JPH01291192A - 指針式世界時計 - Google Patents

指針式世界時計

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JPH01291192A
JPH01291192A JP12005988A JP12005988A JPH01291192A JP H01291192 A JPH01291192 A JP H01291192A JP 12005988 A JP12005988 A JP 12005988A JP 12005988 A JP12005988 A JP 12005988A JP H01291192 A JPH01291192 A JP H01291192A
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minute
hour
rotates
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Shinji Izaki
井崎 慎二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 この発明は指針式世界時計に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、指針式世界時計としては1文字板の回りに回転ベ
ゼルを回転自在に設け、この回転ベゼルに複数の都市名
を時差に対応して表示したものが知られている。このよ
うな指針式世界時計において、各都市の時刻を知る場合
は、回転ベゼルを回転させて2時針の延長上に指針が表
示している時刻に対応する都市名を合わせることにより
、知りたい都市名に対応する時字と分針とで匿界の各都
市の時刻を読み取っている。
しかしながら、上記のような指針式世界時計においては
、所望の都市の時刻を知りたいときに、常に回転ベゼル
を回転させなければならず、操作性が悪いばかりか、各
都市名に対応した時字の位置で1時」を読み取らなけれ
ばならず、時刻が読み増り難いという問題があった。
また、上述したような指針式世界時計のほかに、時針を
別のモータで駆動可能に構成し、スイッチ操作で時針の
みを時差に相当する分、早送りするものもあるが、この
ような叶界時計ではモータを2つ組み込まなければなら
ず、大型化するという問題がある。
[発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、簡単な構成で、操作性が良く1時
刻が読み取り易い指針弐凹界時計を提供することにある
[発明の要点] この発明は上述した目的を達成するために2複数の都市
名を時差に対応して回転操作部材の円周上に表示し、こ
の回転操作部材の回転角度に応じて1分針車の回転を時
針車に伝達するための日ソ裏車を、日ノ裏公転機構によ
り前記分針車を停xhさせた状態で時針軸を中心に公転
させるようにしたものである。
[実施例] 以下、第1図〜第7図を参照して、この発明の一実施例
を説明する。
第1図および第2図はトラベルウォッチタイプの指針弐
批界時計を示す、この磁界時計は時計ケースlの前面に
時計ガラス2が回転自在に設けられ1時計ケースlの内
部に後述する時計ムーブメント3が設けられ、時計ケー
スlの上部にはアラームストップスイッチ4が設けられ
ている0時計ガラス2はほぼ円板状のガラス板よりなり
、その周縁部に磁界の各都市名(例えば、LONODN
、PARIS、TOKYO等)が時差に応じた位置で円
周−1−に表示され5た都市表示板5が設けられており
、その取付構造および回転伝達機構については後述する
。また、この時計ガラス2の下側には時計ムーブメント
3の文字板6が対応して設けられ、この文字板6と時計
ガラス2との間に時針7a、分針7b、秒針7c、アラ
ーム針7d等の指針が運針可能に設けられている。また
、時計ガラス2の外周における時計ケースlのrlZ時
」の位置には各都市名の合わせマーク8が設けられてい
るとともに、その近傍つまりrlZ時」の位置と「1時
」の位置との間にはサマータイムマーク(DST)9が
設けられている。すなわち1時計ガラス2を回転させて
所望する都市名を合わせマーク8に合わせると、後述す
るように時針7aが時差分だけ運針して、所望する都市
の時刻を知ることが可能となり、また時計ガラス2を回
転させて所望する都市名をサマータイムマーク9に合わ
せると、同様に時針7aが運針して所望する都市のサマ
ータイムにおける時刻を知ることが可能となる。
第3図は時計ケースl内に組み込まれる時計ムーブメン
ト3を示す、この時計ムーブメント3はステップモータ
10で輪列機構11を駆動し、時針7a、分針7b、秒
針7Cを運針させて時刻を指示表示し、時刻修正機構1
2で指針の針合わせを行なうとともに、アラーム機構1
3のアラーム針7dによりアラーム時刻の設定を行ない
、かつ時計ガラス2の回転に応じて日ノ裏公転機構14
により時針7aのみを時差分だけ運針させるとともに、
昼夜表示機構15により午前(AM)と午!(PM)の
表示をも切り換える構成となっている。なお1時計ケー
スlはフロントケースlaとリアケースlbとからなり
、内部には輪列受16と中間受17が上下に配置されて
いるとともに、回路基板18も配置されている。以下、
各部材について順に説明する。
ステップモータlOは時計ムーブメント3の駆動源で、
ロータlOaおよび図示しないステータ、コイル等から
なり、コイルに所定のパルス信号が与えられると、この
パルス信号に応じてステータに磁界を発生させ、この磁
界によりロータ10aがステップ回転する。この場合、
ロータ10aはリアケース1bと輪列受16との間に回
転自在に設けられている。
輪列機構11はステップモータ10により駆動されて指
針を運針させるもので、ステップモータlOのロータ1
0aのカナlObに噛み合って回転する中間型19と、
この中間型19のカナ19aに噛み合って回転する四番
型20と、この四番型20のカナ20aに噛み合って回
転する五番車21と、この五番車21のカナ21aに噛
み合って回転する分針車22と、この分針車22の第1
カナ22aに噛み合って回転するロノ裏車23と、この
日ノ裏車z3のカナ23aに噛み′合って回転する時針
車24等よりなり、リアケースlbと輪列受16との間
に中間車19.四番中′20、五番車21が配置され、
輪列受16と中間受17との間に分針車22が、中間受
17とフロントケースlaとの間に日ノ裏車23および
時針車24がそれぞれ配置されている。この場合、中間
車19によって回転する四番中20は秒針軸20bに一
体的に取り付けられており1秒針軸20bは輪列受16
の筒状の軸受部16aとリアケースlbとに回転自在に
設けられ、その上端がフロントケースlaの上方へ突出
し、この突出した部分に秒針70が取り付けられている
。五番車21によって回転する分針車22は、軸ff8
22 cと尚軍部22dとを板ばね22eによりスリッ
プ回転可能に取り付けてなり、この歯車22dが五番車
21のカナ21aに噛み合った状態で四番中20の秒針
軸20bと同心状に設けられ、通常は五番車21により
歯車部22dが回転し、この回転が軸部22cに伝達さ
れるが、時刻修正時等のように一定以上の負荷が加わる
と、軸部22cと歯車部22dとが相互にスリップ回転
する。なお、軸/R122cは輪列受16の筒状の軸受
部16aの外周と中間受17の筒状の軸受部17aとの
間に回転自在に取り付けられ、その上部に第1カナ22
aが、下部に第2カナ22bがそれぞれ形成されており
、上端には分針取付用のパイプ22fが一体的に設けら
れているとともに、このパイプ22fの上端がフロント
ケースlaの上方へ突出しており、この突出した部分に
分針7bが取り付けられている。また、分針車22の回
転を時針車24に伝達する日ノ裏車23は、中間受17
の筒状の軸受部17aに回転自在に設けられた後述する
日ノ裏台車25の支持軸25aに回転可能に取り付けら
れ、通常は日ノ裏台車z5が固定され1.分針車22の
回転を時針車24に伝達するが、?&達するように時計
ガラス2を回転させて凹界の都市の時刻を知る場合には
分針車22が固定された状態で日ノ裏台車25が回転し
、この回転に伴って分針車22の第1カナ22aに噛み
合った状態で日ノ裏車23が公転し、時針車24を回転
させる。さらに1時針車24は筒カナ24aを有し、分
針車22のパイプ22fの外周に回転自在に設けられ、
その筒軸(時針軸)24bの上端がフロントケースla
の上方へ突出し、この突出した部分に時針7aが珈り付
けられている。
時刻修正機構12は時針7a、分針7bの針合わせを行
なうもので、針回し車26および伝達車27等よりなり
、針回し車26の回転により伝達車27が回転して分針
車22の分針軸22cを回転させる。すなわち、針回し
車26は中間受17の下面に設けられた一部17bに回
転可能に設けられ、軸部26aがリアケース1bから下
方へ突出し、この突出した部分にツマミ26bが設けら
れている。伝達車27は中間受17の下面に設けられた
一部17cに回転可能に設けられ、その歯車部の一部が
針回し車26に噛み合い、他の一部が分針車22の第2
カナ22bに噛み合っており、これにより針回し車26
の回転を分針車22に伝達する。したがって、時刻修正
機構12はツマミ26bにより針回し車26が回転する
と、この回転が伝達車27により分針車22に伝達され
、これにより分針車22の分針軸22cが回転して分針
7bを運針させるとともに、日ノ裏車23を介し時針車
24が回転して時針7bを運針し、針合わせが行なわれ
る。なお、このときには分針車22の軸部22cと歯車
i%22dとが相互にスリップ回転し、一部22cの回
転は歯車部22dに伝達されず、三番型21以下は回転
しない。
アラーム機構13はアラーム針7dをアラーム時刻にセ
ットし、このセットされた時刻にアラーム音を放音させ
るもので、アラームセット車28と、このアラームセッ
ト車28に噛み合って回転する中間車29と、この中間
車29に噛み合って回転しアラーム針7dを運針する目
安車30と。
輪列機構の11の時針車24に噛み合って回転するアラ
ーム中間車31と、このアラーム中間°車31に噛み合
って回転する第2時針車32と、この第2時針車32の
上下動に応じて固定接点に接離するスイッチばね33,
33等より構成されており、アラームセット車28と第
2時針車32とがフロントケースlaの下面に形成され
た軸部1a+ に回転可能に取り付けられ、中間型29
とアラーム中間型31とが取付軸34によりフロントケ
ース1aの下面に回転可能に取り付けられ、目安車30
が時針車24外周に回転可能に取り付けられている。こ
の場合、アラームセット車28は図示しないアラームツ
マミの操作によって回転するものであり、フロントケー
スlaの軸部lalに回転可能に取り付けられ、その下
面には凹部28a・・・が形成されており、上面は板ば
ね28bにより軽く押し下げられて下側の第2時針車3
2に弾接している。第2時針車32はアラーム中間型3
1を介して鈴針車24により常時回転するもので、アラ
ームセット車28の下側に配置され、軸部1a1に回転
および上下動可能に取り付けられており、その上面には
アラーム時刻にアラームセット車28の下面に形成され
た凹部28a・・・に係脱9(能に挿入する凸部32a
が形成されているとともに、下面にはスイッチばね33
.33が弾接し、このスイッチばね33.33で上方へ
付勢されている。このスイッチばね33.33はそれぞ
れ板ばね状のもので1回路基板18−トに設けられ、第
2時針車32を常時押し」;げ、その凸部32aがアラ
ームセット車28の四部28aに挿入した際に、上方に
配置された固定接点(図示せず)に接触してアラーム信
号を出力する。なお、目安車30はその筒軸30aがフ
ロントケースlaの上方へ少し突出し、この突出した部
分にアラーム針7dが取り付けられている。
昼夜表示機構15は午前(AM)と午後(PM)とを切
り換え表示するものであり、アラーム中間型31と噛み
合って24時間で1回転する昼夜表示車35と、この昼
夜表示車35に堆り付けられて一体的に回転する昼夜表
示板36とからなっている。昼夜表示車35はフロント
ケースlaと中間受17との間に回転可能に取り付けら
れ、その軸部の上端部が筒状に形成されており、この筒
状部分がフロントケースlaを通して上方に露出し、こ
の露出した部分に昼夜表示板36が取り付けられている
。昼夜表示板36は円板の下面に設けられた軸が昼夜表
示車35の軸部の上端にフロントケースlaの上方より
螺入され、これにより昼夜表示車35と一体に回転する
ものであり2円板の上面は第4図に示すように午前と午
後とが見分けられるように色分け(例えば午前は黄色、
午後は黒色)され、午前と午後の境には太陽と月とが形
成され、昼夜表示板36の−L面の一部がフロントケー
スla上に設けられた文字板6の小窓6aから見える。
この場合、昼夜表示板36は24時間で1回転するアナ
ログ式であるから、昼夜表示板36が色分けだけである
と、午前「0時」と午後10時」では2つの色がほぼ同
じぐらい小ti6aから見えるようになり、千萌か午後
か見わけにくいので、太陽或いは月が表示され午前「0
」時か午後「O」時かがわかるようになっている。なお
、文字板6の周囲には1−12の時字が設けられており
、小窓6aは「1時」付近に設iすられている。
日ノ裏公転機構14は時計ガラス2の回転を時針車24
のみに伝達して時差分だけ時針7aおよび昼夜表示板3
6を運針させるものであり、第5図から第7図に示すよ
うに、時計ガラス2と、この時計ガラス2によって回転
するアイドラ車37と、このアイドラ車37によって回
転して日ノ裏11(23を公転させる日ノ裏台車25と
、この日)裏台車25の回転を規捌する規制部材38等
からaI&されている。すなわち、時計ガラス2は前述
したようにほぼ円板状のガラス板よりなり、その周辺下
部に筒部2aが一体に形成されており、この筒部2aの
下部がフロントケースlaと中間受17との間に回転自
在に取り付けられているとともに、筒部2aの内側下部
には内歯車2bが形成されている。アイドラ車37は時
計ガラス2の回転を日ノ裏台車25に伝達するもので、
フロントケースlaのド面に設けられて中間受17に支
持された軸la3に回転可能に珈り付けられておリ、そ
の外周には上側に第1歯車部37aが、下側に第2歯車
部37bがそれぞれ形成され、第1南車部37aが時計
ガラス2の内歯車2bに噛み合い、第2tym部37b
が日ノ裏台車25に噛み合っている0日ノ裏台車25は
アイドラ車37により回転して日ノ裏車23を公転させ
、これにより時針車24を時差分回転させて、世界の各
都市の時刻を知るためものであり、筒軸25bが中間軸
受17の筒状の軸受部17aに回転回部に取り付けられ
ているとともに、この筒軸25bの一部が切り増られ、
この切り泡られた部分と対応する付近に日ノ裏車23を
軸支する支持軸25aが立設されており、下面には第7
図に示すように11個のビン突起25c・・・が等間隔
で環状に設けられている。したがって、Hノ裏台重25
は通常の時計モードではビン突起25c・・・が後述す
る規制部材38により規制されて回転することはないが
、時計ガラス2が回転すると、規制部材38の規制力に
抗して回転し、支持軸25aに軸支された日ノ裏車23
を公転させ、これにより時針車24を回転させて時針7
aを時差分だけ運針する。なお、11ノ裏台車25が回
転する際には5分針車22がステップモータlOのロー
タ10aに直結されているため、分針車22は回転せず
1日ノ裏すf23は分針車22の第1カナ22aに噛み
合った状態で公転する。
このように時針7aを時差分だけ運針するために、各歯
車の歯数は以下のように設定されている。すなわち、時
計ガラス2の内歯車2bの歯数は96枚で、アイドラ車
37の第1.第2の6爾1(部37a、37b(7)各
riI数はそれぞれ31枚で、日ノ裏台車25の*aは
44枚で、分針車22の第1カナ22aの歯数は10枚
で、Hノ裏II(23のtNi数は30枚である。なお
1日)裏車23のカナ23aのtNl数は8枚で、時針
車24の歯数は32枚である。したがって、時計ガラス
2を15°(1時間の時差のある都市を指定するための
回転角であり、以下lステップと言う、)回転すると、
時計ガラス2の内歯車2bの歯数が4枚分移動するため
、日ノ裏台車25は1/11回転する。つまり日ノ裏台
車25は11ステツプで1回転する。このように日ノ裏
台車25が1/11回転(360°XI/11回転)す
るとき、Hノ裏車23は、 回転する。(但し、10は分針車22の第1カナ22a
の歯数で、30はH)裏車23のtIii数である。) このように日ノ裏車23が回転する際、日ノ裏車23が
公転しないならば、時針車24は回転する。(但し、8
は日)裏車23のカナ23aの1&数で、32は時針車
の歯数である。) しかし2日ノ裏車23は公転するため、時針車24は 回転する。つまり、時針車24は時計ガラス2が15°
回転すると、1/12回転つまり30’(1時間分)回
転する。
ところで、上記のような日ノ裏台車25の回転を規制す
る規制部材38は、中間受17の四部17c内に固定さ
れ、第6図および第7図に示すように構成されている。
すなわち、規制部材38は合成樹脂よりなる平板状のも
ので、その中央を円弧状に切り堆ることにより、その−
側辺に四部状の弾性部38aを形成し、この弾性fl1
38 aで■ノ裏台車25の下面に形成された11個の
ビン突起25c・・・のうち、2つのビン突起25c、
25cを弾性的に係止する。この場合、弾性部38aの
中央には2つのビン突起25c、25c間に挿入する山
形状の突出部38bが形成されている。したがって、こ
の規制部材38は時計ガラス2が15°回転する毎に弾
性部38aの突出部38bが■ノ裏台車25の次のビン
突起25c、25c間にクリ−2り感をもって挿入し1
日ノ裏台11i 25の位置を規制する。
次に、上記のように構成された世界時計を使用する場合
について説明する。
通常はステップモータ10により輪列機構11を介して
時針7a、分針7b、秒針7Cが運針して基準都市、つ
まり時計ガラス2のa1市表示板5に表示された都市名
と時計ケースlの合わせマーク8とが一致した都市、例
えば第1図ではロンドン、第2図では東京における時刻
を指示表示する。すなわち、ステップモータlOのロー
タ10aが回転すると、中間型19を介して四番型20
が回転し、これにより秒針70が運針し、また四番型2
0が回転すると、五番車21を介して分針車22が回転
し、これにより分針7bが運針し、さらに分針車22が
回転すると、日ノスル23を介して時針車24が回転し
、これにより時針7aが運針する。この場合には、日ノ
裏車23が設けられているuノ裏f′?−,1f25は
規11部材38により位置規制されているので、回転す
ることはない、そのため、日ノ裏車23は公転すること
なく、その場で回転する。なお、このように時針車24
が回転すると、アラーム中間型31を介して第2時針車
32および昼夜表示車35も回転し、昼夜表示板36を
回転させ、文字板6の小窓6aから午前と午後のいずれ
かを表示する。
このような助界時計で1便界の各都市の時刻を知る場合
には、前面の時計ガラス2を回して時刻を知りたい都市
名を時計ケースlの合わぜマーク8に合わせれば良い0
例えば、第1図に示すように、合わせマーク8に都市表
示板5のrLONDONJが一致し、このロンドンにお
ける時刻がr ’f’−匍l O時lO分」の状態で、
時計ガラス2を回して、第2図に示すように、合わせマ
ーク8に都市表示板5のrTOKYOJを合わせると1
時針7aおよび昼夜表示板36が動き、東京における時
刻、[午後7時10分」を表示する。すなわち、時計ガ
ラス2が回転すると、第5図に示すように、時計ガラス
2の内歯車2bにアイドラ車37の:jS1mjV部3
7aが噛部会7aいるので。
このアイドラ車37が時計ガラス2と共に回転し、この
アイドラ車37の:jS2歯車f’i!137bが[I
)裏台車25に噛み合っていることにより、アイドラ車
37の回転が日ノ裏台車25に伝達さ、れる、このよう
にアイドラ車37の回転が■ノ裏台車25に伝達される
ど1日ノ裏台車25は規制部材38の弾性部38aの弾
性力に抗して回転する。この場合には、時計ガラス2が
15°回転する毎に日ノ裏台車25は、規制部材38の
弾性部38aに形成された突出@1I38bによりクリ
ック感をもって、1/11づつ回転する。このように日
ノ裏台車25が回転すると、[1)裏車23は分針車2
2の第1カナ22aに噛み合った状態で回転しながら公
転し、時針車24を30°回転させる。この状態では1
分針車22はステップモータ10にn結されているので
1回転することはない、したがって1時計ガラス2の回
転に従って時針車24は回転するが、分針車22および
四番型20は回転せず1時針7aのみが運針する。この
ように時針車24が回転すると、アラーム中間型31が
回転し、このアラーム中1’ln重31により昼夜表示
車35を回転させ、この昼夜表示東35に設けられた昼
夜表示板36をも回転させる。これにより、文字板6の
小窓6aから午前と午後のいずれかが表示される。つま
り、第1図に示すようにロンドンの時刻が午前(白抜き
)の状態で1時計ガラス2を回して第2図に示すように
東京にセットすると、文字板6の小窓6aには午後(斜
線で示す)が表示され、これにより午前と午後が区別さ
れる。
また、サマータイムを実施している都市の時刻を知りた
い場合には、時計ガラス2を回してサマータイムマーク
9に所望する都市名を合わせる。すると、上述と同様に
時針7aおよび昼夜表示板36のみが動いて、その都市
のサマータイムにおける時刻を知ることができる。
また、アラーム時刻をセットする場合には1図示しない
アラームツマミを操作して、アラーム針7dを希望する
時刻に合わせ、ストップスイー、チ4をオンにすれば良
い、すなわち、アラームツマミによりアラームセット車
28が回転すると、中間−1(29を介して目安車30
を回転させ、これによりアラーム針7dを所望する時刻
にセットするとともに、アラームセットIt(28の回
転により第2時針・1(32が押し下げられ、スイッチ
ばね33.33を押し下げる。これによりアラーム時刻
がセットされ、この状態で時間が進むと、輪列機構11
の時針車24によりアラーム中間型31を介して第2時
針車32がアラームセット車28の下面に弾接しながら
回転する。そして、設定されたアラーム時刻になると、
t52時針車32の上面に形成された凸部32aがアラ
ームセ−/ ト車28の下面に形成された凹部28aに
挿入し、これにより第2時針車32がスイッチばね33
゜33により押し上げられるとともに、スイッチばね3
3.33がその上方の固定接点(図示せず)に接触して
アラーム信号を出力し、アラーム音を放汗する。なお、
アラーム音を停止する場合にはストップスイッチ4を押
してオフにすれば良い。
このようなアラーム機能は時計ガラス2を回して他国の
時刻を表示したままにしておくと、その他国における時
刻でアラームが鳴ってしまうため。
他国の時刻を見た後は自国の時刻に戻しておく必要があ
る。また、逆にこれを利用して他国の時刻でアラームを
鳴らすこともできる。
なお1時刻修正は時計ガラス2を回して自分がいる都市
名を合わせマーク8に合わせ、この状態で時刻修正機構
12のツマミ26bを操作すれば良い、すなわち、ツマ
ミ26bを回すと、針回しすf 26が回転し、この回
転が伝達*27を介して分針車22に伝達され、これに
より分針車22が回転するとともに、日ノ裏車23を介
して時針車24が回転し、かつこの回転がアラーム中間
型31を介して昼夜表示車35が回転し、分針7b、時
針7a、および昼夜表示板36が運針して時刻が修正さ
れる。
このように、上述した世界時計によれば1時計ガラス2
を回すだけの極めて簡単な操作で、欧界の各都市の時刻
を容易に知ることができるとともに、汁通の時計と同じ
状態で時刻を読み取ることができるので、時刻の読み珈
りが簡単かつ容易にできる。
なお、上述した実施例では回転操作部材として、時計ガ
ラス2を時計ケースlに回転可能に・設け、この時計ガ
ラス2の周縁に世界の各都市な表示したが、これに限ら
ず、時計ケースlの外周にベゼルリングを回転可能に設
け、このベゼルリングに世界の各都市を表示しても良い
また、この発明は上述したようなトラベルウォッチタイ
プのものに限らず、腕時計等、他の指針式時計にも広く
適用することができる。
[発明の効果] 以」二詳細に説明したように、この発明の指針弐助界時
計によれば、複数の都市名を時差に対応して回転操作部
材の円周上に表示し、この回転操作部材の回転角度に応
じて、分針車の回転を時針車に伝達するための日ノ裏車
を1日ノ裏公転機構によりm記号針車を停止させた状態
で時針軸を中心に公転させるようにしたので、簡単な構
成で、操作性が良く、世界の各都市の時刻を容易にかつ
良好に読み増ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの発明をトラベルウォッチタイプの
t!(界時計に適用した場合の一実施例を示し、第1図
および第2図はその使用状態を示す正面図、第3図は時
計ケース内に組み込まれる時計ムーブメントを示す要部
拡大断面図、第4図は昼夜表示機構の昼夜表示板の正面
図、第5図は日)裏公転機構の要部拡大断面図、第6図
はその分解剥視図、第7図は日ノ裏台車と規制部材の関
係を示す拡大底面図である。 2・・・・・・時計ガラス、11・・・・・・輪列機構
、14・・・・・・lノ裏公転機構、22・・・・・・
分針車、23・・・・・・日ノ裏車、24・・・・・・
時針車、24b・・・・・・筒軸(時針軸)、25・・
・・・・日ノ裏台車。 特許出願人  カシオ計IXa株式会社ニー  :” 
   −z 代理人 弁理士  町 1)俊 正□ 第1図 第2図 25c 第7図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の都市名が時差に対応して円周上に表示された回転
    操作部材と、 この回転操作部材の回転角度に応じて、分針車の回転を
    時針車に伝達するための日ノ裏車を、前記分針車を停止
    させた状態で時針軸を中心に公転させる日ノ裏公転機構
    と、 を具備してなる指針式世界時計。
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