JPH08298385A - 筐体の防水構造 - Google Patents

筐体の防水構造

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JPH08298385A
JPH08298385A JP10212595A JP10212595A JPH08298385A JP H08298385 A JPH08298385 A JP H08298385A JP 10212595 A JP10212595 A JP 10212595A JP 10212595 A JP10212595 A JP 10212595A JP H08298385 A JPH08298385 A JP H08298385A
Authority
JP
Japan
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housing
packing
lid
waterproof structure
panel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10212595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisamitsu Ozaki
久光 尾崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で蓋体との隙間からの浸水を防止
することができ、多少の浸水があっても実装部品に影響
を与えることがなく、しかも蓋体の着脱が容易で小型化
が可能な筐体の防水構造を提供する。 【構成】 筐体1に蓋体2をバネの復元力を利用して固
定するキャッチクリップ3と、筐体1の内周面にパッキ
ン6を装着するパッキン取付具5と、周面がパッキン6
に当接し端部が筐体開口の外方向に向けてL字状に折り
曲げられてなるパネル7と、蓋体2の内面に取り付けら
れ、パネル7よりやや大きく、端部が蓋体取付方向に向
けてL字状に折り曲げられてなるシールド板4とを具備
し、キャッチクリップ3により筐体1に蓋体2を固定し
たとき、シールド板4がパッキン6に圧接するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば屋外等で使用
する筐体の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外等で使用する電子機器の筐
体には、簡易な防水構造が要求される。従来のこの種の
構造としては、筐体と蓋体との接合面にそれぞれ鍔を形
成して防水シートを挟み、つまみねじによって締め付け
る構造が普及されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の筐体の防水構造では、つまみねじの取り付
けスペースが必要であり、電子部品搭載用のパネルに対
して筐体が大きくなり、小型化がしにくい構造であっ
た。また、ねじによって取り付けるため、蓋体の着脱が
容易でないという問題もあった。
【0004】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、簡単な構造で蓋体との隙間からの浸水を
防止することができ、多少の浸水があっても実装部品に
影響を与えることがなく、しかも蓋体の着脱が容易で小
型化が可能な筐体の防水構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、筐体と蓋体との間からの浸水を防止する
筐体の防水構造において、前記筐体に蓋体をバネの復元
力を利用して固定するキャッチクリップと、前記筐体の
内周面にパッキンを装着するパッキン装着手段と、周面
が前記パッキンに当接し端部が筐体開口の外方向に向け
てL字状に折り曲げられてなるパネルと、前記蓋体の内
面に取り付けられ、前記パネルよりやや大きく、端部が
蓋体取付方向に向けてL字状に折り曲げられてなるシー
ルド板とを具備し、前記キャッチクリップにより前記筐
体に前記蓋体を固定したとき、前記シールド板が前記パ
ッキンに圧接するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構造では、キャッチクリップにより筐体に
蓋体を固定することで、筐体を小さくすることができ、
しかも蓋体の着脱を容易に行えるようにしている。ま
た、シールド板がパッキンに圧接されるようにして、筐
体と蓋体との隙間からの浸水があっても、内部への浸水
を防止できるようにしている。さらに、パネルの端部を
折り曲げておくことで、多少の浸水が合ってもパネル表
面の部品に浸水しにくくなるようにしている。
【0007】
【実施例】以下、図1及び図2を参照してこの発明の一
実施例について詳細に説明する。尚、図1及び図2にお
いて、図3と同一部分には同一符号を付して示し、ここ
では異なる部分を中心に説明する。
【0008】図2はこの発明に係る筐体の防水構造を示
す外観斜視図である。図中1は筐体、2は蓋体、3はバ
ネの復元力を用いた固定金具(以下、キャッチクリップ
と称する)であり、筐体1に蓋体2をキャッチクリップ
3によって側面から2箇所で締め付けている。
【0009】図1はこの発明の防水構造の主要部の一例
を示す要部拡大断面図である。図中5は端部が互いに逆
方向にL字状に折り曲げられたパッキン取付具であり、
このパッキン取付具5は筐体1の内面全周に取り付けら
れる。このパッキン取付具5の段差部にはその高さに相
当する厚さを有するパッキン6が配置される。
【0010】また、パッキン取付具5の端面には端部が
L字状に折り曲げられた部品搭載用のパネル7が端面を
上にして突き当てられており、このパネル7はねじ8を
挿入孔6aに通すことでパッキン取付具5に取り付けら
れる。
【0011】一方、蓋体2の内面には、パネル7よりも
やや大きく、断面をコ字状とするシールド板4が端面を
下にして取り付けられ、蓋体2をキャッチクリップ3に
より筐体に取り付けたとき、シールド板4の端面がパッ
キン6に圧接されるようになっている。
【0012】すなわち、上記構造では、筐体1に蓋体2
をキャッチクリップ3によって取り付けると、蓋体2に
取り付いているシールド板4のシールド面4aがパッキ
ン6と適度に接触する。このため、筐体1と蓋体2の隙
間から浸水があっても、内部への浸水を防止することが
できる。万が一浸水したとしても、パネル7の端部を折
り曲げて防水用ひさしを形成しているので、直接パネル
面7aの部品に水がかかることを防止することができ
る。
【0013】したがって、上記構造によれば、筐体1と
蓋体2の取付方法をキャッチクリップ3にしたため、筐
体1を小さくすることができ、しかも従来のようにねじ
の位置合わせをする必要がなく、蓋体2の着脱を容易に
行うことができる。また、均一な力で蓋体2を取り付け
ることができるので、防水効果の向上が期待できる。さ
らに、シールド板4から多少の浸水が合っても、パネル
7の防止用ひさしの効果でパネル表面の部品に浸水しに
くくなるという利点もある。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡単な構造で蓋体との隙間からの浸水を防止することが
でき、多少の浸水があっても実装部品に影響を与えるこ
とがなく、しかも蓋体の着脱が容易で小型化が可能な筐
体の防水構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る筐体の防水構造の一実施例の要部
構成を拡大して示す断面図である。
【図2】同実施例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 蓋体 3 キャッチクリップ 4 シールド板 5 パッキン取付具 6 パッキン 7 パネル 8 ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と蓋体との間からの浸水を防止する
    筐体の防水構造において、 前記筐体に蓋体をバネの復元力を利用して固定するキャ
    ッチクリップと、 前記筐体の内周面にパッキンを装着するパッキン装着手
    段と、 周面が前記パッキンに当接し端部が筐体開口の外方向に
    向けてL字状に折り曲げられてなるパネルと、 前記蓋体の内面に取り付けられ、前記パネルよりやや大
    きく、端部が蓋体取付方向に向けてL字状に折り曲げら
    れてなるシールド板とを具備し、 前記キャッチクリップにより前記筐体に前記蓋体を固定
    したとき、前記シールド板が前記パッキンに圧接するよ
    うにしたことを特徴とする筐体の防水構造。
  2. 【請求項2】 前記パッキン装着手段は、両端がL字状
    に折り曲げられた治具を用いて、その端面を前記筐体の
    開口内周面に沿って取り付け、その段差部にパッキンを
    配置するようにしたことを特徴とする筐体の防水構造。
JP10212595A 1995-04-26 1995-04-26 筐体の防水構造 Withdrawn JPH08298385A (ja)

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