JPS6225742Y2 - - Google Patents

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JPS6225742Y2
JPS6225742Y2 JP1982037020U JP3702082U JPS6225742Y2 JP S6225742 Y2 JPS6225742 Y2 JP S6225742Y2 JP 1982037020 U JP1982037020 U JP 1982037020U JP 3702082 U JP3702082 U JP 3702082U JP S6225742 Y2 JPS6225742 Y2 JP S6225742Y2
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JP
Japan
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solar cell
dial
circuit board
spring member
hole
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JP1982037020U
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JPS58140488U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、太陽電池を有するアナログ電子時計
の構造に関する。
〔従来の技術〕
太陽電池付小型電子機器の代表とも言える電子
腕時計においては電池寿命は年々長くなり、現在
3〜5年の物が多い。そして今後もさらに長寿命
化が進むと思われる。というのも電池寿命は長い
程ユーザーに便利だからである。また電子化が進
むに伴ないアラーム、ストツプウオツチ機能等の
便利な付加機能が付き消費電流が増加するため大
容量の電源が必要となつてきており、今後さらに
種々の便利な付加機能が付加されるため、及びよ
り高密度、高品位の表示が要求されるため、さら
に大容量の電流が必要とされる。この様な要望に
答える方法として太陽電池を備え、使いながら電
気エネルギーを補充する時計が実用化され、現在
約7年の電池寿命が実現され好評を得ている。
第1図は従来の太陽電池付腕時計の一実施例を
示す平面図であり、第2図はそのA−A部の部分
的な断面図である。薄膜太陽電池、具体的にはア
モルフアスシリコン太陽電池1(以下アモルフア
スシリコン太陽電池をASi太陽電池と略する)は
カバーガラス2上に構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ASi太陽電池の色は赤紫から青紫であ
り、ケース、文字板、バンド等との色のバランス
がとりにくく、また紫色自身が目立つ色のため時
計へに幅広い実用化がなされなかつた。特にアナ
ログ腕時計においてはデザインが最も重視される
ため、この傾向が強く外観の良い太陽電池が待た
れていた。
また、太陽電池1はカバーガラス2上に露出状
態で構成されているため、組立時にあるいは運針
中の指針によつて傷つけられ易いものであつた。
本考案はかかる欠点を解決しようとするもので
あり、その目的は、太陽電池を設けたことにより
美的外観を損なわず本来の電子時計の美しさを十
分発揮しデザインバラエテイが豊富で、しかも簡
単な構造で信頼性の高い太陽電池付電子時計を提
供しようとするところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による太陽電池付アナログ電子時計は、
下側の面に太陽電池が配設された板状の太陽電池
部材と、該太陽電池部材の下側に配置され該太陽
電池部材を前記太陽電池を有する面が内側となる
様に固着一体化し且つ電極取り出し用の穴が開け
られた文字板基板と、該文字板基板の下側に配置
され前記電極取り出し用の穴に対応する位置にバ
ネ部材保持穴が開けられた回路受と、該回路受の
下側に配置された回路基板と、前記電極取り出し
用の穴と前記バネ部材保持穴とに挿入されるとと
もに前記太陽電池の電極と前記回路基板の電極間
に圧縮挾持されたバネ部材とを有し、前記太陽電
池部材における前記太陽電池配設面とは反対側の
上側表面にはスリガラス状の乱光面が形成され、
該乱光面は前記太陽電池が配置された領域を平面
的に覆つていることを特徴とする。
〔実施例〕
第3図は本考案による太陽電池付腕時計の一実
施例を示す平面図であり、第4図はそのB−B部
の断面図である。中心に穴を有する円板状のガラ
ス部材の裏面の外周部にASi太陽電池22を形成
し、この太陽電池22が形成された面とは反対側
面で太陽電池が形成された領域に対応するこの領
域よりひと回り大きな領域をホーニング等により
スリガラス状に形成し乱光面5とし、植字23を
その上に接着固定して太陽電池部材24を構成す
る。この太陽電池部材24をその表面がきれいに
文字板仕上された文字板基板25とASi太陽電池
22に隠れる部分で接着剤26により接着固定し
て文字板27を構成する、Auメツキされたコイ
ルバネ8は回路受9に案内され、回路基板10パ
ターンとカバーガラス4のASi太陽電池3間に挾
まれ適当な接触圧力を得て導通をとつている。文
字板基板25は植字23を有しており、コイルバ
ネ8の部分には穴25aが設けられている。回路
受9にはこの穴と対応する位置にバネ部材保持穴
9aが開けられている。ムーブメントは文字板2
7が中枠13を介して裏蓋14が胴7にネジ止め
されることによつて固定される。15は裏蓋パツ
キンである。
カバーガラス4はプラスチツクよりなる防水リ
ング6を介して胴7にシメシロを持つて固定され
る。
この様に太陽電池前面をスリガラス状にするこ
とによりほぼ白色のASi太陽電池が得られ、そし
て太陽電池自身のエネルギー変換効率をほとんど
変わらない。外観がほぼ白色であるためあらゆる
色とのケース、文字板、指針等との組み合せが可
能となり、外観向上とデザインバラエテイーの増
加が一挙に達成できる。またASi太陽電池3部に
単または多結晶シリコン、GaAs(ガリウムヒ
素)等よりなる太陽電池チツプを接着固定しても
同様の効果が得られる。また太陽電池部材24の
表面を文字板仕上しても同様の効果が得られる。
第5図は本考案による太陽電池付腕時計の一実
施例を示す第4図と同様部分の断面図である。表
面がスリガラス状のリング状またはリングを半分
にわつた形状のガラス部材の裏面にASi太陽電池
28を形成し、表面には植字29を印刷して太陽
電池部材30を構成する。この太陽電池部材30
をその表面をきれいに文字板仕上した文字板基板
31と接着剤32により接着固定して文字板33
を構成する。この様な構成により従来の文字板の
外観を十分生かした外観の良い、デザインバラエ
テイー豊富な腕時計を提供することができる。ま
たASi太陽電池部に単結晶Si太陽電池等を接着固
定しても同様の効果が得られる。
尚本考案ではガラス部材として一般のガラスを
例にとり説明してきたが薄膜太陽電池の形成温度
以上の耐熱温度を有するポリイミド等のプラスチ
ツクでももちろん良い。
また本考案では薄膜太陽電池としてASi太陽電
池を例にとり説明してきたがガラス部材の裏面に
形成可能な他の太陽電池でも良い。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の如く太陽電池が内側に配置さ
れた太陽電池部材をその下面側に配設される文字
板基板と固着一体化し、この太陽電池と回路基板
間の導通を圧縮されたバネ部材によりとり、太陽
電池部材の太陽電池を有する面とは反対側の面を
乱光面とする構成をとり、 (a) このスリガラス状の乱光面により太陽電池が
配設された領域は平面的に覆われるので、特有
の青紫等の色を有し外観が悪い太陽電池は視認
されず良好な表示部の外観を得ることができ
る。またこの乱光面の外観はスリガラス状でほ
ぼ白色の無彩色であるため乱光面のまわりに配
される部材の色に対する制約が少なくデザイン
バラエテイーを豊富にできる。
(b) しかも、乱光面は太陽電池部材の表側つまり
入射光側に形成されており、入射光線は乱光面
において屈折率の小さな大気中より屈折率が必
ず大きな太陽電池部材側へ入射することになり
この乱光面を構成する微細な凹凸部において全
反射は発生せず太陽電池側へ透過するので入射
光線エネルギーの変換効率の良い太陽電池付電
子時計を提供できる。
(c) 太陽電池は太陽電池部材の下面に配置され、
文字板の上方は太陽電池が配されない自由な空
間となるので太陽電池をカバーガラス下面内周
側に配した場合にみられる様に文字板表示部を
小さく形成する必要がなく、表示部の広い太陽
電池付文字板を採用することができ、広い表示
部を有するアナログ電子時計を提供できる。
(d) 太陽電池基板の太陽電池を有する面はこの面
を内側にして文字板基板に固着されているた
め、組立修理作議は通常の文字板の場合とほぼ
同様に行なえしかも太陽電池と高級な外観処理
が施された文字板基板の表面とは、外部には露
出せず保護された状態となり、組立修理作業時
におけるピンセツトによる傷等により太陽電池
及び文字板基板の表面が損傷を受ける事を防止
できる。また、時針等の指針は文字板基板表面
には触れないので文字板基板に回転する時計等
により傷がつけられる事はなく、しかも指針側
には太陽電池を有する面とは反対側の太陽電池
基板の平滑面が出るのでたとえ指針が太陽電池
基板の表面に接する様に取り付けられた場合に
おいても止まりあるいはミスリ等のアナログ時
計にとちて致命的なトラブルの発生を防止でき
る。
(e) 太陽電池を有する太陽電池基板と固着一体化
された文字板基板は通常の文字板と同様に取り
扱えこの太陽電池はバネ部材によりムーブメン
トの回路基板と接続されているので、ムーブメ
ントの状態で太陽電池の機能検査ができ、しか
も、太陽電池と回路基板間の距離は外装ケー
ス、裏ブタ等の外装部品の寸法、形状誤差の影
響を受けないので、太陽電池と回路基板との安
定した接続が得られ、品質に優れた太陽電池付
電子時計を提供できる。
(f) また、文字板基板と太陽電池基板は、それぞ
れ別工程で製造し、部品完成後に固着一体化で
き、文字板基板の加工方法は、太陽電池を形成
させる工程を考慮せずにまつたく自由に設定で
きるため、通常の文字板にみられる様な高級な
外観を有する文字板基板を提供する事ができ
る。また、太陽電池の製造工程は、文字板基板
の加工工程とは別に自由に設定できるため、太
陽電池を製造するために最も適した工程をとる
事ができ、品質の良い太陽電池性能を有する文
字板を提供できる。
(g) 太陽電池に形成された電極と回路基板の電極
とをバネ部材により直接接続するため、余分な
導通経路を設ける必要がなく、バネ部材の弾性
力により常に電極部に押しつけられているた
め、確実な導通が得られ、構造が簡単であり、
導通経路の電気抵抗を最小限の小さな値にでき
る。また、バネ部材はその周囲を文字板基板と
回路受によりガイドされているので、組立時に
バネ部材が傾れたまま組み込まれたり、組立後
に時計体に衝撃、振動等の外乱が加えられても
バネ部材が座屈したり、位置がずれたりするこ
とが防止され信頼性の高い導通状態を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の太陽電池付腕時計の一実施例を
示す平面図である。第2図は第1図A−A部の断
面図である。第3図は本考案による太陽電池付腕
時計の一実施例を示す平面図である。第4図は第
3図B−B部の断面図である。第5図は本考案に
よる太陽電池付腕時計の他の一実施例を示す第4
図と同様部分の断面図である。 1,22,28……アモルフアスシリコン太陽
電池、2,4……カバーガラス、24,30……
太陽電池部材、27……文字板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下側の面に太陽電池が配設された板状の太陽電
    池部材と、該太陽電池部材の下側に配置され該太
    陽電池部材を前記太陽電池を有する面が内側とな
    る様に固着一体化し且つ電極取り出し用の穴が開
    けられた文字板基板と、該文字板基板の下側に配
    置され前記電極取り出し用の穴に対応する位置に
    バネ部材保持穴が開けられた回路受と、該回路受
    の下側に配置された回路基板と、前記電極取り出
    し用の穴と前記バネ部材保持穴とに挿入されると
    ともに前記太陽電池の電極と前記回路基板の電極
    間に圧縮挾持されたバネ部材とを有し、 前記太陽電池部材における前記太陽電池配設面
    とは反対側の上側表面にはスリガラス状の乱光面
    が形成され、該乱光面は前記太陽電池が配置され
    た領域も平面的に覆つていることを特徴とする太
    陽電池付アナログ電子時計。
JP3702082U 1982-03-16 1982-03-16 太陽電池付アナグロ電子時計 Granted JPS58140488U (ja)

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JP3702082U JPS58140488U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 太陽電池付アナグロ電子時計

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JP3702082U JPS58140488U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 太陽電池付アナグロ電子時計

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JPS58140488U JPS58140488U (ja) 1983-09-21
JPS6225742Y2 true JPS6225742Y2 (ja) 1987-07-01

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JP3702082U Granted JPS58140488U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 太陽電池付アナグロ電子時計

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Families Citing this family (1)

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JPS60104790U (ja) * 1983-12-21 1985-07-17 塩尻工業株式会社 太陽電池付き携帯時計

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JPS5223347U (ja) * 1975-08-08 1977-02-18
JPS5423489A (en) * 1977-07-25 1979-02-22 Japan Solar Energy Solar optical generator

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JPS58140488U (ja) 1983-09-21

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