JP2007287560A - 防水スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業性がよく、確実なシール性能を確保する。
【解決手段】パネル1との対向面に収容凹部13、および、収容凹部13の外周部に溝部18を有するスイッチケース11と、頭部23がパネル1の取付孔2から突出するように、収容凹部13内に配設された操作部材22と、操作部材22の移動によって作動するように、収容凹部13の底に配設された接点機構(絶縁基板26、弾性部材31)と、操作部材22の頭部23を覆うヘッドカバー部36、ヘッドカバー部36の外周部から延び取付孔2の周囲でパネル1に圧接されて水滴の侵入を防止するパネルシール部37、パネルシール部37と連続し溝部18に嵌入して取り付けられるケースシール部39を有する断面略凹状の防水カバー35と、スイッチケース11の溝部18に配置され、スイッチケース11に防水カバー35を固定する固定部材44とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のバックドアなどに配設したロック装置をアクチュエータなどによって動作させるために、車外に露出するように取り付けられる防水スイッチに関するものである。
例えば、車両のバックドアには、開閉操作するためのハンドルが設けられている。このハンドルには、ラッチを備えたドアロック装置が連結される一方、このドアロック装置は、アクチュエータによって自動開閉可能にも構成されている。このアクチュエータによる自動開閉は、ハンドルの近傍に配設されたスイッチを操作することにより可能としたものがある。
前記スイッチは、ドアパネルの内部に配設されており、その操作部材の頭部だけをパネルから外部に露出させて操作可能に構成している。そして、車両は降雨により濡れるため、前記操作部材の頭部が露出する部分からの水滴の侵入を防止可能な防水スイッチを使用する必要がある。
本発明の防水スイッチに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2002−175736号公報 特開2005−310706号公報
特許文献1には、別体のベースとカバーとからなるスイッチケースと、前記ベース内に配設される操作部材と、同様にベースの内部に配置されて操作部材によって作動される接点機構と、スイッチケース内への浸水を防止するための防水カバーとを備えた防水スイッチが記載されている。そのうち、防水カバーは、操作部材の頭部を覆うヘッドカバー部と、カバーとドアパネルとの間を密閉するパネルシール部と、ベースとカバーとの間を密閉するベースシール部とを備えた構成としている。
特許文献2には同様に、第1ケースと第2ケースとからなるスイッチケースと、操作部材と、接点機構と、防水カバーとを備えた防水スイッチが記載されている。そのうち、防水カバーは、操作部材の頭部を覆い第2ケースの開口から露出されるヘッドカバー部と、第1および第2ケース間に挟持される挟持部とを備えた構成としている。
しかしながら、特許文献1に記載の防水スイッチは、フランジ状に突出する平行なパネルシール部とヘッドシール部とを有する複雑な構成であるため、組立作業性が悪いという問題がある。
また、特許文献2に記載の防水スイッチは、防止カバーを、エラストマーなどの弾性を有する樹脂により第2ケースに一体成形しており、このエラストマーは洗車時に高い水圧が加わると破損してしまうという問題がある。
さらに、各特許文献の防水スイッチは、いずれもスイッチケースが別体からなり、これらの間に防水カバーを挟持する構成であるため、各部品の寸法精度のバラツキにより、部分的にシール性能が不足する箇所が生じる。この場合、温度変化によりスイッチケースの内圧が変化すると、その部分から圧力差で浸水することもある。しかも、これらのスイッチケースは、特に奥行きが大型化するという問題がある。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、組立作業性がよく、確実なシール性能を確保できる防水スイッチを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の防水スイッチは、パネルの取付孔の内側に配設され、前記パネルとの対向面に収容凹部、および、該収容凹部の外周部に溝部を有するスイッチケースと、頭部が前記パネルの取付孔から突出するように、前記収容凹部内に配設された操作部材と、前記操作部材の移動によって作動するように、前記収容凹部の底に配設された接点機構と、前記操作部材の頭部を覆うヘッドカバー部、該ヘッドカバー部の外周部から延び前記取付孔の周囲で前記パネルに圧接されて水滴の侵入を防止するパネルシール部、該パネルシール部と連続し前記溝部に嵌入して取り付けられるケースシール部を有する断面略凹状の防水カバーと、前記スイッチケースの溝部に配置され、該スイッチケースに前記防水カバーを固定する固定部材とを備えた構成としている。
本発明の防水スイッチでは、単独のスイッチケースに対して接点機構および操作部材を配置し、防水カバーを嵌め込むとともに固定部材を装着することにより、組み立てることができるため、作業性を向上できるとともに、全体の小型化を図ることができる。また、スイッチケースは、パネルの内側に配設され、パネルの取付孔からは操作部材の頭部しか突出しないため、外観が損なわれることを防止できる。
そして、防水カバーは、収容凹部の外周部に形成した溝部に嵌め込むだけであるため、形状も簡素であるうえ、組立組付作業性も向上できる。また、その成形材料はゴムで十分可能であるため、エラストマーで構成した場合のように、耐圧不足の問題も生じない。さらに、防水カバーは断面略凹状をなし、スイッチケースとのシールは、その外周部であるケースシール部をスイッチケースの溝部に嵌入することによりなされる。そのため、外気および水滴は、ケースシール部の外側面と溝部の外周壁の内面との間から、溝部の底を経由して、ケースシール部の内側面と溝部の内周壁の外面を経て、略U字形状の隙間を通過しなければ侵入できない。よって、シールに係る接触面積を多くすることが可能であるため、十分な防水性能を確保した防水スイッチを量産できる。
この防水スイッチでは、前記ケースシール部を厚肉のブロック体とすることが好ましい。このようにすれば、防水カバーのケースシール部の強度を確保できるため、組立作業性を更に向上できる。
また、前記ケースシール部に、前記固定部材を配設する段部を設けることが好ましい。このようにすれば、防水カバーと固定部材との係り代を大きくできるため、確実に固定できる。
さらに、前記溝部を形成する外周壁に、前記固定部材の弾性係止片が係合する係止孔を設けることが好ましい。このようにすれば、スイッチケースに対して防水カバーを離脱不可能に確実に装着できる。
さらにまた、前記防水カバーのケースシール部の内外面に、全周にわたって突出する凸部を設け、該凸部を前記ケースシール部の溝部の内面に圧接することが好ましい。このように、ケースシール部の内外面の全面をスイッチケースの溝部に圧接させずに、少なくとも内外面に設けた2つの凸部をスイッチケースの溝部の内面に圧接して防水する構成とすれば、ケースシール部を溝部へ装着する際に、これらの摩擦が軽減させるため、装着作業性を向上できる。
本発明の防水スイッチでは、単独のスイッチケースに対して接点機構および操作部材を配置し、防水カバーを嵌め込むとともに固定部材を配設するだけで組み立てることができるため、作業性を向上できるとともに、全体の小型化を図ることができる。また、防水カバーとスイッチケースとのシールは、ケースシール部と溝部との間の略U字形状の接触領域で行われるため、十分な防水性能を確保した防水スイッチを量産できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1(A),(B),(C)は、本発明の実施形態に係る防水スイッチ10を示す。この防水スイッチ10は、車両のバックドアなどのドアパネル1に配設した図示しないロック装置をアクチュエータによって動作させるために、操作部のみを車外に露出するように取り付けられるもので、大略、スイッチケース11と、操作部材22と、接点機構と、防水カバー35と、固定部材44とを備えている。
前記スイッチケース11は、ドアパネル1の取付孔2の内側(車内側)に配設されるもので、図2および図3(A),(B)に示すように、直方体形状をなし、その両端にドアパネル1に固定するためのブラケット部12を形成したものである。このスイッチケース11には、ドアパネル1との対向面に開口部が長方形状をなす収容凹部13が設けられている。この収容凹部13の底には、接点機構を構成する絶縁基板26を配設する基板配設部14が設けられている。この基板配設部14は、絶縁基板26に接続した配線28を引き出すために外部に連通した配線引出部15を備えている。また、収容凹部13の両端には、操作部材22の端部が進入される進入部16が設けられるとともに、ガイド凸部17が設けられている。
前記収容凹部13の外周部には、四角形状の環状をなすように溝部18が設けられている。この溝部18を形成する内周壁18a、即ち、収容凹部13の外周壁には、先端である開口部に向けて溝部18の開口面積が大きくなるように傾斜部19が設けられている。また、その傾斜部19の先端部分には、略L字形状に面取りすることにより係合段部20が設けられている。さらに、この溝部18を形成する外周壁18bのうち、長尺な両側壁には長方形状をなす一対の係止孔21,21が貫通するようにそれぞれ設けられている。
前記操作部材22は、図1(B),(C)および図2に示すように、前記収容凹部13内に配設され、円弧状に加工された前記操作部である頭部23がドアパネル1の取付孔2から車外に突出するように配置されるものである。具体的には、この操作部材22は、前記収容凹部13に収容可能な直方体形状をなし、その先端の頭部23を円弧状としたものである。そして、この操作部材22の両端には、前記進入部16に配置される板状部24が突設されている。この板状部24の外側面には、先端から頭部23に向けて延び、前記ガイド凸部17に係合するガイド凹部25が設けられている。
前記接点機構は、操作部材22の移動によって作動されるもので、前記収容凹部13の底に配設される絶縁基板26と、弾性部材31とを備えている。前記絶縁基板26には、そのパターン片に一対の固定接点27,27が設けられるとともに、配線28が半田付けにより接続されている。この配線28は、収容凹部13の底側である配線引出部15から外部に進出される。そして、これらの間のシールを図るために、パッキン29およびボンドなどの接着剤30により密閉状態で固着する構成としている。また、前記弾性部材31はゴム製であり、円錐ドーム形状の基部32の長方形状のフランジ部33を突設したものである。基部32の底には、一対の固定接点27,27を短絡させる金属製の可動接点34が配設されている。
前記防水カバー35は、前記操作部材22を覆い、かつ、スイッチケース11の収容凹部13内に水滴が侵入することを防止するためのゴム製のものである。この防水カバー35は、図2および図4(A),(B)に示すように、前記操作部材22の頭部23を覆う薄肉のヘッドカバー部36と、該ヘッドカバー部36の外周部から外向きに延びるパネルシール部37と、該パネルシール部37から突出するように設けた厚肉のケースシール部39とを備えた断面凹字形状のものである。言い換えれば、防水カバー35は、薄肉のヘッドカバー部36の外周縁から四角筒状をなすように厚肉のケースシール部39を一体成形し、このケースシール部39の端面をパネルシール部37としている。
具体的には、前記ヘッドカバー部36は、ドアパネル1の取付孔2から突出するように細長い受皿状(長楕円球の一部)に膨出させた薄肉のものである。
前記パネルシール部37は、ヘッドカバー部36に連設したケースシール部39において、ヘッドカバー部36の外周縁から水平方向に延びる端面により構成され、その外周縁近傍には、断面半円形状をなし、四角環状に突出する圧接部38が設けられている。これにより、ドアパネル1への装着状態では取付孔2の周囲で圧接され、水滴が取付孔2を通して内部に侵入することを防止できるように構成している。
前記ケースシール部39は、パネルシール部37から一体的に突出し、前記スイッチケース11の溝部18に嵌入して取り付けられるもので、外周部を構成する4つの各壁が、対応する溝部18と同一形状の厚肉のブロック体により構成されている。このケースシール部39には、その先端である開口端部側の内外面に、断面半円状をなし、内外の全周にわたって延び、内外に向けて突出する無端状の凸部40a,40bがそれぞれ設けられている。また、このケースシール部39の内周面には、前記傾斜部19に一致する傾斜部41が設けられている。さらに、ケースシール部39のうち、長尺な両側部39a,39aの内面には、スイッチケース11の係合段部20に係合する被係合段部42が設けられている。さらにまた、これらケースシール部39の両側部39a,39aの外面には、L字形状に面取りしてなる段部43が設けられている。この段部43は、一端が前記パネルシール部37にかけて切り欠かれ、他端がスイッチケース11への嵌入状態で係止孔21の縁に略一致され、係止孔21内部の空間と段部43内の空間とが連通する構成とされている。
前記固定部材44は、図1(A),(C)および図2に示すように、スイッチケース11の溝部18内において、防水カバー35の段部43に挿入することにより、スイッチケース11に対して防水カバー35を離脱不可能に固定する金属(SUS304)製のものである。この固定部材44は、段部43に沿って配置される長尺な第1面44aと短尺な第2面44bとからなる断面逆L字形状の基部を備えている。そして、前記第1面44aの先端には溝部18の外周壁18bの端縁に係止される係止部45が直角に屈曲されることにより設けられている。また、第2面44aの先端両側には、前記係止孔21内に侵入し、該係止孔21の内周面に係合する弾性係止片46,46が所定幅でもって一対設けられている。これら弾性係止片46は、前記係止部45の先端に向けて、第1面44aに対して外向きに傾斜するように屈曲されている。さらに、第1面44aは、連設した係止部45がスイッチケース11への組立状態で、パネルシール部37より突出することなく没入される寸法に設定されている。なお、この固定部材44は、構造が簡素であるため、金属プレートを折り曲げるだけで、所定の強度を確保した状態で、簡単に製造できる。
次に、前記防水スイッチ10の組み立て作業について説明する。
まず、絶縁基板26に配線28を接合していない状態で、パッキン29を挿入した配線28をスイッチケース11の配線引出部15に挿入する。その後、この配線28の端部を絶縁基板26のパターン片に半田付けによって接合する。ついで、図1(B),(C)に示すように、絶縁基板26をネジによって基板配設部14に固定した後、パッキン29を配線引出部15の所定位置に調整し、接着剤30で固着する。
その後、スイッチケース11の収容凹部13を上向きにした状態で、該収容凹部13に対して弾性部材31および操作部材22を順次配置した後、溝部18に対して防水カバー35のケースシール部39を嵌入し、防水カバー35をスイッチケース11に装着する。この際、防水カバー35は、ケースシール部39を厚肉のブロック体とし、その強度を十分に確保しているうえ、溝部18の内周壁18aの外面およびケースシール部39の内面には、傾斜部19,41を設けている。しかも、本実施形態では、ケースシール部39と溝部18との間のシールは、全周にかけてケースシール部39に突設した凸部40a,40bを、溝部18の内面に圧接することにより構成し、嵌入時の摩擦を軽減できるようにしている。そのため、この嵌入作業性は極めて良好である。
最後に、溝部18から露出している防水カバー35の段部43に、固定部材44を第2面44bの側から挿入する。これにより、弾性係止片46が溝部18の外周壁18bに当接することにより、弾性的に撓みながら挿入される。そして、第2面44bが段部43の底に当接すると、固定部材44の弾性係止片46が係止孔21,21の内縁を越えることにより、弾性的に外向きに復元する。
これにより、固定部材44は、係止部45と弾性係止片46とで、スイッチケース11の溝部18において、外周壁18bの端縁と係止孔21の内縁とを挟み込んで離脱不可能に固定される。また、防水カバー35は、段部43が固定部材44の第2面44bに係合することにより、大きな係り代でもって離脱不可能な装着状態が維持される。
このように、本発明の防水スイッチ10は、スイッチケース11の収容凹部13に接点機構を構成する絶縁基板26および弾性部材31を配置するとともに操作部材22を配置した後、防水カバー35を嵌め込むとともに固定部材44を装着することにより、作業性よく簡単に組み立てることができる。そして、この防水スイッチ10は、単独のスイッチケース11からなるため、全体の小型化を図ることができる。
また、この防水スイッチ10において、収容凹部13内へのシール構造は、その外周部である溝部18に、防水カバー35のケースシール部39を嵌入し、ケースシール部39の端面および凸部40a,40bを溝部18の内面にそれぞれ圧接させることによりなされる。ここで、外気および水滴は、ケースシール部39の凸部40aと溝部18の外周壁18bの内面との間から、溝部18の底を経由して、ケースシール部39の凸部40bと溝部18の内周壁18aの外面を経て、略U字形状の隙間を通過しなければ侵入できない。しかも、溝部18の底とケースシール部39の端面とは、固定部材44の装着により押さえ付けられるように作用し、ケースシール部39の凸部40a,40bが圧縮されて密着性が向上されている。よって、本実施形態では、シールに係る接触面積が非常に多く、また、凸部40a,40bが十分に圧接されるため、確実に収容凹部13への外気および水滴の侵入を防止でき、十分な防水性能を確保できる。
さらに、前記防水性能は、スイッチケース11の溝部18の幅方向の寸法を確実に管理すればよいため、安定した防水能力を有する防水スイッチ10を量産することが可能となる。
そして、このように組み立てた防水スイッチ10は、スイッチケース11の収容凹部13より突出した操作部材22の頭部23および防水カバー35のヘッドカバー部36が取付孔2から外部に突出するように配置した状態で、ネジ止めによって固定される。この際、固定部材44は、係止部45がパネルシール部37より突出しない寸法設定であるため、ドアパネルに干渉することにより、組付作業を阻害することはない。
また、この組付状態では、パネルシール部37に設けた圧接部38がドアパネル1に圧接されるため、高い防水効果を得ることができる。さらに、スイッチケース11は、ドアパネル1の内側に配設され、その取付孔2からは操作部材22の頭部23しか突出しないため、外観が損なわれることはない。さらにまた、防水カバー35の成形材料はゴムで十分可能であるため、エラストマーで構成した場合のように、耐圧不足の問題も生じない。
なお、本発明の防水スイッチ10は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、防水カバー35を一対の固定部材44,44により固定したが、長方形状の全ての辺に固定部材44を配設してもよく、その数は限定されるものではない。勿論、収容凹部および溝部18は長方形状に限られず、希望に応じて変更が可能である。
本発明の防水スイッチを示し、(A)は底面図、(B)は(A)の要部横断面図、(C)は(A)の要部縦断面図である。 防水スイッチの分解斜視図である。 (A),(B)はスイッチケースの要部断面図である。 (A),(B)は防水カバーの要部断面図である。
符号の説明
1…ドアパネル
2…取付孔
10…防水スイッチ
11…スイッチケース
13…収容凹部
18…溝部
21…係止孔
22…操作部材
23…頭部
26…絶縁基板(接点機構)
27…固定接点
28…配線
31…弾性部材(接点機構)
34…可動接点
35…防水カバー
36…ヘッドカバー部
37…パネルシール部
39…ケースシール部
40a,40b…凸部
43…段部
44…固定部材
45…係止部
46…弾性係止片

Claims (5)

  1. パネルの取付孔の内側に配設され、前記パネルとの対向面に収容凹部、および、該収容凹部の外周部に溝部を有するスイッチケースと、
    頭部が前記パネルの取付孔から突出するように、前記収容凹部内に配設された操作部材と、
    前記操作部材の移動によって作動するように、前記収容凹部の底に配設された接点機構と、
    前記操作部材の頭部を覆うヘッドカバー部、該ヘッドカバー部の外周部から延び前記取付孔の周囲で前記パネルに圧接されて水滴の侵入を防止するパネルシール部、該パネルシール部と連続し前記溝部に嵌入して取り付けられるケースシール部を有する断面略凹状の防水カバーと、
    前記スイッチケースの溝部に配置され、該スイッチケースに前記防水カバーを固定する固定部材と
    を備えたことを特徴とする防水スイッチ。
  2. 前記ケースシール部を厚肉のブロック体としたことを特徴とする請求項1に記載の防水スイッチ。
  3. 前記ケースシール部に、前記固定部材を配設する段部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水スイッチ。
  4. 前記溝部を形成する外周壁に、前記固定部材の弾性係止片が係合する係止孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防水スイッチ。
  5. 前記防水カバーのケースシール部の内外面に、全周にわたって突出する凸部を設け、該凸部を前記ケースシール部の溝部の内面に圧接するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防水スイッチ。
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