JP2946287B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2946287B2 JP2946287B2 JP7164000A JP16400095A JP2946287B2 JP 2946287 B2 JP2946287 B2 JP 2946287B2 JP 7164000 A JP7164000 A JP 7164000A JP 16400095 A JP16400095 A JP 16400095A JP 2946287 B2 JP2946287 B2 JP 2946287B2
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- Liquid Crystal (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶テレビやパーソナ
ルコンピュータ等の表示体として用いられる液晶表示装
置に関するものである。
ルコンピュータ等の表示体として用いられる液晶表示装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
や携帯用テレビなどの表示装置に透過型液晶表示装置が
多く使用されている。これらの液晶表示装置に使用する
面光源装置としては、導光板を表示体の裏面に置き、そ
の導光板の端面に線状光源を配置するエッジライト型バ
ックライト方式と、光源を表示体の裏面に設ける直下型
バックライト方式が知られている。この両者を比較した
場合、直下型は比較的高輝度を得られるが薄型化には適
さず、またエッジライト型は薄さと発光面の輝度均一性
に優れるが高輝度化の面で不利であるということができ
る。ノート型パーソナルコンピュータ等に使用される液
晶表示装置のバックライト方式としては、薄さを優先し
てエッジライト型バックライト方式を採用することが多
い。
や携帯用テレビなどの表示装置に透過型液晶表示装置が
多く使用されている。これらの液晶表示装置に使用する
面光源装置としては、導光板を表示体の裏面に置き、そ
の導光板の端面に線状光源を配置するエッジライト型バ
ックライト方式と、光源を表示体の裏面に設ける直下型
バックライト方式が知られている。この両者を比較した
場合、直下型は比較的高輝度を得られるが薄型化には適
さず、またエッジライト型は薄さと発光面の輝度均一性
に優れるが高輝度化の面で不利であるということができ
る。ノート型パーソナルコンピュータ等に使用される液
晶表示装置のバックライト方式としては、薄さを優先し
てエッジライト型バックライト方式を採用することが多
い。
【０００３】以下に従来の液晶表示装置の構造について
図面を参照しながら説明する。図６はエッジライト型の
バックライトユニットを備えた液晶表示装置を示す断面
図である。図６において、１は液晶パネル、２は光源、
導光板、反射シート等からなるバックライトユニット、
３はバックライトユニット２を所定の位置に保持する筺
体、４はフレーム、５はバックライトユニット２を支
持、固定するために筺体３に裏面からねじ等で固定され
るバックライト固定板である。
図面を参照しながら説明する。図６はエッジライト型の
バックライトユニットを備えた液晶表示装置を示す断面
図である。図６において、１は液晶パネル、２は光源、
導光板、反射シート等からなるバックライトユニット、
３はバックライトユニット２を所定の位置に保持する筺
体、４はフレーム、５はバックライトユニット２を支
持、固定するために筺体３に裏面からねじ等で固定され
るバックライト固定板である。
【０００４】また、図７は液晶表示装置に使用するバッ
クライトユニットの構成を示す部分断面図である。図７
において、６は光を伝達する平板状の透明な導光板、７
は導光板６の４辺のうちの１辺に近接して設けられた線
状光源、８は線状光源７から発せられた光を導光板６の
端面に集めて中へ導く反射板、９は、導光板６の裏面に
配置され、導光板６の裏面から外へ出る光を再度導光板
６の中へ戻し出射面から出る照明光を増大させる反射シ
ート、10は導光板６の出射面の側に照明光を分散し均等
にするために設置される拡散シートである。
クライトユニットの構成を示す部分断面図である。図７
において、６は光を伝達する平板状の透明な導光板、７
は導光板６の４辺のうちの１辺に近接して設けられた線
状光源、８は線状光源７から発せられた光を導光板６の
端面に集めて中へ導く反射板、９は、導光板６の裏面に
配置され、導光板６の裏面から外へ出る光を再度導光板
６の中へ戻し出射面から出る照明光を増大させる反射シ
ート、10は導光板６の出射面の側に照明光を分散し均等
にするために設置される拡散シートである。
【０００５】以上のように構成されたバックライトユニ
ット２は、バックライト固定板５により筺体３にねじ止
め等の方法で固定されている。あるいは、導光板６を直
接筺体３にねじ止めする場合もある。
ット２は、バックライト固定板５により筺体３にねじ止
め等の方法で固定されている。あるいは、導光板６を直
接筺体３にねじ止めする場合もある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の液晶表示装置では、バックライトユニットを
固定するための固定板と、固定板を筺体に取り付けるた
めのねじ等の手段が必要になり、液晶モジュールの小型
化、軽量化を妨げるという課題があった。
うな構成の液晶表示装置では、バックライトユニットを
固定するための固定板と、固定板を筺体に取り付けるた
めのねじ等の手段が必要になり、液晶モジュールの小型
化、軽量化を妨げるという課題があった。
【０００７】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ものであり、他の部材を一切使用することなく導光板を
筺体に取り付けることができ、全体を薄型，軽量化した
液晶表示装置を提供することを目的とする。
ものであり、他の部材を一切使用することなく導光板を
筺体に取り付けることができ、全体を薄型，軽量化した
液晶表示装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも液晶表示パネルと、液晶表示
パネルを保持する筺体と、液晶表示パネルの背面に配置
されたエッジライト型バックライト方式の導光板とを備
えた液晶表示装置において、筐体は、導光板の線状光源
が配置される側の第１の端面とは反対側の第２の端面を
挾み込む断面が略コの字形の凹溝と、導光板の少なくと
も片側の側面に形設した凸部と係合する略Ｌ字形の切欠
部とを有することを特徴とする。
に、本発明は、少なくとも液晶表示パネルと、液晶表示
パネルを保持する筺体と、液晶表示パネルの背面に配置
されたエッジライト型バックライト方式の導光板とを備
えた液晶表示装置において、筐体は、導光板の線状光源
が配置される側の第１の端面とは反対側の第２の端面を
挾み込む断面が略コの字形の凹溝と、導光板の少なくと
も片側の側面に形設した凸部と係合する略Ｌ字形の切欠
部とを有することを特徴とする。
【０００９】また、導光板の少なくとも片側の側面に形
設した凸部は、前記導光板の厚み方向において、中央部
より片側に寄って形成されていることを特徴とする。
設した凸部は、前記導光板の厚み方向において、中央部
より片側に寄って形成されていることを特徴とする。
【００１０】また、筐体は、導光板の第２の端面が凹溝
へ挿入された状態で、導光板の第１の端面を押さえる離
脱防止用の突起を有することを特徴とする。
へ挿入された状態で、導光板の第１の端面を押さえる離
脱防止用の突起を有することを特徴とする。
【００１１】また、導光板は、第１の端面が厚く、第２
の端面が薄いくさび型に形成されている構成としたもの
である。
の端面が薄いくさび型に形成されている構成としたもの
である。
【００１２】
【作用】前記構成によれば、導光板の凸部と略Ｌ字形の
切欠部を係合させてスライドし、導光板の第２の端面を
略コの字形の凹溝に挿入して、導光板を筐体に装着す
る。
切欠部を係合させてスライドし、導光板の第２の端面を
略コの字形の凹溝に挿入して、導光板を筐体に装着す
る。
【００１３】また、導光板の側面の凸部を厚み方向にお
いて、中央部より片側に寄って形成し、導光板の誤装着
を防止する。
いて、中央部より片側に寄って形成し、導光板の誤装着
を防止する。
【００１４】また、導光板の第２の端面を凹溝へ挿入し
筐体に装着する際に、第１の端面を押さえる突起を筐体
または導光板を弾性変形させて退避し、装着後に変形が
戻ることで突起により導光板の離脱の防止を行う。
筐体に装着する際に、第１の端面を押さえる突起を筐体
または導光板を弾性変形させて退避し、装着後に変形が
戻ることで突起により導光板の離脱の防止を行う。
【００１５】また、導光板を第１の端面が厚く、第２の
端面が薄いくさび型に形成することで薄型，軽量化でき
る。
端面が薄いくさび型に形成することで薄型，軽量化でき
る。
【００１６】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における液
晶表示装置の構成を示す断面図である。また、従来例の
図６，図７で説明した同一部材には同一符号を付し、以
下の各図においても同様とする。
しながら説明する。図１は本発明の一実施例における液
晶表示装置の構成を示す断面図である。また、従来例の
図６，図７で説明した同一部材には同一符号を付し、以
下の各図においても同様とする。
【００１７】図１において、１は液晶パネル、２はバッ
クライトユニット、３は筺体、３aは筐体３に設けた突
起、３bは凹溝、４はフレーム、６は導光板、６aは導光
板６の線状光源７からの光が入光する第１の端面、６b
は導光板６の第１の端面６aの反対側の端部の第２の端
面、６cは導光板の両側面にそれぞれ設けた凸部、７は
線状光源、８は反射板、９は反射シート、10は拡散シー
ト、11は、液晶パネル１と同一平面上で、液晶パネル１
の外縁に設けられた電極に接続されているテープキャリ
ヤパッケージ(以下、ＴＣＰという)、12はＴＣＰ11上に
実装されている液晶パネル駆動用ＬＳＩ、13はＴＣＰ11
に接続されている信号供給用のプリント板である。
クライトユニット、３は筺体、３aは筐体３に設けた突
起、３bは凹溝、４はフレーム、６は導光板、６aは導光
板６の線状光源７からの光が入光する第１の端面、６b
は導光板６の第１の端面６aの反対側の端部の第２の端
面、６cは導光板の両側面にそれぞれ設けた凸部、７は
線状光源、８は反射板、９は反射シート、10は拡散シー
ト、11は、液晶パネル１と同一平面上で、液晶パネル１
の外縁に設けられた電極に接続されているテープキャリ
ヤパッケージ(以下、ＴＣＰという)、12はＴＣＰ11上に
実装されている液晶パネル駆動用ＬＳＩ、13はＴＣＰ11
に接続されている信号供給用のプリント板である。
【００１８】以上のような構成の液晶表示装置における
バックライトユニット２は、筺体３を介して液晶パネル
１の裏側に設置されエッジライト型バックライト方式を
採用している。さらに、光を伝達する平板上の透明な導
光板６と、この導光板６の一辺に沿って設けられた冷陰
極管等の線状光源７と、線状光源７から発せられた光を
導光板６の端面に集めて中へ導く反射板８が配置されて
いる。また、導光板６の裏面側には反射シート９が配置
されており、導光板６の裏面から外へ出る光を再度導光
板６の中へ戻し、液晶パネル１側へ出射する照明光を増
大させる役割を持たせている。また、導光板６の表面側
にはバックライトの照明光の集光および分散の均一化を
図るために拡散シート10が設置されている。
バックライトユニット２は、筺体３を介して液晶パネル
１の裏側に設置されエッジライト型バックライト方式を
採用している。さらに、光を伝達する平板上の透明な導
光板６と、この導光板６の一辺に沿って設けられた冷陰
極管等の線状光源７と、線状光源７から発せられた光を
導光板６の端面に集めて中へ導く反射板８が配置されて
いる。また、導光板６の裏面側には反射シート９が配置
されており、導光板６の裏面から外へ出る光を再度導光
板６の中へ戻し、液晶パネル１側へ出射する照明光を増
大させる役割を持たせている。また、導光板６の表面側
にはバックライトの照明光の集光および分散の均一化を
図るために拡散シート10が設置されている。
【００１９】図１に示すように、導光板６の線状光源７
が位置する側の筺体３には突起３aが設けられており導
光板６の離脱を規制する役目を果たしている。また、導
光板６は軽量化のため線状光源７側となる第１の端面６
aの厚みが厚く、その反対側である第２の端面６bが薄い
くさび型形状を有している。この導光板６の第２の端面
６bの部分と嵌合するように、筺体３には断面がコの字
形をした凹溝３bが形成されている。また、導光板６の
側面の凸部６cは、両側面に１箇所ずつ計２箇所に設け
られ、筐体３の側面に設けられた略Ｌ字形の切欠部３c
(図２参照)と嵌合するように、導光板６の厚み方向にお
いて、中央部より片側に寄って設けられている。以上の
ように、筐体３に導光板６を挾み込む構成をとるため全
体としての剛性を向上させ、さらに導光板６の側面の凸
部６cは導光板６の厚み方向において、中央部より片側
に寄って設られているため組み込み方向の上下、左右の
誤挿入を防ぐことができる。
が位置する側の筺体３には突起３aが設けられており導
光板６の離脱を規制する役目を果たしている。また、導
光板６は軽量化のため線状光源７側となる第１の端面６
aの厚みが厚く、その反対側である第２の端面６bが薄い
くさび型形状を有している。この導光板６の第２の端面
６bの部分と嵌合するように、筺体３には断面がコの字
形をした凹溝３bが形成されている。また、導光板６の
側面の凸部６cは、両側面に１箇所ずつ計２箇所に設け
られ、筐体３の側面に設けられた略Ｌ字形の切欠部３c
(図２参照)と嵌合するように、導光板６の厚み方向にお
いて、中央部より片側に寄って設けられている。以上の
ように、筐体３に導光板６を挾み込む構成をとるため全
体としての剛性を向上させ、さらに導光板６の側面の凸
部６cは導光板６の厚み方向において、中央部より片側
に寄って設られているため組み込み方向の上下、左右の
誤挿入を防ぐことができる。
【００２０】次に、図２は本実施例における筺体および
導光板の形状を部分的に拡大して裏面側を図示した拡大
斜視図である。図２において、３cは筐体３に設けた凸
部６cと嵌合する略Ｌ字形に形成された切欠部である。
また、図３は本実施例における筺体および導光板の組立
方法を示した図である。図４は本実施例における筺体お
よび導光板が組み上がった状態を示した図である。図５
は本実施例における筺体および導光板の形状の１例を部
分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図で、３dは
切欠部、６dは凸部である。
導光板の形状を部分的に拡大して裏面側を図示した拡大
斜視図である。図２において、３cは筐体３に設けた凸
部６cと嵌合する略Ｌ字形に形成された切欠部である。
また、図３は本実施例における筺体および導光板の組立
方法を示した図である。図４は本実施例における筺体お
よび導光板が組み上がった状態を示した図である。図５
は本実施例における筺体および導光板の形状の１例を部
分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図で、３dは
切欠部、６dは凸部である。
【００２１】本実施例の筺体３へ導光板６を装着する手
順について図２，図３および図４により以下に説明す
る。筺体３と導光板６を部分的に拡大して裏側から見た
図２に示すように、導光板６の凸部６cを筺体３に設け
られた切欠部３cの開口部へ裏側から落とし込む。この
時、図３に示すように矢印Ａの方向に導光板６を筺体３
の突起３aに当てて筺体３を押圧し部分的に矢印Ｂの方
向に弾性変形させる。ここで、筺体３は薄肉の樹脂材料
で成形されており、一定の範囲で容易に曲げ弾性による
変形をさせることが可能である。また、導光板６も樹脂
材料で成形されており、筺体３と同様に比較的容易に曲
げ弾性による変形をさせることが可能である。
順について図２，図３および図４により以下に説明す
る。筺体３と導光板６を部分的に拡大して裏側から見た
図２に示すように、導光板６の凸部６cを筺体３に設け
られた切欠部３cの開口部へ裏側から落とし込む。この
時、図３に示すように矢印Ａの方向に導光板６を筺体３
の突起３aに当てて筺体３を押圧し部分的に矢印Ｂの方
向に弾性変形させる。ここで、筺体３は薄肉の樹脂材料
で成形されており、一定の範囲で容易に曲げ弾性による
変形をさせることが可能である。また、導光板６も樹脂
材料で成形されており、筺体３と同様に比較的容易に曲
げ弾性による変形をさせることが可能である。
【００２２】続いて、導光板６を矢印Ｃの方向へスライ
ドさせることにより導光板６の第２の端面６bを筺体３
のコの字形の凹溝３bへ挿入する。それと同時に導光板
６の両側面の凸部６cは筺体３の切欠部３cをスライドし
嵌合され、さらに導光板６の第１の端面６aが筺体３の
突起３aの内側に完全に入り込み、弾性変形していた筺
体３が元の状態に復帰することにより、図４に示すよう
に導光板６が筺体３に装着され固定される。
ドさせることにより導光板６の第２の端面６bを筺体３
のコの字形の凹溝３bへ挿入する。それと同時に導光板
６の両側面の凸部６cは筺体３の切欠部３cをスライドし
嵌合され、さらに導光板６の第１の端面６aが筺体３の
突起３aの内側に完全に入り込み、弾性変形していた筺
体３が元の状態に復帰することにより、図４に示すよう
に導光板６が筺体３に装着され固定される。
【００２３】また、筺体３の突起３aの高さは組み立て
時の筐体３の変形量を少なくするために、導光板６が筺
体３に組み込まれた後、導光板６の離脱を規制するため
の必要最小限の高さでよく、導光板６の厚みの半分程度
でもかまわない。
時の筐体３の変形量を少なくするために、導光板６が筺
体３に組み込まれた後、導光板６の離脱を規制するため
の必要最小限の高さでよく、導光板６の厚みの半分程度
でもかまわない。
【００２４】最後に、図１に示しすように線状光源７、
反射板８等を取り付け、さらに予めプリント板13および
ＴＣＰ11を接続した液晶パネル１を筺体３の上に載せ、
フレーム４を取り付けて液晶表示装置を完成させる。
反射板８等を取り付け、さらに予めプリント板13および
ＴＣＰ11を接続した液晶パネル１を筺体３の上に載せ、
フレーム４を取り付けて液晶表示装置を完成させる。
【００２５】なお、前記実施例では、切欠部３cと凸部
６cを筐体３と導光板６の両側面の２箇所に設けたが必
ずしも２箇所である必要はなく、導光板６が確実に固定
されるように必要に応じて設ければよい。また、図５に
示すように筺体３の切欠部３ｄをスリット状に設け、導
光板６の凸部６ｄもそれに応じて設ければ、わずかなス
ライド量でも確実な固定を行うことが可能である。また
前記の場合においても、切欠部３dと凸部６dの数は任意
である。
６cを筐体３と導光板６の両側面の２箇所に設けたが必
ずしも２箇所である必要はなく、導光板６が確実に固定
されるように必要に応じて設ければよい。また、図５に
示すように筺体３の切欠部３ｄをスリット状に設け、導
光板６の凸部６ｄもそれに応じて設ければ、わずかなス
ライド量でも確実な固定を行うことが可能である。また
前記の場合においても、切欠部３dと凸部６dの数は任意
である。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導光板の凸部と略Ｌ字形の切欠部を係合させてスライド
し、導光板の第２の端面を略コの字形の凹溝に挿入し
て、導光板を筐体に装着することにより、筺体に導光板
を挟み込むため、筺体単体としての剛性は低くとも導光
板を組み込むことで全体としての剛性を大幅に向上させ
ることができる。
導光板の凸部と略Ｌ字形の切欠部を係合させてスライド
し、導光板の第２の端面を略コの字形の凹溝に挿入し
て、導光板を筐体に装着することにより、筺体に導光板
を挟み込むため、筺体単体としての剛性は低くとも導光
板を組み込むことで全体としての剛性を大幅に向上させ
ることができる。
【００２７】また、導光板の凸部を厚み方向の位置をず
らして設けることで、組み込み方向の誤挿入を防ぎ組立
て効率および安定性を向上させることができる。
らして設けることで、組み込み方向の誤挿入を防ぎ組立
て効率および安定性を向上させることができる。
【００２８】また、導光板を筐体に装着する際に、第１
の端面を押さえる突起を筐体または導光板を弾性変形さ
せて退避させることで、特別な部材を使うことなく導光
板を筐体に組み立て、取り外しが可能となり、液晶表示
モジュールの組立簡易化、保守性を向上させることがで
きる。
の端面を押さえる突起を筐体または導光板を弾性変形さ
せて退避させることで、特別な部材を使うことなく導光
板を筐体に組み立て、取り外しが可能となり、液晶表示
モジュールの組立簡易化、保守性を向上させることがで
きる。
【００２９】また、導光板を第１の端面が厚く、第２の
端面が薄いくさび型に形成することで、さらに軽量化、
薄型化、低コスト化を実現することができるという効果
を奏する。
端面が薄いくさび型に形成することで、さらに軽量化、
薄型化、低コスト化を実現することができるという効果
を奏する。
【図１】本発明の一実施例における液晶表示装置の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図２】本実施例における筺体および導光板の形状を部
分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図である
分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図である
【図３】本実施例における筺体および導光板の組立方法
を示した図である。
を示した図である。
【図４】本実施例における筺体および導光板が組み上が
った状態を示した図である。
った状態を示した図である。
【図５】本実施例における筺体および導光板の形状の１
例を部分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図であ
る。
例を部分的に拡大して裏面側を図示した拡大斜視図であ
る。
【図６】従来のエッジライト型のバックライトユニット
を備えた液晶表示装置を示す断面図である。
を備えた液晶表示装置を示す断面図である。
【図７】従来の液晶表示装置に使用するバックライトユ
ニットの構成を示す部分断面図である。
ニットの構成を示す部分断面図である。
１…液晶パネル、 ２…バックライトユニット、 ３…
筺体、 ３a…突起、３b…凹溝、 ３c，３d…切欠部、
４…フレーム、 ６…導光板、 ６a…第１の端面、
６b…第２の端面、 ６c，６d…凸部、 ７…線状光
源、 ８…反射板、 ９…反射シート、 10…拡散シー
ト、 11…テープキャリヤパッケージ(ＴＣＰ)、 12…
駆動用ＬＳＩ、 13…プリント板。
筺体、 ３a…突起、３b…凹溝、 ３c，３d…切欠部、
４…フレーム、 ６…導光板、 ６a…第１の端面、
６b…第２の端面、 ６c，６d…凸部、 ７…線状光
源、 ８…反射板、 ９…反射シート、 10…拡散シー
ト、 11…テープキャリヤパッケージ(ＴＣＰ)、 12…
駆動用ＬＳＩ、 13…プリント板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高橋 弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平９−152577（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−173979（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G02F 1/1335 530 G02B 6/00 G09F 9/00 336 G09F 9/00 350 G02B 7/00
Claims (5)
- 【請求項１】 少なくとも液晶表示パネルと、該液晶表
示パネルを保持する筐体と、前記液晶表示パネルの背面
に配置されたエッジライト型バックライト方式の導光板
とを備えた液晶表示装置において、前記筐体は、前記導
光板の線状光源が配置される側の第１の端面とは反対側
の第２の端面を挟み込む断面が略コの字形の凹溝と、前
記導光板の少なくとも片側の側面に形設した凸部と係合
する略Ｌ字形の切欠部とを有し、前記導光板の凸部と略
Ｌ字形の前記切欠部を係合かつスライドさせて前記第２
の端面を略コの字形の前記凹溝に挿入し、前記導光板を
前記筐体に装着することを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記筐体は、前記導光板の両側面にそれ
ぞれ形設した凸部と係合する略Ｌ字形の切欠部とを有す
ることを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 前記導光板の両側面にそれぞれ形設した
前記凸部は、前記導光板の厚み方向において、中央部よ
り片側に寄って形成されていることを特徴とする請求項
１または２記載の液晶表示装置。 - 【請求項４】 前記筐体は、前記導光板の第２の端面が
凹溝へ挿入された状態で、前記導光板の第１の端面を押
さえる離脱防止用の突起を有し、前記導光板を前記筐体
に装着する際は、前記筐体または前記導光板を弾性変形
させて前記突起を退避させるようにすることを特徴とす
る請求項１，２または３記載の液晶表示装置。 - 【請求項５】 前記導光板は、第１の端面が厚く、第２
の端面が薄いくさび型に形成されていることを特徴とす
る請求項１，２，３または４記載の液晶表示装置。
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| JP7164000A JP2946287B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP7164000A JP2946287B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 液晶表示装置 |
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ID=15784860
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| JP7164000A Expired - Fee Related JP2946287B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 液晶表示装置 |
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- 1995-06-29 JP JP7164000A patent/JP2946287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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