JP2813175B2 - 電気機器収納用ボックス - Google Patents
電気機器収納用ボックスInfo
- Publication number
- JP2813175B2 JP2813175B2 JP34758696A JP34758696A JP2813175B2 JP 2813175 B2 JP2813175 B2 JP 2813175B2 JP 34758696 A JP34758696 A JP 34758696A JP 34758696 A JP34758696 A JP 34758696A JP 2813175 B2 JP2813175 B2 JP 2813175B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- box body
- hook cover
- main body
- cover
- Prior art date
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外で使用するこ
とができる構造が簡単な電気機器収納用ボックスに関す
るものである。
とができる構造が簡単な電気機器収納用ボックスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】屋外で使用するための電気機器収納用ボ
ックスは、前面が開口したボックス本体の天井部に防水
構造の屋根を取り付けるとともに、前面を覆う扉も防水
構造を持つものとしなければならず、構造が複雑で製造
コストが高くなるという問題があった。
ックスは、前面が開口したボックス本体の天井部に防水
構造の屋根を取り付けるとともに、前面を覆う扉も防水
構造を持つものとしなければならず、構造が複雑で製造
コストが高くなるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、構造が簡単でありながら屋外で使用
できる防水機能を有し、しかも施錠機能をも有する電気
機器収納用ボックスを提供するためになされたものであ
る。
の問題点を解決し、構造が簡単でありながら屋外で使用
できる防水機能を有し、しかも施錠機能をも有する電気
機器収納用ボックスを提供するためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の電気機器収納用ボックスは、前面
が開口したボックス本体と、このボックス本体の上面及
び前面を覆う断面L字状の引っかけカバーとからなり、
この引っかけカバーはその天板部の後端にボックス本体
の上部後面への係合部を備え、またその前板部の下部に
ボックス本体の内面に係合する鎖錠片を持つ鎖錠装置
と、ボックス本体の下面に係合して引っかけカバーの上
方への動きを阻止する当たり部とを備えたものであるこ
とを特徴とするものである。
めになされた本発明の電気機器収納用ボックスは、前面
が開口したボックス本体と、このボックス本体の上面及
び前面を覆う断面L字状の引っかけカバーとからなり、
この引っかけカバーはその天板部の後端にボックス本体
の上部後面への係合部を備え、またその前板部の下部に
ボックス本体の内面に係合する鎖錠片を持つ鎖錠装置
と、ボックス本体の下面に係合して引っかけカバーの上
方への動きを阻止する当たり部とを備えたものであるこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を示す。図1と図2は本発明の第1の実施形態を示すも
ので、1は前面が開口したボックス本体、2はこのボッ
クス本体1の上面及び前面を覆う断面L字状の引っかけ
カバーである。ボックス本体1の開口部の周縁には、垂
直板部3と水平板部4とからなる直角折り曲げ部が形成
されている。
を示す。図1と図2は本発明の第1の実施形態を示すも
ので、1は前面が開口したボックス本体、2はこのボッ
クス本体1の上面及び前面を覆う断面L字状の引っかけ
カバーである。ボックス本体1の開口部の周縁には、垂
直板部3と水平板部4とからなる直角折り曲げ部が形成
されている。
【0006】引っかけカバー2はその天板部5の後端を
下方へ折り曲げ、ボックス本体1の上部後面への係合部
6としている。また引っかけカバー2の前板部7の下部
には、鎖錠装置8としてのキーハンドルが設けられてい
る。この鎖錠装置8は前板部7からボックス本体1の内
部に延び、その先端には鎖錠装置8によって回転できる
鎖錠片9が突設されている。この鎖錠片9は図3に示す
ように、ボックス本体1の開口部の周縁に形成された垂
直板部3の内面に係合することができるものである。
下方へ折り曲げ、ボックス本体1の上部後面への係合部
6としている。また引っかけカバー2の前板部7の下部
には、鎖錠装置8としてのキーハンドルが設けられてい
る。この鎖錠装置8は前板部7からボックス本体1の内
部に延び、その先端には鎖錠装置8によって回転できる
鎖錠片9が突設されている。この鎖錠片9は図3に示す
ように、ボックス本体1の開口部の周縁に形成された垂
直板部3の内面に係合することができるものである。
【0007】しかしこのような鎖錠片9のみによって引
っかけカバー2をボックス本体1に固定しても、引っか
けカバー2をボックス本体1に対して上方にずらせる
と、鎖錠片9が垂直板部3から外れてしまう。そこで本
発明では引っかけカバー2の鎖錠装置8よりもさらに下
方部に、当たり部10を設けてある。第1の実施形態で
は、当たり部10は図3に示すようにボックス本体1の
開口部の周縁に形成された水平板部4の下面に係合する
構造となっている。これによって、鎖錠片9がボックス
本体1の垂直板部3の内面に係合した状態においては、
引っかけカバー2の上方への動きが阻止される。
っかけカバー2をボックス本体1に固定しても、引っか
けカバー2をボックス本体1に対して上方にずらせる
と、鎖錠片9が垂直板部3から外れてしまう。そこで本
発明では引っかけカバー2の鎖錠装置8よりもさらに下
方部に、当たり部10を設けてある。第1の実施形態で
は、当たり部10は図3に示すようにボックス本体1の
開口部の周縁に形成された水平板部4の下面に係合する
構造となっている。これによって、鎖錠片9がボックス
本体1の垂直板部3の内面に係合した状態においては、
引っかけカバー2の上方への動きが阻止される。
【0008】また図5に示す本発明の第2の実施形態で
は、引っかけカバー2の前板部7の下端を折り曲げ、ボ
ックス本体1の下面に係合する当たり部10としてあ
る。この第2の実施形態における当たり部10も、鎖錠
片9がボックス本体1の垂直板部3の内面に係合した状
態においては、引っかけカバー2の上方への動きを阻止
することができる。この他に、引っかけカバー2の前板
部7の下端を折り曲げ、ボックス本体1の垂直板部3に
凸部を設けて、この凸部の下面に係合する当たり部10
としてもよい。これによって前述と同様に引っかけカバ
ー2の上方への動きが阻止される。
は、引っかけカバー2の前板部7の下端を折り曲げ、ボ
ックス本体1の下面に係合する当たり部10としてあ
る。この第2の実施形態における当たり部10も、鎖錠
片9がボックス本体1の垂直板部3の内面に係合した状
態においては、引っかけカバー2の上方への動きを阻止
することができる。この他に、引っかけカバー2の前板
部7の下端を折り曲げ、ボックス本体1の垂直板部3に
凸部を設けて、この凸部の下面に係合する当たり部10
としてもよい。これによって前述と同様に引っかけカバ
ー2の上方への動きが阻止される。
【0009】なお、何れの実施形態においても11はボ
ックス本体1の上面と引っかけカバー2の天板部5との
間をシールするためのシール材、12はボックス本体1
の前面と引っかけカバー2の前板部7との間をシールす
るためのシール材である。さらに13は引っかけカバー
2の両側面に形成された折り曲げ部であり、ボックス本
体1の内部への雨水の侵入を防止するためのものであ
る。
ックス本体1の上面と引っかけカバー2の天板部5との
間をシールするためのシール材、12はボックス本体1
の前面と引っかけカバー2の前板部7との間をシールす
るためのシール材である。さらに13は引っかけカバー
2の両側面に形成された折り曲げ部であり、ボックス本
体1の内部への雨水の侵入を防止するためのものであ
る。
【0010】このように構成された本発明の電気機器収
納用ボックスは、図3や図5に示すように鎖錠装置8の
先端の鎖錠片9をボックス本体1の内面に係合させた状
態では、引っかけカバー2を手前側に引き出すことがで
きない。また引っかけカバー2の前板部7の下部もしく
はボックス本体1の垂直板部3に設けられた当たり部1
0が、ボックス本体1の下面もしくは引っかけカバー2
の鍔部14の上面に係合しているため、引っかけカバー
2を上方に動かすこともできない。しかし、鎖錠装置8
を図4のように回転させて鎖錠片9をボックス本体1の
内面から外すと、引っかけカバー2を上方へ回転させな
がらボックス本体1から取り外すことができる。このよ
うに、鎖錠片9を備えた鎖錠装置8による施錠・開錠が
可能である。
納用ボックスは、図3や図5に示すように鎖錠装置8の
先端の鎖錠片9をボックス本体1の内面に係合させた状
態では、引っかけカバー2を手前側に引き出すことがで
きない。また引っかけカバー2の前板部7の下部もしく
はボックス本体1の垂直板部3に設けられた当たり部1
0が、ボックス本体1の下面もしくは引っかけカバー2
の鍔部14の上面に係合しているため、引っかけカバー
2を上方に動かすこともできない。しかし、鎖錠装置8
を図4のように回転させて鎖錠片9をボックス本体1の
内面から外すと、引っかけカバー2を上方へ回転させな
がらボックス本体1から取り外すことができる。このよ
うに、鎖錠片9を備えた鎖錠装置8による施錠・開錠が
可能である。
【0011】また本発明の電気機器収納用ボックスは、
ボックス本体1の上面及び前面を断面L字状の引っかけ
カバー2により覆った構造であるため、従来のような防
水構造の屋根及び扉を用いなくても、防水構造とするこ
とができる。さらに本発明の電気機器収納用ボックス
は、ボックス本体1側に特殊な構造は不要であり、既成
構造のボックス本体1をそのまま使用できる利点もあ
る。
ボックス本体1の上面及び前面を断面L字状の引っかけ
カバー2により覆った構造であるため、従来のような防
水構造の屋根及び扉を用いなくても、防水構造とするこ
とができる。さらに本発明の電気機器収納用ボックス
は、ボックス本体1側に特殊な構造は不要であり、既成
構造のボックス本体1をそのまま使用できる利点もあ
る。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器収納用ボックスは構造が簡単でありながら屋外で使用
するに十分な防水機能を有し、しかも鎖錠片を備えた鎖
錠装置による施錠・開錠を容易に行うことができる利点
がある。
器収納用ボックスは構造が簡単でありながら屋外で使用
するに十分な防水機能を有し、しかも鎖錠片を備えた鎖
錠装置による施錠・開錠を容易に行うことができる利点
がある。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す一部切欠斜視図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】施錠状態を示す断面図である。
【図4】開錠状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
1 ボックス本体 2 引っかけカバー 3 垂直板部 4 水平板部 5 天板部 6 係合部 7 前板部 8 鎖錠装置 9 鎖錠片 10 当たり部 11 シール材 12 シール材 13 折り曲げ部 14 鍔部
Claims (1)
- 【請求項1】 前面が開口したボックス本体と、このボ
ックス本体の上面及び前面を覆う断面L字状の引っかけ
カバーとからなり、この引っかけカバーはその天板部の
後端にボックス本体の上部後面への係合部を備え、また
その前板部の下部にボックス本体の内面に係合する鎖錠
片を持つ鎖錠装置と、ボックス本体の下面に係合して引
っかけカバーの上方への動きを阻止する当たり部とを備
えたものであることを特徴とする電気機器収納用ボック
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34758696A JP2813175B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電気機器収納用ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34758696A JP2813175B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電気機器収納用ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190249A JPH10190249A (ja) | 1998-07-21 |
JP2813175B2 true JP2813175B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=18391225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34758696A Expired - Fee Related JP2813175B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 電気機器収納用ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2813175B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004002205A1 (ja) * | 2002-06-24 | 2003-12-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | 屋外設置パワーコンディショナ装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259497B2 (ja) * | 2009-06-03 | 2013-08-07 | 河村電器産業株式会社 | キャビネットのカバー体引っ掛け構造 |
JP5573241B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2014-08-20 | 富士電機株式会社 | 防水型電子機器の筐体 |
JP6125270B2 (ja) * | 2013-02-22 | 2017-05-10 | フロイント産業株式会社 | スプレーガンホルダ |
CN105792564A (zh) * | 2014-12-25 | 2016-07-20 | 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 | 电子装置壳体 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34758696A patent/JP2813175B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004002205A1 (ja) * | 2002-06-24 | 2003-12-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | 屋外設置パワーコンディショナ装置 |
US7177148B2 (en) | 2002-06-24 | 2007-02-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Outdoor-installed power conditioner device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10190249A (ja) | 1998-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980724 |
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