JPS6122301Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6122301Y2
JPS6122301Y2 JP1978105637U JP10563778U JPS6122301Y2 JP S6122301 Y2 JPS6122301 Y2 JP S6122301Y2 JP 1978105637 U JP1978105637 U JP 1978105637U JP 10563778 U JP10563778 U JP 10563778U JP S6122301 Y2 JPS6122301 Y2 JP S6122301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display element
dial
crystal display
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978105637U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5522655U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978105637U priority Critical patent/JPS6122301Y2/ja
Publication of JPS5522655U publication Critical patent/JPS5522655U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6122301Y2 publication Critical patent/JPS6122301Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少なくとも指針で時刻を表示する部
分と電子光学的表示素子で時刻を表示する部分を
有する複合水晶時計に関する。
従来指針によつてアナログ的に時刻を表示する
水晶時計に於ては、多機能(月末無修正の万年カ
レンダー、ストツプウオツチ、アラーム等)を有
することは極めて複雑であり、部品数が多く、大
きなスペースを必要とし、コストも高くなるとい
うことで困難があつた。例えばカレンダー機構一
つをとつてみても、日送り機構及びそれらの修正
機構が必要となり、更に日、曜の瞬間送りを行う
には複雑な機構を必要とし、完全な月末無修を考
えた場合、メカ的手段によつては不可能であつ
た。そのためメカ的手段によるのではなく電子光
学的表示素子による方法が考えられた。すなわち
電子光学的表示素子及びICを用いることによつ
て可能とした。第1図を用いてこれを説明する。
図に於て、1は基準振動源、2は発振回路、3は
分周回路、4はモータ駆動回路、5はモーター、
6は輪列、7は表示である。図に於て1〜7によ
つて指針で時刻を表示することが可能となる。さ
らに図に於て8は演算回路、9は表示駆動回路、
10は電子光学的表示素子である。1,2,3,
8,9,10によつて電子光学的に時刻を表示す
ることが可能となり、月末無修正カレンダー、ワ
ールドタイム、アラーム、ストツプウオツチ等メ
カ的手段では困難であつた機能を容易に可能とし
た。11は電源、12は各回路を一体化したIC
である。
次にさらに第1図を具体的にした一例を第2
図、第3図で示す。第2図はその平面図、第3図
は断面図である。図に於て13は基準振動源の水
晶、14は一体化されたIC、15は電池、16
はICからの電気パルスを磁気変換するコイル、
17はステーター、18はローターであり、これ
により電気パルスが回転運動に変換される。19
は中間車、20は4番車で60秒に一回転し、秒針
21を装着す。尚、ロータ18及び表示輪列1
9,20は地板38と受板39によつて軸支され
ている。22は筒カナで60分に一回転し分針23
を装着する。24は筒車で12時間に一回転し、時
針25を装着する。19〜24までは輪列の一部
である。21,23,25が指針である。26が
文字板で26aは見切穴、27は液晶表示素子、
28は液晶表示素子27を固定する部材、29が
液晶表示素子27に電気信号を伝える導電部材、
30がIC14が装着されている回路基板であ
る。図に於て時計使用者が時刻を見る場合、秒針
21、分針23、時針25及び液晶表示素子27
を同時に見るが、液晶表示素子27は指針、文字
板の下に配置されているところから秒針21から
はl1分だけ奥目になつてしまい液晶表示素子27
による表示は見にくいものとなつてしまう。また
奥目になることによつて時計の表示に一体性がな
く、デザイン的にも異和感を感じる。また時刻に
よつては指針21,23,25と液晶表示素子2
7が重なつて液晶表示素子による表示内容が見え
なくなる。さらに指針、21,23,25及び文
字板26、液晶表示素子27が重なつているため
時計の厚さが厚くなつてしまう。さらにこのよう
な欠点のため液晶表示素子を用いたことによる多
機能性を十分発揮できない。
そこで本考案はかかる欠点を除去するもので、
その目的は、液晶表示素子の表示が奥目になるこ
とを解消し、表示を見やすくすることにある。他
の目的はデザイン的に異和感を感じさせない一体
性のある表示を提供することにある。
本考案を第4図及び第5図で説明する。
第4図は本考案の一実施例の平面図である。第
5図はその断面図である。第4図、第5図に於て
文字板31は一部凹形状をし、文字板凹形状部3
2内に指針33が配置されている。また液晶表示
素子34は指針33及び文字板凹形状部32とほ
ぼ同一高さで、かつ指針33及び文字板凹形状部
32と断面的に重ならない位置に配置されてい
る。ここで文字板31は指針で時刻を表示する部
分と液晶表示素子で時刻を表示する部分は同一部
材で構成されている。このことで時計使用者が時
刻を見る場合、指針の時刻表示と液晶表示素子に
よる時刻表示がほぼ同一高さに見え、第2図、第
3図の如く液晶表示素子による表示が奥目になつ
て表示が見にくい、あるいは時計表示に一体性が
なくデザイン的にも異和感を感じるという問題が
解決され、表示が見やすくなる。さらに液晶表示
素子が指針と断面的に重ならないように配置され
ているため指針と液晶表示素子の表示が重なつて
液晶表示素子の表示が見えなくなるということも
なく、時計の厚さを第3図のlからLの如く薄く
することが可能となつてくる。
第6図は別の実施例である。図に於て文字板
は、文字板35と文字板36及びリング37で構
成され、指針は文字板36及びリング37で構成
された凹部内に配置されている。この場合、第4
図及び第5図の如くの効果が望めさらに文字板3
5、文字板36及びリング37を接着剤等で一体
にする工数は必要であるが、文字板36、リング
37への印刷が行なえ、さらに製造が容易であ
る。
すなわち本考案の如く指針で時刻を表示する部
分と電子光学的表示素子で時刻を表示する部分が
重なることなく配置され、文字板の一部が凹形状
をなし、この凹形状部内に指針が配置されること
によつて、液晶表示素子による表示が奥目になつ
て表示が見にくいという問題、表示に一体性がな
くデザイン的な異和感の問題が解決され、表示が
見やすいものとなり、さらに指針と電子光学的表
示素子の表示が重なつて生じる電子光学的表示素
子の表示が見えなくなるという問題が解決され、
その上時計の厚さも薄くなる。
さらに電子光学的表示素子の表示が見やすくな
つたことで、ICとの結合によつて多機能(アラ
ーム、ワールドタイム、ストツプウオツチ、月末
無修正等)化が十分考えられる。
以上の如く本考案による効果は大きく、今後複
合水晶時計の発展に役立つと言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、指針で時刻を表示する部分と電子光
学的表示素子で時刻を表示する部分の両部分を有
する時計のブロツク図である。第2図は従来例の
平面図である。第3図は従来例の断面図である。
第4図は本考案の平面図である。第5図、第6図
は本考案の断面図である。 図に於て31……文字板、32……文字板凹形
状部、33……指針、34……液晶表示素子、3
5,36……文字板、37……リングである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも指針で時刻を表示する部分と液晶表
    示素子で時刻を表示する部分と文字板を有する時
    計に於いて、前記指針と前記液晶表示素子は平面
    的に重なることなく配置されており、 前記文字板は一部に段差を有し、前記文字板の
    表面側の凹所内に前記指針が配置されるととも
    に、前記文字板の裏面側で凸所となる部分に前記
    液晶表示素子が配置されることにより、前記指針
    と前記液晶表示素子がほぼ同一面内に位置決めさ
    れ、且つ前記文字板が前記液晶表示素子の見切穴
    を一体に有して構成され、更に前記液晶表示素子
    は地板上に固定される回路基板と導電部材によつ
    て接続されるとともに、前記地板の表面側にロー
    タを含む表示輪列が配置されたことを特徴とする
    複合水晶時計。
JP1978105637U 1978-08-01 1978-08-01 Expired JPS6122301Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978105637U JPS6122301Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978105637U JPS6122301Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5522655U JPS5522655U (ja) 1980-02-14
JPS6122301Y2 true JPS6122301Y2 (ja) 1986-07-04

Family

ID=29048080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978105637U Expired JPS6122301Y2 (ja) 1978-08-01 1978-08-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122301Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129866B2 (ja) * 1973-02-20 1976-08-27
JPS5348770A (en) * 1976-10-15 1978-05-02 Fuji Photo Film Co Ltd Electronic watch

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129866U (ja) * 1974-08-27 1976-03-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129866B2 (ja) * 1973-02-20 1976-08-27
JPS5348770A (en) * 1976-10-15 1978-05-02 Fuji Photo Film Co Ltd Electronic watch

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5522655U (ja) 1980-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2032656A (en) Electronic watch module construction
WO2008008812A2 (en) Timepiece with overlapping, separately driven analog and mechanical functionality
US20070097795A1 (en) Timepiece with a calendar function and/or a time setting function, and method of assembling the timepiece
JP2015500493A (ja) リバーシブル・ミステリーウォッチ
JP2015500493A5 (ja)
US4312056A (en) Composite display type electronic timepiece
JPS6122301Y2 (ja)
US6222796B1 (en) Astrological watch
CN219574617U (zh) 一种手表机芯
JP2501052Y2 (ja) 指針表示式多針時計
JPH01242987A (ja) 複合表示電子時計
JP2023027873A (ja) 時計
JPH0618315Y2 (ja) 針式時計
JPH0533990Y2 (ja)
JP3326058B2 (ja) カレンダ付き24時間時計及びそのムーブメント
JPS6151271B2 (ja)
JPH0226074Y2 (ja)
GB2072896A (en) Electronic Timepiece
JPS6052393B2 (ja) 腕時計の輪列構造
JPS6145497Y2 (ja)
JPH0531586Y2 (ja)
JPS5848639Y2 (ja) 時計
JPS5813354Y2 (ja) デイジタル腕時計
JPH0220183U (ja)
JPH01291192A (ja) 指針式世界時計