JP2013205333A - 通信機能付きの時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面アンテナの中央付近に給電点を設けると、通信機能付きの時計として、構成部品の配置の制限が多く、構成部品を適切に配置にすることができなかった。
【解決手段】平面アンテナ13を、電波の受信面又は電波の放射面が外装部材11、12の開口部の外側に向くように配置し、輪列14を含む可動部品とモータ23と通信回路10とを外装部材と平面アンテナ13に囲まれた空間に収納し、接地点17と外装部材11、12との最短距離が、給電点18と外装部材11、12との最短距離よりも短くなるとともに、開口部の平面視で、給電点18がモータ23と可動部品とに重ならないように、給電点と接地点とを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は無線機能付き電子時計に於いて、無線通信のための、より高ゲインのアンテナを実現できるようにした無線機能付き電子時計の構造に関するものである。
腕時計には、外部の機器との間で無線通信を実現するために腕時計のケース内に平面アンテナを配置したものがある。(特許文献1)
特許文献1の通信機能付きの時計は、平面アンテナの中央近傍に給電点を設けるとともに、中央部を接地することにより、アンテナの受信性能の向上を図っている。
このようなアンテナの場合、無線通信回路から給電点までの距離が長ければ配線による給電のロスが大きくなるため、無線通信回路は、この距離が短かくなる位置に配置される。
特開2011−160055号公報
特許文献1の通信機能付きの時計は、給電点の近くに指針軸が配置されているため、指針軸を回転させるための輪列を含む可動部品と給電点とが平面的に重なりやすい。仮に、輪列の下に通信回路を実装する回路基板を配置すると、可動部品を避けて配線することとなり、給電点から無線通信回路までの距離が長くなってしまう。従って、アンテナの下に無線通信回路を実装する回路基板を配置し、その下に、輪列を配置せざるを得ない。
この構造の場合、指針軸の長さが長くなり、軸部品が変形しやすくなったり、軸が傾くことで、針振れや針同士の擦れが起こりやすくなる問題がある。すなわち、通信機能付きの時計として、構成部品の配置の制限が多く、輪列や回路基板などの構成部品を適切に配置にすることができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、通信性能が向上でき、構成部品の適切な配置が可能な、通信機能付きの時計を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、時刻又は日付に関する情報を表示する表示部材と、該表示部材を駆動するモータと、該モータの動力を前記表示部材に伝達する輪列と、給電点と接地点とを有する平面アンテナと、該平面アンテナの前記給電点に接続される通信回路と、少なくとも一方に開口部を設けて筒状に形成された金属製の外装部材と、を有し、前記平面アンテナを、電波の受信面又は電波の放射面が前記外装部材の前記開口部の外側に向くように配置し、前記輪列を含む可動部品と前記モータと通信回路とを前記外装部材と前記平面アンテナに囲まれた空間に収納し、前記接地点と前記外装部材との最短距離が、前記給電点と前記外装部材との最短距離よりも長くなるとともに、前記開口部の平面視で、前記給電点が前記モータと前記可動部品とに重ならないように、前記給電点と前記接地点とを配置したことを特徴とする。
また、前記通信機能付きの時計は、さらに、前記表示部材を操作するための操作部材を有し、前記可動部品は、さらに、前記操作部材の操作を前記表示部材に伝えるための機構部品を含み、前記開口部の平面視で、前記機構部品に重ならないように、前記給電点を配置したことを特徴とする。
また、前記通信機能付きの時計は、さらに、前記通信回路を実装する回路基板を有し、該回路基板を、前記可動部品を挟んで前記平面アンテナとは反対側に配置したことを特徴とする。
また、前記通信機能付きの時計は、さらに、前記接地点に接続されるバネ部材と、該バネ部材と前記回路基板とを接続する接続部材とを有することを特徴とする。
また、前記通信機能付きの時計は、さらに、日付を表示する日車と、該日車を押える金属製の日車押さえとを有し、前記バネ部材を、前記日車押さえに形成したことを特徴とする。
また、前記輪列は、さらに、筒車を含み、前記通信機能付きの時計は、さらに、前記筒車を押える金属製の筒車押さえを有し、前記バネ部材を、前記筒車押さえに形成したことを特徴とする。
また、前記通信機能付きの時計は、さらに、ソーラセルと金属製のソーラセル受け板とを有し、前記バネ部材を、前記ソーラセル受け板に形成し、該ソーラセル受け板を前記平面アンテナに利用したことを特徴とする。
また、前記時計ムーブメントは、さらに、日付を表示する日車と、該日車を押える金属製の日車押さえ部材とを有し、前記バネ部材を、前記日車押さえ部材の一部に形成したことを特徴とする。
平面アンテナを接地することにより通信性能を向上することができ、平面アンテナの給電点がモータや可動部品と平面的に重ならないので、通信回路と給電点との距離を短くする場合でも、給電点に接続される通信回路を実装する回路基板とそれ以外の構成部品の配置位置に自由度をもたせることができる。
本発明の実施の形態における、時計の要部の平面図と断面図を模式的に示した図、及び、機構部を示す図である。 本発明の実施の形態における通信機能付き時計の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの給電点と接地点の位置を示した、時計の平面図である。 本発明の第1の実施の形態における、平面アンテナの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点の接続構造を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点の作用を説明する図である。 プッシュボタンが3つの場合の変形例を示す図である。 平面アンテナの変形例を説明する図である。 平面アンテナの変形例を説明する図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点への接続構造の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における、平面アンテナのアンテナ形状の変形例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における、通信機能付きの時計の要部の平面図と断面図を模式的に示した図、及び、機構部を示す図、図2は、本発明の実施の形態における通信機能付き時計の構成を示す斜視図、図3は、本発明の実施の形態における、通信機能付きの時計の平面アンテナの給電点と接地点の位置を示した時計の平面図、図4は、本発明の実施の形態における、平面アンテナの構成を示す図、図5は、本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点の接続構造を示す図、図6は、本発明の実施の形態における、平面アンテナの接地点の作用を説明する図である。
本実施の形態では、時計として腕時計の例で説明する。この腕時計は通信機能を有し、例えば、Bluetooth(登録商標)等の通信により、他の電子機器と通信が可能である。
図1(a)、(b)、図3において腕時計は、ケース11、ベゼル12、裏蓋19からなる金属製の外装部材、ガラス20、平面アンテナ13、機構部14、回路基板15、アンテナ接続部材16、給電点17を備えている。アンテナ接続部材16は、例えば、金属製の板バネあるいはコイル形状のバネを用いることができる。図2に示すように、腕時計は、ケース11、ベゼル12、裏蓋19などの外装部材と、ムーブメント2から構成される。通常、ケース11は、筒状の形状で構成され、内部にムーブメント2を納めることができる。ケース11には両側に開口部11a,11bが形成され、このうち、使用者が時間などを確認するために時計を見る側の開口部11aは文字板が存在する側でガラス20で閉じられる。他方の開口部11bは電池交換や修理などの時に開放する面で、裏蓋19で閉じられている。裏蓋19がケース11に一体に形成され、ケース11の一方のみに開口部が形成されていても良い。
ムーブメント2は、電子制御部、駆動部、動力伝達部を有し、具体的には、図1の平面アンテナ13、機構部14、回路基板15、アンテナ接続部材16、給電点17、接地点18を含む。
平面アンテナ13において主に電波を受信又は放射する面は、回路基板15と対向しない面である。その面は、ガラス20と対向する面であり、ケース11の開口部11aの外側である矢印21aの方向を向いている。また、アンテナ13の主な電波の送受信は矢印21aの向き、アンテナ13の電波の受信は矢印21bの向きである。
図3において、腕時計は時針88、分針87、りゅうず81、プッシュボタン86を有し、平面アンテナ13は文字板を兼用している。時刻や日付に関する情報を表示する表示部材として、時針88、分針87ではなく、板状の表示部材を用いても良い。
回路基板15には、通信用LSI又は通信用LSIに周辺部品も搭載して機能を統合した通信用モジュールである通信回路10や図示しない時計用のICが実装されている。前記通信回路10の図示しないRF端子が、アンテナ接続部材16を介して、平面アンテナ13の給電点17に接続されている。接地点18は平面アンテナ上に設けられ、回路基板15上の図示しないGNDパターンに電気的に接続されている。接地点18のGNDパターンへの接続の方法は、後述するように、専用の電気的接続部材を用いている。なお、図1
に限らず、他の図面の回路基板もGNDパターンは図示を省略する。
機構部14は、回路基板15に実装された図示しない運針用ステップモータで発生した駆動力を時針88、分針87に伝達する機構であり、各針の回転軸である中央の指針軸を回転させることで、時針88、分針87に駆動力を伝達させている。
図1(c)は、機構部14を更に詳しく説明した例である。例えば機構部14は、巻芯22、輪列24、及び、巻芯22の操作によって時針88や分針87等の表示部材を修正するための機構部品25などの可動部品や、モータ23などの部品から構成されている。図1(c)に示すように、可動部品及びモータ23とは平面的に重ならない位置にアンテナ接続バネ16ならびに給電点17を配置している。
本実施例では、ケース11、ベゼル12、裏蓋19を金属製としているが、このうちの少なくともケース11又はベゼル12が金属部材である場合には、平面アンテナ13による電波の送信及び受信に影響を受ける。平面アンテナ13よりも矢印21a側に位置するケース11又はベゼル12のいずれかが金属部材である場合には、平面アンテナ13の電波の放射面及び受信面から見て、電波が放射又は受信される側の領域に金属部材が存在することとなり、給電点17の近くの金属部材が送信性能及び受信性能に影響する。例えば、ケース11が金属で、ベゼル12が非金属である場合にも、平面アンテナ13上の給電点17の近傍に金属部材であるケース11が存在するため、外装部材の全てが金属部材であるときと同様にアンテナの性能に影響を与える。
このように、平面アンテナ13の給電点は、外装部材との距離が重要であり、また、後述するように、接地点18の位置も重要である。本発明における、接地点18と外装部材の最短距離とは、平面アンテナ13の電波を受信又は放射する面を平面視し、接地点18を中心に同心円を描いたときに一番半径の小さい円で、放射面側に位置する外装部材に接触する時の半径である。給電点17についても接地点18と同様に、外装部材との最短距離を定義する。この定義は、ケース11やベゼル12や裏蓋19の形状が、円、楕円、角形、その他、異形形状についても適用可能である。
腕時計の針は腕時計の中央部分を軸にしているものが多いため、どうしても輪列部品が中央付近に多く配置されてしまうことが多い。通信回路10から文字板側にある平面アンテナに対して信号をやりとりするためには、アンテナ接続部材16を使用して、通信回路10とアンテナを接続することになる。
本実施の形態では、平面アンテナ13とケース11とに囲まれた空間内にある、輪列24を含む可動部品とモータ23が、給電点17とは平面的に重ならないため、通信回路10を実装する回路基板15を機構部14よりも裏蓋19側に配置しても、アンテナ接続部材16を裏蓋19側に伸ばして短い距離で通信回路10と接続することができ、配線による通信のロスが少なくなる。すなわち、回路基板15の配置位置が、平面アンテナ13と機構部14との間には制限されない。なお、給電点17と可動しない部品が平面的に重なったとしても、その部品に貫通孔や切り欠きを形成して、アンテナ接続部材16を通すことが可能である。
無線信号については、引き回しを長くすると配線によるロスがどうしても発生してしまうため、通信回路10の近くに給電点17を配置することが望ましい。波長の4分の1を超えるような引き回しは引き回しそのものがアンテナとなり、損失が発生するため可能な限り避けた方がよい。真空中では、波長λ=光速c/周波数fであるが、回路基板のように、誘電体の上にある導体上を通る場合には同一周波数でも波長が短縮する。基材にガラスエポキシ材(FR-4など)を使用した回路基板に於いては波長短縮率が0.536程度である。周波数が変わることで、波長も変わるため、引き回しによる影響は当然変わってくるが
、2.4GHzの無線信号の場合、回路基板上では1.65cmが波長の4分の1に相当し、言い換えると、2.4GHz程度の周波数の場合には1.65cmを超えるような引き回しはしない方がよい。
このように配線の長さを考慮すると、給電点17だけではなく、通信回路10を給電点17と同じ側の周辺部に配置して配線の長さを最短にすることで、最も、配線損失の減少を期待できる。
仮に給電点17を中央付近に配置し、機構部14を避けて給電点17を通信回路10に電気的に接続した場合には、給電点17から通信回路10までの配線距離が長くなり、配線による通信のロスが多くなるため受信性能が低下する。
また、仮に、給電点17を中央付近に配置し、機構部14を構成する導電性の部材を介して給電点17を通信回路10に電気的に接続した場合には、通信回路10から給電点17までの信号経路に種々の部材が入り、その形状に突起や切り欠き等があると、この信号経路内の特性インピーダンスに変化が現れる。特性インピーダンスは通信回路10と給電点17の間で所定値になるようにインピーダンス整合素子で整合を取っている。
この特性インピーダンスがずれてしまうと、通信回路10から出力された電力のうちの一部が反射されることにより、給電点17に全て伝達されず、結果として反射した分を損失してしまう。一方、機構部14を構成する導電性の部材を介して接地する場合には、回路基板15の GNDパターンから接地点18までの経路は、この特性インピーダンスにさほど 影響を与えない程度に、経路が太く強い結合にすることができるため、損失が小さく、平面アンテナ13による電波の送信や受信に対する悪影響は少ない。
また、時計ムーブメントの総厚を薄くするためには、中央付近は機構部14を構成する部材に対する逃げの目的で回路基板15の中央部付近に開口部を設け、機構部14の少なくとも一部を、この開口部で取り囲むように回路基板15を配置すると良く、本発明では、このような構成にすることも可能である。また、通信回路10に電力を供給するために図示しない電池も大きくならざるを得ない傾向にある。腕時計を薄くするために、通信回路10を、電池と重ねずにかつ機構部14を避けるように配置した方が有利であり、本発明では、このように配置することも可能である。
これらの理由により、アンテナ接続部材16、通信回路10は、両方とも周辺部に配置されることが望ましい。
図3において通常3時位置の方向にあるりゅうず81は機構部品を介して内部とつながっているために、りゅうず81と中央にある指針軸82を結ぶ直線周辺にはいろいろな部品が配置されている。このため、無線通信回路10などの比較的大きな電子部品をその周辺に搭載させると、製品全体の大きさに影響が出てしまう場合が多く、無線通信回路10は、りゅうず81に対して中央の指針軸82を挟んで反対側に配置することで、製品の小型化を実現することが可能となる。
本実施例では給電点17を操作部材であるりゅうず81などに対して中央の指針軸を挟んだ反対側に配置している。このような配置によりスペースを有効に利用して製品の全体形状を小さくすることが可能となる。
図3に示すように、指針式の時計では、中央部に指針軸があり、接地点18を指針軸から離間させる必要があるため、接地点18をほぼ中央付近に配置している。
平面アンテナ13は、導電材料から構成される文字板を利用して構成している。図4(a)は文字板の上面から見た図で、図4(b)は断面図である。図4では、真鍮などの導電性の材料で構成された文字板本体31でアンテナを構成している。
前述の通り、給電点17は、通信回路10に短い距離で接続する必要があるが、接地点18を接続する回路基板15のGNDパターンは、引き回しの距離が、給電点ほど受信性能
に影響しないため図1や図3のような中央付近でも容易に接続することができる。図5は接地点への接続方法の例を示す図である。52は導電性部材からなるネジチューブであり、一端が回路基板15のGNDパターンに接触し、他端が地板51の孔に挿入され、それぞれの端部が、ネジ54で回路基板15と地板51にネジ止め固定されている。
回路基板15は、ねじ54の接触部分あるいは、ネジチューブ52との接触部分あるいは
その両方にGNDパターンを配置し、その場所を介してネジチューブ52がGNDに接続されている。さらに、地板51側の端部側では、バネ56もネジ54によって地板51に一体に固定されている。バネ56の端部は、平面アンテナ13の裏面に接していて、この接触部分が、接地点18である。回路基板15のGNDは、ネジチューブ52とバネ56を介して平面アンテナ55の接地点18に接続される。
次に、本発明の実施の形態における通信機能付き時計の接地点の作用を説明する。
図1や図3に示した文字板13からなる平面アンテナは、図6に示す、いわゆる逆Fアンテナを構成している。図1と図3に示した給電点17、接地点18が、図6に示す給電点17、接地点18に対応し、平面アンテナ13との位置関係は、給電点−接地点−アンテナ先端という逆F型のアンテナの構成と同等となっている。
給電点17は、外装部材に近いため、腕時計の上面から見た場合に、電流密度が高い部分の一部が外装部材を構成するベゼル12に隠されていて、さらに、外装部材を構成するケース11に近い位置にある。この部分では放出される電磁波がベゼル12やケース11に吸収されているために、効果的に電磁波を放出できていない。受信の場合には外界の電磁波がこれらの部分で遮断されることから、平面アンテナ13で受信される電力が減り、アンテナゲインが小さくなってしまう。
図6に示すように、逆Fアンテナの特性として、アンテナの中央を接地することで、電流密度の高い部分が、給電点17付近から、接地点18の付近、すなわち、アンテナ中央付近に近づくことがシミュレーションなどで確認できる。すなわち、給電点17よりも平面アンテナ13の中央側に接地点18を設け、電流密度の高い場所が平面アンテナ13の周辺部から中央付近に移動することで、外装部材であるケース11やベゼル12から離れた中央付近から効率よく電磁波の入放射が可能となる。一見、給電電力が全て接地点18に吸収されてしまいそうであるが、接地点18は整合回路の役割を果たして、平面アンテナ13より電磁波が効率的に放出される。
仮に、接地点18を設けない場合は、給電点17付近の電流密度が高くなり、給電点17がケース11やベゼル12に隠れるか、又は、ケース11やベゼル12に近い位置で電磁波の入放射が行われ、電磁波放射効率が悪くなる。
また、金属製の外装部材が存在することで、アンテナの周縁部においては金属製の外装部材と容量結合して、無線信号としては既にGNDに近い状態となっていて、周縁部を接地点することにはほとんど効果がない。
また、効果的なアンテナ構成とするために電流密度の高い部分を少しでも給電点から中央付近に移動させた方が良く、少なくとも、接地点は給電点よりも外装部材から離れたところに配置する必要がある。
図1の例で給電点17、接地点18と外装部材との距離について説明する。給電点17と外装部材との最短距離は、給電点17とベゼル12との最短距離となり、図1(a)に示したL1である。同様に、接地点18と外装部材との最短距離は、接地点18とベゼル12との最短距離となり、図1(a)に示したL2である。このように、接地点18と外装部材との最短距離が、給電点17と外装部材との最短距離よりも長く設定され、言い換えると、給電点17と外装部材との最短距離は、接地点18と外装部材との最短距離よりも短く設定され、接地点18は、給電点17よりも外装部材から離れた位置に配置されて
いる。
図1〜図6に示した時計の変形例を説明する。
図7は、プッシュボタンが3つの場合の変形例を示す図である。
図1〜5に示した実施の形態と異なるのは、プッシュボタン86の数、及び、給電点と接地点の位置である。図1〜5に示した実施の形態との共通部分はその説明を省略し、相違点を説明する。
本例ではプッシュスイッチ86は、2時、4時、8時の位置にあり、その周囲にはスイッチ機能のための構造部材が配置されているため、そこに給電点17を配置することは困難であり、通信回路10を配置すると腕時計の厚みが増してしまう。このため、2時と8時位置の2つのスイッチの間で、構造部材の少ない10時から11時位置の近傍に通信回路10と給電点17を配置している。接地点18は、給電点17から見て、中央側に配置されている。
図8〜図9を用いて、平面アンテナの変形例を説明する。
図8は、非導電性文字板の下面に導電性材料を設けてアンテナを構成する変形例を示した図である。
図8(b)は、非導電性文字板本体32の下面に導電材料33をメッキして、この導電材料33をアンテナとした例である。
図8(c)では非導電性文字板32の下面に導電部材34を貼り付け、この導電材料33をアンテナにしている。
図8(b)、図8(c)の場合には、文字板本体32を高誘電率の材料としてアンテナにおける波長短縮効果により、アンテナの小型化並びに同じ大きさでのままでもゲイン向上することも可能である。
図9は、光発電パネルを用いてアンテナを構成する変形例を示した図である。
図9(a)は文字板の上面から見た図で、(b)〜(d)はそれぞれの断面図である。
図9(b)の例では、光透過性の文字板41の下に、導電性発電パネル基材43上に発電電極42を形成することで構成された光発電パネルを配置し、その導電性発電パネル基材43を平面アンテナとして使用している。図9(c)の例では、フィルムなどの非導電性発電パネル基材44上に発電電極42を形成することで構成された発電パネルにおいて、発電電極42をAC的に給電点に接続してアンテナとして使用している。発電電極42はDC的にはそれぞれGNDまたは発電電位に接続されているが、一般的にコイルバネなどで接続されていることからAC的には電源電位から分離されている場合が多い。この場合には容量を介してAC的に接続することでこの例のようにアンテナとして使用することは可能である。
例えば図1において、回路基板15のアンテナ接続バネ16の接続部分と通信ICのRF端子の間にDC成分を遮断するためのコンデンサを回路基板上に配置し、コンデンサの一端を通信ICのRF端子側に、他端をソーラセルと回路基板を接続するコイルバネの回路基板上の接続端子に接続することで実現可能である。このとき使用するコンデンサの容量は、使用する周波数が通過できる性能を持たなければならない。(2.4GHzの場合、数pF〜100pF程度)
図9(d)では非導電性発電パネル基材44上に発電電極42を形成することで構成された発電パネルの下部に平面アンテナ45を別部材として配置している。この方法をとることで、アンテナの形状を比較的自由に選択することが可能になる。
発電パネル基材上に形成された導電部材をアンテナとして使用する場合、その形状は、
発電性能や、外観などその部材の本来の目的の制約から自由な形状を取ることができない。
本実施例のように、別部材で構成し更に外観上も見えない位置に配置することで、アンテナ形状は制約を受けずにアンテナ性能に特化した自由な形状を選択することが可能となる。
平面アンテナは、上記の例に限らず、例えば、文字板の下に、文字板とは別体のアンテナ専用の部品を配置しても良い。
図10〜14を用いて、平面アンテナの接地点の接続構造の変形例を説明する。
図10は、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を示す図である。
図10では、時計が日車67で日付を表示可能に構成されている。そして、日車押さえ57により、日車67を押えている。日車67は環状の円板であり、日車押さえ57は、その中心部分に配置されている。
そして、導電性のねじチューブ52の一端を回路基板53にねじ54で固定し、他端をねじ54で固定するとともに、ねじ54とネジチューブ52の他端の間、及び、ねじ54と地板51の間でステンレス等の金属製の日車押さえ57を挟み、日車押さえ57もねじ54で固定している。
回路基板53のGNDパターンとねじチューブ52は電気的に接続され、さらに、日車押さえ57も、これらに電気的に接続されている。この日車押さえ57にバネ部材として機能するアンテナ接地部58を設けて、その箇所を平面アンテナ55に接触させ、接地点18としている。
なお、日車67は、外周部分が給電点17よりも時計の中心側に位置し、給電点17とは平面的に重ならないように配置されている。
この変形例では、日付を表示する日車の例で説明したが、表示する情報は日付に限らず、同じ構造で異なる情報を表示する表示部材にも適用が可能である。
次に図11(a)における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を説明する。時計針の回転軸に秒車61、二番車62、筒車59が配置され、中受63が秒車61の軸を受けている。導電性のねじチューブ52の一端を回路基板53にねじ54で固定し、他端を地板51にねじ54で固定するとともに、ねじ54と地板51の間にステンレス等の金属製の筒車押さえ60を挟み込んで、筒車押さえ60を固定することで、筒車59を固定している。回路基板53のGNDパターンとねじチューブ52は電気的に接続され、さらに、筒車押さえ60も、これらに電気的に接続されている。筒車押さえ60にバネ部材として機能するアンテナ接地部64を設けて、平面アンテナ55に接触させることでその箇所を接地点18としている。
図11(b)に、前記筒車押さえ60と筒車59、ねじ54の平面図を示す。筒車押さえ60は、筒車押さえ部65とアンテナ接地部64を備え、ねじ54でねじチューブに固定されている。筒車押さえ部65は筒車59を押さえて、アンテナ接地部64は、その先端近傍の曲げられた部分で平面アンテナを接地する。このように既存部品の形状を変更して、アンテナ接地部を設けることで部品点数を増加させずに平面アンテナの接地が可能となる。特に、筒車押さえ60は、通常、時計中心に配置される部品であるため、アンテナ接地部64を設けることにより、簡単に平面アンテナ55の中央付近を接地することができる。
次に図12(a)における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を説明する。図11(a)と同じ構成については省略する。
この変形例では、ソーラーセル68を固定するソーラーセル受け板55を平面アンテアと
して用いている。そして、ソーラセル受け板55に接地用バネ部55aを設けて、筒車押さえ60に接触させることでその箇所を接地点18としている。
図12(b)に、ソーラセル受け板55の平面図を示す。ソーラセル受け板は55は、接地用バネ部55aを備え、これを曲げることで、ソーラセル受け板55の下方向にある筒車押さえ部60と接触して電気的に接続ができるようになっている。このような方法で、簡単に平面アンテナ55の中央付近を接地することができる。
図13〜図15における、平面アンテナの接地点への接続構造の変形例を説明する。
図13〜図15では、平面アンテナ75に突起部78を設け、その突起部78を介して接地する方法を示している。図13では、平面アンテナ75に設けられた突起部78を地板71に開けた貫通穴を通して回路基板73に接触させ、ねじ74を用いて回路基板73のGNDパターンに接続固定している。スペーサー77は、地板71に対して回路基板73を所定の間隔で保持している部品である。この場合は、突起部78の部分が接地点である。
図14では、アンテナ接地用の突起部78を、直接ねじで止めるのではなく、アンテナ接地ばね76を回路基板73にねじ74で固定し、アンテナ接地ばね76を回路基板73のGNDパターンと突起部78とに接続することで、平面アンテナ75をGNDに接地している。これにより、地板71に対して所定の間隔で回路基板73配置するためスペーサー72を設け、このスペーサー72にねじ74を取り付けている。図15では、突起部78に対してねじ74の頭部に形成した接続部74aを利用して、突起部78を回路基板73のGNDパターンに接続して平面アンテナ75を接地している。スペーサー72は、図14と同様である。本実施例では平面アンテナ75と接地用の突起部78が一体構成となっているが、別体でも支障はなく一体構成に限定したものではない。
図16は、平面アンテナのアンテナ形状の変形例を説明する図である。
図16に平面アンテナの形状例を示す。また、形状には円形、矩形、多角形、複数の枝部を有し前記枝部が放射状に伸びる形が考えられるが、本発明の適用は特定の形状に対するものではない。さらに円形や矩形、多角形であっても、内部にスリットなどの開口部を設けて指向性や利得を改善したりするなどの方法をとることも可能である。
本実施例ではムーブメント形状を円形の場合を想定しており、外周部の点線2aはムーブメントの外周を示しているが、ムーブメント形状が円形にかぎったものではない。図16(a)は、平面アンテナ13aが、ムーブメントの外周と同じ円形で、内側に収まる大きさにしている。本実施例は、ムーブメント外周2aが円形であるため、それに合わせて平面アンテナの形状も円形とした例である。
図16(b)は平面アンテナ13aの形状をムーブメント外周2aに内接する四角形とする例である。ムーブメント外周に対して平面アンテナ13aの外周は、製造上のクリアランスが必要であるため、ここで言う内接とは、隙間無く接触しているという意味ではなく、平面アンテナ13bの各頂点とムーブメント外周部には多少の隙間を設けている。本実施例ではムーブメント外周2aが円形であるため、平面アンテナの形状が四角形になっているが、ムーブメント形状が四角形の場合には、平面アンテナの形は四角形に内接する円形又は楕円形としても良い。
図16(c)は、平面アンテナ13cの形状をムーブメント外周2aに内接する多角形とする例であり、図16(c)で示したのは八角形の例である。
図16(d)は、平面アンテナ13dが、複数の枝部13d1を持ち、枝部13d1が放射状に延びる形である。枝部13d1の数や長さについて特に限定するものではなく、必要とされる指向性パターン、ゲインなどのアンテナ性能によって選択されるべきである。
図16(e)は、平面アンテナ13eの内側部分にスリット13s1を設けた例である。スリット13s1を設け、スリットの一方の辺に給電点17を、他方の辺に接地点18を配置することで、スリットであるアンテナ開口部に電界が生じて、その部分から電磁波を放射し、アンテナとして働くことが知られている。スリット13s1の端に近いの部分に給電点を設け、他辺の中央付近に接地点を設けることでスリット部分をアンテナとして機能させる効果が期待できる。
図16(f)は、図16(e)のスリット形状を改良した例である。スリット13s2を複雑な形状にして、その外周部の長さを増やすことで、平面アンテナ13fのゲインを上げることができるため、(e)に比べて同一周波数の通信で比較するとアンテナの小型化を図ることが可能である。
尚、平面アンテナ13a〜13dでは、中央付近に指針軸のための貫通孔が形成されるが、図示を省略する。
10 通信回路
11 ケース
12 ベゼル
13、55、75 平面アンテナ
15 回路基板
16 アンテナ接続部材
17 給電点
18 接地点
19 裏蓋
24 輪列
25 機構部品
51 地板
52 ネジチューブ
55a 接地用バネ部
56 バネ
57 日車押さえ
67 日車
58、64 アンテナ接地部
59 筒車
60 筒車押さえ

Claims (7)

  1. 時刻又は日付に関する情報を表示する表示部材と、
    該表示部材を駆動するモータと、
    該モータの動力を前記表示部材に伝達する輪列と、
    給電点と接地点とを有する平面アンテナと、
    該平面アンテナの前記給電点に接続される通信回路と、
    少なくとも一方に開口部を設けて筒状に形成された金属製の外装部材と、を有し、
    前記平面アンテナを、電波の受信面又は電波の放射面が前記外装部材の前記開口部の外側に向くように配置し、
    前記輪列を含む可動部品と前記モータと前記通信回路とを前記外装部材と前記平面アンテナに囲まれた空間に収納し、
    前記接地点と前記外装部材との最短距離が、前記給電点と前記外装部材との最短距離よりも長くなるとともに、前記開口部の平面視で、前記給電点が前記モータと前記可動部品とに重ならないように、前記給電点と前記接地点とを配置したことを特徴とする通信機能付きの時計。
  2. 前記通信機能付きの時計は、さらに、前記表示部材を操作するための操作部材を有し、
    前記可動部品は、さらに、前記操作部材の操作を前記表示部材に伝えるための機構部品を含み、
    前記開口部の平面視で、前記機構部品に重ならないように、前記給電点を配置したことを特徴とする請求項1に記載の通信機能付きの時計。
  3. 前記通信機能付きの時計は、さらに、前記通信回路を実装する回路基板を有し、
    該回路基板を、前記可動部品を挟んで前記平面アンテナとは反対側に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信機能付きの時計。
  4. 前記通信機能付きの時計は、さらに、前記接地点に接続されるバネ部材と、該バネ部材と前記回路基板とを接続する接続部材とを有することを特徴とする請求項3に記載の通信機能付きの時計。
  5. 前記表示部材は、環状の円板部材を含み、
    前記通信機能付きの時計は、さらに、前記環状の円板部材の中心部に配置されて該環状の円板部材を押える押さえ部材を有し、
    前記バネ部材を、前記押さえ部材に形成した
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信機能付きの時計。
  6. 前記輪列は、さらに、筒車を含み、前記通信機能付きの時計は、さらに、前記筒車を押える金属製の筒車押さえを有し、
    前記バネ部材を、前記筒車押さえに形成したことを特徴とする請求項4に記載の通信機能付きの時計。
  7. 前記通信機能付きの時計は、さらに、ソーラーセルと金属製のソーラーセル受け板とを有し、
    前記バネ部材を、前記ソーラーセル受け板に形成し、
    該ソーラーセル受け板を前記平面アンテナに利用したことを特徴とする請求項4に記載の通信機能付きの時計。
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