JPH11213790A - スイッチの組付構造 - Google Patents

スイッチの組付構造

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JPH11213790A
JPH11213790A JP3201998A JP3201998A JPH11213790A JP H11213790 A JPH11213790 A JP H11213790A JP 3201998 A JP3201998 A JP 3201998A JP 3201998 A JP3201998 A JP 3201998A JP H11213790 A JPH11213790 A JP H11213790A
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JP
Japan
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switch
lead wire
knob
operation lever
wire outlet
Prior art date
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Application number
JP3201998A
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English (en)
Inventor
Tatsumi Nomura
辰美 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
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Publication of JPH11213790A publication Critical patent/JPH11213790A/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性が高く、組み付け作業が容易であり、
低コストで操作フィーリングの良いスイッチの組付構造
を提供する。 【解決手段】 プッシュ式スイッチ1を弾性防水カバー
2で覆い、操作レバー4に設けられたノブ5の凹部5c
に防水カバーごと圧入してノブに取り付け、リード線引
出口15を操作レバーの係合穴4aに係合させる。これ
により組付作業は容易となり、防水カバーが圧縮されて
スイッチの外周に密着するので十分な防水性が得られ、
リード線引出口をモールドする必要がなく、ノブの回り
止めも不要なためコストアップにならず、スイッチ内の
空気は自由に出入りできるので十分なクリック感が得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械や農業
機械のような作業機の操作レバーにプッシュ式のスイッ
チを取り付け、このスイッチのリード線を上記操作レバ
ーの内部に引き出す方式のものに適したスイッチの組付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械や農業機械のような作業機や自
動車の操作レバーには、レバーの先端に取り付けられた
ノブの一部にプッシュ式のスイッチを設け、ノブを握っ
た手でこのスイッチを押しながら操作レバーを操作する
ようにしたものがある。この場合、特にトラクターなど
の屋外型作業機では直接雨にさらされる可能性があるの
で、スイッチの防水を確実に行うことが必要である。こ
のため、ゴム製などの防水カバーで覆うと共にリード線
引出口を樹脂でモールドして密閉したスイッチを操作レ
バーのノブに取り付け、リード線を操作レバーの内部に
引き出すと共にPVC製などのブーツをノブ全体に被着
したものが知られている。
【0003】しかしながら、上記のような構造ではスイ
ッチとゴムカバーの間の隙間及びノブとブーツの間の隙
間からの水の侵入を確実に防ぐことは困難であり、使用
条件の厳しい屋外作業のためブーツが破損しやすいもの
であった。またリード線引出口をモールドするために、
コストアップになると共に結露が生じやすくなり、しか
も内部に封入された状態の空気の反発力で押圧操作時の
クリック感が弱くなって、良好な操作フィーリングが得
られないという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこれらの点
に着目し、スイッチに対する防水性が高く、しかも組み
付け作業が容易であり、低コストで良好な操作フィーリ
ングの得られるスイッチの組付構造を提供することを課
題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明は、操作レバーに設けられたノブにスイ
ッチを取り付け、このスイッチのリード線を上記操作レ
バーの内部に引き出す方式のスイッチの組付構造であっ
て、上部にプッシュ部を、下部にリード線引出口をそれ
ぞれ有するプッシュ式スイッチを弾性材料からなる防水
カバーで覆い、このスイッチを前記ノブに形成された凹
部に防水カバーごと圧入することによってノブに取り付
けると共に、スイッチのリード線引出口を操作レバーに
形成された係合穴に係合させるようにしている。
【0006】このような構成により、組付作業が容易と
なり、また防水カバーがノブの凹部内面とスイッチ外面
の間で圧縮されて密着するので防水性が向上する。更に
リード線引出口をモールドする必要がないためコストア
ップにならず、ケース内の空気は自由に出入りできるの
で結露がなくなり、操作フィーリングが損なわれること
もなくなる。
【0007】また、上記スイッチのプッシュ部と防水カ
バー上部の押圧操作部との間に剛体製の補助プレートを
介在させている。これにより、プッシュ部が比較的小さ
い場合でも指全体でプッシュ部を操作する感じが得られ
て操作フィーリングが向上し、また防水カバーが破損す
ることがあってもすぐに水やほこりなどの異物が入るこ
とがない。
【0008】また、上記リード線引出口を強度のある剛
体で構成している。これによりリード線引出口をノブの
回り止めにも兼用することができ、別のネジにより回り
止めをする必要がなくなる。
【0009】また、上記リード線引出口を操作レバーの
内部空間に突出させている。これにより仮にレバーとノ
ブの間の隙間などからレバー内に水が入っても、スイッ
チ内部への侵入経路が長くなり、しかもその経路はリー
ド線引出口の先端を乗り越えて迂回する形状となるた
め、リード線引出口をモールドしなくても水がスイッチ
内に入る可能性はほとんどなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。図1はスイッチを組み付けた状態を示す要部の
断面図、図2は防水カバーで覆われた状態のスイッチの
断面図、図3は凹部が形成されている部分のノブの断面
図、図4は操作レバーの先端部分の側面図である。なお
この明細書においては、各部材が図示の姿勢にある時を
基準にして「上」「下」の語を用いている。
【0011】図において1はスイッチ本体をケースに収
納した構造の小型プッシュ式スイッチであり、11はス
イッチ本体、12はプリント基板のような基板、13は
ケース、14はリード線、15はリード線引出口であ
る。スイッチ本体11は上部にプッシュ部16を備えた
もので、基板12の上面に取り付けて図示しない端子に
リード線14を接続し、このリード線14を引出口15
から引き出した状態でケース13に収納し、ケース13
の内面中間部に形成された段部13aとその上部の係止
部13bを利用して基板12を固定することによって、
ケース13に装着されている。
【0012】ケース13は例えば円筒状の合成樹脂成形
品であって、下部に金属製のリード線引出口15を固定
してあるが、材料が例えばABS樹脂のような十分な強
度のある硬質樹脂の場合には、引出口15までの全体を
一体に成形することができる。なおリード線引出口15
は、後述するようにノブ5の回り止めを兼ねるので回り
止めの作用を発揮できる強度が必要であるが、厳密な意
味での剛体である必要はない。
【0013】2は例えばゴムのような弾性材料の成形品
からなる防水カバー、3は金属板などの硬い材料で構成
された補助プレートであり、有底円筒状の防水カバー2
の底に相当する端面は外側に膨らんだ形状の押圧操作部
21となっており、また下部周縁には抱き込み部22が
内側に向けて形成されている。この防水カバー2は、図
示のようにスイッチ1に被着されるものであり、スイッ
チ本体11のプッシュ部16の上に補助プレート3を配
置した状態でケース13に被着した時に、リード線引出
口15の部分を除いてスイッチ1の上面と周面の全体を
覆って下面を抱き込み、且つ補助プレート3とケース1
3の上縁との間に押圧操作に必要な若干の隙間3aが形
成されるように、その形状と寸法が選定されている。な
お補助プレート3は押圧操作の際に実質的な変形しない
程度の強度があればよく、厳密な意味での剛体である必
要はない。
【0014】4は例えば金属製のパイプ材からなる操作
レバー、5はノブである。このノブ5はパイプ状の金属
製心材5aの外側に樹脂製握り部5bが一体に成形され
たもので、例えばねじ込み式の固定手段によって操作レ
バー4の先端に取り付けられている。5cはノブ5の周
面の基端側の一箇所に形成された膨出部5dに設けられ
たスイッチ取り付け用の凹部であり、この凹部5cの底
面にはリード線引出口穴5eが、また操作レバー4には
このリード線引出口穴5eと一致する部分に係合穴4a
がそれぞれ形成されている。ノブ5の凹部5cの内径と
深さは、スイッチ1に被着された防水カバー2の外径と
高さに対応した寸法としてあり、且つ下部にはこれより
やや小径の圧入部5fがテーパー状の案内部5gから連
続して形成されている。
【0015】各部材は以上のような構成であり、ノブ
5、すなわち操作レバー4へのスイッチ1の組付は、ケ
ース13に被着した防水カバー2ごとスイッチ1をノブ
5の凹部5cに圧入し、ケース13と凹部5cの圧入部
5fとによって防水カバー2を挟持すると共に、リード
線引出口15の先端を操作レバー4の係合穴4aに係合
させることによって行われる。なお図1に示すように、
リード線引出口15の長さはスイッチ1がノブ5に組み
付けられた状態で先端が操作レバー4の内部空間に突出
するように選定してある。
【0016】従って、圧縮された防水カバー2がノブ5
の凹部5cとケース13の外周面に密着してその摩擦力
によって抜け止めされ、これ以外の固定手段を必要とし
ないため組付作業は極めて簡単且つ容易に行うことがで
きる。また防水カバー2が圧縮されて凹部5cとケース
13に密着するので確実な防水が可能となる。また、ノ
ブ5を操作レバー4の先端にねじ込みによって取り付け
る場合、一般にはノブの外側からノブを貫通して操作レ
バーに達するネジなどにより回り止めを行う必要がある
が、この例では十分な強度のあるリード線引出口15を
係合穴4aに係合しているので、引出口15で回り止め
を兼ねることができて回り止めネジなどが不要となる。
【0017】またこの例では、プッシュ部16と防水カ
バー2の押圧操作部21との間に硬い補助プレート3を
挿入している。このため、組み付けの際などに必要以上
の荷重がスイッチ1に加わることがなく、またプッシュ
部16を操作した時に指全体で操作する感じとなり、し
かもケース13内の空気は自由に出入りできて操作の妨
げにならないので操作フィーリングが向上し、結露する
こともない。更に、リード線引出口15の先端が操作レ
バー4の内部空間に突出しているので、操作レバー4と
ノブ5の間の隙間などからレバー4内に水が入っても、
スイッチ1の内部に水が侵入するには引出口15の先端
を迂回して乗り越える必要があるため、リード線引出口
15をモールドしてなくても水がスイッチ1内に入る可
能性はほとんどないのである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、操作レバーに設けられたノブにスイッチを取り付
け、このスイッチのリード線を上記操作レバーの内部に
引き出す方式のスイッチの組付構造であって、上部にプ
ッシュ部を、下部にリード線引出口をそれぞれ有するプ
ッシュ式スイッチを弾性材料からなる防水カバーで覆
い、このスイッチを前記ノブに形成された凹部に防水カ
バーごと圧入することによってノブに取り付けると共
に、スイッチのリード線引出口を操作レバーに形成され
た係合穴に係合させるようにしたものである。
【0019】従って、スイッチを防水カバーごと圧入す
るだけでノブに組み付けることができるので組付作業が
容易となり、また圧縮された防水カバーがノブの凹部と
スイッチの外周面に密着するので十分な防水性が得られ
る。更にリード線引出口をモールドする必要がないため
コストアップにならず、スイッチ内の空気は自由に出入
りできるので結露の原因となったり、操作フィーリング
を損なったりすることがない。
【0020】また、上記スイッチのプッシュ部と防水カ
バーとの間に硬い補助プレートを挿入したものでは、ス
イッチに大きな荷重が掛かることがなく、また指全体で
プッシュ部を操作する感じが得られて操作フィーリング
が向上し、また仮に防水カバーが破損してもすぐに水や
ほこりなどの異物が入ることがない。
【0021】また、上記リード線引出口を強度のある硬
い材料で構成したものでは、リード線引出口をノブの回
り止めにも兼用することができ、ネジなどによる別の回
り止め手段を設ける必要がなくなるのでその分だけコス
トが低減される。
【0022】また、上記リード線引出口を操作レバーの
内部空間に突出させたものでは、レバー内に水が入って
もスイッチの内部にまで侵入する可能性はほとんどな
く、防水性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるスイッチを組み
付けた状態を示す要部の断面図である。
【図2】同実施形態におけるスイッチと防水カバーの断
面図である。
【図3】同実施形態におけるノブの要部の断面図であ
る。
【図4】同実施形態における操作レバーのノブを装着し
た部分の側面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 防水カバー 3 補助プレート 4 操作レバー 4a 係合穴 5 ノブ 5c 凹部 11 スイッチ本体 13 ケース 14 リード線 15 リード線引出口 16 プッシュ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーに設けられたノブにスイッチ
    を取り付け、このスイッチのリード線を上記操作レバー
    の内部に引き出す方式のスイッチの組付構造であって、
    上部にプッシュ部を、下部にリード線引出口をそれぞれ
    有するプッシュ式スイッチを弾性材料からなる防水カバ
    ーで覆い、このスイッチを前記ノブに形成された凹部に
    防水カバーごと圧入することによってノブに取り付ける
    と共に、スイッチのリード線引出口を操作レバーに形成
    された係合穴に係合させることを特徴とするスイッチの
    組付構造。
  2. 【請求項2】 上記プッシュ式スイッチのプッシュ部と
    防水カバー上部の押圧操作部との間に剛体製の補助プレ
    ートを介在させた請求項1記載のスイッチの組付構造。
  3. 【請求項3】 上記リード線引出口が強度のある剛体で
    構成されている請求項1記載のスイッチの組付構造。
  4. 【請求項4】 係合穴に係合している上記リード線引出
    口が操作レバーの内部空間に突出している請求項1記載
    のスイッチの組付構造。
JP3201998A 1998-01-29 1998-01-29 スイッチの組付構造 Pending JPH11213790A (ja)

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JP3201998A JPH11213790A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 スイッチの組付構造

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JPH11213790A true JPH11213790A (ja) 1999-08-06

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ID=12347162

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070065109A (ko) * 2005-12-19 2007-06-22 현대자동차주식회사 회전반경제어장치용 감지스위치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070065109A (ko) * 2005-12-19 2007-06-22 현대자동차주식회사 회전반경제어장치용 감지스위치

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