JP2013195121A - 電子式腕時計用ムーブメント及び電子式腕時計 - Google Patents

電子式腕時計用ムーブメント及び電子式腕時計 Download PDF

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Abstract

【課題】
裏蓋が絶縁体、または、裏蓋が外装胴と絶縁材で敷居られている電子式腕時計及び電子式腕時計ムーブメントは耐静電気性に弱くなる傾向にある。この構造において、部品の追加もなく最小限の変更で効果的に静電気の影響を抑えることを目的とする。
【解決手段】
外装胴3と裏蓋9が絶縁体のパッキン14で敷居られている電波受信式電子式腕時計100において、回路押さえ1にあるフック部1aは、先端にアースバネ1cを有する。アースバネ1cが外装胴3と接触することで、リュウズ9に静電気が印加された時にムーブメント200の内部まで伝わる過渡電流を、回路押さえ1を経由させることで、外装胴3まで逃し、回路5において影響を与えず、静電気の影響を効果的に抑える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品を有する電子式腕時計用ムーブメント及び電子式腕時計において、静電気による回路の誤作動、電子部品の破壊を抑制し、時計の信頼性を向上させる構造に関する。
電子式腕時計における静電気の影響を抑える構造としては、ムーブメントの電池押さえなどの金属部材に備えたアースバネによって、裏蓋と電気的接続を取る構造が一般的である。
しかし、裏蓋が非導体材料で構成されている場合、あるいは、裏蓋が金属で構成されている場合でも金属製の外装胴と絶縁されている場合、その効果は十分に発揮できず、耐静電気性について不利な構造となっている。後者の外装構造は、渦電流損の影響を排除するために、金属外装を使用した電波時計において盛んに採用されており、その静電気対策が近年問題となってきている。
特許文献1には、静電気対策として、金属外装を使用した電波時計において、金属製の外装胴の内側のICと対向する部分に凹状の切欠き部を形成することが示されている。しかし、特許文献1の図2のように外装胴の内側に凹状の切欠き部を形成するには切削加工を行う必要があり、工数が増えコスト的に不利である。
特許文献2では導体素材の環状中枠を用いて外装胴とムーブメントとの電気的接続をとる構造が示されている。しかし、電気的接続をとるためには中枠を用いる必要が有り、部品点数やムーブメントのサイズにおいて不利である。さらに、金属などの導体素材の中枠は、一般に使用されるプラスチック樹脂素材の中枠にくらべコストが高くなる傾向がある。
特開2010−203782号公報(図2) 特開2006−215043号公報
本発明は、耐静電気性について不利な構造をもつ電子式腕時計において、静電気による影響を効果的に抑え、なおかつ、追加部品や外装胴などの外装ケースへの加工が必要のない構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明における電子式腕時計は、
係止部によって係止される金属部材を有する電子式腕時計用ムーブメントおよび電子式腕時計において、金属胴との電気的接続を取るためのアースバネを有し、
該アースバネは、前記係止部に一体に形成されることを特徴とする。
または、該アースバネ(1c)は、前記係止部(1b)の隣に別体に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、電子式腕時計用ムーブメント及び電子式腕時計において、外部からの静電気の印加による影響を、簡単な構造で、効果的に抑えることが出来る。
本発明の第1実施形態に係る電波受信式電子式腕時計の平面透視図である。 図1の電子式腕時計における、ムーブメント単体でのおしどり付近を拡大した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る回路押さえアースバネの平面図である。 図3の側面図である。 図1のA−A線による断面図である。 図5におけるアースバネ付近の詳細図である 本発明の第2実施形態に係る回路押さえアースバネの平面図である。 図7の側面図である。 図1のA−A線による断面図において第2実施形態に係るアースバネ付近の詳細図である。 第2実施形態において、フック部の左右両側に係合部が存在する場合のアースバネの平面図である。 第1実施形態と第2実施形態それぞれの、アースバネの板材からの成形過程を示す工程図である。
[第1実施形態]
本発明の第1の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、電波受信機能を有する電子式腕時計100を示す平面図であり、裏蓋をはずした状態で、裏蓋側から見た図となっている。図1において、3は金属製の外装胴であり、11は時計を操作するためのリュウズである。
本実施形態では、説明を簡単にするために、外部操作部材はリュウズ11のみであり、静電気は、リュウズ11からのみ印加されるものとする。
14は、不図示の裏蓋と嵌合し防水性を高めるためのパッキンである。パッキン14は、電波受信時において渦電流の影響を低減するために絶縁体材料で構成される。パッキン14を絶縁体で構成することで、裏蓋と外装胴3が電気的に絶縁され、金属部品の体積が減少することで渦電流の影響を低減することが可能となる。
200は電波時計としての機能を実現するムーブメントであり、外装胴3の内側に、直接、もしくは、不図示の中枠などにより保持される。ムーブメント200は構成部品として、操作部材としてのリュウズ11、使用者の操作によるリュウズ11の動きを伝えるための巻真4、ムーブメント200を組み立てる上で土台となり構成部品を保持するための地板2、巻真4を押さえるためのオシドリ7、電波受信や計時、表示制御などの各種制御を司るIC6を有する回路基板5、導電性部材で構成され、回路基板5に対して電気的スイッチの役割を担うスイッチバネ12、電源である電池10、回路基板5やその他の部品を地板2に固定するための回路押さえ1を有する。
回路押さえ1も導電性部材で構成され、電池10の正極(VDD)と接触している。このため、回路押さえ1は正極(VDD)電位となっている。
さらに、ムーブメント200は、電波を受信するためのアンテナ13を有する。アンテナ13は、時計中心Oを挟んで巻真4やオシドリ7、電池10が配置される側の反対側に
配置されている。巻真4やオシドリ7、電池10が配置される側が3時位置(時計を表示側から見た場合)の場合、9時位置に配置されることになる。これは、
(1)巻真4やオシドリ7、電池10が配置される側には、これらの部品があるため、大型部品であるアンテナ13を配置するスペースが無い。
(2)巻真4やオシドリ7、電池10は金属部品であり、これらの部品の近くにアンテナ13を配置すると、渦電流損により受信性能に悪影響を及ぼす。
などの理由による。(2)と同じ理由により、金属部品で構成される回路押さえ1は、平面視でアンテナ13と重ならない形状となっている。
ムーブメント200は、この他、輪列、変換機、受、等を有するが、これらは、本発明の構成に関して寄与しないので、その図示、ならびに詳細説明を省略する。また、外装部品である文字板、指針などの表示部材についても本発明に寄与しないので図示や詳細説明を省略する。
図2は、図1において、オシドリ7付近を拡大した斜視図である。回路押さえ1はフック部1aを有する。地板2は切欠き2aを有し、切欠き2aには回路押さえ1のフック部1aと係合するための係合部2bを有する。フック部1a先端のフック1bが係合部2bに係合することで回路押さえ1は、いわゆるスナップ構造で地板2に接合される。
回路押さえ1は、オシドリ7と電気導通するための接続端子1dを有する。オシドリ7の嵌合部7aは巻真4の先端の溝4aに嵌合しており、オシドリ7は、リュウズ11を引く操作を受けて、巻真4の動きに連動する。スイッチバネ12はオシドリ7上のボス7b、ボス7cに嵌合し固定されている。
これにより、スイッチバネ12はオシドリ7、回路押さえ1を介して電池10と電気導通経路を得ることで、正極(VDD)電位となっている。スイッチバネ12がオシドリ7の動きに連動し、また、回路基板5のIC6と繋がる不図示の電極パターンと接触することで、IC6を制御するためのスイッチング動作が行える。これにより、リュウズ11が引かれた状態であることが回路基板5上のIC6に伝えられる。
次に、本実施形態の主要部であるアースバネについて、図1、2の他、図3,4,5,6を用いて説明する。図3,4はフック部1a付近の部分詳細平面図および側面図、図5は、図1の電子式腕時計100のA−A線に沿った断面図である。また、図6は図5におけるアースバネ付近を拡大した詳細図である。
フック部1aは回路押さえ1に構成され、回路押さえ1を地板2に係止するためのフック1bを有する。地板2の係合部2bは、地板2の外径より掘り込まれた切欠部2aに設置される。フック1bを係合部2bに係合することで回路押さえ1は、いわゆるスナップ構造で地板2に接合される。この構造は、従来の時計と同様の構造である。
本発明の特徴は、フック部1aのフック1bより先の部分に、アースバネ1cを形成したことである。
1cは本発明の特徴部分であるアースバネであり、フック部1aのフック1bの先に設けられ、図5に示すように、外装胴3と接触する。アースバネ1cは、図3に示すように、切欠部2aの係合部2bと略同じ幅に作成される。これは、フック部1aでのフック止め作業の邪魔とならないようにするためである。また、アースバネ1cは、図4に示すように、その先端がムーブメント200の外側に突出する形状となっていて、外装胴3と接触することが可能となっている。
図5、図6において、9は裏蓋であり、絶縁体であるパッキン14により、外装胴3と
電気的に絶縁されている。8は時刻表示の視認側にあるガラスである。図5、図6に示すように、ムーブメント200は裏蓋9の方向から外装胴3へ収納される。このとき、アースバネ1cは、外装胴3の内壁3aに沿って自動的に弾性変形または塑性変形しながら、外装胴3に収められる。このときアースバネ1cと外装胴3の間には弾性力による反力が働き、常に電気的接点を持つ構造になる。
次に、リュウズ11に静電気が印加された場合の本実施例の作用について説明する。
本実施例において、リュウズ11に静電気が印加された場合、静電気による過渡電流の導通経路は、図2の一点鎖線の矢印で示すとおり、リュウズ11から巻真4を通り、さらに、巻真4と接触しているオシドリ7を経由する。オシドリ7から先は、主に2つの経路が考えられる。1つは点線矢印で示す、オシドリ7に固定されたスイッチバネ12から回路基板5、さらに回路基板5の不図示の電極パターンやプリント配線を経由してIC6にまで達する経路である。この経路での静電気による過渡電流は、IC6の誤動作や破壊の要因となる。もう1つは、実線の矢印で示す、オシドリ7から回路押さえ1を経由し、回路押さえ1のフック部1aにあるアースバネ1cを経由して、外装胴3に流れる経路である。こちらは、IC6の誤動作や破壊には繋がらない。
もし、アースバネ1cが無い場合は、実線の矢印の経路が成立しないため、点線矢印の経路のみとなり、IC6の誤動作や破壊が引き起こされる可能性がある。これに対し、本実施例のように、アースバネ1cを設けることで実線の矢印が成立し、静電気を外装胴3に逃がしやすくすることが出来る。
この際、フック部1aや係合部2bを巻真4の近くに配置し、IC6を可能な限り、少なくとも、巻真4−フック部1a間距離以上に、巻真4から遠くに配置することで、より静電気を外装胴3に逃がしやすくすることが出来る。
アースバネ1cは、必ずしもフック部1aに設置しなくても、同様の形状であれば、静電気に対して同様の効果を発揮することが出来る。しかしながら、フック部1aに設置することで、以下の効果を有する。
(1)フック部1aは回路押さえ1をムーブメント200に組み込む際に必須の構成要素であり、フック部1aにアースバネ1cを設置することで、回路押さえ1の改造規模を小さくすることが出来る。
(2)アースバネ1cの先端を、外装胴3との接触が可能な範囲で、フック部1a用の切欠部2aから少し出る程度に出すだけで良いので、ムーブメント200の外径を小さく出来る。
(3)フック部1aのフック止めの際に、アースバネ1cをピンセットで保持して作業できるので、ムーブメント200の組立作業の効率も向上させることが出来る。
また、本実施例ではフック部1aを巻真4の近傍に配置している。これは、前述のように、静電気をより良く外装胴3に逃がすために必要な構成であるが、電波時計の場合、次のような効果も有する。前述の如く、部品配置上の制約や渦電流損の影響排除のため、アンテナ13は、時計中心Oに対し、巻真4の反対側に配置されている。アースバネ1cがアンテナ13に配置されていると、アースバネ1cのみならず、アースバネ1cと電気的に接する外装胴3のアースバネ1c近傍の部分にも渦電流損が発生する。しかし、アンテナ13は、時計中心Oに対し、巻真4の反対側に配置することで、アースバネ1cがアンテナ13の影響を受けることがなくなる。これにより、アンテナ13による受信時の渦電流損をさらに低減でき、受信性能を向上できる。
なお、フック部1aは巻真4の近傍以外に、複数設置しても良いし、各フック部1aに
アースバネ1cを設置しても良い。但し、上述のように、巻真4からの距離がIC6より遠いフック部1aにアースバネ1cを設置しても効果は小さいので、巻真4からの距離がIC6より近いフック部1aにのみアースバネ1cを設置した方がよい。
また、前述の如く、アンテナ13近傍のフック部1aにアースバネ1cを設置することは、受信性能の低下に繋がるので、むしろ避けるべきである。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態を図7、図8、図9を用いて説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、切欠部22aにおけるアースバネ21cの形状が異なるのみであるため、第2実施形態の説明においては、既出の要素には同一の番号を付すことで、その説明を省略する。また、図1,2,5相当の図面は、これらで代用する。第2実施形態は、第1実施形態よりも作成を容易にした実施形態である。
図7,8は図3,4と同様にフック部21a付近の部分詳細平面図および側面図である。
第1実施形態ではフック部1aのフック1bの先にアースバネ1cが設置されたが、本実施形態ではフック部21aの隣にアースバネ21cが設置される。
図7において、フック部21aは右片方のみにフック21bを有し、同じく図7において、地板2の切欠部22aはフック21bと係合する右片方に係合部22bを有する。フック部21aは先端のフック21bが係合部22bに掛かることで、いわゆる片掛け状態のスナップ構造により地板2に接合される。また、アースバネ21cの設置箇所は、第1実施形態におけるフック1bと係合部22bが存在しない、フック部21aの左隣になる。
アースバネ21cの形状は第1実施形態のアースバネ1cと異なり、途中に外側に屈曲する屈曲部21dを有し、この屈曲部21dで外装胴3の内壁3aと接触する構造となっている。そして、この屈曲部21dが外装胴3との接触が可能な範囲で、フック部1a用の切欠部2aから少し出る程度に出ている。
なお、アースバネ21cがこのような形状を取る理由については、後述する。
ところで、本実施形態では図7において、フック部21aの左隣にアースバネ21cを設置するが、フック部21aとアースバネ21cは左右置換しても良い。その場合、係合部2bもフック部1aと係合する箇所に設置しなければならない。
なお、図10のように、切欠き22aにアースバネ21cを設置するにおいて十分なスペースがあれば、第1実施形態の図3と同様に、左右両側に係合部22bを設置しても良い。
図9は図6と同様に、図1の電子式腕時計100のA−A線に沿った断面図のアースバネ21c付近の拡大図である。第1の実施形態と同様にムーブメント200は裏蓋9の方向から外装胴3へ収納され、アースバネ21cは外装胴3の内壁3aに沿って弾性変形または塑性変形し、屈曲部21dで電気的接点を常に持つ構造になる。
第2実施形態も、アースバネ21cが切欠部22aに配置されることでムーブメント200の外径を小さく出来る効果を有する。さらに、第2実施形態の有利な点について説明する。
図11は、第1実施形態と第2実施形態のそれぞれについて、板材からのアースバネ1c、21cの成形する過程を示す工程図である。上側の図が第1実施形態の成形過程であり、下側が第2実施形態の成形過程を示す。
第1実施形態のアースバネ1cの作成工程を説明する。まず、第1工程で先端を曲げ、第2工程でフック部1aの基本形状とする曲げ加工を行う。さらに、第3工程でアースバネ1cの形状とする曲げ加工を行う。
第2実施形態のアースバネ21cの作成工程は、屈曲部21dを作る第1工程と、バネとして作用するように略直角に曲げる第2工程からなる。
第2工程は、フック部21aを作成する工程を兼ねているので1工程の追加で済む。また、第1実施形態の第3工程のような難しい曲げ工程も無いため、金型も安く作れる。したがって、第1実施形態に比べ、コストダウンが可能である。
以上のように、第2実施形態のアースバネ21cは、第1実施形態と同様の効果を有する構成を、低コストで実現できる。
なお、今までは説明の都合上、外部操作部材がリュウズ11であり、アースバネ1c、21cやフック部1a、21aが巻真4の近傍である場合で説明してきたが、もちろんこれには限定されない。
外部操作部材としてはプッシュボタンでも良いし、アースバネやフック部の設置場所が、プッシュボタンと連動するスイッチバネの近傍であっても良い。もちろん、巻真とプッシュボタンが併用されている時計において、その両方に適用しても良い。
但し、アンテナを有する場合は、アンテナから離れた場所に設置されたプッシュボタンの近傍にあるフック部自体やその近傍にアースバネを設置すべきである。この他、発明の主旨を変更しない程度での変形が可能である。
1 回路押さえ
1a フック部
1b フック
1c アースバネ
1d 裏まわり接続端子
1e 空間
2 地板
2a 切欠部
2b 係合部
3 外装胴
4 巻真
4a 溝
5 回路
6 IC
7 オシドリ
7a 嵌合部
7b ボス
7c ボス
8 ガラス
9 裏蓋
10 電池
11 リュウズ
12 スイッチバネ
13 アンテナ
14 パッキン
21a フック部
21b フック
21c アースバネ
21d 屈曲部
22a 切欠部
22b 係合部
100 電子式腕時計
200 ムーブメント
O 時計中心

Claims (8)

  1. 係止部(1b)によって係止される金属部材(1)を有する電子式腕時計用ムーブメント(200)において、
    金属胴(3)との電気的接続を取るためのアースバネ(1c)を有し、
    該アースバネ(1c)は、前記係止部(1b)に一体に形成される
    ことを特徴とする電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  2. 係止部(1b)によって係止される金属部材(1)を有する電子式腕時計用ムーブメント(200)において、
    金属胴(3)との電気的接続を取るためのアースバネ(1c)を有し、
    該アースバネ(1c)は、前記係止部(1b)の隣に別体に形成される
    ことを特徴とする電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  3. 外部操作部材(4)と電気的に接続される被操作金属部品(7)を有し、
    前記アースバネ(1c)が、前記被操作金属部品(7)の近傍に設けられる
    ことを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  4. 前記係止部(1b)を係止するための被係止部を有し、
    該被係止部は、地板(2)の外径から掘り込まれた切欠部(2a)に形成される
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  5. 前記金属部材(1)が、前記地板(2)を押さえるための金属製の押さえであり、
    前記係止部(1b)がフックであり、
    前記地板(2)に該フックと係合する係合部(2b)を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  6. 電気的制御を行うICを有し、該ICと前記アースバネとの距離が、
    前記被操作金属部品(7)と前記アースバネとの距離よりも遠い
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  7. 外部からの電波を受信するためのアンテナを有し、
    該アンテナは、ムーブメント中心に対し、前記アースバネの反対側に配置される
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電子式腕時計用ムーブメント(200)を内蔵し、該電子式腕時計用ムーブメント(200)と前記アースバネで電気的接続が取られる金属外装胴(3)と、該金属外装胴(3)と電気的に絶縁された裏蓋(8)を有する電子式腕時計。
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