JPH0623990Y2 - 水深計付き腕時計 - Google Patents

水深計付き腕時計

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JPH0623990Y2
JPH0623990Y2 JP1985193231U JP19323185U JPH0623990Y2 JP H0623990 Y2 JPH0623990 Y2 JP H0623990Y2 JP 1985193231 U JP1985193231 U JP 1985193231U JP 19323185 U JP19323185 U JP 19323185U JP H0623990 Y2 JPH0623990 Y2 JP H0623990Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water depth
depth gauge
watch
mounting
glass
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985193231U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6299884U (ja
Inventor
充公 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は水深計付き腕時計に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、水中等で使用するダイバーウォッチ等において
は、時計ケースの上部周縁に回転ベゼルを備え、この回
転ベゼルに毛細管式水深計を設け、この毛細管式水深計
で水深の度合に応じてチューブ中に浸入する水量の変化
によって水深を表示するようにしたものが商品化されて
いる。
しかしながら、上記のような水深計付き腕時計は、回転
ベゼルに取付けられているため、取付け作業性が極めて
悪く、コストが高くするという欠点があった。
[考案の目的] この考案は上記のような事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、簡単かつ容易に取付ける
ことができ、取付け作業性の向上を図ると共に、安価に
製作することができる水深計付き腕時計を提供すること
にある。
[考案の要点] この考案は上記のような目的を達成するために、時計ケ
ースのガラス取付部の外側に形成した水深計取付部と、
時計ガラスのガラス取付部に装着される装着部の外側に
突出形成された鍔部とで毛細管式水深計を挟持したもの
である。
[実施例] 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を説明す
る。
図中1は時計ケースである。この時計ケース1は内部に
時計装置2が収納され、下部に裏蓋3が防水パッキン3
aを介して取付けられており、上部には後述する水深計
4および時計ガラス5が取付けられている。時計装置2
はハウジング6内にアナログムブメント7を備え、その
上面には時字8aを有する文字板8が配置されていると
共に、この文字板8の中心にアナログムーブメント7の
指針軸7aが上方へ突出して配置され、この突出した指
針軸7aに時針7b、分針7cが取付けられており、こ
の時針7b、分針7cが文字板8の上方を運針すること
により時刻を指示するようになっている。
一方、時計ケース1の上部には階段状に3つの環状の溝
1a、1b、1cが内側へ向けて次第に低くなるように
形成されており、この階段状の溝1a、1b、1cのう
ち、中間の溝1bには水深計4が環状に配置され、その
上下の溝1a、1cには水深計4を挟持し覆うように時
計ガラス5が取付けられている。水深計4は水深の度合
に応じて浸入する水量の変化によって水深を表示する毛
細管式のものであり、透明なプラスチックチューブ4a
と、このチューブ4aを覆う透明な保護チューブ4bと
からなっている。プラスチックチューブ4aは水深の度
合に応じて水が浸入する細い管状のものであり、環状に
屈曲され、一端が閉じ、他端が開いており、この開いた
部分から水が浸入するようになっていると共に、各端部
は「12」時の位置付近で互いに離間対向している。ま
た、時計ガラス5はアクリル等の透明な樹脂からなり、
その周縁に時計ケース1の上部に形成された最下段の溝
1cに装着されて水深計4を時計ケース1の段部間に挟
持する装着部5aと、水深計4の上を覆って最上段の溝
1aに装着する鍔部5bとが形成されており、最下段の
溝1cに装着される装着部5aは超音波溶着により時計
ケース1に溶着され、時計ケース1内の気密性を保持し
ている。この場合、水深計4を覆って最上段の溝1aに
装着する鍔部5bの下面には、水深計4の外周に沿って
目盛9がチューブ4aの開放側から閉塞側へ向けて印刷
されている。また、チューブ4aの両端が離間対向する
「12」時の位置付近における時計ガラス5の鍔部5b
には開口5dが形成されており、この開口5dによりチ
ューブ4aの両端が外部に露出するようになっている。
次に、上記のような水深計付き腕時計を使用する場合に
ついて説明する。
ダイバーが腕に取付けて水中に潜ると、時計ガラス5の
鍔部5bに形成された開口5dから露出した水深計4の
チューブ4aの開放側より水が毛細管現象により水深の
度合に応じて浸入する。したがって、チューブ4a内に
浸入した水の先端と対応する部分の目盛9を読み取るこ
とにより、水中での深さを知ることができる。なお、水
深計4のチューブ4a内に浸入した水を取り出す場合に
は、大気中でチューブ4aの開放側を下に向けて時計ケ
ース1を振るだけで、容易に取り出すことができる。
しかるに、上記のように構成された水深計付き時計によ
れば、透明なプラスチックチューブ4aを透明な保護チ
ューブ4bで覆ってなる水深計4を時計ケース1の上部
に形成された中間の溝1bに配置し、この溝1bに配置
した水深計4を時計ガラス5の装着により時計ガラス5
と時計ケース1との間に挟持して取付けるだけで、極め
て簡単かつ容易に水深計4を固定することができる。そ
のため、取付け作業性が良く、安価に製作することがで
きる。この場合、特に、水深計4は時計ガラス5の鍔部
5bで保護されるので、水深の度合を良好に測定するこ
とができる。しかも、大気中で時計ケース1を振るだけ
で浸入した水を容易に取り出すことができるので、その
取扱いが極めて簡単である。
なお、上述した実施例はアナログ時計に適用した場合に
ついて説明したが、この考案はこれに限られることな
く、デジタル時計にも適用することができることは勿論
である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の水深計付き腕時計によ
れば、時計ケースのガラス取付部の外側に水深計取付部
を形成すると共に、時計ガラスの装着部の外側に鍔部を
突出形成しておき、時計ガラスの装着部を時計ケースの
ガラス取付部に装着すれば、時計ガラスの鍔部と時計ケ
ースの水深計取付部とで毛細管式水深計を挟持できるよ
うにしたので、毛細管式水深計を簡単かつ容易に取付け
ることができると共に、安価に製作できるばかりか、毛
細管式水深計を確実に保護できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図はその外観平面
図、第2図はそのA−A断面図、第3図はB−B断面図
である。 1……時計ケース、4……水深計、4a……透明なプラ
スチックチューブ、9……目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部開口の全周にわたってガラス取付部が
    形成されると共にこのガラス取付部の外側に水深計取付
    段部が形成された時計ケースと、この時計ケースの前記
    水深計取付段部に配置された毛細管式水深計と、前記時
    計ケースの前記ガラス取付部に気密性を持って装着され
    る装着部が形成されると共にこの装着部から外側に向け
    て突出し前記時計ケースの前記水深計取付段部に配置さ
    れた前記毛細管式水深計の上部を挟持する鍔部が形成さ
    れた時計ガラスとを備え、 前記鍔部には開口部が形成され、前記毛細管式水深計は
    開放端が前記開口部に配置されてなる水深計付き腕時
    計。
JP1985193231U 1985-12-16 1985-12-16 水深計付き腕時計 Expired - Lifetime JPH0623990Y2 (ja)

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JPS6299884U JPS6299884U (ja) 1987-06-25
JPH0623990Y2 true JPH0623990Y2 (ja) 1994-06-22

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ID=31149061

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2325603B1 (fr) * 2009-11-18 2018-05-23 The Swatch Group Research and Development Ltd. Profondimètre capillaire a fort contraste et montre comportant un tel profondimètre

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147022U (ja) * 1974-10-07 1976-04-07

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JPS6299884U (ja) 1987-06-25

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