JPH0216302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216302Y2 JPH0216302Y2 JP1983116352U JP11635283U JPH0216302Y2 JP H0216302 Y2 JPH0216302 Y2 JP H0216302Y2 JP 1983116352 U JP1983116352 U JP 1983116352U JP 11635283 U JP11635283 U JP 11635283U JP H0216302 Y2 JPH0216302 Y2 JP H0216302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- screw hole
- glass
- watch
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 23
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 9
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
この考案は腕時計の構造に関する。
[従来技術]
従来より、腕時計は薄型化が望まれているもの
であり、例えば実開昭56−138386号公報に記載さ
れている構造のものが知られている。即ち、腕時
計ケースの開口部の内壁面全面から延出形成され
た鍔部の内側に液晶表示装置を、上側の基板が鍔
部上面に位置し、下側の基板が鍔部と並列配置さ
れるように配置し、回路基板を上記鍔部に形成さ
れたビス孔にネジ止め固定すると共に、回路基板
下面に電池を配置する構造である。
であり、例えば実開昭56−138386号公報に記載さ
れている構造のものが知られている。即ち、腕時
計ケースの開口部の内壁面全面から延出形成され
た鍔部の内側に液晶表示装置を、上側の基板が鍔
部上面に位置し、下側の基板が鍔部と並列配置さ
れるように配置し、回路基板を上記鍔部に形成さ
れたビス孔にネジ止め固定すると共に、回路基板
下面に電池を配置する構造である。
[従来技術の問題点]
然して、上述した従来の構造にあつては鍔部内
側に液晶表示装置だけしか配置出来ないので、電
池は回路基板の下側に配置されることとなり、腕
時計自体が厚くなる欠点があつた。この欠点を解
消する為に、液晶表示装置を小さくし、鍔部内側
に、電池と液晶表示装置の両方を配置させること
も考えられる。然しながらこのような構成にする
と、液晶表示装置を小さくした為に液晶表示装置
の上側の基板が鍔部上面を覆うことが出来なくな
るので、ビス孔が時計ガラスを介して見えてしま
い外観が悪くなるといつた欠点があつた。
側に液晶表示装置だけしか配置出来ないので、電
池は回路基板の下側に配置されることとなり、腕
時計自体が厚くなる欠点があつた。この欠点を解
消する為に、液晶表示装置を小さくし、鍔部内側
に、電池と液晶表示装置の両方を配置させること
も考えられる。然しながらこのような構成にする
と、液晶表示装置を小さくした為に液晶表示装置
の上側の基板が鍔部上面を覆うことが出来なくな
るので、ビス孔が時計ガラスを介して見えてしま
い外観が悪くなるといつた欠点があつた。
また、ビス孔だけでなく、鍔部自体も外部から
見えてしまうという欠点もあり、これを防止する
為に時計ガラスは鍔部が見えないような小さなも
のを使用することとなり外観上好ましいものでは
なかつた。
見えてしまうという欠点もあり、これを防止する
為に時計ガラスは鍔部が見えないような小さなも
のを使用することとなり外観上好ましいものでは
なかつた。
[考案の目的]
この考案は、上述した事情を背景になされたも
ので、その目的とするところは、腕時計を薄型化
でき、かつ、時計ガラスを大きく見せて外観を良
好なものとした腕時計の構造を提供することにあ
る。
ので、その目的とするところは、腕時計を薄型化
でき、かつ、時計ガラスを大きく見せて外観を良
好なものとした腕時計の構造を提供することにあ
る。
[考案の要点]
この考案は、上述した目的を達成する為に、ビ
ス孔が形成された鍔部を腕時計ケース開口部の四
隅にのみ突出形成し、また、時計ガラスを取付け
る断面L字形パツキンの水平部分を上記四隅に形
成した鍔部上面まで延出形成させることによりビ
ス孔を覆うようにした点を要旨とするものであ
る。
ス孔が形成された鍔部を腕時計ケース開口部の四
隅にのみ突出形成し、また、時計ガラスを取付け
る断面L字形パツキンの水平部分を上記四隅に形
成した鍔部上面まで延出形成させることによりビ
ス孔を覆うようにした点を要旨とするものであ
る。
[実施例]
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。図中1は、腕時計ケース
で、その上面には矩形の開口部2が形成されてお
り、断面L字形状に形成されたガラスパツキン3
を介して時計ガラス4が圧入固定されている。こ
の場合、時計ガラス4は、時計ケース1の内壁面
から水平に延出形成された鍔部5の上面に、ガラ
スパツキン3の水平部3aを介して載置されてい
る。上記鍔部5は、時計ケース1内部の四隅に
夫々形成されており、そして、各鍔部5……に
は、その下面から上面に貫通するネジ孔5a……
が形成されている。なお、ガラスパツキン3は、
時計ガラス4を受ける水平部3aをネジ孔5aの
上部まで延出し、ネジ孔5aの上部をガラスパツ
キン3で覆うようになつている。而して、時計ケ
ース1の内部には、モジユール部品6が格納され
ている。
て具体的に説明する。図中1は、腕時計ケース
で、その上面には矩形の開口部2が形成されてお
り、断面L字形状に形成されたガラスパツキン3
を介して時計ガラス4が圧入固定されている。こ
の場合、時計ガラス4は、時計ケース1の内壁面
から水平に延出形成された鍔部5の上面に、ガラ
スパツキン3の水平部3aを介して載置されてい
る。上記鍔部5は、時計ケース1内部の四隅に
夫々形成されており、そして、各鍔部5……に
は、その下面から上面に貫通するネジ孔5a……
が形成されている。なお、ガラスパツキン3は、
時計ガラス4を受ける水平部3aをネジ孔5aの
上部まで延出し、ネジ孔5aの上部をガラスパツ
キン3で覆うようになつている。而して、時計ケ
ース1の内部には、モジユール部品6が格納され
ている。
モジユール部品6は、地板7上の回路基板8
と、この回路基板8上に載置されたハウジング9
と、このハウジング9内に収納固定され、インタ
コネクタ10を介して、回路基板8に電気的に接
続される表示パネル11等を組み立てた構成とな
つている。この場合、ハウジング9は、時計ケー
ス1の鍔部5の内側に、収納されている。また、
地板7および回路基板8は、モジユール部品6の
下部周縁部から鍔状に延出形成されており、この
延出部7a。8aには、鍔部5のネジ孔5aに対
向するネジ孔7b,8bが形成されている。而し
て、モジユール部品6は、地板7、回路基板8の
ネジ孔7b,8bから対応する鍔部5のネジ孔5
aに取り付けたネジ12によつて時計ケース1に
固定されている。
と、この回路基板8上に載置されたハウジング9
と、このハウジング9内に収納固定され、インタ
コネクタ10を介して、回路基板8に電気的に接
続される表示パネル11等を組み立てた構成とな
つている。この場合、ハウジング9は、時計ケー
ス1の鍔部5の内側に、収納されている。また、
地板7および回路基板8は、モジユール部品6の
下部周縁部から鍔状に延出形成されており、この
延出部7a。8aには、鍔部5のネジ孔5aに対
向するネジ孔7b,8bが形成されている。而し
て、モジユール部品6は、地板7、回路基板8の
ネジ孔7b,8bから対応する鍔部5のネジ孔5
aに取り付けたネジ12によつて時計ケース1に
固定されている。
なお、13は裏蓋で、時計ケース1の下面にネ
ジ14で固定される。
ジ14で固定される。
第2図は、腕時計の各構成部品をその組み立て
る順序にしたがつて、分解した状態を示してい
る。すなわち、腕時計を組み立てるには、時計ケ
ース1の裏面側からその内部に、ハウジング9、
表示パネル11、インタコネクタ10、電池用マ
イナス電極板15、回路基板8、地板7を順次収
納した後、ネジ12を地板7のネジ孔7bから回
路基板8のネジ孔8bを介して鍔部5のネジ孔5
aにねじ込み、モジユール部品6を時計ケース1
に取り付ける。しかる後、電池17を装着した
後、裏蓋13をネジ止めする。この場合、電池1
6は、ハウジング9の電池装着部9aに、絶縁シ
ート17を介して取り付けられる。また、地板7
の裏蓋13側の面には、絶縁シート18が貼り付
けられる。
る順序にしたがつて、分解した状態を示してい
る。すなわち、腕時計を組み立てるには、時計ケ
ース1の裏面側からその内部に、ハウジング9、
表示パネル11、インタコネクタ10、電池用マ
イナス電極板15、回路基板8、地板7を順次収
納した後、ネジ12を地板7のネジ孔7bから回
路基板8のネジ孔8bを介して鍔部5のネジ孔5
aにねじ込み、モジユール部品6を時計ケース1
に取り付ける。しかる後、電池17を装着した
後、裏蓋13をネジ止めする。この場合、電池1
6は、ハウジング9の電池装着部9aに、絶縁シ
ート17を介して取り付けられる。また、地板7
の裏蓋13側の面には、絶縁シート18が貼り付
けられる。
このように、本実施例によれば、時計ガラス4
を受ける鍔部5をほぼ矩形の開口部2の四隅にの
み突出形成したので、開口部2の開口を大きく出
来て、電池を液晶表示装置と共に開口に配置出来
るばかりか、鍔部5にその下面から上面に貫通す
るネジ孔5aを形成することにより、モジユール
部品6の取付部を鍔部5に設けるように構成した
から、時計ケース1をその外側方向に張り出さな
くとも、十分な強度が得られるため、ケースの小
型化が可能となる。この結果、時計ケース1の上
面を小さくすることができるので、時計ガラス4
を相対的に大きく見せることができ、外観上好ま
しいものとなる。
を受ける鍔部5をほぼ矩形の開口部2の四隅にの
み突出形成したので、開口部2の開口を大きく出
来て、電池を液晶表示装置と共に開口に配置出来
るばかりか、鍔部5にその下面から上面に貫通す
るネジ孔5aを形成することにより、モジユール
部品6の取付部を鍔部5に設けるように構成した
から、時計ケース1をその外側方向に張り出さな
くとも、十分な強度が得られるため、ケースの小
型化が可能となる。この結果、時計ケース1の上
面を小さくすることができるので、時計ガラス4
を相対的に大きく見せることができ、外観上好ま
しいものとなる。
また、鍔部5の上面に載置されたガラスパツキ
ン3の水平部3aでネジ孔5aの上部を覆うよう
にしたから、外部からネジ孔5aが見えるのを防
止出来る。またガラスパツキン3はネジ孔5aの
蓋の役目をし、この結果、ネジ孔5aにネジ12
をねじ込む際に、発生する切粉や、ゴミがネジ孔
5aから時計ガラス4側に抜け出して、モジユー
ル部品6に、支障を与えることを確実に防止でき
る。
ン3の水平部3aでネジ孔5aの上部を覆うよう
にしたから、外部からネジ孔5aが見えるのを防
止出来る。またガラスパツキン3はネジ孔5aの
蓋の役目をし、この結果、ネジ孔5aにネジ12
をねじ込む際に、発生する切粉や、ゴミがネジ孔
5aから時計ガラス4側に抜け出して、モジユー
ル部品6に、支障を与えることを確実に防止でき
る。
[考案の効果]
この考案は、以上詳細に説明したように、時計
ケースの上面開口部に圧入された時計ガラスを受
ける鍔部を開口部の四隅にのみ設け、この鍔部に
下面から上面に貫通するネジ孔を形成し、鍔部内
部に電池及び液晶表示装置を配置すると共に回路
基板を上記鍔部のネジ孔にネジで取り付けたの
で、時計ケースの薄型化が可能であると共に、そ
れに伴なつて、時計ガラスを大きく見せることが
でき、また、ガラスパツキンによつて鍔部のネジ
孔を覆うようにしたので外観上好ましいものとな
る。
ケースの上面開口部に圧入された時計ガラスを受
ける鍔部を開口部の四隅にのみ設け、この鍔部に
下面から上面に貫通するネジ孔を形成し、鍔部内
部に電池及び液晶表示装置を配置すると共に回路
基板を上記鍔部のネジ孔にネジで取り付けたの
で、時計ケースの薄型化が可能であると共に、そ
れに伴なつて、時計ガラスを大きく見せることが
でき、また、ガラスパツキンによつて鍔部のネジ
孔を覆うようにしたので外観上好ましいものとな
る。
図面は、この考案の一実施例を示し、第1図は
概略断面図、第2図は分解斜視図である。 1……時計ケース、2……上面開口部、3……
パツキン、4……時計ガラス、5……鍔部、5a
……ネジ孔、6……モジユール部品、7b,8b
……ネジ孔、12……ネジ。
概略断面図、第2図は分解斜視図である。 1……時計ケース、2……上面開口部、3……
パツキン、4……時計ガラス、5……鍔部、5a
……ネジ孔、6……モジユール部品、7b,8b
……ネジ孔、12……ネジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 矩形の開口部2を有しこの開口部2の四隅夫々
に上面から下面に貫通するネジ孔5aを有する鍔
部5が夫々突出形成された腕時計ケース1と、 液晶表示装置11及び電池16を収納し且つ前
記腕時計ケース1の前記開口部2に前記鍔部5と
並列的に配置される収納部材9と、 前記腕時計ケース1の前記鍔部5の下面に配置
される回路基板8と、 この回路基板8を前記鍔部5のネジ孔5aとの
間で取付固定するネジ部材12と、 断面L字状に形成され水平部3aが前記鍔部5
の上面のネジ孔5aを覆うように延出形成された
ガラスパツキン3と、 このガラスパツキン3を介して前記鍔部5上に
取付けられる時計ガラス4と を具備してなる腕時計の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11635283U JPS6025990U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 腕時計の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11635283U JPS6025990U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 腕時計の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025990U JPS6025990U (ja) | 1985-02-21 |
JPH0216302Y2 true JPH0216302Y2 (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=30268247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11635283U Granted JPS6025990U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 腕時計の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025990U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56138386U (ja) * | 1980-03-19 | 1981-10-20 |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11635283U patent/JPS6025990U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6025990U (ja) | 1985-02-21 |
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