JPS5825577Y2 - コンセント函 - Google Patents

コンセント函

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Publication number
JPS5825577Y2
JPS5825577Y2 JP4419377U JP4419377U JPS5825577Y2 JP S5825577 Y2 JPS5825577 Y2 JP S5825577Y2 JP 4419377 U JP4419377 U JP 4419377U JP 4419377 U JP4419377 U JP 4419377U JP S5825577 Y2 JPS5825577 Y2 JP S5825577Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
inclined surface
opening
front inclined
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP4419377U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53138196U (ja
Inventor
昭二 本家
Original Assignee
アイワ電設開発株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイワ電設開発株式会社 filed Critical アイワ電設開発株式会社
Priority to JP4419377U priority Critical patent/JPS5825577Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内部にコンセントを備えさせるようにしたコ
ンセント函に関し、詳しくは屋外で風雨にさらされても
内部のコンセントを安全に保護し得るようにしたコンセ
ント函に関するものである。
従来よりこの種の屋外に設けられるコンセント函は強風
にさらされる関係上、蓋が強固に閉塞されるものでなけ
ればならない。
この為、蝶ねし等を用いてしつかりした蓋の締付を行な
うようにしたものもあるが、かかるものは作業者がその
締付を忘れると強風によって蓋が開かれてしまい、内部
のコンセントが直接風雨にさらされる危険がある。
この問題を解決しようとすれば必然的に構造が複雑とな
り高価となってしまう問題が起こる。
そこで本考案は、上述の問題点を解決するようにしたも
ので、構造が簡易であるばかりでなく防滴及び防塵の機
能もすこぶる高まり、しかも閉蓋状態もしっかりと維持
できるようにしたコンセント函を提供しようとするもの
である。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
1はコンセント函を示し、函本体2及び蓋体20より構
成されている。
函本体2において、4は第1函体要素を示し、ガラス繊
維入り合成樹脂又はポリエステル樹脂等の絶縁性が高く
且つ強度のある硬質樹脂材料を用いて内部を中空状に形
成しである。
5は第1函体要素4の後部外壁面に接着又は一体形成等
の任意の手段で設けられた取付足で、コンセント函1を
任意の壁面に取付けるために設けたものである。
6は第1函体要素4の周縁部に設けられた連結片で、要
素4と一体形成又は別途形成した接着等の手段で一体化
したものを張出状に突設させである。
7は第1函体要素4の底部に穿設された電源用電線の挿
通孔を示す。
8は第1函体要素4の内部に取付られたコンセント基板
で、ベークライト等の絶縁性のある材料で形成されると
共に、漏電遮断器、過電流遮断器、コンセント等周知の
配電盤回路要素が装着される。
9は第1函体要素4の背板から突設させた受片で、コン
セント基板8を第1函体要素4の背板より電気的機械的
に離隔させるようにしである。
10は第2函体要素を示し、第1函体要素4と同様な硬
質樹脂材料を用い内部を中空に形成すると共に、前部に
は開口部12が設けられている。
13は第2函体要素10周縁において上記連結片6と対
応する位置に突設された連結片で、上記連結片6と同様
な方法で形成される。
14は連結具として例示するボルト及びナツトで、連結
片6,13の夫々に設けられた孔に挿通させて第1函体
要素4と第2函体要素10の一体化を行なうようにしで
ある。
尚連結具14の材料としては、第1函体要素4及び第2
函体要素10と同様絶縁性が高く且つ強度のある硬質樹
脂材が用いられる。
更に又第1函体要素4と第2函体要素10の間にはパツ
キンを介装させて函本体2の防滴性、防塵性を高めるよ
うにしてもよい。
17は案内片を示し、第5図に明示されるように上記開
口部12の両側縁及び上縁を張出状に前方へ突出させ、
その自由端を外方へ断面り字形に曲げ付ける形で形成し
である。
18は開口部の下縁に設けられた前傾斜面で、正面から
見て手前側を下り傾斜させ且つ上記案内片17と連続す
る形で形威されている。
次に20は蓋体を示し、上記函体要素4゜10と同様の
材料を用いて上記開口部12をふさぐに十分な大きさに
形成しである。
21は蓋体20の両側縁及び上縁に設けられた嵌合片で
、第5図に明示されるように上記案内片17に対して嵌
合するような断面り字形の持出状に形威されている。
尚これら案内片17と嵌合片21は図から明らかなよう
に、閉蓋状態では開口部12の両側縁及び上縁とも互い
に嵌合状態になるよう形成されている。
22は蓋体20の下縁に設けられた前傾斜面当接部で、
閉蓋状態において上記第2函体要素10の前傾斜面18
に対しほぼぴったりと当接するように形威されている。
尚これら前傾斜面18及び前傾斜面当接部22の傾斜角
度は、閉蓋状態に於いて蓋体20の下部が正面から見て
手前方向へ押出される力が生じ得る角度(理想的には4
5°)に選ばれる。
24 a 、24 bは前傾斜面18及び前傾斜面当接
部22に埋設された一対の磁性吸着部材である。
なおこれはいずれか一方を磁石とし他方を鉄片等の吸着
片としても良いし、相方とも磁石で構成してもよい。
25は前傾斜面当接部22の前下端部に設けられた垂れ
部を示し、閉蓋時の防塵を目的として形威しである。
26は蓋体20と一体形成又は別途形威し接着等の手段
で蓋体20に固着させた蓋体20開閉の為の把手を示す
尚蓋体20の表面(前面)には操作を示す略記号又はネ
ームプレート等のものを任意に設けるようにしてもよい
上記の様な構成のものをトンネル等の側壁に取付ける場
合においては、あらかじめ第1函体要素4をその壁面へ
取付足5を用いて固着する。
この固着は任意のアンカーボルトを用いて行なえば良い
あらかじめ周知の配電盤回路要素を装着させたコンセン
ト基板8を、受片9を介してねし止め等任意の手段で第
1函体要素4に取付ける。
この後第1函体要素4の下部に設けられた挿通孔7に電
源用電線を挿通させ、外部電源とコンセント基板8上の
配電盤回路要素とを電気的に接続する。
次に第1函体要素4及び第2函体要素10に設けられた
連結片6,13にボルトを挿通させ、ナツトを締付ける
方法で第2函体要素10を第1函体要素4に固着させる
次に蓋体20を函本体2の上方から下方へずらせながら
蓋体20の両側縁に設けられた嵌合片21と開口部12
の両側縁に設けられた案内片17とを噛合い状態に嵌合
させる。
この結果上記嵌合片21は上記案内片17にガイドされ
た状態でスライド下降し蓋体20は正規の閉蓋位置に装
着される。
この場合函本体2には前傾斜面18が、蓋体20には前
傾斜面当接部22が夫々設けられている為、下降してき
た蓋体20の下端部は前方へ押出され、これにより前記
案内片17の内面と嵌合片21の内面は密着状態に当接
し、函本体2に対する蓋体20のガタ付きが起こらない
ような止着状態が得られる。
又係る状態では磁性吸着部材24a、24bが相対向し
て相互に吸着される為、蓋体20の函本体2に対する止
着は更に堅固となり、例えば当コンセント函1を新幹線
のトンネル内のように強烈な風圧が起きる場合に用いて
も、十分にその閉蓋状態を維持する事ができる。
次に当コンセント函1を使用する場合は蓋体20に設け
られた握手26に手を入れて蓋体20を上方に引き上げ
、使用する電気機器のプラグを函本体2の開口部12よ
り挿入し、コンセント基板8上に装着されたコンセント
に接続する。
使用完了時には使用電気機器のプラグをコンセントより
列外した後、蓋体20を下降させてコンセント函1を閉
蓋状態とする。
尚電気機器使用時等のように蓋体20の開放時に於いて
、砂塵等が函本体2に設けられた前傾斜面18へ吹き付
けられても、これは傾斜面となっている為砂塵等は落下
せしめられ、閉蓋時の磁性吸着部材24 a 、24
b相互の吸着が阻害される事はない。
以上のようにこの考案にあっては、函本体2の前面開口
部12に取付けられる蓋体20は、函本体2における開
口部12の両側縁及び上縁に設けられる突出状の案内片
17に対して、蓋体20の両側及び上側に設けられる嵌
合片21が嵌合状に噛合うように構成しであるから、仮
にこのコンセント函の上方から水滴が落下しても、その
水滴が函本体2内へ入ることを防止することのできる特
長がある。
しかも上記のように構成したことにより、例えばトンネ
ル内に設けた場合に強い風圧によって上記蓋体20が函
本体2から離脱するような恐れは少なく、長寿命なコン
セント函として使うことができる。
更にその上上記のように防滴構造にしたにもかかわらず
、蓋体20の開閉に当っては蓋体20を単に引上げたり
引下げたりするのみでその開閉操作が行なわれるから、
使用を簡便にする実用効果もある。
更に本考案にあっては蓋体20を閉めた時に、上記函本
体2における開口部12の下縁に設けられた前傾斜面1
8と蓋体の下側に設けられた前傾斜面当接部22とで蓋
体20の下端を前方向へ押し出すよう形威しであるから
、結果的には函本体2の案内片17に対して蓋体の嵌合
片21は強く密着しその隙間からごみが入る事を防止す
る防塵構造としての特長も備える。
更に本考案の優れた特長は、蓋体20を閉めた状態にお
いて前傾斜面18と前傾斜面当接部22とが磁性吸着部
材にて強力に接着され、みだらな開放即ち蓋体20が上
方に簡単に持上ることを防止する効果もあり、閉蓋状態
を維持する上に効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はコンセント
函の正面図、第2図は同右側面図、第3図は第1図にお
けるIII −III線断面図、第4図は同IVIV線
断面図、第5図は第4図における蓋体の上部及び下部の
要部拡大図。 2・・・・・・函本体、12・・・・・・開口部、17
・・・・・・案内片、18・・・・・・前傾斜面、20
・・・・・・蓋体、21・・・・・・嵌合片、22・・
・・・・前傾斜面当接部、24 a 、24 b・・・
・・・磁性吸着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 函本体の前面には開口部を設けて内部に設置されるコン
    セントの使用を可能に構成すると共に、函本体開口部の
    両側縁及び上縁には、張出状に前方へ突出すると共にそ
    の自由端を外方へそれぞれ屈曲させた断面り字形の案内
    片を設け、更に開口部の下縁には前傾斜面を形成し、一
    方上記開口部を覆うに十分な大きさに形成した蓋体の両
    側及び上側においては、上記函本体に設けた案内片と噛
    合いを可能にした断面り字形の嵌合片を設けると共にこ
    れは案内片と嵌合させ、更に蓋体の下側においては、該
    蓋体が上記開口部を閉塞する状態において上記前傾斜面
    と対向する前傾斜面当接部を形成し、しかも前傾斜面と
    前傾斜面当接部には相互に吸着性を有する一対の磁性吸
    着部材を具備させた事を特徴とするコンセント函。
JP4419377U 1977-04-08 1977-04-08 コンセント函 Expired JPS5825577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4419377U JPS5825577Y2 (ja) 1977-04-08 1977-04-08 コンセント函

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4419377U JPS5825577Y2 (ja) 1977-04-08 1977-04-08 コンセント函

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53138196U JPS53138196U (ja) 1978-11-01
JPS5825577Y2 true JPS5825577Y2 (ja) 1983-06-01

Family

ID=28920041

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4419377U Expired JPS5825577Y2 (ja) 1977-04-08 1977-04-08 コンセント函

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JPS53138196U (ja) 1978-11-01

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