JPH0115211Y2 - - Google Patents

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JPH0115211Y2
JPH0115211Y2 JP2829183U JP2829183U JPH0115211Y2 JP H0115211 Y2 JPH0115211 Y2 JP H0115211Y2 JP 2829183 U JP2829183 U JP 2829183U JP 2829183 U JP2829183 U JP 2829183U JP H0115211 Y2 JPH0115211 Y2 JP H0115211Y2
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JP
Japan
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mounting base
antenna
vehicle body
body wall
mounting
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JP2829183U
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JPS59134910U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取付ベースを用いて車両用アンテナを
フロントピラー等の車体壁に取付ける際に、上記
取付ベースと車体壁との間に介在させる車両用ア
ンテナ取付ベースマツトに関する。
車両用アンテナには、フロントピラー等の車体
におけるいわゆるデツドペース内にアンテナ素子
を収納するようにしたものがある。
第1図はこの種の車両用アンテナの一例を示す
側面図である。図において符号1は単一のロツド
アンテナ素子であり、軟質合成樹脂チユーブから
なるアンテナ素子収納管2の中へ挿脱自在に収納
されるものとなつている。3は軟質合成樹脂等の
絶縁材にて形成された取付ベースであり、前記ア
ンテナ素子収納管2の素子挿脱口近傍にてアンテ
ナを保持するアンテナ保持部3aと、このアンテ
ナ保持部3aの外周に図示の如く所定角度傾斜し
て設けられた鍔状の取付部3bとからなつてい
る。上記アンテナ保持部3aの内部にはアンテナ
素子1と同軸給電ケーブル4との電気的接続をは
かるための接続機構が設けられている。上記取付
部3bの長手方向両端部には取付ネジ挿入孔3
c,3cが設けられている。
このような構成の車両用アンテナを前述した如
く車体に取付ける際には、前記取付ベース3と車
体壁との間に軟質性のゴムや合成樹脂材等からな
る取付ベースマツトを介在させて車体壁内への雨
水等の侵入を防止している。
第2図a,bは従来の車両用アンテナ取付ベー
スマツト5の一般的な構成を示す上面図および側
面図である。図に示す如く従来の取付ベースマツ
ト5は前記取付ベース3における取付部3bの底
面と一致する形状の台座部6を有している。上記
台座部6の中央部分には前記取付ベース3におけ
るアンテナ保持部3aに嵌合する長方形状の孔7
が設けられている。上記台座部6の周縁部には取
付ベース3の取付部3bの周面に密着する突条8
が全周にわたつて形成されている。上記台座部6
の前記取付ベース3に設けられたネジ孔3c,3
cに対応する位置には孔9,9が設けられてい
る。
このような構成の取付ベースマツト5は、第3
図に示す如き状態で取付ベース3と車体壁10と
の間に介挿される。すなわち、取付ベースマツト
5は台座部6の上側面6aを取付ベース3の取付
部3bの底面と接合させ、下側面6bを車体壁1
0の外側面に当接させた状態で介挿される。かく
して取付ベースマツト5により、車体壁10に穿
設された孔11から車体壁内へ雨水等が侵入する
のを防止可能である。
しかしながら、前述した如き従来の取付ベース
マツト5には次のような問題があつた。すなわ
ち、取付ベース1がネジにより車体壁10に固定
された場合、取付ベースマツト5にはかなり大き
い圧縮力が加わる。そうすると、取付ベースマツ
ト5における台座部6の中央部分とくに前述した
長方形状の孔7が設けられている側傍の幅の狭く
なつている狭小部分6cに変形が生じ、外側方向
に押広げられることがある。その結果、取付ベー
ス3および取付孔11の周辺に対する取付ベース
マツト5の当接状態がくずれ、雨水等が車体壁内
へ侵入するおそれがあつた。
本考案は上述した問題を解決するためになされ
たものであり、その目的は取付ベースと車体壁と
の間に的確に介挿されて雨水等の車体壁内への侵
入を確実に防止し得る上、仮に取付ベースの下面
を伝わつて車体内へ入り込もうとする雨水等が存
在しても、その浸入を阻止できる車両アンテナ取
付ベースマツトを提供することである。
以下、本考案を図面に示す一実施例に基いて説
明する。
第4図以下は本考案の一実施例を説明するため
の図である。なお先に示した第1図〜第3図と同
一部分には同一符号を付し、その部分の詳細は省
略する。
第4図a,b,cは取付ベースマツト20の構
成を示す上面図、側断面図、底面図である。図に
おいて符号21は台座部6の中央部分に形成され
た被包部である。この被包部21は、取付ベース
マツト20が取付ベース3と車体壁10との間に
介挿される際、取付ベース3のアンテナ保持部3
aをアンテナ収納管2および同軸給電ケーブル4
の引出し部を残して下方側から密着被包する部分
である。したがつて、この被包部21は内部が取
付ベース3におけるアンテナ保持部3aの外部形
状に対応する形状をした中空部となつていると共
に、アンテナ収納管2および同軸給電ケーブル4
を引出すために一部が開口した袋状を呈してい
る。また、図において符号22および23は台座
部6の下側面6bに形成された突条である。上記
突条22は上記被包部21を包囲する如く形成さ
れている。また、突条23はネジ挿入孔9を包囲
する如く形成されている。かかる構成のベースマ
ツト20は軟質性のゴムあるいは合成樹脂等の防
水性を有する柔軟性部材にて一体成形されてい
る。
第5図a,b,cは上述した構成の取付ベース
マツト20を用いて車両用アンテナを車体に取付
けた状態を示す上面図、側面図、正面断面図であ
る。
図に示す如く取付ベースマツト20は台座部6
の上側面6aが取付ベース3の取付部3bの底面
と当接する。また台座部6の周縁部に形成された
突条8が取付ベース3の取付部3bの周辺を被覆
する。さらに被包部21が取付ベース3のアンテ
ナ保持部3aにおける車体壁内挿入部位を被包す
る。なお車両用アンテナにおけるアンテナ収納管
2および同軸給電ケーブル4は上記被包部21の
一部に形成された開口部から引出される。一方、
台座部6の下側面6bは車体壁10の外側面に当
接する。
かかる状態で車両用アンテナにおける取付ベー
ス3と車体壁10との間に介挿された取付ベース
マツト20は次の如き作用をなす。
すなわち、取付ベース3が車体壁10へネジ2
4,24により締付固定される際、取付ベースマ
ツト20は圧縮力を受ける。この圧縮力により取
付ベースマツト20の台座部6は圧縮され取付ベ
ース3の取付部3bが車体壁10と緊密に固定さ
れる。台座部6の下側面6bに形成された突条2
2,23は上記圧縮力により押しつぶされるた
め、上記車体壁10との当接状態は一層緊密なも
のとなる。
一方、台座部6の狭小部6cは上記圧縮力のほ
かに被包部21から引張力を受ける。すなわち、
被包部21は取付ベース3のアンテナ保持部3a
によつて内底部に押圧力を受ける。この押圧力は
被包部21と台座部6とが一体成形されているの
で、台座部6の特に狭小部6cに引張力として作
用する。このような被包部21からの引張力によ
り狭小部6cは前記圧縮力を受けても外方向に押
拡げられずにすむ。したがつて、取付ベースマツ
ト20は取付ベース3と車体壁10との間に的確
に介挿されて雨水等が車体壁内へ侵入するのを防
止することができる。しかもアンテナ保持部3a
の外周が被包部21により下方側から密着被包さ
れているので、仮に取付ベース3の下面を伝わつ
て車体内へ入り込もうとする雨水等が存在してい
たとしても、アンテナ保持部3aの外周面と被包
部21の内面との密閉作用により、上記雨水等の
浸入を阻止できる効果がある。
なお、取付ベースマツト20は、被包部21と
台座部6とが一体成形された構成であるので、製
造コストも従来に比べ格別高価格になることはな
い。
本考案は上述した一実施例に限定されるもので
はない。たとえば、前記実施例では本考案をフロ
ントピラーに装着されるアンテナに適用した場合
を示したが、アンテナ保持部および取付部を有す
る取付ベースを備えたアンテナであれば種々の型
式のアンテナに適用できる。この場合、本考案は
台座部および被包部の形状を上記取付ベースの底
部形状に対応して形成することにより前述した一
実施例と同様の作用効果を奏する。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、車両用アンテナの取付ベースが車体壁に固定
される際、被包部が取付ベースのアンテナ保持部
から押圧力を受けて台座部を引張るので、台座部
における狭小部分が外方向に押拡げられることが
ない。その結果、取付ベースと車体壁との間に的
確に介挿されて雨水等の車体壁内への侵入を確実
に防止し得る。また上記被包部が、アンテナ保持
部を下方側から密着被包する如く設けられている
ので、仮に取付ベースの下面を伝わつて車体内へ
入り込もうとする雨水等が存在していたとして
も、その浸入を阻止することができる。このよう
に本考案によれば、従来にない格別の効果を奏す
る車両用アンテナ取付ベースマツトを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用アンテナの一般的な構成を示す
側面図、第2図a,bは従来の車両用アンテナ取
付ベースマツトの一般的な構成を示す上面図およ
び側断面図、第3図は従来の取付ベースマツトの
介挿状態を示す正面断面図、第4図a,b,cは
本考案の一実施例の構成を示す上面図、側断面
図、底面図、第5図a,b,cは第4図a,b,
cに示した取付ベースマツトの介挿状態を示す上
面図、側面図、正面断面図である。 1……ロツドアンテナ素子、2……アンテナ収
納管、3……取付ベース、3a……保持部、3b
……取付部、3c……取付ネジ挿入孔、4……同
軸給電ケーブル、5……取付ベースマツト、6…
…台座部、7……孔、8……突条、9……孔、1
0……車体壁、11……孔、20……取付ベース
マツト、21……被包部、22,23……突条、
24……ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンテナ保持部およびこの保持部外周に設けら
    れた鍔状の取付部を有する取付ベースにてアナテ
    ナを車体壁に設けてある取付孔に対して取付ける
    際、上記取付ベースと車体壁との間に介在させる
    防水性の柔軟性部材からなるベースマツトにおい
    て、 前記取付ベースの鍔状取付部に一側面を接合さ
    れ他側面を車体壁外側面に当接させる平板状の台
    座部と、この台座部と一体成形され前記取付ベー
    スのアンテナ保持部における車体壁内挿入部位の
    外周をアンテナ収納管および同軸給電ケーブルの
    引出し部を残して下方側から密着被包する如く袋
    状に設けられた被包部とを具備したことを特徴と
    する車両用アンテナ取付ベースマツト。
JP2829183U 1983-02-28 1983-02-28 車両用アンテナ取付ベ−スマツト Granted JPS59134910U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2829183U JPS59134910U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 車両用アンテナ取付ベ−スマツト

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JP2829183U JPS59134910U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 車両用アンテナ取付ベ−スマツト

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Publication Number Publication Date
JPS59134910U JPS59134910U (ja) 1984-09-08
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JP2829183U Granted JPS59134910U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 車両用アンテナ取付ベ−スマツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728727Y2 (ja) * 1988-09-26 1995-06-28 松下電器産業株式会社 車載用アンテナ装置

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JPS59134910U (ja) 1984-09-08

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