JPS5849670Y2 - 電気機器のケ−ス構造 - Google Patents

電気機器のケ−ス構造

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Publication number
JPS5849670Y2
JPS5849670Y2 JP2319979U JP2319979U JPS5849670Y2 JP S5849670 Y2 JPS5849670 Y2 JP S5849670Y2 JP 2319979 U JP2319979 U JP 2319979U JP 2319979 U JP2319979 U JP 2319979U JP S5849670 Y2 JPS5849670 Y2 JP S5849670Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
hole
fitted
inner case
locking piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP2319979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55124887U (ja
Inventor
久之 田中
敏明 田中
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器のケース構造、特に金属材料よりなる
上下のケース部材を突合わせて構成するケース構造に関
し、その目的とするところは上下のケース部材を突合わ
せ部に生じる隙間と段差の不均衡を少なくし、しかも組
立工数を少なくした電気機器のケース構造を提供するに
ある。
近年小形電子時計、小形電卓等のケースは安価であるこ
と、任意の形状が得やすいこと等によりプラスチック材
料により形成されることが一般的である。
またケースの材質によって高級感、重厚感を与えたい場
合には金属材料を用い金メッキ等の表面処理を施すこと
もしばしば行われている。
本考案は金属材料を用いたケース構造に関するものでそ
の従来例を第1図に示す。
図において19口は開口縁を突合わせてケースを構成す
る金属材料製の上ケースと下ケースで下ケース口は突合
わせている開口縁相互の段差を少なくするため、その口
縁から内方へL形に折曲形成された複数の嵌合片ハと、
下面に少なくとも2個の通し孔二、ことを設けである。
ホはプラスチックの如き絶縁材料製の中ケースで回路装
置(図示せず)を装着するとともに下ケース口を螺着す
るため通し孔二、二に対応して立設せる螺着部へ、へを
有しており、上ケースイの裏面に中ケースホを接着固定
した後下ケースロを突合わせ、ねじト、トを通し孔二、
二より螺着部へ、へに螺合している。
このようなケース構造では上下ケース19口の突合わせ
部に生じる隙間と段差の不均衡を少なくすることが商品
価値わ高める上で重要であるので、従来例においては上
下ケース45口のそり等によって生じる隙間の不均衡を
少なくするために少なくとも2個所でねじト、トを締付
け、一方段差の不均衡を少なくするために複雑に折曲形
成した嵌合片ハの寸法を高精度に維持するようにしてい
た。
本考案は上記事由に鑑みてなされたものである。
以下本考案の実施例を第2図乃至第4図を参照して説明
する。
第2図は液晶表示式小形水晶時計で金属材料よりなる上
ケース1、下ケース2とこれらの一部を切欠して設けた
電池着脱用開口部を塞ぐ電池蓋3とでケースを構成して
いる。
第3図はケースを構成する主要部を分解して示すもので
上ケース1は開口縁4を有する箱状をなし前面5の一部
に表示窓6と周側壁の2面7,8に及ぶ電池着脱用の切
欠部9を設けである。
10は例えばプラスチックの如き絶縁材料よりなる中ケ
ースで上下ケース1,2の内側で嵌合されるとともに開
口縁11を有する箱状をなし、前面12に前記表示窓6
と対応する窓13と、上ケース1に嵌着したとき開口縁
4より突出する口縁部側壁14に下ケース2の板厚と略
同等巾の係合孔15.15を設け、その係合孔15,1
5と対応して下ケース2を取着するための螺着部16を
形成しである。
下ケース2は開口縁17を有する箱状をなし、周側壁の
2面18゜19及び背面20に及ぶ・電池着脱用の切欠
部21と、背面20の端部22から略板厚だけ内方へ沈
み取付ねじ23の通し孔24を有する取着片25と、取
着片25の部側の周側壁26に前記係止孔15,15に
対応して内方に突出する係止片27.27とを形成しで
ある。
電池蓋3は上下ケース1,2の切欠部9,21を塞ぐと
ともに下ケース2の背面20の内方で重合し、しかも内
蔵された取着ばね(図示せず)と係合する保合片28を
有する形状をなしている。
しかして上ケース1の前面5内側に回路装置を装着した
中ケース10を例えば接着等により嵌着し、中ケース1
0に下ケース2を嵌合するとともに係止片27.27を
係合孔15,15に挿着して取付ねじ23を通し孔24
より螺着部16に螺合し、さらに電池蓋3を装着するこ
とによって第4図の如くケースが構成されるのである。
かかる構成にあっては上下ケース1,2のそり等によっ
て生じる突合わせ部の隙間の不均衡については係止片2
7と係合孔15の係止部分とこれに対応する取付ねじ2
3で螺合した螺着部分とで吸収し、また段差の不均衡に
ついては上下ケース1,2が中ケース10と嵌合してい
るので、従来例のように複雑に折曲形成した嵌合片を設
けることなく吸収できるのである。
しかも取付ねじ23は電池蓋3が重合して隠されるので
より商品価値を高められる。
なお本考案はその実施例においてケースを構成する主要
部として電池蓋3があるものを説明したが、これは必須
のものでなく電池の着脱を要しない電気機器のケース構
造にも適用できるものであり、従ってその場合、取付ね
じ23の通し孔24は下ケースの背面29上に設ければ
よく、また各ケース1.2.10はいずれも開口縁4,
17.11を有する箱状をなしているが回路装置等を装
着するための装着部、あるいは表示装置や操作部材のた
めの開口部等は適宜形成できるものである。
本考案は開口縁を突合わせる2個の金属材料製の上下ケ
ースと上下ケースを結合する絶縁材料製の中ケースとよ
りなる電気機器のケースにおいて、前記中ケースは回路
装置を装着するとともに上ケースに嵌着ししかも上ケー
スの開口縁より突出する口縁部側壁に保合孔を設け、そ
の保合孔と対応して螺着部を形成し、前記下ケースは前
記係合孔及び螺着部に対応して口縁より内方に突出する
係止片と背面上に通し孔とを設け、前記中ケースに嵌合
するとともに前記係止片を前記保合孔に挿着し取付ねじ
を通し孔より螺着部に螺合させたので、取付ねじの螺着
は1個所で行うだけで、しかも従来のように複雑に新曲
形成した嵌合片を設けることなく、上下ケースと中ケー
スとの嵌合によって上下ケースの突合わせ部に生じる隙
間と段差の均衡を少なくし、しかも組立工数を少なくし
た電気機器のケース構造を提供でき、さらに中ケースの
周側壁が隙間を遮蔽して機器内部が見えるのを防ぎ、し
かも上ケースを打抜き加工で形成する場合、内方へ突出
する係止片が一側壁にあるだけなので材料ロスを改善で
きる効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図乃至第4図は本考
案の実施例を示し第2図は水晶時計の斜視図、第3図は
主要部の分解斜視図、第4図は断面正面図である。 1・・・・・・上ケース、2・・・・・・下ケース、1
0・・・・・・中ケース、23・・・・・・取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口縁を突合わせる2個の金属材料製の上下ケースと、
    上下ケースを結合する絶縁材料製の中ケースとよりなる
    電気機器のケースにおいて、前記中ケースは回路装置を
    装着するとともに上ケースに嵌着ししかも上ケースの開
    口縁より突出する口縁部側壁に係合孔を設け、その保合
    孔と対応して螺着部を形成し、前記下ケースは前記係合
    孔及び螺着部に対応して口縁より内方に突出する係止片
    と表面上に通し孔とを設け、前記中ケースに嵌合すると
    ともに前記係止片を前記保合孔に挿着し取付ねじを通し
    孔より螺着部に螺合させてなる電気機器のケース構造。
JP2319979U 1979-02-23 1979-02-23 電気機器のケ−ス構造 Expired JPS5849670Y2 (ja)

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JP2319979U JPS5849670Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 電気機器のケ−ス構造

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JP2319979U JPS5849670Y2 (ja) 1979-02-23 1979-02-23 電気機器のケ−ス構造

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Publication Number Publication Date
JPS55124887U JPS55124887U (ja) 1980-09-04
JPS5849670Y2 true JPS5849670Y2 (ja) 1983-11-12

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ID=28859363

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JPS55124887U (ja) 1980-09-04

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