JPH0138970Y2 - - Google Patents

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JPH0138970Y2
JPH0138970Y2 JP15006084U JP15006084U JPH0138970Y2 JP H0138970 Y2 JPH0138970 Y2 JP H0138970Y2 JP 15006084 U JP15006084 U JP 15006084U JP 15006084 U JP15006084 U JP 15006084U JP H0138970 Y2 JPH0138970 Y2 JP H0138970Y2
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antenna element
antenna
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feeder
lug terminal
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばテレビの室内アンテナに使用
されるUHFアンテナにおけるアンテナエレメン
トとフイーダ線との接続装置に関する。
【従来の技術】
従来、UHFアンテナのフイーダ線接続装置と
して第10図、第11図に示すものがある。第1
0図に示すものはフイーダ線1の二叉状に分かれ
た接続端部11における芯線12を直かにアンテ
ナエレメント2の脚部21に圧接する形式のもの
で、樹脂成形品のアンテナホルダ3には、その上
下面に一対の平行溝31,32が形成され、また
これらの平行溝31,32間にフイーダ線1の引
込孔33、およびその両側に位置してアンテナエ
レメント2の取付孔34が貫通されている。そし
て引込孔33から引込まれたフイーダ線1の接続
端部11は平行溝31内に沿わせて屈曲され、そ
の芯線12をアンテナエレメント2の脚部21と
共に取付孔34内に挿入し、脚部21をアンテナ
ホルダ3にカシメ付け固定することでそのカシメ
変形により芯線12を取付孔34内壁に圧接して
フイーダ線1の固定と電気的接続を行うようにな
つている。また第11図に示すものは、フイーダ
線1の芯線12とアンテナエレメント2の脚部2
1とを取付孔34内において接続パイプ4を介し
て接続固定したもので、それ以外の構成は第10
図に示すものと同様である。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで上述の従来例においては、フイーダ線
1が芯線12のみを介してアンテネホルダ3側に
固定される関係から、フイーダ線1に引込孔33
方向の外力が加わるとそれが直ちに芯線12に加
わるので、芯線12が切断し易いなど強度的に弱
い欠点があつた。また、フイーダ線1の接続端部
11が単に平行溝31に沿わせてあるだけで、こ
の部分の規制手段をもたないことから、フイーダ
線1に引込孔33への押込み力が加わると、フイ
ーダ線1が第10図、第11図の一点鎖線のよう
にアンテナホルダ3の上面に露出して外観を損う
という問題があつた。さらに第11図に示す従来
例では、接続パイプ4にフイーダ線1の芯線12
とアンテナエレメント2の脚部21とを挿入して
おく工程が必要なため、組立作業性が悪いという
問題がある。 そこで本考案は、フイーダ線の接続強度が向上
され、使用時の外観を損うことがなく、しかも組
立作業性を損うことがないようにしたUHFアン
テナのフイーダ線接続装置を提供することを目的
とする。
【問題点を解決するための手段】
この目的のため本考案は、前述のようなUHF
アンテナにおいて、フイーダ線の接続端部におけ
る被覆線部に圧着固定し、かつ芯線に導通するラ
グ端子をアンテナホルダの平行溝内に配置して設
け、このラグ端子には取付孔の開口部に位置して
アンテナエレメントの脚部を挿通する係合孔と、
アンテナエレメントの脚部と平行溝の底部とに挾
持される舌片とを形成したことを要旨とする。
【作用】
以上の手段により、フイーダ線に加わる引込孔
方向の外力は、フイーダ線の被覆線部に圧着し、
かつ係合孔を介してアンテナエレメントの脚部に
係止されるラグ端子に作用し、芯線自体には外力
が作用しなくなる。またラグ端子はその舌片がア
ンテナエレメントの脚部と平行溝の底に挾持され
て平行溝内に保持されるから、フイーダ線の引込
孔方向の移動が規制される。
【実施例】 以下本考案の実施例を図面に基づいて具体的に
説明する。 第1図ないし第4図において符号3は合成樹脂
の成形品からなるアンテナホルダであり、その上
下面には、アンテナエレメント2の脚部21,2
2の位置決め用の平行溝31,32が設けられ、
またこれらの平行溝31,32を貫通して、中央
部にフイーダ線1の引込孔33と、その両側にア
ンテナエレメント2の脚部21が挿入される取付
孔34,34が形成されている。そしてこのよう
なアンテナホルダ3の背面にはロツドアンテナを
挾持できる左右一対の取付爪35が、また正面に
はクリツプ36がそれぞれ突設され、UHFアン
テナとしての使用時には上記取付爪35を用いて
図示省略したテレビ受像機側のロツドアンテナの
適所に取付け、不使用時にはクリツプ36を用い
て図示省略したテレビ受像機のキヤビネツト背面
における放熱スリツト部に固定できるようになつ
ている。 ここでアンテナホルダ3の引込孔33に下方か
ら挿入されたフイーダ線1の二叉状に分かれた接
続端部にはラグ端子5が固定される。このラグ端
子5は第5図、第6図に示すように、長さ方向一
端部に圧着部51が、また他端部に舌片52が形
成され、これら中間部に係合孔53が穿設された
もので、圧着部51には外端と中間部寄りに大小
2つの包持片54,55が一面側に湾曲形成さ
れ、これに対し中間部から他端の舌片52にかけ
ては他面側に湾曲されてなる。そして、このよう
なラグ端子5は、第7図に示すように包持片54
によりフイーダ線1の被覆線部13に圧着固定さ
れ、かつ包持片55により芯線12に圧着接続さ
れて第1図に示すように平行溝31内に配置され
る。すなわちラグ端子5は、舌片52の湾曲凹面
を上方に向けた状態で係合孔53を取付孔34の
開口位置に合わせて平行溝31内に配置されるの
である。そしてアンテナエレメント2の2本の脚
部21,22のうち一方の脚部22がアンテナホ
ルダ3の下面側の平行溝32から取付孔34内に
略直角に屈曲して挿入され、他方の脚部21が上
面側の平行溝31からラグ端子5の係合孔53を
通して取付孔34内に略直角に屈曲して挿入さ
れ、さらにその取付孔34から突出した先端部が
平行溝32内で略直角に折り曲げられることで、
アンテナエレメント2がアンテナホルダ3に取付
けられ、この状態でラグ端子5の舌片52がアン
テナエレメント2の脚部21とアンテナホルダ3
の平行溝31の底部との間に挾持されている。 以上の構成を有する本実施例では、フイーダ線
1にアンテナホルダ3の引込孔33に沿う方向の
押込み力や引張り力が作用すると、その外力はラ
グ端子5を介してアンテナエレメント2の脚部2
1で支持される。そしてこの場合、ラグ端子5は
フイーダ線1に対してその被覆線部13に圧着固
定されるから、芯線12に外力が直接作用するこ
とがなくなり、芯線12の切断事故が防止され
る。また、ラグ端子5はその係合孔53にアンテ
ナエレメント2の脚部21を挿通することでこれ
に係止されるからフイーダ線1の接続強度も充分
得られる。 さらに、ラグ端子5はその舌片52がアンテナ
エレメント2の脚部21に挾持されて平行溝21
内に保持されることから、フイーダ線1に引込孔
33に沿う押込み力が作用してもフイーダ線1の
移動を阻止することができ、そのため従来のよう
にフイーダ線1の被覆線部13などがアンテナホ
ルダ3の上面側に露出することがなくなる。 またラグ端子5はその舌片52が湾曲断面をな
すので、そのバネ力で平行溝21内にガタ付なく
収容することができ、このような舌片52の湾曲
凹面内にアンテナエレメント2の脚部21を包持
することで、アンテナエレメント2をアンテナホ
ルダ3に対してガタ付きなく確実に取付けること
ができると共に、ラグ端子5とアンテナエレメン
ト2との電気的導通も確実にできる。 第8図、第9図は他の実施例によるラグ端子6
を示し、このラグ端子6は、前記ラグ端子5と同
様の包持片61,62、舌片63を有する他、舌
片63部分に切起し舌片64を形成し、その基端
部側に係合孔65を設けたもので、切起し舌片6
4は、舌片63の湾曲凸面側に略直角に切り起こ
されている。そしてこのラグ端子6は前記実施例
と同様にフイーダ線1に圧着固定され、切起し舌
片64をアンテナホルダ3の取付孔34内に挿入
して平行溝21内に配置される(図示省略)。 この実施例によれば、アンテナエレメント2の
脚部21に対し舌片63および切起し舌片64を
介してラグ端子6が接触するので、両者の電気的
導通がより完全なものとなる。 そして前記両実施例の場合、フイーダ線1の接
続端部にラグ素子5あるいは6をあらかじめ圧着
固定しておくことで、アンテナエレメント2の脚
部21をラグ素子5,6の係合孔53あるいは6
5に挿通するだけでフイーダ線1とアンテナエレ
メント2とを接続できるから、従来に比べて組立
作業が確実となり、作業性も損なわれない。
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、フイーダ
線に加わる引込み孔方向の外力はラグ端子を介し
てアンテナエレメントの脚部に作用し、この場合
ラグ端子はフイーダ線の接続端部における被覆線
部に圧着固定されることから、芯線には外力が直
接作用せず、芯線の切断事故が防止される。加え
てラグ端子が係合孔を介してアンテナエレメント
に係止されることで、フイーダ線の抜け強度も強
くなり、フイーダ線の接続強度が向上する。また
ラグ端子は、その舌片がアンテナエレメントの脚
部と平行溝の底部とに挾持されて平行溝内に保持
されるから、フイーダ線の引込孔方向の移動が規
制されるので、フイーダ線の接続端子がアンテナ
ホルダの上面に露出することがなくなり、使用時
の美観を保つことができる。さらに、フイーダ線
とアンテナエレメントとの接続は、フイーダ線の
接続端部にラグ端子をあらかじめ圧着固定してお
くことで、ラグ端子の係合孔にアンテナエレメン
トの脚部を挿通するだけで行えるので、従来に比
べて組立作業が確実となり、その作業性も損なわ
れない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の断面
図、第2図は同概略全体図、第3図はアンテナホ
ルダの平面図、第4図は同側面図、第5図はラグ
端子の側面図、第6図は同底面図、第7図はフイ
ーダ線とラグ端子の接続状態説明図、第8図は他
の実施例のラグ端子の平面図、第9図は同側面
図、第10図は従来例を示す要部断面図、第11
図は他の従来例の要部断面図である。 1……フイーダ線、11……接続端部、12…
…芯線、13……被覆線部、2……アンテナエレ
メント、21,22……脚部、3……アンテナホ
ルダ、31,32……平行溝、33……引込孔、
34……取付孔、35……取付爪、36……クリ
ツプ、4……接続パイプ、5……ラグ端子、51
……圧着部、52……舌片、53……係合孔、5
4,55……包持片、6……ラグ端子、61,6
2……包持片、63……舌片、64……切起し舌
片、65……係合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アンテナホルダの上下面に形成した一対の平
    行溝間に、フイーダ線の引込孔およびアンテナ
    エレメントの取付孔を貫通し、上記平行溝と取
    付孔とに亘つて嵌入支持されるアンテナエレメ
    ントの脚部に対してフイーダ線の接続端部を上
    記平行溝内に導出して接続する形式のUHFア
    ンテナにおいて、上記フイーダ線の接続端部に
    おける被覆線部に圧着固定し、かつ芯線に導通
    するラグ端子を上記平行溝内に配置して設け、
    このラグ端子には取付孔の開口部に位置してア
    ンテナエレメントの脚部を挿通する係合孔と、
    アンテナエレメントの脚部と平行溝の底部とに
    挾持される舌片とを形成したことを特徴とする
    UHFアンテナのフイーダ線接続装置。 (2) ラグ端子の舌片はアンテナエレメントを包持
    して弾接する湾曲断面に形成したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    UHFアンテナのフイーダ線接続装置。 (3) ラグ端子には前記取付孔内に挿入してアンテ
    ナエレメントに接触する切起し舌片を形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載のUHFアンテナのフイー
    ダ線接続装置。
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