JP5047874B2 - 表示装置用の筐体およびこれを用いた表示装置 - Google Patents

表示装置用の筐体およびこれを用いた表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示装置用の筐体およびこの筐体を備えた表示装置に関する。
近年、画面サイズが40インチを超える薄型の大型液晶テレビが開発されている。
このような液晶表示装置は、大別して、液晶パネル、バックライトシャーシ、電気系回路、いわゆるバックカバーである外装ハウジング、フロント枠カバーにより構成されている。
例えば、バックライトシャーシは、比較的に製造コストを低減可能な押出成形により形成される構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、反復屈曲する形状に形成された基体の表面に反射層が形成された液晶表示装置のバックライト反射板が示されている。また、バックライト反射板の基体が合成樹脂の異型押出成形品からなる点も示されている。
特開2002−156512号公報
しかしながら、特許文献1の記載のようなバックライト反射板では、バックライトシャーシに要求される剛性の確保が難しい場合がある。また、特許文献1には、液晶表示装置に、表示状態を制御する回路基板を設ける構成が示されていない。
そして、一般に大型の液晶表示装置は、壁掛けにして使用したいという要望もあるので、軽量化が求められている。
本発明の目的は、表示装置の表示を制御する回路基板が取り付けられ、軽量化が図れるとともに、剛性に優れた表示装置用の筐体およびこの筐体を備えた表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置用の筐体は、一平面に画像を表示させる表示領域を有するパネル状の表示装置本体と、この表示装置本体の表示を制御する回路基板とが取り付けられ、前記表示装置本体の前記表示領域を外面に臨ませて前記表示装置本体を収納する表示装置用の筐体であって、前記表示装置本体の表示領域と反対側の平面に略対向する対向面を有し樹脂材料の異型押出にて押出方向に沿って一連である複数の中空リブを有する略平板状に成形されたシャーシを備え、前記シャーシには、前記対向面と反対側の反対面、前記対向面および前記中空リブにより、前記回路基板を収納する基板収納空間が区画形成され、前記中空リブには、前記回路基板を取付可能な取付部が押出方向に一連に設けられたことを特徴とする。
この発明では、回路基板は、反対面、対向面、中空リブによりシャーシの内部に形成された基板収納空間に収納されるので、シャーシの外部に回路基板を取り付ける場合と比較して、筐体の薄型化が図れる。
また、シャーシには、中空リブが設けられているので、シャーシの剛性を確保できる。
さらに、シャーシの内部は中空なので、シャーシおよび筐体の軽量化を図ることができる。
そして、シャーシは樹脂材料にて形成されるので、金属を用いる場合と比較して、シャーシおよび筐体の軽量化を図ることができる。
また、本発明では、互いに隣接する一対の前記中空リブは、前記回路基板を挟持可能に設けられたことが好ましい。
この発明では、一対の中空リブは回路基板を挟持するので安定して回路基板を固定することができる。
そして、本発明では、前記一対の中空リブは、互いの対向方向である厚さ寸法がそれぞれ1mm以上3mm以下に形成されたことが好ましい。
この発明では、中空リブの厚さ寸法が1mm以上3mm以下であるので、回路基板を安定して固定しつつ、シャーシの剛性も確保できる。
さらに、本発明では、前記一対の中空リブは、それぞれ互いに対向する対向面を有し、これら対向面間の距離は、前記回路基板の大きさに応じて設定されたことが好ましい。
この発明では、様々な大きさの回路基板に応じて一対の中空リブを形成することができる。一般的な回路基板の大きさは、10mm以上200mm以下であるので、一対の中空リブは、対向面間の距離が10mm以上200mm以下になる状態に成形することができる。
また、本発明では、前記中空リブの対向面には、前記取付部が配設され、前記取付部は、押出方向に沿って一連であり前記回路基板に係合可能な凹状に形成されたことが好ましい。
この発明では、凹状の固定部に対応するように金型を設計することにより、シャーシを押出成形する際に、容易に凹状の固定部を形成することができる。また、固定部を凹状にすることにより、回路基板を取り付ける際には、固定部に回路基板を長手方向に沿って挿入することで、取り付けることができる。
そして、前記回路基板は、回路が形成された回路面が前記シャーシの反対面に対向する状態に収納されたことが好ましい。
この発明では、回路基板の回路面は表示装置本体の発熱による影響を受けにくくなるので、回路基板の損傷を防止できる。
さらに、前記回路基板は、ガラスエポキシ基板であることが好ましい。
この発明では、ガラスエポキシ基板(以下「ガラエポ基板」と略記する)は優れた剛性を有するので、一対の中空リブがガラエポ基板を挟持する際、シャーシの剛性を向上させることができる。また、ガラエポ基板に限らず、例えば、セラミック基板などの高剛性を有する回路基板であればよい。
本発明の表示装置は、上述の表示装置本体と、上述の表示装置用の筐体と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、表示装置が上述の筐体を備えるので、薄型化が図れるとともに、剛性に優れ回路基板を取付可能な表示装置を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態における表示装置を図面に基づいて説明する。
なお、この本実施形態では、表示装置として液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)を備える液晶テレビやモニタなどの液晶表示装置を例示するが、これに限られず、照明装置などでもよい。
図1は、本実施形態における表示装置を示す斜視図である。図2は、表示装置のシャーシを示す断面図である。
[表示装置の構成]
図1および図2に示すように、本実施形態の表示装置100は、いわゆる薄型の表示装置100であり、図示しない入力端子に入力された画像データを画面表示する装置である。この表示装置100は、筐体200と、表示装置本体としてのLCD300と、LCD300に画像を表示させる表示制御手段310と、などを備えている。なお、図1には、説明の都合上LCDが省略されている。
筐体200は、LCD300と、表示制御手段310などを固定する。
この筐体200は、平面視で略矩形状のシャーシ210と、シャーシ210の長手方向の両端部に嵌合される嵌合部材220と、を備える。
シャーシ210は、例えば、高い放熱性を有するポリカーボネート(PC)などの熱可塑性樹脂にて異形押出により形成されている。
また、シャーシ210は、略平板状のシャーシ本体211と、シャーシ本体211の長手方向の両側縁から立ち上がって形成された立上部212と、を有している。つまり、シャーシ210は、断面が凹状に形成されている。
シャーシ本体211の長手方向の両端部は、平坦な自由端213である。このシャーシ210の自由端213は、シャーシ210を成形する際に熱線膨張による応力を吸収して熱変形を防止する。
立上部212は、電極などの電気ユニットを収納可能な収納凹部212Aを有している。
次に、シャーシ本体211の内部構造などについて説明する。シャーシ本体211は、長手方向に略直交する方向の断面が略対称に形成されているので、図1に示す2つの立上部212のうち左側の立上部212近傍のシャーシ本体211の一部について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、シャーシ本体211は、押出方向である長手方向に沿って一連に形成された複数の第1および第2の中空リブ214A,214Bを有している。
これら第1および第2の中空リブ214A,214Bは、一方の立上部212から他方の立上部212に亘って所定の間隔で形成されており、内部空間の断面は略四角形状である。このため、第1および第2の中空リブ214A,214Bは断面視で略はしご状に形成されている。
また、シャーシ本体211は、図2に示すように、LCD300に略対向する対向面としての反射面211Aと、反射面211Aと反対側である反対面としての化粧面211Bとを有している。反射面211Aおよび化粧面211Bは、平坦に形成されている。
また、反射面211Aと化粧面211Bとの間隔は、5mm以上30mm以下であり、好ましくは、8mm以上20mm以下である。ここで、反射面211Aと化粧面211Bとの間隔が5mm未満であると、表示制御手段310の表示を制御する回路基板410を収納できないおそれがある。また、反射面211Aと化粧面211Bとの間隔が30mmを越えると、シャーシ210および筐体200の薄型化が図れない場合がある。
第1の中空リブ214Aは、隣接して一対ずつ配設されている。これら一対の第1の中空リブは、回路基板410を挟持している。また、一方の第1の中空リブ214Aおよび他方の第1の中空リブ214Aは、それぞれ互いに対向する対向面214A1を有する。これら対向面214A1には、それぞれ回路基板410を係合可能な取付部としての切欠き係合部214A2が形成されている。この切欠き係合部214A2は、シャーシ210の押出方向に沿って一連に形成されている。また、この切欠き係合部214A2は、シャーシ210を押出成形する際に形成される。そして、シャーシ210に回路基板410を取り付ける際には、一対の第1の中空リブ214Aの切欠き係合部214A2に回路基板410を挿入するようにすればよい。ここで、切欠き係合部214A2に回路基板410を挿入する際には、回路が形成された回路面411がシャーシ210の化粧面211Bに対向する状態に収納することが好ましい。
回路基板410としては、例えば、ガラスエポキシ(以下「ガラエポ」と略記する)基板やセラミックス基板などの剛性の高いものが好ましい。また、回路基板410がくし型であれば、第1の中空リブ214Aの長手方向の端部に挿入することにより、回路基板410を固定してもよい。
一方の第1の中空リブ214Aの対向面214A1と他方の第1の中空リブ214Aの対向面214A1との間隔は、10mm以上200mm以下であり、好ましくは、互いの間隔が30mm以上100mm以下である。ここで、第1の中空リブ214Aの互いの間隔は10mm未満であると、成形が困難になる場合がある。一方、第1の中空リブ214Aの互いの間隔は200mmを越えるとシャーシ210の剛性が低下する場合がある。
第1の中空リブ214Aには、第2の中空リブ214Bが隣設されている。第1および第2の中空リブ214A,214Bは、それぞれ互いに対向する対向面214A1,214B1を有している。これら対向面214A1,214B1間の距離は、10mm以上80mm以下であり、好ましくは、30mm以上50mm以下である。ここで、これら対向面214A1,214B1間の距離は10mm未満であると、成形が困難になる場合がある。一方、これら対向面214A1,214B1間の距離は80mmを越えるとシャーシの剛性が低下する場合がある。
また、第2の中空リブ214Bには他の第2の中空リブ214Bが隣設されてもよい。この場合、これら第2の中空リブ214Bは、それぞれ互いに対向する対向面214B1を有している。これら対向面214B1間の距離は、20mm以上300mm以下であり、好ましくは、30mm以上200mm以下である。ここで、これら対向面214B1間の距離は20mm未満であると、成形が困難になる場合がある。一方、これら対向面間の距離は300mmを越えるとシャーシ210の剛性が低下する場合がある。
第1の中空リブ214Aは、一方の立上部212と他方の立上部212との対向方向、すなわち、図2の左右方向の厚さ寸法が第2の中空リブ214Bよりも大きく設定されている。具体的には、第1の中空リブ214Aの厚さ寸法は、1mm以上3mm以下であり、好ましくは、1.5mm以上2.5mm以下である。ここで、第1の中空リブ214Aの厚さ寸法は1mm未満であると、強度、剛性が不足し回路基板410を挟持できない場合があるので好ましくない。一方、第1の中空リブ214Aの厚さ寸法は3mmを超えると、樹脂材料の使用量が増大して、重量及び製造コストが増加する場合がある。
なお、第1の中空リブ214Aにおける、切欠き係合部214A2が設けられていない部分の厚さ寸法は、第2の中空リブ214Bの厚さ寸法と同等にすることも可能である。
第2の中空リブ214Bの厚さ寸法は、0.5mm以上2mm以下であり、好ましくは、0.8mm以上1.5mm以下である。ここで、第2の中空リブ214Bの厚さ寸法は0.5mm未満であると、シャーシ本体211の剛性が低下する場合がある。一方、第2の中空リブ214Bの厚さ寸法は2mmを超えると、樹脂材料の使用量が増大して、製造コストが増加する場合がある。
LCD300は、一方の立上部212の上端部と他方の立上部212の上端部とにより架設されるとともに、2つの嵌合部材220にて固定される。
LCD300とシャーシ本体211の反射面211Aとの間には、表示制御手段310が配設されている。表示制御手段310は、軸方向がシャーシ本体211の長手方向に沿って配設された光源としての冷陰極管光源311(Cold Cathode Fluorescent Lamp:CCFL)と、この光源311の光を反射する反射層312と、互いの立上部212に架設された拡散板313とを有する。
反射層312は、反射面211Aに積層形成されており、シャーシ210の異型押出と同時に、多色成形される。また、シャーシ本体211の化粧面211Bには、化粧層215がシャーシ本体211と一体的に積層形成されている。化粧層215は、シャーシ210の異型押出と同時に、多色成形される。つまり、化粧層215および反射層312は、シャーシ210の異型押出と同時に、多色成形される。
嵌合部材220は、図2に示すように、シャーシ210の長手方向の両端部の形状に対応した溝状の図示しない嵌合部を有しており、この嵌合部にシャーシ本体211および立上部212の長手方向の両端部が嵌合される。嵌合部は、光源311の両端部を支持する光源支持部221を有しており、光源支持部221には、光源311の端部が挿入される光源挿入孔222が形成されている。
そして、筐体200の外周端部には、図2に示すように、外装枠219が取り付けられている。
この外装枠219の立上部212に対向する側面には、取付凸部219Aが突設され、この取付凸部219Aがシャーシ210の立上部212の先端部に形成された取付孔212Bに挿入されることにより、外装枠219がシャーシ210に固定される。
なお、取付凸部219Aの先端部には、図示しない係合爪部が設けられていても良く、外装枠219が立上部212の先端部に図示しないねじにより固定されていても良い。
そして、立上部212および中空リブ214Bには、ねじ孔600がそれぞれ形成され、これらのねじ孔600が略連続する状態で、ねじ孔600にねじ601を螺着させて、シャーシ210に外装枠219を固定する。
この場合、シャーシ210は第2の中空リブ214Bを有し、高い剛性を有しいるので、シャーシ210に外装枠219を強固に固定することができる。
また、外装枠219には、スピーカや電気回路、各種部品を取付可能なタップやリブが設けられていても良い。
[実施形態の効果]
前記したような表示装置100によれば、以下に示す作用効果を奏することができる。
本実施形態の表示装置100に、LCD300の表示領域と反対側の平面に略対向する反射面211Aを有し樹脂材料の異型押出にて押出方向に沿って一連である複数の第1の中空リブ214Aを有する略平板状に成形されたシャーシ210のシャーシ本体211を設け、シャーシ本体211の反射面211Aと反対側の化粧面211B、反射面211Aおよび第1の中空リブ214Aにより、回路基板410を収納する基板収納空間を区画形成し、第1の中空リブ214Aには、回路基板410を取付可能な切欠き係合部214A2を設けた。
このため、回路基板410は、化粧面211B、反射面211A、第2の中空リブ214Aによりシャーシ210の内部に形成された基板収納空間に収納されるので、シャーシ210の外部に回路基板410を取り付ける場合と比較して、光源などの配設自由度を向上させたり、筐体200の薄型化を図ることができる。
また、シャーシ210には、第2の中空リブ214Aが設けられているので、シャーシ210の剛性を確保できる。
さらに、シャーシ210の内部は中空なのでシャーシ210および筐体200の軽量化を図ることができる。
そして、シャーシ210は樹脂材料にて形成されるので、さらにシャーシ210および筐体200の軽量化を図ることができる。
また、互いに隣接する一対の第2の中空リブ214Aを、回路基板410を挟持可能に設けた。
このため、一対の第2の中空リブ214Aは回路基板410を挟持するので安定して回路基板410を固定することができる。
さらに、一対の第1の中空リブ214Aは、それぞれ互いに対向する対向面214B1を有し、これら対向面214A1、214A1間の距離を、回路基板410の大きさに応じて設定した。
このため、様々な大きさの回路基板410に応じて一対の第2の中空リブ214Aを形成することができる。一般的な回路基板410の大きさは、10mm以上200mm以下であるので、一対の第2の中空リブ214Aは、対向面214A1,214A1間の距離が10mm以上200mm以下になる状態に成形することができる。
そして、切欠き係合部214A2を、押出方向に沿って一連であり回路基板410の両端部に係合可能な凹状に形成した。
このため、凹状の切欠き係合部214A2に対応するように金型を設計することにより、シャーシ210を押出成形する際に、容易に切欠き係合部214A2を形成することができる。また、切欠き係合部214A2を凹状にすることにより、回路基板410を取り付ける際には、切欠き係合部214A2に回路基板410を長手方向に沿って挿入することで、取り付けることができる。
また、回路基板410を、回路が形成された回路面411がシャーシ本体211の化粧面211Bに対向する状態に収納した。
このため、回路基板410の回路面411はCCFL311の発熱による影響を受けにくくなるので、回路基板410の損傷を防止できる。
さらに、回路基板410は、ガラエポ基板である。
このため、ガラエポ基板は優れた剛性を有するので、一対の第1の中空リブ214Aがガラエポ基板を挟持する際、シャーシ210の剛性を向上させることができる。
そして、表示装置100に、LCD300と、表示制御手段310と、筐体200と、を設けた。
このため、表示装置100が筐体200を備えるので、薄型化が図れるとともに、剛性に優れ回路基板を取付可能な表示装置を得ることができる。
[実施形態の変形例]
なお、以上に説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的および効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造および形状などは、本発明の目的および効果を達成できる範囲内において、他の構成などとしても問題はない。
図3は、他の実施形態におけるシャーシと外装枠との関係を示す斜視図である。図4は、他の実施形態における表示装置を示す断面図である。
図1では、筐体200の長手方向に沿って、中空リブ214A,214Bが一連に形成されているが、筐体200の長手方向と交差する方向に形成されていてもよい。例えば、中空リブ214A,214Bが筐体200の長手方向と略直交する方向に延びて形成されている場合では、中空リブ214A,214Bの長手方向が鉛直方向となる状態に筐体200を設置する。この場合、シャーシ210は、略鉛直方向に貫通した中空構造を有する状態になる。このような構成では、シャーシ210の下方から外部の空気がシャーシ210内に流入し、シャーシ210の上方からシャーシ210内の暖かい空気が流出する。つまり、シャーシ210内部において自然対流が起こりやすくなるので、ファンなどの冷却装置を設けることなく回路基板410を効率的に冷却することができる。
また、図2は、この外装枠219の取付凸部219Aが立上部212の先端部に形成された取付孔212Bに挿入される構成を示したが、これに限られない。例えば、図3に示すように、外装枠219は上述のような取付凸部219Aを有することなく、立上部212の側面にて固定される構成でもよい。この場合、外装枠219に取付凸部を設ける必要がないので、外装枠219の構成が簡単になり、製造性を向上させることができる。また、図4に示すように、外装枠219は筐体200の背面を覆う背面部219Bを有していても良い。背面部219Bを設けることにより、シャーシ210の化粧面211Bに化粧層を設ける必要がなく、シャーシ210の製造コストを抑えることができる。また、外装枠219の背面部219Bには、空気の流通が可能な図示しない空気流通孔が形成されていてもよい。
本発明は、液晶テレビやモニタなどの表示装置に利用できる。
本実施形態における表示装置を示す斜視図。 表示装置のシャーシを示す断面図。 他の実施形態におけるシャーシと外装枠との関係を示す斜視図。 さらに他の実施形態における表示装置を示す断面図。
符号の説明
100………表示装置
200………筐体
210………シャーシ
211A……対向面としての反射面
211B……反対面としての化粧面
214A……第1の中空リブ
214B……第2の中空リブ
214A2…取付部としての切欠き係合部
300………表示装置本体としての液晶ディスプレイ

Claims (8)

  1. 一平面に画像を表示させる表示領域を有するパネル状の表示装置本体と、この表示装置本体の表示を制御する回路基板とが取り付けられ、前記表示装置本体の前記表示領域を外面に臨ませて前記表示装置本体を収納する表示装置用の筐体であって、
    前記表示装置本体の表示領域と反対側の平面に略対向する対向面を有し樹脂材料の異型押出にて押出方向に沿って一連である複数の中空リブを有する略平板状に成形されたシャーシを備え、
    前記シャーシには、前記対向面と反対側の反対面、前記対向面および前記中空リブにより、前記回路基板を収納する基板収納空間が区画形成され、
    前記中空リブには、前記回路基板を取付可能な取付部が押出方向に一連に設けられた
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  2. 請求項1に記載の表示装置用の筐体であって、
    互いに隣接する一対の前記中空リブは、前記回路基板を挟持可能に設けられた
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  3. 請求項2に記載の表示装置用の筐体であって、
    前記一対の中空リブは、互いの対向方向である厚さ寸法がそれぞれ1mm以上3mm以下に形成されたことを特徴とした表示装置用の筐体。
  4. 請求項2または請求項3に記載の表示装置用の筐体であって、
    前記一対の中空リブは、それぞれ互いに対向する対向面を有し、
    これら対向面間の距離は、前記回路基板の大きさに応じて設定された
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  5. 請求項4に記載の表示装置用の筐体であって、
    前記中空リブの対向面には、前記取付部が配設され、
    前記取付部は、押出方向に沿って一連であり前記回路基板に係合可能な凹状に形成された
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の表示装置用の筐体であって、
    前記回路基板は、回路が形成された回路面が前記シャーシの反対面に対向する状態に収納された
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の表示装置用の筐体であって、
    前記回路基板は、ガラスエポキシ基板である
    ことを特徴とした表示装置用の筐体。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の表示装置本体と、
    請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の表示装置用の筐体と、を備えた
    ことを特徴とした表示装置。
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