JPH0739182Y2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0739182Y2 JPH0739182Y2 JP6469389U JP6469389U JPH0739182Y2 JP H0739182 Y2 JPH0739182 Y2 JP H0739182Y2 JP 6469389 U JP6469389 U JP 6469389U JP 6469389 U JP6469389 U JP 6469389U JP H0739182 Y2 JPH0739182 Y2 JP H0739182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal housing
- male terminal
- housing
- male
- female terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、自動車用ワイヤハーネス幹線から分
岐して引き出されてアース端子に接続するのに用いられ
る電気コネクタの改良に関するものである。
岐して引き出されてアース端子に接続するのに用いられ
る電気コネクタの改良に関するものである。
この種の電気コネクタは、第９図に示すように、雌端子
が取付けられた雌端子用ハウジング１と、この雌端子用
ハウジング１に被せられ雌端子に係入される雄端子２が
取付けられた雄ハウジング３とから成っている。従来技
術では、雄端子用ハウジング３の上面は組立時に雄端子
２が組込まれる開口４を有し、この開口４は垂直壁3aに
ヒンジ５を介して一体に形成された蓋６を垂直壁3aのヒ
ンジ５とは反対側に設けられた掛け止め片７に掛け止め
して閉じられている。雄端子２は、雄端子用ハウジング
３の上方に形成された端子保持片８に保持されこの端子
保持片８と閉じられた蓋６との間でハウジング内に固定
されている。
が取付けられた雌端子用ハウジング１と、この雌端子用
ハウジング１に被せられ雌端子に係入される雄端子２が
取付けられた雄ハウジング３とから成っている。従来技
術では、雄端子用ハウジング３の上面は組立時に雄端子
２が組込まれる開口４を有し、この開口４は垂直壁3aに
ヒンジ５を介して一体に形成された蓋６を垂直壁3aのヒ
ンジ５とは反対側に設けられた掛け止め片７に掛け止め
して閉じられている。雄端子２は、雄端子用ハウジング
３の上方に形成された端子保持片８に保持されこの端子
保持片８と閉じられた蓋６との間でハウジング内に固定
されている。
このように、従来技術の電気コネクタは、雄端子用ハウ
ジングの上面が端子を挿入する開口を有し、この開口は
蓋で閉られているが、このハウジングには蓋の掛け止め
部を通して水が侵入し易く、端子が発錆しコネクタ機能
を低下する欠点があった。
ジングの上面が端子を挿入する開口を有し、この開口は
蓋で閉られているが、このハウジングには蓋の掛け止め
部を通して水が侵入し易く、端子が発錆しコネクタ機能
を低下する欠点があった。
本考案の目的は、上記の欠点を回避するために、雄端子
用ハウジングの上面を閉じて防水性を向上し、また上面
を閉じても雄端子を確実に取付けることができる電気コ
ネクタを提供することにある。
用ハウジングの上面を閉じて防水性を向上し、また上面
を閉じても雄端子を確実に取付けることができる電気コ
ネクタを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するために、雌端子が取付
けられた雌端子用ハウジングと、この雌端子用ハウジン
グに被せられ雌端子に係入される雄端子が取付けられた
雄ハウジングとから成る電気コネクタにおいて、雄端子
用ハウジングは、この雄端子用ハウジングに被せられた
雌端子用ハウジングによって閉じられる上面部と雌端子
用ハウジングが入る開口を有する下面部とを有し、雄端
子は雄端子用ハウジングの上面部の内面に設けられた案
内突起に係入して案内される基板部を有し、且つ雄端子
用ハウジングの垂直壁との間で相互に係止されて垂直壁
に掛け止めされる掛け止め手段を有することを特徴とす
る電気コネクタを提供するものである。
けられた雌端子用ハウジングと、この雌端子用ハウジン
グに被せられ雌端子に係入される雄端子が取付けられた
雄ハウジングとから成る電気コネクタにおいて、雄端子
用ハウジングは、この雄端子用ハウジングに被せられた
雌端子用ハウジングによって閉じられる上面部と雌端子
用ハウジングが入る開口を有する下面部とを有し、雄端
子は雄端子用ハウジングの上面部の内面に設けられた案
内突起に係入して案内される基板部を有し、且つ雄端子
用ハウジングの垂直壁との間で相互に係止されて垂直壁
に掛け止めされる掛け止め手段を有することを特徴とす
る電気コネクタを提供するものである。
このように、雄端子用ハウジングの上面は閉じられてい
て雌端子用ハウジングに被せられると、この雄端子用ハ
ウジングの上面部に取付けられた雄端子は両ハウジング
の間で密閉された空間内に位置するので水分の侵入が生
ずることがなく、また雄端子は下面の開口を通して雄端
子用ハウジング内に配置されて案内突起と掛け止め手段
とによって確実にハウジング内に取付けられる。
て雌端子用ハウジングに被せられると、この雄端子用ハ
ウジングの上面部に取付けられた雄端子は両ハウジング
の間で密閉された空間内に位置するので水分の侵入が生
ずることがなく、また雄端子は下面の開口を通して雄端
子用ハウジング内に配置されて案内突起と掛け止め手段
とによって確実にハウジング内に取付けられる。
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
１図及び第２図は本考案に係る電気コネクタ10を示し、
この電気コネクタ10は、多数の雌端子12が取付けられた
雌端子用ハウジング14と、この雌端子用ハウジング14に
被せられ雌端子12にそれぞれ係入される多数の雄端子16
が取付けられた雄ハウジング18とから成っている。これ
らのハウジング14と18とをロックするロック手段20は、
第１図及び第２図の実施例では、雌端子用ハウジング14
の外面にＬ字状に延びる係止爪22と、雄端子用ハウジン
グ18の膨出部18a内に設けられ雌端子用ハウジング14の
係止爪22が係止される舌片24とから成っている。従っ
て、雄端子用ハウジング18が雌端子用ハウジング14に所
定の深さまで被せられると、係止爪22が舌片24に係止さ
れて両ハウジング14、18が相互にロックされる。尚、第
１図、第５図及び第６図に置いて符号25は雄端子用ハウ
ジング18の正面と背面との内面に設けられ雌端子用ハウ
ジング14を案内する各２条のガイドであり、また第１図
乃至第３図、第５図及び第６図において符号26は膨出部
18aの上面にもけられ舌片24の成形上に用いられる抜き
孔である。
１図及び第２図は本考案に係る電気コネクタ10を示し、
この電気コネクタ10は、多数の雌端子12が取付けられた
雌端子用ハウジング14と、この雌端子用ハウジング14に
被せられ雌端子12にそれぞれ係入される多数の雄端子16
が取付けられた雄ハウジング18とから成っている。これ
らのハウジング14と18とをロックするロック手段20は、
第１図及び第２図の実施例では、雌端子用ハウジング14
の外面にＬ字状に延びる係止爪22と、雄端子用ハウジン
グ18の膨出部18a内に設けられ雌端子用ハウジング14の
係止爪22が係止される舌片24とから成っている。従っ
て、雄端子用ハウジング18が雌端子用ハウジング14に所
定の深さまで被せられると、係止爪22が舌片24に係止さ
れて両ハウジング14、18が相互にロックされる。尚、第
１図、第５図及び第６図に置いて符号25は雄端子用ハウ
ジング18の正面と背面との内面に設けられ雌端子用ハウ
ジング14を案内する各２条のガイドであり、また第１図
乃至第３図、第５図及び第６図において符号26は膨出部
18aの上面にもけられ舌片24の成形上に用いられる抜き
孔である。
雄端子用ハウジング18は、第３図乃至第６図に示すよう
に、この雄端子用ハウジング18に被せられた雌端子用ハ
ウジング14によって閉じられる上面部28と、雌端子用ハ
ウジング14が入る開口30aを有する下面部30とを有す
る。
に、この雄端子用ハウジング18に被せられた雌端子用ハ
ウジング14によって閉じられる上面部28と、雌端子用ハ
ウジング14が入る開口30aを有する下面部30とを有す
る。
雄端子16は、第１図に示すように、端子本体32と、この
端子本体32に一体に形成され雄端子用ハウジング18の上
面部28の内面に係合する基板部34と、この基板部32に一
体に設けられ雄端子用ハウジング18の正面の垂直壁18b
の切り欠き下縁を折り返して正面に延びるＵ字形折り返
し垂直板部36とから成り、この垂直板部36は、その外面
の上に雄端子用ハウジング18の上面部28を越えて延びボ
ルト締付け孔を有するジョイント端子部（アース端子
部）36aを有する。この雄端子16の基板部34は、端子本
体32と共に、雄端子用ハウジング18の下面部30の開口30
aを通して雄端子用ハウジング18内に配置され、この雄
端子用ハウジング18の上面部28の内面に設けられた２つ
の案内突起38に係入して案内され、またこの雄端子16の
折り返しＵ字形垂直板部36は雄端子用ハウジングの垂直
壁18bに掛け止め手段40によって掛け止めされる。この
掛け止め手段40は、垂直壁18bの正面に設けられた円形
突起42と折り返し垂直板部36の外面に設けられ垂直壁18
bの円形突起42に係止される係止孔44とから成ってい
る。
端子本体32に一体に形成され雄端子用ハウジング18の上
面部28の内面に係合する基板部34と、この基板部32に一
体に設けられ雄端子用ハウジング18の正面の垂直壁18b
の切り欠き下縁を折り返して正面に延びるＵ字形折り返
し垂直板部36とから成り、この垂直板部36は、その外面
の上に雄端子用ハウジング18の上面部28を越えて延びボ
ルト締付け孔を有するジョイント端子部（アース端子
部）36aを有する。この雄端子16の基板部34は、端子本
体32と共に、雄端子用ハウジング18の下面部30の開口30
aを通して雄端子用ハウジング18内に配置され、この雄
端子用ハウジング18の上面部28の内面に設けられた２つ
の案内突起38に係入して案内され、またこの雄端子16の
折り返しＵ字形垂直板部36は雄端子用ハウジングの垂直
壁18bに掛け止め手段40によって掛け止めされる。この
掛け止め手段40は、垂直壁18bの正面に設けられた円形
突起42と折り返し垂直板部36の外面に設けられ垂直壁18
bの円形突起42に係止される係止孔44とから成ってい
る。
次に、本考案の電気コネクタ10の使用状態をのべると、
第１図に示すように、電気コネクタ10の雄端子用ハウジ
ング18を雌端子用ハウジング14に被せると、この雄端子
用ハウジング18の上面部28に取付けられた雄端子16は両
ハウジング14と18との間で密閉された空間46内に位置す
るので、抜き孔26から水分が侵入してもこの水は空間46
内に侵入することがない。また、雄端子16は雄端子用ハ
ウジング18の下面部30の開口30aを通して雄端子用ハウ
ジング18内に配置されるが、この雄端子16は、案内突起
38によって案内されて上面部28の内面の所定位置に誘導
され、また垂直壁18bに掛け止め手段40によって掛け止
めされて雄端子用ハウジング18内に確実に取付けられ
る。
第１図に示すように、電気コネクタ10の雄端子用ハウジ
ング18を雌端子用ハウジング14に被せると、この雄端子
用ハウジング18の上面部28に取付けられた雄端子16は両
ハウジング14と18との間で密閉された空間46内に位置す
るので、抜き孔26から水分が侵入してもこの水は空間46
内に侵入することがない。また、雄端子16は雄端子用ハ
ウジング18の下面部30の開口30aを通して雄端子用ハウ
ジング18内に配置されるが、この雄端子16は、案内突起
38によって案内されて上面部28の内面の所定位置に誘導
され、また垂直壁18bに掛け止め手段40によって掛け止
めされて雄端子用ハウジング18内に確実に取付けられ
る。
第７図及び第８図は本考案の他の実施例を示し、この実
施例では、ロック手段20は雌端子用ハウジング14の中央
に設けられた係止爪22と雄端子16の垂直板部36の内面に
設けられた係止孔36bとから成っており、その他の構造
は前の実施例と全く同じである。
施例では、ロック手段20は雌端子用ハウジング14の中央
に設けられた係止爪22と雄端子16の垂直板部36の内面に
設けられた係止孔36bとから成っており、その他の構造
は前の実施例と全く同じである。
本考案によれば、上記のように、雄端子用ハウジング
は、雄端子が取付けられる上面部が閉じられているので
防水性が向上し、またこの上面部を閉じても雄端子を雄
端子用ハウジング内に確実に位置決めして取付けること
ができるので組立が複雑となることがない。
は、雄端子が取付けられる上面部が閉じられているので
防水性が向上し、またこの上面部を閉じても雄端子を雄
端子用ハウジング内に確実に位置決めして取付けること
ができるので組立が複雑となることがない。
第１図及び第２図はそれぞれ本考案に係る電気コネクタ
の断面図及び分解斜視図、第３図乃至第６図は本考案に
用いられる雄端子用ハウジングの上面図、正面図、下面
図及び断面図、第７図及び第８図はロック手段を変形し
た本考案の他の実施例の断面図及び分解斜視図、第９図
は従来の電気コネクタの断面図である。 10……電気コネクタ、12……雌端子、14……雌端子用ハ
ウジング、16……雄端子、18……雄端子用ハウジング、
28……上面部、30……下面部、30a……開口、34……基
板部、38……案内突起、40……掛け止め手段、46……密
閉空間。
の断面図及び分解斜視図、第３図乃至第６図は本考案に
用いられる雄端子用ハウジングの上面図、正面図、下面
図及び断面図、第７図及び第８図はロック手段を変形し
た本考案の他の実施例の断面図及び分解斜視図、第９図
は従来の電気コネクタの断面図である。 10……電気コネクタ、12……雌端子、14……雌端子用ハ
ウジング、16……雄端子、18……雄端子用ハウジング、
28……上面部、30……下面部、30a……開口、34……基
板部、38……案内突起、40……掛け止め手段、46……密
閉空間。
Claims (1)
- 【請求項１】雌端子が取付けられた雌端子用ハウジング
と、前記雌端子用ハウジングに被せられ前記雌端子に係
入される雄端子が取付けられた雄ハウジングとから成る
電気コネクタにおいて、前記雄端子用ハウジングは、こ
の雄端子用ハウジングに被せられた前記雌端子用ハウジ
ングによって閉じられる上面部と前記雌端子用ハウジン
グが入る開口を有する下面部とを有し、前記雄端子は、
前記雄端子用ハウジングの上面部の内面に設けられた案
内突起に係入して案内される基板部を有し、且つ前記雄
端子用ハウジングの垂直壁との間で相互に係止されて前
記垂直壁に掛け止めされる掛け止め手段を有することを
特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6469389U JPH0739182Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6469389U JPH0739182Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH034470U JPH034470U (ja) | 1991-01-17 |
| JPH0739182Y2 true JPH0739182Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31595863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6469389U Expired - Lifetime JPH0739182Y2 (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739182Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001137507A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-22 | Fuji Shoji:Kk | 遊技機用コネクタ及び遊技機 |
| JP5216200B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2013-06-19 | 株式会社ミツバ | 電動モータのブラシホルダおよび電動モータ並びにブラシホルダの成形装置 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP6469389U patent/JPH0739182Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH034470U (ja) | 1991-01-17 |
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