JP2006160088A - ラッチ解除操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を低下させることなく防水性の向上を図ること。
【解決手段】スイッチ本体11に押釦部12を有し、この押釦部12がスイッチ本体11に対して押下操作された場合にトランクリッドTのラッチ状態を解除すべくON状態となるスイッチ手段10と、表面側から押釦部12が外部に臨む態様でスイッチ本体11を介してスイッチ手段10を保持したベース部材20と、スイッチ手段10の押釦部12を覆う態様でベース部材20の表面に装着された防水性のカバー部材30とを備え、カバー部材30の周縁部をベース部材20とドアアウタパネルPとの間に挟持させ、かつカバー部材30を通じて押釦部12がドアアウタパネルPの外部から押下操作可能となる態様でベース部材20を介してスイッチ手段10をドアアウタパネルPに取り付けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアのラッチ状態を解除する場合に操作する装置に関するものである。
昨今の車両には、トランクリッド等のドアのラッチ状態を解除する場合にリリースアクチュエータを駆動するようにしたものがある。この種の車両に適用されるラッチ解除操作装置としては、リリースアクチュエータを駆動するためのスイッチ手段を備えたものが一般的である。例えば、操作部がドアアウタパネルの開口部から外側に突出する態様でドアハンドルをベース部材に軸支する一方、ドアアウタパネルよりも内方に位置する部位にスイッチ手段を配設し、操作部が揺動操作された場合にドアハンドルの押圧部によってスイッチ手段がON状態となるように構成したラッチ解除操作装置が適用されている(例えば、特許文献1参照)。
このラッチ解除操作装置を備える車両によれば、操作者がドアハンドルの操作部を揺動操作してスイッチ手段をON状態とすれば、リリースアクチュエータが駆動してドアラッチ装置が解除動作されることになる。従って、ワイヤケーブルやリンクロッドを介してドアラッチ装置を解除させるようにした従来のラッチ解除操作装置に比べて、その操作力を低減することが可能となる。
特許第3534068号公報
ところで、上記のようなラッチ解除操作装置を適用する場合には、防水対策を十分に考慮しなければならない。つまり、ドアアウタパネルに設けた開口部から内部に雨水等の水が浸入するのを確実に防止する必要がある。
このため特許文献1に記載されたラッチ解除操作装置では、ドアハンドルの操作部と、ドアを開放操作する際の操作荷重を受ける荷重受け部材とを防水カバーによって覆うとともに、この防水カバーの周縁部をドアアウタパネルとベース部材との間に挟み込むことによって所望の防水機能を確保するようにしている。
しかしながら、ドアハンドルの操作部及び荷重受け部材は、ドアアウタパネルの外表面から外部に向けて大きく突出した部分である。このため、これらドアハンドルの操作部及び荷重受け部材を覆う防水カバーについても、ドアアウタパネルの外表面から外部に向けて袋状に膨出した構成が必須となり、ドアハンドルの操作時以外にも異物との接触機会が増える虞れがある。具体的には車両の保守点検時や洗車時に、不用意に工具や洗車道具が防水カバーに接触する機会が増える虞れがある。しかも、ドアハンドルの揺動操作性を考慮した場合、ドアハンドルの揺動に伴って変形される防水カバーは薄肉に構成せざるを得ず、十分な耐損傷性を確保することも困難である。これらの結果、上記ラッチ解除操作装置では、防水カバーが比較的容易に損傷し、内部に浸水する事態を招来する虞れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、操作性を低下させることなく防水性の向上を図ることのできるラッチ解除操作装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るラッチ解除操作装置は、スイッチ本体に押釦部を有し、この押釦部がスイッチ本体に対して押下操作された場合にドアのラッチ状態を解除すべくON状態となるスイッチ手段と、表面側から押釦部が外部に臨む態様でスイッチ本体を介してスイッチ手段を保持したベース部材と、スイッチ手段の押釦部を覆う態様で少なくともベース部材の表面に装着された防水性のカバー部材とを備え、カバー部材の周縁部をベース部材とドアアウタパネルとの間に挟持させ、かつカバー部材を通じて押釦部がドアアウタパネルの外部から押下操作可能となる態様でベース部材を介してスイッチ手段をドアアウタパネルに取り付けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るラッチ解除操作装置は、上述した請求項1において、前記カバー部材は、ベース部材の表面を覆う基部と、押釦部に押下操作力を伝える操作部とを有し、かつこれら基部と操作部との間に段差を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係るラッチ解除操作装置は、上述した請求項1において、前記カバー部材は、ベース部材の表面を覆う基部と、押釦部に押下操作力を伝える操作部とを有し、かつこれら操作部の表面と基部の表面との間に互いに触感の異なる処理を施したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るラッチ解除操作装置は、上述した請求項3において、基部の表面を滑らかに構成する一方、操作部の表面に複数の突起を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、押釦部が押下操作された場合にON状態となるスイッチ手段を適用し、かつ押釦部がベース部材の表面側から外部に臨む態様でスイッチ手段をベース部材に保持させているため、ベース部材の表面からはスイッチ手段が大きく突出する構成にない。従って、スイッチ手段の押釦部を覆う態様でベース部材の表面に装着されるカバー部材に関してもドアアウタパネルから外部に向けて袋状に膨出したものを適用する必要がなく、、スイッチ手段の操作時以外にカバー部材が異物と接触する機会がほとんどなくなる。この結果、スイッチ手段の押下操作性を確保すべくカバー部材を薄肉に構成した場合にもカバー部材が容易に損傷する事態を招来する虞れがない。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るラッチ解除操作装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるラッチ解除操作装置を適用した車両の要部を示したものであり、また図2〜図8は、それぞれ図1に示したラッチ解除操作装置の詳細構成を示したものである。ここで例示するラッチ解除操作装置は、四輪自動車等の車両においてトランクルームを開閉するためのトランクリッド(ドア)Tに設けられるもので、スイッチ手段10及びベース部材20を備えている。
スイッチ手段10は、所謂タクトスイッチと称されるもので、スイッチ本体11と押釦部12とを備えて構成されている。本実施の形態では、スイッチ本体11がほぼ正方形状で薄型の外形形状を成し、かつスイッチ本体11の上面から薄型円柱状の押釦部12が突出したスイッチ手段10を適用している。このスイッチ手段10は、通常状態においてOFF状態に維持される一方、スイッチ本体11に対して押釦部12を押下操作した場合にON状態となる。押釦部12に対する押下操作力を除去すれば、内蔵された図示せぬ復帰バネの作用によって押釦部12が復帰移動し、上記スイッチ手段10は再びOFF状態となる。
ベース部材20は、電気絶縁性を有した比較的硬質の合成樹脂によって成形したもので、プレート部21及びボックス部22を有して構成してある。
プレート部21は、略矩形のプレート状を成す部分であり、その表面21aの中央部に設けた収容凹部23に上述したスイッチ手段10を保持している。収容凹部23は、その縦横がスイッチ手段10のスイッチ本体11よりも僅かに大きく、かつその深さが押釦部12を含めたスイッチ手段10の全高よりも僅かに小さい寸法を有した凹所であり、プレート部21の表面21aから押釦部12が僅かに突出する態様でスイッチ手段10を収容している。
この収容凹部23には、その内部において互いに対向する部位に一対の係止爪片24が設けてあるとともに、各壁の内面にそれぞれ位置決めリブ25が設けてある。係止爪片24は、収容凹部23の底面から開口方向に向けて延在した基片24aと、各基片24aの延在端部から互いに内方に向けて突設した爪部24bとを有したもので、それぞれの爪部24bをスイッチ本体11の上面に当接させることにより、収容凹部23からスイッチ手段10が離隔する方向へ移動するのを規制している。位置決めリブ25は、それぞれ収容凹部23の開口方向に沿って延在した細幅の突出部であり、スイッチ本体11の周囲に当接することにより、ベース部材20に対してスイッチ手段10がプレート部21に沿って移動するのを規制するものである。尚、図には明示していないが、収容凹部23の底壁には、適宜箇所にスイッチ手段10の端子をプレート部21の裏面21b側に貫通させるための端子貫通孔が形成してある。
また、ベース部材20のプレート部21には、一対の装着孔26が設けてある。装着孔26は、プレート部21を貫通する円形の孔であり、収容凹部23の両側に位置する部位に形成してある。
ベース部材20のボックス部22は、プレート部21を一つの壁としてプレート部21の裏面21b側に構成した箱状部分である。このボックス部22は、縦横の寸法がプレート部21よりも小さく構成してあり、収容凹部23に対応した位置及び一対の装着孔26を取り囲む一方、プレート部21の裏面21b全周に当接面を確保する態様でプレート部21の裏面21b中央部に設けてある。
このボックス部22には、両側の外側面にそれぞれバネ係合部27が設けてある一方、その内部にターミナル片28が配設してある。バネ係合部27は、プレート部21の裏面21bとの間に所定の撓み距離Hを確保する態様でボックス部22の外側面からプレート部21に沿って突設してある。ターミナル片28は、プレート部21の裏面21bに沿って延在した第1片部28aと、プレート部21から離隔する方向に向けて第1片部28aの一端部から略直角に屈曲延在した第2片部28bと、第2片部28bの端部からプレート部21の周面よりも外方に突出する態様で略直角に屈曲延在した第3片部28cとを有した導電性部材である。このターミナル片28には、端子貫通孔(図示せず)を介して裏面21b側に突出したスイッチ手段10の端子と第1片部28aとの間が半田によって電気的に接続してある。
また、ボックス部22には、コネクタ接続部29が付設してある。コネクタ接続部29は、上述したターミナル片28の第3片部28cを端子としたコネクタを構成するためのもので、ボックス部22の端部から外方に突出する態様で形成してある。図には明示していないが、本実施の形態では、ボックス部22及びコネクタ接続部29が開放するように、互いに着脱可能な2つの部品によってベース部材20を構成してある。
一方、上記ラッチ解除操作装置は、ベース部材20のプレート部21を覆う部位にカバー部材30を備えている。カバー部材30は、防水性を有するとともに、弾性に富んだ材質、例えばエチレン−プロピレンゴムによって成形してあり、操作部31、基部32及び装着部33を有している。操作部31は、スイッチ手段10に対応する部位を覆うもので、収容凹部23の開口を覆うに十分な大きさの矩形状に構成してある。基部32は、ベース部材20におけるプレート部21の表面21aを覆う部分であり、操作部31の周囲に連続する態様で構成してある。装着部33は、ベース部材20におけるプレート部21の周面及びプレート部21の周縁部裏面21bを覆う部分であり、基部32に連続する態様で構成してある。この装着部33においてプレート部21の周縁部裏面21bを覆う部分には、その全周に亘ってリップ部34が設けてある。リップ部34は、横断面が小径の半円状に突出した部分であり、無端状に構成してある。
図からも明らかなように、このカバー部材30は、基部32に対して操作部31が突出するように段状に形成してあり、さらに、基部32の表面を滑らかに形成する一方、操作部31の表面に複数の突起31aを形成してあり、例えば指先で触れれば、基部32と操作部31との段差及び突起31aを形成したことによる両者の触感の相違から、目視せずとも操作部31の位置を容易に確認することが可能である。
また、上記カバー部材30には、基部32の裏面側となる部位に一対の装着突起体35が設けてある。装着突起体35は、横断面が円形の軸部35aと、軸部35aの先端から径外方向に向けて膨出した後、先端に向けて漸次外径が減少するテーパ状の抜け止め部35bとを有して構成したものである。装着突起体35の軸部35aは、その外径がプレート部21に形成した装着孔26の内径よりも僅かに小さく形成してある。抜け止め部35bは、先端の外径が装着孔26の内径よりも僅かに小さく形成してある一方、基端の外径が装着孔26の内径よりも大きく形成してある。これらの装着突起体35は、それぞれの抜け止め部35bを弾性変形させながら装着孔26に挿入し、抜け止め部35bの基端部をプレート部21の裏面21b側に位置させた状態に保持させる。
この状態においては、弾性復元力によって本来の外径に復帰した抜け止め部35bの基端部がプレート部21の裏面21bに当接係合することになり、カバー部材30がベース部材20から不用意に脱落するのを防止することが可能となる。尚、抜け止め部35bを撓めながら装着孔26から引き抜けば、それぞれの装着突起体35をプレート部21から取り外すことは可能である。
上記のように構成したラッチ解除操作装置をトランクリッドTのドアアウタパネルPに取り付ける場合には、図11(a)に示すように、ドアアウタパネルPに取り付け用の開口P1を形成する。この取付用開口P1は、ベース部材20のボックス部22を挿通させることができる一方、プレート部21の裏面21b全周がドアアウタパネルPの外表面S1に当接することのできる大きさである。
次いで、図11(b)に示すように、ドアアウタパネルPの外部からコネクタ接続部29及びボックス部22を順次取付用開口P1に挿通させ、図11(c)に示すように、プレート部21の裏面21bをドアアウタパネルPの外表面S1に当接させる。さらにこの状態からドアアウタパネルPの内表面S2とベース部材20のボックス部22に設けたバネ係合部27との間に板バネ部材40を介在させ、図11(d)に示すように、プレート部21の裏面21bをドアアウタパネルPの外表面S1に圧接した状態に保持させれば良い。板バネ部材40は、図9及び図10に示すように、一対の先端バネ部41を有して構成した弾性部材である。先端バネ部41の相互間には、ベース部材20のボックス部22を配置させることのできる一方、プレート部21及びバネ係合部27を挿通不可とする間隙が確保してある。それぞれの先端バネ部41は、通常状態においてプレート部21の裏面21bからバネ係合部27までの間の撓み距離Hよりも大きな高さhを有するように構成してあり、ドアアウタパネルPの内表面S2とバネ係合部27との間に介在させた場合に両者を互いに離隔する方向に押圧するように機能する。
上記のようにして取り付けたラッチ解除操作装置では、ドアアウタパネルPの外部からカバー部材30の操作部31を押下すれば、カバー部材30が適宜変形することにより、操作部31を介してスイッチ手段10の押釦部12が押下操作され、ON状態となる。従って、このスイッチ手段10がリリースアクチュエータの起動スイッチとなるようにコネクタ接続部29に所望のケーブルを接続すれば、スイッチ手段10の押下操作により、リリースアクチュエータを駆動してトランクリッドTのラッチ状態を解除することが可能となる。
しかも、上記ラッチ解除操作装置では、ドアアウタパネルPの外部に露出する部分がカバー部材30によって完全に覆われ、かつカバー部材30の装着部33においてプレート部21の周縁部裏面21bを覆う部分がプレート部21とドアアウタパネルPの外表面S1との間に挟持されるため、雨水や洗車時の水がスイッチ手段10に浸入したり、取付用開口P1を通じて内部に浸入する事態を招来する虞れがない。この場合、カバー部材30のリップ部34が、プレート部21とドアアウタパネルPとの間に押し潰れた状態となるため、取付用開口P1を通じた水の浸入をより確実に防止することができる。
さらに、上記ラッチ解除操作装置によれば、ドアアウタパネルPの外表面S1から外部に突出するのは収容凹部23にスイッチ手段10を収容したベース部材20のプレート部21及びこれを覆うカバー部材30のみであり、しかもプレート部21がドアアウタパネルPの外表面S1に沿って配置された状態にある。従って、スイッチ手段10の操作時以外、例えば車両の保守点検時や洗車時にベース部材20のプレート部21やカバー部材30が異物に接触する機会がほとんどなくなる。この結果、スイッチ手段10の押下操作性を確保すべくカバー部材30を薄肉に構成した場合にも、異物と接触してカバー部材30が容易に損傷する事態を招来することがなく、カバー部材30の損傷に起因して内部に浸水する事態を招来する虞れもない。
この場合、上述したように、カバー部材30の基部32に対して操作部31が突出するように段状に形成してあり、さらに操作部31の表面にのみ複数の突起31aを形成するようにしているため、指先で操作部31の位置を容易に確認することが可能である。従って、図1に示す実施の形態のように、ドアアウタパネルPの下方面にラッチ解除操作装置を取り付けた場合にも、覗き込んで操作する必要はなく、ドアアウタパネルPの外表面S1からの突出量を可及的に抑えた構成であってもラッチ解除操作の煩雑化を招来することはない。
尚、上述した実施の形態では、四輪自動車等の車両においてトランクルームを開閉するためのトランクリッドTに設けられるラッチ解除操作装置を例示しているが、必ずしもこれに限らず、その他のドアのラッチ状態を解除するものにももちろん適用することが可能である。
また、上述した実施の形態では、スイッチ本体11がほぼ正方形状で薄型の外形形状を成し、かつスイッチ本体11の上面から薄型円柱状の押釦部12が突出したスイッチ手段10を適用しているが、スイッチ手段の形状や構成はこれらに限定されない。但し、ドアアウタパネルPからの突出量を可及的に小さくすべく薄型に構成されたスイッチ手段を適用することが好ましい。
本発明の実施の形態であるラッチ解除操作装置を適用した車両の要部を示す断面側面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置の側面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置の正面図である。 図3における IV−IV 線断面図である。 図3における V−V 線断面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置においてカバー部材を取り外した状態を示す正面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置のカバー部材を示す正面図である。 図7における VIII−VIII 線断面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置を取り付ける場合に適用する板バネ部材の概念図である。 図9に示した板バネ部材の側面図である。 図1に示したラッチ解除操作装置の取付要領を順に示す概念図である。
符号の説明
10 スイッチ手段
11 スイッチ本体
12 押釦部
20 ベース部材
21 プレート部
21a 表面
21b 裏面
22 ボックス部
23 収容凹部
24 係止爪片
24a 基片
24b 爪部
25 位置決めリブ
26 装着孔
27 バネ係合部
28 ターミナル片
29 コネクタ接続部
30 カバー部材
31 操作部
31a 突起
32 基部
33 装着部
34 リップ部
35 装着突起体
35a 軸部
35b 抜け止め部
40 板バネ部材
41 先端バネ部
P ドアアウタパネル
P1 取付用開口
T トランクリッド

Claims (4)

  1. スイッチ本体に押釦部を有し、この押釦部がスイッチ本体に対して押下操作された場合にドアのラッチ状態を解除すべくON状態となるスイッチ手段と、
    表面側から押釦部が外部に臨む態様でスイッチ本体を介してスイッチ手段を保持したベース部材と、
    スイッチ手段の押釦部を覆う態様で少なくともベース部材の表面に装着された防水性のカバー部材と
    を備え、カバー部材の周縁部をベース部材とドアアウタパネルとの間に挟持させ、かつカバー部材を通じて押釦部がドアアウタパネルの外部から押下操作可能となる態様でベース部材を介してスイッチ手段をドアアウタパネルに取り付けたことを特徴とするラッチ解除操作装置。
  2. 前記カバー部材は、ベース部材の表面を覆う基部と、押釦部に押下操作力を伝える操作部とを有し、かつこれら基部と操作部との間に段差を有することを特徴とする請求項1に記載のラッチ解除操作装置。
  3. 前記カバー部材は、ベース部材の表面を覆う基部と、押釦部に押下操作力を伝える操作部とを有し、かつこれら操作部の表面と基部の表面との間に互いに触感の異なる処理を施したことを特徴とする請求項1に記載のラッチ解除操作装置。
  4. 基部の表面を滑らかに構成する一方、操作部の表面に複数の突起を設けたことを特徴とする請求項3に記載のラッチ解除操作装置。
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