JPH1021780A - 自動販売機の押しボタンスイッチ装置 - Google Patents
自動販売機の押しボタンスイッチ装置Info
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- JPH1021780A JPH1021780A JP8158530A JP15853096A JPH1021780A JP H1021780 A JPH1021780 A JP H1021780A JP 8158530 A JP8158530 A JP 8158530A JP 15853096 A JP15853096 A JP 15853096A JP H1021780 A JPH1021780 A JP H1021780A
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- switch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水カバーの形状を簡単なものにすることに
より、製作コストの低減を図るとともに、押しボタンス
イッチの押動操作量を一定に規制してスイッチ部等の損
傷を防止した自動販売機の押しボタンスイッチ装置を提
供すること。 【解決手段】自動販売機の前面パネル１に取り付けられ
る支持枠体２と、該支持枠体２の前面側に設けられる回
路基板３と、該回路基板３の前面に設けられたスイッチ
部４と、前記スイッチ部４を被覆して防水すると共に弾
性復帰力を有する防水カバー６と、該防水カバー６の前
面側に設けられて該防水カバー６を押動操作する押しボ
タンカバー７と、前記防水カバー６の内側に設けられて
該防水カバー６を前記押しボタンカバー７との間で挟持
する固定部材８と、前記押しボタンカバー７の押動操作
用孔９を有して前記支持枠体２に固定される前枠体１０
とを有する自動販売機の押しボタンスイッチ装置におい
て、前記固定部材８には、前記スイッチ部４に接離自在
に当接する押動部２６が前記防水カバー６とは別体に設
けられている。
より、製作コストの低減を図るとともに、押しボタンス
イッチの押動操作量を一定に規制してスイッチ部等の損
傷を防止した自動販売機の押しボタンスイッチ装置を提
供すること。 【解決手段】自動販売機の前面パネル１に取り付けられ
る支持枠体２と、該支持枠体２の前面側に設けられる回
路基板３と、該回路基板３の前面に設けられたスイッチ
部４と、前記スイッチ部４を被覆して防水すると共に弾
性復帰力を有する防水カバー６と、該防水カバー６の前
面側に設けられて該防水カバー６を押動操作する押しボ
タンカバー７と、前記防水カバー６の内側に設けられて
該防水カバー６を前記押しボタンカバー７との間で挟持
する固定部材８と、前記押しボタンカバー７の押動操作
用孔９を有して前記支持枠体２に固定される前枠体１０
とを有する自動販売機の押しボタンスイッチ装置におい
て、前記固定部材８には、前記スイッチ部４に接離自在
に当接する押動部２６が前記防水カバー６とは別体に設
けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の押し
ボタンスイッチ装置に関する。
ボタンスイッチ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動販売機の押しボタンスイッチ装置と
して、例えば、実開平２−１１５２２３号公報、実開平
２−１８２２９号公報に記載のものが公知である。この
従来のものは、自動販売機の前面パネルに着脱自在に設
けられる支持枠体と、該支持枠体の前面側に設けられる
回路基板と、回路基板の前面に設けられたスイッチ部
と、前記スイッチ部を被覆して防水する防水カバーと、
該防水カバーの前面側に設けられて該防水カバーを押動
操作する押しボタンカバーと、前記防水カバーの内側に
設けられて該防水カバーを前記押しボタンカバーとの間
で挟持する固定部材と、前記押しボタンカバーの押動操
作用孔を有して前記支持枠体に固定される前枠体とを有
するものであった。
して、例えば、実開平２−１１５２２３号公報、実開平
２−１８２２９号公報に記載のものが公知である。この
従来のものは、自動販売機の前面パネルに着脱自在に設
けられる支持枠体と、該支持枠体の前面側に設けられる
回路基板と、回路基板の前面に設けられたスイッチ部
と、前記スイッチ部を被覆して防水する防水カバーと、
該防水カバーの前面側に設けられて該防水カバーを押動
操作する押しボタンカバーと、前記防水カバーの内側に
設けられて該防水カバーを前記押しボタンカバーとの間
で挟持する固定部材と、前記押しボタンカバーの押動操
作用孔を有して前記支持枠体に固定される前枠体とを有
するものであった。
【０００３】そして、前記防水カバーには、スイッチ部
に接離自在に当接する棒状突起が形成され、前記固定部
材には、該突起を貫通保持する孔が設けられていた。
に接離自在に当接する棒状突起が形成され、前記固定部
材には、該突起を貫通保持する孔が設けられていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動販売機
の押しボタンスイッチ装置においては、防水カバーに、
スイッチ部押動用の棒状突起が設けられていたため、そ
の形状が複雑で製作コストが高いものであった。さら
に、前記従来のものは、防水カバーから突出する突起の
先端でスイッチ部を押動操作するものであり、固定部材
からの突起の突出量を一定に組み立てることは困難であ
り、固定部材からの突起の突出量が一定しないため、押
動操作が不安定になり、そのため押し過ぎてスイッチ部
を損傷させるおそれがあった。
の押しボタンスイッチ装置においては、防水カバーに、
スイッチ部押動用の棒状突起が設けられていたため、そ
の形状が複雑で製作コストが高いものであった。さら
に、前記従来のものは、防水カバーから突出する突起の
先端でスイッチ部を押動操作するものであり、固定部材
からの突起の突出量を一定に組み立てることは困難であ
り、固定部材からの突起の突出量が一定しないため、押
動操作が不安定になり、そのため押し過ぎてスイッチ部
を損傷させるおそれがあった。
【０００５】本発明は、前記防水カバーの形状を簡単な
ものにすることにより、製作コストの低減を図るととも
に、押しボタンスイッチの押動操作量を一定に規制して
スイッチ部等の損傷を防止した自動販売機の押しボタン
スイッチ装置を提供することを目的とする。
ものにすることにより、製作コストの低減を図るととも
に、押しボタンスイッチの押動操作量を一定に規制して
スイッチ部等の損傷を防止した自動販売機の押しボタン
スイッチ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、自動販売機の前面パネルに取り付けられ
る支持枠体と、該支持枠体の前面側に設けられる回路基
板と、該回路基板の前面に設けられたスイッチ部と、前
記スイッチ部を被覆して防水すると共に弾性復帰力を有
する防水カバーと、該防水カバーの前面側に設けられて
該防水カバーを押動操作する押しボタンカバーと、前記
防水カバーの内側に設けられて該防水カバーを前記押し
ボタンカバーとの間で挟持する固定部材と、前記押しボ
タンカバーの押動操作用孔を有して前記支持枠体に固定
される前枠体とを有する自動販売機の押しボタンスイッ
チ装置において、前記固定部材には、前記スイッチ部に
接離自在に当接する押動部が前記防水カバーとは別体に
設けられている点にある。
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、自動販売機の前面パネルに取り付けられ
る支持枠体と、該支持枠体の前面側に設けられる回路基
板と、該回路基板の前面に設けられたスイッチ部と、前
記スイッチ部を被覆して防水すると共に弾性復帰力を有
する防水カバーと、該防水カバーの前面側に設けられて
該防水カバーを押動操作する押しボタンカバーと、前記
防水カバーの内側に設けられて該防水カバーを前記押し
ボタンカバーとの間で挟持する固定部材と、前記押しボ
タンカバーの押動操作用孔を有して前記支持枠体に固定
される前枠体とを有する自動販売機の押しボタンスイッ
チ装置において、前記固定部材には、前記スイッチ部に
接離自在に当接する押動部が前記防水カバーとは別体に
設けられている点にある。
【０００７】前記構成の本発明の押しボタンスイッチ装
置によれば、防水カバーには従来のような棒状突起が不
要となるため、その形状が簡単になる。また、固定部材
に押動部を設けるため、押動部の固定部材からの突出量
を一定に設定することが容易になり、スイッチ部への押
圧力を一定することが容易になる。そして、本発明によ
れば、押動部を防水カバーとは別体のもので構成するこ
とができるので、従来のようなシリコンゴムに限らずス
プリング鋼等の他の任意の材質のものを選定することが
でき、設計の自由度とスイッチ部の寿命の延長を図るこ
とが可能になる。
置によれば、防水カバーには従来のような棒状突起が不
要となるため、その形状が簡単になる。また、固定部材
に押動部を設けるため、押動部の固定部材からの突出量
を一定に設定することが容易になり、スイッチ部への押
圧力を一定することが容易になる。そして、本発明によ
れば、押動部を防水カバーとは別体のもので構成するこ
とができるので、従来のようなシリコンゴムに限らずス
プリング鋼等の他の任意の材質のものを選定することが
でき、設計の自由度とスイッチ部の寿命の延長を図るこ
とが可能になる。
【０００８】また、前記固定部材に、前記回路基板との
接近距離を規制する規制部を設け、該規制部と前記押動
部のスイッチ部当接面との距離を所定値に設定すること
により、押しボタンカバーを押動操作したとき、スイッ
チ部当接面とスイッチ部との押圧力が一定となり、従来
のような押し過ぎによるスイッチ部の損傷が防止され
る。
接近距離を規制する規制部を設け、該規制部と前記押動
部のスイッチ部当接面との距離を所定値に設定すること
により、押しボタンカバーを押動操作したとき、スイッ
チ部当接面とスイッチ部との押圧力が一定となり、従来
のような押し過ぎによるスイッチ部の損傷が防止され
る。
【０００９】さらに前記押動部を弾性体で形成すること
により、押動部の固定部材からの突出量の誤差を吸収す
ることができ、押し過ぎによるスイッチ部の損傷をより
一層効果的に防止することができる。
により、押動部の固定部材からの突出量の誤差を吸収す
ることができ、押し過ぎによるスイッチ部の損傷をより
一層効果的に防止することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図１において、本発明の押しボタ
ンスイッチ装置は、自動販売機の前面パネル１に着脱自
在に設けられる支持枠体２と、該支持枠体２の前面側に
設けられる回路基板３と、該回路基板３の前面に設けら
れたスイッチ部４と発光部５と、前記スイッチ部４と発
光部５とを被覆して防水すると共に弾性復帰力を有する
防水カバー６と、該防水カバー６の前面側に設けられて
該防水カバー６を押動操作する押しボタンカバー７と、
前記防水カバー６の内側に設けられて該防水カバー６を
前記押しボタンカバー７との間で挟持する固定部材８
と、前記押しボタンカバー７の押動操作用孔９を有して
前記支持枠体２に着脱自在に固定される前枠体１０とを
有する。
面に基づき説明する。図１において、本発明の押しボタ
ンスイッチ装置は、自動販売機の前面パネル１に着脱自
在に設けられる支持枠体２と、該支持枠体２の前面側に
設けられる回路基板３と、該回路基板３の前面に設けら
れたスイッチ部４と発光部５と、前記スイッチ部４と発
光部５とを被覆して防水すると共に弾性復帰力を有する
防水カバー６と、該防水カバー６の前面側に設けられて
該防水カバー６を押動操作する押しボタンカバー７と、
前記防水カバー６の内側に設けられて該防水カバー６を
前記押しボタンカバー７との間で挟持する固定部材８
と、前記押しボタンカバー７の押動操作用孔９を有して
前記支持枠体２に着脱自在に固定される前枠体１０とを
有する。
【００１１】前記支持枠体２は、横長の合成樹脂製板材
で肉厚に形成されている。この枠体２の前面に添設され
る前記回路基板３は、支持枠体２より一回り小さく形成
された横長の合成樹脂製板材で薄肉に形成されている。
前記回路基板３の前面には、前記スイッチ部４が設けら
れていると共に、該スイッチ部４を挟んでその両側に発
光ダイオード等で構成される発光部５が設けられて、一
つのスイッチ操作部１１を形成している。このようなス
イッチ操作部１１が一枚の回路基板３上に複数個形成さ
れている。そして、この回路基板３のスイッチ操作部１
１と他の電気装置とを接続するためのコネクタ１２が前
記支持枠体２の後面から後方に向かって突出している。
で肉厚に形成されている。この枠体２の前面に添設され
る前記回路基板３は、支持枠体２より一回り小さく形成
された横長の合成樹脂製板材で薄肉に形成されている。
前記回路基板３の前面には、前記スイッチ部４が設けら
れていると共に、該スイッチ部４を挟んでその両側に発
光ダイオード等で構成される発光部５が設けられて、一
つのスイッチ操作部１１を形成している。このようなス
イッチ操作部１１が一枚の回路基板３上に複数個形成さ
れている。そして、この回路基板３のスイッチ操作部１
１と他の電気装置とを接続するためのコネクタ１２が前
記支持枠体２の後面から後方に向かって突出している。
【００１２】このコネクタ１２は、シリコンゴムシート
等からなる第１シール部材１３を介して前記支持枠体２
の後面に固定されている。このコネクタ１２の近傍の支
持枠体２にネジ部１４が設けられている。このネジ部１
４は支持枠体２の後面部が一体的に後方に突出した突部
１５を有する。この突部１５には、貫通孔１６が設けら
れ、該孔１６の前面側は角形または楕円等の非円形の座
グリ孔１７とされている。この座グリ孔１７に金属製の
袋ナット１８が嵌合されている。前記支持枠体２の後面
側には前記突部１５に嵌合する第２シール部材１９が設
けられている。このシール部材１９はシリコンゴム等か
らなるシールパッキンとして形成されている。
等からなる第１シール部材１３を介して前記支持枠体２
の後面に固定されている。このコネクタ１２の近傍の支
持枠体２にネジ部１４が設けられている。このネジ部１
４は支持枠体２の後面部が一体的に後方に突出した突部
１５を有する。この突部１５には、貫通孔１６が設けら
れ、該孔１６の前面側は角形または楕円等の非円形の座
グリ孔１７とされている。この座グリ孔１７に金属製の
袋ナット１８が嵌合されている。前記支持枠体２の後面
側には前記突部１５に嵌合する第２シール部材１９が設
けられている。このシール部材１９はシリコンゴム等か
らなるシールパッキンとして形成されている。
【００１３】前記防水カバー６はシリコンゴム等から構
成され、所定の弾性を有し、また、透光性を有するす
る。この防水カバー６は、前記スイッチ部４や発光部５
等から構成されるスイッチ操作部１１を所定の空間をも
って覆うように前方に膨出する膨出部２０を有する。こ
の膨出部２０は、前記スイッチ操作部１１の数だけ連続
して設けられている。そしてこの膨出部２０の周縁２１
は回路基板３の前面に密着接当して防水するよう構成さ
れている。
成され、所定の弾性を有し、また、透光性を有するす
る。この防水カバー６は、前記スイッチ部４や発光部５
等から構成されるスイッチ操作部１１を所定の空間をも
って覆うように前方に膨出する膨出部２０を有する。こ
の膨出部２０は、前記スイッチ操作部１１の数だけ連続
して設けられている。そしてこの膨出部２０の周縁２１
は回路基板３の前面に密着接当して防水するよう構成さ
れている。
【００１４】前記防水カバー６の膨出部２０の内部に、
前記固定部材８が設けられている。この固定部材８は、
硬質合成樹脂から成形され、前記膨出部２０の内部形状
に嵌合する外形形状を有する周壁２２と、該周壁２２の
中央部を連結する連結壁２３と、これらの前面側空間を
閉じる透光部２４とを有する。前記連結壁２３は前記発
光部５の光を遮断する遮光性を有し、前記透光部２４は
発光部５の光を通す透光性を有する。
前記固定部材８が設けられている。この固定部材８は、
硬質合成樹脂から成形され、前記膨出部２０の内部形状
に嵌合する外形形状を有する周壁２２と、該周壁２２の
中央部を連結する連結壁２３と、これらの前面側空間を
閉じる透光部２４とを有する。前記連結壁２３は前記発
光部５の光を遮断する遮光性を有し、前記透光部２４は
発光部５の光を通す透光性を有する。
【００１５】尚、前記透光部２４と連結壁２３や周壁２
２は、別異の材質で一体的に成形されるか、又は接着剤
等で、または嵌着等で一体的に組み立てられたものであ
ってもよい。該連結壁２３の後面側に凹部２５が形成さ
れ、該凹部２５に押動部２６が嵌合固定されている。こ
の押動部２６は、シリコンゴム等の弾性材から形成さ
れ、その後端面がスイッチ部当接面２７とされている。
このスイッチ部当接面２７が前記スイッチ部４に当接す
ることによりスイッチ部４が短絡若しくは作動するよう
構成されている。
２は、別異の材質で一体的に成形されるか、又は接着剤
等で、または嵌着等で一体的に組み立てられたものであ
ってもよい。該連結壁２３の後面側に凹部２５が形成さ
れ、該凹部２５に押動部２６が嵌合固定されている。こ
の押動部２６は、シリコンゴム等の弾性材から形成さ
れ、その後端面がスイッチ部当接面２７とされている。
このスイッチ部当接面２７が前記スイッチ部４に当接す
ることによりスイッチ部４が短絡若しくは作動するよう
構成されている。
【００１６】また、前記固定部材８には、前記回路基板
３との接近距離を規制する規制部２８が設けられてい
る。即ち、前記押動部２６が後方に押されたとき、この
固定部材８の後端面が前記回路基板３の前面に当接し
て、その押動部２６の押動量を規制するとともに、押動
部２６のスイッチ部当接面２７が前記スイッチ部４に適
当な接触圧をもって接触するよう構成されている。従っ
て、この場合は、固定部材８の後端面が規制部２８とさ
れている。
３との接近距離を規制する規制部２８が設けられてい
る。即ち、前記押動部２６が後方に押されたとき、この
固定部材８の後端面が前記回路基板３の前面に当接し
て、その押動部２６の押動量を規制するとともに、押動
部２６のスイッチ部当接面２７が前記スイッチ部４に適
当な接触圧をもって接触するよう構成されている。従っ
て、この場合は、固定部材８の後端面が規制部２８とさ
れている。
【００１７】前記押しボタンカバー７は前記防水カバー
６の膨出部２０の前面に嵌着されている。この押しボタ
ンカバー７は硬質の透明合成樹脂から形成されている。
この押しボタンカバー７の内面と前記固定部材８の外面
とにより前記防水カバー６を挟持固定している。前記押
しボタンカバー７と防水カバー６との間に表示板２９が
介在されている。該表示板２９は一方の発光部５に対応
して「○」が表示され、他方の発光部５に対応して「売
り切れ」が表示されている。
６の膨出部２０の前面に嵌着されている。この押しボタ
ンカバー７は硬質の透明合成樹脂から形成されている。
この押しボタンカバー７の内面と前記固定部材８の外面
とにより前記防水カバー６を挟持固定している。前記押
しボタンカバー７と防水カバー６との間に表示板２９が
介在されている。該表示板２９は一方の発光部５に対応
して「○」が表示され、他方の発光部５に対応して「売
り切れ」が表示されている。
【００１８】尚、この表示板２９は、防水カバー６と固
定部材８との間に介在させてもよい。そして、この押し
ボタンカバー７を挿通する孔９を有した前枠体１０が、
前記支持枠体２の前面を覆うように該支持枠体２に嵌着
されている。この前枠体１０は、前記防水カバー６の周
縁を前記回路基板２に密着接当するよう押圧している。
定部材８との間に介在させてもよい。そして、この押し
ボタンカバー７を挿通する孔９を有した前枠体１０が、
前記支持枠体２の前面を覆うように該支持枠体２に嵌着
されている。この前枠体１０は、前記防水カバー６の周
縁を前記回路基板２に密着接当するよう押圧している。
【００１９】前記押しボタンカバー７の周縁は外方に張
り出すフランジ２８が形成されている。そして、この押
しボタンカバー７は、前記防水カバー６の弾性力により
常時そのフランジ３０が前記前枠体１０の押動操作用孔
９の周縁に係合して、該孔９からの押しボタンカバー７
の抜け出しが防止されている。尚、前記防水カバー６を
押しボタンカバー７と前記固定部材８とで挟持すること
により、防水カバー６の弾性力が有効に発揮され、押し
ボタンカバー７の押動操作に対する弾性復帰が確実に行
なわれる。
り出すフランジ２８が形成されている。そして、この押
しボタンカバー７は、前記防水カバー６の弾性力により
常時そのフランジ３０が前記前枠体１０の押動操作用孔
９の周縁に係合して、該孔９からの押しボタンカバー７
の抜け出しが防止されている。尚、前記防水カバー６を
押しボタンカバー７と前記固定部材８とで挟持すること
により、防水カバー６の弾性力が有効に発揮され、押し
ボタンカバー７の押動操作に対する弾性復帰が確実に行
なわれる。
【００２０】前記構成のユニット化された押しボタンス
イッチ装置は、自動販売機の前面パネル１の前面に着脱
自在に添設される。即ち、前面パネル１には、押しボタ
ンスイッチ装置のコネクタ１２に対応する位置に挿通孔
３１が開設され、また、ネジ部１４に対応する位置に固
定用孔３２が開設されている。そして、コネクタ１２を
挿通孔３１に、ネジ部１４の突部１５を固定用孔３２に
挿通して、ネジ部１４のナット１８にボルト３３を螺合
することにより、前記押しボタンスイッチ装置は前面パ
ネル１に固定される。そのとき、コネクタ１２のシール
部材１３は挿通孔３１を塞ぎ、また、ネジ部１４のシー
ル部材１９は固定用孔３２を塞ぐので、雨水が、支持枠
体２の後面側から、コネクタ１２やネジ部１４からスイ
ッチ操作部１１の内部に浸入するのを防止する。
イッチ装置は、自動販売機の前面パネル１の前面に着脱
自在に添設される。即ち、前面パネル１には、押しボタ
ンスイッチ装置のコネクタ１２に対応する位置に挿通孔
３１が開設され、また、ネジ部１４に対応する位置に固
定用孔３２が開設されている。そして、コネクタ１２を
挿通孔３１に、ネジ部１４の突部１５を固定用孔３２に
挿通して、ネジ部１４のナット１８にボルト３３を螺合
することにより、前記押しボタンスイッチ装置は前面パ
ネル１に固定される。そのとき、コネクタ１２のシール
部材１３は挿通孔３１を塞ぎ、また、ネジ部１４のシー
ル部材１９は固定用孔３２を塞ぐので、雨水が、支持枠
体２の後面側から、コネクタ１２やネジ部１４からスイ
ッチ操作部１１の内部に浸入するのを防止する。
【００２１】図２に示すものは、本発明の他の実施の形
態であり、支持枠体２の後端面にコネクタ１２を収納す
るソケット部３４が一体的に突設され、また、固定部材
８には前記透光部２４の代わりに発光部５の光を通す孔
３５が形成されておいる点で前記図１に示すものと相違
し、その他の構成は前記図１のものと同じである。尚、
本発明は、前記実施の形態に示したものに限定されるも
のではなく、例えば、押動部２６はシリコンゴムに限ら
ずスプリング等の他の弾性体で形成することができる。
態であり、支持枠体２の後端面にコネクタ１２を収納す
るソケット部３４が一体的に突設され、また、固定部材
８には前記透光部２４の代わりに発光部５の光を通す孔
３５が形成されておいる点で前記図１に示すものと相違
し、その他の構成は前記図１のものと同じである。尚、
本発明は、前記実施の形態に示したものに限定されるも
のではなく、例えば、押動部２６はシリコンゴムに限ら
ずスプリング等の他の弾性体で形成することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、防水がバーは従来のよ
うに棒状突起を有しないので、その形状を簡単なものに
するとができ、製作コストの低減が図れる。また、固定
部材に押動部を設けるため、押動部の固定部材からの突
出量を一定に設定することが容易になり、スイッチ部へ
の押圧力を一定することが容易になる。
うに棒状突起を有しないので、その形状を簡単なものに
するとができ、製作コストの低減が図れる。また、固定
部材に押動部を設けるため、押動部の固定部材からの突
出量を一定に設定することが容易になり、スイッチ部へ
の押圧力を一定することが容易になる。
【００２３】そして、本発明によれば、押動部を防水カ
バーとは別体のもので構成することができるので、従来
のようなシリコンゴムに限らずスプリング鋼等の他の任
意の材質のものを選定することができ、設計の自由度と
スイッチ部の寿命の延長を図ることが可能になる。ま
た、前記固定部材に、前記回路基板との接近距離を規制
する規制部を設け、該規制部と前記押動部のスイッチ部
当接面との距離を所定値に設定することにより、押しボ
タンカバーを押動操作したとき、スイッチ部当接面とス
イッチ部との押圧力が一定となり、従来のような押し過
ぎによるスイッチ部の損傷が防止される。
バーとは別体のもので構成することができるので、従来
のようなシリコンゴムに限らずスプリング鋼等の他の任
意の材質のものを選定することができ、設計の自由度と
スイッチ部の寿命の延長を図ることが可能になる。ま
た、前記固定部材に、前記回路基板との接近距離を規制
する規制部を設け、該規制部と前記押動部のスイッチ部
当接面との距離を所定値に設定することにより、押しボ
タンカバーを押動操作したとき、スイッチ部当接面とス
イッチ部との押圧力が一定となり、従来のような押し過
ぎによるスイッチ部の損傷が防止される。
【００２４】さらに前記押動部を弾性体で形成すること
により、押動部の固定部材からの突出量の誤差を吸収す
ることができ、押し過ぎによるスイッチ部の損傷をより
一層効果的に防止することができる。
により、押動部の固定部材からの突出量の誤差を吸収す
ることができ、押し過ぎによるスイッチ部の損傷をより
一層効果的に防止することができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図２】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
１ 前面パネル ２ 支持枠体 ３ 回路基板 ４ スイッチ部 ６ 防水カバー ７ 押しボタンカバー ８ 固定部材 ９ 押動操作用孔 １０ 前枠体 ２６ 押動部 ２７ スイッチ部当接面 ２８ 規制部
Claims (3)
- 【請求項１】 自動販売機の前面パネルに取り付けられ
る支持枠体と、該支持枠体の前面側に設けられる回路基
板と、該回路基板の前面に設けられたスイッチ部と、前
記スイッチ部を被覆して防水すると共に弾性復帰力を有
する防水カバーと、該防水カバーの前面側に設けられて
該防水カバーを押動操作する押しボタンカバーと、前記
防水カバーの内側に設けられて該防水カバーを前記押し
ボタンカバーとの間で挟持する固定部材と、前記押しボ
タンカバーの押動操作用孔を有して前記支持枠体に固定
される前枠体とを有する自動販売機の押しボタンスイッ
チ装置において、 前記固定部材には、前記スイッチ部に接離自在に当接す
る押動部が前記防水カバーとは別体に設けられているこ
とを特徴とする自動販売機の押しボタンスイッチ装置。 - 【請求項２】 前記固定部材には前記回路基板との接近
距離を規制する規制部が設けられ、該規制部と前記押動
部のスイッチ部当接面との距離が所定値に設定されてい
ることを特徴とする請求項１に記載の自動販売機の押し
ボタンスイッチ装置。 - 【請求項３】 前記押動部は弾性体で形成されているこ
とを特徴とする請求項１、２の何れかに記載の自動販売
機の押しボタンスイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15853096A JP3280851B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-06-19 | 自動販売機の押しボタンスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-110971 | 1996-05-01 | ||
| JP8-110970 | 1996-05-01 | ||
| JP11097196 | 1996-05-01 | ||
| JP11097096 | 1996-05-01 | ||
| JP15853096A JP3280851B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-06-19 | 自動販売機の押しボタンスイッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1021780A true JPH1021780A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3280851B2 JP3280851B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=27311852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15853096A Expired - Fee Related JP3280851B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-06-19 | 自動販売機の押しボタンスイッチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3280851B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013109839A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Nippon Conlux Co Ltd | 自動販売機用の押釦式選択釦構造 |
| JP2013196873A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Panasonic Corp | 複合スイッチ |
| JP2014044898A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Koha Co Ltd | 照光式押釦スイッチ |
| CN106227357A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-12-14 | 歌尔股份有限公司 | 一种防水按键模组 |
| WO2022070996A1 (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-07 | 任天堂株式会社 | ボタン装置、および、電子機器 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15853096A patent/JP3280851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106227357A (zh) * | 2016-07-22 | 2016-12-14 | 歌尔股份有限公司 | 一种防水按键模组 |
| WO2018014496A1 (zh) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | 歌尔股份有限公司 | 一种防水按键模组 |
| CN106227357B (zh) * | 2016-07-22 | 2018-10-12 | 歌尔股份有限公司 | 一种防水按键模组 |
| US11327572B2 (en) | 2016-07-22 | 2022-05-10 | Weifang Goertek Microelectronics Co., Ltd. | Waterproof key module |
| WO2022070996A1 (ja) * | 2020-09-29 | 2022-04-07 | 任天堂株式会社 | ボタン装置、および、電子機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3280851B2 (ja) | 2002-05-13 |
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