JPS6117610Y2 - - Google Patents
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- JPS6117610Y2 JPS6117610Y2 JP1980013120U JP1312080U JPS6117610Y2 JP S6117610 Y2 JPS6117610 Y2 JP S6117610Y2 JP 1980013120 U JP1980013120 U JP 1980013120U JP 1312080 U JP1312080 U JP 1312080U JP S6117610 Y2 JPS6117610 Y2 JP S6117610Y2
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- feeder
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テレビ受像機の上又は近傍等に置
かれ、テレビ電波を受信してテレビ受像機へ適切
な信号を送る為に使用される室内用のテレビアン
テナに関するものどである。
かれ、テレビ電波を受信してテレビ受像機へ適切
な信号を送る為に使用される室内用のテレビアン
テナに関するものどである。
この種のテレビアンテナにあつては、ケース内
のフイーダー接続部に接続されたフイーダーがケ
ースの外部に引き出され、更にその先端がテレビ
受像機に接続されており、このフイーダーが子供
等によつて手荒く引つ張られる危険性にされされ
ている。その為前記フイーダーが子供等によつて
強く引つ張られて、その引張力がケース内におけ
るフイーダーとフイーダー接続部との接続部分に
加わると、その接続部分が引き離され、フイーダ
ーからテレビ受像機に信号が送られなくなる事故
を発生する欠点があつた。
のフイーダー接続部に接続されたフイーダーがケ
ースの外部に引き出され、更にその先端がテレビ
受像機に接続されており、このフイーダーが子供
等によつて手荒く引つ張られる危険性にされされ
ている。その為前記フイーダーが子供等によつて
強く引つ張られて、その引張力がケース内におけ
るフイーダーとフイーダー接続部との接続部分に
加わると、その接続部分が引き離され、フイーダ
ーからテレビ受像機に信号が送られなくなる事故
を発生する欠点があつた。
そこで本考案は、上述の欠点を除くようにした
もので、フイーダーを引つ張つてもそのフイーダ
ーの引張力がケース内におけるフイーダー先端と
フイーダー接続部との接続部分に伝わらないよう
にしたテレビアンテナを提供しようとするもので
ある。
もので、フイーダーを引つ張つてもそのフイーダ
ーの引張力がケース内におけるフイーダー先端と
フイーダー接続部との接続部分に伝わらないよう
にしたテレビアンテナを提供しようとするもので
ある。
以下本願の実施例を図面について説明する。第
1〜4図において、1はアンテナ台で、プラスチ
ツク等の塑性材料によつて凹状に型成形されたケ
ース2と、そのケース1の開口部に取着された蓋
3とによつて構成されている。前記ケース2にお
いて、4は上壁、5は側壁である。6,6はケー
ス2の上壁4に取着された二つのループ状のアン
テナ素子で、周知のように導電材料によつて形成
されている。これらのアンテナ素子6,6の端部
はケース2内に位置され、これらの端部には端子
金具7,7が夫々取付けられている。なお、前記
アンテナ素子6はループ状以外のどのようなもの
であつても良い。8はケース2の上壁4に取着さ
れた切換スイツチで、ケース2内に位置されるス
イツチ本体9とケース2外に位置される摘み10
とを備えている。この切換スイツチ8のスイツチ
本体9には多数の接続端子11が設けられ、これ
らの接続端子11の一つが前記アンテナ素子6の
端子金具7に接続線12によつて周知のように接
続されている。また他の接続端子11のうちの一
部が後述のフイーダーを接続する為のフイーダー
接続部となつている。13はケース2の上壁4内
面に、開口部に向けて樹立させた引留柱で、ケー
ス2と一体材によつて型成形されている。この引
留柱13の先端は自由端に形成され、その自由端
には第3図に示すように後述するフイーダーに設
けられた嵌入孔に嵌合可能な嵌入部14とこのフ
イーダーの嵌合孔縁部を受止める為のフイーダー
受止用段部15が夫々形成されている。またこの
引留柱の長さは、前記嵌合部14が後述する蓋に
設けられた透孔に嵌合可能なように構成されてい
る。16はケース2の側壁5に第4図に示すよう
に形成されたフイーダー挿通溝、17はフイーダ
ー挿通溝16を通してケース2外からケース2内
に導かれた周知のフイーダーで、2本の被覆導体
18,18とこれらの導体18,18相互を連結
させている連結部19(前記導体の被覆と一材形
成)とから構成されている。このフイーダー17
の導体18,18におけるケース2内の一端は前
記切換スイツチ8の接続端子11に接続され、ケ
ース2外の他端はテレビ受像機に接続されてい
る。20はケース2内に位置するフイーダー17
の端部の連結部19に設けられた嵌入孔で、前記
引留柱13の嵌合部14に嵌合している。この嵌
入孔20の位置は導体18,18の先端と接続端
子11,11との接続部分に引張力を与えること
なく(フイーダー17をややたるませた状態で)
嵌合部14に嵌合し得るような位置に決められて
いる。21はケース2の側壁5に一体に形成され
た蓋受座、22はケース2の上壁4内面に一体に
樹立された蓋取付座で、この蓋取付座22にはね
じ孔23が設けられている。24はケース2の側
壁5に形成された係止凹部である。次に、蓋3に
おいて、25は蓋板で、金属板をプレス成形して
製造されている。26は蓋板25の縁部に一体に
形成された嵌合片で、ケース2の係止凹部24に
嵌合可能に形成されている。27は蓋板25に形
成された取付孔で、蓋3をケース2に当て付けた
ときケース2のねじ孔23と重合する位置に設け
てある。28は蓋板25に形成された透孔で、蓋
3をケース2に取着した状態では前記引留柱13
の嵌合部14が嵌合するようにその位置および大
きさが決められている。この透孔28の第3図に
おいて左側の孔縁は引留部材29となつている。
30は蓋板25に形成されたゴム足嵌着孔で、ゴ
ム足31が嵌着されている。このゴム足31は一
例として吸盤に形成され、テレビ受像機等に吸い
付いてテレビアンテナの移動を阻止するようにな
つている。32は取付ねじで、ケース2の開口部
に嵌合された蓋板25の取付孔29からケース2
の蓋取付座22のねじ孔23に螺合されて蓋3を
ケース2に固定するようになつている。
1〜4図において、1はアンテナ台で、プラスチ
ツク等の塑性材料によつて凹状に型成形されたケ
ース2と、そのケース1の開口部に取着された蓋
3とによつて構成されている。前記ケース2にお
いて、4は上壁、5は側壁である。6,6はケー
ス2の上壁4に取着された二つのループ状のアン
テナ素子で、周知のように導電材料によつて形成
されている。これらのアンテナ素子6,6の端部
はケース2内に位置され、これらの端部には端子
金具7,7が夫々取付けられている。なお、前記
アンテナ素子6はループ状以外のどのようなもの
であつても良い。8はケース2の上壁4に取着さ
れた切換スイツチで、ケース2内に位置されるス
イツチ本体9とケース2外に位置される摘み10
とを備えている。この切換スイツチ8のスイツチ
本体9には多数の接続端子11が設けられ、これ
らの接続端子11の一つが前記アンテナ素子6の
端子金具7に接続線12によつて周知のように接
続されている。また他の接続端子11のうちの一
部が後述のフイーダーを接続する為のフイーダー
接続部となつている。13はケース2の上壁4内
面に、開口部に向けて樹立させた引留柱で、ケー
ス2と一体材によつて型成形されている。この引
留柱13の先端は自由端に形成され、その自由端
には第3図に示すように後述するフイーダーに設
けられた嵌入孔に嵌合可能な嵌入部14とこのフ
イーダーの嵌合孔縁部を受止める為のフイーダー
受止用段部15が夫々形成されている。またこの
引留柱の長さは、前記嵌合部14が後述する蓋に
設けられた透孔に嵌合可能なように構成されてい
る。16はケース2の側壁5に第4図に示すよう
に形成されたフイーダー挿通溝、17はフイーダ
ー挿通溝16を通してケース2外からケース2内
に導かれた周知のフイーダーで、2本の被覆導体
18,18とこれらの導体18,18相互を連結
させている連結部19(前記導体の被覆と一材形
成)とから構成されている。このフイーダー17
の導体18,18におけるケース2内の一端は前
記切換スイツチ8の接続端子11に接続され、ケ
ース2外の他端はテレビ受像機に接続されてい
る。20はケース2内に位置するフイーダー17
の端部の連結部19に設けられた嵌入孔で、前記
引留柱13の嵌合部14に嵌合している。この嵌
入孔20の位置は導体18,18の先端と接続端
子11,11との接続部分に引張力を与えること
なく(フイーダー17をややたるませた状態で)
嵌合部14に嵌合し得るような位置に決められて
いる。21はケース2の側壁5に一体に形成され
た蓋受座、22はケース2の上壁4内面に一体に
樹立された蓋取付座で、この蓋取付座22にはね
じ孔23が設けられている。24はケース2の側
壁5に形成された係止凹部である。次に、蓋3に
おいて、25は蓋板で、金属板をプレス成形して
製造されている。26は蓋板25の縁部に一体に
形成された嵌合片で、ケース2の係止凹部24に
嵌合可能に形成されている。27は蓋板25に形
成された取付孔で、蓋3をケース2に当て付けた
ときケース2のねじ孔23と重合する位置に設け
てある。28は蓋板25に形成された透孔で、蓋
3をケース2に取着した状態では前記引留柱13
の嵌合部14が嵌合するようにその位置および大
きさが決められている。この透孔28の第3図に
おいて左側の孔縁は引留部材29となつている。
30は蓋板25に形成されたゴム足嵌着孔で、ゴ
ム足31が嵌着されている。このゴム足31は一
例として吸盤に形成され、テレビ受像機等に吸い
付いてテレビアンテナの移動を阻止するようにな
つている。32は取付ねじで、ケース2の開口部
に嵌合された蓋板25の取付孔29からケース2
の蓋取付座22のねじ孔23に螺合されて蓋3を
ケース2に固定するようになつている。
上記構成のものにあつては、これを使用する場
合、ケース2の外に延びているフイーダー17を
子供等が引つ張ても、フイーダー17の連結部1
9に設けられている嵌入孔20が引留柱13の嵌
合部14に嵌合しているので、上記引張力はこの
引留柱13によつて引き留められ、嵌入孔20よ
りも先の方(接続部の側)のフイーダー17に引
張力が及ぶようなことがなくなる。従つて、ケー
ス2内に位置するフイーダー17の導体18,1
8先端と切換スイツチ8の接続端子11,11と
の接続部分にフイーダー17の引張力が及ぶこと
がなくなり、これらの接続部分が切り離される
(半田付が外れる)事故がなくなる。また、前記
の場合フイーダー17の引張力が極めて大きい
と、フイーダー17の引張力によつて引留柱13
の自由端が引張り側(第2図、第3図において左
側)に湾曲されようとするが、引留柱13の嵌合
部14が蓋3の透孔28に嵌合しており、その嵌
合部14が引留部材29によつて係止されて引留
柱13の湾曲が阻止される為、前記のような場合
であつても導体18,18先端と接続端子11,
11との接続部分に引張力が及ぶことを防止し得
る。
合、ケース2の外に延びているフイーダー17を
子供等が引つ張ても、フイーダー17の連結部1
9に設けられている嵌入孔20が引留柱13の嵌
合部14に嵌合しているので、上記引張力はこの
引留柱13によつて引き留められ、嵌入孔20よ
りも先の方(接続部の側)のフイーダー17に引
張力が及ぶようなことがなくなる。従つて、ケー
ス2内に位置するフイーダー17の導体18,1
8先端と切換スイツチ8の接続端子11,11と
の接続部分にフイーダー17の引張力が及ぶこと
がなくなり、これらの接続部分が切り離される
(半田付が外れる)事故がなくなる。また、前記
の場合フイーダー17の引張力が極めて大きい
と、フイーダー17の引張力によつて引留柱13
の自由端が引張り側(第2図、第3図において左
側)に湾曲されようとするが、引留柱13の嵌合
部14が蓋3の透孔28に嵌合しており、その嵌
合部14が引留部材29によつて係止されて引留
柱13の湾曲が阻止される為、前記のような場合
であつても導体18,18先端と接続端子11,
11との接続部分に引張力が及ぶことを防止し得
る。
また上記構成のものにあつては、ケース2を製
造する場合、蓋受座21や蓋取付座22等と同様
に引留柱13がケース2の開口部に向けて樹立し
た構成であるから、ケース2の開口部の側からの
抜差を可能に形成した成形型によつて引留柱13
を蓋受座21や蓋取付座22等と同時に一体成形
することができる。また蓋3をプレス等によつて
製造する場合にも、係止片26や取付孔27等と
同様に透孔28を同時にプレス成形し得るように
プレス型を成形しておき、このプレス型によつて
透孔28を係止片26や取付孔27等と同時にプ
レス成形する。このように引留柱13をケース2
と一体に成形したり、蓋3の透孔28を同時にプ
レス成形することができる為、新たな工程を大き
く増やすことなく従来とほぼ同様の工程でもつて
製造することができる。
造する場合、蓋受座21や蓋取付座22等と同様
に引留柱13がケース2の開口部に向けて樹立し
た構成であるから、ケース2の開口部の側からの
抜差を可能に形成した成形型によつて引留柱13
を蓋受座21や蓋取付座22等と同時に一体成形
することができる。また蓋3をプレス等によつて
製造する場合にも、係止片26や取付孔27等と
同様に透孔28を同時にプレス成形し得るように
プレス型を成形しておき、このプレス型によつて
透孔28を係止片26や取付孔27等と同時にプ
レス成形する。このように引留柱13をケース2
と一体に成形したり、蓋3の透孔28を同時にプ
レス成形することができる為、新たな工程を大き
く増やすことなく従来とほぼ同様の工程でもつて
製造することができる。
また上記構成のものの組立にあたつては、フイ
ーダー17の導体18,18の先端を切換スイツ
チ8の接続端子11,11に半田付等によつて接
続し、その後フイーダー17の連結部19に予め
形成されている嵌入孔20を引留柱13の嵌合部
14に嵌合させてフイーダー挿通溝16からケー
ス2の外に導く。然る後嵌合部14が透孔28に
嵌まり込むように蓋3をケース2の開口部に嵌着
させ、取付ねじ32によつて締付ける。
ーダー17の導体18,18の先端を切換スイツ
チ8の接続端子11,11に半田付等によつて接
続し、その後フイーダー17の連結部19に予め
形成されている嵌入孔20を引留柱13の嵌合部
14に嵌合させてフイーダー挿通溝16からケー
ス2の外に導く。然る後嵌合部14が透孔28に
嵌まり込むように蓋3をケース2の開口部に嵌着
させ、取付ねじ32によつて締付ける。
以上のようにこの考案にあつては、ケース内に
引留柱を樹立させ、その先端をフイーダーに設け
られた嵌入孔に嵌入させたものであるから、ケー
ス外部に延びているフイーダーを子供等が力強く
引張つても、その引張力を引留柱で引留めて、そ
の力がケース内におけるフイーダー先端とフイー
ダー接続部との接続部分にまで及ぶことを防止で
き、フイーダーの先端とフイーダー接続部との接
続状態を維持し得る効果がある。
引留柱を樹立させ、その先端をフイーダーに設け
られた嵌入孔に嵌入させたものであるから、ケー
ス外部に延びているフイーダーを子供等が力強く
引張つても、その引張力を引留柱で引留めて、そ
の力がケース内におけるフイーダー先端とフイー
ダー接続部との接続部分にまで及ぶことを防止で
き、フイーダーの先端とフイーダー接続部との接
続状態を維持し得る効果がある。
また、上記のようにフイーダーの引張力を引留
め得る構造をケース内に備えさせたものであつて
も、その構成はケース内において引留柱をケース
一体材でもつてケースの開口部へ向けて樹立させ
た簡易なものであるから、ケースを塑性材料によ
つて形成するときに引留柱をケースと一体成形で
もつて形成することができ、引留柱形成の為に特
に製造費用を増加させない特長があり、実質上費
用の高騰なく安価に製造し得る効果がある。
め得る構造をケース内に備えさせたものであつて
も、その構成はケース内において引留柱をケース
一体材でもつてケースの開口部へ向けて樹立させ
た簡易なものであるから、ケースを塑性材料によ
つて形成するときに引留柱をケースと一体成形で
もつて形成することができ、引留柱形成の為に特
に製造費用を増加させない特長があり、実質上費
用の高騰なく安価に製造し得る効果がある。
しかも上記引留柱は上記のようにケースの開口
部に向けて樹立させたものであつても、上記開口
部を覆着する蓋に引留部材を具備させ、引留柱の
自由端をその引留部材に係合させたものであるか
ら、上記フイーダーの引張力が極めて大きい場合
であつても引留柱の自由端が蓋の引留部材によつ
て受止められることによつて、そのフイーダーの
強い引張力を確実に受止めることができ、前記フ
イーダー先端とフイーダー接続部との接続状態を
堅固に維持し得る効果がある。
部に向けて樹立させたものであつても、上記開口
部を覆着する蓋に引留部材を具備させ、引留柱の
自由端をその引留部材に係合させたものであるか
ら、上記フイーダーの引張力が極めて大きい場合
であつても引留柱の自由端が蓋の引留部材によつ
て受止められることによつて、そのフイーダーの
強い引張力を確実に受止めることができ、前記フ
イーダー先端とフイーダー接続部との接続状態を
堅固に維持し得る効果がある。
しかも上記のように引留柱の先端を自由端と
し、その自由端をフイーダーに設けられた嵌入孔
に対して嵌入させた構造であるから、フイーダー
の止付作業に当つては、ケースから蓋を外した状
態で、フイーダー接続部に接続したフイーダーの
嵌入孔を引留柱に嵌合させ、その後は通常行なう
ようにケースに蓋を装着するという簡単な操作で
もつて止め付けることができ、手間少なく止め付
け得る組立工数上の効果がある。
し、その自由端をフイーダーに設けられた嵌入孔
に対して嵌入させた構造であるから、フイーダー
の止付作業に当つては、ケースから蓋を外した状
態で、フイーダー接続部に接続したフイーダーの
嵌入孔を引留柱に嵌合させ、その後は通常行なう
ようにケースに蓋を装着するという簡単な操作で
もつて止め付けることができ、手間少なく止め付
け得る組立工数上の効果がある。
その上ケースに蓋を装着した状態では、引留柱
の先端部が引留部材と係合する言い換えれば引留
柱の自由端を蓋がふさぐ構造となるものであるか
ら、上記のように引留部材が引留柱の自由端を受
止めて引留柱を丈夫にすると共に、その丈夫にな
つた引留柱からのフイーダーの抜脱も防止される
構造となり、ケースに対するフイーダーの止付効
果を一層完全なものにし得る実用上の効果があ
る。
の先端部が引留部材と係合する言い換えれば引留
柱の自由端を蓋がふさぐ構造となるものであるか
ら、上記のように引留部材が引留柱の自由端を受
止めて引留柱を丈夫にすると共に、その丈夫にな
つた引留柱からのフイーダーの抜脱も防止される
構造となり、ケースに対するフイーダーの止付効
果を一層完全なものにし得る実用上の効果があ
る。
上記の点を更に説明すれば、ケース2に対しフ
イーダー17を取付ける場合、フイーダー17の
嵌入孔20を引留柱13の先端部に嵌めることに
より、ケース2に対するフイーダー17の位置決
ができて、ケースのフイーダー接続部11に対す
るフイーダー先端の位置が決まり、適正な接続が
できる構造上の特長がある。
イーダー17を取付ける場合、フイーダー17の
嵌入孔20を引留柱13の先端部に嵌めることに
より、ケース2に対するフイーダー17の位置決
ができて、ケースのフイーダー接続部11に対す
るフイーダー先端の位置が決まり、適正な接続が
できる構造上の特長がある。
しかもその場合、フイーダー17に誤つて引張
力が加わつても、その力を上記引留柱13で受け
止めてフイーダー先端に力が加わることを阻止で
き、フイーダー先端の接続そのものも良好に行い
得る効果がある。
力が加わつても、その力を上記引留柱13で受け
止めてフイーダー先端に力が加わることを阻止で
き、フイーダー先端の接続そのものも良好に行い
得る効果がある。
更に上記のように嵌入孔20を引留柱13の先
端部に嵌め、蓋3を被せ付けた状態では、フイー
ダー17に強大な引張力が加わつても、引留柱1
3の先端部が蓋3の透孔28内に位置して支えら
れているから、 (イ) その先端部の撓みは阻止され、 (ロ) 引留柱13そのものは両持状態となつてその
強度が高まり、 (ハ) フイーダー17はその上限位置が蓋3により
規制されて引留柱13からの浮き上りによる抜
脱が阻止され、 これらの結果、フイーダー17が引留柱13か
ら外れる危険を絶無にでき、ケース2に対するフ
イーダー17の機械的固定の維持及びフイーダー
接続部に対するフイーダー先端の電気的接続状態
の維持の信頼性が極めて高い効果がある。
端部に嵌め、蓋3を被せ付けた状態では、フイー
ダー17に強大な引張力が加わつても、引留柱1
3の先端部が蓋3の透孔28内に位置して支えら
れているから、 (イ) その先端部の撓みは阻止され、 (ロ) 引留柱13そのものは両持状態となつてその
強度が高まり、 (ハ) フイーダー17はその上限位置が蓋3により
規制されて引留柱13からの浮き上りによる抜
脱が阻止され、 これらの結果、フイーダー17が引留柱13か
ら外れる危険を絶無にでき、ケース2に対するフ
イーダー17の機械的固定の維持及びフイーダー
接続部に対するフイーダー先端の電気的接続状態
の維持の信頼性が極めて高い効果がある。
しかも上記の如く蓋3の透孔28は引留柱13
の先端部を受け入れてそこの曲がりを防止するよ
うにした構造であるが、その蓋3を閉じる場合に
あつてフイーダー17がケース2内に過度に送り
込まれて嵌入孔20が引留柱13の先端部に嵌ま
つていなかつた場合には、そのフイーダー17が
蓋3の透孔28に引留柱13の先端部が嵌まるこ
とを阻害し、外部からは上記蓋3の透孔28にお
いて、引留柱13の先端部が第2図のようには目
視できない状態になる特長がある。このことはフ
イーダー17に外部から引張力が加えられるとフ
イーダー17はズルズルと引出され、フイーダー
接続部11に力が加わる恐れがある状態になつて
いること、即ち、危険な状態であることを上記蓋
3の透孔28でもつて行い得る効果がある。
の先端部を受け入れてそこの曲がりを防止するよ
うにした構造であるが、その蓋3を閉じる場合に
あつてフイーダー17がケース2内に過度に送り
込まれて嵌入孔20が引留柱13の先端部に嵌ま
つていなかつた場合には、そのフイーダー17が
蓋3の透孔28に引留柱13の先端部が嵌まるこ
とを阻害し、外部からは上記蓋3の透孔28にお
いて、引留柱13の先端部が第2図のようには目
視できない状態になる特長がある。このことはフ
イーダー17に外部から引張力が加えられるとフ
イーダー17はズルズルと引出され、フイーダー
接続部11に力が加わる恐れがある状態になつて
いること、即ち、危険な状態であることを上記蓋
3の透孔28でもつて行い得る効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はテ
レビアンテナの蓋を分解して示す底面側からの斜
視図、第2図はケースに蓋を取着した状態を一部
を省略して示す断面図、第3図は第2図の矢印
部分の拡大図、第4図は第2図の−線断面の
拡大部分図。 2……ケース、3……蓋、11……接続端子
(フイーダー接続部)、13……引留柱、17……
フイーダー、20……嵌入孔、29……引留部
材。
レビアンテナの蓋を分解して示す底面側からの斜
視図、第2図はケースに蓋を取着した状態を一部
を省略して示す断面図、第3図は第2図の矢印
部分の拡大図、第4図は第2図の−線断面の
拡大部分図。 2……ケース、3……蓋、11……接続端子
(フイーダー接続部)、13……引留柱、17……
フイーダー、20……嵌入孔、29……引留部
材。
Claims (1)
- 塑性材料により一面開口の凹状に形成されたケ
ースと、上記ケースに装着されたアンテナ素子
と、一端を上記ケースの内部に備えられたフイー
ダー接続部に接続し、他端をケースの外部に引き
出させたフイーダーと、上記ケースにおける開口
部を覆着した蓋とを有するテレビアンテナにおい
て、上記ケースの内部においては、ケースと一体
形成の引留柱を上記開口部に向けて樹立させると
共に、その長さは引留柱の先端部が上記の蓋にお
ける後述の透孔に嵌合可能な長さに構成し、一
方、上記ケース内に位置するフイーダーには嵌入
孔を形成すると共に該嵌入孔は上記引留柱の先端
部に被挿させ、他方、上記蓋において上記引留柱
の先端と対向する位置には引留柱の先端部を嵌合
させる為の透孔を備えさせると共に、該透孔には
上記引留柱の先端部を蓋の外部から目視可能に嵌
合させていることを特徴とするテレビアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980013120U JPS6117610Y2 (ja) | 1980-02-04 | 1980-02-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980013120U JPS6117610Y2 (ja) | 1980-02-04 | 1980-02-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56116703U JPS56116703U (ja) | 1981-09-07 |
JPS6117610Y2 true JPS6117610Y2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=29609665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980013120U Expired JPS6117610Y2 (ja) | 1980-02-04 | 1980-02-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117610Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315984U (ja) * | 1976-06-30 | 1978-02-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116886U (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-06 | ||
JPS5446239U (ja) * | 1977-09-06 | 1979-03-30 |
-
1980
- 1980-02-04 JP JP1980013120U patent/JPS6117610Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5315984U (ja) * | 1976-06-30 | 1978-02-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56116703U (ja) | 1981-09-07 |
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