JPH09161593A - 防水型電子機器用の押し釦装置 - Google Patents

防水型電子機器用の押し釦装置

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Publication number
JPH09161593A
JPH09161593A JP31821395A JP31821395A JPH09161593A JP H09161593 A JPH09161593 A JP H09161593A JP 31821395 A JP31821395 A JP 31821395A JP 31821395 A JP31821395 A JP 31821395A JP H09161593 A JPH09161593 A JP H09161593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
button
seat
housing
push
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31821395A
Other languages
English (en)
Inventor
Riri Matsuoka
里吏 松岡
Kazuo Ozawa
一夫 小沢
Tatsuya Marukusu
達也 丸楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31821395A priority Critical patent/JPH09161593A/ja
Publication of JPH09161593A publication Critical patent/JPH09161593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水を必要とする通信機器等の電子機器筐体
の押し釦装置において、防水性を安定させる。 【解決手段】 筐体4に立設した円筒状のリブ4aに座
面7bを備えたゴム製のアクチュエータ7を嵌合させ、
座面7bと釦1との間にコイルばね2を配設する。ま
た、釦1はカバー6に組み込み、コイルばね2の圧力に
より座部7aを筐体4に押しつけるとともに、釦1をカ
バー6に押しつけるようにする。そして。このような構
成により、座部7aと筐体4とが密着するようになると
ともに、コイルばね2の伸縮によるアクチュエータ7の
浮き上がりを防止して防水性を安定させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水型電子機器用
の押し釦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の防水型電子機器用の押し
釦装置の要部を示す断面図であり、1は釦、2はコイル
ばね、3はアクチュエータ、4は筐体、5はスイッチ、
6はカバーを示す。筐体4の内部にはスイッチ5等を実
装した基板等が配設され、スイッチ5が配置される位置
に対向する筐体4の一部の面には外側に向けて円筒状の
リブ4aが立設している。さらに筐体4はカバー6によ
って覆われており、リブ4aに対向するカバー6の一部
の面には開口部6aが形成されている。この開口部6aに
おける筐体4に対向する側の縁部には壁部6bが立設し
ており、この壁部6bに沿ってスライド可能にカバー6
の内側から釦1が設置される。釦1の側面には段差1a
が形成されており、この段差1aに開口部6aの縁部が係
合することにより、釦1の位置および開口部6aからの
突出量が規定される。また、釦1の内面の中央にはリブ
1bが立設しており、このリブ1bにリブ4aが対向し、
さらに、リブ1bとスイッチ5の間にアクチュエータ3
が配設される。
【0003】アクチュエータ3はゴム製であり、棒状の
シャフト部3aとこのシャフト部3aの一端部側面に椀型
に形成した嵌合部3bとから構成されており、この嵌合
部3bのシャフト部3a側のゴム厚は薄めに形成されてお
り、端部が厚めに形成されている。このように構成され
たアクチュエータ3は、シャフト部3aをリブ4aの孔部
4bに遊嵌させ、さらに嵌合部3bをリブ4aを覆うよう
に嵌合させることにより、装着される。このとき、リブ
4aの上部には嵌合部3bによって覆われた中空部が形成
されるようになり、シャフト部3aの往復動が可能とな
る。そして、アクチュエータ3およびリブ1bを遊挿し
た状態でコイルばね2が釦1と筐体4との間に配設さ
れ、一端部が釦1に当接し他端部が筐体4に当接して、
釦1および筐体4をそれぞれ押圧する方向に付勢する。
なお、アクチュエータ3が配置された時、シャフト部3
aの他端部はスイッチ5に対向している。
【0004】次に、動作について説明する。通常状態で
はコイルばね2の付勢により釦1はカバー6に当接した
状態にある。そこで、釦1を押圧するとアクチュエータ
3に押圧力が伝達され、シャフト部3aがスライド移動
してスイッチ5を押圧するようになる。さらに釦1を離
すことにより、コイルばね2の付勢により基の状態に復
帰する。
【0005】このように構成することにより、アクチュ
エータ3を介してスイッチ5をオン/オフさせることが
可能となり、さらにリブ4aの孔部4bがゴム製のアクチ
ュエータ3によって密閉されるため、筐体4が密封状態
になり水滴の侵入が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の押し釦装置では、アクチュエータ3が筐体4の円筒
状のリブ4aにゴムの弾力にて嵌合しているだけなので
防水性に対して不安定である。さらに、外部より釦1を
押圧することにより、コイルばね2が伸縮するためにア
クチュエータ3に対してコイルばね2の伸縮方向の力が
加わり、その結果、アクチュエータ3が浮き上がること
も考えられる。また、組立作業において、コイルばね2
の先端部2aがアクチュエータ3の下部3bと筐体4との
間に入り込むことを注意する必要があり、組立て性を損
なうという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決し、防水
性を安定にし、かつ組立性を向上させることのできる防
水型電子機器用の押し釦装置を提供することをその課題
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を有効に解決達
成するための技術手段としての本発明は、電気部品等を
収納する筐体とこの筐体をカバーするカバー部材との間
に、前記カバー部材に対してスライド可能に配設され、
かつ前記カバー部材の内面側に係合する係合部を備えた
釦部材と、前記カバー部材から外部に露出した前記釦部
材の押圧部からの押圧力を、前記筐体内部に収納したス
イッチに伝達し、かつ弾性を有するアクチュエータとを
備えた防水型電子機器用の押し釦装置において、前記ア
クチュエータを、前記筐体に立設した筒状のリブの内部
に遊嵌されるシャフト部と、このシャフト部に形成さ
れ、かつ前記リブの外部に嵌合して密閉するための弾性
部材からなる嵌合部と、およびこの嵌合部の先端部に形
成された段状の座部とから構成し、さらに前記釦部材と
前記座部とを常時押圧する方向に付勢するばね部材を前
記釦部材と前記座部との間に設けたことを特徴とするも
のであり、このような構成により、座部の座面をばねで
押えることにより、アクチュエータとリブおよび筐体と
を密着させ、防水性を確保することができるとともにア
クチュエータの浮き上がりを防止し、さらに、組立て時
にばねの座が筐体とアクチュエータとの間に入り込みに
注意を払う必要がないので組立て性を向上させることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施形態の要部を示す断面
図であり、7はアクチュエータを示す。なお、図2に示
した従来の技術における部材と同一の部材については同
一の符号を付すことにより詳細な説明は省略した。
【0011】本実施形態は、図2に示した従来の技術に
おけるアクチュエータ3をアクチュエータ7としたもの
である。すなわち図2に示した従来の技術におけるアク
チュエータ3の嵌合部3bの先端部に対して図1に示す
ように段状の座部7aを形成したものであり、このアク
チュエータ7をリブ4aに装着し、コイルばね2の端部
を釦1および座部7aの座面7bに当接させ、釦1をカバ
ー6側に付勢するとともに、アクチュエータ7の座部7
aをコイルばね2によって筐体4に押しつけるように構
成したものである。
【0012】次に、本実施形態の動作について説明す
る。釦1を押すとアクチュエータ7が押され、スイッチ
5がオン/オフされる。また、コイルばね2がアクチュ
エータ7の座部7aと釦1との間に入っているのでコイ
ルばね2が座部7aを筐体に押しつけるようになる。
【0013】このように構成された本実施形態によれ
ば、釦1が押されたとき、アクチュエータ7がスイッチ
5を押すという作用のほかに、コイルばね2が座部7a
を筐体4に押しつける作用が生ずるので、座部7aと筐
体4とが密着して、コイルばね2の先端部が筐体4とア
クチュエータ7との間に入り込まないようになるととも
に、防水性を安定させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、アクチュエータの座部をばねが押えるので、
座部と筐体とが密着するようになり、防水性を安定させ
ることができる。また、ばねの伸縮によるアクチュエー
タの浮き上がりを防止して防水性を安定させることがで
きる。さらにアクチュエータの座部と筐体との間に、ば
ねの先端部が入り込まないので組立性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部を示す断面図であ
る。
【図2】従来の防水型電子機器用の押し釦装置の要部を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…釦、 1a…段差、 1b,4a…リブ, 2…コイ
ルばね、 3,7…アクチュエータ、 3a…シャフト
部、 3b…嵌合部、 4…筐体、 4b…孔部、5…ス
イッチ、 6…カバー、 6a…開口部、 6b…壁部、
7a…座部、7b…座面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品等を収納する筐体とこの筐体を
    カバーするカバー部材との間に、前記カバー部材に対し
    てスライド可能に配設され、かつ前記カバー部材の内面
    側に係合する係合部を備えた釦部材と、前記カバー部材
    から外部に露出した前記釦部材の押圧部からの押圧力
    を、前記筐体内部に収納したスイッチに伝達し、かつ弾
    性を有するアクチュエータとを備えた防水型電子機器用
    の押し釦装置において、 前記アクチュエータを、前記筐体に立設した筒状のリブ
    の内部に遊嵌されるシャフト部と、このシャフト部に形
    成され、かつ前記リブの外部に嵌合して密閉するための
    弾性部材からなる嵌合部と、およびこの嵌合部の先端部
    に形成された段状の座部とから構成し、さらに前記釦部
    材と前記座部とを常時押圧する方向に付勢するばね部材
    を前記釦部材と前記座部との間に設けたことを特徴とす
    る防水型電子機器用の押し釦装置。
JP31821395A 1995-12-06 1995-12-06 防水型電子機器用の押し釦装置 Pending JPH09161593A (ja)

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JP31821395A JPH09161593A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 防水型電子機器用の押し釦装置

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JPH09161593A true JPH09161593A (ja) 1997-06-20

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ID=18096701

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JP (1) JPH09161593A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039400A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Olympia:Kk 遊技機用押しボタンスイッチ
US7705255B2 (en) 2006-02-14 2010-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device
CN101819896A (zh) * 2010-04-28 2010-09-01 海洋王照明科技股份有限公司 一种电子开关按钮结构
CN107464717A (zh) * 2017-08-17 2017-12-12 南通亨特电器有限公司 一种电梯用防水按钮

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JP2009039400A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Olympia:Kk 遊技機用押しボタンスイッチ
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