JP2002350814A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002350814A
JP2002350814A JP2001162323A JP2001162323A JP2002350814A JP 2002350814 A JP2002350814 A JP 2002350814A JP 2001162323 A JP2001162323 A JP 2001162323A JP 2001162323 A JP2001162323 A JP 2001162323A JP 2002350814 A JP2002350814 A JP 2002350814A
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JP
Japan
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front cover
liquid crystal
crystal display
bezel
display device
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Application number
JP2001162323A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Mori
亮介 森
Kanichiro Ishibashi
寛一郎 石橋
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Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Mitsubishi Electric Visual Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを大幅に低減できる液晶表示装置
を提供する。 【解決手段】 この液晶表示装置は、液晶パネルを組み
込んだフレームユニット3と、前記液晶パネルの表示面
を臨ませる開口部4aを有し、前記フレームユニット3
の前面に配置される前面カバー4とを備える。さらに、
前記前面カバー4の開口部4aに比べて開口面積が小さ
い調整開口部7aを有し、前記前面カバー4の裏面に取
り付けられて前面カバー開口部7aの開口面積を制限す
る前面カバー補助部材7が付加されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の液晶表示装置の一例を示
す分解斜視図である。この液晶表示装置は、装置本体1
をスタンド2で支持して構成される。装置本体1は、液
晶パネルを組み込んだフレームユニット3や、このフレ
ームユニット3の前面に配置されるベゼル4や、前記フ
レームユニット3の裏面に設置されフレームユニット3
の裏面を電気的に遮蔽するシールドカバー5や、このシ
ールドカバー5の裏面側に配置され、前記フレームユニ
ット3およびシールドカバー5を前記ベゼル4とで覆う
バックカバー6などで構成される。
【0003】前記ベゼル4は液晶パネルの表示面を臨ま
せる開口部4aを有し、この開口部4aにより、液晶パ
ネルの表示面のうち実質的な画面表示エリアが開放され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の液晶表示装置の場合、画面表示サイズの異なる液晶表
示装置ごとに、それらのサイズに合う開口部4aを有す
るベゼル4を個別に用意しなければならず、製造コスト
が増大するという問題点を有する。
【0005】そこで、この発明の目的は、製造コストを
大幅に低減できる液晶表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る液晶表示
装置は、液晶パネルを組み込んだフレームユニットと、
前記液晶パネルの表示面を臨ませる開口部を有し、前記
フレームユニットの前面に配置される前面カバーとを備
えた液晶表示装置であって、前記前面カバーの開口部に
比べて開口面積が小さい調整開口部を有し、前記前面カ
バーの裏面に取り付けられて前面カバー開口部の開口面
積を制限する前面カバー補助部材を付加している。
【0007】前記前面カバー補助部材は、締結具により
前記前面カバーの裏面に取り付けても良い。
【0008】また、前記前面カバー補助部材は、この前
面カバー補助部材に設けられた係合部を、前記前面カバ
ーの裏面に設けられた被係合部に係合させることにより
前面カバーの裏面に取り付けても良い。
【0009】また、前記前面カバー補助部材は、この前
面カバー補助部材に設けられた位置決め部を、前記前面
カバーの裏面に設けられた位置決め部に位置合わせした
状態で、前面カバーと前記フレームユニットとで挟むこ
とにより前面カバーの裏面に取り付けても良い。
【0010】また、前記前面カバー補助部材は、この前
面カバー補助部材に設けられた嵌合部を、前記前面カバ
ーの裏面に設けられた被嵌合部に嵌合させることにより
前面カバーの裏面に取り付けても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、図10
に示した従来例と同一または同等の部分には同じ符号を
付して示している。
【0012】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1による液晶表示装置を示す分解斜視図である。この
液晶表示装置は、装置本体1と、この装置本体1を支持
するスタンド2とで構成される。装置本体1は、フレー
ムユニット3、ベゼル4、インナーベゼル7、シールド
カバー5、バックカバー6等で構成される。
【0013】フレームユニット3は液晶パネルを組み込
んだ部材であって、例えば板金品からなる。ベゼル4は
フレームユニット3の前面に配置される前面カバーであ
って、例えば樹脂成形品からなり、液晶パネルの表示面
を臨ませる開口部4aを有する。シールドカバー5は、
フレームユニット3の裏面に取り付けられて、フレーム
ユニット3の裏面を電気的に遮蔽する部材である。
【0014】インナーベゼル7は前面カバー補助部材と
なるものであって、例えば樹脂成形品からなる。このイ
ンナーベゼル7は、前記ベゼル4の開口部4aに比べて
若干小さい調整開口部7aを有し、ベゼル4の裏面に取
り付けられてベゼル開口部4aの開口面積を制限する。
すなわち、インナーベゼル7の調整開口部4aは、この
液晶表示装置に用いられる液晶パネルの画面表示サイズ
に合わせた開口面積に設定されている。これに対してベ
ゼル4の開口部4aは、液晶表示装置の系列の中で最も
大きい画面表示サイズに合わせた開口面積に設定されて
いる。
【0015】インナーベゼル7の周縁には、図2に示す
ように、締結具であるビス9を挿通する挿通孔10を有
する複数の取付片11が一体成形されている。また、ベ
ゼル4の裏面の開口部4a周辺には、前記インナーベゼ
ル7の挿通孔10に整合するねじ孔を有する複数のボス
12が一体成形されている。前記インナーベゼル取付片
11の挿通孔10に挿通させたビス9を、ベゼル4のボ
ス12のねじ孔に螺合させることにより、インナーベゼ
ル7の調整開口部7aがベゼル開口部4aの内周側に重
なる状態で、ベゼル4の裏面にインナーベゼル7が締結
される。これにより、図3に示すように、インナーベゼ
ル7の調整開口部7aによって、ベゼル開口部4aが液
晶パネルの実質的な表示面域である画面表示エリアAに
ほぼ整合する開口面積に制限される。
【0016】スタンド2のバックカバー6への取付部や
スタンド背面部は、カバー13,14によってそれぞれ
被覆される。
【0017】このように、この実施の形態1による液晶
表示装置では、各種の画面表示サイズに合った調整開口
部7aを有するインナーベゼル7をベゼル4の裏面に取
り付けることにより、ベゼル開口部4aを画面表示サイ
ズに合った開口面積に調整できる。すなわち、多種類の
画面表示サイズに対して、構造の簡単な多種類のインナ
ーベゼル7を使い分けることにより、一種類のベゼル4
を各画面表示サイズのものに共用することができ、製造
コストを大幅に低減できる。なお、画面表示サイズが最
大の液晶表示装置では、前記インナーベゼル7を省略す
ることで、ベゼル4の開口部4aを液晶パネルの画面表
示エリアAに整合させることができる。
【0018】また、締結具であるビス9により、インナ
ーベゼル7をベゼル4の裏面に締結するようにしている
ので、インナーベゼル7を簡単な作業でベゼル4の裏面
に取り付けることができ、その組立工程を簡略化でき
る。
【0019】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2による液晶表示装置における一部分解斜視図を示
す。すなわち、この液晶表示装置では、先の実施の形態
1の構成を基として、インナーベゼル7の周縁に複数の
係合爪15が一体成形されると共に、ベゼル4の裏面の
開口部4aの周辺に前記係合爪15の係合する断面逆L
字状の複数の被係合片16が一体成形されている。前記
インナーベゼル7の係合爪15を、図5に断面図で示す
ように、ベゼル4の被係合片16に係合させることによ
り、ベゼル4の裏面にインナーベゼル7が取り付けられ
る。ベゼル開口部4aと、インナーベゼル7の調整開口
部7aとの関係は実施の形態1の場合と同様である。
【0020】この実施の形態2の場合、前記係合構造に
よりベゼル4の裏面にインナーベゼル7を簡単な作業で
取り付けることができ、その組立工程を簡略化できる。
多種類の画面表示サイズに対して一種類のベゼル4を共
用できることは実施の形態1の場合と同様である。
【0021】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による液晶表示装置における一部分解斜視図図を示
し、図7はその要部断面図を示す。すなわち、この液晶
表示装置では、先の実施形態1の構成を基として、ベゼ
ル4の裏面の開口部4a周縁に位置決め段部17が一体
成形されると共に、インナーベゼル7の表面の調整開口
部7a周辺に位置決め段部18が一体成形されている。
前記インナーベゼル7の位置決め段部18を前記ベゼル
4の位置決め段部17に位置合わせした状態で、ベゼル
4と前記フレームユニット3とでインナーベゼル7を挟
むことにより、インナーベゼル7がベゼル4の裏面に取
り付けられる。
【0022】この実施の形態3の場合、ベゼル4の裏面
にフレームユニット3を取り付ける作業の一環として、
ベゼル4の裏面へインナーベゼル7を位置ずれすること
なく取り付けることができ、その組立工程を簡略化でき
る。多種類の画面表示サイズに対して一種類のベゼル4
を共用できることは実施の形態1の場合と同様である。
【0023】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による液晶表示装置における一部分解斜視図を示
す。すなわち、この液晶表示装置では、先の実施形態1
の構成を基として、インナーベゼル7の各コーナ部に外
方に突出する嵌合部19が一体成形されると共に、ベゼ
ル4の裏面の開口部4aの周辺に前記嵌合部19が嵌合
する複数の被嵌合部20が一体成形されている。前記イ
ンナーベゼル7の嵌合部19を、図9に断面図で示すよ
うに、ベゼル4の被嵌合部20に嵌合させることによ
り、ベゼル4の裏面にインナーベゼル7が取り付けられ
る。ベゼル開口部4aと、インナーベゼル7の調整開口
部7aとの関係は実施の形態1の場合と同様である。
【0024】この実施の形態4の場合、前記嵌合構造に
よりベゼル4の裏面にインナーベゼル7を簡単な作業で
取り付けることができ、その組立工程を簡略化できる。
多種類の画面表示サイズに対して一種類のベゼル4を共
用できることは実施の形態1の場合と同様である。
【0025】
【発明の効果】この発明の第1の液晶表示装置は、液晶
パネルを組み込んだフレームユニットと、前記液晶パネ
ルの表示面を臨ませる開口部を有し、前記フレームユニ
ットの前面に配置される前面カバーとを備えた液晶表示
装置であって、前記前面カバーの開口部に比べて開口面
積が小さい調整開口部を有し、前記前面カバーの裏面に
取り付けられて前面カバー開口部の開口面積を制限する
前面カバー補助部材を付加したので、多種類の画面表示
サイズに対して前面カバー補助部材を使い分けることに
より、一種類の前面カバーを各画面表示サイズのものに
共用することができ、製造コストを大幅に低減できる。
【0026】この発明の第2の液晶表示装置は、前記第
1の液晶表示装置において、前記前面カバー補助部材
を、締結具により前記前面カバーの裏面に取り付けるも
のとしたので、前面カバー補助部材を簡単な作業で前面
カバーの裏面に取り付けることができ、その組立工程を
簡略化できる。
【0027】この発明の第3の液晶表示装置は、前記第
1の液晶表示装置において、前記前面カバー補助部材に
設けられた係合部を、前記前面カバーの裏面に設けられ
た被係合部に係合させることにより、前面カバーの裏面
に前面カバー補助部材を取り付けるものとしたので、前
面カバー補助部材を簡単な作業で前面カバーの裏面に取
り付けることができ、その組立工程を簡略化できる。
【0028】この発明の第4の液晶表示装置は、前記第
1の液晶表示装置において、前記前面カバー補助部材に
設けられた位置決め部を、前記前面カバーの裏面に設け
られた位置決め部に位置合わせした状態で、前面カバー
と前記フレームユニットとで挟むことにより、前面カバ
ーの裏面に前面カバー補助部材を取り付けるものとした
ので、前面カバー補助部材を簡単な作業で前面カバーの
裏面に取り付けることができ、その組立工程を簡略化で
きる。
【0029】この発明の第5の液晶表示装置は、前記第
1の液晶表示装置において、前記前面カバー補助部材に
設けられた嵌合部を、前記前面カバーの裏面に設けられ
た被嵌合部に嵌合させることにより、前面カバーの裏面
に前面カバー補助部材を取り付けるものとしたので、前
面カバー補助部材を簡単な作業で前面カバーの裏面に取
り付けることができ、その組立工程を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
を示す分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による液晶表示装置
におけるベゼルとインナーベゼルの関係を示す分解斜視
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるベゼルにイン
ナーベゼルを取り付けた状態を示す正面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による液晶表示装置
におけるベゼルとインナーベゼルの関係を示す分解斜視
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるベゼルとイン
ナーベゼルの関係を示す要部拡大断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による液晶表示装置
におけるベゼルとインナーベゼルの関係を示す分解斜視
図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による液晶表示装置
におけるベゼルとインナーベゼルの関係を示す分解斜視
図である。ベゼルとインナーベゼルの関係を示す要部拡
大断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による液晶表示装置
におけるベゼルとインナーベゼルの関係を示す分解斜視
図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるベゼルとイン
ナーベゼルの関係を示す要部拡大断面図である。
【図10】 従来の液晶表示装置を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 フレームユニット、4 ベゼル(前面カバー)、4
a 開口部、7 インナーベゼル(前面カバー補助部
材)、7a 調整開口部、9 ビス(締結具)、15
係合爪(係合部)、16 被係合片(被係合部)、17
位置決め段部、18 位置決め段部、19 嵌合部、
20 被嵌合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA03 QA04 QA11 QA12 QA13 5G435 AA00 AA17 BB12 EE03 EE04 EE05 EE08 EE13 GG33 KK02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルを組み込んだフレームユニッ
    トと、 前記液晶パネルの表示面を臨ませる開口部を有し、前記
    フレームユニットの前面に配置される前面カバーとを備
    えた液晶表示装置において、 前記前面カバーの開口部に比べて開口面積が小さい調整
    開口部を有し、前記前面カバーの裏面に取り付けられて
    前面カバー開口部の開口面積を制限する前面カバー補助
    部材を付加したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記前面カバー補助部材は、締結具によ
    り前記前面カバーの裏面に取り付けられる請求項1に記
    載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記前面カバー補助部材は、この前面カ
    バー補助部材に設けられた係合部を、前記前面カバーの
    裏面に設けられた被係合部に係合させることにより前面
    カバーの裏面に取り付けられる請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記前面カバー補助部材は、この前面カ
    バー補助部材に設けられた位置決め部を、前記前面カバ
    ーの裏面に設けられた位置決め部に位置合わせした状態
    で、前面カバーと前記フレームユニットとで挟むことに
    より前面カバーの裏面に取り付けられる請求項1に記載
    の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記前面カバー補助部材は、この前面カ
    バー補助部材に設けられた嵌合部を、前記前面カバーの
    裏面に設けられた被嵌合部に嵌合させることにより前面
    カバーの裏面に取り付けられる請求項1に記載の液晶表
    示装置。
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Cited By (5)

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