起3に指
をあてて、ローター2を回転させる。
構成を第1図に示している。箱形のケース1内に
ローター2が収納されていて、ケース1の窓部1
aにローター2の周面に付されている多数の数字
のうちの1つが露呈する。このローター2を回転
させ、窓部1aの数字表示を切換える。ローター
2の回転操作のために、ローター2のフランジ状
周面には歯車状突起3が形成されていて、この歯
車状突起3が窓部1aの一側の溝1bからケース
1の外方に突出している。この歯車状突起3に指
をあてて、ローター2を回転させる。
この構成のサムロータリースイツチでは、歯車
状突起3の部分とケース1の溝1bとの間に必ず
隙間を生じることが大きな欠点であつた。歯車状
突起3と3の間は小径となつた凹部であるから、
この凹部が溝1bの縁に位置した状態では、ここ
に大きな隙間ができる。この隙間があると、ゴミ
や粉塵などが内部に進入し、スイツチの接触不良
や接触子の浮きなどの故障を発生しやすい。また
この構造では、突起3にひつかかり、ローター2
を誤回転させやすいという欠点もあつた。
状突起3の部分とケース1の溝1bとの間に必ず
隙間を生じることが大きな欠点であつた。歯車状
突起3と3の間は小径となつた凹部であるから、
この凹部が溝1bの縁に位置した状態では、ここ
に大きな隙間ができる。この隙間があると、ゴミ
や粉塵などが内部に進入し、スイツチの接触不良
や接触子の浮きなどの故障を発生しやすい。また
この構造では、突起3にひつかかり、ローター2
を誤回転させやすいという欠点もあつた。
また従来、防塵構造のサムロータリースイツチ
としてプツシユ式のものが知られている。これ
は、上記表示窓部を透明カバーで塞ぐとともに、
ケース内に押釦式回転駆動機構を内蔵したもの
で、ケース外面に設けられた押釦を押し込むと、
内部のローターが回転するようになつている。こ
の構造のものは、部品点数が多く、組立が面倒
で、したがつて高価となる。
としてプツシユ式のものが知られている。これ
は、上記表示窓部を透明カバーで塞ぐとともに、
ケース内に押釦式回転駆動機構を内蔵したもの
で、ケース外面に設けられた押釦を押し込むと、
内部のローターが回転するようになつている。こ
の構造のものは、部品点数が多く、組立が面倒
で、したがつて高価となる。
《考案の目的》
この考案の目的は、ローターを直接的に回転さ
せる簡単な構造で、ゴミや粉塵などが進入しやす
い大きな隙間をなくすとともに、ローターを不用
意に誤回転させることがないようにしたサムロー
タリースイツチを提供することにある。
せる簡単な構造で、ゴミや粉塵などが進入しやす
い大きな隙間をなくすとともに、ローターを不用
意に誤回転させることがないようにしたサムロー
タリースイツチを提供することにある。
《考案の構成と効果》
上記の目的を達成するために、この考案は、ケ
ース外方に突出するローターの突起をなくし、ロ
ーターのケース窓部に露呈する部分に複数の操作
孔を形成し、この操作孔にボールペンのような棒
状突起を差し込んでローターを回転させるように
構成したことを特徴とする。
ース外方に突出するローターの突起をなくし、ロ
ーターのケース窓部に露呈する部分に複数の操作
孔を形成し、この操作孔にボールペンのような棒
状突起を差し込んでローターを回転させるように
構成したことを特徴とする。
この構成によれば、ケースの窓部周辺に従来の
ような大きな隙間はできず、ゴミや粉塵の進入を
防ぐことができる。またローターに係わる突出物
がないので、ローターを誤つて回転させてしまう
ことがなくなる。
ような大きな隙間はできず、ゴミや粉塵の進入を
防ぐことができる。またローターに係わる突出物
がないので、ローターを誤つて回転させてしまう
ことがなくなる。
《実施例の説明》
第2図と第3図はこの考案に係るサムロータリ
ースイツチの一実施例を示している。両図におい
て、4は箱形のケース、5は多連取付用のツメ、
6はケース4に内蔵されたローター、9はケース
4の一部をなすプリント基板である。
ースイツチの一実施例を示している。両図におい
て、4は箱形のケース、5は多連取付用のツメ、
6はケース4に内蔵されたローター、9はケース
4の一部をなすプリント基板である。
ケース4の正面部分には四角の窓部4aが形成
されており、この部分にローター6の周面の一部
が露呈している。ローター6の周面には数字が付
されており、ローター6の回転位置に応じて1つ
の数字が窓部4aに表示される。図では「3」が
表示されている。
されており、この部分にローター6の周面の一部
が露呈している。ローター6の周面には数字が付
されており、ローター6の回転位置に応じて1つ
の数字が窓部4aに表示される。図では「3」が
表示されている。
また、ローター6の円周面には一定間隔をおい
て多数の操作孔7,7,…が形成されており、ロ
ーター6がどの位置にあつても、操作孔7の少な
くとも1つが必ず窓部4aに露呈する。ローター
6を回転させるには、ボールペンの先端のような
棒状突起10を操作孔7に差し込み、これに力を
加えてローター6を任意の方向に回転させる。ロ
ーター6とケース4の接する部分の隙間をできる
限り小さくしても、ローター6の回転操作には何
ら支障はない。
て多数の操作孔7,7,…が形成されており、ロ
ーター6がどの位置にあつても、操作孔7の少な
くとも1つが必ず窓部4aに露呈する。ローター
6を回転させるには、ボールペンの先端のような
棒状突起10を操作孔7に差し込み、これに力を
加えてローター6を任意の方向に回転させる。ロ
ーター6とケース4の接する部分の隙間をできる
限り小さくしても、ローター6の回転操作には何
ら支障はない。
第1図は従来のサムロータリースイツチの正面
図、第2図はこの考案の一実施例によるサムロー
タリースイツチの回転操作状態の斜視図、第3図
は本考案の同上スイツチの一部破断側面図であ
る。 4……ケース、4a……窓部、6……ロータ
ー、7……操作孔、10……棒状突起。
図、第2図はこの考案の一実施例によるサムロー
タリースイツチの回転操作状態の斜視図、第3図
は本考案の同上スイツチの一部破断側面図であ
る。 4……ケース、4a……窓部、6……ロータ
ー、7……操作孔、10……棒状突起。
Claims (1)
- ケース内にローターが収納され、そのローター
の一部が上記ケースの窓部に露呈しており、上記
ローターの上記窓部に露呈する部分に複数の操作
孔が形成され、この操作孔に棒状突起を差し込ん
で上記ローターを回転させるように構成したこと
を特徴とするサムロータリースイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP384584U JPS60115424U (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | サムロ−タリ−スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP384584U JPS60115424U (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | サムロ−タリ−スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115424U JPS60115424U (ja) | 1985-08-05 |
JPH0319149Y2 true JPH0319149Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=30478853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP384584U Granted JPS60115424U (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | サムロ−タリ−スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115424U (ja) |
-
1984
- 1984-01-13 JP JP384584U patent/JPS60115424U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60115424U (ja) | 1985-08-05 |
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