JPH0226074Y2 - - Google Patents

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JPH0226074Y2
JPH0226074Y2 JP28684U JP28684U JPH0226074Y2 JP H0226074 Y2 JPH0226074 Y2 JP H0226074Y2 JP 28684 U JP28684 U JP 28684U JP 28684 U JP28684 U JP 28684U JP H0226074 Y2 JPH0226074 Y2 JP H0226074Y2
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JP
Japan
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hand
step motor
crystal oscillation
alarm
oscillation type
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JP28684U
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JPS60113586U (ja
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水晶発振式アナログ腕時計、特にアラ
ームあるいはクロノグラフ等、通常の時計以外の
機能を有する多機能水晶発振式アナログ腕時計に
関するものである。
〔考案の背景〕
近年、アナログ腕時計は機械式から水晶発振式
へと移行し、機械式にない時間精度以外に、従来
にない機能、例えば設定時間を1分単位(機械式
における目安機構では精度が良くても5分程度)
の精度で行ない、しかもデザイン上目安針を必要
としないアラーム機能、あるいは1/10秒以下も計
測出来るクロノグラフ機構を備えた多機能水晶発
振式アナログ腕時計の要求があつた。
〔従来技術と問題点〕
上記多機能水晶発振式アナログ腕時計において
は、同一指針で表示内容を切替えて他の表示を行
なつたり、通常時刻以外の指針を付加したりする
ので、1つのステツプモーターから輪列を介して
各指針を駆動することは不可能であり、複数のス
テツプモーターで各指針を駆動することになる。
このことにより時計部品が増加しコストアツプと
なり、又、この様な特殊な機能を備えた腕時計の
需要はそれほど多くなく、大量生産によるコスト
ダウンも期待出来ない。更に、従来の水晶発振式
アナログ腕時計の電源である電解液が苛性ソーダ
(NaOH)の銀電池では、複数のステツプモータ
ーを同時に駆動するにはその電池特性上困難で、
各ステツプモーターの駆動パルスを重ならない様
な回路システムにしなければならず回路設計が非
常に繁雑となり、又、アラームが付加した場合に
は、鳴り状態における重負荷によりステツプモー
ターが止まつてしまうという問題があつた。
そこで重負荷に耐えられる電解液が苛性カリ
(KOH)の銀電池の使用となるわけであるが、前
記銀電池は活性化に勝れている半面、長期間にお
ける漏液の問題があつた。一例として電池メーカ
ーの保証期間は3年である。
〔考案の目的〕
本考案は上記種々の問題点を解消し、漏液の心
配がなく、廉価な多機能水晶発振式アナログ腕時
計を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、複数のステツプモーターを有
する水晶発振式アナログ腕時計において、時計仕
様に合わせて各ステツプモーターを増加、あるい
は削減させることにより、時計モジユールの共通
化を図り、削減したステツプモーターの代りに抵
抗を設けて、時計仕様の違い、言い替えるとステ
ツプモーター数の違いによる電池寿命の長短をな
くす構成となつている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例の平面図で、外観は
後述のボタンを除けば何ら通常の3針のアナログ
腕時計と変わりはないが、アラーム機能を備えた
時計である。1は時針、2は分針、3は秒針、4
はリユーズで時計ケース5に押しこまれた状態で
あり、時針1、分針2、秒針3は通常時刻の10時
9分35秒を表示している。6はアラームのON/
OFFを行なうアラームボタンで、ケース5から
引き出されており、アラームのON状態を示して
いる。
第2図は、リユーズ4を1段引いた時のアラー
ムモニター及びアラーム時刻修正状態の平面図で
ある。第1図の状態からリユーズ4を1段引く
と、時、分針1,2は64Hz程度の駆動パルスで
アラーム設定時刻である6時30分に早送りされ
る。又、秒針3も0秒に帰零され、時針1、分針
2、秒針3は停止する。この状態でリユーズ4を
左右に回転すると、アラーム時刻の修正つまり時
針1、分針2が正転あるいは逆転し再度アラーム
時刻を設定出来る。更にこの状態でリユーズ4を
押し込むと、時、分、秒の各指針1,2,3は現
在時刻に早送りされ、現在時刻表示となる。
上述の時計仕様のごとく時分針と秒針との運針
を各々独立させるためには、時、分針の時計輪列
と秒の時計輪列とを切離さなければならず、指針
駆動のステツプモーター(第3図参照)が2個必
要となる。
第3図は第1,2図における時計内部の要部平
面図である。7は時、分針1,2を駆動するステ
ツプモーター、8は秒針3を駆動する秒ステツプ
モーター、9は苛性カリ(KOH)を電解液とす
る銀電池、10は金属板から成る支持板で、前記
電池9の保持及び導通をとつている。11は回路
基板で前記支持板10の下面に配置され、水晶振
動子12、回路チツプ13等が搭載されている。
14は輪列受で後述の歯車輪列部分を切欠いた状
態を示してある。15の歯車輪列はステツプモー
ター7により駆動され時針1、分針2を運針する
時計輪列である。他方16の歯車輪列は秒ステツ
プモーター8により駆動され秒針3を運針してい
る秒輪列である。
第4図は第1図における秒針3を除去して成る
2針のアナログ腕時計の平面図で、時計仕様とし
ては第1図における時計と比較して秒針のないだ
けのものである。
第5図は第4図における時計内部の要部平面図
である。第3図と比較して、秒ステツプモーター
8、秒歯車輪列16が取り除かれ、抵抗17が設
けられている。前記抵抗17は回路チツプ13か
ら秒ステツプモーター8への出力パルスのパター
ン(図示せず)に半田付けされている。なお18
は回路基板で、第3図における回路基板11と比
べ、秒ステツプモーター8部分の切欠きを廃止
し、回路チツプ13から抵抗17への配線パター
ンが変更になつているだけである。
ここで抵抗17は、秒ステツプモーター8の駆
動で消費する電流と同等の消費電流を得るための
抵抗値に設定してある。
〔考案の効果〕
以上の実施例から明らかなように、本考案によ
れば、複数のステツプモーターを有する水晶発振
式アナログ腕時計において、時計ムーブを共通に
し、多種の時計仕様に合わせてステツプモーター
及び前記ステツプモーターと連結する歯車輪列を
増減させることで対応するので、需要の少ない特
殊な機構の付加された多機能アナログ腕時計も大
量生産される機種とほぼ同様にその数を生産でき
るので、量産効果の恩恵を受けることが出来、廉
価な時計が提供出来る。
そして本考案による最大の効果として、ステツ
プモーターを除去したことで減る消費電流の影響
で、電池寿命が延びたことにより、長期使用(例
えば5年)における電池の漏液(電池メーカーの
保証期間は3年)の問題が生じ、時計モジユール
の破損となることを防止するという実用上有効な
手段である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は
第1図のリユーズを1段引いた状態の平面図、第
3図は第1図の要部平面図、第4図は第1図から
秒針を除去した実施例の平面図、第5図は第4図
の要部平面図である。 1……時針、2……分針、3……秒針、7……
ステツプモーター、8……秒ステツプモーター、
15……時計輪列、16……秒輪列、17……抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時針、分針、秒針等の指針を駆動する複数のス
    テツプモーター、前記ステツプモーターと各々連
    結する時計輪列を構成し、駆動源として苛性カリ
    (KOH)を電解液とする銀電池を有する水晶発振
    式アナログ腕時計において、不要な指針の除去に
    伴ない前記指針を駆動するステツプモーター及び
    輪列を除去すると供に、前記除去したステツプモ
    ーターのスペースに抵抗を配置しステツプモータ
    ーの駆動パルスに接続したことを特徴とする水晶
    発振式アナログ腕時計の構造。
JP28684U 1984-01-05 1984-01-05 水晶発振式アナログ腕時計の構造 Granted JPS60113586U (ja)

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JPS60113586U JPS60113586U (ja) 1985-08-01
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JP2917963B2 (ja) * 1997-05-19 1999-07-12 セイコーエプソン株式会社 発電装置付電子腕時計

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JPS60113586U (ja) 1985-08-01

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