JPH07326881A - 筐体のシールド構造 - Google Patents
筐体のシールド構造Info
- Publication number
- JPH07326881A JPH07326881A JP11643294A JP11643294A JPH07326881A JP H07326881 A JPH07326881 A JP H07326881A JP 11643294 A JP11643294 A JP 11643294A JP 11643294 A JP11643294 A JP 11643294A JP H07326881 A JPH07326881 A JP H07326881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- chassis
- spring
- electrical contact
- elastic force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーのシャーシに対する着脱を容易に行
え、しかも、カバーをシャーシに取付ける固定部材がカ
バーの表面から突出しない筐体のシールド構造を提供す
る。 【構成】 本発明の第１実施例は、シャーシ１の接触面
に所要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２をスラ
イドさせシャーシ１に取付けることにより、カバー２に
設けたバネ７の弾性力でシャーシ１とカバー２との電気
的接触を得る。本発明の第２実施例は、所要の間隔で切
欠いたシャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うよ
うに固定し、カバー２をスライドさせシャーシ１に取付
けることにより、カバー２に設けたバネ７の弾性力でシ
ャーシ１とカバー２との電気的接触を得る。
え、しかも、カバーをシャーシに取付ける固定部材がカ
バーの表面から突出しない筐体のシールド構造を提供す
る。 【構成】 本発明の第１実施例は、シャーシ１の接触面
に所要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２をスラ
イドさせシャーシ１に取付けることにより、カバー２に
設けたバネ７の弾性力でシャーシ１とカバー２との電気
的接触を得る。本発明の第２実施例は、所要の間隔で切
欠いたシャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うよ
うに固定し、カバー２をスライドさせシャーシ１に取付
けることにより、カバー２に設けたバネ７の弾性力でシ
ャーシ１とカバー２との電気的接触を得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体のシールド構造に
関し、特に、板金製の通信装置の筐体構造に関する。
関し、特に、板金製の通信装置の筐体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の筐体のシールド構造は、図２に示
すように、シャーシ１とカバー２との接触は、ポイント
的ではあるが、ある一定間隔をネジ６で締付けて、電気
的接触を図っていた。
すように、シャーシ１とカバー２との接触は、ポイント
的ではあるが、ある一定間隔をネジ６で締付けて、電気
的接触を図っていた。
【０００３】なお、類似の筐体のシールド構造の一例と
して、実開昭６３−９７２９５号公報があり、図３にそ
の構造における断面図を示す。
して、実開昭６３−９７２９５号公報があり、図３にそ
の構造における断面図を示す。
【０００４】図３において、エンボス加工３を施した内
カバー９と外カバー１０とを順にケース８に取付けて、
内カバー９の弾性を利用してのケース８、内カバー９及
び外カバー１０の相互間の電気的接触を確実に行なって
いる。しかしながら、この構造においては、外カバー１
０を装着した後、突起１１を折曲げるため、カバーの着
脱が非常に煩雑であるという欠点がある。
カバー９と外カバー１０とを順にケース８に取付けて、
内カバー９の弾性を利用してのケース８、内カバー９及
び外カバー１０の相互間の電気的接触を確実に行なって
いる。しかしながら、この構造においては、外カバー１
０を装着した後、突起１１を折曲げるため、カバーの着
脱が非常に煩雑であるという欠点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来の筐体のシー
ルド構造は、図２に示すように、ネジ６による固定であ
るため、着脱動作においては、相当の作業時間を必要と
し、さらに、外観上ネジ６が突出するため、筐体サイズ
への影響及びデザイン価値の低下などの欠点があった。
ルド構造は、図２に示すように、ネジ６による固定であ
るため、着脱動作においては、相当の作業時間を必要と
し、さらに、外観上ネジ６が突出するため、筐体サイズ
への影響及びデザイン価値の低下などの欠点があった。
【０００６】また、図３のケース８のシールド構造も、
突起１１による固定であるため、着脱動作においては、
相当の作業時間を必要とし、さらに突起１１を折曲げて
も外観上若干突出するため、デザイン価値の低下などの
欠点があった。
突起１１による固定であるため、着脱動作においては、
相当の作業時間を必要とし、さらに突起１１を折曲げて
も外観上若干突出するため、デザイン価値の低下などの
欠点があった。
【０００７】そこで、本発明は、前記従来の筐体のシー
ルド構造の欠点を改良し、カバーのシャーシに対する着
脱を容易に行なえることができるようにし、しかも、カ
バーをシャーシに取付ける固定部材がカバーの表面から
突出しないように図るものである。
ルド構造の欠点を改良し、カバーのシャーシに対する着
脱を容易に行なえることができるようにし、しかも、カ
バーをシャーシに取付ける固定部材がカバーの表面から
突出しないように図るものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の筐体のシールド
構造は、２つの発明ともに筐体において、シャーシ１と
カバー２の電気的接触を確保するものであり、接触面の
表面あらさが劣る板金部品でネジによる締付けと同様に
所要の間隔でポイント的に電気的接触を期待するシール
ド構造を備えている。
構造は、２つの発明ともに筐体において、シャーシ１と
カバー２の電気的接触を確保するものであり、接触面の
表面あらさが劣る板金部品でネジによる締付けと同様に
所要の間隔でポイント的に電気的接触を期待するシール
ド構造を備えている。
【０００９】１つの発明は、シャーシ１の接触面に、所
要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２に設けたバ
ネ７の弾性力を利用し、エンボス加工３の部分の接触に
て、電気的シールドを得る。
要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２に設けたバ
ネ７の弾性力を利用し、エンボス加工３の部分の接触に
て、電気的シールドを得る。
【００１０】他の１つの発明は、所要の間隔で切欠いた
シャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うように固
定し、この構造もまた、カバー２に設けたバネ７の弾性
力により波形プレート４の変形を利用して、電気的シー
ルドを得る。
シャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うように固
定し、この構造もまた、カバー２に設けたバネ７の弾性
力により波形プレート４の変形を利用して、電気的シー
ルドを得る。
【００１１】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１（Ａ）は、本発明の第１実施例のエン
ボス加工による筐体のシールド構造の断面図であり、ま
た、図２（ｂ）は、本発明の第２実施例の波形プレート
による筐体のシールド構造の断面図である。
ボス加工による筐体のシールド構造の断面図であり、ま
た、図２（ｂ）は、本発明の第２実施例の波形プレート
による筐体のシールド構造の断面図である。
【００１３】本発明の第１実施例は、シャーシ１の接触
面に所要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２をス
ライドさせシャーシ１に取付けることにより、カバー２
に設けたバネ７の弾性力の働きでエンボス加工３の部分
でのカバー２との電気的接触を得る。
面に所要の間隔でエンボス加工３を施し、カバー２をス
ライドさせシャーシ１に取付けることにより、カバー２
に設けたバネ７の弾性力の働きでエンボス加工３の部分
でのカバー２との電気的接触を得る。
【００１４】本発明の第２実施例は、所要の間隔で切欠
いたシャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うよう
に固定し、同様にカバー２をスライドさせることによ
り、カバー２に設けたバネ７の弾性力の働きで波形プレ
ート４の変形を利用して、カバー２との電気的接触を得
る。
いたシャーシ１の切欠き５に波形プレート４を縫うよう
に固定し、同様にカバー２をスライドさせることによ
り、カバー２に設けたバネ７の弾性力の働きで波形プレ
ート４の変形を利用して、カバー２との電気的接触を得
る。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、カバー
をスライドさせることにより、シャーシに固定できるの
で、カバーの着脱が容易に行なえるとともに、カバーを
シャーシに取付ける固定部材（バネ）がカバーの表面か
ら突出しないため、筐体サイズは大きくならず、また、
外観のデザイン上好都合であり、更に、接触面の精度が
良くない板金筐体において、従来の技術であるネジ又は
突起の折曲げによる締付け構造と同等の電気的シールド
効果が得られる筐体構造を提供することができる。
をスライドさせることにより、シャーシに固定できるの
で、カバーの着脱が容易に行なえるとともに、カバーを
シャーシに取付ける固定部材（バネ）がカバーの表面か
ら突出しないため、筐体サイズは大きくならず、また、
外観のデザイン上好都合であり、更に、接触面の精度が
良くない板金筐体において、従来の技術であるネジ又は
突起の折曲げによる締付け構造と同等の電気的シールド
効果が得られる筐体構造を提供することができる。
【図１】本発明の２つの実施例の断面図であり、（Ａ）
は第１実施例のエンボス加工によるもの、（Ｂ）は第２
実施例の波形プレートによるものを、それぞれ示す。
は第１実施例のエンボス加工によるもの、（Ｂ）は第２
実施例の波形プレートによるものを、それぞれ示す。
【図２】従来の筐体のシールド構造の一例の断面図であ
る。
る。
【図３】従来の筐体のシールド構造の他の一例の断面図
である。
である。
１ シャーシ ２ カバー ３ エンボス加工 ４ 波形プレート ５ 切欠き ６ ネジ ７ バネ ８ ケース ９ 内カバー １０ 外カバー １１ 突起
Claims (2)
- 【請求項１】 シャーシに所要の間隔でエンボス加工を
施し、カバーをシャーシに対してスライドさせてバネに
より取付け、このバネの弾性力によりシャーシとカバー
との間で電気的接触を得ることを特徴とする筐体のシー
ルド構造。 - 【請求項２】 シャーシに所要の間隔で切り欠いた切欠
きに波形プレートを縫うように固定し、カバーをシャー
シに対してスライドさせてバネにより取付け、このバネ
の弾力によりシャーシとカバーとの間で電気的接触を得
ることを特徴とする筐体のシールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11643294A JPH07326881A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 筐体のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11643294A JPH07326881A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 筐体のシールド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07326881A true JPH07326881A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14686963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11643294A Pending JPH07326881A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 筐体のシールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07326881A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004296934A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Nec Corp | 電子機器の筐体 |
| JP2015060620A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 樺漢科技股▲ふん▼有限公司 | 接地部材及び該接地部材を有するハードディスク用支持フレーム |
| DE102015108105A1 (de) | 2014-05-29 | 2015-12-03 | Fanuc Corporation | Abschirmungsstruktur einer elektronischen Geräteeinheit und Bedienfeldgehäuse |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP11643294A patent/JPH07326881A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004296934A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Nec Corp | 電子機器の筐体 |
| JP2015060620A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 樺漢科技股▲ふん▼有限公司 | 接地部材及び該接地部材を有するハードディスク用支持フレーム |
| DE102015108105A1 (de) | 2014-05-29 | 2015-12-03 | Fanuc Corporation | Abschirmungsstruktur einer elektronischen Geräteeinheit und Bedienfeldgehäuse |
| CN105283057A (zh) * | 2014-05-29 | 2016-01-27 | 发那科株式会社 | 电子设备单元与控制盘壳体的屏蔽构造 |
| US9668387B2 (en) | 2014-05-29 | 2017-05-30 | Fanuc Corporation | Shield structure of electronic device unit and control panel housing |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010220 |