JP2023027873A - 時計 - Google Patents

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JP2023027873A
JP2023027873A JP2021133204A JP2021133204A JP2023027873A JP 2023027873 A JP2023027873 A JP 2023027873A JP 2021133204 A JP2021133204 A JP 2021133204A JP 2021133204 A JP2021133204 A JP 2021133204A JP 2023027873 A JP2023027873 A JP 2023027873A
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利則 中沢
Toshinori Nakazawa
宏宣 長谷井
Hironobu Hasei
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Abstract

【課題】パワーリザーブ表示を備えるとともに、時刻確認が容易な時計を提供する。【解決手段】時計100は、時針2および分針3と、時針2および分針3によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板10と、時刻とは異なる所定情報の目盛を有し、回転軸に支持された表示板7aと、を備え、文字板10の法線方向からの平面視において、回転軸は、時刻目盛のうちの1つである指示目盛と重なっており、指示目盛の延在方向における表示板7aの目盛により所定情報を示す。【選択図】図2

Description

本発明は、時計に関する。
従来、時計の駆動可能時間を示すパワーリザーブ表示を備えた時計が知られている。例えば、特許文献1には、文字板の一部に扇形のパワーリザーブ表示部を備えた機械式の腕時計が開示されている。詳しくは、当該文献の図2に示すように、文字板の2時から3時の方向に扇型のパワーリザーブ表示部が設けられていた。
また、パワーリザーブ表示部は、ゼンマイを用いた機械時計だけでなく、回転錘の回転で発電した電力を蓄電し、電気的に振動子を発振させて駆動する時計や、太陽電池により充電した電力を蓄電し、電気的に振動子を発振させて駆動する時計などにも用いられていた。
特開2007-147432号公報
しかしながら、特許文献1の時計では、パワーリザーブ表示部により2時から3時の時刻目盛が欠けてしまっているため、時刻を認識し難いという課題があった。
つまり、パワーリザーブ表示を備えるとともに、時刻確認が容易な時計が求められていた。
本願の一態様に係る時計は、時針および分針と、前記時針および前記分針によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板と、前記時刻とは異なる所定情報の目盛を有し、回転軸に支持された表示板と、を備え、前記文字板の法線方向からの平面視において、前記回転軸は、前記時刻目盛のうちの1つである指示目盛と重なっており、前記指示目盛の延在方向における前記表示板の前記目盛により前記所定情報を示す。
実施形態1に係る時計の平面図。 文字板周辺の斜視図。 パワーリザーブ表示部の斜視断面図。 実施形態2に係るパワーリザーブ表示部の断面図。 比較例としての時刻目盛の断面図。 パワーリザーブ表示部の平面図。 実施形態3に係るパワーリザーブ表示部の断面図。 パワーリザーブ表示部の平面図。
実施形態1
***時計の概要***
図1は、本実施形態に係る時計を正面から見た平面図である。
本実施形態の時計100は、防水機能を備えたアナログ式の腕時計であり、所謂、ダイバーズウォッチである。
時計100は、回転錘(図示せず)を内蔵しており、当該回転錘の回転により発電した電力を、コンデンサ等の蓄電器に充電して駆動電力とし、水晶振動子などの振動子を含む発振回路で基準クロックを生成し、基準クロックに基づいて指針を駆動する電子機械時計である。時計100は、パワーリザーブ表示部50aを備えており、時計100を放置した状態で時計が止まるまでの駆動可能時間を表示する。好適例において時計100は、フル充電した場合、放置状態で約1ヶ月の駆動性能を有している。
なお、回転錘を動力源として発電駆動する電子機械時計に限定するものではなく、パワーリザーブ表示部50aを備えた時計であれば良く、例えば、ゼンマイ等を動力源として発電駆動する時計でも良いし、圧電素子に応力を加えて発電駆動する時計や、静電誘導現象を利用して発電駆動する時計、太陽電池を備えた時計であっても良い。または、機械式時計であっても良い。
時計100は、胴20、文字板10、ベゼル21、リュウズ30などから構成されている。なお、胴20の背面には、裏蓋が設けられているが図示を省略している。
胴20は、ケースであり、好適例ではチタンから構成されている。なお、チタンに限定するものではなく、硬質な材料であれば良く、例えば、ステンレスなどの金属や、セラミックスであっても良い。
文字板10は、円形をなした時計用文字板であり、その中央には、指針の軸を通す挿通穴(図示せず)が設けられている。なお、文字板10の形状は、円形に限定するものではなく、デザインに応じた形状であれば良く、例えば、楕円であっても良いし、四角形などの多角形であっても良い。文字板10の挿通穴に挿通された指針の軸には、時針2、分針3、秒針4が取付けられている。時針2は時を、分針3は分を、秒針4は秒を、それぞれ指し示す。
文字板10には、日付窓5、秒目盛11、時刻目盛12、時刻目盛13、時刻目盛14、パワーリザーブ表示部50aなどが設けられている。換言すれば、文字板10は、時針2および分針3によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有している。
日付窓5は、3.5時付近に設けられた日付表示用の窓枠であり、日付が表示される。
秒目盛11は、文字板の最外周に設けられた秒目盛である。
時刻目盛12は、時目盛であり、時刻目盛12a、時刻目盛12bとに区分けされている。時刻目盛12aは、秒目盛11の内側に設けられており、好適例では、1時、2時、4時、5時、7時、10時、11時の位置に配置されている。
時刻目盛12bは、指示目盛であり、秒目盛11の内側における8時の位置に配置されている。時刻目盛12a、時刻目盛12bは、長方形をなした同じ形状、サイズのバーインデックスである。なお、時刻目盛12、時刻目盛13、時刻目盛14のことを時字、または、アワーマーカーともいう。
時刻目盛13は、時刻目盛12よりも一回り大きい時目盛であり、好適例では、3時、6時、9時の位置に配置されている。換言すれば、時刻目盛12bは平面的に矩形をなしており、他の時刻目盛12a、時刻目盛13も、時刻目盛12bと同じ形である。
時刻目盛14は、12時の位置に配置された時目盛であり、好適例では、5角形をなしており、時刻目盛13よりも大きいサイズとなっている。
このように、同じ時刻目盛においてサイズや、形状を変えているのは、水中などの暗い環境下での視認性を向上させるデザインコンセプトに基づくものである。詳しくは、時計100の向きを明確にするために、12時の時刻目盛14を最も大きくし、形状も他の時刻目盛と違う形状としている。また、12時の延在方向に位置する6時の時刻目盛13と、これらと交差する方向の3時、9時の時刻目盛13のサイズを大きくすることで、時刻を認識し易くしている。また、暗い環境下での視認性を向上させるために、時刻目盛12、時刻目盛13、時刻目盛14の表面には蛍光塗料が塗布されている。同様に、時針2、分針3、秒針4の表面にも、蛍光塗料が塗布されている。
パワーリザーブ表示部50aは、8時の位置に設けられており、扇状の表示板7a、指示目盛としての時刻目盛12bなどから構成される。なお、8時の位置に配置することに限定するものではなく、デザインに応じて対応する他の時刻目盛の位置にパワーリザーブ表示部50aを設けても良い。
ベゼル21は、文字板10を囲う円環状の回転ベゼルであり、表面には経過時間を示す数字が刻印されている。ベゼル21は、時計回りの回転を防止する逆回転防止機構(図示せず)を備えている。
リュウズ30は、胴20における3時側に設けられた龍頭であり、胴20と同様な材料から構成される。
***パワーリザーブ表示部の構成***
図2は、文字板周辺の斜視図である。図3は、図2のb-b断面における断面図であり、パワーリザーブ表示部の断面構成を示している。
ここでは、図2、図3を用いて、パワーリザーブ表示部50aの構成を説明する。
図2に示すように、パワーリザーブ表示部50aは、指示目盛としての時刻目盛12bと、時刻目盛12bの上に設けられた表示板7aなどから構成される。換言すれば、時刻目盛12bは、文字板10と表示板7aとの間に設けられている。
時刻目盛12bは、文字板10に植え付けられた樹脂製の植字である。なお、金属製であっても良い。
表示板7aは、平面的に扇型をなした透光性の板状部材であり、表面には、パワーリザーブ情報を表す目盛71や、記号72が設けられている。表示板7aは、例えば、ポリカーボネートや、アクリルなどの透光性樹脂で構成されており、目盛71、記号72は印刷で形成されている。印刷法としては、例えば、タンポ印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷などを用いることができる。
表示板7aの扇型の中心近傍には、表示板7aを回動させる回転軸17が取付けられている。表示板7aは、回転軸17を中心にして、文字板10に対して平行に回動する。
表示板7aの目盛は、扇型の円弧に沿った複数本の目盛71、および、記号72a~記号72dなどから構成される。
記号72aは「0」であり、エネルギー残量がゼロであることを示す。記号72bは「D」であり、エネルギー残量が約1日であることを示す。記号72cは「W」であり、エネルギー残量が約1週間であることを示す。記号72cは「M」であり、エネルギー残量が約1ヶ月であることを示す。
表示板7aは、時刻目盛12bの上方に設けられており、透過して観察される時刻目盛12bと重なる部分の表示板7aの目盛71によりエネルギー残量が示される。例えば、図2の場合、時刻目盛12bが記号72bの「D」が付された目盛71に重なっているので、エネルギー残量が約1日であることが解る。また、時針2、分針3、秒針4は、表示板7aの上方を回動する。
図3に示すように、表示板7aの回転軸17は、時刻目盛12bを貫通して設けられている。回転軸17は、文字板10の背面に収納されているムーブメントの輪列機構(図示せず)に機械的に結合しており、エネルギー残量に応じて駆動される。
換言すれば、表示板7aは、回転軸17に支持されており、時刻とは異なる所定情報としてのパワーリザーブ情報の目盛71を有する。そして、表示板7aは、時刻目盛のうちの1つである指示目盛としての時刻目盛12bと重なっており、時刻目盛12bと、表示板7aとが重なる部分の目盛71によりパワーリザーブ情報を示す。つまり、文字板10に支持された時刻目盛12bが表示板7aの目盛りを指示することで、時刻とは異なる所定情報を指示する。
以上、述べた通り、本実施形態の時計100によれば、以下の効果を得ることができる。
時計100は、時針2および分針3と、時針2および分針3によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板10と、時刻とは異なる所定情報としてのパワーリザーブ情報の目盛71を有し、回転軸17に支持された表示板7aとを備え、表示板7aは、時刻目盛のうちの1つである指示目盛としての時刻目盛12bと少なくとも一部が重なっており、時刻目盛12bと、表示板7aとが重なる部分の目盛71によりパワーリザーブ情報を示す。換言すれば、文字板10の法線方向からの平面視において、回転軸17は、時刻目盛のうちの1つである指示目盛としての時刻目盛12bと重なっている。
これによれば、透光性の表示板7aが時刻目盛12bと重なる構成となっているため、パワーリザーブ表示部により時刻目盛が欠けてしまっていた従来の時計と異なり、表示板を介して時刻目盛12bを確認することができる。
よって、時刻目盛12bを含む全ての時刻目盛が確認できるので、時刻確認が容易となる。従って、パワーリザーブ表示部50aを備えるとともに、時刻確認が容易な時計100を提供することができる。
また、時刻目盛12bは、文字板10と表示板7aとの間に設けられており、表示板7aは、透光性を有している。
これによれば、透光性の表示板7aを介して時刻目盛12bを確認することができる。
また、回転軸17は、時刻目盛12bを貫通して設けられ、平面的に、表示板7aは扇型をなしており、回転軸17は、扇型の中心近傍に設けられる。
これによれば、時刻目盛12bに重なる部分における表示板7aの目盛71によりパワーリザーブ情報を示すことができる。
また、平面的に、時刻目盛12bは矩形をなしており、他の時刻目盛12a、時刻目盛13も、時刻目盛12bと同じ形である。そして、12時位置の時刻目盛14は、5角形をなしており、時刻目盛13よりも大きいサイズとなっている。
これによれば、デザインの統一感を損なうことなく、デザインコンセプトを満たすことができる。詳しくは、一番目立つ時刻目盛14により時計100の向きを認識し易くし、12時の延在方向に位置する6時の時刻目盛13や、これらと交差する方向の3時、9時の時刻目盛13のサイズを大きくすることで、時刻を認識し易くしている。これらにより、水中などの暗い環境下での時刻の視認性を向上させている。
また、所定情報は、パワーリザーブ情報であり、表示板7aの目盛71は、駆動可能な時間を示す目盛である。
これによれば、パワーリザーブ表示部50aを備えるとともに、時刻確認が容易な時計100を提供することができる。
実施形態2
***パワーリザーブ表示部の異なる態様-1***
図4は、本実施形態に係るパワーリザーブ表示部の断面図であり、図3に対応している。図5は、7時位置の時刻目盛の断面図であり、図4に対応している。
ここでは、本実施形態のパワーリザーブ表示部50bの構成について、図4を主体に、適宜図5などを交えて説明する。
本実施形態のパワーリザーブ表示部50bでは、厚さ方向における表示板7bの位置が実施形態1の表示板7aと異なる。詳しくは、表示板7bは、文字板10と指示目盛としての時刻目盛12cとの間に設けられている。これに伴い、時刻目盛12cの下部には、表示板7bとの干渉を防ぐための切欠き部19が設けられている。以下、実施形態1と同じ構成部位には、同一の付番を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、表示板7bは、文字板10と時刻目盛12cとの間に設けられている。時刻目盛12cは、2ヶ所の脚31、脚33により文字板10に固定されている。換言すれば、時刻目盛12cは、2ヶ所の脚31、脚33により文字板10に植字されている。ここで、図5の比較図に示すように、他の時刻目盛12aにおける2ヶ所の脚31、脚32の間隔よりも、時刻目盛12cの脚31、脚33の間隔は短くなっている。これは、時刻目盛12cの下部に、表示板7bとの干渉防止用の切欠き部19を設けるためである。
なお、時刻目盛12cの下部には切欠き部19が形成されているが、上部は、他の時刻目盛12aと同じであり、外観的には同一様に観察される。
また、表示板7bを透過して時刻目盛12cを視認する構成ではないため、表示板7bの材質は、透明部材でなくても良く、例えば、金属板を用いても良いし、着色された樹脂板を用いても良い。また、回転軸17は、時刻目盛12cと重なっている。
図6は、パワーリザーブ表示部50bの平面図であり、図1に対応している。
図6に示すように、パワーリザーブ表示部50bによれば、時刻目盛12cの延在方向における表示板7bの目盛71によりパワーリザーブ情報が示される。
図6の場合、時刻目盛12cの延在方向が記号72cの「W」が付された目盛71を示しているので、エネルギー残量が約1週間であることが解る。
以上、述べた通り、本実施形態のパワーリザーブ表示部50bを備えた時計100によれば、実施形態1での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
時計100は、時針2および分針3と、時針2および分針3によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板10と、時刻とは異なる所定情報としてのパワーリザーブ情報の目盛71を有し、回転軸17に支持された表示板7bとを備え、文字板10の法線方向からの平面視において、回転軸17は、時刻目盛のうちの1つである指示目盛としての時刻目盛12cと重なっており、時刻目盛12cの延在方向における表示板7bの目盛71によりパワーリザーブ情報を示す。
これによれば、時刻目盛12cの延在方向における表示板7bの目盛71がパワーリザーブ情報を示す構成のため、パワーリザーブ表示部により時刻目盛が欠けてしまっていた従来の時計と異なり、他の時刻目盛12aと同等に時刻目盛12cを確認することができる。よって、時刻目盛12cを含む全ての時刻目盛が確認できるので、時刻確認が容易となる。従って、パワーリザーブ表示部50bを備えるとともに、時刻確認が容易な時計100を提供することができる。
また、表示板7bは、文字板10と時刻目盛12bとの間に設けられている。
これによれば、時刻目盛12bの直下に表示板7bがあるため、時刻目盛12bが示す表示板7bの目盛71が確認し易い。
また、時刻目盛12cは、2ヶ所の脚31、脚33により文字板10に固定されており、2ヶ所の脚31、脚33の間隔は、他の時刻目盛12aにおける2ヶ所の脚31、脚32の間隔よりも短い。
これによれば、時刻目盛12cの下に表示板7bの一部が潜り込むスペースを確保することができる。
実施形態3
***パワーリザーブ表示部の異なる態様-2***
図7は、本実施形態に係るパワーリザーブ表示部の断面図であり、図3、図4に対応している。図8は、パワーリザーブ表示部50cの平面図であり、図1、図6に対応している。ここでは、本実施形態のパワーリザーブ表示部50cの構成について、図7を主体に、適宜図8などを交えて説明する。
本実施形態のパワーリザーブ表示部50cでは、文字板10に開口部41が設けられており、開口部41から表示板7cが露出する構成となっている。これらの点以外は、実施形態1のパワーリザーブ表示部50aと同じである。以下、実施形態1と同じ構成部位には、同一の付番を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態における文字板10には、開口部41が形成されている。開口部41は、指示目盛としての時刻目盛12dの端部近傍から、文字板10の中心に向かって形成されている。表示板7cは、文字板10の下に配置されている。表示板7cの回転軸17は、時刻目盛12dと重なる位置に配置されている。
図8に示すように、平面的に開口部41は、時刻目盛12dの背面側にある回転軸17を中心にした略扇状の開口形状となっている。詳しくは、開口部41の形状は、表示板7cの回動範囲において、開口部41から、表示板7cの目盛71、記号72が観察可能なサイズとなっている。
また、時刻目盛12dは、他の時刻目盛12a(図5)と同じ構成となっている。表示板7cは透光性でなくても良く、実施形態2の表示板7bと同様の材料を用いることができる。
換言すれば、パワーリザーブ表示部50cでは、文字板10は開口部41を有し、表示板7cは文字板10の下に設けられており、開口部41から表示板7cの目盛71、記号72が露出する構成となっている。
図8に示すように、パワーリザーブ表示部50cによれば、時刻目盛12dの延在方向における表示板7cの目盛71によりパワーリザーブ情報が示される。換言すれば、文字板10に支持された時刻目盛12dが表示板7cの目盛71を指示する。
図8の場合、時刻目盛12dの延在方向が記号72cの「W」が付された目盛71を示しているので、エネルギー残量が約1週間であることが解る。
以上、述べた通り、本実施形態のパワーリザーブ表示部50cを備えた時計100によれば、上記実施形態での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
時計100は、時針2および分針3と、時針2および分針3によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板10と、時刻とは異なる所定情報としてのパワーリザーブ情報の目盛71を有し、回転軸17に支持された表示板7cとを備え、回転軸17は、時刻目盛のうちの1つである指示目盛としての時刻目盛12dと重なっており、時刻目盛12dの延在方向における表示板7cの目盛71によりパワーリザーブ情報を示す。
これによれば、時刻目盛12dの延在方向における表示板7cの目盛71がパワーリザーブ情報を示す構成のため、パワーリザーブ表示部により時刻目盛が欠けてしまっていた従来の時計と異なり、他の時刻目盛12aと同等に時刻目盛12dを確認することができる。よって、時刻目盛12dを含む全ての時刻目盛が確認できるので、時刻確認が容易となる。従って、パワーリザーブ表示部50cを備えるとともに、時刻確認が容易な時計100を提供することができる。
また、パワーリザーブ表示部50cによれば、文字板10は開口部41を有し、表示板7cは文字板10の下に設けられており、開口部41から表示板7cの目盛71、記号72が露出する構成となっている。
これによれば、開口部41により露出部分が区画されるため、表示板7cの外形や、回転軸17が隠れて文字板10と一体化したデザインとすることができる。
変形例
***変形例***
図1を用いて説明する。
上記では、時計100は、ベゼル21を備えるとして説明したが、これに限定するものではなく、ベゼルがない構成であっても良い。
また、時刻目盛12と時刻目盛13とはサイズが違い、時刻目盛12と時刻目盛14とは形状が違うとして説明したが、これに限定するものではなく、デザインに応じて変更しても良い。例えば、全ての時刻目盛が同一であっても良いし、時刻目盛14だけ形状が違うことであっても良い。
また、所定情報はパワーリザーブ表示として説明したが、これに限定するものではなく、曜日であっても良いし、温度や、高度など他の情報であっても良い。
また、時刻目盛12bと時刻目盛12aは同じ形状としたが、完全に同じではなくてもよい。文字板の中心方向側の時刻目盛12bの端部は、表示板7aの指示位置をより明確にするための鋭角部を有していてもよい。なお、ここでいう同じ形状は、合同な幾何学形状を意味する。これらの構成であっても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
実施形態3の図7では、文字板10が時刻目盛12dの全面を支持する構成としたが、これに限定されない。表示板7c側の時刻目盛12dの端面は、表示板7c側の文字板10の端面よりも表示板7c側に突出する構成としてもよい。このように構成することで、時刻目盛12dと表示板7cの目盛りとの関係性がより明確になるので、時刻目盛12dの端部の視認性が向上する。このとき、時刻目盛12dの脚31及び32は、実施例2の図4及び図5のように他の時刻目盛とは異なる配置となっても良い。
2…時針、3…分針、4…秒針、5…日付窓、7a…表示板、7b…表示板、7c…表示板、10…文字板、11…秒目盛、12…時刻目盛、12a…時刻目盛、12b…時刻目盛、12c…時刻目盛、12d…時刻目盛、13…時刻目盛、14…時刻目盛、17…回転軸、19…切欠き部、20…胴、21…ベゼル、30…リュウズ、31…脚、32…脚、33…脚、41…開口部、50a…パワーリザーブ表示部、50b…パワーリザーブ表示部、50c…パワーリザーブ表示部、71…目盛、72…記号、72a…記号、72b…記号、72c…記号、72d…記号、100…時計。

Claims (8)

  1. 時針および分針と、
    前記時針および前記分針によって指示されて時刻を示す複数の時刻目盛を有する文字板と、
    前記時刻とは異なる所定情報の目盛を有し、回転軸に支持された表示板と、を備え、
    前記文字板の法線方向からの平面視において、前記回転軸は、前記時刻目盛のうちの1つである指示目盛と重なっており、
    前記指示目盛の延在方向における前記表示板の前記目盛により前記所定情報を示す、
    時計。
  2. 前記指示目盛は、前記文字板と前記表示板との間に設けられており、
    前記表示板は、透光性を有している、
    請求項1に記載の時計。
  3. 前記回転軸は、前記指示目盛を貫通して設けられ、
    平面的に、前記表示板は、扇型をなしており、
    前記回転軸は、前記扇型の中心近傍に設けられる、
    請求項1または2に記載の時計。
  4. 前記表示板は、前記文字板と前記指示目盛との間に設けられる、
    請求項1に記載の時計。
  5. 前記時刻目盛は、第1及び第2の脚により前記文字板に固定されており、
    前記指示目盛における前記第1及び第2の脚の間隔は、他の前記時刻目盛における前記第1及び第2の脚の間隔よりも短い、
    請求項4に記載の時計。
  6. 前記文字板は、開口部を有し、
    前記表示板は、前記文字板の下に設けられており、
    前記開口部から前記表示板の前記目盛が露出する、
    請求項1に記載の時計。
  7. 平面視において、前記指示目盛は矩形をなしており、
    他の前記時刻目盛も、前記指示目盛と同じ形である、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の時計。
  8. 前記所定情報は、パワーリザーブ情報であり、
    前記表示板の前記目盛は、駆動可能な時間を示す目盛である、
    請求項1~7のいずれか一項に記載の時計。
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