JPH0216303Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216303Y2 JPH0216303Y2 JP1983130572U JP13057283U JPH0216303Y2 JP H0216303 Y2 JPH0216303 Y2 JP H0216303Y2 JP 1983130572 U JP1983130572 U JP 1983130572U JP 13057283 U JP13057283 U JP 13057283U JP H0216303 Y2 JPH0216303 Y2 JP H0216303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- watch case
- screw hole
- screw
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、時計ケースが比較的錆び易い材料で
作られている時計の裏蓋固定構造に関するもので
ある。
作られている時計の裏蓋固定構造に関するもので
ある。
時計ケースに(O)リングを介して裏蓋を装着
することにより、内部への液浸入を防止した構造
はよく知られている。この場合、時計ケースが比
較的錆び易い亜鉛合金材料などで作られていて、
しかも、裏蓋がビスで上記時計ケースに固定され
ているような場合には、裏蓋と時計ケースとの隙
間から水あるいは汗が浸入して、上記時計ケース
のビス止め孔に入り、これを腐蝕させる場合があ
る。このために、上記時計ケースが上記ビス止め
孔内から腐蝕を進行し、ケース内側まで抜けてし
まつたり、裏蓋と時計ケースとの接合部で腐蝕が
進行し、外観を損なうという問題があつた。とく
に、ビス止め孔内の腐蝕が烈しいと、ビスが抜け
るという虞れもあつた。
することにより、内部への液浸入を防止した構造
はよく知られている。この場合、時計ケースが比
較的錆び易い亜鉛合金材料などで作られていて、
しかも、裏蓋がビスで上記時計ケースに固定され
ているような場合には、裏蓋と時計ケースとの隙
間から水あるいは汗が浸入して、上記時計ケース
のビス止め孔に入り、これを腐蝕させる場合があ
る。このために、上記時計ケースが上記ビス止め
孔内から腐蝕を進行し、ケース内側まで抜けてし
まつたり、裏蓋と時計ケースとの接合部で腐蝕が
進行し、外観を損なうという問題があつた。とく
に、ビス止め孔内の腐蝕が烈しいと、ビスが抜け
るという虞れもあつた。
このような問題を解決する為に、従来では例え
ば実開昭49−6071号公報に記載されているように
時計ケースと裏ブタとの間に防水パツキンを配置
すると共に、更に、ビスの内側と外側に夫々錆付
防止用のリング状シートを配置することが考えら
ている。
ば実開昭49−6071号公報に記載されているように
時計ケースと裏ブタとの間に防水パツキンを配置
すると共に、更に、ビスの内側と外側に夫々錆付
防止用のリング状シートを配置することが考えら
ている。
しかしながら、上記公報の如き構成にあつて
は、時計ケースと裏ブタとの間に配置される防水
パツキン以外に錆付防止用のリング状シートを必
要とする為、部品点数が増えるばかりか組立作業
が面倒なものになる欠点があつた。また、ビス部
材の内側と外側に夫々リング状シートを配置する
為、時計ケースや裏蓋をこのリング状シートに合
わせた形状にしなければならず時計自体が大きく
なつてしまう欠点があつた。
は、時計ケースと裏ブタとの間に配置される防水
パツキン以外に錆付防止用のリング状シートを必
要とする為、部品点数が増えるばかりか組立作業
が面倒なものになる欠点があつた。また、ビス部
材の内側と外側に夫々リング状シートを配置する
為、時計ケースや裏蓋をこのリング状シートに合
わせた形状にしなければならず時計自体が大きく
なつてしまう欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところはビス止め孔への水あ
るいは汗の浸入を防止し、ビス止め孔内での腐蝕
あるいは時計ケースと裏蓋との接合部での腐蝕を
防止する構造を、極めて簡単な構造で実現出来、
部品点数、作業性を向上させると共に時計自体の
小型化が計れる時計の裏蓋固定構造を提供しよう
とするものである。
で、その目的とするところはビス止め孔への水あ
るいは汗の浸入を防止し、ビス止め孔内での腐蝕
あるいは時計ケースと裏蓋との接合部での腐蝕を
防止する構造を、極めて簡単な構造で実現出来、
部品点数、作業性を向上させると共に時計自体の
小型化が計れる時計の裏蓋固定構造を提供しよう
とするものである。
本考案は、上述した目的を達成するために、防
水リングの外側に、ビス止め孔に対応させてビス
止め孔への防水を行なうシート部を一体形成する
と共に、上記シート部はビス止め孔の存在する箇
所のみ防水リングから突出形成させた点を要旨と
するものである。
水リングの外側に、ビス止め孔に対応させてビス
止め孔への防水を行なうシート部を一体形成する
と共に、上記シート部はビス止め孔の存在する箇
所のみ防水リングから突出形成させた点を要旨と
するものである。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図において、符号1は、亜鉛合金
などで作られた時計ケースであり、上面に形成し
た窓部1aには、内側フランジ1b支えられた状
態で、時計ガラス2がパツキング3を介して装着
されている。上記時計ケース1内には、上部ハウ
ジング4および下部ハウジング5を組合わせた時
計モジユールが下側から挿入され、裏蓋6の装着
で内部に収容保持されるようになつている。
的に説明する。図において、符号1は、亜鉛合金
などで作られた時計ケースであり、上面に形成し
た窓部1aには、内側フランジ1b支えられた状
態で、時計ガラス2がパツキング3を介して装着
されている。上記時計ケース1内には、上部ハウ
ジング4および下部ハウジング5を組合わせた時
計モジユールが下側から挿入され、裏蓋6の装着
で内部に収容保持されるようになつている。
上記上部ハウジング4には、その上辺に内側フ
ランジ4aが形成されていて、上記上部フランジ
4内に挿入された液晶表示パネル7はその周辺部
を上記内側フランジ4aの下面に当接している。
ランジ4aが形成されていて、上記上部フランジ
4内に挿入された液晶表示パネル7はその周辺部
を上記内側フランジ4aの下面に当接している。
上記上部ハウジング4と上記下部ハウジング5
との間には、LSIを装着した回路基板8が挟持さ
れており、上記液晶表示パネル7と上記回路基板
8との間には、公知のようにインタコネクタ9が
介装されていて、上記液晶表示パネル7の電極部
と上記回路基板8の電極部とを電気的に接続して
いる。
との間には、LSIを装着した回路基板8が挟持さ
れており、上記液晶表示パネル7と上記回路基板
8との間には、公知のようにインタコネクタ9が
介装されていて、上記液晶表示パネル7の電極部
と上記回路基板8の電極部とを電気的に接続して
いる。
上記裏蓋6の内側周辺部6aには溝10が形成
してあり、これには0リング11が嵌挿してあつ
て、裏蓋6を時計ケース1に固定する時、時計ケ
ース1の周辺部に液密に接触するようにしてあ
る。上記裏蓋6には、その四隅に位置して取付け
てなるフランジ6bが形成してあり、ここにはビ
ス孔12が突設されている。このビス孔12に対
向して、上記時計ケース1にはビス止め孔13が
形成されてあり、このビス止め孔13内には、内
側に螺刻を切つた短管14が圧入されている。ま
た、上記フランジ6bと時計ケース1との間に位
置して、上記ビス孔12に対向する孔15を形成
したゴムシート部16が上記0リング11と一体
に形成されている。そして、上記ビス孔12、孔
15を介して短管14内にビス17を螺合するこ
とで、裏蓋6を時計ケース1に装着固定すると、
ゴムシート部16は、フランジ6bと時計ケース
1との間隙を埋め、挟圧された状態となつて、上
記間隙からビス止め孔13への水あるいは汗の浸
入を防止する。
してあり、これには0リング11が嵌挿してあつ
て、裏蓋6を時計ケース1に固定する時、時計ケ
ース1の周辺部に液密に接触するようにしてあ
る。上記裏蓋6には、その四隅に位置して取付け
てなるフランジ6bが形成してあり、ここにはビ
ス孔12が突設されている。このビス孔12に対
向して、上記時計ケース1にはビス止め孔13が
形成されてあり、このビス止め孔13内には、内
側に螺刻を切つた短管14が圧入されている。ま
た、上記フランジ6bと時計ケース1との間に位
置して、上記ビス孔12に対向する孔15を形成
したゴムシート部16が上記0リング11と一体
に形成されている。そして、上記ビス孔12、孔
15を介して短管14内にビス17を螺合するこ
とで、裏蓋6を時計ケース1に装着固定すると、
ゴムシート部16は、フランジ6bと時計ケース
1との間隙を埋め、挟圧された状態となつて、上
記間隙からビス止め孔13への水あるいは汗の浸
入を防止する。
なお、この実施例では、ビス17を螺合するに
当り、ビス孔12内に接着剤などのパテ18を充
填し、ここからのシーリングを達成している。
当り、ビス孔12内に接着剤などのパテ18を充
填し、ここからのシーリングを達成している。
本考案は、以上詳述したように、時計ケースに
0リングを介して裏蓋を装着し、上記時計ケース
に裏蓋をビス止めするものにおいて、上記0リン
グより外側にゴムシート部を一体に形成し、上記
ゴムシート部を貫通して上記時計ケースに上記裏
蓋をビス止めするように構成したので、ビス止め
孔周辺において上記時計ケースと裏蓋との間には
隙間がなく、上記ゴムシート部で埋められている
ために水や汗の浸入が防止できる。したがつて、
時計ケースと裏蓋との接合部においてあるいはビ
ス止め孔内において腐蝕が進行されるおそれがな
く、機械構造的に耐腐蝕性を向上できる。
0リングを介して裏蓋を装着し、上記時計ケース
に裏蓋をビス止めするものにおいて、上記0リン
グより外側にゴムシート部を一体に形成し、上記
ゴムシート部を貫通して上記時計ケースに上記裏
蓋をビス止めするように構成したので、ビス止め
孔周辺において上記時計ケースと裏蓋との間には
隙間がなく、上記ゴムシート部で埋められている
ために水や汗の浸入が防止できる。したがつて、
時計ケースと裏蓋との接合部においてあるいはビ
ス止め孔内において腐蝕が進行されるおそれがな
く、機械構造的に耐腐蝕性を向上できる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、
第2図は要部の拡大縦断面図、第3図は0リング
およびこれと一体のゴムシート部を示す正面図で
ある。 1……時計ケース、1a……窓部、1b……内
側フランジ、2……時計ガラス、3……パツキン
グ、4……上部ハウジング、4a……内側フラン
ジ、5……下部ハウジング、6……裏蓋、6a…
…内側周辺部、6b……取付けフランジ、7……
液晶表示パネル、8……回路基板、9……インタ
コネクタ、10……溝、11……0リング、12
……ビス孔、13……ビス止め孔、14……短
管、15……孔、16……ゴムシート部、17…
…ビス、18……パテ。
第2図は要部の拡大縦断面図、第3図は0リング
およびこれと一体のゴムシート部を示す正面図で
ある。 1……時計ケース、1a……窓部、1b……内
側フランジ、2……時計ガラス、3……パツキン
グ、4……上部ハウジング、4a……内側フラン
ジ、5……下部ハウジング、6……裏蓋、6a…
…内側周辺部、6b……取付けフランジ、7……
液晶表示パネル、8……回路基板、9……インタ
コネクタ、10……溝、11……0リング、12
……ビス孔、13……ビス止め孔、14……短
管、15……孔、16……ゴムシート部、17…
…ビス、18……パテ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下部にビス止め孔13が形成された時計ケース
1と、 内周に溝10が設けられると共にこの溝10の
外側に前記ビス止め孔13に対向してビス孔12
が形成されたフランジ部6bが形成された裏蓋6
と、 この裏蓋6の前記溝10に嵌押される防水リン
グ部11及びこの防水リング部11の外側に突出
形成され前記ビス止め孔13に対向する孔15が
形成されたシート部16からなるゴムシート(第
3図)と、 このゴムシートの前記防水リング部11及び前
記シート部16が前記時計ケース1の下部と前記
裏蓋6との間で挟圧されるように前記裏蓋6のフ
ランジ部6bを前記ビス孔12及び前記孔15を
介して前記ビス止め孔13に取り付けるビス部材
17とを備えたことを特徴とする時計の裏蓋固定
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13057283U JPS6037883U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 時計の裏蓋固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13057283U JPS6037883U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 時計の裏蓋固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037883U JPS6037883U (ja) | 1985-03-15 |
JPH0216303Y2 true JPH0216303Y2 (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=30295482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13057283U Granted JPS6037883U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 時計の裏蓋固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037883U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001208875A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-03 | Mitsubishi Materials Corp | 腕時計の識別用タグ及びこれを内蔵した腕時計 |
JP2006030211A (ja) * | 2005-08-11 | 2006-02-02 | Mitsubishi Materials Corp | 腕時計の識別用タグ及びこれを内蔵した腕時計 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS496071U (ja) * | 1972-04-19 | 1974-01-19 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP13057283U patent/JPS6037883U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6037883U (ja) | 1985-03-15 |
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