JP2002042630A - 回路遮断器の防水装置 - Google Patents

回路遮断器の防水装置

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JP2002042630A
JP2002042630A JP2000224672A JP2000224672A JP2002042630A JP 2002042630 A JP2002042630 A JP 2002042630A JP 2000224672 A JP2000224672 A JP 2000224672A JP 2000224672 A JP2000224672 A JP 2000224672A JP 2002042630 A JP2002042630 A JP 2002042630A
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Masato Kasaya
正人 傘谷
Takashi Kitamura
孝 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路遮断器から外れ難い回路遮断器の防水装
置を提供する。 【解決手段】回路遮断器10のハンドル13及び器体1
1前面を覆う本体1と、本体1の周部から延出され、器
体11の前板12周縁部を本体1との間に挟み込む挟持
片2と、本体1の周部外側から突出され、先端が本体1
及び挟持片2の挟み込み方向で挟持片2に対して本体1
と反対側に位置するシール片3とを備えた弾性体から構
成する。本体1と挟持片2との間に器体11の周縁部1
2aを挟み込むことによって、回路遮断器10から外れ
難くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器に被着
され、水滴等が回路遮断器の内部に侵入するのを防止す
る回路遮断器の防水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図10に示すように、電気機
器50に組み込まれる回路遮断器40に被着され、水滴
等が回路遮断器40の内部に侵入するのを防止する回路
遮断器40の防水装置60が提供されている(実開平1
−142142号公報,特開平10−241539号公
報参照)。
【0003】回路遮断器40は、前面からハンドル43
を突出させて、ハンドル43の操作に連動して開閉駆動
される接点部を収納する略箱状の器体41を備え、防水
装置60は、ゴム材などの弾性体から成り、回路遮断器
40のハンドル43及び器体41前面を覆うように形成
されている。また電気機器50は、電気部材などを収納
する筐体51と、筐体51内部に配設され、回路遮断器
40を固定する固定部53とを備えている。
【0004】防水装置60は、器体41の背面側が電気
機器50の固定部53に固定された回路遮断器40に、
ハンドル43及び器体41前面を覆うように被着され、
回路遮断器40は、防水装置60に覆われたハンドル4
3及び器体41前面のみが筐体51に形成された開口孔
54から露出するように電気機器50に組み込まれる。
【0005】上述のように回路遮断器40が電気機器5
0に組み込まれたときには、筐体51の開口孔54周辺
部は、回路遮断器40の器体41前面との間に防水装置
60の周部が位置するように配置されるので、防水装置
60を回路遮断器40から外れ難くしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
電気機器50の内部を点検する場合などに筐体51を開
いたときには、防水装置60は回路遮断器40から外れ
易くなってしまうといった問題があった。
【0007】また、防水装置60に覆われた回路遮断器
40の器体41前面とハンドル43を筐体51に形成さ
れた開口孔54から露出させて、筐体51の開口孔54
周辺部を、回路遮断器40の器体41前面との間に防水
装置60の周部が位置するように配置させるには、回路
遮断器40が筐体51とは別体の固定部53に固定され
ているため、回路遮断器40の器体41前面と筐体51
の開口孔54周辺部との位置合わせが煩わしいといった
問題があった。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、回路遮断器から外れ難い回路遮断器の防水装
置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、前面からハンドルを突出させ、
ハンドルの操作に連動して開閉駆動される接点部を収納
するとともに、前記前面を一面とする前板の周縁部が側
面から突出するように延出された略箱状の器体を備え
て、開口孔を有する取付板に、器体を背面側から開口孔
に挿入し、取付板の開口孔周辺部に器体の前板周縁部を
略対向させて取り付けられる回路遮断器に被着され、水
滴などの器体内部への侵入を防止する回路遮断器の防水
装置であって、ハンドル及び器体前面を覆う本体と、本
体の周部から延出され、器体の前板周縁部を本体との間
に挟み込む挟持片と、本体の周部外側から突出され、先
端が本体及び挟持片の挟み込み方向で挟持片に対して本
体と反対側に位置するシール片とを備えた弾性体から成
ることを特徴とし、本体と挟持片との間に器体の前板周
縁部を挟み込むことによって、回路遮断器から外れ難く
することができ、例えば取付板が電気機器の筐体や他の
箱体を構成する一部であって、電気機器や箱体の内部を
点検するときに、取付板を電気機器や箱体から取り外し
た場合でも、本体と挟持片との間に器体の前板周縁部が
挟み込まれた状態が維持されて、回路遮断器から外れ難
くすることができ、さらにシール片の先端が本体及び挟
持片の挟み込み方向で挟持片に対して本体と反対側に位
置することによって、回路遮断器に被着された後に、こ
の回路遮断器を取付板に取り付けたときには、シール片
の先端が取付板に当接してシール片が撓み、シール片の
弾性力により先端を取付板に密着させて、水滴などが回
路遮断器の器体内部に侵入するのをさらに防ぐことがで
きる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、シール片は、本体及び挟持片の挟み込み方向で本体
から挟持片側に離れる向きに向かって、本体の周部から
外側に傾斜して突出したことを特徴とし、回路遮断器に
被着された後に、この回路遮断器を取付板に取り付けた
ときには、シール片の先端を本体の内側に入り込ませず
確実に外側に向けて取付板に密着させ、より確実に水滴
などの侵入を防ぐことができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、回路遮断器の器体前面には、器体前面に略垂
直な方向に押し込むことによって操作され、操作される
ことにより回路遮断器の動作確認を可能とするテスト釦
が配設されてあって、回路遮断器に被着されたとき、本
体のテスト釦に略対向する部位には、テスト釦との間に
隙間が空くように器体前面と反対側に膨出する膨出部が
形成され、膨出部の内側には、テスト釦の押し込み方向
に沿って突出し、先端をテスト釦に略対向させた突起部
が設けられたことを特徴とし、テスト釦を操作するとき
には、膨出部の先端をテスト釦の押し込み方向に沿って
押し込み、膨出部を撓ませながら膨出部内の突起部にテ
スト釦を押し込ませることによって、テスト釦を操作す
るのにテスト釦を押し込む力と、膨出部を撓ませる力が
必要となり、テスト釦を不用意に操作してしまうのを防
ぐことができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
の発明において、回路遮断器は、器体の側面に、器体の
開口孔への挿入方向と略垂直な方向に撓み自在の弾性引
掛部を1乃至複数個備え、器体の前板周縁部と弾性引掛
部との間に、取付板の開口孔周辺部を挟んで取付板に取
り付けられるものであって、本体には、器体の前板周縁
部と弾性引掛部との間に取付板の開口孔周辺部を介して
挟み込まれて保持される保持部が一体に形成されたこと
を特徴とし、回路遮断器に被着された後に、この回路遮
断器を取付板に取り付けたときには、保持部が器体の前
板周縁部と弾性引掛部との間に取付板の開口孔周辺部を
介して挟み込まれて保持されることによって、回路遮断
器からさらに外れ難くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本実施形態は、図1に示すよう
に、回路遮断器10に被着されて水滴などの回路遮断器
10内部への侵入を防止するものである。
【0014】本実施形態が被着される回路遮断器10
は、図2に示すように、前面からハンドル13を突出さ
せ、ハンドル13の操作に連動して開閉駆動される接点
部(図示せず)を収納するとともに、前記前面を一面と
する前板12の周縁部12aが側面から突出するように
延出された略矩形箱状の器体11を備えて、略矩形状の
開口孔21を有する取付板20に、器体11を背面側か
ら開口孔21に挿入し、取付板20の開口孔21周辺部
に器体11の周縁部12aを略対向させて取り付けられ
る。
【0015】上述の取付板20は、箱体の蓋体や、例え
ば厨房に配置される食器乾燥機、ビールサーバーなどの
電気機器の筐体を構成する一部であって、回路遮断器1
0はこの取付板20に取り付けられることによって箱体
や電気機器に組み込まれる。
【0016】回路遮断器10の器体11は、一面を開口
する略矩形箱状のボディ11aと、上述のハンドル13
を突出させる前面を一面とする前板12、及び前板12
の背面から周縁に沿って突出する周壁15を有して、ボ
ディ11aの開口を塞ぐように取り付けられるカバー1
1bとから成り、カバー11bは、ボディ11aの開口
面周辺に設けられた係止爪15bを、カバー11bの周
壁15に設けられた略矩形状の係止孔15a周辺に係止
させることによって、ボディ11aに取り付けられる。
そして、器体11の側面は、ボディ11aの側壁14の
外側の面と、カバー11bの周壁15の外側の面とから
成る。
【0017】器体11の内部には、上述の接点部と、接
点部を開閉駆動させるための開閉駆動機構と、回路遮断
器10の動作確認を行うためのテスト機構(図示せず)
が備えられ、背面側からは、電源側または負荷側の電線
に接続される端子板17が突出されている。
【0018】カバー11bの前板12には、ハンドル1
3を突出させるための略矩形状の開口部18が形成され
るとともに、前板12の長手方向の一端側には、前面に
略垂直な方向に押し込むことによって操作され、操作さ
れることにより上述のテスト機構を動作させるテスト釦
16を露出させるための略円状のテスト釦用開口部19
が形成され、さらにテスト釦用開口部19周辺には前面
から略垂直に突出してテスト釦用開口部19を囲む囲い
壁19aが形成されている。ここで、ボディ11aにカ
バー11bを取り付けたときには、ハンドル13が器体
11の前板12前面から突出するとともに、テスト釦1
6がテスト釦開口部19内に、囲い壁19aと略面一に
なるように配設される。
【0019】さらにカバー11bの長手方向の両端側に
位置する周壁15には、取付板20に設けられた開口孔
21への器体11の挿入方向と略垂直な方向に撓み自在
の略U字状の弾性引掛部15cが1対づつ、略U字状の
一端側から連設させている。
【0020】上述のような回路遮断器10を取付板20
に取り付けるときには、図3に示すように、器体11の
背面側から取付板20の開口孔21に挿入する。このと
き、上述の弾性引掛部15cは、取付板20の開口孔2
1周辺部に押圧されて、撓みながら挿入される。カバー
11bの前板12の周縁部12aが、取付板20の開口
孔21周辺部に近づくと、取付板20の開口孔21周辺
部による弾性引掛部15cへの押圧が解かれて、弾性引
掛部15cは、カバー11bの周縁部12aとの間に取
付板20の開口孔21周辺部を挟み込む。これにより、
回路遮断器10は器体11の周縁部12aを取付板20
の開口孔21周辺部に略対向させて、取付板20に取り
付けられ、例えば取付板20を筐体の一部として有する
電気機器に組み込まれる。また、弾性引掛部15cの先
端部外側の面には、略三角状の複数の溝が設けられ、先
端部が全体的に基端側から先端側にかけて先細りするよ
うに形成されていることによって、回路遮断器10を開
口孔21に挿入し易く、且つ開口孔21から抜け難くし
ている。
【0021】ところで本実施形態は、図4〜図8に示す
ように、回路遮断器10のハンドル13及び器体11の
前面を覆う本体1と、本体1の周部から延出され、器体
11の周縁部12aを本体1との間に挟み込む挟持片2
と、本体1の周部外側から突出するシール片3とを備え
たゴム材などの弾性体から成って、図3に示すように、
回路遮断器10に被着された後に、回路遮断器10が上
述のように取付板20に取り付けられる。
【0022】本体1は、周辺が背面側に滑らかに反り返
るように突出して全体的に略矩形平板状に形成され、器
体11の前面を覆う主部1dと、主部1dから器体11
の前面と反対側に略矩形状に膨出してハンドル13を覆
うハンドル用膨出部1aと、主部1dのテスト釦16に
略対向する部位にあってテスト釦16との間に隙間が空
くように器体11の前面と反対側に略円筒状に膨出する
テスト釦用膨出部1bとからなる。また、テスト釦用膨
出部1bの先端部内側の略中央には、略垂直に突出する
突起部1cが設けられて、この突起部1cは、テスト釦
16の押し込み方向に沿って突出して、先端をテスト釦
16に略対向させる。
【0023】挟持片2は、本体1の主部1d周辺の内側
から主部1dと略対向するように延出されている。これ
により、本実施形態が回路遮断器10に被着されたとき
には、挟持片2が器体11の周縁部12aを本体1との
間に挟み込んで、回路遮断器10から外れ難くすること
ができる。例えば取付板20が箱体の蓋体や電気機器の
筐体を構成する一部であって、箱体や電気機器の内部を
点検するときに、取付板20を箱体や電気機器から取り
外した場合でも、本体1と挟持片2との間に器体11の
周縁部12aが挟み込まれた状態が維持されて、回路遮
断器10から外れ難くすることができ、本実施形態に付
着した水滴などが器体11内部に侵入し難くすることが
できる。
【0024】また、本実施形態では、図9に示すよう
に、本実施形態が被着された回路遮断器10を取付板2
0に取り付けたときに、回路遮断器10の器体11の周
縁部12aと弾性引掛部15cとの間に取付板20の開
口孔21周辺部を介して挟まれて保持される保持部を、
挟持片2としている。これにより、本実施形態が被着さ
れた回路遮断器10を取付板20に取り付けたときに
は、挟持片2が周縁部12aと弾性引掛部15cとの間
に取付板20の開口孔21周辺部を介して挟まれて、回
路遮断器10からさらに外れ難くすることができる。
【0025】シール片3は、本体1及び挟持片2の挟み
込み方向で本体1から挟持片2側に離れる向きに向かっ
て、本体1の周部から外側に傾斜して突出し、先端が本
体1及び挟持片2の挟み込み方向で挟持片2に対して本
体1と反対側に位置している。これにより、本実施形態
が被着された回路遮断器10を取付板20に取り付けた
ときには、上述のシール片3の先端が取付板20に当接
することによって、シール片20は撓み、弾性力により
元の状態に戻ろうとして先端を取付板20に密着させ、
例えば水滴などが取付板20の開口孔21を通って回路
遮断器10の器体11内部に侵入しようとするのを防ぐ
ことができる。しかもシール片20は、外側に傾斜して
突出していることによって、先端を本体1の内側に入り
込ませず確実に外側に向けて取付板20に密着させ、よ
り確実に水滴などの侵入を防ぐことができる。
【0026】また、従来例では、回路遮断器40が、電
気機器50の筐体51内部に収められる固定部53に固
定されているので、筐体51の開口孔54周辺部と回路
遮断器40の器体41前面との位置合わせが煩わしかっ
たが、本実施形態では回路遮断器10が従来例の筐体5
1に相当する取付板20に取り付けられるので、煩わし
い位置合わせを要することなく、本実施形態が被着され
た回路遮断器10を電気機器や箱体などに組み込むこと
ができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、前面からハンドルを
突出させ、ハンドルの操作に連動して開閉駆動される接
点部を収納するとともに、前記前面を一面とする前板の
周縁部が側面から突出するように延出された略箱状の器
体を備えて、開口孔を有する取付板に、器体を背面側か
ら開口孔に挿入し、取付板の開口孔周辺部に器体の前板
周縁部を略対向させて取り付けられる回路遮断器に被着
され、水滴などの器体内部への侵入を防止する回路遮断
器の防水装置であって、ハンドル及び器体前面を覆う本
体と、本体の周部から延出され、器体の前板周縁部を本
体との間に挟み込む挟持片と、本体の周部外側から突出
され、先端が本体及び挟持片の挟み込み方向で挟持片に
対して本体と反対側に位置するシール片とを備えた弾性
体から成るので、本体と挟持片との間に器体の前板周縁
部を挟み込むことによって、回路遮断器から外れ難くす
ることができ、例えば取付板が電気機器の筐体や他の箱
体などを構成する一部であって、電気機器や箱体の内部
を点検するときに、取付板を電気機器や箱体から取り外
した場合でも、本体と挟持片との間に器体の前板周縁部
が挟み込まれた状態が維持されて、回路遮断器から外れ
難くすることができ、さらにシール片の先端が本体及び
挟持片の挟み込み方向で挟持片に対して本体と反対側に
位置することによって、回路遮断器に被着された後に、
この回路遮断器を取付板に取り付けたときには、シール
片の先端が取付板に当接してシール片が撓み、シール片
の弾性力により先端を取付板に密着させて、水滴などが
回路遮断器の器体内部に侵入するのをさらに防ぐことが
できるという効果がある。
【0028】請求項2の発明は、シール片は、本体及び
挟持片の挟み込み方向で本体から挟持片側に離れる向き
に向かって、本体の周部から外側に傾斜して突出したの
で、回路遮断器に被着された後に、この回路遮断器を取
付板に取り付けたときには、シール片の先端を本体の内
側に入り込ませず確実に外側に向けて取付板に密着さ
せ、より確実に水滴などの侵入を防ぐことができるとい
う効果がある。
【0029】請求項3の発明は、回路遮断器の器体前面
には、器体前面に略垂直な方向に押し込むことによって
操作され、操作されることにより回路遮断器の動作確認
を可能とするテスト釦が配設されてあって、回路遮断器
に被着されたとき、本体のテスト釦に略対向する部位に
は、テスト釦との間に隙間が空くように器体前面と反対
側に膨出する膨出部が形成され、膨出部の内側には、テ
スト釦の押し込み方向に沿って突出し、先端をテスト釦
に略対向させた突起部が設けられたので、テスト釦を操
作するときには、膨出部の先端をテスト釦の押し込み方
向に沿って押し込み、膨出部を撓ませながら膨出部内の
突起部にテスト釦を押し込ませることによって、テスト
釦を操作するのにテスト釦を押し込む力と、膨出部を撓
ませる力が必要となり、テスト釦を不用意に操作してし
まうのを防ぐことができるという効果がある。
【0030】請求項4の発明は、回路遮断器は、器体の
側面に、器体の開口孔への挿入方向と略垂直な方向に撓
み自在の弾性引掛部を1乃至複数個備え、器体の前板周
縁部と弾性引掛部との間に、取付板の開口孔周辺部を挟
んで取付板に取り付けられるものであって、本体には、
器体の前板周縁部と弾性引掛部との間に取付板の開口孔
周辺部を介して挟み込まれて保持される保持部が一体に
形成されたので、回路遮断器に被着された後に、この回
路遮断器を取付板に取り付けたときには、保持部が器体
の前板周縁部と弾性引掛部との間に取付板の開口孔周辺
部を介して挟み込まれて保持されることによって、回路
遮断器からさらに外れ難くすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す、回路遮断器に取り付けられた
ときの側面断面図である。
【図2】同上の回路遮断器を示す斜視図である。
【図3】同上の回路遮断器及び取付板への取り付け方を
示す説明図である。
【図4】同上の(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は他の側面図である。
【図5】同上の(a)は側面断面図、(b)は他の側面
断面図である。
【図6】同上の背面図である。
【図7】同上の斜視図である。
【図8】同上の(a)は長手方向に沿った周辺の要部断
面図、(b)は長手方向両端側の要部断面図である。
【図9】同上の回路遮断器及び取付板に取り付けられた
状態を示す、要部側面断面図である
【図10】従来例を示す、回路遮断器に取り付けられた
ときの側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 挟持片 3 シール片 10 回路遮断器 11 器体 11a ボディ 11b カバー 12 前板 12a 周縁部 13 ハンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面からハンドルを突出させ、ハンドル
    の操作に連動して開閉駆動される接点部を収納するとと
    もに、前記前面を一面とする前板の周縁部が側面から突
    出するように延出された略箱状の器体を備えて、開口孔
    を有する取付板に、器体を背面側から開口孔に挿入し、
    取付板の開口孔周辺部に器体の前板周縁部を略対向させ
    て取り付けられる回路遮断器に被着され、水滴などの器
    体内部への侵入を防止する回路遮断器の防水装置であっ
    て、ハンドル及び器体前面を覆う本体と、本体の周部か
    ら延出され、器体の前板周縁部を本体との間に挟み込む
    挟持片と、本体の周部外側から突出され、先端が本体及
    び挟持片の挟み込み方向で挟持片に対して本体と反対側
    に位置するシール片とを備えた弾性体から成ることを特
    徴とする回路遮断器の防水装置。
  2. 【請求項2】 シール片は、本体及び挟持片の挟み込み
    方向で本体から挟持片側に離れる向きに向かって、本体
    の周部から外側に傾斜して突出したことを特徴とする請
    求項1記載の回路遮断器の防水装置。
  3. 【請求項3】 回路遮断器の器体前面には、器体前面に
    略垂直な方向に押し込むことによって操作され、操作さ
    れることにより回路遮断器の動作確認を可能とするテス
    ト釦が配設されてあって、回路遮断器に被着されたと
    き、本体のテスト釦に略対向する部位には、テスト釦と
    の間に隙間が空くように器体前面と反対側に膨出する膨
    出部が形成され、膨出部の内側には、テスト釦の押し込
    み方向に沿って突出し、先端をテスト釦に略対向させた
    突起部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の回路遮断器の防水装置。
  4. 【請求項4】 回路遮断器は、器体の側面に、器体の開
    口孔への挿入方向と略垂直な方向に撓み自在の弾性引掛
    部を1乃至複数個備え、器体の前板周縁部と弾性引掛部
    との間に、取付板の開口孔周辺部を挟んで取付板に取り
    付けられるものであって、本体には、器体の前板周縁部
    と弾性引掛部との間に取付板の開口孔周辺部を介して挟
    み込まれて保持される保持部が一体に形成されたことを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の回路遮断器の
    防水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100760643B1 (ko) * 2006-02-09 2007-09-20 제일전기공업 주식회사 방수형 누전차단기
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