JP2520187Y2 - 防水コンセント - Google Patents
防水コンセントInfo
- Publication number
- JP2520187Y2 JP2520187Y2 JP1037391U JP1037391U JP2520187Y2 JP 2520187 Y2 JP2520187 Y2 JP 2520187Y2 JP 1037391 U JP1037391 U JP 1037391U JP 1037391 U JP1037391 U JP 1037391U JP 2520187 Y2 JP2520187 Y2 JP 2520187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- plug insertion
- insertion port
- outlet
- outer plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋外に面して外壁に取
り付ける防水コンセントに関する。
り付ける防水コンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、屋外用のコンセントは、雨水の侵
入防止を図るために防水コンセントを用いる。従来の防
水コンセント1としては図4に示すものが知られてい
る。即ち、この防水コンセント1は、外壁の壁面に固定
する取付板2から下方に向けてプラグ差込口3を突設
し、このプラグ差込口3の周縁部をカバー4で覆うこと
により構成してある。
入防止を図るために防水コンセントを用いる。従来の防
水コンセント1としては図4に示すものが知られてい
る。即ち、この防水コンセント1は、外壁の壁面に固定
する取付板2から下方に向けてプラグ差込口3を突設
し、このプラグ差込口3の周縁部をカバー4で覆うこと
により構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の防水コンセント1は、プラグ差込口3をカバー4
で覆っているとはいえ、このプラグ差込口3が大きく外
方に突設されているため、暴風雨ではカバー4内に雨水
が舞い込んでしまう。このため、プラグが差し込まれて
いないプラグ差込口3からこの雨水が侵入してしまう。
従来の防水コンセント1は、プラグ差込口3をカバー4
で覆っているとはいえ、このプラグ差込口3が大きく外
方に突設されているため、暴風雨ではカバー4内に雨水
が舞い込んでしまう。このため、プラグが差し込まれて
いないプラグ差込口3からこの雨水が侵入してしまう。
【0004】また、前記防水コンセント1はその使用頻
度が少ないにもかかわらず、外壁から常時大きく突出す
るため、外観性が悪化してしまうという課題があった。
度が少ないにもかかわらず、外壁から常時大きく突出す
るため、外観性が悪化してしまうという課題があった。
【0005】そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑み
て、プラグが差し込まれていない不使用時に雨水の侵入
を確実に防止し、かつ、この不使用時に壁面から突出す
るのを防止することができる防水コンセントを提供する
ことを目的とする。
て、プラグが差し込まれていない不使用時に雨水の侵入
を確実に防止し、かつ、この不使用時に壁面から突出す
るのを防止することができる防水コンセントを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本考案は、プラグ差込口を有する外側プレートが屋
外に露出されて、外壁に埋設されるコンセントボックス
と、前記外側プレートの左右両側に形成された一対のス
リットと、前記スリットに摺動可能に挿入する下広がり
の扇形袖部を両側に有して前記外側プレートを開閉自在
に覆う断面コ字状の蓋体と、を備えることにより構成す
る。
めに本考案は、プラグ差込口を有する外側プレートが屋
外に露出されて、外壁に埋設されるコンセントボックス
と、前記外側プレートの左右両側に形成された一対のス
リットと、前記スリットに摺動可能に挿入する下広がり
の扇形袖部を両側に有して前記外側プレートを開閉自在
に覆う断面コ字状の蓋体と、を備えることにより構成す
る。
【0007】また、前記スリットの下端を外方に向けて
下方に傾斜することが望ましい。
下方に傾斜することが望ましい。
【0008】
【作用】以上の構成により本考案の防水コンセントにあ
っては、外側プレートに形成したスリットに蓋体の扇形
袖部を摺動可能に挿入してあるので、この蓋体は上端部
を中心にその下端部を開閉することができる。従って、
前記蓋体を開いた状態では、この蓋体の下端開放口を介
してプラグをプラグ差込口に差し込むことができる。
っては、外側プレートに形成したスリットに蓋体の扇形
袖部を摺動可能に挿入してあるので、この蓋体は上端部
を中心にその下端部を開閉することができる。従って、
前記蓋体を開いた状態では、この蓋体の下端開放口を介
してプラグをプラグ差込口に差し込むことができる。
【0009】一方、プラグ差込口からプラグを抜いて前
記蓋体を閉じた状態では、この蓋体で前記外側プレート
を略密接して覆うことができるため、プラグ差込口に雨
水が侵入するのを確実に防止すると共に、蓋体が外側プ
レートから突出するのを防止することができる。
記蓋体を閉じた状態では、この蓋体で前記外側プレート
を略密接して覆うことができるため、プラグ差込口に雨
水が侵入するのを確実に防止すると共に、蓋体が外側プ
レートから突出するのを防止することができる。
【0010】また、前記スリットの下端を外方に向けて
下方に傾斜することにより、このスリットに侵入した雨
水を、この傾斜部分を伝って外方に排出することができ
る。
下方に傾斜することにより、このスリットに侵入した雨
水を、この傾斜部分を伝って外方に排出することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1から図3は本考案の一実施例を示す防水
コンセント10で、図1(A),(B)は作動状態を示
す断面図、図2は分解斜視図、図3は図2中のA−A線
からの拡大断面図である。
説明する。図1から図3は本考案の一実施例を示す防水
コンセント10で、図1(A),(B)は作動状態を示
す断面図、図2は分解斜視図、図3は図2中のA−A線
からの拡大断面図である。
【0012】即ち、本実施例の防水コンセント10は、
外壁12内に埋設するコンセントボックス14と、この
コンセントボックス14の外側板14aに取り付ける蓋
体16とを備える。前記外側板14aは屋外に露出して
取り付け、この外側板14aの略中央部にプラグ差込口
18を設けてある。また、前記コンセントボックス14
の下端には外壁12内に埋設した覆線管20を取り付
け、この覆線管20内を挿通した電線22を、一旦コン
セントボックス14内に通した後、前記プラグ差込口1
8に接続する。更に、前記外側板14aの水平方向両側
には、上下方向を指向して一対のスリット24、24を
形成する。
外壁12内に埋設するコンセントボックス14と、この
コンセントボックス14の外側板14aに取り付ける蓋
体16とを備える。前記外側板14aは屋外に露出して
取り付け、この外側板14aの略中央部にプラグ差込口
18を設けてある。また、前記コンセントボックス14
の下端には外壁12内に埋設した覆線管20を取り付
け、この覆線管20内を挿通した電線22を、一旦コン
セントボックス14内に通した後、前記プラグ差込口1
8に接続する。更に、前記外側板14aの水平方向両側
には、上下方向を指向して一対のスリット24、24を
形成する。
【0013】一方、前記蓋体16は透明の合成樹脂で形
成し、天板26と、この天板26の水平方向両側を折曲
した扇形袖部28、28とにより、水平方向の断面をコ
字状として形成してある。前記扇形袖部28,28は下
方に広がる扇状となっており、この扇形袖部28,28
を前記スリット24,24に摺動可能に差し込む。この
ように扇形袖部28,28をスリット24,24に差し
込むことにより、蓋体16はこれの上端部を中心として
回動し、この回動により蓋体16の下端部を開閉する。
尚、前記コンセントボックス14の深さdは、蓋体16
を閉じたときに扇形袖部28,28を十分に収納できる
程度に設定してある。また、前記スリット24,24の
下端を外方に向けて下方に傾斜してある。
成し、天板26と、この天板26の水平方向両側を折曲
した扇形袖部28、28とにより、水平方向の断面をコ
字状として形成してある。前記扇形袖部28,28は下
方に広がる扇状となっており、この扇形袖部28,28
を前記スリット24,24に摺動可能に差し込む。この
ように扇形袖部28,28をスリット24,24に差し
込むことにより、蓋体16はこれの上端部を中心として
回動し、この回動により蓋体16の下端部を開閉する。
尚、前記コンセントボックス14の深さdは、蓋体16
を閉じたときに扇形袖部28,28を十分に収納できる
程度に設定してある。また、前記スリット24,24の
下端を外方に向けて下方に傾斜してある。
【0014】以上の構成により本実施例の防水コンセン
ト10にあっては、蓋体16の扇形袖部28,28を、
外側板14aに形成したスリット24,24に摺動可能
に挿入して、この蓋体16の上端部を中心に開閉でき
る。従って、図1(A)に示すように前記蓋体16を開
いた状態では、この蓋体16の下端開放口30を介して
プラグ差込口18を外方に開放する。そして、前記蓋体
16の下端開放口30から図外のプラグをプラグ差込口
18に差し込むことができる。
ト10にあっては、蓋体16の扇形袖部28,28を、
外側板14aに形成したスリット24,24に摺動可能
に挿入して、この蓋体16の上端部を中心に開閉でき
る。従って、図1(A)に示すように前記蓋体16を開
いた状態では、この蓋体16の下端開放口30を介して
プラグ差込口18を外方に開放する。そして、前記蓋体
16の下端開放口30から図外のプラグをプラグ差込口
18に差し込むことができる。
【0015】ところで、前記プラグ差込口18にプラグ
を差し込んだ状態では、天板26が傾斜してプラグ差込
口18の上方を覆っており、かつ、扇形袖部28,28
がプラグ差込口18の両側を覆っているため、雨水がプ
ラグ差込口18に侵入するのを防止できる。尚、前記扇
形袖部28,28をコンセントボックス14内に挿入し
た端部には、抜け止め用の係止部を形成するのが望まし
い。
を差し込んだ状態では、天板26が傾斜してプラグ差込
口18の上方を覆っており、かつ、扇形袖部28,28
がプラグ差込口18の両側を覆っているため、雨水がプ
ラグ差込口18に侵入するのを防止できる。尚、前記扇
形袖部28,28をコンセントボックス14内に挿入し
た端部には、抜け止め用の係止部を形成するのが望まし
い。
【0016】一方、前記プラグ差込口18からプラグを
抜いた場合、図2(B)に示すように前記扇形袖部2
8,28をコンセントボックス14内に押し込むことに
より、下端開放口30を閉じることができる。このよう
に蓋体16を閉じた状態では、天板26が前記外側板1
4aを略密接して覆うため、プラグ差込口18に雨水が
侵入するのを確実に防止する。
抜いた場合、図2(B)に示すように前記扇形袖部2
8,28をコンセントボックス14内に押し込むことに
より、下端開放口30を閉じることができる。このよう
に蓋体16を閉じた状態では、天板26が前記外側板1
4aを略密接して覆うため、プラグ差込口18に雨水が
侵入するのを確実に防止する。
【0017】また、前記蓋体16を閉じた状態では、こ
の蓋体16が外側板14aから大きく突出するのを防止
することができる。従って、防水コンセント10の不使
用時は蓋体16を閉じておくことにより、外壁12から
この防水コンセント10が突出することなく、その外観
性が損なわれるのを防止できる。
の蓋体16が外側板14aから大きく突出するのを防止
することができる。従って、防水コンセント10の不使
用時は蓋体16を閉じておくことにより、外壁12から
この防水コンセント10が突出することなく、その外観
性が損なわれるのを防止できる。
【0018】更に、前記扇形袖部28,28を差し込ん
だスリット24,24の下端を、外方に向けて下方に傾
斜したので、このスリット24,24に侵入して下方に
移動する雨水を、この傾斜部分を伝って外方に排出する
ことができる。従って、前記スリット24,24からコ
ンセントボックス14内に雨水が侵入するのを、効果的
に防止することができる。
だスリット24,24の下端を、外方に向けて下方に傾
斜したので、このスリット24,24に侵入して下方に
移動する雨水を、この傾斜部分を伝って外方に排出する
ことができる。従って、前記スリット24,24からコ
ンセントボックス14内に雨水が侵入するのを、効果的
に防止することができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案の請求項1に
示す防水コンセントにあっては、コンセントボックスの
プラグ差込口が形成された外側プレートの左右両側に形
成したスリットに、蓋体の下広がりの扇形袖部を摺動可
能に挿入したので、プラグを差し込まない状態では、こ
の蓋体を前記外側プレートに略密接して閉じることがで
きる。従って、この閉じた状態ではプラグ差込口に雨水
が侵入するのを確実に防止することができると共に、外
壁から蓋体が突出するのを防止でき、外観性を著しく向
上することができる。
示す防水コンセントにあっては、コンセントボックスの
プラグ差込口が形成された外側プレートの左右両側に形
成したスリットに、蓋体の下広がりの扇形袖部を摺動可
能に挿入したので、プラグを差し込まない状態では、こ
の蓋体を前記外側プレートに略密接して閉じることがで
きる。従って、この閉じた状態ではプラグ差込口に雨水
が侵入するのを確実に防止することができると共に、外
壁から蓋体が突出するのを防止でき、外観性を著しく向
上することができる。
【0020】また、本発明の請求項2にあっては、前記
スリットの下端を外方に向けて下方に傾斜したので、こ
のスリットに侵入した雨水を、この傾斜部分を伝って外
方に排出することができ、コンセントボックス内への雨
水の侵入を防止することができるという各種優れた効果
を奏する。
スリットの下端を外方に向けて下方に傾斜したので、こ
のスリットに侵入した雨水を、この傾斜部分を伝って外
方に排出することができ、コンセントボックス内への雨
水の侵入を防止することができるという各種優れた効果
を奏する。
【図1】(A)本考案の一実施例を示す蓋体を開いた状
態での断面図である。(B)本考案の一実施例を示す蓋
体を閉じた状態での断面図である。
態での断面図である。(B)本考案の一実施例を示す蓋
体を閉じた状態での断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】図2中のA−A線からの要部拡大断面図であ
る。
る。
【図4】従来の防水コンセントを示す斜視図である。
10 防水コンセント 12 外壁 14 コンセントボックス 14a 外側
板 16 蓋体 18 プラグ
差込口 22 電線 24 スリッ
ト 28 扇形袖部
板 16 蓋体 18 プラグ
差込口 22 電線 24 スリッ
ト 28 扇形袖部
Claims (2)
- 【請求項1】 プラグ差込口を有する外側プレートが屋
外に露出されて、外壁に埋設されるコンセントボックス
と、前記外側プレートの左右両側に形成された一対のス
リットと、前記スリットに摺動可能に挿入する下広がり
の扇形袖部を両側に有して前記外側プレートを開閉自在
に覆う断面コ字状の蓋体と、を備えたことを特徴とする
防水コンセント。 - 【請求項2】 スリットの下端を外方に向けて下方に傾
斜したことを特徴とする請求項1に記載の防水コンセン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1037391U JP2520187Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 防水コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1037391U JP2520187Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 防水コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102580U JPH04102580U (ja) | 1992-09-03 |
JP2520187Y2 true JP2520187Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31743371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1037391U Expired - Lifetime JP2520187Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 防水コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520187Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP1037391U patent/JP2520187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102580U (ja) | 1992-09-03 |
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