JPH09171763A - 漏電表示ボタン付き漏電遮断器 - Google Patents

漏電表示ボタン付き漏電遮断器

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JPH09171763A
JPH09171763A JP33289295A JP33289295A JPH09171763A JP H09171763 A JPH09171763 A JP H09171763A JP 33289295 A JP33289295 A JP 33289295A JP 33289295 A JP33289295 A JP 33289295A JP H09171763 A JPH09171763 A JP H09171763A
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JP
Japan
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earth leakage
display button
breaker
case
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP33289295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Moriai
森合  浩
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】漏電表示ボタンの隙間から塵埃が侵入するのを
防止する。 【解決手段】漏電したときにケース外表面から突出する
漏電表示ボタン4を備えた漏電遮断器1において、漏電
表示ボタン4を覆う防塵カバー7が、ケース外表面に取
り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、漏電表示ボタン
の隙間から塵埃が侵入するのを防止した漏電遮断器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の漏電表示ボタン付き漏電
遮断器の構成を示す斜視図である。漏電遮断器1が、手
動ハンドル2およびテストボタン3、漏電表示ボタン4
を備えている。漏電遮断器1は、主回路に漏電が生じた
り、過電流が流れたりすると、自動的に主回路を遮断動
作するものである。手動ハンドル2は、漏電遮断器1が
介装された主回路を手動で開閉するものであり、テスト
ボタン3は、押すことによって漏電遮断器1が正常に動
作するか否かを試すものである。また、漏電表示ボタン
4は、漏電遮断器1が漏電によって動作したときに、自
動的に突出することによって漏電で動作したことを示す
ものである。図4は、漏電遮断器1が投入状態にあると
きの構成を示す。
【0003】図5は、漏電遮断器が漏電によって動作し
たときの状態を示す要部拡大斜視図である。漏電遮断器
1が、漏電または過電流によって遮断動作すると、手動
ハンドル2が手前側へ動きONとOFFの中間まで来て
止まる。その際、漏電遮断器1が、漏電によって遮断動
作した場合だけ漏電表示ボタン4が突出した状態にな
る。この突出によって、漏電遮断器1が、漏電によって
動作したのか、過電流によって動作したのかを知ること
ができる。復帰させるときは、手動ハンドル2を奥行き
側のONの位置に倒せば、漏電表示ボタン4も、それに
応じて自動的に元の位置に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、漏電表示ボタンの隙間から塵埃
が入り易いという問題があった。図6は、図5のZ部拡
大斜視図である。漏電遮断器1の表面の穴5から漏電表
示ボタン4が突出しているが、穴5と漏電表示ボタン4
との間に隙間6が明いている。その間隙寸法Gは、0.
5mm前後であり、この隙間6から塵埃が入り易い。特
に、漏電遮断器1の置かれた場所に塵埃が多く存在し悪
環境だった場合、塵埃が漏電遮断器1内に入り込み、漏
電遮断器誤動作の要因になっていた。この隙間6は、穴
5から漏電表示ボタン4をスムーズに突出させるため
に、ある程度の間隙寸法Gが必要である。
【0005】この発明の目的は、漏電表示ボタンの隙間
から塵埃が侵入するのを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、ケース外表面の中央部に設けら
れた手動ハンドルの突出部と、ケース外表面に設けら
れ、漏電したときにケース外表面から突出する漏電表示
ボタンとを備えた漏電遮断器において、前記漏電表示ボ
タンを覆う透明なボタンカバー部を有し、前記ケース外
表面に前記手動ハンドルの突出部の側面が当接するよう
に貼り付けられる防塵カバーを設けたものとするとよ
い。それによって、漏電表示ボタン周囲の隙間から塵埃
が侵入するのが防止される。手動ハンドルの突出部の側
面は、防塵カバーを貼り付けるときの位置決めガイドに
なっている。
【0007】また、かかる構成において、防塵カバー
は、ケース外表面より突出して設けられたテストボタン
と対応する位置に切欠部を有する。防塵カバーをテスト
ボタンの周りまで拡げ、切欠部内にテストボタンを嵌め
込むようにして防塵カバーを貼り付ける。これにより、
テストボタンも防塵カバーを貼り付けるときの位置決め
ガイドになる。
【0008】また、かかる構成において、防塵カバー
が、漏電遮断器の名称や定格などを表示する銘板と接着
層とで一体に形成され、ケース外表面の取付部に貼り付
けられる。これによって、防塵カバーを銘板と一緒に取
り付けることができる また、かかる構成において、銘板は、ケース外表面の取
付部に防塵カバーを取付けた際、取付部より突出する可
撓性の折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を折り曲げて
取付部の側面に貼り付ける。この取付部の折り曲げによ
って、防塵カバーがケース外表面の取付部に確実に取り
付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる漏電表
示ボタン付き漏電遮断器の構成を示す分解斜視図であ
る。図1の内、漏電遮断器1は、図4の従来の構成と同
じである。従来と同じ部分には同一参照符号を付け、詳
細な説明は省略する。この漏電遮断器1のケース外表面
の取付部1Bに銘板8と一体になった透明な防塵カバー
7が貼り付けられる。銘板8には、図1では何も記入さ
れていないが、漏電遮断器1の名称や定格などが表示さ
れる。
【0010】図2は、漏電遮断器1のケース外表面の取
付部1Bに、銘板8と一体になった防塵カバー7が取り
付けられた状態を示す要部拡大斜視図であり、図3は、
図1の銘板8と防塵カバー7の構成を示す図である。図
3の(A)は平面図であり、銘板8に切欠部8Bが形成
されるとともに、図2の取付部1Bに防塵カバー7を取
り付けた際、その取付部1Bより突出する可撓性の折り
曲げ部8Aが形成されている。
【0011】図3の(B)は図3(A)のX−X断面図
であり、銘板8の右側の面に防塵カバー7が接着されて
いる。透明な防塵カバー7は、凹みからなるボタンカバ
ー部7Aを備え、このボタンカバー部7Aは、銘板8の
上部の穴8Cに嵌め込まれている。ボタンカバー部7A
の凹み内に後述の漏電表示ボタンが入り込む。図3の
(C)は図3(B)のY部拡大断面図であり、銘板8と
防塵カバー7と接着層9とが一体に形成されている。こ
の接着層9は、図3(B)のボタンカバー部7Aを除
き、防塵カバー7の全面に設けられている。
【0012】図2に戻り、銘板8を、漏電遮断器1の突
出部1Aの側面1Cに沿わせるとともに、その切欠部8
Bを漏電遮断器1のテストボタン3に沿わせた状態で、
漏電遮断器1のケース外表面の取付部1Bに貼り付け
る。すなわち、突出部1Aの側面1Cやテストボタン3
がガイドになるので、防塵カバー7のボタンカバー部7
Aを漏電表示ボタンの上に正確に配置することができ
る。さらに、銘板8の折り曲げ部8Aは、折り曲げられ
た後、取付部1Bの側面1Cに貼り付けられる(図3の
(A)において、折り曲げ部8Aの裏面部分には、防塵
カバー7がなく、接着剤だけが付いている)。したがっ
て、防塵カバー7および銘板8を取付部1Bに確実に取
り付けることができ、後で銘板8や防塵カバー7が剥が
れるようなことがなくなる。防塵カバー7のボタンカバ
ー部7Aの凹み空間は、漏電表示ボタンが突出しても当
たらないような大きさにしておけば、漏電遮断器1が漏
電で動作したときに漏電表示ボタンが、そのボタンカバ
ー部7A内に入り込むことができる。防塵カバー7をポ
リカーボネ−トなどの透明材にしておけば、漏電表示ボ
タンの突出の有無を外部から確認することができる。し
かも、漏電表示ボタンが、防塵カバー7で覆われている
ので、例え、周囲で塵埃が舞っていても漏電遮断器1内
に入り込むことはない。また、防塵カバー7は、既設の
漏電遮断器1にも使用中に簡単に貼り付けることができ
る。
【0013】なお、図2において、防塵カバー7は、必
ずしも銘板8と一体でなくてもよい。防塵カバー7のボ
タンカバー部7Aだけのもので漏電表示ボタンを覆って
もよい。防塵カバー7を銘板8と一体にすることによっ
て、ボタンカバー部7Aの位置決めが容易になるととも
に、銘板8が漏電遮断器1に必ず貼り付けられるので、
防塵カバー7の取り付けを忘れることがなくなる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、漏電表示ボタンを覆
う透明なボタンカバー部を有し、ケース外表面に手動ハ
ンドルの突出部の側面が当接するように貼り付けられる
防塵カバーを設ける。それによって、漏電表示ボタン周
囲の隙間から塵埃が侵入するのが防止され、漏電遮断器
が塵埃の多い場所で用いられても誤動作することがなく
なる。しかも、ケース外表面の突出部の側面がガイドに
なり、防塵カバーを漏電表示ボタンの存在する位置に正
確に取り付けることができ、防塵カバーの取り付け作業
が容易になる。また、既設の装置にも使用中に防塵カバ
ーを簡単に貼り付けることができる。
【0015】また、かかる構成において、防塵カバー
は、ケース外表面より突出して設けられたテストボタン
と対応する位置に切欠部を有する。防塵カバーをテスト
ボタンの周りまで拡げ、切欠部内にテストボタンを嵌め
込むようにして防塵カバーを貼り付ける。これにより、
テストボタンも防塵カバーを貼り付けるときの位置決め
ガイドになり、防塵カバーを漏電表示ボタンの存在する
位置により正確に取り付けることができる。
【0016】また、かかる構成において、防塵カバー
が、漏電遮断器の名称や定格などを表示する銘板と接着
層とで一体に形成され、ケース外表面の取付部に貼り付
けられる。これによって、防塵カバーを銘板と一緒に取
り付けることができる。銘板は、漏電遮断器に必ず貼り
付けられるので、防塵カバーの取り付け忘れがなくなる
という効果がある。
【0017】また、かかる構成において、銘板は、ケー
ス外表面の取付部に防塵カバーを取付けた際、取付部よ
り突出する可撓性の折り曲げ部を有し、この折り曲げ部
を折り曲げて取付部の側面に貼り付ける。この取付部の
折り曲げによって、防塵カバーをケース外表面の取付部
に確実に取り付けることができ、後で銘板や防塵カバー
が剥がれるようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる漏電表示ボタン付き
漏電遮断器の構成を示す分解斜視図
【図2】漏電遮断器に銘板と一体になった防塵カバーが
取り付けられた状態を示す要部拡大斜視図
【図3】図1の銘板と防塵カバーの構成を示す図であ
り、図3の(A)は平面図、図3の(B)は図3(A)
のX−X断面図、図3(C)は図3(B)のY部拡大断
面図
【図4】従来の漏電表示ボタン付き漏電遮断器の構成を
示す斜視図
【図5】漏電遮断器が漏電によって動作したときの状態
を示す要部拡大斜視図
【図6】図5のZ部拡大斜視図
【符号の説明】
1:漏電遮断器、1A:突出部、1B:取付部、1C:
側面、2:手動ハンドル、3:テストボタン、4:漏電
表示ボタン、5:穴、6:隙間、7:防塵カバー、7
A:ボタンカバー部、8:銘板、8A:折り曲げ部、8
B:切欠部、9:接着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース外表面の中央部に設けられた手動ハ
    ンドルの突出部と、ケース外表面に設けられ、漏電した
    ときにケース外表面から突出する漏電表示ボタンとを備
    えた漏電遮断器において、前記漏電表示ボタンを覆う透
    明なボタンカバー部を有し、前記ケース外表面に前記手
    動ハンドルの突出部の側面が当接するように貼り付けら
    れる防塵カバーを設けたことを特徴とする漏電表示ボタ
    ン付き漏電遮断器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の漏電表示ボタン付き漏電
    遮断器において、防塵カバーは、ケース外表面より突出
    して設けられたテストボタンと対応する位置に切欠部を
    有することを特徴とする漏電表示ボタン付き漏電遮断
    器。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは2に記載の漏電表示ボタ
    ン付き漏電遮断器において、防塵カバーが、漏電遮断器
    の名称や定格などを表示する銘板と接着層とで一体に形
    成され、ケース外表面の取付部に貼り付けられてなるこ
    とを特徴とする漏電表示ボタン付き漏電遮断器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の漏電表示ボタン付き漏電
    遮断器において、前記銘板は、ケース外表面の取付部に
    防塵カバーを取付けた際、該取付部より突出する可撓性
    の折り曲げ部を有し、該折り曲げ部を折り曲げて取付部
    の側面に貼り付けたことを特徴とする漏電表示ボタン付
    き漏電遮断器。
JP33289295A 1995-12-21 1995-12-21 漏電表示ボタン付き漏電遮断器 Pending JPH09171763A (ja)

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JPH09171763A true JPH09171763A (ja) 1997-06-30

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ID=18259975

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JP (1) JPH09171763A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093275A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Chudenko Corp 漏電遮断器のテストボタン用保護カバー
JP2014229454A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 独立行政法人日本原子力研究開発機構 漏電遮断器のテストボタン誤操作防止カバーおよびそれを用いた漏電遮断器
JP2017026048A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 株式会社フジキン 流体制御器用銘板付きハンドル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093275A (ja) * 2011-10-27 2013-05-16 Chudenko Corp 漏電遮断器のテストボタン用保護カバー
JP2014229454A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 独立行政法人日本原子力研究開発機構 漏電遮断器のテストボタン誤操作防止カバーおよびそれを用いた漏電遮断器
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