JP2004264187A - 腕時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】腕時計ケース1の上面側にパネル取付部6を形成し、その上側にガラス装着部7を形成し、パネル取付部6に表示パネル8を取り付け、その上側のガラス装着部7に時計ガラス9を装着した。従って、時計全体の薄型化を図ることができる。また、表示パネル8の上面周囲に枠状の緩衝部材11を配置し、この緩衝部材11の上面に枠状の金属板12を配置し、この状態で時計ガラス9をガラス装着部7に取り付けることによって金属板12および緩衝部材11を固定した。従って、緩衝部材11全体を金属板12で覆って押え込むことができ、このため外部から衝撃が加わっても、その衝撃が金属板12によって緩衝部材11の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部材11全体で衝撃を吸収できるので、衝撃による表示パネル8の破損を防ぐことができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、時刻などの情報を電気光学的に表示する表示パネルを備えた腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示パネルとして液晶表示装置を備えた腕時計においては、時計全体の薄型化を図るために、腕時計ケース内における上面側に液晶表示装置を収納する第1の凹部を設け、この第1の凹部の上側に時計ガラスを取り付ける第2の凹部を設け、第1の凹部に液晶表示装置を収納し、その上側の第2の凹部に時計ガラスを取り付け、この状態で腕時計ケース内に収納された時計モジュールの回路基板と第1の凹部に収納された液晶表示装置とをインターコネクタによって電気的に接続すると共に、このインターコネクタの弾性力によって液晶表示装置を時計ガラスの下面に押圧させて固定した構造のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭60−137395号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような腕時計では、時計全体の薄型化を図ることができても、液晶表示装置が時計ガラスの下面に直接接触した状態でインターコネクタの弾性力によって押圧されているので、外部から衝撃が加わると、その衝撃によって液晶表示装置が破損するという問題がある。
【0005】
この発明の課題は、時計全体の薄型化を図り、且つ衝撃が加わっても表示パネルの破損を防ぐようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、上面側にパネル取付部(6)が形成されていると共に、このパネル取付部の上側にガラス装着部(7)が形成された腕時計ケース(1)と、この腕時計ケースの上側から前記パネル取付部に取り付けられる表示パネル(8)と、前記ガラス装着部に取り付けられる時計ガラス(9)と、前記表示パネルの上面周囲に配置された枠状の緩衝部材(11)と、この緩衝部材の上面に配置された枠状の硬質部材(金属板12)とを備え、前記時計ガラスを前記ガラス装着部に取り付けることによって前記硬質部材および前記緩衝部材が固定されることを特徴とする腕時計である。
【0007】
この発明によれば、腕時計ケースの上面側に形成されたパネル取付部に表示パネルを取り付け、その上側に形成されたガラス装着部に時計ガラスを装着したので、時計全体の薄型化を図ることができるほか、特に表示パネルの上面周囲に枠状の緩衝部材を配置し、この緩衝部材の上面に枠状の硬質部材を配置し、この状態で時計ガラスをガラス装着部に取り付けることによって硬質部材および緩衝部材を固定したので、緩衝部材全体を硬質部材で覆って押え込むことができ、このため外部から衝撃が加わっても、その衝撃が硬質部材によって緩衝部材の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部材全体で衝撃を吸収することができるので、衝撃によって表示パネルが破損するのを防ぐことができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、図7〜図9に示すように、上面側にパネル取付部(6)が形成されていると共に、このパネル取付部の上側にガラス装着部(7)が形成された腕時計ケース(1)と、この腕時計ケースの上側から前記パネル取付部に取り付けられる表示パネル(8)と、前記ガラス装着部に取り付けられる時計ガラス(9)と、この時計ガラスと前記ガラス装着部との間に配置されるパッキン部(31)および前記表示パネルの上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部(32)が一体に形成された弾性樹脂部材(30)と、この弾性樹脂部材の前記緩衝部の上面に配置された枠状の硬質部材(金属板35)とを備え、前記時計ガラスを前記ガラス装着部に取り付けることによって前記弾性樹脂部材と前記硬質部材とが固定されることを特徴とする腕時計である。
【0009】
この発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、腕時計ケースの上面側に形成されたパネル取付部に表示パネルを取り付け、その上側に形成されたガラス装着部に時計ガラスを装着したので、時計全体の薄型化を図ることができるほか、特に弾性樹脂部材が、時計ガラスとガラス装着部との間に配置されるパッキン部と、表示パネルの上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部とを、一体に形成した構造であるから、部品点数を削減することができると共に、弾性樹脂部材の緩衝部の上面に枠状の硬質部材を配置し、この状態で時計ガラスをガラス装着部に取り付けることによって弾性樹脂部材と硬質部材とを固定したので、弾性樹脂部材の緩衝部全体を硬質部材で覆って押え込むことができ、このため外部から衝撃が加わっても、その衝撃が硬質部材によって緩衝部の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部全体で衝撃を吸収することができるので、衝撃によって表示パネルが破損するのを防ぐことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、図1〜図9に示すように、前記表示パネル(8)の下面に形成された接続端子に弾接する弾性接続部材(インターコネクタ19)を有し、この弾性接続部材によって前記表示パネルが上方に押圧されていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕時計である。
この発明によれば、表示パネルが弾性接続部材によって上方に押圧されているので、衝撃が加わっても、その衝撃を弾性接続部材と緩衝部材(11)との両方、または弾性接続部材と弾性樹脂部材(30)の緩衝部(32)との両方で吸収することができ、このため、より一層確実に、表示パネルの破損を防ぐことができる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、図1〜図9に示すように、前記腕時計ケース(1)に、前記硬質部材(金属板12、35)の下面に対応する上面側の個所から前記腕時計ケースの下面に貫通する貫通孔(21)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の腕時計である。
この発明によれば、時計ガラスを取り外すときに、腕時計ケースの下側から貫通孔に工具を差し込んで、緩衝部材または緩衝部、および硬質部材を介して時計ガラスを押し上げることにより、時計ガラスをガラス装着部から簡単に取り外すことができる。このため、工具が表示パネルに接触することがないので、表示パネルを傷付けることがなく、容易に且つ良好に表示パネルを取り外すことができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、図1〜図9に示すように、前記緩衝部材(11)または前記弾性樹脂部材(30)の前記緩衝部(32)に、その内周側の端部から前記貫通孔(21)に連続する切欠溝部(22)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の腕時計である。
この発明によれば、腕時計ケースのパネル取付部に表示パネルを取り付けた状態で、ガラス装着部に時計ガラスを装着するときに、時計ガラスと表示パネルとの間の空気が圧縮されても、この圧縮された空気が切欠溝部から貫通孔を通って腕時計ケースの下面側に抜けるので、腕時計ケースの内部を均一な空気圧にすることができ、このためガラス装着部に時計ガラスを装着しても、圧縮された空気が表示パネルに加わらないようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図6を参照して、この発明の腕時計の第1実施形態について説明する。
図1はこの発明の腕時計の正面図、図2はそのA−A矢視における拡大断面図である。この腕時計は、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上部外周部には、図2に示すように、ベゼルリング2が取り付けられていると共に、このベゼルリング2を覆って飾り部材3が取り付けられている。この飾り部材3の外周には、その一部を除いてステンレスなどの金属からなる第1ベゼル4が取り付けられている。また、この腕時計ケース1の下部外周部には、合成樹脂製の第2ベゼル5が第1ベゼル4の下部を覆って取り付けられている。
【0014】
一方、腕時計ケース1の内部における上面側には、図2および図3に示すように、パネル取付部6がほぼ凹部形状に形成されており、このパネル取付部6の上部側には、ガラス装着部7がパネル取付部6よりも少し大きく形成されている。この腕時計ケース1のパネル取付部6には、図2に示すように、時刻などの情報を電気光学的に表示する液晶表示素子やEL素子(エレクトロルミネッセンス素子)などの表示パネル8が配置されている。また、表示パネル8の上側に位置する腕時計ケース1のガラス装着部7には、時計ガラス9がパッキン10を介して圧入によって装着されている。このパッキン10は、リング状に形成され、図2に示すように、時計ガラス9の外周面とガラス装着部7の内周面との間に配置されている。
【0015】
この場合、表示パネル8の上面周囲には、図2および図3に示すように、枠状の緩衝部材11が配置されている。すなわち、この緩衝部材11はウレタンゴムシートなどの弾性材料からなるシート状のもので、その外周部分がガラス装着部7の底面に配置された状態で、内周部分が表示パネル8の上面周囲に配置されるように構成されている。また、この緩衝部材11の上面には、枠状の金属板12が緩衝部材11の全体を覆って配置されている。さらに、この金属板12の上面と時計ガラス9の下面との間には、合成樹脂からなる枠状の見切り部材13が配置されている。この見切り部材13、金属板12、および緩衝部材11は、図2および図3に示すように、時計ガラス9をガラス装着部7に取り付けることにより、ガラス装着部7の上面と時計ガラス9の下面との間に固定されている。
【0016】
また、表示パネル8の下側に位置する腕時計ケース1の内部には、図2に示すように、時計モジュール14が収納されており、この時計モジュール14の下側に位置する腕時計ケース1の下部には、図2および図3に示すように、裏蓋15が防水リング16を介して取り付けられている。時計モジュール14は、ハウジング17内に回路基板18および電池(図示せず)を備えた構成になっており、この回路基板18には、時計機能に必要な各種の電子部品が搭載されているほか、表示パネル8の両端下面に設けられた接続端子(図示せず)がインターコネクタ19によって電気的に接続されていると共に、電池も電気的に接続されている。
【0017】
この場合、インターコネクタ19は、導電ゴムと絶縁ゴムとを交互に設けたゼブラタイプのもので、全体が帯板状に形成され、パネル取付部6に設けられたスリット状の挿入孔6aに挿入され、この状態で表示パネル8の両端部の接続端子と回路基板18の電極端子(図示せず)とを電気的に接続すると共に、表示パネル8の両端部を弾力的に押し上げて支持するように構成されている。また、この時計モジュール14は、腕時計ケース1内に下側から挿入されて、ハウジング17の上面がパネル取付部6の下面に当接した状態で、ハウジング17の下面に設けられた押えゴム20が裏蓋15の上面に弾接することにより、腕時計ケース1内に固定されるように構成されている。
【0018】
ところで、腕時計ケース1には、図2に示すように、金属板12の下面に対応するガラス装着部7の底面から腕時計ケース1の下面に亘ってそれぞれ貫通する複数の貫通孔21が形成されている。すなわち、これら貫通孔21は、図4に示すように、腕時計ケース1の12時側と6時側との個所においてそれぞれ2か所ずつ形成され、腕時計ケース1の下側から工具(図示せず)が挿入するように構成されている。また、このガラス装着部7の上面に配置された枠状の緩衝部材11には、図5および図6に示すように、その内周側の端部から各貫通孔21にそれぞれ連続する切欠溝部22が設けられている。これら切欠溝部22は、時計ガラス9と表示パネル8との間の上側空間部と、腕時計ケース1の下面側の下側空間部との両者の空気が貫通孔21を通して双方向に流れるように構成されている。
【0019】
なお、この腕時計ケース1の12時と6時とに位置する外側部には、図2に示すように、それぞれバンド取付部23が形成されており、これらバンド取付部23には、ウレタン樹脂などの弾性を有する合成樹脂からなる時計バンド24が裏蓋15の下面および第2ベゼル5の下部外面に当接した状態で取付ピン25によって取り付けられている。また、腕時計ケース1における6時側の側面には、図2に示すように、押釦26が設けられている。この押釦26は、釦頭部27と釦軸28とを備え、釦軸28が腕時計ケース1にその出没方向にスライド移動可能に取り付けられ、この釦軸28の外端部に釦頭部27が取り付けられ、この釦頭部27を押圧することにより、釦軸28の内端部が腕時計ケース1内に突出して時計モジュール14の接点部を押圧するように構成されている。
【0020】
次に、このような腕時計ケース1に表示パネル8および時計ガラス9を組み付ける場合について説明する。この場合には、まず、腕時計ケース1内における上面側のパネル取付部6に表示パネル8を配置し、この表示パネル8の上面周囲に枠状の緩衝部材11を配置すると共に、この緩衝部材11の各切欠溝部22の各端部における各一部を腕時計ケース1の各貫通孔21に対応させる。そして、この緩衝部材11の上面に枠状の金属板12を配置すると共に、この金属板12の上面に枠状の見切り部材13を配置する。この状態で、腕時計ケース1のガラス装着部7に時計ガラス9をパッキン10を介して圧入によって装着する。これにより、見切り部材13、金属板12、および緩衝部材11がガラス装着部7の底面と時計ガラス9の下面との間に固定される。
【0021】
また、この状態で腕時計ケース1に時計モジュール14を組み込む場合には、ハウジング17内の回路基板18上にインターコネクタ19を配置し、このインターコネクタ19の上部をハウジング17の上側に突出させ、この状態で時計モジュール14を腕時計ケース1内に下側から挿入する。このときに、インターコネクタ19の上端部をパネル取付部6に設けられたスリット状の挿入孔6aに下側から挿入させ、この挿入したインターコネクタ19の上端部を表示パネル8の両端下面の接続端子に接触させる。そして、腕時計ケース1の下面に裏蓋15を取り付けると、ハウジング17の下面に配置された押えゴム20が裏蓋15で押圧されるので、時計モジュール14の上面がパネル取付部6の下面に当接して時計モジュール14が腕時計ケース1内に固定される。これにより、インターコネクタ19が表示パネル8の両端下面に弾接して表示パネル8を弾力的に押し上げて支持すると共に、このインターコネクタ19によって表示パネル8と回路基板18とが電気的に接続される。
【0022】
このように、この腕時計によれば、表示パネル8の上面周囲に枠状の緩衝部材11を配置し、この緩衝部材11の上面に枠状の金属板12を配置し、且つこの金属板12上に枠状の見切り部材13を配置し、この状態で時計ガラス9をガラス装着部7に取り付けることにより、見切り部材13、金属板12、および緩衝部材11を固定したので、緩衝部材11全体を金属板12で覆って押え込むことができる。このため、外部から衝撃が加わっても、その衝撃が金属板12によって緩衝部材11の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部材11全体で衝撃を吸収することができるので、衝撃によって表示パネル8が破損するのを防ぐことができる。この場合、特に表示パネル8がインターコネクタ19によって弾力的に上方に押圧されているので、外部から衝撃が加わっても、その衝撃をインターコネクタ19と緩衝部材11との両方で吸収することができ、このため、より一層確実に、表示パネル8の破損を防ぐことができる。
【0023】
また、この腕時計では、腕時計ケース1内の上面側にパネル取付部6を形成し、その上側にガラス装着部7を形成して、パネル取付部6に表示パネル8を取り付け、その上側のガラス装着部7に時計ガラス9を装着したので、時計全体の薄型化を図ることができる。また、腕時計ケース1には、金属板12の下面に対応するガラス装着部7の底面から腕時計ケース1の下面に貫通する複数の貫通孔21が設けられているので、時計ガラス9を取り外すときに、腕時計ケース1の下側から各貫通孔21に工具を差し込んで、緩衝部材11、金属板12、および見切り部材13を介して時計ガラス9を押し上げることにより、時計ガラス9をガラス装着部7から簡単に取り外すことができる。このときには、工具が表示パネル8に接触することがないので、表示パネル8を傷付けることがなく、これにより表示パネル8を容易に且つ良好に取り外すことができる。
【0024】
さらに、この腕時計では、緩衝部材11に、その内周側の端部から複数の貫通孔21にそれぞれ連続する複数の切欠溝部22を設けたので、腕時計ケース1のパネル取付部6に表示パネル8を取り付けた状態で、ガラス装着部7に時計ガラス9を装着するときに、時計ガラス9と表示パネル8との間の空気が圧縮されても、この圧縮された空気が各切欠溝部22から各貫通孔21を通って腕時計ケース1の下面側に抜けるので、腕時計ケース1の内部を均一な空気圧にすることができる。このため、ガラス装着部7に時計ガラス9を装着しても、圧縮された空気が表示パネル8に加わらないようにすることができ、これにより表示パネル8で時刻などの情報を良好に表示させることができる。
【0025】
[第2実施形態]
次に、図7〜図9を参照して、この発明の腕時計の第2実施形態について説明する。なお、図1〜図6に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、腕時計ケース1のガラス装着部7と時計ガラス9との間に弾性樹脂部材30を配置した構造で、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構造になっている。すなわち、この弾性樹脂部材30は、ウレタン樹脂などの弾性を有する合成樹脂からなり、時計ガラス9の外周面とガラス装着部7の内周面との間に配置されるパッキン部31と、表示パネル8の上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部32とを一体に形成した構造になっている。
【0026】
この場合、パッキン部31は、図8および図9に示すように、腕時計ケース1のガラス装着部7の内周面に嵌合するリング状に形成されており、その所定個所には、ガラス装着部7の内周面に設けられた複数の係止凸部33がそれぞれ挿入する複数の切欠部34が緩衝部32に亘って設けられている。また、緩衝部32は、図7および図8に示すように、パッキン部31の複数の切欠部34に対応する個所を除いて、パッキン部31の下端部から表示パネル8の上面周囲に向けて形成され、その外側部分がガラス装着部7の底面に配置された状態で、内側部分が表示パネル8の上面周囲に配置されるように構成されている。
【0027】
また、この緩衝部32にも、第1実施形態と同様、その内周側の端部から腕時計ケース1に設けられた複数の貫通孔21にそれぞれ連続する複数の切欠溝部22が設けられている。また、この緩衝部32の上面にも、図8に示すように、枠状の金属板35が配置されている。この金属板35の外周部には、ガラス装着部7の係止凸部33が嵌合する凹部(図示せず)が設けられている。さらに、この金属板35の上面には、第1実施形態と同様、見切り部材13が配置されている。この見切り部材13、金属板35、および弾性樹脂部材30は、図7に示すように、時計ガラス9をガラス装着部7に取り付けることにより、ガラス装着部7と時計ガラス9との間に固定されている。
【0028】
このような腕時計に表示パネル8および時計ガラス9を組み付ける場合には、まず、腕時計ケース1内における上面側のパネル取付部6に表示パネル8を配置した上、ガラス装着部7に弾性樹脂部材30を配置する。このときには、ガラス装着部7の係止凸部33に弾性樹脂部材30のパッキン部31の切欠部34を対応させてパッキン部31をガラス装着部7の内周面に嵌合させると共に、弾性樹脂部材30の緩衝部32をガラス装着部7の底面に配置させて緩衝部32の内側部分を表示パネル8の上面周囲に配置し、この緩衝部32の各切欠溝部22の各端部における各一部を腕時計ケース1の各貫通孔21にそれぞれ対応させる。
【0029】
そして、この緩衝部32の上面に枠状の金属板35を配置し、この金属板35の上面に枠状の見切り部材13を配置する。この状態で、腕時計ケース1のガラス装着部7に時計ガラス9を弾性樹脂部材30のパッキン部31を挟み込んで圧入により装着する。これにより、見切り部材13、金属板35、および弾性樹脂部材30の緩衝部32がガラス装着部7の底面と時計ガラス9の下面との間に固定されると共に、弾性樹脂部材30のパッキン部31が時計ガラス9の外周面とガラス装着部7の内周面との間に固定される。このときには、腕時計ケース1の内周面に設けられた複数の係止凸部33が弾性樹脂部材30のパッキン部31の切欠部34から突出しているので、これら係止凸部33によって時計ガラス9の脱落、および弾性樹脂部材30、金属板35、見切り部材13のガタ付きを防ぐことができる。
【0030】
また、この状態で腕時計ケース1に時計モジュール14を組み付ける場合には、第1実施形態と同様、ハウジング17内の回路基板18上にインターコネクタ19を配置し、この状態で時計モジュール14を腕時計ケース1内に下側から挿入し、インターコネクタ19の上端部をパネル取付部6に設けられたスリット状の挿入孔6aに下側から挿入させて表示パネル8の両端下面の接続端子に接触させる。そして、腕時計ケース1の下面に裏蓋15を取り付けると、ハウジング17の押えゴム20が裏蓋15に押圧されるので、時計モジュール14が腕時計ケース1内に固定される。このときにも、インターコネクタ19が表示パネル8の両端下面に弾接して表示パネル8を弾力的に押し上げて支持すると共に、このインターコネクタ19によって表示パネル8と回路基板18とが電気的に接続される。
【0031】
このように、この腕時計では、表示パネル8の上面周囲に弾性樹脂部材の緩衝部32を配置し、この緩衝部32の上面に枠状の金属板35を配置し、且つこの金属板35上に枠状の見切り部材13を配置し、この状態で時計ガラス9をガラス装着部7に取り付けることにより、見切り部材13、金属板35、および弾性樹脂部材30の緩衝部32を固定したので、緩衝部32全体を金属板35で覆って押え込むことができる。このため、外部から衝撃が加わっても、その衝撃が金属板35によって緩衝部32の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部32全体で衝撃を吸収することができるので、第1実施形態と同様、衝撃によって表示パネル8が破損するのを防ぐことができる。この場合にも、表示パネル8がインターコネクタ19によって弾力的に上方に押圧されているので、外部から衝撃が加わっても、その衝撃をインターコネクタ19と緩衝部32との両方で吸収することができ、このため、より一層確実に、表示パネル8の破損を防ぐことができる。
【0032】
また、この腕時計においても、第1実施形態と同様、腕時計ケース1内の上面側にパネル取付部6を形成し、その上側にガラス装着部7を形成して、パネル取付部6に表示パネル8を取り付け、その上側のガラス装着部7に時計ガラス9を装着したので、時計全体の薄型化を図ることができるほか、特に弾性樹脂部材30が、時計ガラス9の外周面とガラス装着部7の内周面との間に配置されるパッキン部31と、表示パネル8の上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部32とを、一体に形成した構造であるから、部品点数を削減することもできる。また、この場合にも、腕時計ケース1には、金属板35の下面に対応するガラス装着部7の底面から腕時計ケース1の下面に貫通する複数の貫通孔21が設けられているので、時計ガラス9を取り外すときに、腕時計ケース1の下側から各貫通孔21に工具を差し込んで、弾性樹脂部材30の緩衝部32、金属板35、および見切り部材13を介して時計ガラス9を押し上げることにより、表示パネル8を傷付けることなく、時計ガラス9をガラス装着部7から簡単に取り外すことができる。
【0033】
さらに、この腕時計でも、弾性樹脂部材30の緩衝部32に、その内側端部から各貫通孔21にそれぞれ連続する複数の切欠溝部22を設けたので、腕時計ケース1のパネル取付部6に表示パネル8を取り付けた状態で、ガラス装着部7に時計ガラス9を装着するときに、時計ガラス9と表示パネル8との間の空気が圧縮されても、この圧縮された空気が各切欠溝部22から各貫通孔21を通って腕時計ケース1の下面側に抜けるので、腕時計ケース1の内部を均一な空気圧にすることができる。このため、ガラス装着部7に時計ガラス9を装着するときに、圧縮された空気が表示パネル8に加わらないようにすることができ、これにより表示パネル8で時刻などの情報を良好に表示させることができる。
【0034】
なお、上記第1、第2実施形態では、腕時計ケース1の上面側に表示パネル8および時計ガラス9を取り付けた状態で、腕時計ケース1内に時計モジュール14を組み込む場合について述べたが、これに限らず、予め、腕時計ケース1内に時計モジュール14を組み込んで、インターコネクタ19をパネル取付部6の挿入孔6a内に挿入させ、この状態で腕時計ケース1の上面側に表示パネル8および時計ガラス9を取り付けるようにしても良い。
また、上記第1、第2実施形態では、緩衝部材11の上面または弾性樹脂部材30の緩衝部32の上面に、硬質部材として、金属板12または35を配置したが、必ずしも金属板12または35である必要はなく、硬質材料であれば、セラミックや合成樹脂などを用いても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、腕時計ケースの上面側に形成されたパネル取付部に表示パネルを取り付け、その上側に形成されたガラス装着部に時計ガラスを装着したので、時計全体の薄型化を図ることができるほか、特に表示パネルの上面周囲に枠状の緩衝部材を配置し、この緩衝部材の上面に枠状の硬質部材を配置し、この状態で時計ガラスをガラス装着部に取り付けることによって硬質部材および緩衝部材を固定したので、緩衝部材全体を硬質部材で覆って押え込むことができ、このため外部から衝撃が加わっても、その衝撃が硬質部材によって緩衝部材の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部材全体で衝撃を吸収することができるので、衝撃によって表示パネルが破損するのを防ぐことができる。
【0036】
また、請求項2に記載の発明によれば、腕時計ケースの上面側に形成されたパネル取付部に表示パネルを取り付け、その上側に形成されたガラス装着部に時計ガラスを装着したので、上記と同様、時計全体の薄型化を図ることができるほか、特に弾性樹脂部材が、時計ガラスとガラス装着部との間に配置されるパッキン部と、表示パネルの上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部とを、一体に形成した構造であるから、部品点数を削減することができると共に、弾性樹脂部材の緩衝部の上面に枠状の硬質部材を配置し、この状態で時計ガラスをガラス装着部に取り付けることによって弾性樹脂部材と硬質部材とを固定したので、弾性樹脂部材の緩衝部全体を硬質部材で覆って押え込むことができ、このため外部から衝撃が加わっても、その衝撃が硬質部材によって緩衝部の一部分に集中するのを防ぐことができ、これにより緩衝部全体で衝撃を吸収することができるので、衝撃によって表示パネルが破損するのを防ぐことができる。
【0037】
この場合、表示パネルの下面に形成された接続端子に弾接する弾性接続部材を有し、この弾性接続部材によって表示パネルが上方に押圧されていることにより、衝撃が加わっても、その衝撃を弾性接続部材と緩衝部材との両方、または弾性接続部材と弾性樹脂部材の緩衝部との両方で吸収することができ、このため、より一層確実に、表示パネルの破損を防ぐことができる。
また、腕時計ケースには硬質部材の下面に対応する上面側の個所から腕時計ケースの下面に貫通する貫通孔が設けられていることにより、時計ガラスを取り外すときに、腕時計ケースの下側から貫通孔に工具を差し込んで、緩衝部材または緩衝部、および硬質部材を介して時計ガラスを押し上げることにより、時計ガラスをガラス装着部から簡単に取り外すことができる。このため、工具が表示パネルに接触することがないので、表示パネルを傷付けることがなく、容易に且つ良好に表示パネルを取り外すことができる。
【0038】
さらに、緩衝部材または弾性樹脂部材の緩衝部にはその内周側の端部から貫通孔に連続する切欠溝部が設けられていることにより、腕時計ケースのパネル取付部に表示パネルを取り付けた状態で、ガラス装着部に時計ガラスを装着するときに、時計ガラスと表示パネルとの間の空気が圧縮されても、この圧縮された空気が切欠溝部から貫通孔を通って腕時計ケースの下面側に抜けるので、腕時計ケースの内部を均一な空気圧にすることができ、このためガラス装着部に時計ガラスを装着しても、圧縮された空気が表示パネルに加わらないようにすることができ、これにより表示パネルで情報を良好に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の腕時計の第1実施形態を示した正面図。
【図2】図1のA−A矢視における拡大断面図。
【図3】図2の分解斜視図。
【図4】図3の腕時計ケースの正面図。
【図5】図4の腕時計ケース内の上面側に表示パネルと緩衝部材を配置した状態の正面図。
【図6】図1のB−B矢視における要部の拡大断面図。
【図7】この発明の腕時計の第2実施形態を示した断面図。
【図8】図7の腕時計ケースの斜視図。
【図9】図7の弾性樹脂部材の斜視図。
【符号の説明】
1 腕時計ケース
6 パネル取付部
7 ガラス装着部
8 表示パネル
9 時計ガラス
11 緩衝部材
12、35 金属板
14 時計モジュール
18 回路基板
19 インターコネクタ
21 貫通孔
22 切欠溝部
30弾性樹脂部材
31 パッキン部
32 緩衝部
Claims (5)
- 上面側にパネル取付部が形成されていると共に、このパネル取付部の上側にガラス装着部が形成された腕時計ケースと、
この腕時計ケースの上側から前記パネル取付部に取り付けられる表示パネルと、
前記ガラス装着部に取り付けられる時計ガラスと、
前記表示パネルの上面周囲に配置された枠状の緩衝部材と、
この緩衝部材の上面に配置された枠状の硬質部材とを備え、
前記時計ガラスを前記ガラス装着部に取り付けることによって前記硬質部材および前記緩衝部材が固定されることを特徴とする腕時計。 - 上面側にパネル取付部が形成されていると共に、このパネル取付部の上側にガラス装着部が形成された腕時計ケースと、
この腕時計ケースの上側から前記パネル取付部に取り付けられる表示パネルと、
前記ガラス装着部に取り付けられる時計ガラスと、
この時計ガラスと前記ガラス装着部との間に配置されるパッキン部および前記表示パネルの上面周囲に配置されるほぼ枠状の緩衝部が一体に形成された弾性樹脂部材と、
この弾性樹脂部材の前記緩衝部の上面に配置された枠状の硬質部材とを備え、
前記時計ガラスを前記ガラス装着部に取り付けることによって前記弾性樹脂部材と前記硬質部材とが固定されることを特徴とする腕時計。 - 前記表示パネルの下面に形成された接続端子に弾接する弾性接続部材を有し、この弾性接続部材によって前記表示パネルが上方に押圧されていることを特徴とする請求項1または2に記載の腕時計。
- 前記腕時計ケースには、前記硬質部材の下面に対応する上面側の個所から前記腕時計ケースの下面に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の腕時計。
- 前記緩衝部材または前記弾性樹脂部材の前記緩衝部には、その内周側の端部から前記貫通孔に連続する切欠溝部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の腕時計。
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