JPH03823Y2 - - Google Patents

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JPH03823Y2
JPH03823Y2 JP1982112525U JP11252582U JPH03823Y2 JP H03823 Y2 JPH03823 Y2 JP H03823Y2 JP 1982112525 U JP1982112525 U JP 1982112525U JP 11252582 U JP11252582 U JP 11252582U JP H03823 Y2 JPH03823 Y2 JP H03823Y2
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JP
Japan
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rosette
base
keeper
holding
holding pieces
Prior art date
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JP1982112525U
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English (en)
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JPS5918523U (ja
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話機の屋内配線の際に用いるロー
ゼツトを保持する為のローゼツトキーパーに関す
る。
〔従来の技術〕
ローゼツトキーパーとしては、机等の取付け基
材を傷つけない。保持操作が簡単にできる、保持
が確実である等、ローゼツトを保持するに際して
種々の要求特性を充足する必要がある。
従来から、このような要求特性を充足すべく、
種々のケーブル配線のジヨイントボツクスやコネ
クタの取付具を有するローゼツトキーパーが提案
されている。
例えば、実公昭42−10606号公報にはカバーの
取付けをワンタツチ式に行うことができるように
したジヨイントボツクス方式のものが開示され、
また、実開昭55−153825号公報に記載されている
ように、その基板の裏面にマグネツトを設けてコ
ネクタ等の機器の取付けを簡単にした取付具が開
示され、さらに、実公昭50−29745号公報には、
コネクタに巻締めたバンドに突条を設け、該突条
を保持具の表面に突設させた突条に掛合させるよ
うにした構造が示されており、さらにまた、実公
昭52−49102号公報には弾性変形させた囲板で押
付けて保持すると共に、受片で下方から支持した
構造のものが開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のジヨイントボツクスや機
器取付具にあつては、いずれもローゼツトキーパ
ーに必要とされる前述の機能を有しておらず、と
くに実公昭42−10606号公報に開示されたジヨイ
ントボツクスにあつては、電話機等の移設に伴う
室内配線の向きの変更に対しても一々それに合わ
せて対応しなければならないという欠点があり、
また、配線の向きの変更に対応できる構造を採用
しようとしたときには、保持の確実性に欠け、内
部の配線接続部分にまで影響を与える等の欠点を
生じていた。
また、実公昭50−29745号公報にあつては、バ
ンドに設けた突条を掛合させるために、高さの異
なる突条を保持具の表面に突設させておかねばな
らない。
本考案において解決すべき課題は、基板の設置
個所への取付けを簡単にするために基板背面に取
付け用の永久磁石を埋設したローゼツトキーパー
において、ローゼツトの着脱時の作業性、取付方
向の自由性、保持の確実性をさらに満足させるこ
とができる構造の完成にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のローゼツトキーパーは、基台の背面に
永久磁石を埋設したローゼツトキーパーにおい
て、基台の上辺にローゼツト挿入開口部を開放さ
せると共に、下辺の中央部には配線の挿通部が形
成されるように、基台の両側辺及び下方両コーナ
部にその先端をローゼツトの上面に接触するよう
に折曲した弾性抱持片を設け、基台の中心点に対
して上下対称位置にはそれぞれローゼツト裏面の
突起を掛合させる掛合部を設けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案は、基板の設置個所への取付けを簡単に
することができる基板背面に埋設した永久磁石の
機能に加えて、基台の両側辺及び下方両コーナ部
にその先端をローゼツトの上面両端部を弾性抱持
片が抱き込み接触し、且つ、それぞれのローゼツ
ト裏面の突起を基台の中心点に対して上下対称位
置に設けた掛合部に掛合させることができるとい
う機能が加わつたもので、ローゼツトの取付け方
向が上下逆になつても、簡単且つ確実に取付ける
ことができる。
〔実施例〕
添付各図は本考案の実施例を示す。
第1図〜第3図は本考案のローゼツトキーパー
の構造を示す。
第1図は本考案に係るローゼツトキーパーの正
面図、第2図は同側面図、第3図は第1図の−
線における縦断面図を示す。
これらの図において、1はローゼツトAを受け
る基台であり、この基台1の背面には鉄製机、本
箱等の着磁性体に定着させるための永久磁石2が
埋設されている。3,31は同基台1の表面側の
側辺上部及び下方コーナ部に形成された弾性抱持
片である。該抱持片3,31は基台1とともに熱
可塑性樹脂等の弾性素材により形成され、基台1
上に取付けるローゼツトAの上面に接触し圧着す
るように先端を折曲させている。基台1の使用時
に上位側となる弾性抱持片3は、基台1の両側辺
の上部に設けられており、基台1の表面側の上辺
はローゼツトAを脱着するために開放されてい
る。また、弾性抱持片31は、基台1の下方コー
ナー部に設けられ、ローゼツトAを下方からも抱
持できるように袋状に形成されている。また、基
台1の下辺中央部には下方コーナ部に設けた抱持
片31,31によつて配線の挿通部が形成されて
いる。、 次に図中4,41は基台1のローゼツトAの保
持位置の中心点に対して上下対称に、それぞれ対
にして設けた4個の掛合部である。同掛合部4,
41は図示するように、切開した状態のものであ
つても良いし、また、凹状に窪ませたものであつ
てもよい。要は、第9図に示すローゼツトAが上
記ローゼツトキーパーの表面に取付けられたと
き、ローゼツトAの裏面がローゼツトキーパーの
表面に接触して支持されると共に、ローゼツトA
の上下方向性に関係なく、通常ローゼツトAの裏
面下方に対に設けられている突起Bが掛合できる
状態に設けられておればよい。
以下、上記第1図〜第3図に示す本考案のロー
ゼツトキーパーの使用態様について説明する。
第4図、第5図及び第6図は、本考案のローゼ
ツトキーパーの第1の使用態様を示し、屋外導入
線(通称機ひも)5が上方に位置し、屋内線6が
下方に位置した状態、すなわち、ローゼツトAの
係止突起Bが下方に位置する場合の本考案のロー
ゼツトキーパーの取付け状態を示す。
まず、第6図に示すように、着磁性体Dの表面
に基台1の背面に埋設した永久磁石2でローゼツ
トキーパーを固定する。
そして、第4図及び第6図の矢印に示すように
ローゼツトキーパーの上方開口部からローゼツト
Aを挿入すると、弾性材からなる弾性抱持片3,
31によつて、下方及び左右両方から固く基台1
へ確実に押圧保持される。さらに第9図に示すロ
ーゼツトAの裏面に突設されている突起Bが、基
台1の上下掛合部4,41のうちの下方の掛合部
41に掛合してより完全な保持状態とできる。そ
して、屋内線6は、基台1の下辺中央部に形成さ
れた挿通部を通して配線される。
第7図及び第8図は、上記第4図、第5図及び
第6図に示す場合とは逆に、屋外導入線5と屋内
線6とが上下反対方向に配置され、ローゼツトA
を上下逆方向に配置した場合の例を示す。
この場合も、まず、本考案のローゼツトキーパ
ーは、第6図に示す場合と同様に、着磁性体の表
面に基台1の裏面の永久磁石2によつて固定す
る。
そして、ローゼツトAを第4図の場合と逆向き
にして第7図の矢印に示すように、上方から挿入
する。すると、同様に、弾性材からなる抱持片
3,31によつて、下方及び左右両方から固く基
台1へ確実に押圧保持される。さらに第9図に示
すローゼツトAの裏面に突設されている突起B
は、第4図の場合とは異なり、基台1の上下掛合
部4,41のうちの上方の掛合部4に掛合してよ
り完全な保持状態とすることができる。また、屋
外導入線5は、基台1の下辺中央部の挿通部を通
して配線される。
このように、ローゼツトAの取付け方向が上下
逆になつても、簡単且つ確実に、ローゼツトキー
パーに取付けることができる。
以上、本考案では、側辺上部の抱持片と下方コ
ーナ部の袋状抱持片とを別体として説明したが、
側辺上部の抱持片から下方コーナ部の抱持片まで
を一体としても同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕 本考案によつて下記の効果を奏することができ
る。
(1) ローゼツトキーパー基台の配線壁面への取付
けを永久磁石によつて行うことができるという
ことに留まらず、ローゼツトをキーパーの挿入
開口部から押し込むだけで、簡単且つ確実に取
付けることができる。
(2) ローゼツトの上下方向が逆になつてもローゼ
ツト裏面の突起がいずれかの基台上の掛合部と
掛合する関係にあるため、両側辺及び下方から
抱持する抱持片の保持力に加えて定着性が強化
される。
(3) ローゼツトキーパーの裏面全体にローゼツト
の裏面を接触させて、ローゼツトの突起を掛合
部に掛合させるため、震動、衝撃等によつて簡
単に基台よりローゼツトが離脱することや、ガ
タ付きが生じて内部配線構造に支障を及ぼすこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案のローゼツトキーパー
の実施例を示す。第4図〜第8図は本考案のロー
ゼツトキーパーの使用態様を示す図である。第9
図は通常のローゼツトの背面形状を示す図であ
る。 1……基台、2……永久磁石、3,31……弾
性抱持片、4,41……掛合部、5……屋外導入
線、6……屋内線、A……ローゼツト、B……突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1の背面に永久磁石2を埋設したローゼツ
    トキーパーにおいて、基台1の上辺にローゼツト
    挿入開口部を開放させると共に、下辺の中央部に
    は配線の挿通部が形成されるように、基台の両側
    辺及び下方両コーナ部にその先端をローゼツトの
    上面に接触するように折曲した弾性抱持片3,3
    1を設け、基台の中心点に対して上下対称位置に
    はそれぞれローゼツト裏面の突起Bを掛合させる
    掛合部4,41を設けたことを特徴としたローゼ
    ツトキーパー。
JP11252582U 1982-07-24 1982-07-24 ロ−ゼツトキ−パ− Granted JPS5918523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11252582U JPS5918523U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 ロ−ゼツトキ−パ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP11252582U JPS5918523U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 ロ−ゼツトキ−パ−

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Publication Number Publication Date
JPS5918523U JPS5918523U (ja) 1984-02-04
JPH03823Y2 true JPH03823Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=30260826

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JP11252582U Granted JPS5918523U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 ロ−ゼツトキ−パ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4210606Y1 (ja) * 1964-06-03 1967-06-12
JPS5029745U (ja) * 1973-07-13 1975-04-03
JPS5249102U (ja) * 1975-10-04 1977-04-07

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JPS55153825U (ja) * 1979-04-19 1980-11-06

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5918523U (ja) 1984-02-04

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