JP3806584B2 - 液晶モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフラットパネルディスプレイモジュールとそれを備える表示ユニットに関し、特に、表示ユニットのシェル構造体の中にフラットパネルディスプレイモジュールを収容し固定する構造に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
様々な電子機器のディスプレイ装置として、今日、フラットパネルディスプレイモジュールが広く用いられている。フラットパネルディスプレイモジュールとして現在実用化されているものには液晶表示モジュール、EL(electroluminescence)ディスプレイ、FED(field emission display)、LED(light emitting diode)表示モジュール、PDP(plasma display panel)等がある。フラットパネルディスプレイモジュールは通常、電子機器の表示ユニットのシェル構造体の中に収められる。表示ユニットのシェル構造体の中にフラットパネルディスプレイモジュールを収容し固定することについては、次のような提案がなされている。図20に示すのは日本特許の特開平9−160670号公報で提案された、液晶表示モジュールの取付構造である。ここでは液晶表示モジュール200は4隅に取付片201を有する。そしてこの取付片201に、液晶表示モジュール200の表示面と垂直をなす方向よりネジ202を通し、このネジ202を表示ユニットのフロントシェル203にねじ込むことにより、液晶表示モジュール200の固定を行っている。この構造では、液晶表示モジュール200の表示面より外側に取付片201が張り出しており、そのため、フロントシェル203の表示窓204の外側の、いわゆる額縁と呼ばれる部分の幅を一定以上確保しなければならなかった。これでは、額縁部分の幅をできるだけ狭くし、表示ユニットの面積に対する液晶表示モジュール表示面の面積比をできるだけ大きくするという要請には応えることができない。
【0003】
そこで、図19に断面図として示すような別のフラットパネルディスプレイモジュール取付構造が提案された。これもフラットパネルディスプレイモジュールとして液晶表示モジュールを例示するが、これは側面取付構造とでも言うべきものであって、液晶表示モジュール100の側面に取付用のネジ孔101を形成するとともに、表示ユニットを電子機器の本体に連結する、そのヒンジ部分を構成する金具に一体的に固定した金具102を液晶表示モジュール100の側面に延び出させる。この金具102を通じネジ103を、液晶表示モジュール100の表示面と平行にネジ孔101に螺合することにより液晶表示モジュール100と金具102とを連結し、もって、液晶表示モジュール100を表示ユニットに組み込むものである。この構造によれば、液晶表示モジュールの側面に取付片を張り出させ、液晶表示モジュールの表示面と垂直をなすネジをこれに通す方式に比べ、液晶表示モジュールの側面部分に存在する支持構造の厚みが縮小し、その分だけ、表示ユニットの額縁部分の幅を狭くすることができる。しかしながらこの方式では、金具102の大きさを液晶表示モジュール100の側面形状と同等程度にするという制約が課せられ、十分な強度を持った金具102を用意することが困難である。そのため、表示ユニットに外部から加わるねじり、振動、衝撃などの力に対して弱いという問題があった。特に近年、液晶表示モジュールの薄型化、広面積化が進んでいるが、これに伴い表示画面にねじれが加わりやすくなっている。このようなねじれは、液晶表示モジュールの側面と同等という形状的な制約を受ける金具102やそれに類する取付用の金具では抑制困難であった。また、液晶表示モジュールを表示ユニットに組み込む際の組立作業性についても、この方式は良いとは言えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のようなフラットパネルディスプレイモジュールの表示ユニットへの取付構造の問題点を解決する、新規な取付構造を提供することを目的とする。本発明の目的の一つは、表示ユニットの額縁部分の狭小化に適した取付構造を提供することである。本発明の他の目的は、表示ユニットの薄型化、広面積化に対応して、フラットパネルディスプレイモジュールの取付強度を高めることである。本発明の他の目的は、表示ユニットにフラットパネルディスプレイモジュールを組み込む際の組立作業性を向上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、フラットディスプレイパネルとこのフラットディスプレイパネルを支持するベースフレームとを備えたフラットパ
ネルディスプレイモジュールの、表示面と反対側の面に孔を設け、表示ユニットのシェル構造体へのフラットパネルディスプレイモジュールの組み込みにあたっては、この孔を利用する。すなわち、本発明の一つの実施形態においては、表示ユニットのシェル構造体を構成する対をなすシェルのうち、表示窓を持たない側のシェルの、フラットパネルディスプレイモジュールの孔と対応する位置に設けた孔を通じフラットパネルディスプレイモジュールの孔にネジを螺合することにより、フラットパネルディスプレイモジュールをこのシェルに固定する。
【0006】
上記いずれの実施形態においても、フラットパネルディスプレイモジュールの取付にはその表示面と反対側の面に設けた孔を利用するものであり、フラットディスプレイパネルの表示面の外側に、表示部としての機能を有しない要素が占める割合を小さくでき、表示ユニットの額縁部分の狭小化をもたらすことができる。フラットディスプレイパネルと平面的に重なる位置に孔を配置することにより、かかる効果は一層強められる。表示ユニットのシェルをそのままフラットパネルディスプレイモジュールの取付部材とする実施形態においては、薄型化、広面積化する表示ユニットにあって、十分な取付強度を確保でき、ねじり、振動、衝撃などに対する耐性を高めることができる。表示ユニットのシェル構造体の中に取付板を配置する実施形態においても、その取付板の形状に、フラットパネルディスプレイモジュールの側面形状と同等という制約が課せられる訳ではないから、十分な強度を持った取付板形状にできる。従って、これまた表示ユニットの薄型化、広面積化に対応できるものである。またいずれの実施形態においても、フラットパネルディスプレイモジュールの固定作業は、表示面と反対側の面、すなわち裏面から行うことができるので、フラットパネルディスプレイモジュール及びその固定用部材の取り扱い、また手指のさばきが容易であり、組立作業性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。図18は本発明の表示ユニット1を備える小型の電子機器の斜視図である。電子機器としては、ラップトップ形パーソナルコンピュータあるいはモバイル形パーソナルコンピュータを想起されたい。この電子機器は、キーボードなどの入力装置を備える本体2の一端にヒンジ部3を介して表示ユニット1を回動自在に連結している。表示ユニット1は、シェル構造体4の中にフラットパネルディスプレイモジュールを収容したものである。この実施形態ではフラットパネルディスプレイモジュールとして液晶表示モジュール5が選択されている。シェル構造体4は対をなすシェル、すなわちフロントシェル4aとリアシェル4bにより構成され、フロントシェル4aには液晶表示モジュール5の表示面を露出させるための表示窓6が設けられている。
【0008】
次に表示ユニット1の内部構造について、まずその第一の実施形態を図1と図2を参照しつつ説明する。なお図1は図18の矢印A−Aに沿って切断した断面図、図2は図1同様の断面図であるが、組立途中の状態を示すものである。フロントシェル4aとリアシェル4bはそれぞれ樹脂成形品であり、これらを組み合わせることにより、内部に所定の収納空間を有するシェル構造体4が構成される。リアシェル4bには、その内底面や内側面を覆う形の金属製取付板7を固定する。取付板7は電磁ノイズ吸収用のシールドとしても機能する。リアシェル4bと取付板7の底面には、その4隅に、取付用のネジ8を通すための孔9、10が形成されている。
【0009】
液晶表示モジュール5はフラットディスプレイパネルである液晶パネル11と、この液晶パネル11を位置決めして支持する樹脂製のベースフレーム12とを有する。13はベースフレーム12との間で液晶パネル11を挟む金属製のフロントフレームで、このフロントフレーム13に一体的に形成した折曲片(図示せず)をベースフレーム12に係止することにより、ベースフレーム12との間に液晶パネル11を保持する。液晶パネル11はバックライトによって背面照明する透過式のものであり、ベースフレーム12には液晶パネル11の背面にバックライト14を保持するための段差構造が一体に設けてある。バックライト14は、液晶パネル11と同等形状の導光板15の一側に図示しない光源を配置した、いわゆるエッジライトタイプのものである。導光板15の下面には反射シート16が貼着される。また導光板15の上面にはプリズムシートなどの光学シート17が複数枚積層して配置されている。液晶パネル11が反射式のものであれば、バックライト14は必ずしも設ける必要はない。
【0010】
ベースフレーム12の裏面、すなわち液晶パネル11の表示面と反対側の面には、インサート金具18を配置している。インサート金具18はベースフレーム12の成形時にインサート成形されるものであり、液晶パネル11の表示面と垂直をなす方向に延びる孔19を有する。孔19はネジ8と螺合する雌ネジ孔であって、ベースフレーム12の裏面に露出している。孔19はリアシェル4bの孔9に対応してベースフレーム12の4隅に配置されている。孔19は、例えばインサート金具18をベースフレーム12の4辺の途中に配置することにより、ベースフレーム12の隅以外の場所に配置することができる。ベースフレーム12は外側に向かうに従い肉厚となっており、この肉厚部分にインサート金具18がインサートされている。孔19は液晶パネル11と平面的に重なる位置に配置されている。ここで「液晶パネル11と孔19が平面的に重なる」とは、液晶パネル11の投影に孔19の投影の一部または全部が重なることをいう。孔19とネジ8の螺合はベースフレーム12の裏面において行われるので、いくら孔19に液晶パネル11が重なっていたとしても、液晶パネル11がネジ8の螺合の妨げになることはない。
【0011】
このように、液晶表示モジュール5をその表示面と垂直の方向においてネジ止めするネジ8、およびこのネジ8を受け入れる孔19を、液晶パネル11と平面的に重なる位置に配置しているので、液晶表示モジュール5のうち、表示面以外の部分がその表示面の外側に張り出す長さを短くでき、表示ユニット1の額縁部分の狭小化に寄与することができる。すなわち、図20の先行技術に比し額縁部分の狭小化を図ることができる。また図19の先行技術と比べても、同図における金具102の厚さ相当分だけ額縁部分の狭小化を図ることができる。
【0012】
ベースフレーム12の裏面には、フレキシブル回路基板(図示せず)などを介して液晶パネル11と電気的に接続した回路基板20を配置し、さらにこの回路基板20を覆うように金属製の裏板21を配置している。裏板21は、回路基板20から発生するノイズを吸収できるよう、少なくとも回路基板20全体を覆う大きさであるのが良い。裏板21はフロントフレーム13と接続金具(図示せず)を介して機械的及び電気的に接続しているとともに、回路基板20の接地電位用のパターンに直接あるいは回路配線を介して電気的に接続している。従って、フロントフレーム13と裏板21とは液晶表示モジュール5の内部回路の接地電位に保持され、ノイズの除去を行うシールド材として機能する。なお、裏板21がインサート金具18と平面的に重なる場合には、裏板21の孔19対応位置に孔22が形成される。
【0013】
図1の表示ユニット1は以下のようにして組み立てられる。まず、予め組み立てた液晶表示モジュール5をリアシェル4bに重ね、孔19、22、10、9の位置を合わせる。そして、リアシェル4bの外面側よりネジ8を、リアシェル4bの孔9、取付板7の孔10、裏板21の孔22を通じてインサート金具18の孔19に螺合する。これにより、液晶表示モジュール5がリアシェル4bに固定される。この時、取付板7が液晶表示モジュール5の裏板21に圧接されることにより、取付板7、裏板21、フロントフレーム13の三者の間に電気的な接続が形成され、取付板7も裏板21及びフロントフレーム13と同じく液晶表示モジュール5の接地電位に保持され、ノイズの除去を行うシールド材として機能することになる。リアシェル4bは孔9の周囲が他の部分より肉厚となっており、この肉厚部分の外面に、ネジ8の頭部を受け入れる窪みが形成されている。なお、液晶表示モジュール5が裏板21を備えていない場合は、フロントフレーム13の端が液晶表示モジュール5の最外端となるように構成し、そのフロントフレーム13の端を取付板7に圧接することにより、電気的な接続を図ることもできる。この場合には裏板21以外の適当な手段をもってフロントフレーム13と取付板7を回路基板20の接地電位用のパターンに電気的に接続する。最後にフロントシェル4aをリアシェル4bに重ね合わせ、シェル同士を固定することにより、表示ユニット1が完成する。なおシェル構造体4には、ヒンジ部3の強度を高めるため、ヒンジ部3を構成する箇所にヒンジ金具を入れておくことが望ましい。
【0014】
このように、液晶表示モジュール5の裏面に孔19を配置し、この孔にシェル構造体4の外側からネジ8を螺合することによって、液晶表示モジュール5をシェル構造体4に固定する構成としたので、額縁部分の狭小化を図りつつ、液晶表示モジュール5の固定を確実に行うことができる。特に、薄型化、広面積化によってねじれやすくなった液晶表示モジュール5をリアシェル4bに直接固定することにより、そのねじれの発生を抑制することができる。すなわち、外部からの力に対して図19の先行技術より強く、図20の先行技術と同等、あるいはリアシェル4bに表示窓6がない分だけそれよりも高い、取付強度を得ることができる。また、液晶表示モジュール5をシェル構造体4への取付は、このような場合によく採用される、表示面と垂直をなすネジによって行うものであり、表示面と平行なネジにより液晶表示モジュール5の側面よりこれを行う図19の先行技術よりも組立作業性を高めることができる。
【0015】
フロントシェル4aとリアシェル4bをマグネシウム合金などの金属材料で成形した場合には、ノイズシールドとしての役割を担う取付板7は、これを廃止することができる。また、リアシェル4bの外面にネジ8の頭部が露出するが、これを接着テープや化粧板などで覆い、美観の向上を図っても良い。
【0016】
次に、表示ユニット1の第二の実施形態につき、図3と図4を参照しつつ説明する。図3は図18の矢印A−Aに沿って切断した断面図、図4は図3同様の断面図であるが、組立途中の状態を示すものである。第一の実施形態と共通の機能を持つ構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、相違部分につき説明する。この第二の実施形態が第一の実施形態と相違するのは、液晶表示モジュール5をシェル構造体4に固定する構造においてである。すなわち第一の実施形態では液晶表示モジュール5をリアシェル4bの外側からネジ止めすることにより固定していたが、この第二の実施形態では、シェル構造体4の内部に配置した取付板7に液晶表示モジュール5をネジ止めする構成とすることにより、リアシェル4bに孔9を設けることを不要とした。そのため、第一の実施形態においてはリアシェル4bの内面に液晶表示モジュール5の取付作業前から固定されていた取付板7を、液晶表示モジュール5の取付後にリアシェル4bに固定するようにしている。取付板7は、リアシェル4bから完全に分離できる構成であっても良く、あるいは、ヒンジ部3を中心としてシェル構造体4に回動自在に連結した構成であっても良い。また、ヒンジ部3を構成するヒンジ金具(図示せず)に取付板7の一端を固定し、取付板7をヒンジ金具と兼用する構成とすることもできる。液晶表示モジュール5を取付板7の上に位置決め配置し、取付板7の孔10、裏板21の孔22を通じインサート金具18の孔19にネジ8を螺合することにより、液晶表示モジュール5を取付板7に固定する。その後、取付板7をリアシェル4bに、ネジ止めや係止構造などの固定手段(図示せず)を用いて固定する。その後、フロントシェル4aをリアシェル4bに取り付けることにより、表示ユニット1が完成する。液晶表示モジュール5を固定した取付板7のシェル構造体4への固定が、フロントシェル4aとリアシェル4bとの連結と同時に行われるようにしても良い。
【0017】
このように第二の実施形態においては、シェル構造体4の内部に配置した取付板7に液晶表示モジュール5を固定したので、ネジ8が表示ユニット1の外面に露出して外観を損なうことがなく、美観を向上させることができる。そして取付板7の形状に、液晶表示モジュール5の側面形状と同等という制約が課せられる訳ではないから、十分な強度を持った形状にでき、表示ユニットの薄型化、広面積化に対応できる。また液晶表示モジュール5の取付は、第一の実施形態と同様、表示面と垂直をなすネジによって行うものであるから、これまた図19の先行技術より組立作業性を高めることができる。
【0018】
これまでの説明において、液晶表示モジュール5のベースフレーム12にインサート成形したインサート金具18にネジ8を螺合する例を示したが、ネジ8の螺合箇所を次のように構成することもできる。ベースフレーム12が強度の高い樹脂や樹脂以外であって強度の高い材料で成形されている場合、インサート金具18を廃しベースフレーム12に直接孔19を設けることができる。ベースフレーム12に設ける孔19は、ネジ孔としてネジ溝を切ったもの、あるいはネジ溝を切っていないもの、どちらでも良い。ネジ溝を切っていない場合には、ネジ8としてセルフタップタイプのネジを用い、螺合と同時にネジ溝を形成する。また、インサート金具18の代用品として裏板21を利用することもできる。すなわち、裏板21の孔22にバーリング加工を施すことによって円筒状の部分を一体に形成し、このバーリング加工孔にネジを螺合するのである。このバーリング加工孔には、予めネジ溝を切っておいても良く、またセルフタップタイプのネジにより螺合と同時にネジ溝を形成するようにしても良い。
【0019】
上述の如く、液晶表示モジュール5にネジの螺合箇所を用意するのに、ベースフレーム12にインサートした部品に孔を設ける、ベースフレーム12自体に孔を設ける、ベースフレーム12の金属製裏板21にバーリング加工孔を設ける、という3種類の手法を紹介したが、これらの手法は、どれか1種類を選択して一つの表示ユニット1に適用しなければならないというものではない。単一の表示ユニット1において、これら3手法を組み合わせて使用することが可能である。
【0020】
次に、表示ユニット1の第三の実施形態につき、図5と図6を参照しつつ説明する。図5は図18の矢印A−Aに沿って切断した断面図、図6は図5同様の断面図であるが、組立途中の状態を示すものである。第一の実施形態と共通の機能を持つ構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、相違部分につき説明する。この第三の実施形態は第二の実施形態の変形例である。すなわち第二の実施形態では取付板7はリアシェル4bの内底面を全面的に覆う形状であったが、第三の実施形態では、取付板7の中央部を省略した、断面L字形のアングル状の取付板7aをもってこれに代えた。取付板7aは液晶表示モジュール5の、孔19の存在する辺縁部を覆う。取付板7aは、液晶表示モジュール5の互いに反対側に位置する2辺を支えるツーピースタイプとしても良く、あるいは液晶表示モジュール5の4辺を支える枠状タイプのものとしても良い。取付板7aも取付板7と同じく、リアシェル4bから完全に分離できる構成であっても良く、あるいは、ヒンジ部3を中心としてシェル構造体4に回動自在に連結した構成であっても良い。また、ヒンジ部3を構成するヒンジ金具(図示せず)に取付板7aの一端を固定し、取付板7aをヒンジ金具と兼用する構成とすることもできる。いずれにせよ、このように取付板を中抜きの形にすることにより、表示ユニット1の軽量化を図ることができるが、残りの部分だけで十分な強度が確保できるよう、設計に配慮する必要がある。
【0021】
次に、表示ユニット1の第四の実施形態につき、図7と図8を参照しつつ説明する。図7は図18の矢印A−Aに沿って切断した断面図、図8は図7同様の断面図であるが、組立途中の状態を示すものである。第一の実施形態と共通の機能を持つ構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、相違部分につき説明する。この実施形態は、リアシェル4bや取付板7にネジ止めするという手法を用いることなく液晶表示モジュール5を固定する点に特徴を有する。すなわちリアシェル4bの内面には、液晶表示モジュール5の孔19に対応する位置に突起23が設けられている。突起23は頂部をカットしたコーン形状をしており、裏板21の孔22を通じ、ベースフレーム12の孔19に入り込む。孔19はベースフレーム12自体に直接設けられている。孔19に突起23を挿入した状態でフロントシェル4aをリアシェル4bにかぶせ、両シェルで液晶表示モジュール5を挟んだ形にしておいてシェル同士を固定すると、液晶表示モジュール5は突起23により表示面と平行方向の移動を抑えられた形で固定される。孔19と突起23は、フロントシェル4aをリアシェル4bにしっかりとかぶせた状態で緊密な嵌合が生じるようになっている。突起23は液晶表示モジュール5の保持に堪える直径でなくてはならない。必要に応じ、フロントシェル4aの内面に、液晶表示モジュール5をリアシェル4bの方へ押しつける突起を付加する。これまでの実施形態で存在していた取付板は、この実施形態では廃止されている。
【0022】
このように、液晶表示モジュール5の裏面の孔19にリアシェル4bの突起23を挿入し、その上でフロントシェル4aをかぶせて両シェル間に液晶表示モジュール5を挟み、両シェルの固定と同時に液晶表示モジュール5を固定する構成としたので、液晶表示モジュール5はフロントシェル4aとリアシェル4bとによりしっかりと保持され、額縁部分の狭小化の効果とともに、高い取付強度を実現できる。また、シェル同士の固定と液晶表示モジュール5の固定とを一つの作業として行うから、組立作業性が向上する。
【0023】
次に、表示ユニット1の第五の実施形態につき、図9から図17までを参照しつつ説明する。図9は図18の矢印A−Aに沿って切断した断面図、図10は図9同様の断面図であるが、組立途中の状態を示すものである。第一の実施形態と共通の機能を持つ構成要素には同一の符号を付してその説明を省略し、相違部分につき説明する。この実施形態は、液晶表示モジュール5を、その裏面の孔19を用いてフロントシェル4aに固定する点に特徴を有する。すなわちここでは、断面L字形であり、フロントシェル4a、リアシェル4b、液晶表示モジュール5のいずれからも独立した2枚の取付板7bを用いる。フロントシェル4aの内側面には、相対向する位置に、図11に示すような突起24を形成する。ここでは突起24は図13に示すように1辺につき2個、計4個設けるものとする。この突起24に引っかかるフック25を取付板7bに設ける。フック25は、図11に示すように、導入部27と係合部28からなるL字形の溝26を取付板7bにパンチ加工することにより得られるものであり、突起24の数に合わせて1枚の取付板7bに2個設けられる。突起24はフック25の引っかかりの役目とともに液晶表示モジュール5が表示面と平行の方向にずれないようにする、位置規制の役割も担う。なおフロントシェル4aの内側面には、突起24を設けた辺と直角をなす辺に、やはり1辺につき2個づつの突起29が設けられているが、これはフック引っ掛け用ではなく、単に液晶表示モジュール5の位置規制の役割だけを担うものである。
【0024】
図13から図17までを参照しつつ、液晶表示モジュール5の固定の手順を説明する。図13はフロントシェル4aの内面を上から見たところである。このフロントシェル4aの突起24と突起29の間に、図14に示すように液晶表示モジュール5をはめ込む。続いて図15のように液晶表示モジュール5の縁の上に取付板7bを載せる。そして取付板7bを液晶表示モジュール5の縁と平行な方向にスライドさせて行き、溝26の導入部27が突起24に一致た時点で、フロントシェル4aの内側面と液晶表示モジュール5の縁とが形づくる隙間の奥へと取付板7bを押し込む。そしてそのままスライドを続行すれば、フック25が突起24に引っ掛かる。且つこの時、取付板7bの孔10は液晶表示モジュール5の孔19に一致する。これが図16の状態である。こうしておいて、図17に示すように孔19にネジ8を螺合すると、液晶表示モジュール5は取付板7bを介してフロントシェル4aに固定されることになる。
【0025】
取付板7bのフック25を、図12に示すように突起24を抱えるような形にして、固定の一層の確実化を図っても良い。
【0026】
このように、液晶表示モジュール5はその裏面の孔19と取付板7bを利用してフロントシェル4aに固定され、額縁部分の狭小化の効果とともに、フロントシェル4a自身の剛性により高い取付強度を実現できる。また、取付板7bと液晶表示モジュール5とのネジ止めは、液晶表示モジュール5の表示面と垂直をなすネジ8により行うから、図19の先行技術よりも組立作業性が向上する。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、組立作業性を向上することができる。狭額縁化構造のモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示ユニットの第一の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の表示ユニットの構成要素を互いに分離した状態で示す断面図である。
【図3】本発明の表示ユニットの第二の実施形態を示す断面図である。
【図4】図3の表示ユニットの構成要素を互いに分離した状態で示す断面図である。
【図5】本発明の表示ユニットの第三の実施形態を示す断面図である。
【図6】図5の表示ユニットの構成要素を互いに分離した状態で示す断面図である。
【図7】本発明の表示ユニットの第四の実施形態を示す断面図である。
【図8】図7の表示ユニットの構成要素を互いに分離した状態で示す断面図である。
【図9】本発明の表示ユニットの第五の実施形態を示す断面図である。
【図10】図9の表示ユニットの構成要素を互いに分離した状態で示す断面図である。
【図11】図9の表示ユニットで用いられるフラットパネルディスプレイモジュール固定用部材の形状を説明する部分斜視図である。
【図12】図11と同様の部分斜視図にして、フラットパネルディスプレイモジュール固定用部材の変形形態を示す部分斜視図である。
【図13】図9の表示ユニットにおける一方のシェルを内側から見た平面図であって、フラットパネルディスプレイモジュール取付作業を順を追って説明するものである。
【図14】図13と同様に取付作業順を説明するための平面図である。
【図15】図13と同様に取付作業順を説明するための平面図である。
【図16】図13と同様に取付作業順を説明するための平面図である。
【図17】図13と同様に取付作業順を説明するための平面図である。
【図18】本発明の表示ユニットを備える電子機器の斜視図である。
【図19】先行技術を示す分離した状態の表示ユニットの断面図である。
【図20】他の先行技術を示すもので、表示ユニットの一方のシェルと、これにフラットパネルディスプレイモジュールを固定する取付板の各一部分を斜視図で表したものである。
【符号の説明】
1 表示ユニット
4 シェル構造体
5 液晶表示モジュール
8 ネジ
9 孔
11 液晶パネル
12 ベースフレーム
13 フロントフレーム

Claims (3)

  1. 液晶パネルと、前記液晶パネルの背面に配置されたバックライトと、バックライトを収納すると共に前記液晶パネルを支持するベースフレームとを備えた液晶モジュールであって、前記液晶モジュールを表示ユニットのシェル構造体の中に収容する際に、前記液晶モジュールをシェル構造体の中に固定するために用いる孔を前記ベースフレームに形成し、前記孔は、その表示面の反対側の面において、前記ベースフレームのうち、前記バックライトの側方に位置する肉厚部分であって、前記液晶パネルと平面的に重なる位置に配置されることを特徴とする液晶モジュール。
  2. 請求項1記載の液晶モジュールにおいて、前記ベースフレームの、液晶モジュールの表示面と反対側の面に裏板を配置し、裏板にはベースフレームの孔と対応する位置に孔が形成されていることを特徴とする液晶モジュール。
  3. 請求項2記載の液晶モジュールにおいて、内部に孔を有するインサート部品をベースフレームの孔に挿入した、または裏板の孔にバーリング加工を施したことを特徴とする液晶モジュール。
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